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【ポケモンZA】ランクマが奈良公園化したと言われる理由|ゼルネアス一強状態を徹底解説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、新シーズンが始まった「ポケモンレジェンズ Z-A」のZAバトルクラブ(ランクマッチ)で、「ゼルネアス」が強すぎて「奈良公園」状態になっている、という噂の真相が気になっていると思います。

「実際どれくらいヤバいの?」 「なんでそんなに強いの?」 「どう対策すればいい?」

そんな疑問が渦巻いていることでしょう。 何を隠そう、私自身もZAバトルクラブにどっぷり浸かっており、Aランク昇格と同時に「鹿の群れ」の洗礼を受けた一人です。

この記事を読み終える頃には、ポケモンZAランクマの「奈良公園」化の理由と、そのカオスな環境の全貌についての疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  • ZAバトルクラブ シーズン2の過酷な現状
  • ランクマが「奈良公園」と呼ばれる理由
  • ゼルネアスが環境を支配する圧倒的な強さ
  • 現環境のメタゲームと対策ポケモンの動向

 

それでは解説していきます。

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ポケモンZAランクマ「ZAバトルクラブ」シーズン2の激変

まずは、今シーズンで一体何が起きているのか、その概要から整理していきましょう。

ZAバトルクラブの基本ルール(レジェンズ仕様のランクマとは?)

ご存知の通り、「ポケモンレジェンズ Z-A」のバトルシステムは、これまでのポケモン本編とは大きく異なります。 ミアレシティを舞台にした広大なフィールドで、複数のトレーナーが入り乱れて戦うリアルタイムアクションバトル。 それが「ZAバトルクラブ」です。

従来のターン制ではなく、ポケモンの素早さや行動順、そして「早業」「力業」の使い分けが勝敗を分けます。 さらに、バトルクラブは単純な1vs1の積み重ねではありません。 最大8人のプレイヤーがフィールドに解き放たれ、野生ポケモンの討伐や、他のプレイヤーパーティとの戦闘によってポイントを稼ぎ、最終的な順位を競うバトルロイヤル形式が採用されています。

この「乱戦」こそが、ZAバトルクラブの最大の特徴です。 誰を狙うのか、誰と共闘するのか、いつ漁夫の利を狙うのか。 純粋なポケモンの強さだけでなく、立ち回りと戦略眼が強く求められます。 まさにカロス地方の美しい街並みで繰り広げられる、苛烈なサバイバルゲームと言えるでしょう。

シーズン2開幕!解禁された「伝説のポケモン」

平和だった(?)シーズン1が終わり、シーズン2が開幕しました。 シーズン1は、メガシンカポケモンこそいましたが、まだ環境は群雄割拠。 メガガブリアスやメガメタグロス、メガサーナイトなどがそれぞれの強みを発揮し、多様性のあるメタゲームが展開されていました。

しかし、シーズン2で状況は一変します。 目玉となったのは、カロス地方の伝説のポケモン、ゼルネアスとイベルタルの解禁です。 これまでのランクマでは使用できなかった禁止級伝説ポケモンが、ついにバトルクラブの舞台に降り立ったのです。

当然、環境は激変しました。 強力な伝説ポケモンの参戦により、シーズン1で猛威を振るったポケモンの多くが影を潜め…… そして、一強時代が幕を開けました。

なぜ「奈良公園」と呼ばれるのか? その深刻な実態

シーズン2が開幕して数日。 SNSやゲームフォーラムで、ZAバトルクラブは瞬く間にこう呼ばれるようになりました。

「奈良公園」と。

言うまでもなく、奈良公園は多くの鹿が生息していることで有名です。 つまり、ランクマッチのフィールドが、ゼルネアス(通称:鹿)で埋め尽くされている、という揶揄です。

これは決して大げさな表現ではありません。 私自身、ランクがA帯に上がった瞬間、マッチングする8人のうち、自分以外の7人全員がパーティにゼルネアスを入れていた、という光景を何度も目の当たりにしました。 ひどい時には、フィールドのあちこちでゼルネアスが「ジオコントロール」を積み、青白い光を放っている。 まさに鹿の群れ。 奈良公園という呼称は、あまりにも的確すぎました。

フィールドに降り立てば、四方八方から鹿、鹿、鹿。 「鹿が群れで襲いかかってくる」 「足の速い鹿さんだから取り囲む力も異様に高い」 そんな悲鳴が上がるのも無理はありません。

