ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、いよいよ発売が迫った『Pokémon LEGENDS Z-A』について、購入前に知っておくべき注意点や、損をしないための情報を探しているのではないでしょうか。 待望の「レジェンズ」シリーズ最新作でありながら、その内容は未だ謎に包まれた部分も多く、購入を迷っている方や、どのバージョンを買うべきか悩んでいる方も少なくないはずです。

この記事を読み終える頃には、あなたが『Pokémon LEGENDS Z-A』を購入すべきかどうか、そしてどうすれば最もお得に、最大限に楽しめるか、その全ての疑問が解決しているはずです。
- 過去作「X・Y」との深いつながりと未回収伏線の考察
- 「アルセウス」とは全く異なる新たなゲームシステム詳解
- Switch版とSwitch 2版の性能差と最適な選び方
- オンライン対戦限定報酬やDLCなど見落としがちな重要情報
それでは解説していきます。

Pokémon LEGENDS Z-A 購入前に知るべき8つの重要ポイント
さて、まずは本作『Pokémon LEGENDS Z-A』(以下、レジェンズZA)の購入を検討する上で、絶対に押さえておくべきゲームの根幹に関わる重要なポイントを8つに絞って解説していきます。 従来のポケモンシリーズの常識が通用しない部分も多々ありますので、購入後に「思っていたのと違った…」と後悔しないためにも、しっかりと確認していきましょう。
世界観の繋がり:過去作「X・Y」との関係性
最初の注意点は、本作が2013年にニンテンドー3DSで発売された『ポケットモンスター X・Y』と極めて強い繋がりを持つ作品であるという点です。 舞台となるのは、X・Yにも登場した「ミアレシティ」。 しかし、単なる同じ場所というだけではありません。 物語、登場人物、そしてポケモンの根幹システムである「メガシンカ」に至るまで、X・Yの物語を深く掘り下げる内容になることが示唆されています。

X・Yの未回収伏線が鍵を握る物語か
X・Yをプレイした方なら覚えているかもしれませんが、あの物語には多くの謎が残されていました。 例えば、3000年の時を生きる謎の男「AZ」と、彼が愛した「フラエッテ(永遠の花)」の物語。 最終兵器を巡る悲劇や、カロス地方に秘められた戦争の歴史。 そして、メガシンカの起源そのもの。 これらの謎は、当時のストーリーでは完全には解明されませんでした。
本作のタイトルにある「Z-A」という文字は、AZを逆から読んだものではないか、というのがファンの間での有力な説です。 これは、AZの視点からX・Yの物語の裏側や、その後の世界が描かれる可能性を示唆しています。 また、続投が明言されているキャラクター「マチエール」や「もみじ」といった人物も、X・Yの物語の重要な鍵を握っていました。 本作では、彼らがどのように物語に関わってくるのか、そして主人公や新キャラクター「デウロ」が、プラターヌ博士やティエルノといったX・Yの登場人物とどのような血縁関係にあるのか、考察するだけでも発売が待ちきれません。
もちろん、ポケモンシリーズは基本的にどの作品からでも楽しめるように作られています。 前作『Pokémon LEGENDS アルセウス』が『ダイヤモンド・パール』の過去の物語でありながら、単体で十分に楽しめたように、本作もX・Yを未プレイでも問題なく遊べるでしょう。 しかし、X・Yをプレイしていれば、散りばめられたファンサービスや伏線回収に気づき、物語を120%楽しめることは間違いありません。 もし時間に余裕があれば、発売前にX・Yをプレイしておくか、ストーリーを振り返っておくことを強く推奨します。
新たなメガシンカの登場
本作のバトルにおける最大の目玉は、なんといっても「メガシンカ」の復活と、新たなメガシンカポケモンの登場です。 メガシンカは、X・Yで登場した、一部のポケモンが秘めた力を解放し、戦闘中に一時的に姿を変えてパワーアップするシステム。 本作では、カイリュー、ウツボット、ルンパッパ、カラマネロといったおなじみのポケモンに加え、X・Yの御三家であるブリガロン、マフォクシー、ゲッコウガ、さらにはライチュウに2種類のフォルム(メガライチュウX・メガライチュウY)といった、合計9種類の新たなメガシンカが確認されています。
これにより、対戦環境にも大きな変化が生まれるでしょう。 特にメガカイリューやメガゲッコウガは、元々のポテンシャルが高いだけに、どのような性能になるのか注目が集まっています。 X・Yで登場した28種類のメガシンカポケモンたちも再登場する可能性が高く、メガシンカが織りなす新たなバトルに期待が高まります。
ゲームの舞台:再開発された「ミアレシティ」の全貌
2つ目の注意点は、本作の冒険の舞台が「ミアレシティ」という一つの都市に限定されている可能性が高いことです。 従来のポケモンシリーズのように、複数の街や道路、ダンジョンを巡って冒険するスタイルとは大きく異なります。

