編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年10月16日に発売された待望の新作「ポケモンレジェンズ Z-A(ポケモンZA)」で、どうやって効率よく色違いポケモンを厳選すればいいか、その方法をまとめて知りたいと思っているはずです。 ネットやYouTubeには様々な情報が溢れていますが、「結局どの方法が一番いいの?」「ZAの新仕様がよくわからない」と悩んでいませんか。
この記事を読み終える頃には、ポケモンZAにおける色違い厳選の基本から、ベンチ放置を使った自動化、特定のポケモンの具体的な厳選手順まで、あなたの疑問がすべて解決しているはずです。
- ポケモンZAの色違い確率と新リポップ仕様
- 失敗しないためのセーブ&バックアップ活用術
- ベンチ放置やFTを使った効率的な厳選方法
- 人気ポケモンの具体的な厳選スポットと手順
それでは解説していきます。
ポケモンZA色違い厳選の基本|確率と新仕様を理解しよう
まずは、色違い厳選を始める前に絶対に知っておきたい「基本のキ」からおさらいします。 確率論の話にはなりますが、ここを理解しているかどうかで、厳選のモチベーションが大きく変わってきますよ。
ポケモンZAの舞台と色違いの魅力
ご存知の通り、ポケモンZAの舞台は「ミアレシティ」。 カロス地方の中心にそびえ立つあの美しい都市が、再開発プロジェクトによってどう姿を変えるのか、発売前から話題でしたね。 レジェンズアルセウス(ヒスイ地方)の広大なフィールドとは異なり、都市開発が進むエリアを探索するという、また新しいポケモンの世界が広がっています。
そして、ポケモンといえばやはり「色違い」の存在。 通常色とは異なるレアなカラーリングのポケモンは、いつの時代もトレーナーの憧れです。 今作ZAでは、待望の「メガシンカ」が復活しました。 メガシンカすることで、さらにド派手でかっこいい姿になる色違いポケモンも多く、厳選のモチベーションは過去最高と言っても過言ではありません。
基本の色違い出現確率(1/4096)
ポケモンZAにおける色違いの基本出現確率は、これまでのシリーズと同様「1/4096」です。 これは、野生のポケモンと遭遇した際、4096回に1回の確率で色違いが出現するという意味です。
数字だけ見ると途方もないように感じますが、安心してください。 この確率を引き上げる方法が、今作にもちゃんと用意されています。
「光るお守り」の効果と入手難易度
その確率を劇的に引き上げるアイテムが、おなじみの「光るお守り」です。 ポケモンZAでも、この光るお守りを入手することで、色違いの出現確率が約4倍の「1/1024」まで跳ね上がります。
おみじリサーチ50レベルとは?
光るお守りの入手条件は、「おみじリサーチを50レベルまで上げること」です。 「おみじリサーチ」とは、今作におけるポケモン図鑑の達成度のようなもの。 レジェンズアルセウスの「研究レベル10」に近いシステムだと考えてください。 全てのポケモンのリサーチレベルを一定以上(おそらく全ポケモンリサーチレベル10)にすることで、おみじリサーチの総合レベルが50に到達し、報酬として光るお守りがもらえます。
光おまは必須?(結論:なくても厳選可能)
ここでよく聞かれるのが、「光るお守りって必須ですか?」という質問です。 僕の答えは、「必須ではないが、あると効率が段違い」です。
光るお守りの入手ハードルは、正直言って「めちゃくちゃ高い」です。 全てのポケモンを捕まえ、さらに特定のタスクをこなす必要があるため、ストーリーをクリアしてからでも数十時間はかかるでしょう。 そのため、「お気に入りのポケモン数匹の色違いが欲しい」という程度であれば、光るお守りがなくても厳選を始めてしまって問題ありません。
特に今作は、後述する「ベンチ放置」など、効率的な厳選方法が確立されています。 「色違い図鑑をコンプリートしたい」「数十匹単位で色違いが欲しい」というヘビーな方以外は、光るお守りがないからといって諦める必要はまったくないですよ。
化石ポケモンの色違いについて
