編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2026年2月28日発売のスイッチ版『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』でどのポケモンが入手困難で、どのようにゲットすればいいのか気になっていると思います。
ゲームボーイアドバンスで発売された不朽の名作がNintendo Switchで蘇るにあたり、図鑑コンプリートを目指すならレアポケモンの情報は絶対に欠かせません。 初代から出現場所が変わったポケモンや、出現確率が極端に低いポケモン、さらには特殊な条件を満たさないと進化しないポケモンなど、一筋縄ではいかない要素が多数存在します。
この記事を読み終える頃には、スイッチ版FRLGにおける入手困難なレアポケモンの特徴と具体的な捕獲方法についての疑問が解決しているはずです。
- 序盤から終盤まで網羅したレアポケモン13選
- スイッチ版FRLGでの具体的な出現場所と確率
- 捕獲率や逃走率を踏まえた最適なゲット手法
- ステータス調整など特殊な進化条件の完全解説
それでは解説していきます。
スイッチ版ポケモンFRLG攻略:入手困難なレアポケモンTOP13(13位〜8位)
13位:プリン(3番道路のアイドル!確率は驚きの低さ)
プリンはアニメや大乱闘スマッシュブラザーズシリーズなど、様々な任天堂ゲームに登場するポケモンのアイドル的存在です。 可愛らしい見た目と丸いフォルムで、女性からの人気も非常に高いポケモンとなっています。 初代でも出現率は低めでしたが、リメイクであるファイアレッド・リーフグリーンでもその入手難易度は健在です。 スイッチ版で初めてFRLGに触れる方は、序盤でいきなり図鑑埋めの壁にぶつかるかもしれません。
3番道路での出現確率とレベルの関係
プリンが出現するのは、おつきみやまの手前にある「3番道路」のみとなっています。 全体の出現確率は10%と低く設定されており、さらに出現するレベルによって細かく確率が振り分けられています。 以下の表に、3番道路におけるプリンの出現確率をまとめました。
| 出現レベル | 出現確率 | 備考 |
|---|---|---|
| レベル3 | 5% | 最も出現しやすいがそれでも低確率 |
| レベル5 | 4% | 中間レベル帯 |
| レベル7 | 1% | 遭遇できたら非常にラッキーな個体 |
このように、レベルが高いほど出現確率が低くなるという仕様になっています。 全体で10%の確率なので、草むらを根気強く探し回ればいつかは出会えますが、運が悪いと数十分以上も同じ場所をウロウロすることになります。 スイッチ版では携帯モードで動画を見ながらの「ながら作業」がしやすくなるため、根気強くエンカウントを繰り返すのがおすすめです。
スイッチ版での捕獲のコツと注意点
プリンの種族値合計は270とそれほど高くありませんが、HPだけは115と序盤のポケモンにしては非常に高いのが特徴です。 防御の種族値は20、特防の種族値は25と低いため、HPが高いからといって強力な攻撃を連発すると、あっという間に倒してしまいます。 捕獲の際は、「みねうち」などの相手のHPを必ず1残す技を用意するか、レベルの低いポケモンで少しずつ削るなどの配慮が必要です。 また、ファイアレッド・リーフグリーンからは特性の概念が追加されており、プリンは「メロメロボディ」を持っています。 これは接触技を受けた際に30%の確率で相手をメロメロ状態にするという厄介な効果です。 プリンはメスで出現する確率が高いため、こちらの戦闘ポケモンがオスの場合は特に行動を制限されやすくなります。 遠隔技を中心に攻めるか、状態異常に頼らずにモンスターボールを投げる戦略が求められます。 進化前のププリンは野生では出現せず、タマゴからの孵化でしか入手できないため、野生のプリンを自力で捕まえるのは図鑑完成への重要な第一歩となります。
12位:デリバード&ニューラ(バージョン限定!いてだきの洞窟のレア枠)
