編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられている質問に対し、徹底的な検証と実戦データを元にお答えしていきます。
この記事を読んでいるあなたは、ランクマッチという修羅場で勝ち抜くために、「ドリュウズ」という最強の矛をどのように研ぎ澄ませばよいのか、その最適解を求めていることでしょう。 あるいは、育成において「努力値の4振り」ひとつで勝敗が決まるシビアな世界に足を踏み入れ、1ポイントの無駄も許さない完璧な調整を探しているのかもしれません。
ドリュウズは、その圧倒的な攻撃力と優秀な耐性により、登場以来長きにわたって対戦環境のトップメタに君臨し続けているポケモンです。 今作『ポケモンレジェンズ Z-A』においても、メガシンカポケモンが跋扈する環境下で、彼らに引けを取らない、むしろ彼らを狩る側の存在として注目を集めています。 しかし、ただ漫然と数値を振るだけでは、彼の真価は発揮されません。 環境に合わせた素早さラインの調整、仮想敵の攻撃を耐えるための耐久調整、そして役割を遂行するための技構成。 これら全てが噛み合った時、ドリュウズはあなたのパーティを勝利へと導く絶対的なエースとなります。
この記事を読み終える頃には、あなたのドリュウズに関する疑問はすべて解消され、ランクマッチで相手を圧倒するための明確なビジョンが見えているはずです。 初心者から上級者まで、全てのトレーナーに捧ぐドリュウズ育成のバイブルとして、ぜひ最後までお付き合いください。
- 攻撃と素早さに全振りするAS型が基本にして最強
- 砂パ運用・スカーフ・チョッキそれぞれの詳細な調整ライン
- 仮想敵ごとのダメージ計算と具体的な立ち回りチャート
- サビ組事務所やクエーサー社を活用した最高効率の育成ルート
それでは解説していきます。
ドリュウズの基礎スペックと役割理解
努力値の調整に入る前に、まずはドリュウズというポケモンのスペックを正しく理解しましょう。 「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」です。
種族値データ
| ステータス | 種族値 | 評価 | 解説 |
|---|---|---|---|
| HP (H) | 110 | 高い | アタッカーとしては破格の高さ。防御・特防が低くても実質耐久は並以上あります。 |
| 攻撃 (A) | 135 | 非常に高い | 一般ポケモンとしては最高クラス。タイプ一致地震の火力は凄まじいの一言。 |
| 防御 (B) | 60 | 低い | 物理耐久は心許ないため、等倍でも高火力の物理技は耐えられません。 |
| 特攻 (C) | 50 | 低い | 不要なステータスです。潔く捨てましょう。 |
| 特防 (D) | 65 | 低い | そのままだと紙耐久ですが、Hが高いためチョッキを持てば化けます。 |
| 素早さ (S) | 88 | 並 | 激戦区ですが、特性「すなかき」やスカーフで補うことで真価を発揮します。 |
タイプ相性の強み
ドリュウズの「じめん・はがね」という複合タイプは、攻守ともに非常に優秀です。
- 攻撃面: 「じめん」と「はがね」の両方を半減以下にできるポケモンは、テッカグヤやエアームド、ヒートロトムなどごく一部に限られます。 それ以外のほとんどのポケモンに対して、どちらかの技が等倍以上で通るという攻撃範囲の広さが魅力です。
- 防御面:
- 4倍弱点:なし
- 2倍弱点:ほのお、みず、かくとう、じめん
- 半減:ノーマル、ひこう、エスパー、むし、いわ、ドラゴン、はがね、フェアリー
- 無効:でんき、どく
特筆すべきは「でんき」「どく」無効と、「フェアリー」「ドラゴン」半減です。 これにより、環境に多いハバタクカミやカイリュー、サーフゴーといったポケモンに対して強く出ることができます。 また、「どくどく」が効かないため、耐久ポケモンとの泥仕合にも強いという耐性を持っています。
