編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、始まったばかりのランクマッチシーズン3の報酬や、ついに解禁されたメガブリガロンの性能が気になっていると思います。 特にカロス御三家最後のメガシンカ枠として、どのような強さを持っているのか、そして入手難易度が高いと言われる色違いの厳選方法はどうすればいいのか、知りたい情報は山積みでしょう。
この記事を読み終える頃には、ランクマッチを勝ち抜くための知識と、メガブリガロンを使いこなすための疑問が解決しているはずです。
- ランクマッチシーズン3の目玉報酬「ブリガロナイト」はSランク到達で入手可能
- メガブリガロンは防御種族値172を誇る鉄壁の要塞へと進化
- シーズン報酬のサファリボールは今回を逃すと入手困難な激レアアイテム
- 次回シーズン4ではメガセグレイブ(バックス)の実装も示唆されている
それでは解説していきます。
ランクマッチシーズン3開幕!期間と変更点の完全ガイド
待望のランクマッチシーズン3がいよいよ開幕しました。 『ポケモンレジェンズ Z-A』をプレイしているトレーナーにとって、今回のシーズンは見逃せない要素が満載です。 まずは開催期間と、前シーズンからの重要な変更点について詳しく解説していきます。 期間を逃すと入手できないアイテムもあるため、スケジュール管理は徹底しましょう。
開催期間と次シーズンの展望
今回のランクマッチシーズン3の開催期間は、本日の15時から12月18日の10時59分までとなっています。 約3週間という短い期間での開催となるため、悠長に構えている時間はありません。 この期間が終了すると、即座にシーズン4へと移行する予定です。
情報によると、シーズン4では報酬として「セグレイブナイト」が登場することが判明しています。 セグレイブ(600族のドラゴン・こおりタイプ)のメガシンカがついに実装されるということで、界隈はすでにざわつき始めています。 12月10日発売予定の関連商品「メガ次元ラッシュ」に合わせた展開と予想されますが、実際にメガセグレイブを使用できるのはシーズン4開始の12月18日以降となるでしょう。 つまり、今のうちにシーズン3を遊び尽くし、万全の状態で次シーズンを迎える準備をしておく必要があります。
ルール変更:ジガルデの解禁と環境変化
シーズン3からの大きな変更点として、伝説のポケモン「ジガルデ」の使用がついに解禁されました。 これにより、対戦環境(メタゲーム)は劇的に変化することが予想されます。 これまでのシーズンで猛威を振るっていた構築も、ジガルデの参入によって見直しを迫られるでしょう。
特に注目すべきは、今回判明したジガルデの驚異的な性能です。 特攻種族値が216という破格の数値を持ち、専用技と思われる「ムニキス光(※仮称)」は威力200という一撃必殺級の破壊力を秘めています。 しかもこの技はフェアリータイプに対しても有効打となり、相手の特防アップなどの能力変化を無視してダメージを与える効果を持っています。 数値の暴力とも言えるこの性能は、受けループなどの耐久戦術を根本から破壊する可能性を秘めており、対策なしでは一方的に蹂躙されてしまうでしょう。 私が実際に使用してみた感触としても、その制圧力は凄まじいものがありました。
豪華すぎる報酬ラインナップと入手条件
今回のランクマッチに参加する最大の動機となるのが、豪華な報酬アイテムです。 特にメガストーンとレアボールの配布は、コレクターにとっても対戦勢にとっても垂涎の的となっています。 ここでは、どのランクまで上げれば何が貰えるのかを整理し、効率的なプレイ目標を立てる手助けをします。
カロス御三家メガストーンのコンプリートチャンス
シーズン3の報酬には、これまでのシーズンで配布されたメガストーンが含まれています。 これにより、過去のシーズンに参加できなかったプレイヤーや、取り逃してしまったプレイヤーに対する救済措置が取られています。 具体的なランクごとのメガストーン報酬は以下の通りです。
| 到達ランク | 入手できるメガストーン | 対象ポケモン |
|---|---|---|
| Yランク | ゲッコウガナイト | メガゲッコウガ |
| Vランク | マフォクシーナイト | メガマフォクシー |
| Sランク | ブリガロナイト | メガブリガロン |
ご覧の通り、YランクからSランクまで順当に上げていくことで、カロス御三家すべてのメガストーンを一気に入手することが可能です。 特に今回の目玉である「ブリガロナイト」を入手するためには、最高位のSランクまで到達する必要があります。 しかし、ご安心ください。 現在のランクマッチシステムでは、一度上がったランクから降格することはなくなりました。 勝率が5割を切っていても、時間をかけてコツコツとプレイし続ければ、誰でも確実にSランクへ到達できる仕様になっています。 諦めずに潜り続けることが、メガブリガロンを手にする唯一かつ確実な道です。