デリバードとニューラは、選んだソフトのバージョンによって出現するポケモンが異なる、いわゆる「対」になる存在です。 ファイアレッドではデリバードが、リーフグリーンではニューラが出現します。 両バージョンを揃えるか、通信交換を駆使しないと図鑑が埋まらないため、コンプリートを目指すプレイヤーにとっては大きな障壁となります。 スイッチ版ではPokémon HOMEとの連携やローカル通信、オンライン通信が充実すると予想されるため、交換のハードルは下がるかもしれませんが、自力での捕獲は依然として困難です。
いてだきの洞窟での探索と出現確率
この2体が出現するのは、殿堂入り後に行けるようになるナナシマの「4のしま」にある「いてだきの洞窟」です。 1階と地下1階に出現しますが、どちらのポケモンも出現確率はわずか5%と非常に低く設定されています。 出現するレベルは30前後となっており、ニューラに関しては攻撃と素早さの種族値が高いため、油断しているとこちらが痛い目を見ることになります。
| バージョン | 出現ポケモン | 出現場所 | 出現確率 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|---|---|
| ファイアレッド | デリバード | いてだきの洞窟 | 5% | 特性「やるき」で眠り状態にならない |
| リーフグリーン | ニューラ | いてだきの洞窟 | 5% | 攻撃・素早さが高く戦闘力が高い |
デリバードの捕獲で特に厄介なのが、特性「やるき」の存在です。 この特性を持つポケモンは眠り状態にならないため、「催眠術」や「眠り粉」を使って捕獲率を上げるという、ポケモンの定石とも言える手法が通用しません。 麻痺状態にするか、HPをギリギリまで削ってハイパーボールを大量に投げ込む必要があります。
確率1%の幻!ラプラスの野生出現について
実は、このデリバードやニューラが出現する「いてだきの洞窟」には、さらに信じられない確率で出現するレアポケモンが潜んでいます。 それが、初代から高い人気を誇る水・氷タイプのポケモン「ラプラス」です。 いてだきの洞窟の最奥は海に繋がっており、そこで波乗りをしていると、なんと出現確率わずか1%で野生のラプラスに遭遇することができます。 ラプラスが出現する海域では、メノクラゲの出現確率が95%を占めているため、ラプラスに出会うまでに尋常ではない数のメノクラゲとエンカウントすることになります。 幸いなことに、ラプラスはシルフカンパニーの7階でNPCに話しかけることでも入手できるため、図鑑を埋めるだけであれば野生で狙う必要はありません。 しかし、「野生のラプラスを自力で捕まえた」という事実は、プレイヤーにとって大きなステータスとなるでしょう。 スイッチの録画機能を使って、1%のラプラスに遭遇した瞬間をSNSにシェアするのも、新たな楽しみ方になりそうです。
11位:エレブー&ブーバー(対をなす炎と電気の強力アタッカー)
エレブーとブーバーも、先ほどのデリバードたちと同様にバージョンによって出現が分かれるポケモンです。 ファイアレッド限定でエレブーが、リーフグリーン限定でブーバーが入手可能です。 初代の赤・緑の時代から対の存在として扱われてきたこの2体は、リメイク版でもその立ち位置を確固たるものにしています。 どちらも高い特攻と素早さを持ち、旅のパーティに入れても即戦力として活躍できる実力を秘めています。
出現場所と効率的なスプレーの活用法
エレブーはストーリー終盤で訪れる「無人発電所」に出現し、ブーバーはナナシマの「1のしま」にある「ともしびやま」に出現します。 ともしびやまの探索には秘伝技の「かいりき」が必要になるため、忘れずに秘伝要員を連れて行く必要があります。 どちらのポケモンも出現確率は5%と低く、普通に歩き回っているだけでは全く姿を見せずにダンジョンをクリアしてしまうことも珍しくありません。
| ポケモン | バージョン | 出現場所 | 出現確率 | 特性 |
|---|---|---|---|---|
| エレブー | ファイアレッド | 無人発電所 | 5% | せいでんき |
| ブーバー | リーフグリーン | ともしびやま | 5% | ほのおのからだ |