ちなみに、今作でもカセキから復元するポケモン(化石ポケモン)がいますが、これらの色違いを厳選する場合、光るお守りの効果は適用されないようです。 これは過去作からの仕様を引き継いでいますね。 化石ポケモンの厳選は、リセットを繰り返す根気のいる作業になります。
最重要!ポケモンZAの色違いリポップ仕様と捕獲の注意点
ここが今作の厳選で最も重要なポイントです。 レジェンズアルセウスやスカーレット・バイオレット(SV)とは異なる、ZA独自の仕様をしっかり理解しましょう。 これを知らないと、せっかく出会えた色違いを逃してしまうかもしれません。
色違いは消えない?ZAの「保持」仕様
ポケモンZAには、驚くべき新仕様が搭載されています。 それは、「一度出現した色違いポケモンは、プレイヤーが倒したり、捕まえたり、あるいは逃げられたりしない限り、その場からいなくならない」というものです。
どういうことかというと、
- 色違いが出現した場所から離れて、別のエリアに移動してもOK
- ゲームをセーブして終了し、再起動してもOK
- ストーリーを進めてもOK
- 天候や時間が変わっても(一部例外あり)OK
これらの行動をとっても、色違いポケモンは「最後に出現した場所」に残り続けます。 SVのように、デスポーン(消滅)を恐れて焦る必要がなくなったのは、非常に大きな進化ですね。
注意!リポップの例外と上限(10匹)
ただし、この「保持」仕様にはいくつかの注意点があります。
まず、マップ上で保持される色違いポケモンは「最大10匹」までという上限があります。 もし10匹の色違いを捕まえずに放置したまま、11匹目の色違いが出現した場合、最も古い(=最初に出現した)1匹目の色違いがマップから消えてしまいます。 放置厳選をする際は、定期的にマップを確認し、色違いが溜まっていないかチェックする癖をつけましょう。
天候・時間変化による「逃げられた」判定
もう一つの注意点が、天候や時間帯によって出現するポケモンです。 例えば、「雨限定」で出現するヌメラの色違いが出現したとします。 その後、天候が「晴れ」に変わると、ヌメラは出現条件を満たさなくなるため、一時的にその場から姿を消します。 この時点ではまだ大丈夫。 再度天候が「雨」になれば、色違いヌメラは同じ場所に「再出現(リポップ)」します。
問題は、「天候や時間が切り替わる瞬間」です。 色違いヌメラとプレイヤーが対峙している(目の前にいる)状態で天候が晴れに変わったり、朝と夜が切り替わったりすると、システム側が「逃げられた」と判定してしまい、その色違いが二度と再出現しなくなるケースが報告されています。 これはバグなのか仕様なのか、現時点では不明です。
対策としては、天候や時間帯が限定されるポケモンの色違いを見つけたら、切り替わりのタイミングを避け、速やかに捕獲準備(セーブ)に入ることです。
失敗しない!色違いポケモンの確実な捕まえ方
夢にまで見た色違いが出現! しかし、焦ってボールを投げて逃げられたり、間違って倒してしまったり……そんな悲劇は絶対に避けたいですよね。 ここで、色違いを確実にゲットするための手順を解説します。
セーブとオートセーブの罠
色違いポケモンを見つけたら、まずやることは一つ。 「その場でセーブ」です。 レポートを書く癖をつけましょう。 もし捕獲に失敗しても、ゲームを再起動すれば色違いと出会った直後の状態からやり直せます。
ただし、ZAには「オートセーブ」機能があります。 もし色違いの捕獲に失敗した後、うっかり別のポケモンを捕まえたり、アイテムを拾ったりしてしまうと、その時点でオートセーブが入り、データが上書きされてしまいます。 こうなると、セーブ&リセットでは戻れません。
最強の保険「バックアップ」活用術 (上+X+B)
そこで活用したいのが「バックアップデータ」です。 オートセーブとは別に、特定のタイミングで自動作成される隠しセーブデータのことです。
色違いポケモンを見つけたら、まずは焦らずに最寄りの「ポケモンセンター」へ向かい、ジョーイさんに話しかけてください。 この「ジョーイさんに話しかける」という行動で、最新のバックアップデータが作成されます。
バックアップさえ作っておけば、
- 色違いの捕獲に挑戦
- 失敗!
