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【ポケモンZA】DLC「M次元ラッシュ」にコルニが登場へ|先行情報を徹底解説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、2025年11月6日夜に公開された『ポケモンレジェンズ Z-A』の有料追加コンテンツ(DLC)「M次元ラッシュ」の2ndトレーラーをご覧になって、「コルニの再登場」という衝撃的な情報に驚いていることと思います。 なぜコルニが登場するのか、新しいメガシンカは? 新システムは? 気になる点が多いですよね。

この記事を読み終える頃には、DLC「M次元ラッシュ」の最新情報とコルニの謎に関する疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  • DLC「M次元ラッシュ」12月10日配信決定
  • 『X・Y』の人気ジムリーダー「コルニ」衝撃の再登場
  • 新メガシンカ「メガチリーン」「メガセグレイブ」判明
  • 新キャラ「アン」と「フーパ」がM次元の鍵

 

それでは解説していきます。

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Contents
  1. ポケモンZA DLC「M次元ラッシュ」2ndトレーラー公開
    1. 配信日は12月10日!価格と購入方法
    2. 最大の衝撃!コルニの再登場と謎めいた姿
    3. 新メガシンカポケモン「メガチリーン」「メガセグレイブ」
    4. 鍵を握る新キャラ「アン」と幻のポケモン「フーパ」
    5. 新たな冒険の舞台「M次元(異次元)」とは
    6. レベル上限突破!100を超えるポケモンたち
    7. 今後の情報公開スケジュール
  2. 徹底考察!コルニは敵か味方か?
    1. コルニとは?『X・Y』での活躍を振り返る
    2. なぜコルニはメガストーンを多数所持しているのか?
    3. DLCでのコルニの役割予想
    4. コルニの手持ちポケモン予想
  3. 新メガシンカ「メガチリーン」「メガセグレイブ」性能考察
    1. メガチリーン(エスパー/はがね)の強さを予想
    2. メガセグレイブ(ドラゴン/こおり)の性能予想
    3. 映像で確認されたメガラティオス
  4. DLC「M次元ラッシュ」の新ゲームシステム深掘り
    1. フーパとドーナツの役割
    2. 「M次元」の探索システムを考察
    3. 仲間ポケモンのパワーアップとは?
    4. レベル100超えがもたらすゲームバランスの変化
  5. 示唆された伝説ポケモンたち
    1. 「オメガグラードンドーナツ」と「アルファキョーガドーナツ」
    2. 原子回帰グラードン・カイオーガの登場なるか
    3. 他の伝説・幻ポケモンの登場可能性
  6. 既に開始済みの追加要素
    1. 「メガセグレイブナイト」の入手方法(シーズン4ランクマ報酬)
    2. ディアンシーのサイドミッション
  7. まとめ

ポケモンZA DLC「M次元ラッシュ」2ndトレーラー公開

2025年11月6日の夜、我々カロス地方のトレーナーたちを震撼させる最新情報が投下されました。 『ポケモンレジェンズ Z-A』の有料追加コンテンツ(DLC)、「M次元ラッシュ」の2ndトレーラーが公開されたのです。

今回のトレーラーでは、DLCの具体的な配信日、新たな登場人物、そして度肝を抜く新メガシンカポケモン、さらに全く新しい探索システムの一端が明らかになりました。 わずかな映像の中に、考察すべき要素が詰め込まれており、私、桐谷シンジも興奮を隠せません。 早速、判明した情報を整理していきましょう。

配信日は12月10日!価格と購入方法

まず最も重要な情報として、DLC「M次元ラッシュ」の配信日が**2025年12月10日(水)**に決定しました。 トレーラーの最後で明かされ、思ったよりも早い配信に驚いた方も多いのではないでしょうか。 本編発売から約半年、ミアレシティの再開発も一段落した頃合いに、新たな冒険が始まります。

価格は**3,000円(税込)**となるようです。 これは『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の「ゼロの秘宝」など、過去のポケモン作品のDLCと比較しても標準的な価格設定と言えるでしょう。 本編の壮大なストーリーとシステムに加え、このボリュームの追加コンテンツが3,000円で楽しめるのであれば、非常にコストパフォーマンスが高いと私は感じます。

購入は、ニンテンドーeショップから直接購入する形になるはずです。 トレーラーでは早期購入特典として「オシャボ(おしゃれボール)セット」がもらえる旨も告知されていました。 どのボールが含まれるのか詳細は不明ですが、『レジェンズ』シリーズでは貴重なガンテツボール系が含まれる可能性も高く、コレクターは見逃せませんね。

