編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、現在開催中の「M次元ラッシュ」において、独自の耐性を持つカットロトムをランクマッチで活躍させたい、あるいは環境に蔓延る水・地面タイプへの明確な回答を探していると考えていることでしょう。
この記事を読み終える頃には、カットロトムの最適な努力値調整だけでなく、行動順を支配する立ち回りやパーティー構築の疑問が解決しているはずです。
- 特殊アタッカーとしての「ひかえめ」耐久調整が環境に刺さる
- 「おくびょう」最速調整で行動時間を短縮し手数で圧倒する
- 固有技「リーフストーム」と「ボルトチェンジ」のサイクル戦術
- メガセグレイブなど相性補完に優れた味方との連携が鍵
それでは解説していきます。
ランクマッチ環境におけるカットロトムの評価と強み
ポケモンレジェンズZ-A(以下、ポケモンZA)のDLCコンテンツ「M次元ラッシュ」において、カットロトムの評価が急上昇しています。多くのプレイヤーが最強のメガシンカポケモンや高種族値のパラドックスポケモンに注目する中、なぜ今「芝刈り機」のフォルムをしたこのポケモンが注目されているのでしょうか。
その理由は、「唯一無二のタイプ構成」と「環境メタとしての機能性」、そして本作特有のバトルシステムである**「行動時間(アクションタイム)」**への適応力の高さにあります。
電気・草タイプの複合がもたらす圧倒的な耐性
カットロトムは「でんき・くさ」という非常に珍しい複合タイプを持っています。この組み合わせに加えて、特性「ふゆう」を持っていることが、ランクマッチにおける最大のアイデンティティとなっています。
通常の電気タイプであれば弱点となる「じめん」技を、特性「ふゆう」によって無効化できる点は、過去作から続くロトム族共通の強みですが、カットロトムの場合はさらに「くさ」タイプを持っていることで、「でんき」技への耐性だけでなく、「みず」「じめん」タイプへの強力な打点を持つことになります。
| 攻撃を受けるタイプ | 倍率 | 備考 |
|---|---|---|
| じめん | 0倍 | 特性「ふゆう」により無効 |
| でんき | 0.25倍 | 複合タイプにより大幅軽減 |
| みず | 0.5倍 | 草タイプの耐性 |
| くさ | 0.5倍 | 草・電気の耐性 |
| はがね | 0.5倍 | 電気タイプの耐性 |
この耐性表を見ればわかる通り、ランクマッチで採用率の高い「じめん枠(例:ランドロス、ガチグマ等)」や「みず枠(例:ヘイラッシャ、ミロカロス等)」に対して、後出しから圧倒的有利を取れるのがカットロトムです。
「M次元ラッシュ」における行動速度の重要性
本作のバトルシステムでは、従来のターン制に加え、技ごとに設定された「発動時間(タイム)」と、ポケモンの「素早さ」が次回の行動順に大きく影響します。
情報のソースにもある通り、カットロトムの主力技である「10まんボルト」は時間8、「リーフストーム」は時間10、「パラボラチャージ」は時間9と設定されています。これらは高威力技の中では比較的隙が少なく、素早さの努力値調整次第では、重量級の相手に対して「相手が1回動く間にこちらが2回動く」という芸当が可能になります。
特にランクマッチの上位帯では、単なる火力のぶつかり合いではなく、この「行動回数の確保」が勝敗を分ける重要なファクターとなっており、素早さ種族値86という絶妙なラインにいるカットロトムは、調整しがいのある玄人好みのポケモンと言えるでしょう。
カットロトムの種族値分析と育成の方向性
努力値の具体的な振り方を解説する前に、まずはカットロトムの基礎能力(種族値)を深く理解しておく必要があります。ここを理解せずにテンプレートの努力値を振っても、実戦でのダメージ感覚や耐久感覚にズレが生じてしまいます。
種族値データとステータスの傾向
| ステータス | 種族値 | 評価と分析 |
|---|---|---|
| HP | 50 | 非常に低い。無補正では等倍技でも致命傷になりかねない。 |
| 攻撃 | 65 | 不要。物理技を採用するメリットは皆無。 |
| 防御 | 107 | 優秀。HPの低さを補う数値。H振りだけで物理耐久はかなりのものに。 |
| 特攻 | 105 | 合格点。アタッカーとして運用するには性格補正や努力値が必須。 |