プレイヤーの嘆き「鹿同士でやれよ」

この異常事態に、プレイヤーからは当然のように不満と嘆きの声が上がっています。 最も多く聞かれるのが「鹿同士でやれよ」という言葉。

ポイント制のバトルロイヤルであるため、プレイヤーは最も効率よくポイントを稼げる相手を狙います。 そして、そのターゲットは往々にして、「ゼルネアス以外のポケモン」なのです。

「だって鹿相手したくないから、ひ弱な県民(ゼルネアス非使用者)叩きに行く方が楽だし」

という声に象徴されるように、ゼルネアスという圧倒的な強者の存在が、それ以外のポケモンを使っているプレイヤーへのヘイト(攻撃)を集中させる結果となっています。 ゼルネアスを使わなければ、鹿の群れに蹂躙される。 かといってゼルネアスを使っても、ミラーマッチ(ゼルネアス同士の戦い)になるか、あるいは他のプレイヤーから無視される。

結果として、先発は「ゼルネアス」か「ゼルネアスを止めるための鋼ポケモン」でほぼ固定化。 シーズン1の多様性は見る影もなく、極端に歪んだ環境が形成されてしまったのです。 これが、ZAバトルクラブ シーズン2「奈良公園」の深刻な実態です。

なぜ強い? ゼルネアスが環境を支配する理由

では、なぜゼルネアスだけが、これほどまでに環境を支配しているのでしょうか。 同じく解禁されたイベルタル(Y)の姿はほとんど見かけません。 ここからは、ゼルネアス(X)の圧倒的な強さの秘密を徹底的に解剖します。

圧倒的性能! ゼルネアスの基本スペック(ZA仕様)

まず、基礎性能からして規格外です。

ゼルネアス(タイプ:フェアリー)

  • 高い種族値: 特攻(C)、特防(D)、素早さ(S)が特に高く、耐久と火力を高水準で両立しています。
  • 優秀なタイプ: 単フェアリーというタイプが優秀です。弱点は「どく」「はがね」の2タイプのみ。ZAバトルクラブ環境では、特に毒タイプの有力なアタッカーが少なく、実質的に鋼タイプ以外で弱点を突くのが難しい状態です。

これだけでも強力ですが、ZAバトルクラブのシステムが、ゼルネアスの強さに拍車をかけています。

最大の問題児「ジオコントロール」の凶悪性能

ゼルネアスを最強たらしめている最大の要因。 それが専用技「ジオコントロール」です。

本家(ターン制バトル)においても、「1ターン溜めて、2ターン目に特攻・特防・素早さを2段階上昇させる」という壊れた性能でした(持ち物パワフルハーブで1ターン化)。

これが、レジェンズ仕様のZAバトルクラブでどうなったか。 なんと、「溜めなし」で「特攻・特防・素早さ(と、おそらく行動順)」を大幅に強化する技として実装されてしまったのです。

「瞑想が爆速で発動するとアホらしい」というコメントがありましたが、まさにその通り。 ジオコントロールは、従来の「つるぎのまい」や「めいそう」といった積み技とは一線を画します。 発動が早く、それでいて上昇幅が尋常ではない。

一度ジオコントロールを積んだゼルネアスは、以下の状態になります。

  1. 超火力: 特性が「フェアリーオーラ」でなくとも(ZAでは特性の仕様が異なる可能性があります)、元々の高特攻がさらに跳ね上がり、タイプ一致の「ムーンフォース」で全てを破壊します。
  2. 超耐久: 特防が大幅に上がるため、特殊アタッカーではまず突破できません。
  3. 超スピード: 素早さも上がるため、一度積まれれば上から殴られ続けます。

この「ジオコントロール」が、ZAバトルクラブの乱戦システムと最悪のマッチングを見せています。 他のプレイヤーがやり合っている隙に、安全圏からジオコントロールを積む。 そして完成した「最強の鹿」が、消耗した他プレイヤーを蹂躙してポイントを総取りしていく。 このムーブが強すぎるのです。

脅威の耐久力と機動力「硬いし早い」

ジオコントロールを積む前から、ゼルネアスは単純に「硬いし早い」ポケモンです。 基礎耐久が高いため、中途半端な攻撃ではびくともしません。 そして、レジェンズ特有のアクション要素、回避(がたにげ、と揶揄されています)性能が非常に高い。

「あいつにがたにげされると必中技以外マジで当たらねえ」

このコメントが示す通り、巨体に見えて機動力が凄まじく、プレイヤーの回避行動と合わせることで、驚異的な生存能力を発揮します。 消耗したフリをして逃げ回り、他のプレイヤーが戦闘を始めた隙に回復アイテムを使い、再びジオコントロールを積んで戦線に復帰する。 その姿は「触らぬ神に祟りなし」ならぬ「触らぬ鹿に祟りなし」状態。 相手にするだけリソース(技PP、アイテム)の無駄、と判断されるほど厄介な存在なのです。

特性「フェアリーオーラ」がバトルクラブで輝く?

