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ポケモンカードゲーム

【スタートデッキ100】1000個開封して封入率徹底調査|シークレットは何個?ポケカ

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編集デスク ポケモンカードゲーム攻略ライターの橋本ユアです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、新しく登場した「スタートデッキ100 バトルコレクション」の本当の封入率や、シークレットデッキの存在が気になっていると思います。 100種類ものデッキがある中で、お目当てのカードを引くのがどれほど難しいのか、あるいは意外と簡単なのか、購入前に知っておきたいですよね。

この記事を読み終える頃には、1000個開封という膨大なデータに基づいた真実を知り、自分がどの程度購入すべきかの疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 1000個開封の実戦値から算出された正確な封入率
  2. 幻のNo.101と金のリザードンの出現確率
  3. フルホイルパックやAR・SRの偏りに関する検証結果
  4. 購入数に対する期待値と損をしないための立ち回り

 

それでは解説していきます。

【ポケモンカード】自衛のためのサーチ方法まとめ|重量測定・光透過・手の触感などそれぞれ解説この記事を読んでいる方は、バラパックからレアカードが全く出ず、「もしかしてサーチされているのでは?」という不安や疑念が気になっていると思います。 この記事を読み終える頃には、サーチ品を見抜く眼力が養われ、安心してポケカを楽しめるようになるための疑問が解決しているはずです。...

スタートデッキ100 バトルコレクションの全貌と検証の背景

ポケモンカードゲームの魅力の一つに、開封のドキドキ感がありますよね。 その中でも「スタートデッキ100」シリーズは、構築済みデッキでありながら中身がランダムという、まさに「実質パック」のような楽しさを秘めた商品です。 過去に発売された第一弾も大人気でしたが、今回登場した「メガスタートデッキ100 バトルコレクション」も、発売前から大きな話題を呼んでいました。

私がライターとして活動する中でも、「今回はどれくらい買えば当たりが出るの?」という質問をたくさんいただきます。 そこで今回は、なんと1000個(約17カートン)という圧倒的な数を実際に開封した検証データを基に、その実態を丸裸にしていきたいと思います。 通常、数ボックス開けただけでは見えてこない「数字の裏側」を、徹底的に分析しました。

コンセプトは「即対戦」かつ「コレクション」

今回のデッキの最大の特徴は、すべてのデッキに「ポケモンEX」が2枚以上確定で封入されている点です。 これは初心者の方でもすぐに強力なカードを使ってバトルを楽しめるという配慮ですね。 定価も手頃で、ハイクラスパック2パック分程度のお値段で60枚のデッキが手に入ると思えば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。

しかし、私たちポケカファンが本当に気になるのは、やはり「レアカード」の行方ですよね。 前作同様、今回もSR仕様やUR仕様、そしてシークレットデッキが存在します。 パッケージを飾る「メガリザードンY」をはじめ、懐かしのメガシンカポケモンたちがどのような形で収録されているのか。 その確率は、私たちの予想を遥かに超えるものでした。

1000個(17カートン)という母数が示す信頼性

通常、個人の開封レビューでは1カートン(60個)程度が限界かと思います。 しかし、確率の偏りを排除し、より正確な「真実」に近づくためには、それでは足りません。 今回は1020個という、店舗の在庫レベルの数を開封した結果を基にしています。

これにより、「たまたま運が良かっただけ」「運が悪かっただけ」というブレを極限まで減らし、皆様に「これが現実です」と自信を持ってお伝えできるデータが集まりました。 8万円に1つしか出ないと言われるデッキや、都市伝説級の確率と言われるカードの実態。 ここから先は、少し覚悟して読み進めてくださいね。

1000個開封して判明した衝撃の封入率

それでは、早速核心に迫っていきましょう。 1020個のデッキを開封して見えてきたのは、単なるランダムではない、意図的な封入操作の影でした。 「ランダム」という言葉の裏に隠された、メーカーの設定数値を紐解いていきます。

まず大前提として、この商品は100種類のデッキが存在しますが、すべての番号が均等に入っているわけではありません。 特定の番号は極端に出やすく、特定の番号は極端に出にくい仕様になっています。

フルホイルパックの出現確率は約12.6%

開封の中で最もテンションが上がる瞬間、それが「フルホイルパック」との遭遇です。 通常のデッキとは異なり、中身のカードがすべてキラキラと輝くこのパック。 1020個を開封した結果、確認されたフルホイルパックの数は「129個」でした。