ここで役に立つのが「ゴールドスプレー」を用いたエンカウントの効率化です。 無人発電所には、レベル30以上のポケモンはエレブーとレアコイルしか出現しないという特徴があります。 そのため、先頭のポケモンのレベルを30にしてゴールドスプレーを使用すれば、低レベルのビリリダマやコイルなどの出現を完全に防ぎ、エレブーに遭遇しやすくすることが可能です。 一方、ブーバーのいるともしびやまでは、同じレベル帯のオニドリルが出現しやすくなるため、エレブーほどスプレーの恩恵を綺麗に受けることはできません。 それでも無駄な戦闘を減らせるため、スプレー戦法は必須のテクニックと言えます。 ブーバーの特性「ほのおのからだ」は、接触技を受けると30%の確率で相手を火傷状態にするため、物理技で削る際は自身の火傷ダメージにも注意が必要です。
10位:ポリゴン(スロット景品の最高峰!驚愕のコイン枚数)
ポリゴンは野生の草むらや洞窟では一切出現せず、タマムシシティにある「ロケットゲームコーナー」の景品交換所でのみ入手できる特殊なポケモンです。 初代の頃からスロットの景品として設定されていましたが、ファイアレッド・リーフグリーンでもその伝統は受け継がれています。 ゲーム内で最も入手が面倒と言っても過言ではないのが、このポリゴンです。
圧倒的な必要コイン枚数とスロット攻略
ポリゴンと交換するために必要なコインの枚数は、バージョンによって異なります。 ファイアレッドではなんと「9999枚」、リーフグリーンでは「6500枚」が必要です。 ファイアレッドでプレイしている場合、所持できるコインのカンスト値まで貯めなければならないため、果てしない労力が必要となります。
| バージョン | 必要なコイン枚数 | お金で買う場合の費用 | ケーシィ換算 |
|---|---|---|---|
| ファイアレッド | 9999枚 | 約200,000円 | ケーシィ約55体分 |
| リーフグリーン | 6500枚 | 約130,000円 | ケーシィ約36体分 |
スロットのコインは50枚1000円で購入できるため、お金に物を言わせて一気に9999枚を買うことも物理的には可能です。 しかし、そのためには約20万円という莫大なお金が必要になり、四天王を何度も周回するなど、別のアプローチでの金策を強いられます。 そこで推奨されるのが、ゲームコーナーのスロットを実際に遊んでコインを稼ぐ正攻法です。 FRLGのスロットには「当たり台」が存在し、特定の台に座ることで大当たりの確率が跳ね上がります。 入口から見て右から2列目の通路を進み、「お食事中」の札がかかっている台のすぐ下のスロット台が、有名な当たり台の一つです。 また、入口付近で遊んでいるおじさんの下の台も当たりやすいという報告があります。 「7」や「R」を揃えてボーナスモードに突入すれば、連チャンが重なり、数十分で一気に数千枚のコインを稼ぐことも夢ではありません。 スイッチ版ではHD振動によってスロットの当たり判定が指に伝わってくるなど、新たな体験が追加される可能性もあり、カジノ要素を楽しむ良い機会になるでしょう。
9位:伝説の三鳥(ファイヤー・フリーザー・サンダーの捕獲難易度)
初代カントー地方を象徴する伝説のポケモン、それがファイヤー、フリーザー、サンダーの「三鳥」です。 ファイアレッド・リーフグリーンでも、これら3体の伝説ポケモンは圧倒的な存在感を放ち、プレイヤーの前に立ちはだかります。 固定シンボルとしてマップ上に待機しているため、探す手間はかかりませんが、バトルでの捕獲難易度は劇的に高いです。
出現場所の変更とステータスの調整
初代とリメイク版で大きく異なるのが、ファイヤーの出現場所です。 初代ではチャンピオンロードの2階にいましたが、FRLGではナナシマの「1のしま」にある「ともしびやま」の頂上へと生息地を移しました。 フリーザーは「ふたごじま」の地下4階、サンダーは「無人発電所」の最奥と、こちらの2体は初代と同じ場所にいます。
| ポケモン | FRLGでの出現場所 | 初代からの主な変更点 |
|---|---|---|
| ファイヤー | 1のしま ともしびやま頂上 | 出現場所変更、特防低下、技構成増加 |
| フリーザー | ふたごじま B4F | 特防低下、技構成増加(こころのめ等) |
| サンダー | 無人発電所 最奥 | 特防低下、技構成増加(でんじは等) |