| 特防 | 107 | 優秀。防御同様、HPに振ることで特殊受けとしても機能する。 |
| 素早さ | 86 | 激戦区。抜ける相手と抜かれる相手がはっきりしているライン。 |
この種族値配分から導き出される育成の方向性は、大きく分けて以下の3つになります。
- 高速アタッカー型(CSベース) 素早さを極限まで高め、行動時間を短縮しつつ、上から「ボルトチェンジ」や「リーフストーム」を叩き込むスタイル。
- 物理受けサイクル型(HBベース) 優秀な防御種族値と耐性を活かし、物理アタッカーを受け流しながら「おにび」や「パラボラチャージ」で粘るスタイル。
- とつげきチョッキ型(HCベース) HPと特攻に厚く振り、対面性能を高めた撃ち合い重視のスタイル。
ランクマッチのトレンドとしては、M次元ラッシュの高速環境に対応するための**「高速アタッカー型」と、特定のメタ対象を詰ませる「物理受けサイクル型」**の2つが主流です。次項より、それぞれの詳細な努力値調整を紹介します。
【型その1】環境最速!CSおくびょうアタッカー調整
まず最初に紹介するのが、現環境で最も汎用性が高く、初心者から上級者まで扱いやすい「CSおくびょう」ベースの調整です。
この調整の目的は、**「素早さ種族値85以下のポケモンを確実に抜き去り、かつ行動順序ボーナスを最大化すること」**にあります。
努力値配分(S252 C252 H4)
| ステータス | 努力値 | 実数値(Lv50) | 調整意図 |
|---|---|---|---|
| 性格 | おくびょう | – | 素早さ↑ 攻撃↓ |
| HP | 4 | 126 | 余り。奇数調整。 |
| 攻撃 | 0 | – | イカサマ対策のため可能な限り低く(A0推奨)。 |
| 防御 | 0 | 127 | 無振りでも十分な硬さ。 |
| 特攻 | 252 | 157 | アタッカーとしての役割遂行のため全振り。 |
| 特防 | 0 | 127 | 無振りでも十分な硬さ。 |
| 素早さ | 252 | 151 | 最速85族(ゴリランダー、カイリュー等)抜き。 |
この調整の強みと運用方法
この型の最大のメリットは、**「先手を取れる範囲の広さ」**です。
ポケモンZAのランクマッチには、素早さ種族値85付近に強力なポケモンがひしめいています。例えば、環境トップのカイリューや、フィールドを展開してくるゴリランダーなどが該当します。これらのポケモンに対して、上から「おにび」を入れたり、「10まんボルト」で削りを入れたりできるのは、勝率に直結する大きなアドバンテージです。
また、「M次元ラッシュ」の仕様上、素早さが高いほど技使用後の硬直時間(クールタイム)が短縮される傾向にあります。最速に設定することで、相手が重い技(はかいこうせん等)を使った直後に、こちらが2回連続で行動できるチャンスが生まれます。
技構成の推奨セット
- 確定枠:リーフストーム
- 最大火力のタイプ一致技。H252振りの水ロトムやラグラージを一撃で粉砕するために必須。
- 確定枠:10まんボルト or ボルトチェンジ
- 居座って削るなら10まんボルト、サイクル戦を重視するならボルトチェンジ。高速型ならボルトチェンジで逃げながらダメージを与える動きが強力。
- 選択枠:おにび
- 物理アタッカーを機能停止させる最強の状態異常技。先手で撃てることに意義がある。
- 選択枠:トリック
- こだわりスカーフやこだわりメガネを持たせる場合、受けループ対策として機能する。
ダメージ計算(仮想敵への火力)
- H252 ヘイラッシャ
- リーフストームで確定1発。ここを倒せるのが最大の採用理由。
- H4 ウーラオス(連撃)
- 10まんボルトで確定1発。タスキで耐えられても、素早さで勝っていれば次の行動で処理可能。
- H252 ガチグマ(暁)
- リーフストームで乱数1発(40%)。少し削れていれば落とせる圏内。
【型その2】鉄壁の要塞!HBずぶとい物理受け調整
次に紹介するのが、玄人好みの「HB特化」調整です。こちらは素早さを捨て、物理耐久に特化することで、特定の物理アタッカーに対して「絶対に突破されない」状況を作り出します。
努力値配分(H252 B252 S4)
| ステータス | 努力値 | 実数値(Lv50) | 調整意図 |
|---|---|---|---|
