ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年10月16日に発売が予定されているポケモンシリーズ最新作「Pokémon LEGENDS Z-A（ポケモンレジェンズゼットエー）」の着せ替え要素、特に性別による服装の違いや、近年のゲームで話題になることが多い「ポリコレ」の扱われ方が気になっているのではないでしょうか。
この記事を読み終える頃には、レジェンズZAのファッションに関するあなたの疑問が解決しているはずです。
- レジェンズZAの舞台ミアレシティとファッションの最新情報
- 性別による服装制限の撤廃とキャラメイクの自由度
- 過去作（XY・アルセウス・SV）との着せ替え要素の比較
- ゲームにおけるポリコレ（多様性）への配慮とその影響
それでは解説していきます。
レジェンズZAの着せ替え要素 最新情報まとめ
全世界のポケモントレーナーが注目する「Pokémon LEGENDS Z-A」。 その舞台は、かつて「ポケットモンスター X・Y」で多くのプレイヤーを魅了したカロス地方の中心都市「ミアレシティ」です。 今作では「人とポケモンが共存する街」を目指し、都市再開発が進むミアレシティが描かれます。 ファッションと芸術の都として知られるこの街で、一体どのような着せ替えが楽しめるのか、現在公開されている情報から徹底的に分析していきましょう。
レジェンズZAの舞台はファッションの都「ミアレシティ」
ミアレシティといえば、X・Yをプレイした方なら誰もが知る、カロス地方の心臓部です。 中央のプリズムタワーを中心に放射状に広がる美しい街並みは、パリをモデルにしており、街の至る所にブティックやカフェが立ち並ぶ、まさしく「おしゃれ」を体現した都市でした。
X・Yでは、シリーズで初めて本格的な着せ替え要素が導入され、ミアレシティのブティックで高価な服を買い揃えるのが楽しみの一つでした。 レジェンズZAでは、このミアレシティが「再開発」されるという点が重要です。 単なる過去の再現ではなく、未来的な要素や新たな文化が融合した、全く新しいミアレシティが舞台となることが予想されます。 公開されたトレーラー映像でも、ネオンが輝くサイバーな雰囲気と、歴史的な建造物が共存する様子が描かれており、ファッションもそれに合わせて多様なスタイルが用意されていることは間違いないでしょう。 伝統的なフレンチスタイルから、近未来的なストリートファッションまで、プレイヤーの個性を表現する幅は過去最大級になる可能性があります。
レジェンズZAのPVから判明している衣装スタイル
現在公開されている短いトレーラー映像だけでも、着せ替え要素への期待は高まるばかりです。 映像に登場する主人公と思われるキャラクターは、非常にスタイリッシュな衣装を身に着けています。
主人公のデフォルト衣装
まず目につくのは、白と基調とし、アクセントにエメラルドグリーンが配色されたスポーティーなジャケットです。 これは、今作のキーカラーであり、伝説のポケモン「ジガルデ」を彷彿とさせます。 インナーは黒で引き締め、パンツも動きやすさを重視したデザインに見えます。 足元はハイテクスニーカーのようなものを履いており、都市を駆け巡るアクティブな冒険にふさわしいスタイルと言えるでしょう。 このデフォルト衣装の時点で、過去作と比較してもデザイン性が格段に向上していると感じられます。
ホロキャスターとサイバーな雰囲気
トレーラーでは「ホロキャスター」のようなデバイスも登場し、街全体がデジタル技術と融合している様子がうかがえます。 これは、ファッションにも影響を与える要素です。 例えば、LEDのように発光する素材の衣服や、デジタルパターンが動くアクセサリーなど、サイバーパンクなテイストのアイテムが登場するかもしれません。 ミアレシティの夜景に映える、ネオンカラーのコーディネートを楽しむのも一興でしょう。
レジェンズZAの主人公のキャラメイクの自由度は？
着せ替えの充実はもちろんですが、その土台となる主人公自身のキャラクターメイク（キャラメイク）の自由度も非常に重要です。
SV（スカーレット・バイオレット）からの進化
SVでは、顔の輪郭、目の形、まつ毛、眉毛、口の形など、非常に細かい部分までプレイヤーが自由に設定でき、その組み合わせは無限大でした。 この自由度の高いキャラメイクは世界中のプレイヤーから絶賛され、自分だけの主人公で冒険できる没入感を高めてくれました。 レジェンズZAでも、この流れを汲んだ詳細なキャラメイク機能が搭載されることが強く期待されます。 公式サイトの情報からは、眉毛の形などは「ヘアサロン」で変更する形式になる可能性が示唆されており、SVのようにメニュー画面からいつでも変更、というわけにはいかないかもしれません。 しかし、肌の色、髪の色、目の色といった基本的な要素は、冒険の開始時に幅広く選択できると考えてよいでしょう。