【調整案①】環境最速の制圧者「AS極振り型」
まずは基本にして頂点、最も使用率の高い「AS極振り型」について深掘りします。 ドリュウズの役割である「相手の上から高火力を押し付ける」を最も体現した型です。
努力値配分と実数値
性格:ようき(素早さ↑ 特攻↓)
| ステータス | 努力値 | 実数値(Lv50) | 調整意図 |
|---|---|---|---|
| HP (H) | 4 | 186 | 奇数調整(定数ダメ意識) |
| 攻撃 (A) | 252 | 187 | 最大火力。確定数をずらすため妥協不可。 |
| 防御 (B) | 0 | 80 | – |
| 特攻 (C) | 0 | – | – |
| 特防 (D) | 0 | 85 | – |
| 素早さ (S) | 252 | 154 | 最速。同速勝負意識。 |
性格:いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
| ステータス | 努力値 | 実数値(Lv50) | 調整意図 |
|---|---|---|---|
| HP (H) | 4 | 186 | – |
| 攻撃 (A) | 252 | 205 | 特化。崩し性能を重視。 |
| 防御 (B) | 0 | 80 | – |
| 特攻 (C) | 0 | – | – |
| 特防 (D) | 0 | 85 | – |
| 素早さ (S) | 252 | 140 | 準速。スカーフや砂かき前提ならこれもあり。 |
「ようき」か「いじっぱり」か?
この2択は永遠の課題ですが、現環境での判断基準を解説します。
- ようき(最速)を選ぶべき理由:
- 同速対決:相手のドリュウズと対面した際、50%の確率で先制できます。これに勝てばイージーウィン、負ければ負け直結の場面が多いため、ランクマでは最速が安定します。
- 準速ミミッキュ抜き:最速(実数値154)なら、準速ミミッキュ(実数値148)を確実に抜けます。いじっぱり(実数値140)だと抜かれてしまい、皮を剥ぐ前に鬼火を入れられたり削られたりします。
- 最速セグレイブ抜き:最速87族(セグレイブなど)の実数値は152。ドリュウズが最速ならこれらを抜いてアイアンヘッドを撃ち込めます。
- いじっぱり(準速)を選ぶべき理由:
- 確定数の変化:A実数値205からの地震は、HB特化ドヒドイデなどの受けポケモンを乱数で飛ばせる確率が上がります。
- 砂かき・スカーフ前提:特性やアイテムでSを補うなら、素のSを削って火力に回すメリットが大きくなります。
結論:迷ったら**「ようき」**推奨です。素早さ1の差で泣く試合はあまりにも多いからです。
この型での立ち回り
基本的には先発、あるいは死に出しから展開します。 特性「すなかき」であれば、バンギラスやカバルドンが砂を撒いた直後に降臨し、上から「アイアンヘッド」で怯みを狙いつつ攻め立てます。 特性「かたやぶり」であれば、ミミッキュやロトムに対面させ、相手の想定外の一撃をお見舞いします。
HPの端数4振りは、Hに振ることで実数値186(偶数)になります。 ステルスロックなどの定数ダメージを意識するなら奇数の方が良いとされますが、ドリュウズは岩技半減(ステロ1/4)なのでそこまで気にしなくても大丈夫です。 もし「ダウンロード」対策(相手のポリゴン2のCを上げさせない)をするなら、Dに4振るのもありです。 (B80 < D86 となり、Dの方が高くなるため、ポリゴン2のダウンロードでAが上がるようになる)
【調整案②】対面性能の鬼「HAチョッキ型」
ドリュウズの低いDを「とつげきチョッキ」で補い、特殊アタッカーとの殴り合いを制する型です。 交代戦(サイクル戦)にも組み込みやすく、安定感があります。
努力値配分と実数値
性格:いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