バトル面において、FRLGの三鳥は初代の圧倒的な強さから少しマイルドな調整が施されています。 特に「とくしゅ」のステータスが「特攻」と「特防」に分割された影響で、3体とも特防の種族値が125から大きく低下しています。 これにより、特殊技でダメージを与えやすくなりましたが、それでも全体的なステータスは高く、油断は禁物です。 また、3体共通で特性「プレッシャー」を所持しており、こちらが技を使うたびにPPを2ずつ消費させられます。 長期戦になりやすいため、PPの少ない強力な技はすぐに使えなくなってしまう点に注意が必要です。 捕獲率は「3」と全ポケモンの中でも最低クラスに設定されており、HPをミリ単位まで削り、状態異常にしても、ハイパーボールを数十個単位で消費するのは日常茶飯事です。 誤って倒してしまうと二度と復活しないため、目の前でのレポート(セーブ)は絶対に行うようにしてください。 スイッチ版のオートセーブ機能がある場合は、手動セーブに切り替えてから挑むのが鉄則となるでしょう。
8位:ミュウツー(ハナダの洞窟に潜む最強の遺伝子ポケモン)
入手困難なレアポケモンの前半戦、最後を締めくくるのは最強の伝説ポケモン「ミュウツー」です。 殿堂入りを果たし、ナナシマのイベントをクリアしたプレイヤーだけが入ることを許される「ハナダの洞窟」の最深部で、静かにプレイヤーを待ち受けています。 レベル70という圧倒的な高レベルで出現し、専用の戦闘BGMとともに繰り広げられる死闘は、多くのプレイヤーの記憶に深く刻まれています。
初代からの環境変化とバトル攻略法
ミュウツーも三鳥と同様に特防の種族値が低下しており、初代の154という異常な数値から90へと落ち着いています。 さらに特性「プレッシャー」を与えられており、ただでさえ強いミュウツーとの長期戦をより過酷なものにしています。 使用してくる技は「サイコキネシス」「じこさいせい」「しんぴのまもり」「スピードスター」です。 タイプ一致で放たれる特攻154からのサイコキネシスは、並のポケモンであれば一撃で粉砕されてしまいます。 せっかくダメージを与えても「じこさいせい」で回復されるため、捕獲のタイミングを見極めるのが非常に困難です。
しかし、FRLGの時代には初代には存在しなかった「あく」タイプと「はがね」タイプが登場しています。 このタイプ相性の追加が、対ミュウツー戦において劇的な変化をもたらしました。
| 対抗タイプ | エスパー技への耐性 | FRLGでの代表的な対策ポケモン |
|---|---|---|
| あくタイプ | 無効化(ダメージ0) | バンギラス、ブラッキー、ヘルガー |
| はがねタイプ | 半減 | レアコイル、ハガネール、エアームド |
特にもともとの特防が高いバンギラスやブラッキーなどの「あく」タイプを連れて行けば、ミュウツーのメインウェポンであるサイコキネシスを完全に無力化できます。 これにより、初代のような理不尽な全滅の危険性は大きく下がり、じっくりとボールを投げる余裕が生まれました。 どうしても捕獲できない場合は、後述する伝説の三犬を残していないのであれば、「マスターボール」をここで使ってしまうのも有効な手段です。 固定シンボルであるため探す手間がなく、逃げる心配もないという点で、準備さえしっかりしていれば確実にゲットできるポケモンだと言えます。 スイッチ版では高解像度で描かれるハナダの洞窟の不気味さと、ミュウツーの威圧感を大画面で楽しむことができるはずです。
スイッチ版ポケモンFRLG攻略:入手困難なレアポケモンTOP13(7位〜1位)
7位:エアームド&マンタイン(捕獲率激低の金銀対ポケモン)
ここからはランキング後半、さらに困難な道のりが待つ上位陣の紹介です。 第2世代(金銀)から登場したエアームドとマンタインは、FRLGにおいて対となるバージョン限定ポケモンとして設定されています。 エアームドはファイアレッド限定、マンタインはリーフグリーン限定での出現となります。 どちらも防御面が非常に優れたポケモンであり、捕獲の難易度を極端に押し上げている要因となっています。
ナナシマでの出現場所と驚異の低捕獲率
エアームドはナナシマの「7のしま」にある「しっぽうけいこく」の草むらに出現します。 一方、マンタインは「7のしま」の北側に位置する「トレーナータワー」付近の水上や、「アスカナのいせき」周辺の海で波乗りをすることで出現します。 どちらも出現確率は5%と低く、根気強いエンカウントが必要です。
| ポケモン | 出現場所 | 出現確率 | 特出ステータス |
|---|---|---|---|
| エアームド | しっぽうけいこく | 5% | 防御種族値 140 |
