編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は2026年2月28日発売のスイッチ版の「ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン」の効率的なレベル上げ方法が気になっていると思います。
GBA版の発売から時を経てスイッチ版として蘇る本作において、いかに効率よくポケモンを育成しレベルを上げるかは攻略における永遠の課題です。
本レビューでは、私が実際に各レベリングスポットで1時間検証した結果をもとに、最も効率的なレベル上げ方法を徹底解説していきます。
この記事を読み終える頃にはスイッチ版ポケモンFRLGでのレベル上げスポットに関する疑問が解決しているはずです。
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しあわせタマゴと別ソフト産ポケモンの併用で効率最大化
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セキチクシティ西はとりつかい単体集中狩りが高効率
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1のしまはダブルバトルとからてかの周回が最も効率的
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最終的な経験値効率は強化版四天王の周回が圧倒的トップ
それでは解説していきます。
ポケモンFRLGレベル上げ場所検証|セキチクシティと1のしま
レベル上げ検証|セキチクシティ西のとりつかい集中狩り
セキチクシティ西での検証条件と対象ポケモン
レベル上げの定番スポットとして知られるのが、セキチクシティから左に進んだサイクリングロード手前のエリアにいるとりつかいたちです。
ここではバトルサーチャーを使用することで、トレーナーと再戦を繰り返すことが可能となります。
今回は、このエリアにいるとりつかいの中で、最もレベルの高いポケモンを使用してくるトレーナー1人に狙いを絞って集中して倒すパターンを検証しました。
検証に使用したポケモンは、現在プレイしているソフトで捕獲したレベル55のゲンガーと、別のソフトから通信交換で送られてきた上で「しあわせタマゴ」を持たせたレベル46のユンゲラーの2体です。
それぞれ1時間、バトルサーチャーによる再戦を繰り返して経験値の増加量を測定しました。
1時間の集中狩りで得られた経験値の推移と結果
まずは現在プレイしているソフトで捕獲したゲンガーを1時間検証した結果について解説します。
開始前のゲンガーの経験値は約16万でしたが、1時間の集中狩りを終えた後の経験値は約40万に到達し、レベルは55から73まで大きく上昇しました。
1時間で獲得できた経験値は約25万という結果になりました。
次に、別のソフトから送られてきた「しあわせタマゴ」持ちのユンゲラーで同じく1時間検証を行いました。
開始前の経験値は約9万でしたが、1時間後には約63万まで増加し、レベルは46から84まで跳ね上がりました。
獲得経験値は約54万となり、通常のゲンガーと比較して約2倍以上の効率を叩き出すことが証明されました。
集中狩りがもたらす効率化の理由とプレイングのコツ
とりつかい1人を集中して狙うメリットは、経験値の基本値が高いポケモンを効率よく倒し続けられる点にあります。
バトルサーチャーの再戦判定はランダム要素が絡むため、複数のトレーナーを相手にするよりも、高レベルのポケモンを繰り出すトレーナーの目の前で歩数を稼ぎ、確実にピンポイントで再戦を挑む方が無駄な戦闘を避けられます。
特に電気タイプや氷タイプの強力な技を持つポケモンを先頭にしておけば、とりつかいのポケモンを一撃で倒すことができるため、戦闘にかかる時間を大幅に短縮できます。
スイッチ版ではハードの性能向上により画面切り替えのロード時間が極限まで短縮されると予想されるため、この1時間あたりの戦闘回数はさらに増加し、より高い経験値効率を叩き出せる可能性があります。
レベル上げ検証|セキチクシティ西のとりつかい3人周回
とりつかい3人周回の検証条件と使用したポケモン
次に検証したのは、先ほどのとりつかい単体集中狩りと同じ場所で、周囲にいる3人のとりつかい全員をバトルサーチャーで反応させ、順に倒していく周回パターンの効率です。