「え、一つの街だけでボリュームは大丈夫なの?」と不安に思う方もいるかもしれません。 しかし、心配は無用です。 本作のミアレシティは、X・Yに登場したそれとは比較にならないほど、大規模かつ高密度なマップへと進化を遂げています。
X・Yから10倍以上にスケールアップした都市
X・Yのミアレシティも、当時としては非常に広大なマップでしたが、建物の多くは背景であり、入れる場所は限られていました。 本作では「都市再開発」をテーマに掲げ、キャラクターの等身が上がったことで、街全体がよりリアルなスケール感で再構築されています。 単に広くなっただけではなく、ほとんどの建物に入れるようになり、さらには屋上から屋上へと飛び移るような、縦方向の探索も可能になっているようです。 これは、もはやオープンワールドゲームの都市マップに匹敵する規模と言えるでしょう。 『グランド・セフト・オート』シリーズのような、一つの都市を徹底的に作り込んだゲームをイメージすると分かりやすいかもしれません。
また、「再開発」というテーマの通り、街はエリアごとに異なる特色を持っています。 最新テクノロジーが導入された先進的なエリア、豊かな自然と共存する緑地エリア、そして夜にはネオンが輝く商業エリアなど、景観が単調にならないような工夫が凝らされています。 X・Yでプレイヤーを悩ませた「道に迷いやすい」という点も、エリアごとの特色が明確になったことで、ある程度は解消されているのではないでしょうか。
ハードの選択:Switch版とSwitch 2版の決定的な違い
3つ目の注意点は、本作がNintendo Switch版に加えて、次世代機であるNintendo Switch 2版も同時に発売されるという点です。 これにより、プレイヤーはどちらのハードで遊ぶかという選択を迫られることになります。 両者には、グラフィックやパフォーマンスに明確な違いが存在するため、自分のプレイスタイルに合った方を選ぶことが重要です。

グラフィックとフレームレートの向上
Switch 2版の最大のメリットは、グラフィックとフレームレートが大幅に向上している点にあります。 より高解像度で滑らかな映像で、美しく再開発されたミアレシティを探索し、迫力あるポケモンバトルを楽しむことができます。 特に、前作『スカーレット・バイオレット』では処理落ちが問題視されただけに、安定したフレームレートでストレスなくプレイしたいのであれば、Switch 2版が最適な選択となるでしょう。 ポケモンの質感や技のエフェクト、街の作り込みなど、あらゆる面でリッチな体験が期待できます。
価格差と購入方法
もちろん、高性能なSwitch 2版は価格もその分高くなります。 以下に、各エディションの価格と特徴をまとめました。
項目 | Nintendo Switch版 | Nintendo Switch 2版 |
---|---|---|
希望小売価格 | 7,128円(税込) | 8,128円(税込) |
グラフィック | 標準 | 高解像度・高品質 |
フレームレート | 可変(30fps目標) | 安定(60fps目標) |
特徴 | 既存のSwitchで手軽に遊べる | より快適で没入感の高い体験が可能 |
しかし、ここで朗報があります。 「ニンテンドーカタログチケット」と「アップグレードパス」という2つのサービスを上手く活用することで、Switch 2版も非常にお得に購入することが可能です。
まず、「ニンテンドーカタログチケット」は、対象のダウンロードソフト2本を9,980円(税込)で購入できるサービス。 レジェンズZAも対象なので、これを利用すれば実質約5,000円でソフト1本を手に入れることができます。 そして驚くべきことに、このカタログチケットで交換したSwitch版『レジェンズZA』に、1,000円(税込)の「アップグレードパス」を追加購入することで、Switch 2版へとアップグレードできるのです。 つまり、合計約6,000円でSwitch 2版が手に入ることになり、通常価格より2,000円以上もお得になります。
ただし、この方法には注意点があります。 カタログチケットはNintendo Switch Online加入者限定であり、有効期限は購入から1年間。 そして、2026年1月30日で販売が終了してしまいます。 お得に購入したい方は、早めに計画を立てることをお勧めします。
バトルシステムの革新:アクション性がもたらす新たな戦略
4つ目の注意点は、バトルシステムが従来のコマンド選択式RPGから、アクション性の高いリアルタイムバトルへと大きく変化していることです。 これは、『Pokémon LEGENDS アルセウス』からさらに一歩踏み込んだ、シリーズにとって大きな挑戦と言えるでしょう。