激レア「サファリボール」と育成アイテム
メガストーン以外にも、見逃せないのが「サファリボール」の存在です。 サファリボールは『ポケモンレジェンズ Z-A』の通常プレイでは入手方法がなく、過去作からの輸送や不思議な贈り物での配布もない、現状もっとも希少価値の高いボールの一つです。 所謂「オシャボ(おしゃれボール)」勢にとっては、メガストーン以上の価値があると言っても過言ではありません。
ランクごとの報酬内訳は以下のようになっています。
- Eランク~Bランク到達:サファリボール×2、金の王冠×1、銀の王冠×2
- Aランク到達:サファリボール×3、金の王冠×1、銀の王冠×3
さらに、シーズン2から継続して、ランキング1位には7%、2位には3%という低確率ではありますが、各種「おかし(性格補正アイテム等)」が入手できるチャンスもあります。 育成に必須級の「金の王冠」「銀の王冠」も手に入るため、個体値厳選の手間を大幅に省くことができます。 サファリボールを3個確保できるAランクまでは、対戦が苦手な方でも目指す価値が十分にあります。 シーズン1のコンペボール、シーズン2のドリームボールと同様、シーズン3が終わればサファリボールの入手機会は当分訪れないでしょう。
メガブリガロンの性能分析:種族値と運用法
さて、ここからは本記事の主役である「メガブリガロン」の性能について深掘りしていきます。 Sランク報酬として解禁されたこのポケモンは、どのようなステータスを持ち、対戦環境にどのような影響を与えるのでしょうか。 種族値の変化を見ながら、その強さを紐解いていきます。
鉄壁の物理耐久!種族値比較データ
メガシンカすることによって、ブリガロンのステータスは劇的に変化します。 特筆すべきは、無駄のない配分です。 特攻という物理アタッカーにとって不要なステータスは上昇せず、必要な箇所だけが強化されています。 以下に通常時とメガシンカ時の種族値を比較しました。
| ステータス | 通常ブリガロン | メガブリガロン | 変動値 |
|---|---|---|---|
| HP | 88 | 88 | ±0 |
| 攻撃 | 107 | 137 | +30 |
| 防御 | 122 | 172 | +50 |
| 特攻 | 74 | 74 | ±0 |
| 特防 | 75 | 115 | +40 |
| 素早さ | 64 | 44 | -20 |
| 合計 | 530 | 630 | +100 |
この数値を見て、ベテランのトレーナーなら思わず唸ることでしょう。 防御種族値172という数値は、物理受けとして最高峰の硬さを誇ります。 さらに特防も+40されて115となり、特殊技に対してもある程度の耐性を獲得しました。 そして興味深いのが、素早さが20下がっている点です。 一見デメリットに見えますが、これは「トリックルーム」下でのエース運用や、後攻「ボディプレス」の威力底上げ、あるいは相手の攻撃を耐えてからの返しの行動が安定するなど、重戦車型のポケモンにとってはメリットになり得ます。
実戦での運用イメージ
メガブリガロンの真骨頂は、その圧倒的な防御力から放たれるタイプ一致の「ボディプレス」にあります。 防御力を攻撃力として計算するこの技は、防御種族値172のメガブリガロンにとって最強のウェポンとなります。 「てっぺき」や「ビルドアップ」を積むことができれば、物理アタッカーでは突破不可能な要塞となりつつ、相手を粉砕する火力を手に入れます。
草・格闘というタイプ構成は、飛行タイプ(4倍弱点)等のメジャーな弱点が多いのが難点ですが、それを補って余りある物理耐久を持っています。 特性についてはポケモンホームとの連携解禁待ちの部分がありますが、既存の「ぼうだん」であっても優秀ですし、もし新特性が与えられていればさらなる化け物になる可能性があります。 Sランクに到達してメガストーンを入手した瞬間から、この圧倒的な物理耐久を体験できるのは大きな魅力です。
高難易度?色違いハリマロンの厳選ガイド
メガブリガロンの実装に伴い、色違いの個体を使いたいという需要も高まっています。 しかし、本作でのハリマロンの色違い厳選は、カロス御三家の中でも屈指の難易度を誇ると言われています。 ここでは、その理由と少しでも効率的に厳選するためのポイントを解説します。
色違いの変化と特徴
まず、モチベーションを高めるために色違いの姿を確認しておきましょう。 通常のブリガロンは明るい緑とベージュの配色ですが、色違いになるとガラリと印象が変わります。 進化前のハリマロンは、頭巾の緑色の部分が「焦げ茶色」のような色合いになり、少し秋っぽい雰囲気になります。 そしてメガブリガロンまで進化させると、全体的に深みのある色合いになり、甲羅の部分が苔むしたような渋い緑色、腕や身体が濃い茶色へと変化します。 非常に重厚感のあるデザインで、要塞のような性能にマッチした素晴らしいカラーリングです。
