編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方はスイッチ版の「ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン」における最初の御三家選びが気になっていると思います。
数多くのゲームをやり込んできた筆者の視点から、それぞれのポケモンの強みや弱みを徹底的に分析し、プレイスタイルに合わせた最適な選択肢を提示します。
この記事を読み終える頃にはどのポケモンを選ぶべきか、冒険を有利に進めるための疑問が解決しているはずです。
- 序盤のジム戦を圧倒するフシギダネの利点
- 秘伝技要員も兼任できるゼニガメの汎用性
- 大器晩成で後半に活躍するヒトカゲの育成術
- ストーリー進行を劇的に変えるパーティ編成
それでは解説していきます。
最初のパートナー : 御三家+特徴とおすすめ度の比較
草タイプ : フシギダネ+序盤攻略の最適解と圧倒的な安定感
ポケットモンスターの世界への第一歩として、マサラタウンのオーキド博士から最初にもらえる3匹のポケモン、通称「御三家」の選択は非常に重要です。
この選択が、その後のストーリーの難易度を大きく左右すると言っても過言ではありません。
まず最初にご紹介するのは、草・毒タイプのポケモンである「フシギダネ」です。 結論から言うと、ゲームの進行を最も楽に、そしてスムーズに進めたいのであれば、フシギダネが圧倒的な最適解となります。
その最大の理由は、序盤に立ちはだかるジムリーダーたちとの相性が極めて良い点にあります。
最初のジムリーダーであるニビシティのタケシは岩タイプを専門としており、草タイプの技は効果抜群です。
続くハナダシティのカスミは水タイプであり、ここでも草タイプが圧倒的な優位性を誇ります。
さらに、クチバシティのマチスは電気タイプですが、草タイプは電気タイプの技を半減で受けることができるため、防御面でも有利に立ち回ることができます。
タマムシシティのエリカは同じ草タイプなので互角ですが、ここまで進めば他の手持ちポケモンも育っているはずです。
このように、序盤から中盤にかけての主要なボス戦において、フシギダネ1匹で大半の状況を打開できるポテンシャルを秘めています。
レベルアップで覚える優秀な技構成
フシギダネの強さは、相性の良さだけではありません。 レベルアップで習得する技の構成が、冒険を進める上で非常に使い勝手の良いものになっています。
序盤で「やどりぎのタネ」を覚えることで、長期戦になっても相手の体力を奪いながら自身の体力を回復するという、極めて安定した戦術をとることができます。
また、「どくのこな」や「ねむりごな」といった状態異常を引き起こす技も自力で習得するため、野生のポケモンを捕獲する際にも大活躍します。
進化してフシギバナになると、強力な草タイプの大技である「ソーラービーム」を覚え、天候を晴れにする「にほんばれ」と組み合わせることで、1ターンで高火力を叩き出すコンボも可能になります。
特殊攻撃と特殊防御の種族値が高めに設定されているため、特殊技を中心としたアタッカー兼耐久型のポケモンとして、殿堂入りまでしっかりとパーティの屋台骨を支えてくれるでしょう。
水タイプ : ゼニガメ+秘伝技もこなす汎用性と中級者向けのバランス
次にご紹介するのは、水タイプのポケモンである「ゼニガメ」です。 ゼニガメは、攻守のバランスが非常に良く、初心者から中級者まで幅広く扱いやすいポケモンとして評価されています。
フシギダネと同様に、最初のジムであるニビシティのタケシ戦では水タイプの技が岩タイプに効果抜群となるため、非常に楽に突破することができます。
しかし、2つ目のハナダシティのカスミ戦では同じ水タイプ同士となるため、フシギダネほどの無双状態にはなれません。
3つ目のマチス戦では、水タイプは電気タイプの技を弱点として受けてしまうため、ゼニガメ以外の対策ポケモンを用意する必要があります。
このように、序盤の相性は一長一短ですが、水タイプという属性自体がゲーム全体を通して弱点が少なく、多くの場面で安定した戦いを見せてくれます。