リアルタイムで展開するポケモンバトル
本作の戦闘は、フィールド上でシームレスに開始され、トレーナーはパートナーのポケモンをリアルタイムで操作(誘導)しながら戦うことになります。 どのタイミングで、どの位置から、どの技を繰り出すか。 従来の「すばやさ」の概念だけでなく、トレーナー自身の判断力と操作スキルが勝敗を左右するのです。
特に重要なのが「位置取り」の概念。 相手の攻撃範囲から逃れたり、死角に回り込んで攻撃したりといった、アクションゲームのような立ち回りが求められます。 また、相手の攻撃直後に防御系の技をタイミングよく繰り出すことで、相手をひるませる「カウンター」のようなシステムも存在し、バトルに深い駆け引きを生み出しています。 敵に気づかれずに背後から攻撃を仕掛ければ、大ダメージを与えて有利な状況で戦闘を開始することも可能です。
アクションが苦手でも楽しめる戦略性
「アクションは苦手だから、難しそう…」と感じる方もいるかもしれません。 しかし、本作はゴリ押しが通用するような単純なアクションゲームではありません。 一度技を使用すると、一定時間の「クールタイム」が発生し、技を連発することはできない仕様になっています。 これにより、どの技をどのタイミングで使うかという、従来のポケモンバトルが持っていた戦略性もしっかりと継承されています。 イメージとしては、『ゼノブレイド』シリーズのような、リアルタイムアクションとコマンドバトルが融合したシステムに近いかもしれません。
アクション要素はあくまで戦略の幅を広げるためのスパイスであり、反射神経だけが全てではありません。 ポケモンのタイプ相性や技構成といったRPGとしての基礎が重要であることに変わりはないため、アクションが苦手な方でも十分に楽しめるバランスになっていると予想されます。 これは、ポケモンという広大な世界を、よりリアルに、より直感的に体験するための進化と言えるでしょう。
シリーズ内の立ち位置:「アルセウス」との相違点
5つ目の注意点は、『Pokémon LEGENDS アルセウス』の直接的な続編ではない、ということです。 同じ「レジェンズ」の名を冠しているため、アルセウスのようなゲーム性を期待している方も多いかもしれませんが、本作はアプローチが大きく異なります。 全く別のゲームとして捉えた方が、より楽しめるでしょう。
「大自然の探索」から「大都市の冒険」へ
最も大きな違いは、その舞台設定です。 アルセウスがまだ手付かずの広大な「ヒスイ地方」という大自然を探索する物語だったのに対し、レジェンズZAは「ミアレシティ」という高度に発展した大都市が冒険の中心です。 セミオープンワールドのフィールドを駆け巡ったアルセウスとは異なり、本作では高層ビルが立ち並び、人々が行き交う都市空間での探索やバトルがメインとなります。 ゲーム体験は、アルセウスが「ハンティングアクション」に近い感覚だったのに対し、本作は「オープンワールド都市探索RPG」とでも言うべきものになるでしょう。
バトルシステムも別物
前述の通り、バトルシステムも大きく異なります。 アルセウスのバトルは、行動順が変化する独特のシステムではありましたが、基本的にはターン制でした。 プレイヤーは落ち着いて次の行動を選択できましたが、レジェンズZAではリアルタイムアクションへと進化しています。 これにより、求められるスキルや戦略性が全く変わってきます。
アルセウスが楽しめたからといってレジェンズZAも同じように楽しめるわけではなく、その逆もまた然りです。 もちろん、従来の『スカーレット・バイオレット』とも全く違うゲームです。 過去作のイメージは一度リセットし、全く新しいポケモン体験に挑む気持ちでプレイすることをお勧めします。
オンライン対戦:ランクバトル限定報酬と新ルール
6つ目の注意点は、一部の強力なアイテムがオンラインのランクバトルでしか入手できない、という点です。 普段、ストーリークリア後は対戦をあまりしないという方は特に注意が必要です。
メガストーンはランクアップ報酬
本作の目玉である新メガシンカ、ブリガロン、マフォクシー、ゲッコウガ。 彼らをメガシンカさせるために必要な「ブリガロナイト」「マフォナイト」「ゲッコウガナイト」といったメガストーンは、通信対戦機能「Zバトルクラブ」内の「ランクバトル」で、特定のシーズン中にランクアップすることでしか入手できません。
- ゲッコウガナイト: シーズン1(10月16日〜)のランクアップ報酬
- マフォナイト: シーズン2(シーズン1後、順次開催)のランクアップ報酬
- ブリガロナイト: シーズン3(シーズン2後、順次開催)のランクアップ報酬
つまり、これらのメガシンカをストーリー攻略中に使うことはできず、入手するためにはオンライン対戦で勝利を重ね、自身のランクを上げる必要があります。 一応、今後のシーズンで再配布の予定はあるとのことですが、すぐに入手したい場合はランクバトルへの挑戦が必須となります。
新感覚の4人対戦バトルロイヤル
「対戦は個体値厳選とか努力値振りとか、ハードルが高い…」と敬遠している方も多いでしょう。 しかし、本作のランクバトルは、従来の1対1の対戦とは全く異なるルールが採用されており、新規プレイヤーでも楽しめる可能性があります。
Zバトルクラブの対戦は、最大4人のプレイヤーが入り乱れて戦うバトルロイヤル形式。 制限時間内に倒したポケモンの数で勝敗を競います。 フィールドをリアルタイムで自由に動き回れるため、真正面から戦うだけでなく、他のプレイヤー同士が戦って弱ったところを狙う「漁夫の利」を狙ったり、フィールドに落ちているアイテムを駆使して戦いを有利に進めたりと、これまでのポケモン対戦にはなかった駆け引きが楽しめます。 純粋なポケモンの強さだけでなく、プレイヤーの立ち回りや戦略といったスキルがより重要になるため、従来の対戦が苦手だった方にも新たな楽しみ方が開けるかもしれません。 非常に面白そうな試みなので、私も今回は積極的にランクバトルに参加してみたいと思っています。
追加コンテンツ(DLC):クリア後のお楽しみ「メガ次元ラッシュ」
7つ目の注意点は、発売と同時に配信が予定されている追加コンテンツ(DLC)『メガ次元ラッシュ』についてです。 このDLCのメインである追加ストーリーは、ゲーム本編をクリアした後でないと遊ぶことができません。