| マンタイン | トレーナータワー周辺の水上 | 5% | 特防種族値 140 |
この2体をここでランクインさせた最大の理由は、その極端に低い「捕獲率」にあります。 伝説のポケモンの捕獲率が「3」であるのに対し、エアームドとマンタインの捕獲率は「25」に設定されています。 これは一般の野生ポケモンの中では異常なまでに低い数値であり、HPを赤ゲージまで減らしてハイパーボールを投げても、平気でボールから飛び出してきます。 エアームドは防御が140もあるため、物理攻撃で削るのが難しく、特殊攻撃で慎重にHPを調整する必要があります。 マンタインはその逆で特防が140もあるため、物理攻撃で削るのがセオリーです。 マンタインを探す水上では、90%の確率で低レベルのメノクラゲが出現するため、ゴールドスプレーを使って効率よくマンタインだけをあぶり出すテクニックが必須となります。 逆にエアームドのいる草むらではスプレーが効きにくいため、ひたすら戦闘を繰り返す精神力が試されます。 対となるポケモンの中では、間違いなく最強の捕獲難易度を誇る2体です。
6位:アンノーン(全28種類コンプリートへの果てしない道のり)
第2世代で初登場し、その不気味な鳴き声と神秘的な設定で話題を呼んだアンノーン。 FRLGではナナシマの奥深くに広大な専用マップが用意されており、そこで大量のアンノーンと遭遇することになります。 図鑑の基本枠を埋めるだけであれば1匹捕まえれば終わりですが、真のコンプリートを目指すトレーナーにとっては、ここからが地獄の始まりとなります。
アスカナのいせきと28種類の全コンプリート
アンノーンに会うためには、まず「7のしま」にある「しっぽうけいこく」の洞窟に入り、「かいりき」を使って岩をくぼみに落とすギミックを解く必要があります。 このギミックをクリアすると、しっぽうけいこくの先にある海域「アスカナのいせき」にある7つの石室(アスカナせきしつ)にアンノーンが出現するようになります。 金銀時代はアルファベットのA〜Zまでの26種類でしたが、FRLGからは新たに「!」(ビックリマーク)と「?」(ハテナマーク)の2種類が追加され、合計28種類へと増加しました。
| 石室の名前 | 出現する主なアンノーン | 出現確率の低いレア形状 |
|---|---|---|
| アノのせきしつ | A、? | なし |
| コトのせきしつ | C、D、H、O、U | なし |
| イツのせきしつ | N、S、I、E | E(1%) |
| アヌのせきしつ | P、L、J、R、Q | なし |
| オフのせきしつ | V、W、X、Y、M、! | !(1%) |
28種類のアンノーンは、7つの石室ごとに異なる形状が出現するよう設定されています。 情報を集めてどの石室にどの文字が出るかを把握するだけでも大変ですが、最大の問題は「出現確率の偏り」です。 AやCなどは比較的高確率で出現しますが、中には出現確率が数%しか設定されていない文字も存在します。 特に新登場の「!」はオフのせきしつで、「?」はアノのせきしつで出現しますが、その出現確率はなんと「1%」と言われています。 ただでさえ似たような姿のアンノーンが大量に出現する中、1%の確率を引き当てるまで延々とエンカウントを続けるのは、忍耐力の限界との戦いになります。 幸いなことに捕獲率は225と非常に高く、モンスターボールを投げるだけで簡単に捕まります。 すべて集めたからといって特別なアイテムがもらえるわけでも、強力な技を覚えるわけでもありません。 完全にプレイヤーの自己満足の領域ですが、スイッチの鮮やかな画面に28種類のアンノーンがズラリと並ぶボックスの光景は、何物にも代えがたい達成感を与えてくれるはずです。
5位:ガルーラ&ケンタロス(サファリゾーンの罠と低い出現率)
第5位には、セキチクシティにある「サファリゾーン」の深部に出現するガルーラとケンタロスがランクインしました。 初代から続く「サファリゾーンのレア枠」の伝統は、リメイク版でもプレイヤーを容赦なく苦しめます。 この2体はバージョン限定ではなく、どちらのソフトでも入手可能ですが、その道のりは決して平坦ではありません。
サファリゾーンの仕様と効率的な捕獲手順