17番道路での過酷な厳選環境
ハリマロンの厳選場所は「17番道路」です。 ファストトラベルで移動してすぐのエリアに出現ポイントがあるため、アクセス自体は悪くありません。 しかし、問題はその出現システムにあります。 ハリマロンは、同じ穴から出現する「ホルード」と抽選枠を共有しているのです。
このエリアには穴が3つしかなく、出現率自体があまり高くありません。 さらに厄介なのが、穴から色違いのホルードが出現してしまった場合、そのホルードが枠を塞いでしまい、倒すか捕獲するかしない限り次の抽選が行われないという点です。 放置厳選が可能かと思いきや、ホルードの存在がそれを阻みます。 ホルードが出るたびに処理をする必要があり、完全な放置プレイは不可能です。
私が試行錯誤した結果、以下の手順が現実的でした。
- ファストトラベル:17番道路(マンムーライドができる雪エリアの手前)へ飛ぶ。
- 確認:近くの穴を確認する。
- リセット:いなければ再度ファストトラベル、またはエリア移動でリポップさせる。
ベンチでの放置や、エリア内を走り回る「シャトルラン」も試しましたが、ファストトラベルを繰り返して強制的にシンボルを再抽選させる方法が、操作は忙しいものの時間効率は最もマシだと感じました。 根気が必要な作業になりますが、色違いメガブリガロンのカッコよさは苦労に見合うものです。
実際にランクマッチを走ってみた感想と戦術
最後に、私が実際にSランクまで駆け上がり、ブリガロナイトを入手するまでの過程で感じた戦術的なポイントを共有します。 これからランクマに挑む方の参考になれば幸いです。
ジガルデ軸パーティの圧倒的パワー
今回、私は解禁されたばかりのジガルデを軸に、メタグロス、ガブリアスといった高種族値のポケモンで脇を固める構築を使用しました。 ジガルデの特性(スワームチェンジ的な要素)により、HPが半分になった状態で真の力を発揮するという、少々テクニカルな運用が求められます。 最初はHP管理に苦戦しましたが、一度発動してしまえば、前述した通り圧倒的な制圧力を見せつけました。
特に「ムニキス光(仮)」のエフェクトと威力は圧巻です。 相手が積み技を使って防御を固めていようが関係なく、強引に突破できるのは爽快の一言。 ただし、HPが減らないと変身できないため、相手の火力が低すぎると発動前に倒してしまう、あるいは逆に高火力すぎて一撃で落とされるという事故もありました。 運用する際は、適度に攻撃を受けて耐えるためのHP調整や、サポート役(壁張りや威嚇など)との連携が重要だと感じました。
ランク上げのコツと注意点
Sランクまでの道のりは、思ったよりもスムーズでした。 連勝ボーナスや、評価ポイントのような仕組みがあり、活躍すればするほどランクが上がりやすくなっています。 特に「撃破ポイント」が重要で、自分が倒したポケモンの数に応じてポイントが加算されます。 そのため、受け身になりすぎて判定勝ちを狙うよりは、積極的に相手を倒しに行く攻撃的なプレイスタイルの方が、結果的に早くランクを上げることができるでしょう。
負けてもランクが下がらない仕様は精神的に非常に楽です。 「あと少しで昇格なのに負けた!」というストレスがないため、試行回数を重ねれば必ずブリガロナイトには手が届きます。 シーズン終了間際になると駆け込み需要でマッチング環境が混沌とする可能性があるため、早め早めに取り組むことを強く推奨します。
まとめ
今回の記事では、ランクマッチシーズン3の報酬であるブリガロナイトの入手方法や、メガブリガロンの性能、そして色違い厳選について解説してきました。
- シーズン3は12月18日まで。Sランク到達でブリガロナイトが入手可能。
- メガブリガロンは防御172の超耐久。ボディプレスとの相性が抜群。
- ランク報酬のサファリボールは超貴重。最低でもAランクを目指そう。
- 色違いハリマロン厳選はホルードとの湧き共有により難易度高め。
- 次シーズンではメガセグレイブが登場予定。今のうちに準備を。
『ポケモンレジェンズ Z-A』の環境は、メガシンカの追加や伝説ポケモンの解禁により、日々目まぐるしく変化しています。 特に今回のメガブリガロンは、物理環境に一石を投じるスペックを持っています。 ぜひSランクまで到達して、その堅牢さを自身のパーティで体感してみてください。 そして、来るべきシーズン4のメガセグレイブに向けて、バトルの腕を磨いておきましょう。
それでは、また次回のレビューでお会いしましょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました。