体型のバリエーション
近年の様々なゲームでは、キャラクターの体型もカスタマイズできるものが増えています。 ポケモンシリーズではまだ本格的に導入されていませんが、もしレジェンズZAで身長や体格をある程度変更できるとしたら、それは画期的な進化です。 同じ服装でも体型によって印象は大きく変わるため、より個性的なキャラクター作りが可能になります。 現時点では不明な点が多いですが、期待したいポイントの一つです。
レジェンズZAの髪型やメイクはどこまで変更可能か
ファッションを完成させる上で欠かせないのが、髪型とメイクです。
髪型の男女共通化
情報ソースの反応にもあったように、髪型の男女共通化を望む声は以前から多くありました。 性別によって選択できる髪型が制限されていると、どうしても表現の幅が狭まってしまいます。 もしレジェンズZAで服装の性別差がなくなるとすれば、髪型も同様に男女共通のものが大幅に増える可能性があります。 これにより、「ボーイッシュなスタイルの女性主人公」や、「中性的な魅力を持つ男性主人公」など、プレイヤーが思い描く理想の姿をより忠実に再現できるようになるでしょう。 もちろん、男女それぞれの魅力を引き出す専用の髪型も残しつつ、選択肢として共通のスタイルが増えるというのが理想的な形かもしれません。
メイク機能の充実
SVでは、リップ、アイシャドウ、チークといったメイクも可能でした。 レジェンズZAの舞台はファッションの都ミアレシティですから、メイク機能がさらに充実することは十分に考えられます。 新しいカラーの追加はもちろん、アイラインやそばかす、フェイスペイントのような、より装飾的な要素が加わるかもしれません。 特に、ミアレシティにはビューティーサロンだけでなく、アートギャラリーなども存在したため、「メイクアップアーティスト」や「デザイナー」といったNPCと交流し、特別なメイクやファッションアイテムを解放していく、といったゲームプレイも期待できます。
レジェンズZAの着せ替えができる施設「ブティック」の復活と進化
X・Yにおいて、着せ替えの拠点となったのが「ブティック」です。 レジェンズZAでも、ミアレシティの各地に様々なコンセプトのブティックが登場することは確実でしょう。
多様なコンセプトのブティック
X・Yでは、ブティックごとに品揃えのテイストが異なり、お気に入りの店を見つける楽しみがありました。 レジェンズZAでは、都市再開発によって新たなエリアが生まれるでしょうから、それに伴い新しいブティックも登場するはずです。 例えば、
- リュクス系: 高級ブランドが並ぶ、エレガントなスタイルの店
- ストリート系: 若者に人気の、カジュアルでエッジの効いたアイテムを扱う店
- ヴィンテージ系: 歴史を感じさせる、一点ものの古着などを扱う店
- サイバー系: 未来的な素材やデザインの服が揃う、テクノロジーがテーマの店 などが考えられます。 プレイヤーは街を探索し、自分の好みに合ったブティックを見つけ出すことになるでしょう。
機能面の進化
ブティックの機能面も進化する可能性があります。 例えば、購入前に複数のアイテムを組み合わせてコーディネートを丸ごと試着できる機能や、保存したお気に入りのコーディネートをワンタッチで呼び出せる「マイセット」機能などが実装されれば、より快適にファッションを楽しめます。 また、オンライン要素として、他のプレイヤーが作成した人気のコーディネートを閲覧したり、購入したりできるシステムがあれば、ファッションを通じた新たな交流が生まれるかもしれません。
レジェンズZAにおける性別とポリコレへの配慮
さて、今回のレビューで最も注目すべきトピックが、性別の扱われ方と、いわゆる「ポリコレ（ポリティカル・コレクトネス）」への配慮です。 これは現代のゲーム開発において避けては通れないテーマであり、レジェンズZAがどのような答えを出すのか、多くのファンが固唾をのんで見守っています。
レジェンズZA最大の注目点！性別による服装の垣根がなくなる？
提供された情報ソースの中で最も熱量の高かったのが、「ストーリー開始時に選択した性別に関係なく、どの衣服でも装備できる」という情報です。 これが事実であれば、ポケモン本編シリーズにおいて、服装の完全なジェンダーレス化が実現することになり、これは非常に大きな変革と言えます。