ガルーラとケンタロスを入手する上で最大の壁となるのが、サファリゾーン特有のルールです。 プレイヤーのポケモンを使ってバトルをすることができず、用意された30個のサファリボールを投げるか、「エサ」や「いし」を投げて捕獲率や逃走率を調整するしかありません。 600歩という制限歩数があるため、無駄に歩き回ることも許されません。
| ポケモン | 出現エリア | 出現確率 |
|---|---|---|
| ガルーラ | 第1エリア、第3エリア | 第1:4%、第3:1% |
| ケンタロス | 第2エリア、第3エリア | 第2:1%、第3:4% |
効率よく2体を狙うための戦略として、最初は両方が出現する「第3エリア」を中心に探索するのがおすすめです。 どちらか1体を捕獲できたら、残りの1体が出現しやすいエリア(ガルーラなら第1、ケンタロスなら第2)に移動して粘るのが最も理にかなった動き方になります。
さらに、FRLGのサファリゾーンにはプレイヤーを絶望させる「致命的な仕様(バグ)」が存在します。 通常、ポケモンに「エサ」を与えると、捕獲率が半分に下がる代わりに逃走率も下がり、逃げにくくなるはずです。 しかし、FRLGにおいては内部計算の不具合により、エサを与えても「逃走率が全く下がらない」という現象が起きています。 つまり、エサを投げる行為は「ただ捕獲率を下げるだけの完全な罠」と化しているのです。 逆に「いし」を投げた場合は、逃走率が上がる代わりに捕獲率を最大で2倍に引き上げることができます。 したがって、FRLGのサファリゾーンにおける最適解は「何も考えずにサファリボールを投げ続ける」か、「いしを投げてワンチャンスに賭ける」の二択となります。 遭遇できたとしても数ターンであっけなく逃げられることが多く、何度も入場料の500円を払い直すことになるでしょう。
4位:ラッキー(サファリゾーン最大の壁!すぐ逃げるピンクの悪魔)
ガルーラやケンタロスを凌ぐ、サファリゾーンにおける真の絶望。それが第4位のラッキーです。 初代ではハナダの洞窟にも出現したため、サファリゾーンを避けて後半にゆっくり捕まえるという抜け道がありました。 しかし、FRLGではハナダの洞窟の出現枠がソーナンスに変更されてしまったため、図鑑完成のためには絶対にサファリゾーンでラッキーを捕獲しなければならなくなりました。
出現確率と絶望的な捕獲率の二重苦
ラッキーはサファリゾーンの「中央広場」と「第2エリア」に出現します。 中央広場では1%、第2エリアでは4%の確率となっているため、本気で狙うなら第2エリアの一択となります。 出現確率自体はガルーラやケンタロスと同じですが、ラッキーの恐ろしさはその「捕まえにくさ」にあります。
ラッキーの捕獲率は「30」に設定されており、ガルーラ(45)やケンタロス(45)よりもさらに低く設定されています。 これは、サファリボールを投げてもほとんどの場合はボールが揺れることすらなく弾き返されることを意味します。 さらに、ラッキーは非常に逃げ足が速く、1ターン目にボールを投げた直後にすぐ逃走してしまうことが頻繁に発生します。 出現しにくい、ボールに入らない、すぐ逃げる、という三重苦を背負っており、プレイヤーの精神をゴリゴリと削ってきます。
先述した「エサの罠」仕様があるため、慎重にエサを与えて足止めするという作戦も通用しません。 出会った瞬間に祈りながらサファリボールを投げ、捕まるか逃げられるかの運ゲーをひたすら繰り返すしかないのです。 ラッキーのためにサファリゾーンに何日もこもり続けたプレイヤーは数知れません。 スイッチ版では、この過酷なサファリゾーンの仕様が少しでも緩和されていることを願うばかりですが、原作準拠であれば、覚悟して挑む必要があるでしょう。 携帯モードのどこでもスリープ機能を活用し、少しずつ時間をかけて挑戦していくプレイスタイルが推奨されます。
3位:ヨーギラス(スプレー無効!しっぽうけいこくのレベルトラップ)
第3位は、金銀を代表する強力な600族・バンギラスの進化前であるヨーギラスです。 FRLGの終盤、ナナシマの探索を続けるプレイヤーに対する最後のエンカウントの壁として立ちはだかります。 一見すると普通のレアポケモンに見えますが、その背景には非常に意地悪なシステム上の罠が仕掛けられています。
レベル格差によるゴールドスプレー無効化の恐怖