この検証でも、自力で捕獲したポケモンと、別ソフトから送られてきた「しあわせタマゴ」持ちのポケモンの2パターンでそれぞれ1時間ずつ検証を行いました。
自力で捕獲したポケモンとしてはレベル60のラプラスを使用し、別ソフトから送られてきたポケモンとしてはレベル48のフーディンを使用しました。
3人を順番に倒すことで、バトルサーチャーの充電に必要な歩数を稼ぎながら、途切れなく戦闘を行うことを目的としたルート構築となります。
1時間の3人周回で得られた経験値の推移と結果
まずは自力で捕獲したラプラスを1時間検証した結果を解説します。
開始前のラプラスの経験値は約27万でしたが、1時間の周回を終えた後には約48万となり、レベルは60から72へと12レベル上昇しました。
1時間で獲得した経験値は約21万という結果になり、単体集中狩りの約25万と比較して4万ほど下回る結果となりました。
続いて、別ソフトから送られてきた「しあわせタマゴ」持ちのフーディンでの1時間検証です。
開始前の経験値は約10万でしたが、1時間後には約56万となり、レベルは48から81へと33レベル上昇しました。
獲得経験値は約46万となり、こちらもユンゲラーの単体集中狩りで得た約54万と比較すると経験値効率が落ちてしまうことが判明しました。
集中狩りと比較した際の3人周回のデメリット
検証の結果、セキチクシティ西のとりつかいを利用したレベル上げにおいては、3人全員を周回して倒すよりも、レベルの高いポケモンを出してくる1人に絞って集中して倒す方が効率が良いことが証明されました。
この理由として、3人の中に繰り出してくるポケモンのレベルが低いトレーナーが混ざっていることが挙げられます。
レベルが低いポケモンを倒しても得られる経験値は少なく、戦闘前後のメッセージや演出にかかる時間は変わらないため、時間あたりの経験値効率が低下してしまいます。
効率を最優先に考えるのであれば、獲得経験値の多いトレーナーを見極め、そのトレーナーだけを徹底的に狙い撃ちにするプレイングが求められます。
レベル上げ検証|1のしまともしびおんせんダブルバトル集中
ともしびおんせん周辺の環境とダブルバトルの検証条件
次なる検証スポットは、殿堂入り後に行くことができるナナシマの「1のしま」にある「ともしびおんせん」周辺です。
ここにはダブルバトルを仕掛けてくる格闘兄弟と、その近くを歩き回っている空手家が配置されています。
まずは、ダブルバトルを仕掛けてくるトレーナーのみをバトルサーチャーで反応させ、集中して倒し続けるパターンの検証を行いました。
検証に使用したポケモンは、レベル20のヨーギラスと、別ソフトから送られてきた「しあわせタマゴ」持ちのレベル6のミズゴロウです。
ダブルバトルは2体のポケモンを同時に育成できるメリットがありますが、今回はそれぞれのポケモンを1時間ずつ育成し、純粋な経験値の増加量を測定しました。
1時間のダブルバトル集中で得られた経験値の推移と結果
まずはヨーギラスを用いた1時間の検証結果を解説します。
開始前のヨーギラスの経験値はちょうど1万でしたが、1時間のダブルバトル集中狩りを経て、経験値は約20万まで増加しました。
レベルは20から54へと上がり、途中でサナギラスへと進化を遂げました。
1時間で獲得した経験値は約19万となりました。
次に、別ソフトから送られてきた「しあわせタマゴ」持ちのミズゴロウでの検証結果です。
開始前の経験値はわずか219でしたが、1時間の検証後には約43万まで激増しました。
レベルは6から75へと脅威の69レベルアップを果たし、最終進化系のラグラージへと成長しました。
1時間で獲得した経験値は約43万という結果を叩き出しました。
ダブルバトル特有の育成メリットと注意点
ダブルバトルでのレベル上げの最大のメリットは、育成したいポケモンが低レベルであっても、もう1体の高レベルなポケモンで敵をなぎ倒すことで、安全かつ確実におこぼれの経験値を稼げる点にあります。
「がくしゅうそうち」を持たせる必要がなく、育成枠のポケモンに直接「しあわせタマゴ」を持たせることができるため、経験値ボーナスを最大限に活かすことができます。
ただし、全体攻撃技である「なみのり」や「じしん」を使用する場合、味方のポケモンを巻き込んで倒してしまうリスクがあるため、技の選択やポケモンの組み合わせには細心の注意を払う必要があります。