| ステータス | 努力値 | 実数値(Lv50) | 調整意図 |
|---|---|---|---|
| HP (H) | 44 | 191 | 16n-1(天候ダメ、火傷ダメ最小) |
| 攻撃 (A) | 236 | 203 | ほぼ特化 |
| 防御 (B) | 4 | 81 | 余り |
| 特攻 (C) | 0 | – | – |
| 特防 (D) | 220 | 108 | チョッキ込みで実数値162相当 |
| 素早さ (S) | 4 | 109 | 無振り85族抜き調整 |
調整のポイント解説
- 特殊耐久ライン: この調整(D実数値108×チョッキ1.5倍=162相当)により、以下の攻撃を耐えることができます。
- 臆病ハバタクカミの「ムーンフォース」確定3発
- 臆病テツノツツミの「ハイドロポンプ」確定耐え(乱数次第ですが、高確率で耐えて返しの地震で処理可能)
- 控えめサーフゴーの「シャドーボール」確定3発
- 火力ライン: A実数値203を確保しているため、返しの攻撃で無振りハバタクカミやテツノツツミは確定1発です。
- 素早さ: Sにはほとんど割いていません。この型は「後攻で攻撃を受けてから倒す」ことが前提だからです。 ただし、同族(S88族)や激戦区の85族(ゴリランダーなど)の無振りを抜けるように少しだけ振っておく、あるいはSラインをもっと上げてDを削る調整も有効です。
技構成の工夫
チョッキ型の場合、補助技(つるぎのまい、ステルスロック)が使えません。 よって、フルアタ構成になります。
- じしん(必須)
- アイアンヘッド(必須)
- がんせきふうじ(S操作用。後続サポートや、対面した相手のSを下げて2発目を上から撃つために重要)
- つのドリル(受け崩し用。火力が足りない相手への最終手段)
特に「がんせきふうじ」は重要です。 例えば、相手が交代してきそうな場面で撃つことで、出てきたポケモンのSを下げ、次のターンに上から「じしん」を叩き込むといったプレイングが可能になります。
【調整案③】奇襲のスペシャリスト「スカーフ型」
「こだわりスカーフ」を持たせ、本来抜けない相手の上を取る型です。 特性「かたやぶり」との相性が抜群によく、初手性能が非常に高いのが特徴です。
努力値配分と実数値
性格:ようき(素早さ↑ 特攻↓)
| ステータス | 努力値 | 実数値(Lv50) | 調整意図 |
|---|---|---|---|
| HP (H) | 4 | 186 | – |
| 攻撃 (A) | 252 | 187 | – |
| 防御 (B) | 0 | 80 | – |
| 特攻 (C) | 0 | – | – |
| 特防 (D) | 0 | 85 | – |
| 素早さ (S) | 252 | 154 | スカーフ込みで実数値231 |
素早さラインの考察
スカーフ込みの実数値231というのは、以下の相手を抜けるラインです。
- 最速ドラパルト(実数値213)
- 最速フェローチェ(実数値223)
- スカーフを持った準速100族(実数値225付近)
- 1回「りゅうのまい」を積んだ最速カイリュー(実数値217)
ここまで速ければ、環境のほとんどのポケモンの上を取れます。 特に「りゅうのまい」を積んで全抜きを狙ってくるカイリューやボーマンダに対し、上から「いわなだれ」でストップをかけられるのは大きな利点です。
「いじっぱり」スカーフの可能性
性格を「いじっぱり」にした場合、S実数値は140→スカーフ込みで210となります。 これだと最速ドラパルト(213)に抜けません。 ドラパルトは環境に非常に多いため、スカーフを持つなら最速(ようき)にしてドラパルトを抜けるようにしておくのが、現環境での「嗜み」と言えるでしょう。
ただし、ドラパルトを意識しない(他のポケモンで対策できている)のであれば、いじっぱりにして火力を底上げし、乱数を有利にするのも一つの戦略です。