最大の衝撃!コルニの再登場と謎めいた姿

今回のトレーラーで、私を含む多くの『X・Y』ファンが最も衝撃を受けたのは、間違いなくコルニの再登場でしょう。

コルニは、『ポケットモンスター X・Y』において、シャラシティのジムリーダーを務めたかくとうタイプの使い手です。 メガシンカの秘密を継承する一族の末裔であり、『X・Y』本編では主人公にメガシンカを伝授する重要な役割を担いました。 パートナーのルカリオと共に、明るく活発な性格でプレイヤーを導いてくれた彼女の姿は、多くの人の記憶に強く残っているはずです。

しかし、今回トレーラーに登場したコルニは、我々の知る彼女とは少し様子が異なります。 まず服装。 『X・Y』時代のスポーティーなローラーブレード姿ではなく、どこか未来的な、あるいは特殊な環境に対応するためかのようなダウンジャケット風の衣装を身に着けています。

そして最も異様なのが、その体中にぶら下げられた無数のメガストーンです。 まるで戦利品のようにジャラジャラと輝くメガストーンは、彼女がただ者ではない雰囲気を醸し出しています。 映像では「バンデッドキースみたい」というコメントもありましたが、まさしくその通り。 彼女はメガシンカに魅入られ、何かを探求しているようにも、あるいはM次元という特殊な環境で戦い抜くための装備とも受け取れます。

彼女がこの『Z-A』の時代、ミアレシティの再開発という物語にどう関わってくるのか。 味方として再びメガシンカの極意を教えてくれるのか、それともメガシンカを巡る新たな脅威として立ちはだかるのか。 考察が尽きない、最大の注目ポイントです。

新メガシンカポケモン「メガチリーン」「メガセグレイブ」

コルニの登場と並ぶ大きな目玉が、新たなメガシンカポケモンの発表です。 今回、2体の新メガシンカが判明しました。

メガチリーン

1体目は、ふうりんポケモン「チリーン」のメガシンカ、メガチリーンです。

原種のチリーンはエスパー単タイプでしたが、メガチリーンはエスパー・はがねタイプ複合へと変化します。 デザインは、原種の可愛らしさを残しつつ、胴体部分が巨大な鐘のようになり、そこに幾何学的な模様が浮かび上がっています。 お尻の「紙垂(しで)」のような部分も豪華になり、神聖さすら感じさせる美しいフォルムです。 映像では、体中のパーツが共鳴し、強力な音波攻撃を放つ様子が描かれていました。 原種のチリーンは、正直なところ対戦ではあまり活躍の場がありませんでしたが、このメガシンカによってどのように強化されるのか、非常に楽しみです。 タイプ変更による耐性強化と、種族値の大幅アップが期待されます。

メガセグレイブ

2体目は、きょけんとつげきポケモン「セグレイブ」のメガシンカ、メガセグレイブです。 セグレイブはパルデア地方(『スカーレット・バイオレット』)の600族ドラゴンであり、その登場自体が驚きですが、まさかのメガシンカです。 タイプは原種と同じくドラゴン・こおりタイプのままのようです。

デザインは、原種の良さを活かしつつ、より重厚で強力な姿へと進化しています。 最大の特徴である背中の「きょけん」がさらに巨大化・鋭利化し、体表もより強固な氷の鎧で覆われたような印象を受けます。 映像では、元の姿を大きく壊さず、シンプルながらも「強さ」を感じさせるデザインだと評されていました。 600族がメガシンカするというだけで、そのポテンシャルは計り知れません。 すさまじい火力になるのか、あるいは映像のコメント通り耐久寄りの調整になるのか、続報が待たれます。

鍵を握る新キャラ「アン」と幻のポケモン「フーパ」

DLCのストーリーにおいて、中心的な役割を担うであろう新キャラクターとポケモンも公開されました。

新キャラクターは「アン」という名前の女の子。

フーパを模したような特徴的な髪型(ツノとリング?)をしており、元気いっぱいな印象を受けます。 彼女は「ドーナツ作り」が得意らしく、物語の鍵を握るようです。

そして、そのアンと行動を共にしているのが、幻のポケモン「フーパ」です。 フーパは『X・Y』の時代(第6世代)で登場したポケモンで、空間を歪めるリングを使って、あらゆるものを「おでまし」する能力を持っています。 今回のDLCでは、ミアレシティに発生した「歪」に、アンと共に現れるようです。 アンが作ったドーナツをフーパに食べさせることで、フーパが力を覚醒させ、そのリングで「歪」を広げ、主人公たちが中へ飛び込めるようにする、というのが基本的な流れになるようです。