スイッチ版においては、技の演出スキップ機能などがより洗練されて実装されれば、ダブルバトルの戦闘テンポが劇的に向上する可能性も秘めています。
レベル上げ検証|1のしまダブルバトルとからてか周回
ダブルバトルとからてか周回の検証条件と使用したポケモン
続いて検証したのは、先ほどのダブルバトルに加えて、近くを歩き回っている空手家2人も含めて、合計3組のトレーナーをバトルサーチャーで周回して倒すパターンです。
ダブルバトルだけの集中狩りではバトルサーチャーの充電待ちの時間が発生することがあるため、周囲のトレーナーも巻き込むことで常に戦闘を行い続けるルートを構築しました。
検証に使用したポケモンは、自力で捕獲したレベル70のピジョットと、別ソフトから送られてきた「しあわせタマゴ」持ちのレベル66のオニスズメです。
シングルバトルが混ざるため、育成枠のポケモン自身がある程度の戦闘能力を持っているか、先頭の強力なポケモンで敵を倒して経験値を分配する形をとる必要があります。
1時間の周回で得られた経験値の推移と圧倒的な結果
まずは自力で捕獲したピジョットを1時間検証した結果を解説します。
開始前の経験値は約35万でしたが、1時間の周回を経て経験値は約63万まで増加し、レベルは70から84へと14レベル上昇しました。
1時間で獲得した経験値は約28万となり、ダブルバトルのみの集中狩りで得た約19万を大きく上回る結果となりました。
次に、別ソフト産で「しあわせタマゴ」持ちのオニスズメでの検証結果です。
開始前の経験値は約30万でしたが、1時間後にはなんと約91万に到達し、レベルは66から97へと一気に31レベルも上昇しました。
1時間で獲得した経験値は約61万という凄まじい数値を叩き出しました。
周回がもたらす高効率の理由と実践的なプレイング
検証の結果、1のしまでのレベル上げにおいては、ダブルバトルのみを集中して狙うよりも、周囲にいる空手家も含めて周回する方が圧倒的に経験値効率が良いことが明確になりました。
これは、セキチクシティのとりつかいのケースとは異なり、周囲にいる空手家が繰り出してくるポケモンのレベルが高く、基礎経験値の多い格闘ポケモンを倒せるためです。
また、複数のトレーナーを相手にすることでバトルサーチャーの空振りを減らし、絶え間なく戦闘を行い続けられることが大きな要因となっています。
飛行タイプの強力な技である「つばめがえし」や、エスパータイプの「サイコキネシス」を使えるポケモンを用意しておけば、格闘タイプのポケモンを安定して一撃で沈めることができ、周回効率をさらに高めることが可能です。
レベル上げ検証|強化版四天王とチャンピオン周回
強化版四天王の解放条件と周回に向けた準備
ポケモンFRLGにおいて、最も高い経験値を持つポケモンを多数繰り出してくるのが、ポケモンリーグの四天王とチャンピオンです。
特にナナシマのイベントを完全にクリアした後に挑むことができる「強化版四天王」は、使用してくるポケモンのレベルが大幅に底上げされており、レベル60後半から70代の強力なポケモンが次々と立ちはだかります。
今回は、この強化版四天王とチャンピオンを連続で倒し続ける周回プレイにおける経験値効率を検証しました。
検証に使用したのはレベル5のイーブイで、戦闘には参加させずに「がくしゅうそうち」を持たせて手持ちに入れておき、先頭のレベル100のポケモンで四天王を無双していくスタイルをとりました。
1時間の四天王周回で得られた経験値と驚異的な効率
1時間の強化版四天王周回を行った結果について解説します。
開始前のイーブイの経験値はわずか125でしたが、1時間の周回後には経験値が約19万まで増加し、レベルは5から57へと一気に52レベルも上昇しました。
この約19万という数値は「がくしゅうそうち」によって分配された半分の経験値であるため、戦闘に出たポケモンが本来獲得できる総経験値は、2倍の約38万となります。
さらに、もしこのポケモンが別ソフトから送られてきたポケモンであり、なおかつ「しあわせタマゴ」を直接持たせて単独で四天王を倒し続けたと仮定した場合、経験値ボーナスが掛け合わさります。
計算上、その場合の1時間あたりの獲得経験値は約85万にも達することになり、他のあらゆるレベリングスポットを凌駕する最高峰の効率となります。
四天王周回の難易度と実用性に対する評価