ダメージ計算と仮想敵対策
ここでは、ドリュウズが直面する主要な相手へのダメージ計算を掲載します。 これを知っておくことで、「倒せると思って突っ込んだら耐えられて返り討ちにあった」という事故を防げます。 ※A252振り、性格ようき(実数値187)で計算。
攻め(ドリュウズが攻撃する場合)
- VS ハバタクカミ(H4振り)
- アイアンヘッド:156.4%〜186.2%(確定1発)
- じしん:130.5%〜154.1%(確定1発)
- 解説:当たれば勝ちです。タスキには注意。
- VS カイリュー(H252振り、マルスケあり)
- いわなだれ:26.2%〜31.3%(確定4発)
- アイアンヘッド:19.1%〜22.7%
- 解説:マルチスケイルがある状態では全く歯が立ちません。ステロを撒いてマルスケを潰すか、味方で削ってから対面させる必要があります。かたやぶりならマルスケ貫通で岩雪崩が通りますが、それでも一撃は不可能です。
- VS サーフゴー(H252振り)
- じしん:102.0%〜120.6%(確定1発)
- 解説:耐久に振っていても確1です。ただし、相手が「ふうせん」を持っている場合があるので注意。
- VS ミミッキュ(H4振り)
- アイアンヘッド(かたやぶり):123.6%〜146.5%(確定1発)
- 解説:化けの皮ごと貫通して即死させます。これぞドリュウズの真骨頂。
- VS ウォッシュロトム(H252振り)
- じしん(かたやぶり):95.5%〜112.1%(乱数1発 68.7%)
- 解説:高乱数ですが、確1ではありません。ステロダメージなどが少しでも入っていれば確定になります。
受け(ドリュウズが攻撃を受ける場合)
※無振り(実数値H186-B80-D85)で計算。
- VS ミミッキュ(A特化、命の珠)
- シャドークロー:43.5%〜51.6%(低乱数2発)
- かげうち:25.2%〜30.1%
- 解説:対面なら余裕を持って耐えて反撃できます。剣舞を積まれていなければ安全です。
- VS カイリュー(A特化、鉢巻)
- しんそく:40.8%〜48.3%(確定3発)
- じしん:126.8%〜149.4%(確定1発)
- 解説:神速は耐えますが、地震を持たれていると即死です。
- VS ウーラオス(水)(A特化)
- すいりゅうれんだ:135.4%〜161.2%(確定1発)
- 解説:無理です。素直に引きましょう。
技構成の深掘り:採用理由と使い分け
前回の記事で紹介しきれなかった技や、細かい仕様について解説します。
攻撃技
- じしん(威力100 / 命中100) メインウェポン。非接触技なので、ゴツゴツメットやサメハダなどの接触ダメージを受けないのが優秀です。 ダブルバトルでは全体技になり、味方も巻き込むので注意が必要です(味方に浮いているポケモンや「まもる」が必要)。
- アイアンヘッド(威力80 / 命中100) 30%の怯み効果が強力すぎます。 「すなかき」でSが上がっている場合、実質的に「3割の確率で相手を行動不能にする追加効果」がついているようなものです。 不利な対面でも、アイヘ連打で強引に突破する「怯みゲー」は、対戦相手からすれば悪夢ですが、使う側からすれば立派な勝ち筋の一つです。
- ロックブラスト(威力25×2〜5 / 命中90) 「いわなだれ」との選択になります。 メリットは「ミミッキュの皮を割りながら本体にダメージを通せる」「タスキ持ちを貫通して倒せる」「身代わりを壊して本体に攻撃できる」点です。 デメリットは「命中不安」「威力不安定」。4回以上当たれば雪崩より強いですが、2回で終わると悲惨です。 カイリューのマルスケ対策や、身代わり持ち(ポイヒガッサなど)を重く見るならこちらを採用しましょう。