新たな冒険の舞台「M次元(異次元)」とは

フーパのリングによって広げられた「歪」の先。 そこが新たな冒険の舞台「M次元」(トレーラー内では「メガ次元ラッシュ」とも呼ばれていました)です。

映像で見る限り、そこは「ミアレシティのようであって、ミアレシティではない」不思議な空間。 建物などはミアレシティのものと似ていますが、どこか荒廃していたり、色彩が異なっていたりします。 そして、そこにはカロス地方以外のポケモンたちが多数生息しているようです。 トレーラーでは、アローラ地方のガラガラや、ガラル地方のバリヤード(バリコオル)の姿も確認できました。 『レジェンズ アルセウス』における「時空の歪み」のように、様々な時代や地方が交錯する異次元空間なのでしょう。

このM次元を探索し、歪の謎を解き明かすことがDLCの主な目的となりそうです。

レベル上限突破!100を超えるポケモンたち

M次元の異様さを際立たせているのが、そこに登場するポケモンのレベルです。 なんと、レベル100を超えるポケモンが当たり前のように登場しています。 映像ではレベル120、レベル150、さらにはレベル164といった、我々の常識を覆す数値が確認できました。

これはポケモンシリーズの根幹を揺るがす新要素です。 レベル100が上限だった今までのシリーズとは、育成もバトルも根本的に異なる体験が待っている可能性があります。 主人公たちのポケモンもレベル100を超えることができるのか、それともM次元内だけの特殊な仕様なのか。 もし育成可能なら、種族値や努力値の計算、対戦(チャンピオンズ)への影響など、ゲームシステム全体に大きな変革がもたらされることになります。

今後の情報公開スケジュール

これだけ濃密な情報を公開しておきながら、なんと公式X(旧Twitter)によれば、今後さらに2回の情報公開が予定されているとのこと。 次回の情報公開は**11月19日(火)**と予告されています。

配信日が12月10日であることを考えると、かなり短いスパンで畳みかけてくるようです。 11月19日に第3弾、そして12月に入ってすぐに発売直前情報として第4弾が公開される、といったスケジュールでしょうか。 今回明かされなかったコルニの目的や、さらなる新メガシンカ、M次元の詳細などが明らかになることが期待されます。

徹底考察!コルニは敵か味方か?

今回の発表で最も謎が多いのがコルニの存在です。 『X・Y』では主人公の導き手であり、メガシンカの先輩として共に成長した彼女が、なぜあの異様な姿で再登場するのでしょうか。 ここでは私、桐谷シンジの考察を深く掘り下げていきます。

コルニとは?『X・Y』での活躍を振り返る

まずは『ポケットモンスター X・Y』におけるコルニの活躍を振り返っておきましょう。 彼女はカロス地方シャラシティのジムリーダーで、かくとうタイプの使い手。 パートナーはルカリオ(メガシンカ可能)。 ジムリーダーであると同時に、祖父であるメガシンカおじさん「コンコンブル」からメガシンカの秘密を受け継ぐ継承者でもあります。

主人公とはセキタイタウンで出会い、メガシンカの秘密が眠るマスタータワーを目指すことになります。 タワーの頂上で、彼女は主人公と「継承者」の座をかけてポケモンバトルを行い、勝利した主人公に「メガリング」を託します。 その後も、主人公がメガシンカを使いこなせるよう導き、ジムリーダーとしても主人公の前に立ちはだかりました。

アニメ『ポケットモンスター XY』『XY&Z』でも準レギュラーとして活躍。 メガシンカしたルカリオを制御できずに暴走させてしまう苦悩や、それを乗り越えてサトシたちと共に成長していく姿が描かれ、『X・Y』を象徴するキャラクターの一人として絶大な人気を誇ります。

なぜコルニはメガストーンを多数所持しているのか?

