編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は2026年2月27日に発表された完全新作「ポケモン ウインド&ウェーブ」で再登場する過去作のポケモンや新情報が気になっていると思います。
現時点で判明しているファーストトレーラーの映像を隅々まで解析し、各地方ごとの内定ポケモンや新作の舞台設定について徹底的にレビューを行いました。
この記事を読み終える頃にはウインド&ウェーブの登場ポケモンや新ギミックに関する疑問が解決しているはずです。
- 新作ウインド&ウェーブの再登場ポケモンを世代別に完全網羅
- 初公開された新御三家とピカチュウの新たな姿の詳細解説
- 新しい舞台の環境や生態系から推測される追加ポケモンの傾向
- タイトルロゴや映像から読み解く新ギミックと伝説の存在
それでは解説していきます。
ウインド&ウェーブ再登場 : 過去シリーズ地域別ポケモンまとめ
関東地方 : 水辺とジャングルを彩る初代ポケモンたち
ウインド&ウェーブのファーストトレーラー映像において、関東地方(第1世代)からは複数のポケモンが内定していることが確認できました。 中でも印象的なのは、水辺のエリアや豊かな自然を感じさせるジャングルエリアでの姿です。
ナゾノクサとその進化系であるクサイハナは、映像の冒頭から複数回にわたって登場しており、今作の自然環境の豊かさを象徴するポジションを担っていると推測されます。 特にナゾノクサ系統は、前作の「スカーレット・バイオレット(SV)」のパルデア地方には長らく登場しておらず、追加DLCでも姿を見せなかったため、対戦や育成において非常に久しぶりの登場となります。
さらに、同じくパルデア地方には登場しなかったモンジャラも、ニコニコとした愛らしい笑顔で映像内に確認できました。 モンジャラの進化系であるモジャンボへの育成ルートが復活することは、耐久型の草タイプ枠として対戦環境に新たな選択肢をもたらすでしょう。
また、今作の舞台はマレーシアやインドネシアといった東南アジアのリゾート地を彷彿とさせる熱帯気候のエリアが多く見受けられます。 ラフレシアのモチーフとなっている世界最大の花「ラフレシア」の現実世界での原産国がまさにインドネシアやマレーシア周辺であることから、現地特有の「リージョンフォーム(新たなすがた)」としてラフレシアが登場する可能性は極めて高いと考察しています。
水辺のシーンでは、砂浜や水中で活動するクラブの姿が確認できました。 この映像の水中シーンは、単なる背景ではなく、プレイヤー自身が海の中に潜って探索を進める「ダイビング」や「海中散歩」のような新システムを示唆しているように見えます。 初代のポケモンたちは、こうした新しい探索システムを分かりやすくプレイヤーに伝えるための案内役として抜擢されているのかもしれません。
ジョウト地方 : 溶岩地帯と海の生態系を描くポケモンたち
ジョウト地方(第2世代)からは、過酷な環境を生き抜くポケモンや、特徴的な生態系を形成するポケモンたちが内定しています。
まず注目すべきは、マグマックが新しく登場する溶岩エリアで姿を現した点です。 今作のグラフィックの進化は凄まじく、マグマックが漂う溶岩の質感や光の反射が非常にリアルに描かれており、ハードの性能を限界まで引き出していることが窺えます。 溶岩エリアが存在するということは、炎タイプや岩タイプ、地面タイプのポケモンが多く生息するダンジョンが用意されていることを意味しており、冒険のアクセントとして重要な役割を果たしそうです。
次に、海のエリアで確認されたサニーゴの存在です。 映像内では、サニーゴが天敵であるヒドイデに狙われているかのような緊迫したシーンが描かれていました。 サニーゴの図鑑説明には「頭に生えているサンゴはヒドイデの大好物」と明確に記載されており、ポケモンの生態系における食物連鎖がゲーム内のフィールド上でリアルタイムに表現されていることが分かります。 このようなポケモン同士の自然な相互作用がフィールド上で観察できるのは、世界観の没入感を高める上で非常に素晴らしい仕様です。
また、レディバとその進化系であるレディアンが揃って飛行している姿も確認できました。 進化前と進化後のポケモンが同じエリアで群れを作って行動している描写は、過去作でも珍しい部類に入ります。 序盤の虫タイプ枠として登場することが予想されますが、夜間には同じ虫タイプのイトマル系統と出現枠を争うような生息地の分け方がされているのか、今後の情報に期待が高まります。