すぐには遊べない追加ストーリー
『メガ次元ラッシュ』は、価格3,000円(税込)で、購入すると追加衣装と追加ストーリーが解放されます。 追加ストーリーは「異次元ミヤレ」というパラレルワールドのような世界が舞台となり、幻のポケモン「フーパ」が物語の鍵を握ります。 そして、目玉として新メガシンカ「メガライチュウX」「メガライチュウY」が登場します。
しかし、この魅力的な追加ストーリーは、本編のメインストーリーをクリアしないとプレイを開始できません。 さらに、DLCの配信自体も本編発売後、後日配信が予定されています。 つまり、ゲームを買ってすぐにDLCのストーリーを遊ぶことはできないのです。 まずは本編をじっくりと楽しみ、ミアレシティの世界をさらに深く冒険したくなったタイミングで購入を検討するのが良いでしょう。
なお、2026年2月28日までに『メガ次元ラッシュ』を購入すると、早期購入特典として「豪華ボールセット」が受け取れるシリアルコードがもらえます。 この特典が欲しい方は、購入の判断をこの期限までに行うのが良さそうです。
データ連携の注意点:「Pokémon HOME」の限定的な仕様
最後の8つ目の注意点は、クラウドサービス『Pokémon HOME』との連携が、かなり限定的であるという点です。 過去作で育てたお気に入りのポケモンを連れてこようと考えている方は、仕様をよく理解しておく必要があります。

一方通行かつ一度きりの転送
本作もPokémon HOMEに対応しており、過去のシリーズで仲間にしたポケモンをレジェンズZAの世界に連れてくることが可能です。 しかし、その逆、つまりレジェンズZAで捕まえたポケモンを、過去作(スカーレット・バイオレットなど)に連れて行くことはできません。
さらに重要な制約として、一度レジェンズZAに連れてきたポケモンは、二度と元のソフトに戻すことができなくなります。 つまり、データ転送は「過去作 → レジェンズZA」への一方通行であり、なおかつ一度きりの「片道切符」なのです。 大切なポケモンを転送する際は、この点を十分に理解した上で、慎重に判断する必要があります。
また、このPokémon HOMEとの連携機能が利用可能になるのは、2026年を予定しており、発売日からすぐに利用できるわけではありません。 色々と制限はありますが、過去作の相棒と共にミアレシティを冒険できるのは嬉しいポイントです。 どのポケモンを連れてくるか、今から考えておくのも楽しいかもしれませんね。
後悔しないための購入ガイド:予約特典とエディション比較
さて、ゲームの基本的な注意点を押さえたところで、次に具体的にどの商品を購入すればよいか、という実践的なガイドに移りましょう。 予約特典や販売形態によって、お得度や満足度が大きく変わってきます。