冒険に不可欠な秘伝技のスペシャリスト
ゼニガメ、そして最終進化系のカメックスの最大の魅力は、冒険を進める上で必須となる「ひでんマシン」の技を数多く習得できる点にあります。
特に水上を移動するための「なみのり」は、移動手段としてだけでなく、威力が高く命中率も安定した主力技として終盤まで活躍します。
さらに、「たきのぼり」や「ダイビング」(※一部シリーズのみ)、障害物を動かす「かいりき」など、様々な秘伝技を覚えさせることができるため、パーティの枠を節約する上でも非常に重宝します。
種族値の面では、防御と特殊防御が共に高く設定されているため、相手の攻撃をしっかりと受け止めつつ、反撃に転じることができる耐久力が持ち味です。
技マシンを使用すれば「れいとうビーム」や「ふぶき」といった強力な氷タイプの技も覚えることができるため、終盤に登場する強力なドラゴンタイプのポケモンに対しても有効な打点を持つことができます。
バランスの良さと便利さを兼ね備えた、まさに優等生と言える選択肢です。
炎タイプ : ヒトカゲ+序盤の苦境を乗り越える大器晩成の上級者向け
最後にご紹介するのは、炎タイプのポケモンである「ヒトカゲ」です。
最終進化系のリザードンの圧倒的な格好良さから、シリーズを通しても屈指の人気を誇るポケモンですが、冒険の難易度という点においては、最も苦労を伴う「上級者向け」の選択となります。
その理由は、序盤のジムリーダーとの相性が絶望的に悪いことに尽きます。
最初のニビシティのタケシは岩タイプであり、炎タイプの技は半減される上に、岩タイプの攻撃は弱点となってしまいます。
過去の赤緑時代とは異なり、ファイアレッド・リーフグリーンではレベル13で鋼タイプの物理技「メタルクロー」を習得するようになり、タケシへの有効打が追加されたものの、依然として厳しい戦いになることは間違いありません。
続くハナダシティのカスミ戦は水タイプであり、ここでも圧倒的な不利を強いられます。 序盤の難所をどう乗り越えるかが、ヒトカゲを選んだプレイヤーの最初の試練となります。
最終進化リザードンの圧倒的な制圧力
序盤の苦しい展開を乗り越え、レベル36でリザードンへと最終進化を遂げると、状況は一変します。
炎・飛行という複合タイプになり、素早さと特殊攻撃が高い強力なアタッカーへと成長します。
中盤のエリカ戦(草タイプ)やキョウ戦(毒・虫タイプ)では、その炎と飛行の技を存分に活かして無双することができます。 また、飛行タイプが追加されたことで地面タイプの技を無効化できるようになり、戦術の幅も広がります。
リザードンの大きなメリットとして、秘伝技「そらをとぶ」を覚えることができる点が挙げられます。 これにより、一度訪れた街へ瞬時に移動することが可能になり、冒険の快適さが飛躍的に向上します。
技マシンによるカスタマイズ性も高く、「かえんほうしゃ」や「だいもんじ」といった強力なタイプ一致技に加え、「じしん」や「かわらわり」などの優秀な物理技も覚えさせることができます。
大器晩成型であり、育てる手間と序盤の苦労はありますが、それを補って余りある圧倒的な制圧力と利便性を手に入れることができる、ロマン溢れる選択肢です。
ライバル戦 : 手持ち変化+難易度への影響と対策
御三家の選択は、自身の冒険の難易度だけでなく、ストーリーを通して何度も戦うことになる「ライバル」の手持ちポケモンにも影響を与えます。
ライバルは、プレイヤーが選んだポケモンの「弱点」を突くタイプのポケモンを必ず選んでいきます。
プレイヤーがフシギダネを選べばヒトカゲを、ゼニガメを選べばフシギダネを、ヒトカゲを選べばゼニガメを選択します。
ライバル戦においては、自身のパートナーポケモンだけで相手の御三家を突破するのは難しくなるため、必然的にパーティ全体のタイプバランスを考える必要が出てきます。
ライバルのパーティ構成の分岐
ライバルのパーティ構成は、選んだ御三家によって中盤以降のメンバーも変化します。
例えば、プレイヤーがフシギダネを選んだ場合、ライバルの最終的な手持ちにはリザードンに加え、ギャラドス(水・飛行)、ナッシー(草・エスパー)などが加わります。