- つのドリル(一撃必殺 / 命中30) ドリュウズをドリュウズ足らしめる技。 どんなに硬い受けポケモン(ヘイラッシャ、キョジオーン、アーマーガアなど)も、30%で沈めます。 試行回数を稼げば稼ぐほど期待値は上がります。 例えば、2回撃てば51%、3回撃てば65%の確率で当たります。 有利対面で相手の交代際に撃つのが最もリスクの少ない撃ち方です。 なお、ゴーストタイプには無効なので注意。
- スマートホーン(威力70 / 必中) 回避率を上げてくる害悪戦法(ちいさくなるフワライドやベトベトン)への対策。 威力はアイヘより低いですが、必中という安心感があります。環境に回避率アップが多いなら採用価値あり。
補助技
- つるぎのまい(攻撃2段階上昇) 決定力を爆発的に上げます。 有利対面を作って相手が引くターンに積むのが基本。 一度舞ってしまえば、半減だろうがなんだろうが強引に突破できる火力を得ます。 砂パのエース運用なら必須級です。
- ステルスロック 相手の交代にリスクをつける最強の設置技。 タスキ潰し、マルスケ潰しとして機能します。 先発性能の高いドリュウズには非常にマッチしています。 特に「かたやぶり」なら、エーフィやブリムオンの「マジックミラー」を貫通して撒けるのが独自の強みです(※マジックミラーは技を跳ね返しますが、かたやぶりはその特性を無効化して技を通します)。
- こうそくスピン(威力50 / S1段階上昇) 攻撃しながら、自分側のステルスロックやまきびしを除去し、さらに自分の素早さを1段階上げます。 AS型で採用すれば、実質「ニトロチャージ」のようなS操作技として使えます。 タスキで耐えてスピン→次ターン上からじしん、という動きができると非常にスタイリッシュです。
ポケモンZA環境でのドリュウズの立ち位置
『ポケモンレジェンズ Z-A』は、カロス地方(ミアレシティ)を舞台にした、メガシンカがテーマの作品です。 この特殊な環境において、ドリュウズはどう輝くのか考察します。
メガシンカ勢との相性
- VS メガガルーラ 過去作で猛威を振るった親子。ドリュウズはゴツメを持たせて接触ダメージを稼ぐか、上から格闘技(かわらわり)を通す必要があります。素の耐久では「おやこあい」の2回攻撃を耐えるのは厳しいです。
- VS メガクチート 威嚇を入れられると厳しいですが、タイプ相性的には有利。アイアンヘッドは半減されますが、じしんが抜群で通ります。ふいうちに注意しつつ、地震を通せば勝てます。
- VS メガゲンガー かげふみで逃げられませんが、かたやぶりなら浮遊を無視して地震を当てられます。ただし、S種族値で負けている(メガゲンガー130族)ため、スカーフか砂かきでないと上から道連れや催眠術を食らいます。
テラスタルがある場合(仮定)
もしZAにSVの要素であるテラスタルが存在する場合、ドリュウズはさらに凶悪になります。
- ひこうテラス:弱点の地面・格闘を透かして、地震透かしで剣舞を積む動きが強力。
- はがねテラス:アイアンヘッドの火力を底上げし、ハバタクカミなどを確定1発にする範囲を広げる。
- くさテラス:弱点の水・地面を半減にしつつ、キノガッサの胞子を無効化。
育成完全ガイド:効率チャート詳細版
ここでは、実際にゲーム内でドリュウズを育成するための手順を、より具体的かつ効率重視で解説します。
STEP 1:個体の入手
まずは「モグリュー」または「ドリュウズ」を入手します。 出現場所は「地下水脈エリア」や「工事現場エリア」が予想されます。
- 厳選のポイント:
- 特性: 野生のドリュウズは「すなかき」か「すなのちから」を持っています。 「かたやぶり」は夢特性(隠れ特性)なので、レイドバトルや特定のレア出現ポイントで捕獲する必要があります。特性パッチ(特性を変えるアイテム)が入手できるなら、それを使うのが手っ取り早いです。
STEP 2:お金稼ぎとアイテム購入
今作はお金で解決できる部分が大きいです。 効率的な金策を行いましょう。
- おすすめ金策:
- 四天王周回(クリア後):おまもりこばんを持たせて周回。