つまり、男性主人公でスカートやドレスを、女性主人公でタキシードや厳ついアーマーを、といった着こなしが自由にできるようになるのです。 これにより、プレイヤーは自身の性別や、あるいはキャラクターに設定したい性別のイメージに囚われることなく、純粋に「着たい服」を着せることができます。 ファッションの自由度が飛躍的に向上することは間違いなく、キャラクター表現の可能性を大きく広げるアップデートです。
レジェンズZAで性別の垣根がなくなったのか？その背景を考察
では、なぜ今、ポケモンシリーズでこのような変化が起きるのでしょうか。 その背景には、いくつかの要因が考えられます。
1. 世界的な価値観の多様化
最大の理由は、世界的な価値観の変化です。 近年、「多様性（Diversity）」、「公平性（Equity）」、「包括性（Inclusion）」を重視する、いわゆる「DE&I」の考え方が社会全体に浸透しています。 性別は男性・女性の二元論だけでは語れないという認識が広まり、人々が自身のアイデンティティを自由に表現できる社会が理想とされています。 世界中にファンを持つポケモンシリーズが、こうした時代の流れを汲み取り、より多くの人々が心地よく遊べるように配慮するのは、ごく自然な流れと言えるでしょう。
2. プレイヤーからの長年の要望
「異性の服にも素敵なデザインがあるのに、なぜ着られないのか」という声は、着せ替え要素が導入されたX・Yの時代から存在しました。 特に、X・Yでは男性主人公の服装のバリエーションが女性主人公に比べて少ないという指摘もあり、性別による選択肢の格差が課題とされていました。 今回の仕様変更は、こうしたプレイヤーからの長年の要望に応える形でもあります。
3. 開発コストの観点
少し現実的な話をすると、開発コストの面も関係している可能性があります。 男女両方のモデルに合わせて別々に衣装データを作成するのは、単純に手間が2倍かかります。 もちろん、男女の体格差を吸収するための調整は必要ですが、ベースとなるデザインを共通化できれば、その分、より多くの種類の衣装を制作したり、他の要素にリソースを割いたりできる可能性があります。 プレイヤーの満足度向上と開発の効率化を両立させる、合理的な判断という見方もできます。
レジェンズZAで「男の娘」「女装」も可能に？プレイヤーの反応
服装のジェンダーレス化によって、いわゆる「男の娘」や「女装」といった、これまでポケモンシリーズでは難しかったキャラクター表現が可能になります。 情報ソースを見ても、「女装男子主人公を作る」「俺が一番セクシーだ」といった、この新仕様を心待ちにするプレイヤーの興奮が伝わってきます。
これは、単に奇抜な格好ができるというだけでなく、プレイヤー一人ひとりが持つ「理想の主人公像」を、より細やかに、より自由に追求できるようになったことを意味します。 かっこいい男性主人公、可愛い女性主人公という従来の枠組みを超え、中性的、あるいは性別の概念を超越した、自分だけのオリジナルキャラクターを創り上げることができるのです。 これは、ロールプレイングゲームとしてのポケモンを、さらに深いレベルで楽しむための重要な一歩と言えるでしょう。
ポリコレはゲームにどう影響する？メリットとデメリット
「ポリコレ」という言葉は、時にネガティブな文脈で語られることもありますが、ゲームにおける多様性への配慮は、多くのメリットをもたらします。
メリット
- 表現の自由度の向上: プレイヤーが自分自身や理想の姿を投影しやすくなり、ゲームへの没入感が高まります。
- プレイヤー層の拡大: これまで性別の壁によって疎外感を感じていたかもしれない人々にも、門戸が開かれます。
- 新たなクリエイティビティの創出: 開発者も既存のジェンダー観に縛られず、より斬新で魅力的なキャラクターや衣装をデザインできるようになります。
デメリット（懸念点）
一方で、一部のプレイヤーからは懸念の声が上がる可能性も否定できません。
- 世界観との不一致: 過度な配慮が、ゲーム本来の世界観や物語の雰囲気を損なうのではないかという不安。
- キャラクターデザインの画一化: 男女の身体的な特徴を曖-昧にした結果、キャラクターの魅力が失われるのではないかという懸念。
- アイテム数の減少: 男女両対応にするための調整コストがかさみ、結果的に衣装全体のアイテム数が減ってしまうのではないか、という心配。
レジェンズZAが目指すべきは、これらの懸念を払拭し、多様性への配慮がゲームをより豊かで面白いものにしている、と全てのプレイヤーに感じさせることです。 これまでのポケモンシリーズが老若男女問わず愛されてきた実績を考えれば、そのバランス感覚には大いに期待できるのではないでしょうか。