ホウエン地方 : 最多内定を誇るリゾートに最適なポケモンたち
今回のファーストトレーラーにおいて、最も内定数が多かったのがホウエン地方(第3世代)のポケモンたちです。 海や自然豊かな島々を舞台としたホウエン地方の出身ポケモンは、南国リゾート感の強いウインド&ウェーブの舞台と非常に親和性が高いと言えます。
序盤の鳥枠として期待されるスバメは、映像の冒頭から大空を飛翔する姿が見られました。 スバメからオオスバメへの進化は1段階のみですが、今作の舞台特有の新たな進化先が追加されるのではないかという期待も持てます。
そして、多くのプレイヤーを喜ばせたのがホエルオーの登場です。 ホエルオーは第8世代の「ソード・シールド(剣盾)」を最後に登場しておらず、SVや「LEGENDS Z-A」でも姿を見せなかったため、長らく対戦環境から遠ざかっていました。 映像では、海中散歩のシーンや水面で豪快に潮を吹く姿が確認されており、圧倒的な存在感を放っています。 設定上は14.5メートルという規格外の大きさを持つホエルオーですが、フィールド上のシンボルエンカウントではゲームバランスや視認性の都合上、本来のサイズ感よりもやや縮小されて表現されている印象を受けました。
夜の森のエリアでは、ゴーストタイプのヨマワルが徘徊しているシーンがありました。 ヨマワルの奥には何らかの人工的な建物が見切れており、夜にだけ特別なイベントが発生する施設やダンジョンへの入り口である可能性が考えられます。
さらに、海の上を優雅に滑空するキャモメや、熱帯の植物を彷彿とさせるトロピウスの姿も確認できました。 トロピウスはクサイハナに続いての登場となりましたが、首に生えている果実が今作のきのみシステムや料理システムに何らかの形で関わってくるのではないかと推測しています。
シンオウ地方 : 沼地や海を泳ぐ懐かしのポケモンたち
シンオウ地方(第4世代)のポケモンたちも、特徴的なエリアでの生息が確認されています。 特に目を引いたのが、沼地のような湿地帯エリアで宙をフワフワと浮遊しながら移動するマスキッパの姿です。
マスキッパは、対戦環境や本編シリーズにおいて非常に長期間登場の機会に恵まれなかった不遇のポケモンの一つです。 剣盾、SV、LEGENDS Z-Aには登場せず、舞台がシンオウ地方およびヒスイ地方に限定された「ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール(ダイパリメイク)」と「LEGENDS アルセウス」でのみ姿を見せていました。 そのため、完全新作の新たな地方にマスキッパが自然発生する生息地として設定されたことは、長年のファンにとって非常に喜ばしいニュースだと言えるでしょう。 対戦においても、特性「ふゆう」を活かした独自の立ち回りが今作の新しい環境でどのように評価されるかが見ものです。
海のシーンでは、色鮮やかなネオンサインのように輝くケイコウオの姿が確認できました。 ケイコウオも海中探索のシーンを彩る観賞用としての側面が強いポケモンですが、今作の海がただの移動経路ではなく、多様な生態系を観察できる生きた海として作り込まれていることの証明でもあります。
直接的な姿は確認できていませんが、モンジャラやヨマワルが登場していることから、その追加進化系であるモジャンボやヨノワールも当然内定しているものとして扱って問題ないでしょう。
イッシュ地方 : 海底の恐怖と久々登場のポケモンたち
イッシュ地方(第5世代)からは、水辺の生態系に深く関わるポケモンたちが多数内定しています。 沼地エリアでマスキッパと共に確認されたのがオタマロです。
実はこのオタマロからガマガル、ガマゲロゲへと至る進化ラインも、マスキッパと同様に非常に久しぶりの本編登場となります。 ダイパリメイクから最新のLEGENDS Z-Aに至るまでの4作品連続で未登場だったため、待ちわびていたプレイヤーも多いはずです。 ガマゲロゲは水・地面という優秀な複合タイプを持ち、対戦環境でも独自の役割を持てる強力なポケモンであるため、環境への影響も小さくないでしょう。