強化版四天王の周回は、獲得できる経験値の量だけで見れば間違いなくゲーム内最高効率を誇ります。
しかし、この方法を安定して1時間継続するためには、レベル100近くまで育成され、かつ四天王それぞれの弱点を突ける多彩な技を覚えさせた「周回用の引率ポケモン」を準備する必要があります。
また、回復アイテムの消費や、チャンピオン戦での不慮の事故によるタイムロスのリスクもつきまといます。
そのため、純粋に新しいポケモンを1から育てたい場合や、手軽に経験値を稼ぎたい場合には、1のしまでのダブルバトルと空手家の周回の方が、事故率が低く精神的にも楽に周回できるというメリットがあります。
レベル上げ検証|各レベリング場所の経験値効率比較表
各スポットの1時間あたりの獲得経験値比較
これまでに検証した各レベリングスポットにおける、1時間あたりの獲得経験値の目安を表にまとめました。
自力で捕獲した通常のポケモンと、別ソフトから送られてきて「しあわせタマゴ」を持たせた場合の2つのパターンで数値を比較しています。
| レベル上げの場所 | 周回・集中の方法 | 通常の獲得経験値 | 別ソフト+タマゴの獲得経験値 |
| セキチクシティ西 | とりつかい1人集中 | 約25万 | 約54万 |
| セキチクシティ西 | とりつかい3人周回 | 約21万 | 約46万 |
| 1のしま | ダブルバトル集中 | 約19万 | 約43万 |
| 1のしま | ダブル+からてか周回 | 約28万 | 約61万 |
| ポケモンリーグ | 強化版四天王周回 | 約38万 | 約85万(※理論値) |
各レベリングスポットの使い分けと総評
表を見ると一目瞭然ですが、獲得経験値の最大値を目指すのであれば、強化版四天王の周回が最も効率的です。
しかし、事前の準備や戦闘の難易度を考慮すると、一般的に最もおすすめできるのは「1のしま」でのダブルバトルと空手家を巻き込んだ周回ルートとなります。
1時間で約61万もの経験値を安定して稼げるのは非常に魅力的であり、回復のために温泉が近くにあるという立地条件も周回の快適さを後押ししています。
一方、セキチクシティ西のとりつかい集中狩りは、ストーリー中盤から終盤にかけてのレベル上げとして非常に優秀であり、まだナナシマに行くことができない段階のプレイヤーにとっては最適なスポットと言えます。
スイッチ版に向けたプレイング環境の変化の推測
2026年発売予定のスイッチ版ポケモンFRLGでは、GBA版と比較してハードウェアの性能が飛躍的に向上しているため、画面の切り替えや戦闘のロード時間が極限まで短縮されることが予想されます。
ロード時間が短縮されれば、1時間あたりにこなせる戦闘回数が増加するため、今回の検証結果で導き出された獲得経験値の数値は、さらに高いものへと跳ね上がるでしょう。
また、オートセーブ機能や戦闘アニメーションのオンオフ機能がより使いやすく進化していれば、長時間のレベル上げ作業も苦にならず、より快適な育成環境が整うことが期待されます。
ポケモンFRLGのレベル上げ準備|効率を最大化する必須テクニック
レベル上げ準備|しあわせタマゴの入手方法と絶大な効果
しあわせタマゴがもたらす経験値1.5倍の恩恵
ポケモンFRLGにおけるレベル上げの効率を劇的に引き上げるアイテムが「しあわせタマゴ」です。
このアイテムを持たせたポケモンが戦闘に出て経験値を獲得すると、得られる経験値が無条件で1.5倍に増加するという非常に強力な効果を持っています。
今回の検証結果でも明らかなように、しあわせタマゴの有無によって1時間あたりの獲得経験値には数十万単位の差が生じます。
レベル100を目指すような本格的な育成を行う場合、このアイテムを所持しているかどうかが、費やすプレイ時間を大幅に左右することになります。
サファリゾーンでの過酷なラッキー厳選
しあわせタマゴの絶大な効果に対する代償として、その入手難易度はゲーム中でも屈指の高さを誇ります。
しあわせタマゴを入手するには、セキチクシティのサファリゾーンに出現する野生の「ラッキー」が稀に持っているものを捕獲して奪い取るしかありません。
しかし、サファリゾーンでのラッキーの出現率は非常に低く設定されており、さらに捕獲率も極めて低いため、ボールを投げてもすぐに逃げられてしまうことが日常茶飯事です。
