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【M次元ラッシュ】最強のコノヨザルの努力値の振り方|おすすめの調整方法を徹底解説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、追加コンテンツ「M次元ラッシュ」で解禁されたコノヨザルを、どのように育成すればランクマッチや高難度ミッションで活躍させられるのか、その最適な「努力値調整(基礎ポイント)」について気になっていると思います。

特にコノヨザルは、耐久力と火力を兼ね備えた特殊なアタッカーであるため、単純な「攻撃・素早さぶっぱ」だけでよいのか、それとも耐久に回すべきなのか、悩みどころが多いポケモンです。

この記事を読み終える頃には、あなたのプレイスタイルに合った最強のコノヨザルの育成論が確立し、戦場での生存率とキル数が劇的に向上しているはずです。

この記事の要約
  1. ドレインパンチとビルドアップを軸にした「高耐久アタッカー」運用が最強の結論
  2. 努力値はHPと攻撃に極振りし、余りを素早さに回す「HAベース」が最も安定する
  3. 「ふんどのこぶし」の火力上昇仕様を活かすため、一撃で倒されない耐久調整が必須
  4. 苦手な飛行・水タイプへの打点として「かみなりパンチ」の採用が環境に刺さる

 

それでは解説していきます。

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コノヨザルというポケモンのポテンシャルと「M次元ラッシュ」における立ち位置

まず、具体的な努力値の話に入る前に、なぜ今「M次元ラッシュ」環境においてコノヨザルがこれほどまでに注目されているのか、その背景とスペックを深く理解しておく必要があります。ここを理解していないと、努力値を振る「根拠」がブレてしまうからです。

唯一無二の複合タイプ「ゴースト・かくとう」の優位性

コノヨザルは「ゴースト・かくとう」という非常に優秀な複合タイプを持っています。この組み合わせは、攻撃面において極めて広い範囲の相手に等倍以上のダメージを与えられる補完性を持っています。

ノーマル技や格闘技を無効化するゴーストタイプに対し、自身のゴースト技が刺さる。逆にゴースト技を半減する悪タイプには格闘技が刺さる。この「技の通りやすさ」こそが、コノヨザルがアタッカーとして最強格である理由の一つです。

種族値から見る「殴り合い」性能の高さ

コノヨザルの種族値を見てみましょう。

ステータス 数値 順位(全体) 評価
HP 110 16位 非常に高い。物理・特殊問わず受けられる基盤となる。
攻撃 115 106位 高水準。努力値補正でさらに爆発力を生む。
防御 80 191位 平均的だが、HPの高さが実質耐久を底上げしている。
特攻 50 376位 不要。ここが低い分、他のステータスに配分されている「無駄のない」種族値。
特防 90 142位 平均以上。特殊アタッカーとの撃ち合いにもある程度耐えうる。
素早さ 90 133位 激戦区の90族。ここをどう調整するかが玄人向けの分岐点。
合計 535 133位 高水準。一般ポケモンとしては破格の性能。

特筆すべきは「HP110」という数値です。これは、多少の攻撃を受けても耐えきり、そこから反撃に転じるスタイルが可能であることを示しています。M次元ラッシュのようなアクション要素の強い環境や、ダメージレースが激しい対戦環境において、「一撃で倒されない」という安心感は、そのまま勝率に直結します。

専用技「ふんどのこぶし」の環境破壊性能

コノヨザルを語る上で外せないのが、専用技「ふんどのこぶし」の存在です。

  • 基本威力:50
  • 効果:攻撃を受けるたびに威力が50ずつ上昇する(最大威力350)
  • 持続:交代してもリセットされない(※作品仕様によるが、基本的に永続強化)

この技の仕様が、コノヨザルの努力値調整の方向性を決定づけています。「攻撃を受けること」がメリットになるため、紙耐久(防御が低いこと)で避けるスタイルよりも、肉を切らせて骨を断つ「重戦車スタイル」が求められるのです。

結論:最強の努力値配分は「HA極振り・余りS」

私が数多の戦場でコノヨザルを使い倒し、検証を重ねた結果、現環境における最適解と言える努力値配分は以下の通りです。

黄金比率「HAぶっぱ」調整

ステータス 努力値振り 実数値(Lv50想定) 意図・解説
HP (H) 252 217 全振り。物理・特殊両面の耐久最大化。「ふんどのこぶし」の試行回数を稼ぐための生命線。
攻撃 (A) 252 183 全振り。ドレインパンチの回復量を増やすためにも火力は最大まで高める必要がある。
防御 (B) 0 100 HP振りだけで十分な耐久を確保可能。
特攻 (C) 0 下降補正推奨。
特防 (D) 0 110 HP振りで実質的な特殊耐久も確保。
素早さ (S) 4 111 余り。同速勝負で少しでも有利になるように。