そんな彼女が、なぜ今回のトレーラーでは全身にメガストーンをぶら下げているのでしょうか。 考えられる仮説をいくつか立ててみました。

仮説①:メガシンカの研究と探求の果て

最も自然な流れとしては、メガシンカの継承者として、その謎をさらに深く探求しているという可能性です。 『Z-A』の舞台は、『X・Y』の時代よりも過去なのか未来なのか、あるいはパラレルワールドなのかまだ不明瞭ですが、『X・Y』のコルニが何らかのきっかけで「M次元」の存在を知り、そこにメガシンカのさらなる秘密があると考え、探索を行っているのかもしれません。 体中のメガストーンは、M次元内で発見・収集したもの、あるいは様々なポケモンをメガシンカさせて研究するための「装備」という見方です。 ダウンジャケット風の衣装も、過酷なM次元を探索するために特注した装備なのかもしれません。

仮説②:バンデット・キース化?他トレーナーから奪取

映像のコメントにもあった「バンデッド・キース化」説。 つまり、他のトレーナーからメガストーンを奪い集めているという、少しダークな可能性です。 何らかの理由(例えば、メガシンカの力を悪用しようとする者から守るため、あるいはM次元の影響で精神が変容してしまったなど)で、コルニがメガストーンを独占しようとしているパターンです。 『X・Y』での明るい彼女を知っていると信じがたいですが、『レジェンズ』シリーズは時としてシリアスな展開も描いてきました。 もしこの説が正しければ、彼女は主人公の前に立ちはだかる「敵」あるいは「ライバル」として登場することになります。 「倒した敵からメガストーンを奪い続けてきた」という考察も、あながち間違いではないかもしれません。

仮説③:M次元の影響による変化

M次元という異常な空間が、彼女の精神や目的に影響を与えている可能性です。 レベル100を超えるポケモンが生息するような常軌を逸した世界で、コルニはたった一人(あるいはルカリオと)で戦い続けてきたのかもしれません。 その結果、メガシンカの力に過度に依存、あるいは執着するようになり、我々の知るコルニとは異なる人格になっているという考察です。 彼女をM次元の呪縛から解き放つことが、DLCのストーリーの一つになるのかもしれません。

DLCでのコルニの役割予想

これらの仮説を踏まえ、DLCにおけるコルニの具体的な役割を予想します。

主人公の協力者としてのコルニ

最も期待したいのは、やはり味方としての登場です。 『X・Y』と同様に、主人公を導く先輩トレーナーとして、M次元の探索をサポートしてくれる役割です。 全身のメガストーンは、M次元で集めたものであり、主人公に「このポケモンもメガシンカできるぞ!」と様々なメガストーンを渡してくれるのかもしれません。 新キャラのアンやフーパと共に、M次元の謎を追うメインキャラクターの一人となるでしょう。

最強の敵としてのコルニ

一方で、仮説②や③のように、敵として立ちはだかる可能性も捨てきれません。 メガシンカの力を独占しようとする、あるいはM次元の力に魅入られた最強のトレーナーとして、主人公の前に現れるパターンです。 もし敵対する場合、彼女が持つ多数のメガストーンが脅威となります。 手持ちのポケモンを次々とメガシンカさせてくる、あるいは複数のポケモンを同時にメガシンカさせる(M次元の特殊ルール?)といった、絶望的な強さを見せつけてくるかもしれません。 彼女とのバトルは、DLCのクライマックスの一つになるでしょう。

コルニの手持ちポケモン予想

どちらの役割になるにせよ、彼女が使用するポケモンは気になるところです。 『X・Y』での彼女の手持ちを参考に予想してみましょう。

  • ルカリオ(メガルカリオ): これは確定でしょう。彼女の絶対的エースであり、パートナーです。
  • コジョンド: 『X・Y』でのジム戦(3戦目)で使用。かくとうタイプのエース格の一匹。
  • ゴーリキー(カイリキー): ジム戦で使用。順当にカイリキーに進化させている可能性が高いです。
  • ルチャブル: 『X・Y』での切り札の一匹。かくとう・ひこうタイプとしてバランスが良いです。

『Z-A』の舞台設定を考えると、これらのカロス地方のポケモンに加え、M次元で捕獲した他地方のポケモン(それこそメガセグレイブなど)や、カロス地方の新たなメガシンカポケモン(メガゴーゴートなど?)を使ってくる可能性も十分に考えられます。 かくとうタイプ使いの枠を超え、「メガシンカ使い」として多彩なポケモンを繰り出してくることも予想されます。

新メガシンカ「メガチリーン」「メガセグレイブ」性能考察

ゲーム攻略ライターとして、やはり気になるのは新メガシンカ2体の性能です。 トレーラーのわずかな情報から、その強さを徹底的に考察します。

メガチリーン(エスパー/はがね)の強さを予想

原種チリーンの性能と課題

まず、原種のチリーン(エスパー単タイプ)の種族値を見てみましょう。

HP こうげき ぼうぎょ とくこう とくぼう すばやさ 合計
75 50 80 95 90 65 455

合計種族値は455。 特性は「ふゆう」のみ。 「とくこう」「とくぼう」はそこそこですが、全体的に中途半端な数値であり、特に「すばやさ」の65がネックとなっていました。 エスパー単タイプという耐性の少なさも厳しく、対戦環境(チャンピオンズ)では活躍が難しいポケモンでした。

メガシンカによる種族値と特性の変化は?

