編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、ついに『ポケモンZA』のランクマッチ・シーズン6(S6)で解禁された「メガレックウザ」の圧倒的な性能と、なぜこれほどまでに環境を破壊しているのかが気になっていると思います。 伝説のポケモンの中でも最強の呼び声高いレックウザが、メガ進化という力を得てどのように変貌したのか。 その神髄を、実際のプレイデータと私のやり込み経験をもとに徹底的にレビューしていきます。
この記事を読み終える頃には、メガレックウザを使いこなし、ランクマッチの頂点へと駆け上がるための戦略と、敵として対峙した際の対策が完璧に理解できているはずです。
- 攻撃種族値180と特性デルタストリームによる攻防一体の超次元性能
- メガストーン不要で気合のタスキを装備可能な異次元の自由度
- つるぎのまいとしんそくを絡めた回避不能の黄金コンボ
- 乱戦を制するガリョウテンセイの破壊力と実戦での立ち回り
それでは解説していきます。
メガレックウザ解禁がもたらしたランクマS6の激変
『ポケモンZA』の歴史において、シーズン6は「破壊神の降臨」として記憶されることになるでしょう。 これまでザシアンやゼルネアス、バドレックスといった強力な伝説ポケモンたちが王座を争ってきましたが、メガレックウザの参戦により、その勢力図は一気に塗り替えられました。
ポケモンZAにおける「伝説枠」の定義が変わる
本作のランクマッチにおいて、伝説のポケモンは単なる「強い駒」ではありません。 特にアクション要素が強い本作のバトルシステムでは、技の判定、リキャスト、そして「一撃でどれだけ相手を絶望させられるか」が重要です。 メガレックウザは、これら全ての要素において頂点に君臨しています。
これまでのシーズンでは、フェアリータイプによるドラゴン封じがメタの基本でした。 しかし、メガレックウザは「ひこうタイプ」としての側面、そして特性「デルタストリーム」による耐性変化により、これまでの対策を無力化してしまいます。
メガ進化解禁の歴史的背景とS6の意義
『ポケモンZA』の目玉であるメガ進化。 これまでは準伝説や一般ポケモンに限られていたこの力が、ついに伝説枠であるレックウザに開放されました。 この意味は非常に重いです。 メガレックウザは、通常のメガ進化のルールである「メガストーンの固定」を無視できる唯一無二の存在だからです。
この特性により、S6環境は「誰がレックウザを使いこなすか」ではなく、「レックウザを前提とした上で、どのような変則的な構築を組むか」という、非常に高度な読み合いのステージへと突入しました。
「M次元ラッシュ」戦略の台頭
現在、上位ランカーたちがこぞって採用しているのが「M次元ラッシュ」と呼ばれる戦術です。 これは、メガレックウザの圧倒的な機動力を活かし、相手のサイクルが完成する前に「ガリョウテンセイ」で穴を空け、残りを「しんそく」で一掃する超速攻型のスタイルです。 回避が難しい広範囲の技判定を持つレックウザならではの戦い方と言えます。
メガレックウザの圧倒的な強さの秘密を徹底分析
なぜメガレックウザはこれほどまでに「壊れ」と言われるのか。 その理由は、単なる数値の高さだけではありません。 システムに愛されたその性能を、項目別に深掘りします。
攻撃・特攻180という暴力的な種族値
まずは、この絶望的なステータスを見てください。 メガ進化後の攻撃(A)および特攻(C)は180。 これは、等倍ダメージであっても多くのポケモンを「受け出し不可能」な状態に追い込む数値です。
メガレックウザ種族値比較表
| ステータス | 通常レックウザ | メガレックウザ | 伸び率・評価 |
|---|---|---|---|
| HP | 105 | 105 | 耐久のベースが高い |
| 攻撃 | 150 | 180 | 物理エースとして最高峰 |
| 防御 | 90 | 100 | 微増だが確定数が変わる |
| 特攻 | 150 | 180 | 両刀運用も可能な驚異の数値 |
| 特防 | 90 | 100 | 特殊耐久も安定 |
| 素早さ | 95 | 115 | 激戦区の100〜110族を抜き去る |
| 合計 | 680 | 780 | 伝説を超える合計値 |
注目すべきは素早さが115まで引き上げられた点です。 本作のリキャストシステムにおいて、素早さは技の回転率に影響を及ぼします。 115という数値は、多くの高速アタッカーに対して先手で「ガリョウテンセイ」を叩き込み、そのまま相手を機能不全に陥れるのに十分な数値です。
特性「デルタストリーム」による防御面の革新