性格:いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)

なぜ「HA(HP・攻撃)」なのか? 3つの理由

この調整が最強である理由は、論理的に説明できます。

1. 「ドレインパンチ」の回復効率を最大化する

今作のコノヨザルの生命線は「ドレインパンチ」です。この技は「与えたダメージの半分を回復する」という効果を持ちます。つまり、攻撃力(A)が高ければ高いほど、回復量(H)も増えるのです。

耐久ポケモンというと、防御や特防に振りがちですが、コノヨザルの場合は「攻撃に振ること」が結果として「耐久力の向上(回復による生存)」に繋がります。中途半端に耐久に振って火力を落とすと、相手を倒しきれず、かつ回復量も足りずにジリ貧になるケースが多発します。

2. 「命の珠」の反動をメリットに変える

私が推奨する持ち物は「いのちのたま」です。技の威力が1.3倍になる代わりに、攻撃するたびにHPが削れるアイテムです。

一見、耐久が必要なコノヨザルと相性が悪そうに見えますが、実は最高の相性を誇ります。 攻撃力が1.3倍になることで、ドレインパンチの回復量も跳ね上がります。計算上、ドレインパンチを撃っている限り、珠の反動ダメージ以上のHPを回復できるシーンがほとんどです。

この「高火力で殴りつつ、リスクを帳消しにする」サイクルを回すためには、A252振りが絶対条件となります。

3. 確定耐えの範囲を広げるHP252

素早さに振って先手を取るのも魅力的ですが、M次元ラッシュの環境にはドラパルトやハバタクカミといった、どうあがいても素早さで勝てない高速アタッカーが存在します。

中途半端に素早さに振って彼らに抜かれるくらいなら、いっそ素早さは切り捨てて、彼らの攻撃を一発耐える方向にシフトする方が合理的です。HPに全振りすることで、本来なら即死するような高火力技(例:ハバタクカミのムーンフォースなど)をミリ単位で耐え、返しの「ふんどのこぶし」や「ゴーストダイブ」でワンパンする動きが可能になります。

素早さ(S)調整の派生パターン

基本は上記のHAぶっぱで間違いありませんが、環境によっては微調整も有効です。上級者向けの調整ラインを紹介します。

パターンA:最速キノガッサ抜き調整

  • 素早さ実数値:135(努力値196振り)
  • 残り:HとAに配分

環境に多い「キノガッサ」に先制して「挑発」や「身代わり」を入れるための調整です。キノガッサの「キノコのほうし」対策を重く見るならアリですが、耐久と火力が大きく削がれるため、汎用性は落ちます。特定のメタ(対策)として機能します。

パターンB:準速サーフゴー抜き調整

  • 素早さ実数値:137(努力値212振り)
  • 残り:HとAに配分

黄金の体を持つサーフゴーの上から「ふんどのこぶし」を叩き込む調整です。サーフゴーはコノヨザルに対して有効打に乏しい場合が多いですが、テラスタルを切られると厄介です。上を取っておくことで、安定して処理できます。

技構成の最適解:各技の採用理由と強み

努力値と同じくらい重要なのが「技構成」です。私の推奨する技構成と、その採用理由を解説します。

確定技セット

この4つでほぼ完結しています。

  1. ふんどのこぶし(メインウェポン/ゴースト)
  2. ドレインパンチ(サブウェポン兼回復ソース/かくとう)
  3. ビルドアップ(積み技)
  4. ゴーストダイブ(対「まもる」貫通/時間稼ぎ)

それぞれの技について、深く掘り下げて解説しましょう。

【ふんどのこぶし】の真価

威力50スタートですが、被弾するたびに威力が上がります。 重要なのは**「最大威力350」**というロマンです。ここまで育つと、半減だろうがなんだろうが、相手を消し飛ばします。 また、ゴースト技なので「カイリュー」の「しんそく」を透かせる点も優秀。受け出し性能としても機能します。

【ドレインパンチ】の役割

先述した通り、HP管理の要です。 特に「ノーマルテラスタル」を切ったカイリューや、悪タイプのドドゲザンに対して強烈に刺さります。 「ビルドアップ」を1回積んだ後のドレインパンチは、回復薬ガブ飲みのチート級性能を発揮します。 「インファイト」との選択になりますが、耐久型運用ならドレインパンチ一択です。インファイトは耐久ダウンのデメリットが痛すぎます。