- しかも、オートセーブが作動してしまった! という最悪の状況でも、慌てる必要はありません。 ゲームを終了し、タイトル画面で「十字キーの上 + Xボタン + Bボタン」を同時に押してください。 これでバックアップデータからゲームを再開でき、色違いと出会う前の状態(ポケモンセンターにいる状態)からやり直せます。
この「色違い発見 → ポケセンでバックアップ → 捕獲チャレンジ」の流れは、絶対に覚えておきましょう。
朗報!色違いは捕獲率が3倍
これは嬉しい隠し仕様ですが、今作ZAでは、色違いポケモンの捕獲率が通常個体に比べて「3倍」に設定されているようです。 体感でも、かなり捕まりやすくなっていると感じます。
とはいえ、伝説のポケモンや一部のレアポケモンは、3倍になっても100%捕まるわけではありません。 油断せず、セーブとバックアップは徹底しましょう。
色違い厳選の効率を上げる準備と豆知識
さて、基礎知識を学んだところで、次は具体的な厳選テクニックの紹介…の前に、厳選効率をさらに上げるための準備や、気になる豆知識に触れておきます。
連射コントローラーはあった方が良い?
結論から言うと、「ベンチ放置厳選」をやるなら「あった方が圧倒的に楽」です。 僕は任天堂のライセンス商品であるHORI(ホリ)のコントローラーを使っています。 これはAボタンを自動で連打してくれる機能がついているため、ベンチで時間を経過させる作業を完全に自動化できます。 輪ゴムや洗濯バサミでスティックを固定すれば、キャラクターの移動も自動化でき、テレビを見ながら、あるいは寝ている間に厳選を進めることも可能です。
もちろん、なくても手動で厳選は可能です。 しかし、数時間、数十時間と厳選を続けるなら、腱鞘炎予防のためにも投資する価値は十分にあると思います。
Switchの世代(初代 vs 2)で差は出る?
今作はNintendo Switch 2(仮)との同時発売も噂されていましたが、結果的に現行のSwitch(初代、Lite、有機ELモデル)での発売となりました。 (※編集注:このレビューはSwitch 2発売後の世界線を想定していますが、Switch 2を持っていないプレイヤーへの配慮として、初代Switchでの動作に言及します)
ここで注意したいのが、Switchのモデルによる性能差です。 もしあなたがSwitch 2でプレイしている場合、初代Switchのプレイヤーよりもポケモンの「描画範囲(読み込み範囲)」が広くなっています。 これにより、おまけで狙える(同時厳選できる)ポケモンの範囲に差が出ることがあります。
ただし、本命のターゲットポケモン(ヒトカゲやダンバルなど)は、どのモデルのSwitchでも問題なく出現するので安心してください。 あくまで、「ついでに光るかもしれない」ポケモンの範囲が少し変わる、という程度の影響です。
大量発生や国際孵化は?(今後の可能性)
レジェンズアルセウスやSVでは、色違い厳選の最高効率といえば「大量発生」でした。 特定のポケモンの出現率が上がり、さらに色違い確率もアップするというシステムです。
現時点(発売直後)のポケモンZAでは、この「大量発生」の明確なシステムは確認されていません。 しかし、ミアレシティの再開発が進むにつれて、特定のエリアでポケモンが一時的に増える「局所的発生」のようなイベントが起こる可能性は十分にあります。 今後のアップデートや解析で、新たな効率厳選が見つかるかもしれませんね。
また、レジェンズアルセウスでは廃止された「タマゴ」と「孵化」ですが、今作ZAでも今のところタマゴシステムは見当たりません。 もし今後、育て屋やピクニックのような機能が追加されれば、異なる国籍のポケモンで色違い確率を上げる「国際孵化」も選択肢になりますが、現状はフィールドでの厳選がメインとなります。
色オヤブン(親分)は狙える?確率は?