何十匹ものラッキーに遭遇し、ようやく捕獲できたとしても、しあわせタマゴを持っている確率はわずか5%程度と言われており、途方もない根気が必要となる過酷な作業となります。
効率よくアイテムを回収するためのテクニック
野生のポケモンが持っているアイテムを効率よく回収するためには、相手の持ち物を奪う技である「どろぼう」や「ほしがる」を使用するのが一般的です。
しかし、サファリゾーン内では自分のポケモンを戦闘に出して技を使うことができないため、この手段が使えません。
そのため、ひたすらサファリボールを投げて捕獲を繰り返すという原始的な方法に頼らざるを得ないのが現状です。
スイッチ版においては、捕獲確率の調整や、ポケモンがアイテムを持っているかどうかが戦闘前に視覚的にわかるような便利機能の実装が多くのプレイヤーから望まれています。
レベル上げ準備|別ソフトからの通信交換ボーナスの仕様
他の親名ポケモンが得られる経験値1.5倍の仕様
ポケモンの世界には、自分で捕獲したポケモンよりも、他のプレイヤーから通信交換でもらったポケモンの方が、戦闘で得られる経験値が多くなるという独自の仕様が存在します。
具体的には、他のソフトから通信交換でやってきたポケモンは、戦闘で得られる経験値が常に1.5倍になります。
これは、他のプレイヤーとの交流を促すためのシステムですが、自分自身で複数のソフトと本体を用意して通信交換を行えば、擬似的にすべての育成ポケモンにこの経験値ボーナスを付与することが可能となります。
しあわせタマゴとの驚異の重複効果
この通信交換による経験値1.5倍のボーナスは、先述した「しあわせタマゴ」の経験値1.5倍の効果と重複して計算されます。
つまり、別ソフトから送られてきたポケモンに「しあわせタマゴ」を持たせて戦闘に出すと、基本経験値に対して2.25倍もの莫大な経験値を一度の戦闘で獲得できるようになります。
今回の検証で、別ソフト産としあわせタマゴの組み合わせが圧倒的な数値を叩き出したのは、この凄まじい経験値倍率が常に機能していたからです。
効率的なレベル上げを極めるのであれば、この2つの要素を掛け合わせることは絶対に避けて通れない必須テクニックと言えます。
スイッチ版の通信環境と複数ソフト運用の利便性
GBA版の時代は、通信交換を行うために2台のゲーム機本体と通信ケーブル、そして2本のソフトを用意する必要があり、ハードルが非常に高いものでした。
しかし、スイッチ版においては無線通信やインターネット通信が標準搭載されており、ケーブルを用意する手間は一切不要となります。
さらに、1台のスイッチ本体内に複数のユーザーアカウントを作成できる仕様を活かせば、ソフト1本であってもアカウント間でセーブデータを分け、将来的に実装が期待されるクラウドサービスを経由することで、擬似的な通信交換ボーナスを得られる可能性も十分に考えられます。
レベル上げ準備|バトルサーチャーの効果的な充電と使い方
バトルサーチャーの基本仕様と再戦の条件
フィールド上のトレーナーと何度でも再戦できる「バトルサーチャー」は、ポケモンFRLGのレベル上げにおいて最も重要なアイテムの一つです。
バトルサーチャーを使用すると、画面内にいるトレーナーの中で再戦の意志があるトレーナーが反応を示し、話しかけることで戦闘に突入します。
一度使用したバトルサーチャーはバッテリー切れとなり、再び使用するためには主人公がフィールドを一定の歩数だけ歩き回って充電する必要があります。
必要な歩数は約100歩となっており、自転車に乗って移動すればあっという間に充電を完了させることができます。
効率よく歩数を稼いで充電するためのルート構築
バトルサーチャーを効率よく使い回すためには、充電のための歩数をいかに短時間で稼ぐかが重要になります。
セキチクシティ西のとりつかいを周回する場合、サイクリングロードの入り口付近の広いスペースを利用して自転車で往復するのが最も効率的です。
また、1のしまのともしびおんせん周辺で周回する場合は、温泉の周囲の道を自転車でぐるぐると回ることで、野生のポケモンとの不要なエンカウントを避けながら素早く充電を完了させることができます。
歩数を稼ぐルートを自分なりに構築し、無駄な動きを省くことが、1時間あたりの戦闘回数を増やす直結の要因となります。
バトルサーチャー使用時の不発対策とメンタル管理
バトルサーチャーの厄介な点は、充電を完了させて使用したとしても、周囲のトレーナーが必ず再戦に応じてくれるとは限らないという点です。