海のシーンで優雅に泳ぐプルリルの姿も確認されましたが、このポケモンには注意が必要です。 プルリルの図鑑説明には「薄いベールのような腕で相手の体を縛りつけたまま海の底へ沈んでいく」という、見た目の可愛らしさとは裏腹に極めて恐ろしい生態が記されています。 今作で海中散歩システムが実装されるのであれば、プレイヤーが海に潜っている際に野生のプルリルが背後から忍び寄ってくるような、少しホラーテイストの演出が組み込まれているかもしれません。 現地の住民たちからは「海に出る時はプルリルに気をつけろ」と幼い頃から注意喚起されているような世界観の設定が容易に想像できます。
同じく海のシーンではシビシラスの姿も確認できました。 進化系のシビルドンは弱点が存在しない特殊なポケモンとして有名であり、過去作ではメガシンカの姿も追加されるなど優遇されていました。 今作のギミック次第では、シビルドンが再び対戦環境のトップメタに躍り出る可能性も秘めています。
カロス地方・アローラ地方 : 舞台の親和性と今後の追加予想
カロス地方(第6世代)のポケモンについては、今回のファーストトレーラー内では1匹も確認することができませんでした。 これは直近で発表された「LEGENDS Z-A」の舞台がカロス地方のミアレシティであったため、情報の被りを避けるために意図的に他の世代のポケモンを優先して映像に組み込んだのだと推測されます。 次回の追加トレーラーや情報解禁のタイミングで、カロス地方のポケモンたちも続々と姿を見せてくれるはずです。
一方で、アローラ地方(第7世代)からは今作の舞台設定と強くリンクするポケモンたちが内定しています。 映像の冒頭で南国風の景色が映し出された際、あまりの雰囲気の似通い方から「再びアローラ地方が舞台になるのでは」と錯覚したプレイヤーも少なくないでしょう。 アローラ地方のモデルが現実のハワイであるのに対し、今作の舞台は建築物や植生からマレーシアやインドネシア周辺がモデルであると推測されます。
現実世界における距離は離れていますが、気候条件が似ていることから、アローラ地方から外来種として持ち込まれたり、何らかの生態系研究の交流があるという世界観の裏設定が存在する可能性が高いです。 内定しているポケモンは現状ヒドイデ系統とスナバァのみです。 ヒドイデは前述の通りサニーゴを捕食しようとする緊迫したシーンで登場し、スナバァは美しい砂浜でクラブと一緒に並んでいる可愛らしい姿を見せてくれました。
ガラル地方・パルデア地方 : 最新世代からの参戦ポケモンたち
ガラル地方(第8世代)およびパルデア地方(第9世代)といった比較的新しい世代のポケモンも、新たな地方の生態系にしっかりと組み込まれています。
ガラル地方からは、炎・虫タイプのヤクデがマグマックと共に溶岩エリアに出現している様子が確認できました。 洞窟内部のような少し薄暗いエリアでしたが、ヤクデ自身の体がほのかに発光しているため、フィールド上での視認性が高く、探索中の目印としても機能しそうな見え方をしていました。
パルデア地方からは、マメバッタが内定しています。 体が非常に小さく保護色に近い色合いのため映像では見落としがちですが、スバメが飛んでいるのどかなシーンの草むらでピョンピョンと跳ね回る姿が捉えられています。 おそらく序盤の道路や草原エリアで最も遭遇率の高い虫ポケモンとして配置されているのでしょう。
マメバッタはSVで初登場したばかりの新しいポケモンであるため、前作をプレイしていないユーザーにとっては完全な新ポケモンとして新鮮な驚きを持って受け入れられるはずです。
全世代の内定数と初報データの比較
ここで、ファーストトレーラーから読み取れる各世代別の内定ポケモン数を整理し、独自の比較表を作成しました。 映像内で確認できた進化前・進化後の派生も含めた推定数をまとめています。
| 世代・地方 | 確認された主なポケモン | 推定内定数(進化系含む) | 特記事項 |
|---|---|---|---|
| 第1世代(カントー) | ナゾノクサ、クラブなど | 8匹 | リージョンフォームの可能性あり |
| 第2世代(ジョウト) | マグマック、サニーゴなど | 6匹 | 生態系の捕食関係を色濃く描写 |
| 第3世代(ホウエン) | スバメ、ホエルオーなど | 9匹 | リゾート地との親和性で最多内定 |
| 第4世代(シンオウ) | マスキッパ、ケイコウオなど | 5匹 | 沼地や海の特殊環境で登場 |
| 第5世代(イッシュ) | オタマロ、プルリルなど | 8匹 | 長期未登場組の復活が目立つ |
| 第6世代(カロス) | (未確認) | 0匹 | LEGENDS Z-Aとの情報調整と推測 |