レジェンズZAの主人公のボイスと性別の関係
「レジェンズ アルセウス」では、主人公が技を繰り出したり、回避したりする際に「アクションボイス」が実装されました。 レジェンズZAでも、この仕様は引き継がれる可能性が高いです。
ここで面白くなるのが、見た目とボイスのギャップです。 例えば、フリルのついた可愛らしいドレスを着た男性主人公が、回避時に「フッ！」と低い男らしい声を発する。 あるいは、重厚な鎧をまとった女性主人公が、可憐な声を発する。 こうしたギャップは、一部のプレイヤーにとっては新たな魅力（いわゆる「ギャップ萌え」）となり、キャラクターへの愛着を一層深める要素になるかもしれません。 ボイスの高さなどをある程度カスタマイズできる機能があれば、さらに表現の幅は広がるでしょう。
レジェンズZAのライバルキャラクターの性別は固定か？
主人公の自由度が高まる一方で、物語に登場するライバルや仲間たちの性別はどうなるのでしょうか。 「レジェンズ アルセウス」では、主人公として選ばなかった方の性別のキャラクターが「先輩」として登場しました。 レジェンズZAでも、同様に主要なキャラクターの性別は固定される可能性が高いと考えられます。
これは、物語の一貫性を保ち、キャラクターの個性を明確に描くためには必要な措置でしょう。 ただ、かつての作品のようにライバルの名前を自由につけられた時代を懐かしむ声もあります。 もし、ライバルの外見もある程度カスタマイズできるような機能があれば面白い試みですが、現時点では主人公のキャラメイクに注力していると考えるのが妥当です。
レジェンズZAと過去作の着せ替え要素との比較
レジェンズZAの着せ替え要素をより深く理解するために、過去作のファッションがどのような変遷を辿ってきたのかを振り返ってみましょう。
| 作品名 | 発売年 | 着せ替えの特徴 |
|---|---|---|
| ポケットモンスター X・Y | 2013年 | シリーズ初の本格的な着せ替え導入。ブティックでの購入が基本。男女でアイテム数に差があった。 |
| ポケットモンスター サン・ムーン | 2017年 | 髪型やカラーコンタクトなど、より細かいカスタマイズが可能に。染物屋で服の色を変えられた。 |
| ポケットモンスター ソード・シールド | 2019年 | ユニフォームの着せ替えがメイン。ブティックの数も多く、多様なファッションが楽しめた。 |
| Pokémon LEGENDS アルセウス | 2022年 | 和風テイストの衣装が中心。任務に合わせた調査隊の制服など、世界観を重視したデザイン。 |
| ポケットモンスター スカーレット・バイオレット | 2022年 | 学校の制服が基本で、着せ替えの自由度は大幅に減少。しかし、顔パーツのキャラメイクはシリーズ最高峰。 |
原点回帰？レジェンズZAとXYの着せ替え要素を振り返る
レジェンズZAがミアレシティを舞台にする以上、その原点であるX・Yの着せ替え要素は重要な比較対象となります。 X・Yは、初めて本格的なファッションを楽しめるポケモンとして、多くのプレイヤーに衝撃を与えました。 高価な服を買うためにお金を稼いだり、街の人の評価を上げて特別なブティックに入ったりと、ファッションがゲームプレイの一部として組み込まれていました。
しかし、前述の通り、男性主人公のアイテムが少ないという課題も抱えていました。 レジェンズZAは、X・Yの「おしゃれを楽しむ」というコンセプトを正統進化させつつ、当時の課題であった性別による格差を解消する、まさに「完全版」とも言える内容になることが期待されます。 ミアレシティという同じ舞台で、10年以上の時を経てファッションがどう進化したのかを体験できるのは、シリーズのファンにとって感慨深いものがあるでしょう。
レジェンズZAとレジェンズアルセウスからの進化点
同じ「レジェンズ」の名を冠するアルセウスは、ヒスイ地方という過去の時代が舞台だったため、着せ替えも和を基調とした独特なものでした。 呉服屋で着物や忍者装束のような服を購入し、調査隊の任務に赴くというスタイルは、世界観への没入感を高めてくれました。
一方で、アイテムの総数としては、他の現代を舞台にした作品に比べると限定的でした。 レジェンズZAは、アルセウスで培われたアクション性の高いゲームシステムを引き継ぎつつ、着せ替えのバリエーションにおいては、アルセウスを遥かに凌駕するものになるはずです。 過去の時代の素朴な衣装から、未来都市の洗練されたファッションへ。 この対比も「レジェンズ」シリーズの面白さの一つです。
レジェンズZAとSV（スカーレット・バイオレット）の着せ替えとの違い