メガシンカすると、合計種族値が100上昇します。 メガチリーン(エスパー/はがね)の合計種族値は555になるはずです。 タイプが「エスパー/はがね」に変わるのが最大のポイント。 これは非常に優秀な複合タイプです。

弱点は「ほのお」「じめん」「ゴースト」「あく」の4つですが、半減以下は「ノーマル」「くさ」「こおり」「ひこう」「いわ」「ドラゴン」「はがね」「フェアリー」「エスパー(1/4)」「どく(無効)」と10タイプにも及びます。 特に「どく」無効、「エスパー」1/4は強力です。

特性「ふゆう」は、はがねタイプが加わることで意味を成さなくなります(元々じめん無効だったが、はがねが弱点になるため)。 そのため、特性は変更される可能性が極めて高いです。 デザインや「音波攻撃」という設定から、以下のような特性が予想されます。

  • ぼうおん: 音系の技を無効化。
  • パンクロック: 音系の技の威力が上がり、受ける音系の技のダメージが半減。
  • マジックミラー: 変化技を跳ね返す。
  • せいしんりょく: ひるまない。

メガシンカによる種族値上昇(+100)の配分予想ですが、チリーンの課題であった「すばやさ」と、長所である「とくこう」「とくぼう」が中心に伸びるのではないでしょうか。

<予想配分:特殊アタッカー型> | HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 | | :— | :— | :— | :— | :— | :— | :— | | 75 | 50(-0) | 100(+20) | 135(+40) | 110(+20) | 85(+20) | 555 |

これでも素早さは中途半端ですが、優秀な耐性と耐久(ぼうぎょ100/とくぼう110)を活かし、トリックルーム下でのアタッカーや、耐久型として活躍できるかもしれません。

<予想配分:高速サポーター型> | HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 | | :— | :— | :— | :— | :— | :— | :— | | 75 | 50(-0) | 90(+10) | 115(+20) | 100(+10) | 125(+60) | 555 |

もしこれだけ素早さが伸びれば、優秀な耐性を活かして「おきみやげ」「かなしばり」「いやしのねがい」といった補助技を先手で使いやすくなります。

対戦環境(チャンピオンズ)への影響

メガチリーンは、その優秀なタイプ耐性から、特定の相手(特にフェアリータイプやエスパータイプ)に対して強力な受けポケモンとなる可能性があります。 特性が「マジックミラー」や「パンクロック(専用の強力な音技習得が前提)」など強力なものであれば、一気に対戦環境の上位に食い込むポテンシャルを秘めています。 原種があまりにもマイナーだっただけに、この「魔改造」とも言える強化は、チリーンファンにとって最高のサプライズでしょう。

メガセグレイブ(ドラゴン/こおり)の性能予想

原種セグレイブ(600族)の強み

原種のセグレイブは、パルデア地方の600族ポケモン。 合計種族値は当然600です。

HP こうげき ぼうぎょ とくこう とくぼう すばやさ 合計
115 145 92 75 86 87 600

「HP」115、「こうげき」145という非常に高い数値を持ち、専用特性「ねつこうかん」(ほのお技を受けると攻撃が1段階上がる)と専用技「きょけんとつげき」(威力120だが、次のターン受けるダメージ2倍)を持つ、超攻撃的な物理アタッカーです。 一方で「ドラゴン/こおり」というタイプは、攻撃面では優秀ですが、防御面では「ほのお」「いわ」「かくとう」「ドラゴン」「フェアリー」「はがね」と弱点が多いのが難点でした。

メガシンカで火力特化か、耐久寄りか

メガシンカにより、合計種族値は700に達します。 これはメガガブリアスやメガバンギラスと並ぶ数値であり、期待が高まります。 トレーラーの映像では「耐久寄りになりそう」というコメントがありましたが、デザインを見るとより攻撃的に尖らせることもできそうです。