ZAのバトルクラブにおいて、特性の仕様は本家と異なる部分が多いと推測されます。 もし、本家同様の「フェアリーオーラ(自分と味方のフェアリー技の威力を上げる)」だとしたら、「奈良公園」環境において、この特性は最悪のシナジーを発揮します。

つまり、フィールドにゼルネアスが複数体いればいるほど、お互いの火力が底上げされていくのです。 自分が攻撃していなくても、近くにいる別のゼルネアスのムーンフォースが強化される。 まさに「鹿の群れ」がシステム的に肯定されてしまっている可能性があります。 (※この点については、現在攻略班で詳細を検証中です)

比較されるイベルタル(Y)の不遇

一方で、対となる伝説のポケモン、イベルタルはどうでしょうか。 こちらは「あく・ひこう」タイプで、ゼルネアスとは対照的な「破壊」を司るポケモンです。

しかし、ランクマでは全くと言っていいほど見かけません。 「XYだからこれだとYは振りすぎる」 このコメントは、ゼルネアス(X)が強すぎて、イベルタル(Y)が不遇すぎる、という現状を表しています。

理由はいくつか考えられます。

  • タイプ相性: ゼルネアスが弱点を突かれないのに対し、イベルタルは「でんき」「こおり」「いわ」「フェアリー」とメジャーな弱点が多く、乱戦で集中砲火を浴びやすいです。
  • ジオコントロールの不在: イベルタルには、ジオコントロールに匹敵する超性能の積み技がありません。
  • 耐久性能: イベルタルも耐久は高いですが、ゼルネアスの「ジオコンによる特殊耐久UP」と比べると見劣りします。

結果として、同じ伝説解禁組でありながら、イベルタルはゼルネアスの前に完全に影を潜めてしまいました。 環境は「X(ゼルネアス)」一色に染まってしまったのです。

「奈良公園」環境のメタゲームと立ち回り

これほどまでに歪んだ環境ですが、プレイヤー達も指をくわえて見ているだけではありません。 カオスな「奈良公園」の中で、独自のメタゲームと対策が生まれつつあります。

対策筆頭!「鋼タイプ」の奮闘

ゼルネアスの弱点を突ける、唯一の希望。 それが「はがね」タイプです。

「頼むよみんな。鋼よ」 「鋼が鹿に抗うと頑張ってる」

こうした声に押されるように、シーズン2では鋼タイプの採用率が急上昇しました。 特に以下のポケモンたちが、鹿ハンターとして注目されています。

メタグロス

シーズン1からの強豪。 高い攻撃と防御、優秀な耐性、そしてタイプ一致の強力な物理技「コメットパンチ」が武器です。 ジオコントロールで特防を上げたゼルネアスに対しても、物理技で弱点を突けるため、対策の筆頭とされています。 「鹿を追いかけ続けるグロスいいよね」というコメントのように、機動力もそこそこあり、逃げる鹿を仕留められる可能性があります。 ただし、「ヘビーボンバー」はゼルネアスに効きづらく、しっかり「コメットパンチ」を採用していないと対処が難しいです。

ボスゴドラ

物理耐久と攻撃に特化したポケモン。 特性「がんじょう」(ZA仕様)で一度は耐え、高火力の「アイアンヘッド」や「もろはのずつき」で反撃を狙います。 ただし、足が遅いため、逃げるゼルネアスを捉えるのは困難です。

ハガネール

「お前らもハガネール使わないか」という声も。 圧倒的な物理防御力を誇り、メガシンカすればさらに盤石になります。 ただし、メタグロス以上に足が遅く、火力も不足しがち。 ゼルネアスを倒すというよりは、「止める」「妨害する」役割が主になるでしょう。

しかし、これらの鋼タイプも万能ではありません。 ゼルネアス側も鋼対策を怠っておらず、「きあいだま(格闘技)」を搭載している個体も多いです。 「10万(ボルト)なけりゃ無人(ド)を出された。気合い玉没収しろ」という嘆きは、鋼タイプが気合い玉で返り討ちに遭っている現状を示しています。