メガレックウザの強さを語る上で外せないのが、専用特性「デルタストリーム」です。 天候を「乱気流」に変えるこの特性は、ひこうタイプが受ける弱点ダメージ(いわ、でんき、こおり)を半減、つまり等倍にします。
本来、ひこう・ドラゴンタイプにとって「こおり」は4倍弱点という致命傷でした。 しかし、デルタストリーム下ではこれが2倍に抑えられます。 さらに「いわ」や「でんき」といったメジャーな弱点も等倍になるため、実質的に「弱点が非常に少ない高耐久アタッカー」へと変貌するのです。
メガストーン不要:気合のタスキとの共存という「反則」
これがメガレックウザを「最強」たらしめる最大の要因です。 通常のメガ進化は持ち物が固定されますが、レックウザは「ガリョウテンセイ」という技を覚えているだけでメガ進化が可能です。
これにより、多くのトレーナーは持ち物に「気合のタスキ」を選択します。 どれほどの高火力技を食らってもHP1で耐え、返しの「つるぎのまい」からの「全抜き」を可能にする。 この「行動保証」があるメガ進化ポケモンは、他に存在しません。
メガレックウザの育成論:S6対応の最適解
私が実際にやり込み、数多のトレーナーを絶望させてきた「桐谷式・メガレックウザ」の構成を公開します。
性格「いじっぱり」AS振りの極意
現環境では、素早さ補正のある「ようき」よりも、火力を極限まで高める「いじっぱり」が主流です。
- 性格: いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
- 努力値: 攻撃252 / 素早さ252 / HP4
- 持ち物: 気合のタスキ
この振り方の理由は、タスキによる行動保証があるため、耐久に振る必要が一切ないからです。 また、素早さを252振ることで、リキャストタイム(技の再発動待ち時間)を極限まで短縮し、戦場での技回数を増やします。 「0.1秒でも早く次の技を出す」ことが、このアクション要素の強い対戦では勝敗を分けます。
技構成:物理突破型「黄金の四選」
- ガリョウテンセイ: メガ進化のキー。威力120のメインウェポン。
- ドラゴンダイブ: 高威力かつ怯み狙い。中距離からの奇襲に。
- しんそく: 削り残しを狩る。優先度を活かしたトドメ用。
- つるぎのまい: タスキで耐えながら積む。全抜きのトリガー。
「ドラゴンダイブ」から「しんそく」へのコンボは、まさに回避不能の連携です。 ダイブで大きく削り、相手が逃げたり回避したりする隙に、最速発生のしんそくを叩き込む。 この流れが確立された時、相手の画面には「1位:レックウザ」の文字が表示されることでしょう。
技性能と使用感の比較表
| 技名 | 威力 | 命中 | 備考・実戦での感触 |
|---|---|---|---|
| ガリョウテンセイ | 120 | 100 | 破壊力抜群だが、回避されると隙が大きい。 |
| ドラゴンダイブ | 100 | 75 | 威力は高いが命中不安。怯ませれば爆アド。 |
| しんそく | 80 | 100 | 本作最強の先制技。リキャストが短く使い勝手◎ |
| つるぎのまい | – | – | 発動時のエフェクトが美しく、心理的プレッシャーも大。 |
実戦レビュー:メガレックウザを動かす際のポイント
実際に使ってみると分かりますが、メガレックウザの火力は「頭がおかしい」レベルです。 しかし、ただボタンを連打していれば勝てるほど甘くもありません。
「ガリョウテンセイ」の射程と回避のリスク
ガリョウテンセイは、発動すると空高く舞い上がり、相手に突進する技です。 この技は非常に強力ですが、実は「走っているだけで避けられる」という弱点があります。 本作のアクションバトルでは、相手も必死に回避行動を取ります。
当てるコツは、相手が技を振った後の「硬直」を狙うこと。 いわゆる「着地狩り」の要領で、相手が動けない瞬間を狙い撃つのがプロのレックウザ使いです。
「回避ガチ」で掴み取る勝利
レビュー動画でもお伝えしましたが、今の環境は「避けられるか、避けられないか」の勝負です。 メガレックウザは空中の機動力も優れているため、相手の攻撃を空中でいなしつつ、隙を見て降下攻撃を仕掛けるのが基本となります。 タスキがあるからと過信せず、一発も食らわずに3体抜き去るくらいの「回避ガチ」の姿勢が求められます。
乱戦での立ち回りとハイエナ戦略
ランクマッチのマルチ戦においては、2体がやり合っている横から「しんそく」で美味しいところを奪う「ハイエナ戦略」が極めて有効です。 メガレックウザのA180から放たれるしんそくは、HPが半分以下のポケモンならほぼ確実に仕留められます。 10キル1位を狙うなら、無闇に突っ込むのではなく、獲物が弱るのを待つ冷静さも必要です。
メガレックウザを支える最強のパーティ構築
レックウザ単体でも強いですが、脇を固めるポケモンたちとのシナジーを考えることで、その勝率はさらに跳ね上がります。