特性は「ねつこうかん」が優秀なため、そのまま引き継ぐ可能性もありますが、メガシンカで変更されるのが通例です。 考えられる特性は以下のようなものでしょう。

  • かたいツメ: 接触技の威力が1.3倍になる。
  • ゆきふらし: 天候を「ゆき」にする。(こおりタイプの防御1.5倍)
  • 適応力: タイプ一致技の威力が1.5倍から2倍になる。

種族値上昇(+100)の配分予想です。

<予想配分:超火力・ロマン型> | HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 | | :— | :— | :— | :— | :— | :— | :— | | 115 | 185(+40) | 112(+20) | 75(-0) | 96(+10) | 117(+30) | 700 |

「こうげき」を極限まで高め、中途半端だった「すばやさ」も激戦区の110台に乗せる型。 特性が「かたいツメ」や「適応力」なら、「きょけんとつげき」や「つららおとし」で全てを破壊するロマン砲となります。

<予想配分:映像コメント通りの耐久型> | HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 | | :— | :— | :— | :— | :— | :— | :— | | 115 | 165(+20) | 132(+40) | 75(-0) | 126(+40) | 87(-0) | 700 |

映像の「耐久高そう」というコメントを反映し、「ぼうぎょ」「とくぼう」を大幅に強化する型。 特性が「ゆきふらし」なら、天候と合わせて要塞と化します。 高いHPと攻撃力を活かし、「りゅうのまい」を積む起点を作りやすくなるでしょう。

対戦環境(チャンピオンズ)への影響

どちらの型になるにせよ、合計700という圧倒的な種族値を持つメガセグレイブが環境に与える影響は甚大です。 特に火力特化型の場合、受けきれるポケモンはほとんど存在しないでしょう。 耐久型の場合でも、弱点の多さを補って余りある耐久指数と積み性能を手に入れることになり、対策必須のポケモンとなることは間違いありません。

映像で確認されたメガラティオス

トレーラーでは一瞬でしたが、『ORAS』で登場した「メガラティオス」と思われるポケモンのゲーム内映像も確認できました。 「ラ中」というコメントがありましたが、これはメガラティオスのことでしょう。

これにより、過去作で登場したメガシンカポケモンたちも、M次元などを通じて『Z-A』に集結する可能性が非常に高くなりました。 カロス地方以外のメガシンカポケモンの解禁も、このDLCの大きな目玉となりそうです。

DLC「M次元ラッシュ」の新ゲームシステム深掘り

今回のDLCは、単なるストーリー追加やポケモン追加に留まらず、「M次元」という全く新しいゲームシステムを導入するようです。 判明した情報を基に、その内容を深掘りします。

フーパとドーナツの役割

物語の鍵を握るのが、新キャラ「アン」が作るドーナツと、幻のポケモン「フーパ」です。

「歪」を広げるメカニズム

  1. ミアレシティの各地に、謎の「歪」が発生する。
  2. 主人公は「歪」を調べる(映像では「小規模ワイルド次元を検知」と表示)。
  3. アンに依頼し、ドーナツを作ってもらう。
  4. ドーナツをフーパに食べさせる。
  5. フーパが力を覚醒させ、リングで「歪」をM次元への入り口として広げる。
  6. 主人公たちがM次元へ突入する。

これが基本的な流れのようです。 ドーナツが「歪」への入場チケットの役割を果たすわけですね。

木の実によるドーナツのカスタマイズ

ドーナツは、ただ作れば良いというものではなさそうです。 「異次元なしのみ」「異次元折れのみ」など、M次元内で見つかる特殊な「木の実」を使うことで、ドーナツの効果を高めたり、種類を変えたりできるようです。

トレーラーでは「セレクトドーナツ」という画面があり、「カロリー」や「腹持ち時間」といったステータスが確認できました。 この「ドーナツの種類」によって、探索できるM次元の種類や、中に出現するポケモンが変わるのではないかと予想されます。 「使用する木の実によっては特別なドーナツを作ると」という記述もあり、特定のレシピでしか行けない場所や出会えないポケモンが存在するようです。

「M次元」の探索システムを考察

フーパのリングの先にある「M次元」は、どのような場所なのでしょうか。

「カロリー」=制限時間の意味は?