ランダムな確率によって再戦の合否が判定されるため、時には何度使っても誰一人として反応しない不発が連続で発生することもあります。
検証の際にも、この不発が連続してタイムロスとなる場面が何度か見受けられました。
不発が続くとモチベーションが低下しやすくなりますが、これはシステムの仕様であると割り切り、焦らずに再び歩数を稼いで根気よくバトルサーチャーを使用し続けるメンタル管理が、長時間のレベル上げ作業には求められます。
レベル上げ準備|がくしゅうそうちの入手と育成枠の確保
がくしゅうそうちの基本仕様と経験値分配の仕組み
「がくしゅうそうち」は、持たせたポケモンが戦闘に一切参加しなくても、戦闘で得られた総経験値の半分を獲得できるという非常に便利なアイテムです。
レベルが低すぎて敵の攻撃を一発でも受けたら倒されてしまうようなポケモンを安全に育成する際に重宝します。
先頭にレベル100の強力なポケモンを配置し、控えにいる育成したいポケモンにがくしゅうそうちを持たせることで、四天王のような高難易度の戦闘であっても、一方的に経験値を吸い上げさせることが可能となります。
今回の四天王周回検証において、レベル5のイーブイが劇的な成長を遂げたのは、このがくしゅうそうちの恩恵に他なりません。
ポケモン図鑑50匹捕獲という入手条件の壁
非常に便利なアイテムであるがくしゅうそうちですが、その入手条件は決して簡単なものではありません。
ゲーム中盤の15番道路にあるゲートの2階にいるオーキド博士の助手に話しかけることで入手できますが、そのためにはポケモン図鑑を50種類以上捕まえて記録していることが条件となります。
ストーリーをただ進めているだけでは50種類に到達しないことが多いため、草むらや水辺でこまめに新しいポケモンを捕獲したり、進化させたりして図鑑の登録数を計画的に稼いでおく必要があります。
レベル上げを本格的に開始する前の段階で、図鑑埋めを意識したプレイングを心がけることが効率化への第一歩です。
育成枠の確保と先頭ポケモンの負担軽減
がくしゅうそうちを使用する際の注意点として、得られる経験値が本来の半分になってしまうことが挙げられます。
残りの半分の経験値は戦闘を行ったポケモンに入りますが、先頭のポケモンがすでにレベル100に達している場合、その経験値は無駄になってしまいます。
そのため、効率を極めるのであれば、育成枠のポケモン自身を戦闘に出して直接経験値を稼がせるのが理想です。
また、がくしゅうそうちを持たせるとしあわせタマゴを持たせることができなくなるため、経験値倍率の恩恵を最大限に受けることができなくなるというジレンマも存在します。
育成するポケモンの現在のレベルや、周回するスポットの難易度に応じて、持ち物を柔軟に切り替える判断力が求められます。
レベル上げ準備|スイッチ版発売に向けた連携機能の予測
ポケモンHOMEとの連携による育成済みの持ち込み
2026年に発売が予定されているスイッチ版のポケモンFRLGにおいて、最も期待されているのがクラウドサービスであるポケモンHOMEとの連携機能です。
過去のスイッチ版ポケモンシリーズの傾向から見ても、発売後一定の期間を経てからポケモンHOMEとの連携が解禁される可能性は非常に高いと考えられます。
もしポケモンHOMEとの連携が可能になれば、他の最新作のソフトでレベル100まで育成し終えた強力なポケモンを、そのままFRLGの世界へと連れてくることができます。
これにより、四天王周回用の引率ポケモンをゼロから育てる手間が完全に省かれ、ストーリークリア直後から最高効率のレベル上げを開始できるという革命的な変化が起こるでしょう。
過去作からの輸送と経験値ボーナスの適用状況の予測
ポケモンHOMEを経由して他のソフトから連れてきたポケモンは、当然ながら親名が現在のFRLGの主人公とは異なるため、通信交換で得たポケモンと同じ扱いになります。
つまり、ポケモンHOMEから連れてきたポケモンは、最初から経験値1.5倍のボーナスを持った状態で育成をスタートできることになります。
これにゲーム内で入手したしあわせタマゴを組み合わせれば、単独のソフトでプレイしているユーザーであっても、容易に2.25倍の経験値ブーストの恩恵を受けることができるようになります。
このような連携機能の充実が、スイッチ版における育成環境を過去最高に快適なものにすることは間違いありません。