| 第7世代(アローラ) | ヒドイデ、スナバァなど | 4匹 | アローラ地方との関連性が示唆 |
| 第8世代(ガラル) | ヤクデなど | 2匹 | 溶岩エリアでの発光ギミック確認 |
| 第9世代(パルデア) | マメバッタなど | 2匹 | 序盤エリアの環境生物として配置 |
表から分かる通り、水辺や熱帯の自然に親和性の高い第1世代、第3世代、第5世代のポケモンが意図的に多く配置されていることが分かります。 今後の発表でこの比率がどのように変化していくのか、引き続きデータ収集と分析を行っていきます。
ウインド&ウェーブ新情報 : 新ポケモンとギミック考察
新ポケモン : 御三家ハブロー・ポムケン・ミオリーの徹底解剖
完全新作の発表において、プレイヤーが最も注目するのが冒険のパートナーとなる「御三家」ポケモンの情報です。 今作では新たに3匹の新ポケモンが発表され、それぞれの特徴が詳細に公開されました。
草タイプの御三家は「ハブロー」という名前で、分類は「まめひよこポケモン」となっています。 頭部に生えた一枚の大きな葉っぱを使って光合成を行い、元気に走り回るエネルギーを生成しているという設定です。 「不器用なところもある」と紹介されており、行動パターンの愛らしさがプレイヤーの心を掴むデザインになっています。 対戦の観点から考察すると、鳥の要素である「ひよこ」がモチーフになっていることから、進化を進めるにつれて「くさ・ひこう」タイプに変化する可能性が高いと睨んでいます。 素早さと物理攻撃に特化したアタッカーとしての成長が期待できる伸び代のあるポケモンです。
炎タイプの御三家は「ポムケン」という名前で、分類は「こいぬポケモン」です。 ガーディ、デルビル、イワンコ、ワンパチ、パピモッチといった歴代の犬型ポケモンの系譜を受け継ぐ正統派のデザインです。 肺の中に強力な発熱器官を持っており、感情が高ぶると首の下の周辺が赤く発光するというギミックが備わっています。 映像を注意深く観察すると、確かに呼吸に合わせて首元がじんわりと赤く熱を帯びている様子が描写されていました。 進化後は「ほのお・あく」や「ほのお・かくとう」など、闘争心を前面に出した強力な物理アタッカーになることが予想され、特性の「もうか」以外にも噛みつき技の威力を上げる「がんじょうあご」のような隠れ特性が与えられるかもしれません。
水タイプの御三家は「ミオリー」という名前で、分類は「みずやりポケモン」となっています。 尻尾の先端から弾力性のある特殊な水の玉を撃ち出して攻撃する戦法を得意としています。 紹介文には「知能が高く、背伸びした振る舞いで小賢しく立ち回る」と記載されており、他の2匹とは異なり冷静で計算高いキャラクター性が付与されています。 この設定から、特攻と特防が高く、相手を状態異常や絡め手で翻弄する「みず・エスパー」や「みず・ゴースト」といった複合タイプへの進化が非常に濃厚です。
現時点でのプレイヤーからの支持は僅差でハブローがリードしている印象ですが、進化後の姿次第で対戦環境での人気も大きく変動するでしょう。
ピカチュウ新形態 : カゼピカくんとナミピカちゃんの役割
今作の大きなサプライズの一つが、シリーズの看板であるピカチュウの新しい姿の登場です。 それぞれ「カゼピカくん」「ナミピカちゃん」という固有の名称が与えられており、通常種とは異なる特別な立ち位置であることが分かります。
これは、過去の作品で登場したアローラライチュウのような環境適応による「リージョンフォーム」ではなく、サトシの帽子を被ったピカチュウや、おきがえピカチュウのような「姿違いの特別な個体」としての扱いである印象を強く受けます。 公式サイトの解説文には「この先、彼らがどのように冒険に関わってくるか見逃せない」という意味深な文言が添えられています。
単に野生で捕獲できるポケモンではなく、ストーリーの根幹に関わる重要なNPCポケモンとして同行したり、特別なミニゲームのナビゲーターとしてプレイヤーを導く役割を持っている可能性が高いです。 名前が「風(ウインド)」と「波(ウェーブ)」というタイトルの冠を背負っていることからも、今作のテーマを象徴する重要な存在であることは間違いありません。
新ギミック予想 : ロゴに隠された羽と空中戦の可能性
ポケモンの完全新作のタイトルロゴには、その世代のバトル環境を激変させる特有の「ギミック・システム」のヒントが必ず隠されています。 第6世代のメガシンカ、第7世代のZワザ、第8世代剣盾のダイマックス、そして第9世代SVのテラスタルと、ロゴの一部に必ず専用のシンボルマークが組み込まれてきました。