【ビルドアップ】の重要性

攻撃と防御を1段階上げる技です。 物理アタッカーとの対面(例:ガブリアス、セグレイブ、イルカマン)において、初手でこれを積めるかどうかが勝敗を分けます。 防御が上がることで、相手の物理技のダメージを抑え、ドレインパンチの回復が追いつくようになります。この「要塞化」こそがコノヨザルの勝ち筋です。

【ゴーストダイブ】の意外な強み

1ターン姿を消し、次のターンに攻撃する技ですが、特筆すべきは以下の2点。

  1. 「まもる・みきり」を貫通する ダブルバトルや、相手が時間稼ぎをしてくる場面で非常に有効です。相手の防御プランを崩壊させます。
  2. ターン管理・ダイマックス枯らし 姿を消している間は無敵です。相手の「トリックルーム」や「追い風」のターンを安全に枯らすことができます。また、単純に相手の思考時間を奪い、ペースを乱す心理戦にも使えます。

選択候補技(環境メタ)

環境に合わせて、以下の技に入れ替えるのもアリです。

  • かみなりパンチ
    • 対象:ヘイラッシャ、ギャラドス、アーマーガア、ペリッパー
    • 理由:物理受けとして出てくる水・飛行タイプへの特効薬です。特にヘイラッシャは「あくび」ループが面倒なので、早めに削る打点として優秀。
  • れいとうパンチ
    • 対象:ガブリアス、カイリュー、ランドロス
    • 理由:4倍弱点を突けるドラゴン・地面キラー。ただし、これらは「ふんどのこぶし」が育てば等倍でも押し切れることが多いため、優先度は「かみなりパンチ」よりやや下がります。
  • ちょうはつ
    • 対象:カバルドン、ラッキー、ドオー
    • 理由:相手の起点作りや回復技を封じます。受けループ対策として非常に強力。素早さを少し振るなら採用価値が跳ね上がります。
  • ステルスロック
    • 理由:サイクル戦を意識するなら。交代際にダメージを蓄積させ、確定数をずらせます。初手出し性能を高める場合に採用。

持ち物考察:なぜ「いのちのたま」なのか?

コノヨザルの持ち物はいくつか候補がありますが、それぞれのメリット・デメリットを比較し、なぜ私が「いのちのたま」を推すのかを解説します。

1. いのちのたま(推奨)

  • メリット:全技の威力1.3倍。ドレインパンチの回復量増加。確定数を大幅に変える。
  • デメリット:攻撃時にHPが1/10減る。
  • 結論:ドレインパンチとのシナジーでデメリットを相殺できるため、実質ノーリスクで火力アップできる最強アイテム。H振りの耐久力とA振りの火力を両立させるためのラストピース。

2. たべのこし

  • メリット:毎ターンHP回復。長期戦に強い。
  • デメリット:瞬間火力が足りず、押し負けることがある。
  • 結論:より「受け」を重視するならアリ。「ビルドアップ」を最大まで積むことを前提とするならこちら。ただし、今の高速環境では悠長に積んでいる暇がないことも多い。

3. オボンのみ

  • メリット:HPが半分以下になった時に大きく回復。確定耐えの乱数をずらせる。
  • デメリット:一度きりの発動。
  • 結論:行動保証(最低1回は動くこと)を重視するなら。初心者には扱いやすいが、爆発力には欠ける。

4. こだわりスカーフ

  • メリット:素早さが1.5倍になり、ドラパルトなどの上を取れる。
  • デメリット:技が固定される。ビルドアップが使えない。
  • 結論:「いのちがけ」型(自分のHP分相手にダメージを与えて瀕死になる)ならこれ一択だが、通常アタッカー運用なら技固定のデメリットが大きすぎる。

実戦での立ち回り解説:ケーススタディ

いくら最強の調整を施しても、使い方が間違っていれば勝てません。具体的なシチュエーション別の立ち回りを解説します。

対 物理アタッカー(ガブリアス、セグレイブ等)

有利対面です。

  1. 初手:ビルドアップ 相手が物理技で攻めてくる場合、こちらは耐久を上げつつ火力を底上げします。H振りのおかげで、地震や巨剣突撃も余裕を持って耐えます。
  2. 2ターン目以降:ドレインパンチ ビルドアップで上がった攻撃力でドレインパンチを撃ち込み、受けたダメージを一気に回復します。これで相手は絶望します。 相手がテラスタルを切ってきても、殴り合いで負けることはほぼありません。