スイッチ版ならではの快適なプレイング環境への期待
ポケモンHOMEの連携以外にも、スイッチ版ならではの快適な機能が多数実装されることが予想されます。
例えば、ボックスの整理がどこでも可能になる機能や、技思い出しと技忘れがメニュー画面から手軽に行える機能などが追加されれば、レベル上げに伴うポケモンの管理作業が劇的にスムーズになります。
また、十字キーでの移動だけでなく、アナログスティックによる斜め移動やダッシュ機能の強化があれば、バトルサーチャーの充電に必要な歩数稼ぎもより迅速に行えるようになるはずです。
これらのシステムの進化が、プレイヤーの育成にかかる時間的や精神的な負担を大きく軽減してくれることを期待してやみません。
レベル上げ準備|レベル上げ時に注意すべき努力値の仕様
経験値稼ぎと同時に蓄積される努力値の基本
ポケモンを育成する上で、経験値の獲得と同時に見過ごすことができない重要な隠しステータスが努力値というシステムです。
ポケモンは敵を倒して経験値を獲得するたびに、倒した敵の種族に応じた努力値という数値を裏で獲得しています。
この努力値が一定数蓄積されると、ポケモンの各ステータスの実数値が上昇する仕組みになっています。
効率的なレベル上げスポットでひたすら同じ敵を倒し続けるということは、特定のステータスに特化した努力値が偏って蓄積されていくことを意味します。
レベル上げスポットごとの獲得努力値の傾向と対策
今回の検証で取り上げた各レベリングスポットにおいても、獲得できる努力値の傾向は大きく異なります。
例えば、セキチクシティ西のとりつかいを周回する場合、相手は鳥ポケモンを多用するため素早さの努力値が大量に蓄積されます。
一方、1のしまの空手家を周回する場合は、格闘ポケモンを倒すことになるため攻撃の努力値が中心に蓄積されていきます。
自分が育成しているポケモンが、物理アタッカーなのか、特殊アタッカーなのか、あるいは耐久重視のポケモンなのかによって、レベル上げを行う場所を意図的に選別することで、レベルを上げながら理想のステータスへと育成していくことが可能になります。
最終的な対戦環境を見据えたレベル上げとステータス管理
もし、育成したポケモンを単にストーリーの攻略や四天王の周回用として使うだけであれば、努力値の偏りをそこまで神経質に気にする必要はありません。
しかし、将来的に他のプレイヤーとの通信対戦や、高難易度のバトル施設での運用を見据えている場合は、適当にレベル上げをして努力値を無駄に振ってしまうことは致命的なミスになり得ます。
対戦用のポケモンを育成する場合は、レベル上げ作業に入る前に、あらかじめ必要な努力値を別の場所で野生のポケモンを倒して正確に振り終えておくか、スイッチ版で導入が期待される努力値をリセットするアイテムなどを活用して、緻密なステータス管理を行うことが求められます。
まとめ
今回は、2026年発売予定のスイッチ版「ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン」に向けて、最も効率が良いレベル上げ方法を実際の検証結果に基づき解説しました。
検証の結果、ゲームクリア前の段階ではセキチクシティ西のとりつかい単体集中狩りが経験値効率に優れ、クリア後でナナシマに行けるようになれば、1のしまのダブルバトルと空手家の周回が安定した最高効率を叩き出すことがわかりました。
さらに、最強の経験値効率を求めるのであれば強化版四天王の周回が群を抜いていますが、これには周回用の強力なポケモンを用意するハードルがあります。
どのスポットでレベル上げをするにしても、他のソフトから通信交換で送ってきたポケモンを使用し、しあわせタマゴを持たせて経験値を2.25倍にブーストさせることが、時間を無駄にしないための絶対条件となります。
スイッチ版ではロード時間の短縮や新たな連携機能の実装など、育成環境がさらに快適に進化することが予想されますので、本レビューの検証結果を参考に、ご自身の進行度やプレイスタイルに合った最適なレベリングルートを構築してみてください。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ
フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。