今作の「ウインド&ウェーブ」のタイトルロゴを解析すると、「ポ」の文字の濁点部分に、モンスターボールの両サイドに鳥の羽が生えたような、あるいは神々しい光のオーラを纏ったような独特のマークがデザインされています。 この「羽」の意匠から推測される最も有力な新ギミックは、「空中戦」や「飛行要素の付与」に関するシステムです。
テラスタルのようにすべてのポケモンがタイプを変更できるシステムに近い形で、一時的にすべてのポケモンに「ひこう」タイプを付与したり、特性「ふゆう」状態にさせて地面技を無効化するような防御寄りのギミックではないかと考察しています。 または、風の力を利用して技の優先度を変動させたり、波の力で全体のフィールド状態を強制的に書き換えるような、より戦略性の高い環境変化システムである可能性も考えられます。
タイトルが「ウインド(風)」と「ウェーブ(波)」であることから、天候やフィールドを操作するギミックがバトルの勝敗を分ける重要なファクターになることは明白です。
舞台考察 : マレーシア・インドネシア風リゾートの全貌
映像から読み取れる舞台のマップ構造についても深く考察してみましょう。 透明度の高い海と白い砂浜、豊かな熱帯雨林、そして荒々しい溶岩地帯が混在する地形は、火山大国でありながら美しい海に囲まれたインドネシアのバリ島や、マレーシアのボルネオ島などの東南アジア地域を強く連想させます。
クラブやホエルオーが水面下で活動するシーンのカメラワークは、プレイヤー自身が潜水しているような主観視点に近いものでした。 これは、ホウエン地方で存在した「ダイビング」のシステムが、現代のフル3Dグラフィックで完全復活し、広大な海底を自由に探索できる「海中オープンワールド」が実装される強力な根拠となります。
また、夜の森でヨマワルが徘徊しているシーンの奥に人工的な建物が存在したことから、時間帯によって探索できる施設や出現するポケモンが完全に切り替わるシステムも用意されているはずです。
野生のポケモンが弱肉強食の生態系を形成している描写(ヒドイデとサニーゴ)があったことから、フィールド上で特定のポケモン同士を遭遇させることで進化の条件を満たしたり、レアなアイテムを落とすといった新しい探索の遊びも導入されていると考えられます。
謎のシルエット : 伝説のポケモンかドラゴン型の雲か
ファーストトレーラーの終盤、タイトルロゴが表示される直前の広大な空を映したシーンで、一部のコアなファンの間で大きな話題となっている要素があります。 それは、画面右上に映り込んでいる、まるで巨大なドラゴンのような形をした不自然な雲の存在です。 一般的な背景の雲とは明らかに濃淡が異なり、意図的にポケモンのシルエットのように描かれているのが特徴的です。
開発陣であるゲームフリークは、過去作でもこうした映像の隅に次回作のヒントや伝説のポケモンのシルエットをこっそりと忍ばせる「小ネタ」を仕掛けてくることで有名です。 このドラゴン型の雲は、今作のパッケージを飾る伝説のポケモンが空を覆うほどの巨大な力を持っていることを示唆しているのか、あるいは単に新種の飛行タイプ・ドラゴンタイプの一般ポケモンが雲に擬態している姿なのか、推測の域を出ません。 しかし、風をテーマにした作品において、空に浮かぶ奇妙な雲が何の意味も持たない単なる背景美術であるとは考えにくいです。
さらに細かい点を挙げると、夜の街のシーンの奥に「ヤドキング」の顔が描かれた垂れ幕や看板のようなものが一瞬だけ映り込んでいました。 これは単なる街のオブジェクトというだけでなく、ヤドキングというポケモンがこの地方の文化や宗教、あるいは知恵の象徴として特別視されていることを示しており、内定の可能性をさらに高める隠れ要素となっています。
総じて、今回の映像はわずか数分でありながら、今後の考察を捗らせる情報が極めて高密度に圧縮された素晴らしいトレーラーであったと評価できます。
まとめ
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。 慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。 最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。





