ドーナツのステータスにあった「カロリー」そして「腹持ち時間」。 トレーラー内のコメントでは「これが切れると歪から追い出される」と考察されていました。 これは非常に鋭い指摘で、おそらくM次元の探索には制限時間があることを示唆しています。

ドーナツの「カロリー」=「腹持ち時間」=「M次元での活動限界時間」となり、時間切れになると強制的にミアレシティに戻されてしまうのではないでしょうか。 より効果の高い(高カロリーな?)ドーナツを作ることで、探索時間を延ばすことができる。 『レジェンズ アルセウス』の「時空の歪み」が時間経過で発生・消滅したのに対し、今回はアイテム(ドーナツ)で能動的に発生させ、その質によって探索時間が決まる、というシステムだと考えられます。

タイプ縛りの「ワイルド次元」

「歪」を調べた際に表示された「小規模ワイルド次元を検知 タイプ:ほのお」という表示。 これは、その先にあるM次元が「ほのおタイプ」に関連するエリアであることを示しているのでしょう。 出現するポケモンがほのおタイプ中心になる、あるいは特定のタイプ(みずタイプなど)が有利になるようなギミックがあるのかもしれません。 様々なタイプの「ワイルド次元」が存在し、それぞれに適したドーナツ(木の実の組み合わせ)や手持ちポケモンを準備する必要がありそうです。

ローグライク要素の可能性

制限時間、入るたびに内容が変わる(かもしれない)ダンジョン、アイテムの持ち込み(ドーナツ)が重要……。 これらの要素から、M次元の探索はローグライク(不思議のダンジョンシリーズのようなシステム)に近いものになるのではないかと、私は予想しています。

入るたびにマップ構造が自動生成され、出会えるポケモンや拾えるアイテム(木の実)が変わる。 レベル100を超える強力なポケモンが徘徊する中、制限時間内に目的(特定のポケモンを倒す、特定のアイテムを見つけるなど)を果たして帰還する。 もし倒されれば、集めたアイテムの一部を失ってしまう……といった緊張感のある探索が楽しめるのかもしれません。

仲間ポケモンのパワーアップとは?

公式の説明文には「ドーナツを食べさせると仲間のポケモンたちもパワーアップするなどの様々な効果をもたらします」という一文がありました。 これは一体どういう意味でしょうか。

M次元内での一時的な強化(バフ)の可能性もありますが、「育成部分とかももしかしたら」というトレーラー内の考察も気になります。 もしかすると、M次元で手に入れた特殊な木の実を使ったドーナツを仲間のポケモンに食べさせることで、レベル100の上限を超えて育成できるようになったり、通常とは異なる形でステータスを強化(『アルセウス』の「ガンバリのすな」のような)できたりするのかもしれません。 レベル100超えの野生ポケモンに対抗するためには、こちらのポケモンも何らかの形で強化する必要があるはずです。 このドーナツによるパワーアップが、レベル100超えの育成システムそのものである可能性は高いと見ています。

レベル100超えがもたらすゲームバランスの変化

レベル上限が突破されるとなると、ゲームの常識が根本から変わります。 レベル150のポケモンは、レベル100のポケモンとは比較にならないステータスを持つはずです。 これにより、『Z-A』本編のクリア後コンテンツ(バトルタワー的なもの)や、オンライン対戦(チャンピオンズ)の環境も激変するでしょう。

  • チャンピオンズ(対戦)のルールはどうなる?
    • レベル100超えが許可されるルールと、従来のレベル50/100ルールが分かれる?
    • レベル100超えが前提となると、ポケモンの育成(レベル上げ)が非常に重要になる。
  • ステータス計算式は?
    • レベル100以降も、従来の計算式がそのまま適用されるのか。
    • もしそうなら、種族値のわずかな差がレベル100以上の領域でとてつもない差になる可能性がある。
  • 育成の手間は?
    • レベル100まででも大変なのに、150や200を目指すとなると、相応の育成緩和システム(ドーナツによる経験値ブーストなど)が用意されるはず。

このレベル上限突破は、ポケモンシリーズにおける過去最大級の変革であり、賛否両論を呼ぶかもしれませんが、私個人としては「未知の領域」への挑戦として非常にワクワクしています。

示唆された伝説ポケモンたち

M次元の探索は、レベル100超えのポケモンや他地方のポケモンだけでなく、どうやら伝説のポケモンたちとの出会いにも繋がっているようです。

「オメガグラードンドーナツ」と「アルファキョーガドーナツ」

トレーラー内の考察で、非常に興味深い名前が挙がりました。 「特別なドーナツ」の例として「オメガグラードンドーナツ」「アルファキョーガドーナツ」というテキストが(一瞬だけ)映し出されたのではないか、というのです。