この構成に対しては、電気タイプや氷タイプのポケモンを用意しておくことが有効な対策となります。
プレイヤーがヒトカゲを選んだ場合は、ライバルはカメックスを筆頭に、ウインディ(炎)、ナッシーといった構成になります。 この場合は、水タイプや電気タイプのポケモンが攻略の鍵を握ります。
このように、最初の選択が終盤のチャンピオン戦までの戦術を規定することになるため、自身のパートナーが苦手とするタイプを補完できるポケモンを道中でしっかりと捕獲し、育成していくことが重要です。
種族値比較 : ステータス+最終進化系の能力値一覧
ここで、御三家ポケモンの最終進化系であるフシギバナ、カメックス、リザードンの能力値(種族値)を客観的な数字で比較してみましょう。
種族値とは、ポケモンの種類ごとに設定された隠しステータスのようなものであり、どの能力が伸びやすいかを示しています。
| ポケモン名 | HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 | 特徴と役割 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| フシギバナ | 80 | 82 | 83 | 100 | 100 | 80 | 525 | 特殊耐久と特殊火力に優れたバランス型 |
| カメックス | 79 | 83 | 100 | 85 | 105 | 78 | 530 | 物理・特殊ともに高い防御力を持つ耐久型 |
| リザードン | 78 | 84 | 78 | 109 | 85 | 100 | 534 | 高い特攻と素早さを活かした速攻アタッカー型 |
この表から読み取れるように、3匹とも合計種族値は520〜530台と非常に高く、最後まで第一線で戦える十分なスペックを持っています。
フシギバナは特攻と特防が高く、状態異常技を絡めた粘り強い戦いを得意とします。 カメックスは防御と特防が共に高く、弱点も少ないため、どんな相手に対しても安定して役割を果たすことができます。
リザードンは特攻と素早さが突出しており、先手を取って強力な技で相手をねじ伏せる戦法に向いています。
自分の好みのプレイスタイル(耐久してじわじわ削るか、先手必勝で押し切るか)に合わせて選ぶのも、一つの良い基準となります。
スピード重視 : タイムアタック+フシギダネが最強の理由
もし、ストーリーを可能な限り早く、効率的にクリアしたい(いわゆるタイムアタック的な遊び方をしたい)のであれば、フシギダネ一択となります。
序盤のジム戦をレベル上げの作業を最小限にして突破できるアドバンテージは、クリアタイムに直結します。
また、フシギダネは野生のポケモンとの戦闘を避けるためのアイテム「むしよけスプレー」の効果を最大限に活かせるレベル調整が行いやすいという利点もあります。
中盤以降も、「やどりぎのタネ」と「どくどく」を組み合わせた戦術は、相手のレベルが高くても確実にHPを削ることができるため、レベル差を覆す戦いが可能です。
さらに、終盤の難所である四天王戦においても、水・氷タイプのカンナや、格闘タイプのシバの一部、地面タイプのキクコに対して有効打を持つことができます。
効率とスピードを求める熟練のプレイヤーほど、フシギダネの持つ潜在能力の高さと、ストーリー攻略における無駄のなさを高く評価しています。
パーティ編成 : 攻略ルート+劇的に楽にするおすすめポケモン
フシギダネ選択時 : 弱点補完+おすすめ捕獲ポケモン
フシギダネを選んだ場合、序盤は非常に楽ですが、中盤以降の飛行タイプや炎タイプ、氷タイプのポケモンに対して苦戦を強いられることがあります。
そのため、これらの弱点をカバーできるポケモンを序盤から計画的に捕獲しておくことが重要です。
まずおすすめしたいのが、序盤のトキワの森などで捕獲できる「ピカチュウ」です。 フシギダネが苦手とする飛行タイプに対して電気技で弱点を突くことができ、素早さも高いため先制して攻撃しやすいのが強みです。
ピカチュウが出現しにくい場合は、同じく序盤で手に入る「オニスズメ」や「ポッポ」を育て、飛行タイプのアタッカーとして運用するのも良いでしょう。