直近の完全新作であったSVは、オープンワールドという革新的なシステムを導入した一方で、着せ替え要素については多くのプレイヤーから不満の声が上がりました。 学校の制服が4種類あるのみで、靴やカバン、帽子などを変える程度しかできず、自由度は過去作に比べて大きく後退しました。
この背景には、オープンワールドの膨大なフィールドを実現するために、リソースを集中させる必要があったという開発上の事情が推測されます。 しかし、そのSVで極めて好評だったのが、前述の通り詳細な顔のキャラメイク機能です。 レジェンズZAは、このSVの反省点を踏まえ、「SVレベルの自由なキャラメイク」と「X・Y以上の多彩な着せ替え」を両立させることを目標にしているのではないでしょうか。 SVで満たされなかったファッションへの渇望感を、レジェンズZAが一気に解放してくれる。 そんな期待が、世界中のファンから寄せられています。
レジェンズZAを楽しむための追加情報
最後に、着せ替え要素に加えて、レジェンズZAのファッションをさらに楽しむための、いくつかの予想や期待される機能について触れておきましょう。
おしゃれは足元から？レジェンズZAの乗り物のカスタマイズは？
ミアレシティは広大な都市であり、移動には何らかの乗り物が不可欠です。 X・Yではローラースケートやタクシー、メェークルに乗ることができました。 レジェンズZAでも、新たな移動手段が登場する可能性があります。 そして、その乗り物自体をカスタマイズできる機能があれば、ファッションの楽しみはさらに広がります。
例えば、自分の服装に合わせてローラースケートの色やデザインを変えたり、未来的なバイクのような乗り物にステッカーを貼ったりできるかもしれません。 移動時間も楽しくなる、こうした細やかなカスタマイズ要素に期待したいところです。
レジェンズZAでのポケモンのアクセサリー要素はあるか
主人公だけでなく、共に冒険するポケモンもおしゃれさせたい、と思うのはトレーナーとして自然な感情です。 過去には「ポケモンコンテスト」などでアクセサリーをつける要素がありましたが、レジェンズZAで、ポケモンにリボンや帽子、メガネといったアクセサリーを装備させられる機能が復活、あるいは新規に搭載される可能性は十分にあります。
ミアレシティの「トリミアン」のように、ポケモンの見た目を変化させる文化が根付いている街ですから、ポケモン専用のブティックやサロンが登場しても不思議ではありません。 お気に入りのポケモンと「おそろいコーデ」でミアレシティを歩けば、冒険はさらに色鮮やかなものになるでしょう。
レジェンズZAでの着せ替えアイテムの入手方法と金策について
魅力的なファッションアイテムが多数登場するとなれば、気になるのがその入手方法とお金（ポケドル）の問題です。 X・Yのミアレシティでは、高級な服は数十万ポケドルもするため、金策に励んだプレイヤーも多かったはずです。
レジェンズZAでも、ブティックでの購入が基本となると考えられますが、それ以外にも、
- ストーリーの進行や特定のサブクエストのクリア報酬
- 都市再開発への貢献度に応じたユニフォームの支給
- 特定のNPCと仲良くなることで貰える特別な衣装
- 高難易度のバトルコンテンツのクリア記念品 など、様々な入手方法が用意されるでしょう。
金策に関しても、「レジェンズ アルセウス」のきんのたまやほしのかけら納品のような効率的な方法や、ミアレシティならではのアルバイトミニゲームなどが存在するかもしれません。 ファッションのためにお金を稼ぐ、というのもまた、ゲームのモチベーションの一つになりそうです。
まとめ
今回は、2025年10月16日に発売が迫る「Pokémon LEGENDS Z-A」の着せ替え要素について、現在判明している情報と過去作からの考察を交えて徹底的にレビューしました。
- 舞台は再開発が進む、ファッションの都「ミアレシティ」
- 最大の注目点は、性別の垣根なく全ての服を自由に着用できる可能性
- SVレベルのキャラメイクと、X・Y以上のアイテムバリエーションへの期待
- 多様性を尊重する時代の流れを汲んだ、新しいポケモン像の提示
レジェンズZAの着せ替えは、単なるおまけ要素ではありません。 それは、プレイヤー一人ひとりの個性を表現し、ゲームの世界への没入感を極限まで高めるための、極めて重要なシステムです。 性別という枠組みを超え、誰もが「なりたい自分」になれる。 そんな新しい冒険の形を、レジェンズZAが見せてくれることを心から期待しています。
発売日までまだ時間はありますが、どんなコーディネートでミアレシティを冒険しようか、今から想像を膨らませておくのも楽しいものですよ。