- 落とし物拾い:マップ上のキラキラから「きんのたま」や「すいせいのかけら」を集めて売却。
- クエーサー社のバイト:ミニゲーム等で報酬をもらえる可能性があります(過去作のバイト要素のオマージュ)。
- 購入リスト(AS型作成用):
- タウリン × 26個(攻撃用)
- インドメタシン × 26個(素早さ用)
- キトサン × 1個(HP用)
- ようきミント × 1個(性格補正用)
総額 約53万円。高いですが、時間はプライスレスです。
STEP 3:努力値振り(節約ルート)
お金がない場合の「パワー系アイテム」を使ったルート詳細。
- 準備:
- クエーサー社で「パワーリスト(攻撃用)」「パワーアンクル(素早さ用)」を交換(メガカケラ各180個)。
- 手持ちをドリュウズ1体(または学習装置で入るなら手持ちに入れておく)にする。
- 攻撃振り:
- ドリュウズに「パワーリスト」を持たせる。
- コリンク(攻撃+1)などの物理系雑魚敵を倒す。
- 1体倒すと、基本1 + ボーナス8 = 9ポイント 入ります。
- 28体倒せば 9 × 28 = 252 で完了。
- 素早さ振り:
- ドリュウズに「パワーアンクル」に持ち替える。
- ズバット(素早さ+1)やピカチュウ(素早さ+2)などを倒す。
- 同様に28体倒せば完了。
- 端数:
- HPの努力値を上げる「たいりょくのハネ」を4個使うか、HP+1のポケモン(ビッパなど)をパワー系なしで4体倒す。
STEP 4:王冠で個体値上げ
レベルを50(あるいは100)まで上げたら、「すごいとっくん」を行いましょう。 場所は恐らくミアレシティの路地裏や、育成施設にいる「すごいオヤジ」。 「ぎんのおうかん」を使えば、個体値が最高(31=V)になります。 特攻以外の5箇所(H, A, B, D, S)を鍛えれば完璧です。
よくある質問(Q&A)
Q. ドリュウズの夢特性(かたやぶり)はどうやって入手するの? A. 星3以上のレイドバトルで出現するドリュウズが持っていることがあります。または、クリア後に入手できる「とくせいパッチ」を使えば、通常特性から夢特性に変更可能です。
Q. 技「つのドリル」は遺伝技ですか? A. レベルアップで覚えます(Lv.58付近)。遺伝の手間はありません。思い出させる場合は技マニア(今作ではメニューから技思い出しができる場合が多い)を利用しましょう。
Q. 持ち物「きあいのタスキ」はどこで手に入りますか? A. クエーサー社のBP交換所、またはストーリー中の特定のイベントや宝箱から入手できます。対戦では消費しないので1つあれば使い回せます。
Q. ドリュウズの色違いはランクマで強いですか? A. 強さは変わりませんが、精神的アドバンテージがあります。色違いのエフェクトで相手を一瞬動揺させられる……かもしれません。ドリュウズの色違いは体の模様がピンクっぽくなり、少しファンキーな見た目になります。
まとめ:ドリュウズと共に頂点へ
長文にお付き合いいただきありがとうございました。 ここまでの内容を完璧に理解し実践できれば、あなたのドリュウズは単なる「地面タイプのアタッカー」ではなく、**「戦況を支配する司令塔」**へと進化しているはずです。
- AS極振りで上から制圧する爽快感。
- チョッキHAで相手の計算を狂わせる耐久力。
- スカーフや砂かきによる圧倒的なスピード。
- かたやぶりによる理不尽なまでの特性貫通。
これら多彩な戦術を使いこなせるドリュウズは、間違いなく『ポケモンレジェンズ Z-A』環境においても最強の一角です。
育成は確かに手間がかかります。努力値を振り、技を整え、テラスタイプや持ち物を吟味する。 しかし、その手間をかけた分だけ、ドリュウズは必ず対戦で応えてくれます。 ラスト1体、HP1で耐えてからの逆転じしん。30%のドリルを当てて掴み取った勝利。 そんなドラマチックな瞬間を、ぜひあなたの相棒と共に体験してください。
さあ、今