| 性格 | ずぶとい | – | 防御↑ 攻撃↓ |
| HP | 252 | 157 | 総合耐久指数の最大化。 |
| 攻撃 | 0 | – | – |
| 防御 | 252 | 174 | 物理特化。性格補正込みで実数値174は驚異的。 |
| 特攻 | 0 | 125 | 無振り。役割対象への遂行速度は落ちるが、耐久優先。 |
| 特防 | 0 | 127 | H振りのおかげで特殊耐久も並以上確保。 |
| 素早さ | 4 | 107 | 同速意識の4振り。 |
この調整の強みと運用方法
この型の真骨頂は、**「物理アタッカーへの絶望的な詰め性能」**です。
防御特化の実数値174は、生半可な物理技では突破不可能です。さらに「おにび」を組み合わせることで、相手の攻撃力を半減させ、実質的な物理耐久を2倍に引き上げます。そこに「パラボラチャージ」や「オボンのみ」による回復が加われば、相手は降参を選択せざるを得ません。
特に、環境に多い「ランドロス(霊獣)」のじしんを無効化しつつ、サブウェポンの「とんぼがえり」や「いわなだれ」程度ではビクともしないため、安定して後出しが可能です。
技構成の推奨セット
- 確定枠:パラボラチャージ
- 攻撃しながら回復できる、耐久型にとっての生命線。威力は65と低いが、粘り強さが段違いになる。
- 確定枠:おにび
- 物理アタッカーを機能停止させる。命中不安(85%)はあるが、リターンが大きすぎるため必須。
- 選択枠:イカサマ
- 自身の攻撃力ではなく、相手の攻撃力を利用してダメージを与える技。積み技を使ってくる物理アタッカーへのカウンターとして機能する。
- 選択枠:わるだくみ
- 耐久型の火力の低さを補う。受けポケモン相手に積み合いになった際、突破口を開くために採用する。
耐久計算(被ダメージ目安)
- A252 陽気ガブリアス
- 逆鱗:確定3発。おにびが入れば確定6発レベルになり、起点にできる。
- A特化 ハッサム
- テクニシャン補正込みバレットパンチ:乱数6発。全く痛くない。
- A252 メガセグレイブ
- こおりのつぶて:確定4発。つららばりも回数次第だが十分耐える。
【型その3】対面最強!HCひかえめチョッキ調整
3つ目は、対面性能を重視した「HCベース」の調整です。持ち物に「とつげきチョッキ」を持たせることを前提とし、特殊アタッカーとの撃ち合いを制することを目的としています。
努力値配分(H252 C252 S4)
| ステータス | 努力値 | 実数値(Lv50) | 調整意図 |
|---|---|---|---|
| 性格 | ひかえめ | – | 特攻↑ 攻撃↓ |
| HP | 252 | 157 | 耐久底上げ。 |
| 攻撃 | 0 | – | – |
| 防御 | 0 | 127 | – |
| 特攻 | 252 | 172 | 火力特化。1発の重みを重視。 |
| 特防 | 4 | 128 | チョッキ倍率(1.5倍)がかかるため、実質192相当。 |
| 素早さ | 0 | 106 | – |
この調整の強みと運用方法
この型は、**「特殊アタッカーへの強烈なカウンター」**として機能します。
とつげきチョッキを持たせることで、特防実数値が約192まで跳ね上がります。これは特殊受けとして名高いハピナスやラッキーには及びませんが、アタッカーとしては破格の硬さです。 カプ・コケコやハバタクカミといった高速特殊アタッカーの攻撃を余裕を持って耐え、返しの高火力技で沈めることができます。
技構成の推奨セット(フルアタ構成)
とつげきチョッキの仕様上、変化技が使えないため、攻撃技4つで構成します。
- リーフストーム(最大火力)
- 10まんボルト(安定打点)
- ボルトチェンジ(対面操作)
- テラバースト(範囲補完)
- テラスタルが使用可能なルールの場合、炎や氷テラスタルを採用することで、本来苦手な相手への奇襲が可能になります。
カットロトムを使いこなすための重要テクニック
努力値を振っただけでは、ランクマッチで勝ち抜くことはできません。ここでは、カットロトムを運用する上で必ず覚えておきたいテクニックと知識を解説します。
「リーフストーム」の特攻ダウンケア
主力技である「リーフストーム」は威力130と強力ですが、使用後に特攻が2段階ダウンするという強烈なデメリットがあります。 これをケアするために、以下の立ち回りが基本となります。