対 特殊アタッカー(ハバタクカミ、テツノツツミ等)

やや不利〜五分対面です。

特殊耐久はビルドアップで上げられないため、過信は禁物です。

  1. テラスタル検討 フェアリー技や強力な特殊技が飛んできそうな場合は、迷わずテラスタル(炎や鋼、あるいは毒など)を切って耐性を変えます。
  2. 殴り合い ふんどのこぶし、あるいは弱点技で早期決着を目指します。ドレインパンチの回復が間に合わないほどの高火力を押し付けられる前に倒すのが鉄則です。 ここで「ゴーストダイブ」が活きます。相手のターンを枯らしつつ、安全に削りを入れられます。

対 受けポケモン(ヘイラッシャ、キョジオーン等)

カモにできます。

  1. ビルドアップ積み放題 相手の火力が低い場合、ビルドアップの起点にします。
  2. ふんどのこぶし育成 相手がちまちまと攻撃してくることで、こちらの「ふんどのこぶし」の威力が勝手に育っていきます。
  3. 突破 威力が200を超えたあたりから、受けポケモンでも受けきれなくなります。 ただし、「じわれ」などの一撃必殺技には注意。ここでも「ゴーストダイブ」や「身代わり(採用している場合)」がケアになります。

M次元ラッシュ特有の要素への適応

「M次元ラッシュ」という特殊な環境下(動画の文脈から推測されるアクション・RTS要素)においては、以下のポイントも意識してください。

ヒット&アウェイの重要性

ターン制バトルではなく、フィールドを移動しながら戦う形式の場合、コノヨザルの足の速さ(移動速度)と技の範囲が重要になります。 「ゴーストダイブ」は、敵の攻撃を完全に無効化しながら背後に回り込む移動技としても機能します。敵の強力なAoE(範囲攻撃)を見てからゴーストダイブで回避→攻撃という動きは、M次元ラッシュ攻略の必須テクニックです。

乱戦でのドレインパンチ

敵が複数体湧いてくる状況では、ドレインパンチが最強の範囲回復スキルになり得ます。HPが減ったら雑魚敵を殴って回復し、ボスに備える。このサステナビリティ(持続可能性)こそが、コノヨザルがこのモードでTier1(最強ランク)に位置する理由です。

ライバルとの差別化:なぜカイリキーやルカリオではないのか?

格闘タイプには他にも強力なライバルがいますが、コノヨザルを選ぶ理由は明確です。

  • 対カイリキー:耐久力は互角ですが、素早さと「ふんどのこぶし」の爆発力でコノヨザルが勝ります。また、ゴースト複合による耐性の多さが段違いです。
  • 対ルカリオ:ルカリオは火力と素早さに優れますが、耐久が紙です。長期戦や乱戦には向きません。コノヨザルは「耐えて殴る」ことができるため、事故率が圧倒的に低いです。
  • 対ミミッキュ:「ばけのかわ」を貫通できる手段(連続技など)はコノヨザルには少ないですが、「ふんどのこぶし」が育てば皮の上からでも致命傷を与えられます。また、ミミッキュの攻撃を耐える耐久力がコノヨザルにはあります。

まとめ:コノヨザルは「育成する魔王」である

最後に要点をまとめます。

  • 努力値は「いじっぱり HA252 余りS4」が結論。
  • 技構成は「ふんどのこぶし / ドレインパンチ / ビルドアップ / ゴーストダイブ」が基本形。
  • 持ち物は「いのちのたま」で回復と火力の永久機関を作る。
  • 立ち回りは「受けて、積んで、吸い取る」。

コノヨザルは、使い込めば使い込むほど味が出る、まさに「スルメゲー」ならぬ「スルメポケモン」です。最初はHP管理が難しく感じるかもしれませんが、ダメージ感覚(どの攻撃をどれくらい耐えるか)が身につけば、戦場を支配する「魔王」となります。

M次元ラッシュの高難度コンテンツで詰まっている方、ランクマッチであと一歩勝ちきれない方は、ぜひこの調整を試してみてください。あなたのコノヨザルが、怒りを力に変えて、敵を薙ぎ払う姿が見られるはずです。

それでは、良きM次元ラッシュライフを!

筆者情報

桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。的確かつ論理的な攻略記事には定評があり、特にデータに基づいた育成論は多くのゲーマーから支持されている。

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