「オメガ」と「アルファ」といえば、もちろん『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』。 そしてグラードンとカイオーガです。 このドーナツが実在するなら、これこそが『ORAS』で登場した「原子回帰」したグラードンとカイオーガに出会うための鍵となるドーナツでしょう。

原子回帰グラードン・カイオーガの登場なるか

メガシンカとは似て非なる「原子回帰」。 古代の強大な力を取り戻したゲンシグラードンとゲンシカイオーガが、『Z-A』のM次元で待ち受けている。 想像するだけで胸が熱くなります。 『ORAS』以来の登場となる彼らと、カロス地方で再戦できるのかもしれません。 M次元が「あらゆる時空が交わる場所」であるならば、ホウエン地方の超古代ポケモンが登場しても何ら不思議はありません。

他の伝説・幻ポケモンの登場可能性

グラードン・カイオーガが登場するということは、当然、他の伝説・幻ポケモンも期待できます。 フーパの「おでまし」能力は、元々「伝説のポケモンを呼び出す」というとんでもないものです。 M次元の探索や、特別なドーナツのレシピを解明していくことで、ホウエン、シンオウ、イッシュ、アローラ、ガラル、パルデア……あらゆる地方の伝説・幻ポケモンたちと出会い、バトルし、捕獲できる。 このDLC「M次元ラッシュ」は、『Z-A』を「全てのポケモンが集結する究極の一作」にするための、壮大な追加コンテンツなのかもしれません。

既に開始済みの追加要素

興奮冷めやらぬ中ですが、DLCの発表と同時に、既にゲーム内で解禁された要素もあります。 見落とさないようにチェックしておきましょう。

「メガセグレイブナイト」の入手方法(シーズン4ランクマ報酬)

なんと、新メガシンカ「メガセグレイブ」に必要なメガストーン「セグレイブナイト」が、DLC配信に先駆けて入手可能になります。 入手方法は、オンライン対戦「チャンピオンズ」のシーズン4 ランクマッチ報酬とのこと。

シーズン4がいつから開始されるのか、どのランク帯の報酬になるのかはまだ不明ですが、いち早くメガセグレイブを使いたいプレイヤーは、ランクマッチに備える必要があります。

ただし、公式情報によれば「後から再配布もされる」とのこと。 ランクマッチが苦手な方や、自分のペースで進めたい方も、いずれはゲーム内で入手できる手段が提供されるようですので、ご安心ください。 とはいえ、最速で使いたいならランクマッチを走る一択です。

ディアンシーのサイドミッション

さらに、幻のポケモン「ディアンシー」に関連する新しいサイドミッションが、既に配信開始されています。 (※トレーラーでは「今からできてますよ」との言及あり) ディアンシーは『X・Y』で登場した幻のポケモンであり、メガシンカする(メガディアンシー)ことでも知られています。 『Z-A』本編でディアンシーをどう入手するのか不明でしたが、このサイドミッションを通じて仲間になる、あるいはメガストーンが手に入るのかもしれません。 早速ミアレシティに戻って、新しいミッションが発生していないか確認してみましょう。

まとめ

今回発表された『ポケモンレジェンズ Z-A』のDLC「M次元ラッシュ」。 その情報量は、まさに「ラッシュ」と呼ぶにふさわしい衝撃的なものでした。

  • 12月10日配信、価格3,000円
  • コルニの謎めいた再登場
  • 新メガシンカ「メガチリーン」「メガセグレイブ」
  • 新キャラ「アン」と「フーパ」による「M次元」探索
  • レベル100の上限突破
  • ゲンシグラードン・カイオーガ登場の示唆
  • セグレイブナイトのランクマ報酬、ディアンシーミッションの配信開始

これだけの要素が詰め込まれ、さらに11月19日には次なる情報公開が控えています。 特にコルニが物語にどう絡んでくるのか、彼女は我々の知るコルニのままなのか。 そしてレベル100超えという新システムが、ポケモンというゲームをどう変えていくのか。 ゲーム攻略ライターとして、これほど考察しがいのあるテーマはありません。

私、桐谷シンジも、配信日である12月10日を心待ちにしながら、まずは配信済みのディアンシーミッション、そして始まるであろうランクマッチシーズン4に備えたいと思います。 皆さんも、この興奮を胸に、ミアレシティでの新たな冒険に備えましょう。

フォローよろしくお願いします。

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