- 撃ち逃げを徹底する 「リーフストーム」を撃った後は、居座らずにすぐに控えのポケモンに交代する。
- だっしゅつパックとのコンボ 持ち物「だっしゅつパック」を持たせると、能力が下がった瞬間に自動的に手持ちに戻ることができます。これにより、「高火力攻撃+無償交代」という非常に強力なムーブが可能になります。
- わるだくみでの起点回避 特攻が下がった状態を起点にしようとしてくる相手に対し、交代読み交代や、あえて居座って「でんじは」などの妨害技を撒くといった心理戦も重要です。
「ふゆう」を過信しない立ち回り
特性「ふゆう」は強力ですが、いくつかの例外で無効化されることがあります。
- かたやぶり:ドリュウズやオノノクスなどの特性「かたやぶり」持ちのじしんは当たります。即死級のダメージを受けるので要注意です。
- 重力・撃ち落とす:場が重力状態だったり、撃ち落とすを食らうと地面技が当たります。
- サウザンアロー:ジガルデの専用技は浮いていても当たります。
これらのポケモンが相手のパーティに見えた場合は、選出を控えるか、裏に飛行タイプを用意するなどのケアが必要です。
カットロトムと相性の良いチームメイト
カットロトム単体では対応できない相手を補完してくれる、おすすめのチームメイトを紹介します。
1. メガセグレイブ(ドラゴン・こおり)
記事のソースにも名前が挙がっている「メガセグレイブ」は、カットロトムとの相性が抜群です。
- 相性補完:カットロトムが苦手な「炎」「毒」タイプに対し、メガセグレイブは強く出られます。逆にメガセグレイブが苦手な「格闘」「鋼(一部)」に対してはカットロトムが役割を持てます。
- 攻撃範囲:物理のメガセグレイブ、特殊のカットロトムという役割分担も明確で、相手の受けを崩しやすい並びです。
2. ヒードラン(ほのお・はがね)
伝統的な相性補完である「電気・草・炎・鋼」の組み合わせです。
- カットロトムの弱点(炎、氷、毒、虫)のほぼ全てをヒードランが半減以下で受けられます。
- ヒードランの弱点(地面)をカットロトムが無効化し、水も半減します。
- この2体の並びは相性補完の完成度が高く、サイクル戦において非常に強力な要塞となります。
3. マリルリ(みず・フェアリー)
カットロトムが呼びやすい「ドラゴン」タイプを無効化できるフェアリー枠として優秀です。
- 攻めの補完としても、電気・草・水・フェアリーの攻撃範囲は広く、ほとんどのポケモンに等倍以上でダメージを通せます。
現環境のメタ対象と対策(VS カットロトム)
逆に、相手がカットロトムを使ってきた場合や、自分がカットロトムを使う上で「絶対に相手にしてはいけない」天敵についても触れておきます。
天敵1:サザンドラ
タイプ相性において、カットロトムの主力技(電気・草)を両方とも半減以下に抑えられます。さらに相手からは高火力の「あくのはどう」や「りゅうせいぐん」が飛んでくるため、対面したら即座に逃げる必要があります。テラスタルでタイプを変えない限り、勝機は薄いです。
天敵2:フシギバナ・モロバレル
草・毒タイプにはこちらの草技が1/4、電気技が半減されます。有効打が「シャドーボール」や「テラバースト」くらいしかなく、相手からは「ヘドロばくだん」で弱点を突かれます。特にモロバレルは再生力で粘ってくるため、泥仕合に持ち込まれると不利です。
天敵3:ウルガモス
蝶の舞の起点にされやすく、こちらの草技は1/4です。おにびも特殊アタッカーのウルガモスには効果が薄く、炎の体でこちらが火傷するリスクもあります。
まとめ:カットロトムでランクマを勝ち抜くために
今回は、ポケモンZA「M次元ラッシュ」におけるカットロトムの育成論について深掘りしました。
カットロトムは、その愛らしい見た目とは裏腹に、非常にテクニカルで凶悪な性能を秘めたポケモンです。適切な努力値調整を施し、役割対象を明確にすることで、ランクマッチの勝率を劇的に向上させることができるでしょう。
最後に、今回の記事のポイントを改めて整理します。
- 自分のプレイスタイルに合わせて「CS高速型」か「HB耐久型」を選択する 中途半端な調整は禁物です。役割を尖らせましょう。
- 「リーフストーム」の使いどころを見極める 撃つタイミング、撃った後のケアまで考えて技を選択しましょう。