メタのメタ「鋼狩り」の横行

環境が「ゼルネアス」と「それを狩る鋼」に二極化した結果、当然ながら「鋼を狩る」ポケモンが台頭し始めました。 これが現在のメタゲームです。

「鹿を借りに来たグロスを熱風で焼く悪漢」 「鋼対策の炎枠が増えた」

鋼タイプの弱点である「ほのお」「じめん」「かくとう」タイプのポケモンが、漁夫の利を狙って増加しています。

  • シャンデラ、リザードン、エンブオー(炎): メタグロスやハガネールを「ねっぷう」や「フレアドライブ」で焼きます。 特にエンブオーは「ビルドアップ(攻撃・防御UP)」からの「フレアドライブ」で、鋼だけでなく耐久に振ったゼルネアスすら突破できる可能性を秘めています。
  • ガブリアス(地面): シーズン1の王者。 鋼タイプに抜群の「じしん」を叩き込みます。 ただし、ゼルネアス本人には無力なのが辛いところ。

「鹿を借りに来たやつを狩る。しかも狩る。両方やらなきゃいけないのがドリュウズの辛さ」 このコメントは、鋼/地面タイプのドリュウズが、鹿(フェアリー)と炎(鋼対策)の両方を見なければならず、板挟みになっている苦悩を表しています。

非推奨? 毒タイプでの嫌がらせ

ゼルネアスのもう一つの弱点である「どく」タイプはどうでしょうか。 「独々(どくどく)あんま見ないけど嫌がらせできるかな」 「まとわりつくとか嫌がらせする方法はいくらでもある」

確かに、状態異常やスリップダメージで妨害する戦術は存在します。 しかし、ZAバトルクラブのルールでは、これが悪手とされています。

「毒ドとかまとわりつくとかやっても俺がポイント取れる可能性低くて特がない」 「毒で嫌がらせしても得するのって他のやつだからな」

そう、ZAバトルクラブはポイント制です。 毒でじわじわ追い詰めても、最後にとどめを刺したのは別のプレイヤーであれば、ポイントは入りません。 むしろ、毒で弱らせたゼルネアスを、他のプレイヤー(多くは別のゼルネアス)がハイエナしに来るだけ。 嫌がらせはできても、自分の順位は上がらないのです。 これが、毒タイプが「不甲斐ない」と言われる理由です。

現環境での賢い立ち回り「鹿を狩るな」

では、この「奈良公園」で勝ち抜く(ポイントを稼ぐ)ための最適解は何なのでしょうか。 皮肉なことに、それは「ゼルネアスを積極的に狙わないこと」です。

「鹿を3人で狩るより雑魚(非ゼルネアス)を狩る方が確実に1点入る」 「削れたゼルネアスを後ろから仕留める方が楽」

ジオコントロールを積んだゼルネアスは、硬く、強く、逃げ足も速い。 そんな相手にリソースを割くのは非効率です。 それよりも、ゼルネアスから逃げている他の一般ポケモンを狙ったり、ゼルネアス同士が潰し合って消耗したところを「漁夫の利」で仕留めたりする方が、遥かに効率よくポイントを稼げます。

結果、プレイヤーの行動は以下のように分かれます。

  1. ゼルネアス使用者: 他の雑魚を狩りつつ、隙を見てジオコンを積み、完成したら他プレイヤーを蹂躙する。
  2. 鋼タイプ使用者: ゼルネアスを狩ることに執念を燃やす。あるいは、自分を狙ってくる炎・地面タイプと戦う。
  3. その他(炎・地面など): 鋼タイプを狩る。ゼルネアスからは逃げる。

「鹿が強いんだけどいない時の方が面白いからすぐ交代させるようにしてる」 という、半ば諦めのような立ち回り(ヘイトコントロール)を選ぶプレイヤーもいるほどです。

持ち物考察「せんせいのツメ」は有効か?

この環境で注目される持ち物もあります。 「鹿はなんとなく先生の爪を持たせている」

これは、ミラーマッチや鋼タイプと対面した際に、相手より先に「ジオコントロール」を積むための策でしょう。 しかし、「アギルダーに持たせてたけど10回も発動しないことあるからやめた」という声もあり、運が絡む「せんせいのツメ」に頼るのは、やはり安定しないようです。 それよりも、耐久や火力を上げるアイテムの方が、結果的に勝率に貢献するのかもしれません。

今後どうなる? シーズン2の展望と対策

混沌を極めるシーズン2。 この「奈良公園」状態はいつまで続くのでしょうか。

このゼルネアス一強は続くのか?