レジェンズアルセウスでトレーナーを熱狂させた「オヤブン個体」。 通常より体が大きく、強力な技を覚えている特別なポケモンです。 今作ZAでも、フィールドの特定の場所や、ランダムで「オヤブン個体」が出現します。
もちろん、このオヤブン個体も色違いが出現します! 「色オヤブン」の迫力は凄まじく、まさにロマンの塊です。
気になる色オヤブンの確率ですが、残念ながらオヤブンだからといって色違い確率が上がるわけではなく、通常個体と同じ「1/4096」(光おまありで1/1024)です。 しかし、後述する厳選方法の中には、この「色オヤブン」を同時に狙えるスポットが多数存在します。 どうせ厳選するなら、通常個体とオヤブンの両方を視野に入れてみましょう。
【放置・自動化】おすすめ色違い厳選方法(ベンチ休憩)
お待たせしました。 ここからは、具体的なポケモンの厳選方法を解説していきます。 まずは、連射コントローラーがあると非常に効率が上がる「ベンチ放置厳選」のスポットからです。
これは、特定のベンチで「休憩する」(時間を経過させる)を繰り返すことで、周囲のポケモンを強制的にリポップ(再抽選)させる方法です。
ミニリュウ & イーブイ(ポケモンセンターローズ)
- ミニリュウ: ピンク色に変化。カイリューになると緑色になりますが、メガシンカ(メガカイリュー)すると鮮やかな青色に。
- イーブイ: 全身が美しい白色(プラチナカラー)に。進化先も多いため非常に人気です。
厳選場所への行き方
- 「ポケモンセンターローズ」にファストトラベル(FT)します。
- 近くにあるエレベーターで屋上に上がります。
- 屋上から正面の建物に向かって、ロトムグライドで飛び移ります。
- 飛び移った先の屋上にある「はしご」を登ります。
- はしごを登った先に「雲の巣の橋」があるので、攻撃して渡ります。
- 渡った先にポツンとあるベンチが厳選スポットです。
厳選方法とイーブイの条件(昼・晴れ)
このベンチでひたすら休憩(Aボタン連打)を繰り返します。 ミニリュウはベンチから見える範囲に出現します。
同時に狙えるイーブイは、反対側(来た方向)の建物の屋上に出現します。 ただし、イーブイは「昼」かつ「晴れ」限定での出現です。 ミニリュウだけを狙うなら時間を問いませんが、イーブイも同時に厳選したい場合は、時間帯を昼に固定(ベンチで昼まで休むを選択)し、晴れるのを待つ必要があります。
同時厳選ターゲット
この場所では他にもフラベベ、エモンガなどが同時に光る可能性があります。 また、イーブイが出現する建物の近くでは、夜限定でゴースの色違い厳選も可能です。
フォッコ(18番ワールドゾーン)
- フォッコ: 通常の黄色がグレーに変化。マホクシーになるとグレーと紫の妖艶なカラーリングになります。
厳選場所への行き方(アスレチック)
- 「18番ワールドゾーン」にFTします。
- FTしたら、すぐに左に曲がります。
- 道なりに進むと「親分ミミロップ」がいる場所に出るので、ここはスルーして18番ワールドゾーンの出口から外に出ます。
- 目の前にある「はしご」を登ります。
- そこからアスレチックな地形が続くので、動画(情報ソース参照)の通りに屋上を目指して登っていきます。
- 屋上に着くとベンチが2つあるので、ここが厳選スポットです。
自動化のコツ
このベンチで休憩を繰り返します。 連射コントローラーのAボタンを連射状態にし、左スティックを下に倒した状態で固定(輪ゴムなどを使用)すれば、自動で休憩を繰り返してくれます。
同時厳選ターゲット(色オヤブン・ボーマンダ)
ここは同時厳選の宝庫です。 なんと、あの「親分ボーマンダ」がリポップ範囲内に入っています。 色オヤブンのボーマンダを狙いながら、フォッコも厳選できる神スポットです。 他にも、「親分ミミロップ」、チルット、チルタリスなどの色違いが出現することもあります。
ラルトス & イーブイ(クエーサー社裏)
- ラルトス: 緑色の部分が美しい水色に。サーナイトまで一貫したカラーリングですが、メガサーナイトになるとドレス部分が黒に変化し、非常に人気が高いです。
厳選場所への行き方(木を破壊)
- 「クエーサー社」にFTします。
- FTしたら、斜め前(少し左)に進みます。
- バトルコートが見えてくるので、そのコート沿いに進みます。
- 十字路があるので、そこを「右」に曲がります。
- 進むと、大きな木で道が塞がれているエリアがあります。