メルメタルという「鉄壁の盾」
物理耐久お化けのメルメタルは、レックウザの最高の相棒です。 レックウザが苦手なフェアリータイプ(ゼルネアスなど)に対して、メルメタルの「ヘビーボンバー」が刺さります。 メルメタルで戦場をかき乱し、相手がしびれを切らして交代したところに、メガレックウザを降臨させる。 この「剛」と「速」の組み合わせは、S6環境における一つの完成形と言えます。
ゼルネアスとの「伝説デュオ」
特殊エースのゼルネアスと並べることで、相手に物理と特殊の両面対策を強いることができます。 レックウザのデルタストリームは味方のひこうタイプも守るため、ひこうテラスタルを絡めた戦略とも相性が良いです。 相手からすれば、空からレックウザ、地上からゼルネアスが迫ってくる状況は、まさに悪夢そのものです。
メガレックウザの弱点と対策:倒し方を知る
最強に見えるメガレックウザにも、付け入る隙は存在します。 敵として遭遇した際に覚えておくべき対策をまとめました。
フェアリータイプによる無効化と交代読み
レックウザが安易に「ドラゴンダイブ」を打ってくるようなら、フェアリータイプを後出しして無効化するのが鉄則です。 また、しんそくはゴーストタイプには効かないため、交代でスカすことができれば、大きなリターンを得られます。
状態異常「まひ」と「ねむり」
どれほど素早さが高くても、麻痺してしまえばその機動力は半減します。 また、リキャストの隙を狙って「でんじは」や「キノコのほうし」を差し込むことができれば、メガレックウザといえど無力化が可能です。 特にアクションゲームとしての側面が強い本作では、行動不能時間は死に直結します。
回避に全神経を集中させる
対メガレックウザにおいて、最大の防御は「当たらないこと」です。 ガリョウテンセイの誘導性能はそこまで高くありません。 相手が技を出す予備動作を見たら、即座にサイドステップやダッシュで距離を取りましょう。 外した後のレックウザは防御が下がっているため、そこが最大の攻撃チャンスとなります。
桐谷シンジの独自考察:なぜレックウザは「特別」なのか
私がこれほどまでにレックウザを高く評価するのには、数値以外の理由があります。 それは、このポケモンが持つ「カリスマ性」と「ゲーム体験の向上」です。
使う楽しさ、倒す達成感
レックウザを操作している時の「自分が戦場を支配している」感覚は、他のポケモンでは決して味わえません。 高火力を叩き出し、流れるようなコンボで相手を圧倒する。 これは対戦ゲームにおける最高のご褒美です。 一方で、その最強の存在をプレイヤースキルで打ち破った時の快感もまた、本作の醍醐味と言えます。
S6環境の結論としてのメガレックウザ
多くのトレーナーが議論を重ねていますが、現時点での結論は「レックウザを軸に据えるか、レックウザをメタるか」の二択です。 これほどまでに環境を規定する存在は、歴史を振り返っても数少ないです。 だからこそ、今このシーズンをプレイするなら、一度はメガレックウザを自身の手で育成し、その圧倒的な力を体感しておくべきです。
まとめ
『ポケモンZA』ランクマッチ・シーズン6で解禁されたメガレックウザは、まさに期待を裏切らない「ぶっ壊れ」性能でした。 A180、S115という数値の暴力に加え、メガストーン不要というシステム上の優遇、そして弱点を克服するデルタストリーム。 これらが重なり合い、文字通りの破壊神として君臨しています。
しかし、その強さは決して「誰でも勝てる」といった安直なものではありません。 ガリョウテンセイを当てるタイミング、しんそくによるトドメの判断、そして相手の攻撃を完璧にいなす「回避ガチ」のプレイヤースキル。 これらが伴って初めて、メガレックウザは真の力を発揮します。
この記事で紹介した育成論と立ち回りを参考に、ぜひ自分だけの「最強の龍」を育て上げてみてください。 戦場で、その圧倒的なガリョウテンセイを見られるのを楽しみにしています。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。 慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。 最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。 メガレックウザの育成に夢中になりすぎて、今日も深夜までランクマッチに潜り続けている。
この記事があなたのポケモンライフをより豊かにすることを願っています。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 みんなもポケモンゲットじゃぞ!




