中盤以降を支える強力な仲間たち
物語が中盤に進み、ディグダの穴に到達したら、「ダグトリオ」を捕獲することを強く推奨します。
ダグトリオは非常に高い素早さを持ち、地面タイプの強力な技である「じしん」を自力で覚えるため、フシギダネが苦手とする毒タイプや炎タイプ、電気タイプのポケモンに対して圧倒的な制圧力を発揮します。
さらに、水上の移動手段である「なみのり」要員として、クチバシティで手に入る「ボロのつりざお」でコイキングを釣り上げ、ギャラドスまで育てるか、あるいは後述するラプラスをパーティに加えるのが理想的です。
フシギダネ(草・毒)、ダグトリオ(地面)、水タイプのポケモンの3匹がいれば、タイプバランスが非常に良くなり、大半の敵に対応できるようになります。
ゼニガメ選択時 : 火力不足解消+おすすめ捕獲ポケモン
ゼニガメを選んだ場合、防御面は非常に安定していますが、相手を素早く倒し切るための決定力に欠ける場面が出てくることがあります。 特に、水技が半減される水タイプや草タイプの相手に対しては、戦闘が長引きがちです。
序盤のハナダシティ近郊で捕獲できる「ケーシィ」は、この火力不足を補う最高のパートナーとなります。
ケーシィは捕獲時点では「テレポート」しか覚えていませんが、レベル16でユンゲラーに進化すると、「ねんりき」や「サイケこうせん」といった強力なエスパータイプの技を習得します。
特攻と素早さが非常に高いため、大半の敵を一撃で粉砕する特殊アタッカーとして、ストーリークリアまで大活躍してくれます。
通信交換が可能であれば、最終進化のフーディンにすることで、さらに圧倒的な強さを手に入れることができます。
物理アタッカーの確保が攻略の鍵
ユンゲラーが特殊アタッカーとして活躍する一方で、物理攻撃を主体とするポケモンもパーティに一匹は欲しいところです。
そこでおすすめなのが、おつきみやまで化石から復元できる「プテラ」や、サファリゾーンで捕獲できる「ケンタロス」です。 しかし、これらは入手時期が遅かったり、捕獲難易度が高かったりします。
より手軽に強力な物理アタッカーを手に入れたい場合は、序盤で「マンキー」を捕獲し、オコリザルに進化させるのが良いでしょう。
格闘タイプの技は、ノーマルタイプや氷タイプ、岩タイプに対して非常に有効であり、ゼニガメの苦手な草タイプに対しても等倍でダメージを与えることができます。
ゼニガメ(水)、ユンゲラー(エスパー)、オコリザル(格闘)という編成は、対応力が広く、非常に戦いやすいバランスになります。
ヒトカゲ選択時 : 序盤の壁突破+おすすめ捕獲ポケモン
ヒトカゲを選んだプレイヤーにとって、最大の課題は最初のタケシ戦とカスミ戦をいかにして乗り越えるかです。
ヒトカゲ単体での突破は困難を極めるため、序盤で必ず優秀なサポート役を捕獲する必要があります。
トキワの森で出現する「キャタピー」を捕獲し、トランセルを経てレベル10で「バタフリー」に進化させることが、タケシ戦突破の最も確実な近道です。
バタフリーはレベル10でエスパータイプの技「ねんりき」を覚えるため、タケシのイシツブテやイワークに対して効果的にダメージを与えることができます。
また、「ねむりごな」などの状態異常技も覚えるため、その後の捕獲要員としても長く活躍できます。
電気タイプと水タイプの確保が急務
タケシを突破した後は、カスミの水タイプポケモン対策として、電気タイプか草タイプのポケモンが必須となります。
最も手軽なのは、おつきみやまの手前でピカチュウを捕獲するか、ハナダシティの北側で「ナゾノクサ」や「マダツボミ」(バージョンによって出現が異なります)を捕獲することです。
これらのポケモンを育成し、カスミのスターミーの猛攻を耐え凌ぐ必要があります。
中盤以降は、リザードンが育ってくれば強力なアタッカーとして活躍できますが、リザードンの弱点である岩タイプや水タイプに対抗するため、「なみのり」要員も兼ねた強力な水タイプポケモン(ラプラスやシャワーズなど)をパーティに組み込むことで、全体の安定感が劇的に向上します。
ひでん要員 : 秘伝マシン+おすすめポケモンと役割分担