どこで買うのがお得?主要店舗の予約特典を徹底比較
本作も、各販売店でそれぞれ異なる予約特典が用意されています。 自分のプレイスタイルや好みに合わせて、最適な店舗を選びましょう。
販売店 | 特典内容(例) | こんな人におすすめ |
---|---|---|
ポケモンセンターオンライン | ・オリジナルアートブック ・ゲーム内で使える着せ替えアイテム | 設定資料などが好きなコアファン |
Amazon.co.jp | ・ゲーム内で使えるボールセット(シリアルコード) ・オリジナル配送ボックス | 実用的なアイテムが欲しい人、すぐに受け取りたい人 |
家電量販店(ヨドバシなど) | ・オリジナルクリアファイル ・店舗ごとのポイント還元 | グッズを集めたい人、ポイントを貯めたい人 |
ニンテンドーeショップ | ・ダウンロード版限定の早期購入特典 | カタログチケットを利用したい人、すぐに遊びたい人 |
※特典内容は変更になる可能性があります。 詳細は各店舗の公式サイトをご確認ください。
個人的には、世界観を深く楽しみたいのであれば、設定資料が満載のアートブックが付いてくるポケモンセンターオンラインが一押しです。 一方で、実利を求めるなら、序盤の冒険が楽になるボールセットが付いてくるAmazonも魅力的ですね。
ダウンロード版 vs パッケージ版:それぞれのメリット・デメリット
購入形態には、ソフトの抜き差しが不要な「ダウンロード版」と、コレクション性のある「パッケージ版」があります。 それぞれの長所と短所を理解しておきましょう。
ダウンロード版
- メリット: 発売日の0時からすぐに遊べる。ソフトの入れ替えが不要。カタログチケットでお得に買える。
- デメリット: 本体やSDカードの容量を圧迫する。遊び終わっても売却できない。
パッケージ版
- メリット: コレクションとして手元に残る。遊び終わったら売却できる。所有感がある。
- デメリット: 発売日に買いに行く、あるいは配送を待つ必要がある。ソフトの入れ替えが面倒。
Switch 2版をお得に購入できる「カタログチケット」の存在を考えると、今回はダウンロード版に大きなメリットがあると言えるでしょう。 特にこだわりがなければ、ダウンロード版を検討するのが賢い選択かもしれません。
まとめ
以上、『Pokémon LEGENDS Z-A』を購入する前に知っておくべき注意点を、徹底的に解説してきました。
- X・Yと深く繋がる物語とメガシンカの復活
- ミアレシティという一つの大都市を舞台にした新たな冒険
- Switch 2版による高性能なゲーム体験と、それをお得に手に入れる方法
- アクション性が高く、戦略的なリアルタイムバトル
- アルセウスとは全く異なるゲーム性
- ランクバトル限定のメガストーンなど、オンライン要素の重要性
- クリア後に解放されるDLCと、一方通行のPokémon HOME連携
本作は、従来のポケモン本編とは一線を画す、非常に挑戦的な作品です。 そのため、プレイヤーによって評価が大きく分かれる可能性も秘めています。
しかし、スケールアップした都市の探索、リアルタイムで展開されるポケモンとの共闘感、そしてX・Yから続く物語の謎の解明。 これらの要素は、私たちに「次世代のポケモン」の姿を見せてくれるに違いありません。 マンネリ化しつつあったポケモンシリーズの「当たり前」を見直し、新たな可能性を切り拓こうとする意欲作です。
個人的にも、この挑戦がポケモンの歴史をどのように変えていくのか、この目で見届けたいと強く思っています。 『Pokémon LEGENDS Z-A』は2025年10月16日に発売予定です。 この記事が、あなたの購入の助けになれば幸いです。
当チャンネルでは、クリア後に詳細なレビュー動画の投稿も予定していますので、そちらも楽しみにお待ちいただけますと嬉しいです。