ヨーギラスは、エアームドたちと同じ「7のしま」の「しっぽうけいこく」にある草むらに、出現確率5%で登場します。 これだけ聞くと、これまで紹介したポケモンと同じように思えるかもしれませんが、問題はその「出現レベル」です。 しっぽうけいこくに出現する他のポケモン(オニドリル、ヤドキング、マリルリなど)は、軒並みレベル45〜50台という高レベルで出現します。 しかし、ヨーギラスだけはなぜか「レベル15」または「レベル20」という非常に低いレベルでしか出現しません。
レアポケモンを探す際の基本戦術である「ゴールドスプレー」は、先頭のポケモンのレベル以下の野生ポケモンの出現を抑えるという効果を持っています。 もし先頭のポケモンをレベル15や20に合わせてスプレーを使用した場合、レベル45以上のオニドリルたちはスプレーの効果を無視して普通に出現してしまいます。 つまり、ヨーギラスを狙う際にはスプレーによる効率化が一切不可能であり、強敵たちとの無駄な戦闘をひたすら繰り返しながら、5%の確率を引き当てるしかないのです。 バトルにおいてはレベルが低いため簡単に捕まえることができますが、そこに至るまでのエンカウントの手間は、他のポケモンを遥かに凌駕します。 戦闘アニメーションをオフにし、逃げるコマンドを駆使して、ひたすら試行回数を稼ぐ根気が求められます。 バンギラスという圧倒的な強さを持つポケモンへの道は、決して甘くはないという開発者からのメッセージとも受け取れます。
2位:カポエラー(ステータス完全一致が必須!究極の進化調整)
エンカウントの過酷さを超え、第2位にランクインしたのは、育成と進化の難易度が極めて高いカポエラーです。 初代に登場したサワムラー、エビワラーと並ぶ格闘タイプのポケモンですが、野生では一切出現しません。 進化前である「バルキー」を入手し、特定の条件を満たして進化させる必要がありますが、その条件がポケモンシリーズの中でも屈指の面倒くささを誇ります。
攻撃と防御のステータス一致という難題
まず、バルキーを入手するためには、格闘道場でもらったサワムラーかエビワラーのどちらかと、メタモンを育て屋に預けてタマゴを発見し、孵化させる必要があります。 そして、バルキーはレベル20で進化を迎えますが、その時のステータスによって進化先が分岐します。
| レベル20到達時のステータス | 進化先のポケモン |
|---|---|
| 攻撃 > 防御 | サワムラー |
| 攻撃 < 防御 | エビワラー |
| 攻撃 = 防御 | カポエラー |
カポエラーに進化させるための条件は、レベル20に上がった瞬間に「攻撃の数値と防御の数値が完全に一致していること」です。 普通に草むらで野生ポケモンを倒してレベルを上げていると、倒したポケモンが持つ「努力値」が加算され、攻撃か防御のどちらかにステータスが偏ってしまいます。 そのため、レベル19の時点でステータス画面を睨みつけながら、アイテムを使って緻密な調整を行う必要があります。
具体的には、デパートで1個9800円で売られている「タウリン(攻撃の努力値を上げる)」や「ブロムヘキシン(防御の努力値を上げる)」を購入し、低い方のステータスをアイテムで底上げして数値をピッタリ合わせます。 そして、数値が揃った状態からバトルに出さず、「ふしぎなアメ」を使って安全にレベル20に引き上げるのが最も確実な方法です。 もしタウリンなどを買うお金がない場合は、特定の努力値を持つポケモン(キャタピーやトランセルなど)だけを選んで倒し、自力で数値を調整する狂気の作業が必要になります。 少しでも計算を間違えるとサワムラーやエビワラーに進化してしまい、再びタマゴの孵化からやり直しとなるため、精神的なプレッシャーは計り知れません。 スイッチ版では、個体値や努力値の可視化システムが導入されることで、この苦行が少しは楽になることに期待したいところです。
1位:伝説の三犬(ライコウ・エンテイ・スイクン!カントー全土を駆け巡る徘徊枠)
スイッチ版FRLGにおける入手困難なレアポケモン、栄えある第1位は「伝説の三犬」と呼ばれるライコウ、エンテイ、スイクンの3体です。 初代には存在しなかった金銀のパッケージを飾る伝説のポケモンたちが、FRLGの世界でもカントー地方を舞台に壮大な鬼ごっこを展開します。 その入手難易度は、これまでに紹介してきたすべてのポケモンを凌駕する、まさに究極のやり込み要素となっています。
究極のランダムエンカウントと「ほえる」の恐怖