ポケモンの冒険において、木を切る「いあいぎり」、水上を進む「なみのり」、重い岩を動かす「かいりき」など、マップ上のギミックを解くための「ひでんマシン」の存在は欠かせません。
これらの技は一度覚えさせると簡単に忘れさせることができないため、主力の戦闘用ポケモンに安易に覚えさせると、本来の技構成を圧迫してしまうというデメリットがあります。
そこで、戦闘にはあまり参加させず、秘伝技を使うためだけにパーティに入れる「ひでん要員(通称:秘伝要員)」を用意するのが定石となっています。
汎用性の高い優秀な秘伝要員たち
秘伝要員として最も有名なのは、序盤から多くの草むらで出現するノーマル・飛行タイプのポケモン「カモネギ」(ゲーム内の通信交換で入手)や、「ドードー」です。
これらは「そらをとぶ」と「いあいぎり」を同時に覚えることができるため、移動手段として非常に優秀です。
また、水タイプの秘伝技要員としては、シルフカンパニーのイベントで手に入る「ラプラス」が圧倒的におすすめです。
ラプラスは「なみのり」「かいりき」「たきのぼり」といった複数の秘伝技を覚えることができるだけでなく、種族値が非常に高いため、秘伝技を覚えさせた状態でも戦闘で十分に活躍できるポテンシャルを持っています。
水技に加えて強力な氷技である「れいとうビーム」を自力で覚えるため、終盤のドラゴンタイプのポケモン対策としてもパーティに必須級の存在となります。 ゼニガメを選んでいない場合は、必ずラプラスをパーティに加えることを検討してください。
スイッチ版の恩恵 : 仕様変更+未確認情報とやり込み要素
ファイアレッド・リーフグリーンがNintendo Switchでプレイできるようになることで、過去のハードウェアの制約から解放され、より快適なプレイ環境が期待されます。
情報ソースによると、価格設定が非常にリーズナブル(2000円程度との噂)である点や、画質の向上が見られる点などが挙げられており、過去の名作を手軽に、かつ鮮明な映像で楽しめるのは大きなメリットです。
当時のゲームボーイアドバンス版では、通信ケーブルやワイヤレスアダプタといった物理的な周辺機器が必要でしたが、スイッチ版であればオンライン環境を通じて、世界中のプレイヤーと手軽にポケモンの交換や対戦が楽しめるようになっている可能性が高いです。
幻のポケモン「デオキシス」と色違い厳選のロマン
特に注目すべきは、情報ソースでも熱く語られている「デオキシス」の入手イベントです。
かつては映画の前売り券特典など、極めて限定的な手段でしか手に入らなかった「オーロラチケット」が、スイッチ版で標準実装、あるいは何らかの形で配信される可能性が示唆されています。
このチケットがあれば「たんじょうのしま」へ赴き、幻のポケモンであるデオキシスと遭遇することができます。 さらに、この固定シンボルとの戦闘では、確率で「色違い」が出現する可能性があります。
色違いのデオキシスは、通常の個体とは全く異なる黄金色のボディを持ち、ポケモンコレクターにとっては垂涎の的です。
リセットを繰り返して色違いを粘る「厳選」作業は非常に過酷ですが、それを成し遂げた時の達成感は計り知れません。 他にも、シオンタウンのポケモンタワーで出現する「ガラガラ」の色違い厳選など、やり込み要素は尽きません。
謎に包まれた「へんげのどうくつ」の真相
また、ゲーム内に存在する「へんげのどうくつ」という場所についても触れておく必要があります。
この洞窟は、通常プレイではズバットしか出現しない何もない空間ですが、当時は「カードe+」という周辺機器と専用のカードを読み込ませることで、珍しいポケモンが出現するようになるという連動機能が用意されていました。
スイッチ版ではこの「カードe+」の機能がどのように再現、あるいは補完されるのかがファンの間で大きな話題となっています。
もし、この洞窟のイベントが完全にアンロックされた状態で実装されていれば、ジョウト地方の珍しいポケモンなどを手軽に捕獲できるようになり、図鑑完成やパーティ構築の幅がさらに広がることになります。
今後の展開 : 派生作品+生活シミュレーションという新たな可能性