短期的には、続くでしょう。 ジオコントロールの性能が根本的に強力すぎるため、小手先の対策ではこの一強体制は覆りません。

しかし、メタは常に動いています。 「ゼルネアス見ない試合も出てきた。鋼対策の炎枠が増えた」 「メタグロス増えてはしか減少」

鋼タイプが増えすぎれば、それを狩る炎・地面タイプがさらに増えます。 そうなれば、炎・地面タイプに強いポケモン(例えば水タイプやドラゴンタイプ)が再び注目されるかもしれません。 環境が一周して、ゼルネアスが(相対的に)動きにくくなる可能性はゼロではありません。

運営の調整(ナーフ)は入るか?

最も期待されているのが、運営によるゲームバランスの調整、すなわちゼルネアス(特にジオコントロール)の弱体化(ナーフ)です。

「ジオコントロールがさすがに頭悪すぎる」 「(本家で)それでテラスタルとかされたら溜まったもんじゃねえわ」

本家の開発陣も、ジオコントロールの強さは重々承知しているはず。 ZAバトルクラブという新しいゲームシステムにおいて、この技がどれほど環境を破壊するか、テストが不十分だった可能性は否めません。 あまりにもヘイトが集中し、プレイヤーの引退が相次ぐようなら、シーズン途中、あるいはシーズン3開始時に、間違いなく調整が入るでしょう。 私たちは、その「Xデー」を待つしかありません。

「めがえし」集め目的ならどうする?

中には、「ランクマの順位より、報酬の『めがえし(メガストーン返し?=メガストーンのことか)』が欲しいだけ」というプレイヤーもいるでしょう。

「目が返し欲しいからランクマ始めたらしか地獄と聞いて悩む」 「エースがガブと海流だけど無謀」

そうした方々には朗報です。 「目が返し集め程度なら低ランクで手に入るから問題なし」 「おしぼ(オシャレボール)興味なければやめていい」

報酬は、ランクがある程度(おそらくC~B帯)あれば最低限は貰えるようです。 「奈良公園」が本格化するのはAランク以上。 報酬目的であれば、無理に地獄の上位ランクを目指さず、ストレスのない範囲でプレイするのが賢明です。 ガブリアスやカイリューでも、低ランク帯ならまだまだ活躍の場はあります。

ライター(私)が試すゼルネアス対策

最後に、私、桐谷シンジが現在試している、あるいは注目している対策ポケモンをいくつか紹介します。

  • ジュペッタ(ゴースト・あく:メガシンカ) 「ジュペッタで剣舞→ゴーストダイブ→かげうちシュートで潰せる」 これは面白い戦術です。 ゴーストダイブで一度姿を消し、ジオコンの隙をうかがい、強化されたかげうち(ZA仕様?)で仕留める。 メガジュペッタのトリッキーな動きは、乱戦で輝く可能性があります。
  • エンブオー(ほのお・かくとう) 「エンブオーでビルド→相撲→フレドラで倒せる」 (※相撲=おそらく「もろはのずつき」や「ばかぢから」のことか) 前述の通り、ビルドアップで物理性能を上げれば、ゼルネアスの弱点である鋼タイプと、ゼルネアス本人(物理耐久は並)の両方を見られる可能性があります。 「きあいだま」持ちゼルネアスには注意が必要ですが、ロマンのある一体です。
  • メタグロス(はがね・エスパー) 結局は、このポケモンに戻ってくるのかもしれません。 「グロスで耐えながら鹿狩りしたいけど耐久振り鹿狩り勝った方が楽」 (※鹿狩り勝った=漁夫の利を狙った方が楽、の意か) 正攻法で鹿を狩れる筆頭。 いかに鋼対策の炎タイプから身を守りつつ、本命の鹿にコメットパンチを叩き込めるか。 立ち回りの腕が問われます。

まとめ

今回は、ポケモンレジェンズ Z-AのZAバトルクラブ シーズン2における「奈良公園」状態について、その理由と現状を徹底的に解説しました。

ゼルネアスの圧倒的な性能、特に「ジオコントロール」の凶悪さが、ZAバトルクラブの乱戦・ポイント制システムと最悪の形で噛み合い、一強環境を生み出してしまいました。 プレイヤーは「鹿を狩る鋼」と「鋼を狩る炎・地面」というメタゲームを強いられ、シーズン1のような多様性は失われています。

正直なところ、今この環境で上位を目指すのは、かなりの精神力と「鹿(ゼルネアス)」への対策(あるいは同化)が求められます。 運営による早急なバランス調整を期待しつつ、私たちはこの奈良公園で、鹿せんべい(ポイント)を奪い合うしかないようです。

報酬目的の方は、無理せず低ランク帯で楽しむことを強く推奨します。 私自身も、もう少しこの地獄の鹿狩り(あるいは鹿からの逃走劇)を楽しんでみようと思います。

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