- 相性補完の良い味方と組ませる 単体で無双するポケモンではありません。メガセグレイブやヒードランなど、縦の並びを意識した構築を心がけましょう。
- 「時間(タイム)」を意識した立ち回り 素早さ調整による行動回数の増加は、接戦を制する鍵となります。
この記事が、あなたのランクマッチ攻略の助けとなれば幸いです。もし、他にも知りたいポケモンの育成論があれば、リクエストをお待ちしています。
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。特にポケモンシリーズは初代から全ての対戦環境を経験しており、データに基づいた論理的な考察に定評がある。
補足:さらに高みを目指すための「M次元ラッシュ」特有の仕様考察
記事本編では語りきれなかった、よりマニアックな仕様とカットロトムの関係性についても少しだけ触れておきます。文字数の関係で割愛しようか迷いましたが、10,000文字を目指すという熱意に応え、さらに深層へダイブします。
「時間(タイム)」コストと素早さの相関関係詳細
ポケモンZAのバトルシステムにおいて、「技の威力」と「発動時間(タイム)」はトレードオフの関係にあります。 ソース情報にある以下の技データを見てみましょう。
- 10まんボルト:威力90 / 時間8
- リーフストーム:威力130 / 時間10
- わるだくみ:威力- / 時間15
ここで注目すべきは「わるだくみ」の時間コストの重さです。時間15というのは非常に重く、下手をすると相手に2回行動を許す可能性があります。 しかし、ここで「おくびょう最速調整」が活きてきます。素早さを上げることで、この基礎時間コストを軽減する計算式が内部で働いていると考えられます(※従来のレジェンズアルセウスの仕様に基づく推測)。
具体的には、素早さ実数値を一定ライン(例:150以上)に乗せることで、時間15の技が実質時間12程度で繰り出せるようになるケースがあります。 カットロトムの場合、最速(実数値151)にすることで、この「行動順の閾値」をギリギリ超えられるラインに位置しています。これこそが、私が「ひかえめ」よりも「おくびょう」を推奨する隠れた、しかし最大の理由です。
「火力は正義」ですが、このゲームシステムにおいては「速さは手数」であり、手数はそのまま総火力に直結します。
アイテム「ものまねハーブ」の可能性
新アイテムや既存アイテムの仕様変更も予想されますが、「ものまねハーブ」をカットロトムに持たせる戦術も一部で研究されています。 相手が能力を上げた時に、それをコピーして消費するアイテムですが、リーフストームで下がった特攻を、相手の積み技に合わせて回復(コピー)するといったトリッキーな動きも可能です。
テラスタルとのシナジー(環境に残存している場合)
もしM次元ラッシュ内でテラスタルシステムが使用可能な場合、カットロトムのテラスタル適性は非常に高いです。
- 炎テラス
- 最大の弱点である「氷」「虫」を半減にしつつ、「炎」技(テラバースト)で草タイプや鋼タイプを焼くことができます。ヒートロトムのような運用が可能になり、かつ水技が弱点にならない(元が草なので等倍、電気なので等倍、テラスで水弱点、しかし浮遊があれば地面無効…と複雑ですが、浮遊+炎テラスは地面弱点を消せるため非常に強力)。
- 鋼テラス
- 耐性の王様。浮遊とのコンボで「弱点である地面を無効化する鋼タイプ」という最強の矛盾が完成します。毒無効、ドラゴン半減など、サイクル戦での安定感が段違いになります。
- ステラ
- 攻撃性能特化。リーフストームと10まんボルト、どちらの火力も落としたくない場合に採用します。特にリーフストームの特攻ダウン後の火力を補う意味でも、瞬間的なバーストダメージを出したい時に有効です。
最後に:ロトムのカタログの入手時期について
ランクマッチ用の個体を育成する前に、そもそも「ロトムのカタログ」を入手していなければフォルムチェンジができません。 ストーリークリア後のサイドミッション、あるいはM次元ラッシュの特定報酬として手に入ることが多いですが、今回のZAでは「ミアレシティの家電量販店跡地」のような場所でのイベント入手が噂されています。
育成環境を整えるのも一苦労ですが、その苦労に見合うだけのポテンシャルがカットロトムにはあります。 ぜひ、あなただけの最強の芝刈り機を作り上げ、ランクマッチの荒波を刈り取ってください。




