- 炎タイプのポケモンの技(そらをとぶなどでも可)で木を取り除き、中へ進みます。
- このエリアにラルトスが2体出現し、奥にあるはしごを登った先にベンチがあります。
厳選方法
このベンチで休憩を繰り返すだけです。 ベンチのすぐ近くからもイーブイが見えており、このイーブイもリポップ範囲内なので、ラルトスとイーブイの同時厳選が可能です。
同時厳選ターゲット
夜限定になりますが、崖の近くのはしごを登った先にケーシィとゴーストが出現することがあり、これらも同時に狙えます。
エアームド(17番ワールドゾーン)
- エアームド: 鋼の翼が鮮やかな緑色に、体は少し金色っぽく変化します。
厳選場所(親分カエンジシエリア)
- 「17番ワールドゾーン」にFTします。
- 中に入り、「親分カエンジシ」たちが出現しているエリアの近くにあるベンチが厳選スポットです。
注意点(雨天)
ここでベンチ休憩を繰り返します(自動化可能)。 エアームドは天候が「雨」になると一時的に出現しなくなります。 ただし、冒頭で説明した通り、雨が止めば(保持されていれば)再出現します。 注意点として、エアームドと接近している状態で雨が降り始めると、「逃げられた」判定で消えてしまう事例が報告されています。 色違いが出たら、天候が変わる前にセーブ&バックアップを推奨します。
同時厳選ターゲット
コリンクやカエンジシ(オス・メス)も同時に厳選可能です。 ただし、近くに見えるレントラーやランプラーは、このベンチからの座標(高さ)が違うためか、リポップ範囲外のようです。
ヨーギラス(ポケモンセンタールージュ)
- ヨーギラス: 色違いが非常に分かりにくいです。全身が少し濃い緑色になり、お腹の色が紫がかります。バンギラスになると体が茶色、お腹が紫になり分かりやすくなります。メガバンギラスもかっこいいですね。
厳選場所への行き方(アスレチック経由)
- 「ポケモンセンタールージュ」にFTします。
- カラフルなネジがあるアスレチックを目指して進みます。
- アスレチックの手前で「右」に曲がります。
- バトルコートが見えるので、その右側沿いを進んでいくと、建物に「はしご」があります。
- はしごを登って屋上に行き、着いたらひたすら「右」に進みます。
- 進んでいくと、向かいの屋上にヨーギラスが見える位置にベンチがあります。ここが厳選スポットです。
注意点(色違いが非常に分かりにくい)
このベンチで休憩を繰り返します。 ヨーギラスの色違いは、光の加減によっては通常色とほとんど区別がつきません。 放置厳選は可能ですが、色違いが出た時の「キラーン!」という効果音を聞き逃さないようにするか、数時間に一度は目視でしっかり確認するのがおすすめです。
リオル(12番ワールドゾーン)
- リオル: 全身が黄色に変化。ルカリオ、メガルカリオになっても黄色いままの一貫したカラーリングです。
厳選場所への行き方(ヌーヴォカフェ2号艇)
- 「12番ワールドゾーン」の近くにある「ヌーヴォカフェ2号艇」にFTします。
- 地下水道の方向(メインミッションで進む方)へ進みます。
- 地下水道は左右に道が分かれていますが、「ブルーパンチ」側(右側)に進みます。
- カメックスがいる場所の「はしご」を登ります。
- その先にさらに「はしご」があるので、そこから屋上に登ります。
- そのまま進んでいくとベンチがあり、ここが厳選スポットです。
厳選方法(迎えの建物を監視)
このベンチで休憩します。 厳選対象のリオルは、ベンチから見て「向かいの建物」の屋上に出現します。 視認性は悪くないので、放置しつつたまに確認しましょう。
同時厳選ターゲット
ベンチの近くに出現するスボミーや、夜に出現するゴース、ピジョットなども同時に光ることがあります。
【FT・手動】おすすめ色違い厳選方法(ファストトラベル)
ここからは、ベンチ放置ではなく、「ファストトラベル(FT)」を繰り返すことでリポップを狙う、手動厳選がメインの方法を紹介します。 放置はできませんが、特定のポケモンを短時間で集中して狙いたい場合におすすめです。
ヒトカゲ(メディオプラザ)
- ヒトカゲ: 色違いは少し黄色がかる程度で、非常に分かりにくいです。しかし、リザードンまで進化すると漆黒の体に、メガリザードンXは緑がかった黒、メガリザードンYは赤紫がかった黒と、屈指のかっこよさを誇ります。
厳選方法と場所