ここで少し視点を変え、情報ソースで言及されている「ポケモンと生活を共にする新たなシミュレーション作品(仮称:ポケコアポケモン)」の噂について考察してみたいと思います。
ファイアレッド・リーフグリーンのような、バトルと育成を主軸に据えた伝統的なRPGスタイルとは全く異なる、ポケモンの新しい可能性を示す興味深い情報です。
メタモンが主人公という斬新な切り口
この噂される新作では、プレイヤー自身が人間ではなく、「メタモン」としてゲームの世界に降り立つという設定が語られています。
メタモンの「へんしん」能力を駆使して、人間の姿になったり、他のポケモンに変身したりしながら、失われたトレーナーの記憶を辿るという物語は、これまでのシリーズにはない非常にエモーショナルな体験を予感させます。
人間がポケモンに「命令」を出す主従関係ではなく、同じポケモンという目線で「コミュニケーション」を深めていくというコンセプトは、より深くポケモンの世界に没入したいというファンの根強い要望に応えるものです。
生息地づくりと環境の構築
ゲームシステムの中核として語られているのが、ポケモンの「生息地(環境)」を作り上げていくという要素です。
例えば、「しめったはなばたけ」を作ることで特定の水や草タイプのポケモンを呼び寄せたり、集めた資材で「ベッド」などの家具をクラフトしてポケモンの快適度(環境レベル)を上げたりといった、本格的なサンドボックスゲームのような自由度の高さが伺えます。
フシギダネの「はっぱカッター」で草むらを作り、ゼニガメの「みずでっぽう」で枯れた土地を潤すといったように、ポケモンの持つ「技」がバトルのためだけでなく、世界を開拓し、生活を豊かにするための「特技」として活用されるというゲームデザインは、非常に画期的です。
コミュニケーションとマルチプレイの広がり
さらに、マルチプレイ要素も充実しているとされています。
フレンドと共に家を建築したり、村を装飾して音楽ステージを作ったりと、協力して一つの世界を築き上げる楽しさは、「あつまれ どうぶつの森」のようなスローライフゲームの魅力に、ポケモンのキャラクター性が融合した強力なコンテンツになる可能性を秘めています。
定期的なイベントや、毎日ログインしたくなるような仕掛けも用意されているとのことで、長く遊び続けられる作品として設計されているようです。
ファイアレッド・リーフグリーンのようなクラシックなRPGで強さを求める楽しみ方がある一方で、このようにポケモンたちと穏やかな時間を過ごし、共に環境を作り上げていくという新しいベクトルでのアプローチは、ポケモンというIPの圧倒的な懐の深さを証明しています。
どちらのプレイスタイルも、ポケモンへの愛着を深めるという点においては共通しており、今後のシリーズのさらなる広がりに大きな期待が寄せられます。
まとめ : 自身のスタイルに合わせた最良の選択を
最初の御三家選びは、正解が一つに決まっているわけではありません。
序盤をスムーズに進め、攻略の効率を最大化したいのであれば、迷わずフシギダネを選ぶべきです。
秘伝技の管理を楽にし、攻守のバランスの取れた安定した冒険を楽しみたいなら、ゼニガメが最適なパートナーとなります。
序盤の苦労を乗り越え、最終進化の圧倒的な格好良さと破壊力をロマンとして追い求めたい熟練者には、ヒトカゲという選択肢が用意されています。
スイッチ版として蘇る「ファイアレッド・リーフグリーン」は、当時の思い出を鮮明に蘇らせるだけでなく、新たな機能ややり込み要素によって、全く新しい体験を提供してくれるはずです。
自身のプレイスタイルを思い描き、最適なパートナーと共に、広大なカントー地方の冒険へと旅立ってください。 その選択が、あなたにとって最高のゲーム体験への第一歩となることを願っています。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。徹底的なデータ分析に基づいた論理的な攻略記事に定評がある。 最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。





