伝説の三犬は、殿堂入りを果たし、ナナシマのイベントで「ネットワークマシン」を完成させた後に、カントー地方のマップ上に解き放たれます。 出現する個体は、ゲーム開始時にマサラタウンで選んだ「最初の御三家ポケモン」によって自動的に1体に固定されます。
| 最初に選んだ御三家 | 出現する伝説の三犬 | 弱点属性の関係 |
|---|---|---|
| フシギダネ(草) | エンテイ(炎) | 御三家の弱点を突くタイプ |
| ヒトカゲ(炎) | スイクン(水) | 御三家の弱点を突くタイプ |
| ゼニガメ(水) | ライコウ(電気) | 御三家の弱点を突くタイプ |
三犬の恐ろしいところは、固定シンボルではなく、カントー地方の草むらや水上をランダムに移動し続ける「徘徊型」である点です。 どこにいるか分からない状態から、運任せで最初のエンカウントを果たさなければなりません。 プレイヤーがマップや道路を切り替えるたびに、三犬も別のマップへと移動してしまいます。 「そらをとぶ」を使うと三犬の配置が完全にリセットされ遠くへ飛んでいってしまうため、歩きや自転車で道路を行き来し、偶然のすれ違いを待つ泥臭い作業が強いられます。
さらに絶望的なのが、エンカウントした後のバトルです。 三犬は非常に素早く、プレイヤーが行動する前に最優先で「逃げる」を選択し、戦闘を強制終了させてしまいます。 「くろいまなざし」などで逃げられない状態にしたとしても、三犬側から「ほえる」を使われると、強制的にバトルが終了させられ、再びカントー地方のどこかへ飛び去ってしまいます。 これまでの苦労が一瞬で水の泡となる瞬間です。
HP引き継ぎ仕様とマスターボールの使い道
絶望的な仕様が多い中で唯一の救済措置と言えるのが、「バトルで削ったHPと状態異常は、次回のエンカウント時に引き継がれる」という点です。 1回目の遭遇で先制攻撃技を使って少しダメージを与え、逃げられたら再び探し出し、2回目でさらに削り、3回目でボールを投げる…といった長期戦の構えが可能になっています。 三犬のレベルは50で固定されているため、こちらの先頭のポケモンのレベルを49以下に調整し、ゴールドスプレーを使うことで、他の野生ポケモンとの遭遇をシャットアウトし、三犬だけを引き寄せるテクニックが有効です。
とはいえ、ほえるによる強制終了や、低い捕獲率(驚異の「3」)を考慮すると、正攻法で捕まえるのは至難の業です。 FRLGをプレイする多くのトレーナーが、シルフカンパニーの社長からもらった「マスターボール」を、ミュウツーではなくこの三犬のために温存しています。 マスターボールを投げて一瞬で捕獲できたときの安堵感は、何物にも代えがたいでしょう。 もし使ってしまった場合は、「みねうち」と「さいみんじゅつ」、さらに特性「ぼうおん(ほえる無効)」などを持つ専用の捕獲要員を育成し、万全の態勢で挑む必要があります。 広大なカントー地方全土を使ったかくれんぼの究極形として、文句なしの1位とさせていただきました。
スイッチ版ポケモンFRLG攻略まとめ
今回は、2026年2月28日に発売を控えるスイッチ版『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』の攻略に向けて、図鑑コンプリートの壁となる入手困難なレアポケモンTOP13を紹介しました。 低い出現確率、厄介なサファリゾーンの仕様、緻密なステータス調整が求められる進化、そして広大なマップを徘徊する伝説のポケモンと、それぞれのレアポケモンには開発者の意図が込められた数々の試練が用意されています。 当時のGBA版で苦汁をなめたプレイヤーも、スイッチ版で初めてFRLGに触れる新規プレイヤーも、これらのポケモンをゲットした際の達成感はポケモンというゲームの醍醐味そのものです。 事前知識を持ち、スプレーの活用や捕獲要員の育成などの準備をしっかり行えば、必ず図鑑は完成へと近づいていきます。 発売後はぜひこの記事を参考に、カントー地方とナナシマを隅々まで探索し、すべてのポケモンとの出会いを楽しんでください。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。 最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。




