- 厳選場所は「20番ワールドゾーン」ではなく、「メディオプラザ」です。
- メディオプラザにFTを繰り返すだけ、という非常にシンプルな方法です。
- ヒトカゲは2箇所に出現しますが、FTでリポップするのは「下の箇所」のみです。
注意点(リポップ枠、放置不可)
この厳選方法がなぜ手動推奨かというと、ヒトカゲの出現率が約15%と低く、さらに同じ場所にルカリオ、カバルドン、ポカブも出現するからです。 もし、この同時厳選対象ポケモンの色違いが出現した場合、そのポケモンがリポップ枠を1つ埋めてしまいます。 すると、本命のヒトカゲのリポップ抽選が行われなくなってしまうため、放置厳選には向きません。 色違いが出たら(たとえヒトカゲでなくても)その都度捕獲し、リポップ枠を空ける必要があります。
放置厳選ができず、出現率も低いため、ポケモンZAで最も入手しづらい色違いの一つと言えるでしょう。
ケロマツ(5番ワールドゾーン)
- ケロマツ: 色違いは少し色が薄くなる程度ですが、ゲッコウガになると忍者のような真っ黒な姿に変化するため、非常に人気が高いです。
厳選方法(FT&マップ開き)
- 「5番ワールドゾーン」にFTします。
- FTしたら、振り向いたり移動したりする必要はありません。
- その場で再度「5番ワールドゾーン」へFTします。これを繰り返すだけです。
連射コントローラーがある人は、Aボタンを連射状態にし、5番ワールドゾーンに入った直後に「+ボタン」でマップを開くことで、片手で(マップを閉じる→FTするを)繰り返すことが可能になり、「ながら厳選」ができます。
注意点(逃げ足が速い、音なし)
このFT厳選では、色違い出現時の「キラーン!」という効果音が鳴りません。 そのため、30分に1回程度はFTを止め、周囲を目視で確認する必要があります。
また、ケロマツは非常に臆病で、プレイヤーを見つけるとすぐに逃げてしまいます。 しゃがんで近づくよりも、ケロマツが後ろを向いた瞬間にダッシュで近づき、即座に戦闘(または捕獲)に入るのがおすすめです。 動きの速いポケモン(しんそく持ちなど)を手持ちに入れておくと良いでしょう。 逃げられるリスクが非常に高いため、色違いを見つけたら何よりも先にセーブ&バックアップです。
同時厳選ターゲット(色オヤブン・デンリュウ)
ここはヒトカゲと違い、副産物が非常に豪華です。 「親分デンリュウ」をはじめ、タイレーツ、スターミー、ガメノデスなど、多くのポケモンの色違いが同時に狙えます。 フラージェス(昼限定)やスターミー(夜限定)など、時間帯によっても狙えるポケモンが変わるため、時間を調整しながら厳選するのも面白いですよ。
フカマル(8番ワールドゾーン)
- フカマル: 通常色より少し色が薄く、グレーと青の中間のような色に。ガブリアスになるとさらに薄く、メガガブリアスは紫(ピンク)っぽい色になります。
厳選方法(FT&穴チェック)
- 「8番ワールドゾーン」にFTを繰り返します。
- フカマルは、8番ワールドゾーンにある「穴の中」に出現します。
難易度(レア出現)
フカマルはそもそも出現率が約8%と低めのレアポケモンです。 色違い厳選の難易度も高くなりますが、FTを繰り返すのが最もシンプルで効率的です。 リポップ判定はミニマップの範囲内(FT地点から見える範囲)で行われているようなので、数時間に1回は手前にある穴から順番に中を確認していきましょう。
同時厳選ターゲット
同じ穴から出現するメグロコやモグリューも同時に厳選可能です。
【特殊】高難易度&特定条件の色違い厳選方法
最後に、特定の天候が必要だったり、手順が少し複雑だったりする、特殊な厳選方法を3つ紹介します。
ダンバル(裏カフェ)
- ダンバル: 全身がメタリックなグレー(銀色)になり、爪が黄色に。メタグロスに進化してもこのカラーリングが引き継がれるため、非常に人気の高い色違いです。
この厳選は手順が少し複雑ですが、一度確立すればワープ連打で厳選できます。
厳選手順(1)邪魔なポケモンを討伐
- 「裏カフェ」に入り、左に進みます。そこにいるヘルガーとデルビルを倒します。
- その後、右に曲がりまっすぐ進んだ先にいるエリアの、ラクライとライボルトも倒しておきます。 (鳴き声を確認する際に邪魔になるため。必須ではないが推奨)
厳選手順(2)鳴き声ワープ厳選
- 北側の道に戻り、ダンバルが出現する部屋に入ります。
- この時、ダンバルに絶対に見つからないように「しゃがみ状態」で近づき、奥の方まで進みます。(見つかったら入り口にFTしてやり直し)
- ダンバルたちをスキャン(認識)させることができたら、FTで入り口に戻ります。
- 今度は右側に進み、先ほどヘルガーを倒した部屋にある「ワープ」を使用します。
- ワープした先で、ダンバルの鳴き声(「ガシャン!」という金属音)が聞こえれば、リポップのセットアップは成功です。
注意点(鳴き声が聞こえないと失敗)
鳴き声を確認しやすくするため、設定のオプションからBGMとSEを0にし、「鳴き声」だけを最大にするのがおすすめです。 あとはワープをAボタン連打で繰り返し、1時間を目安にダンバルを確認しに行きます(確認時も見つからないように注意)。
もしワープ先でダンバルの鳴き声が聞こえていない場合、リポップが上手くいっていません。 その状態ではいくらワープしても色違いは出ないので、入り口にFTし、同じ手順を最初からやり直してください。 ちなみに、同時厳選としてオンバーンやヘルガーが光ることがあります。
ヌメラ(地下水道)
- ヌメラ: 黄色とピンクの2トーンカラーになる、非常にかわいらしい色違いです。
厳選条件(天候:雨)
ヌメラは天候が「雨」の時しか出現しません。 この厳選は、まず天候を雨にするところから始まります。
厳選方法(ベンチで雨乞い→出入り)
- 地下水道近くのポケモンセンターに移動し、近くのベンチで「雨」になるまでひたすら休憩を繰り返します。(体感10回に1回程度)
- 天候を雨に変えるのに成功したら、地下水道にFTします。(地下水道はメインミッション20で解放されます)
- あとは地下水道の入り口を出たり入ったりするだけです。
自動化のコツ
連射コントローラーを持っている人は、Aボタン(出入り)を連射、左スティックを下に倒したまま固定すれば、自動化も可能です。 地下水道の目の前と、出て左側にもヌメラが出現するので、確認漏れがないようにしましょう。 雨が止んでしまったら、またベンチで雨乞いをするところからやり直しです。 コイキング(赤いギャラドス)も同時に厳選できます。
ハリマロン(17番ワールドゾーン)
- ハリマロン: 緑の部分がこげ茶色っぽくなります。ブリガロンになると腕もこげ茶、甲羅はコケが生えたような色になります。
厳選難易度(最高クラス)
ハリマロンは、カロス御三家(フォッコ、ケロマツ)の中で、厳選難易度が頭一つ抜けて高いです。 エアームドと同じ「17番ワールドゾーン」の、FTしてすぐのエリアで厳選可能です。
放置厳選の罠(ホルード問題)
ここのベンチで放置厳選も「可能」ではあります。 しかし、ハリマロンは「ホルード」と同じ穴(しかも3つしかない)から出現します。 ハリマロン自体の出現率が低い上に、もし穴から「色違いのホルード」が出現した場合、そのホルードがリポップ枠を1つ塞いでしまいます。 放置は可能ですが、定期的にホルードを捕まえ(または倒し)てリポップ枠を空けないと、本命のハリマロンの抽選が永遠に行われない…という事態になりかねません。
推奨される手動厳選
この理由から、ハリマロンに関しては放置よりも、手動で「17番ワールドゾーンにFTを繰り返す」方法の方が、結果的に効率が高いと僕は考えています。 根気がいりますが、頑張りましょう。
まとめ
今回は、ポケモンレジェンズ Z-A(ポケモンZA)における色違い厳選のマスターガイドとして、仕様の解説から具体的な厳選方法までを徹底的にレビューしました。
- 基本確率は1/4096、光おまありで1/1024。
- 色違いは10匹まで保持されるが、天候変化や上限に注意。
- 捕獲失敗に備え「セーブ」と「ポケモンセンターでのバックアップ」を徹底する。
- ベンチ放置(自動化)やFT(手動)など、ポケモンに合った厳選方法を選ぶ。
- 色オヤブンや豪華な副産物も、厳選のモチベーションになる。
色違い厳選は、最後は「運」と「根気」の勝負です。 しかし、今作は過去作に比べて厳選環境がかなり整備されており、狙ったポケモンの色違いに出会いやすくなっています。 この記事で紹介した方法を参考に、あなただけの色違いポケモンをゲットしてください。 あの「キラーン!」という音とエフェクトを見た瞬間の感動は、何物にも代えがたいものがありますからね。
それでは、皆さんのポケモンライフが素晴らしいものになるよう願っています。 また次回のレビューでお会いしましょう。