これを単純計算すると、約12.6%。 つまり、およそ8個に1個の割合でフルホイルパックに遭遇できる計算になります。 1ボックス(10個入り)を買えば、高い確率で1つ、運が良ければ2つ入っている可能性があるという数字ですね。

ただし、ここで注意が必要なのは、「フルホイル=大当たり」とは限らないという点です。 フルホイルの中にもランクがあり、単にすべてのカードが光っているだけの「通常フルホイル」と、SRやSARが含まれる「当たりフルホイル」が混在しています。 この12.6%という数字に一喜一憂せず、その中身こそが重要なのです。

AR・SRの実質的な封入率

次に、コレクター需要の高いAR(アートレア)とSR(スーパーレア)について見ていきましょう。 検証結果から、以下の傾向がはっきりと見えてきました。

  • AR(アートレア):1カートン(60個)につき約9枚
  • SR(スーパーレア):1カートン(60個)につき約2枚

この数字を見て、どう感じましたか? 「意外と少ない」と思った方が多いのではないでしょうか。 ARに関しては、1ボックス(10個)買えばほぼ1枚は出る計算ですが、確定ではありません。 SRに至っては、1ボックス買っただけでは出会えない可能性の方が高いのです。

さらに興味深いのは、特定の番号に特定のレアリティが紐付いている点です。 例えば、「No.034」のデッキには高確率で「グライオンAR」が入っている、といった法則性が確認されています。 つまり、完全な闇鍋ではなく、引いたデッキのナンバーを見た瞬間に、ある程度の中身が予測できてしまうのです。

No.057が示す「隠れレア」の存在

今回の検証で最も驚くべき発見の一つが、「No.057」という番号のデッキです。 メインポケモンは「テツノイワオEX」と「ザングース」。 一見すると普通のデッキに見えますよね。

しかし、1020個開封して、このNo.057が出現したのは、なんとたったの「4回」。 これは後述するシークレットデッキ「No.101」と同じ出現数なのです。 確率にして約0.4%。 250個買ってようやく1個出るかどうかのレベルです。

なぜこの番号だけこれほど絞られているのかは謎ですが、もしお手元のデッキに「No.057」と書かれていたら、それはシークレット級の強運で引き当てた「隠れレアデッキ」だと思って大切にしてください。 派手なレアカードが入っていなくても、その希少性は本物です。

幻のNo.101と金のリザードンの真実

さて、ここからは皆様が一番知りたいであろう「トップレア」のお話です。 パッケージには書かれていない幻のナンバー「101」。 そして、黄金に輝く「メガリザードンY」。 これらは本当に存在するのか、そしてどれくらいの確率で出会えるのでしょうか。

No.101シークレットデッキの中身と確率

1020個の開封において、「No.101」のデッキが出現した回数は「4回」でした。 確率に直すと、約0.39%。 分数で言えば、およそ1/255です。 4カートン(240個)開けて1個出るかどうか、という非常に厳しい確率ですね。

気になる中身ですが、ここには「SAR(スペシャルアートレア)」仕様のカードが3枚セットで封入されています。

  • メガメガニウムEX
  • メガエンブオーEX
  • メガオーダイルEX

ジョウト地方の御三家メガシンカたちが、美しいイラストと共に特別仕様で収録されているのです。 この3枚が一度に手に入るインパクトは凄まじく、引いた瞬間の高揚感は言葉にできないでしょう。 しかし、1000個開けても4つ。 個人レベルで狙って出すのは、至難の業と言わざるを得ません。

金のメガリザードンY(UR)は1000個でも出ない?

そして、今回の検証における最大の衝撃。 それは、1020個開封しても「金のメガリザードンY」が出なかったという事実です。 そう、0個です。

今回のパッケージを飾るメガリザードンY。 そのUR(ウルトラレア)仕様が存在することは確認されていますが、その封入率は私たちの想像を絶する低さでした。 他の開封者の情報や、カードショップからの報告を総合して分析すると、その確率は以下のようになります。

レアリティ 推定出現率 備考
No.101(SAR3枚) 約 1/250 4カートンに1つ程度
金のリザードン(UR) 1/800 〜 1/1000 13〜17カートンに1つ

これは、ワンピースカードゲームにおける「コミックパラレル(スーパーパラレル)」や、過去のポケカの特殊レアに匹敵する、あるいはそれ以上の低確率です。 金額にして約80万円〜90万円分購入して、ようやく1枚出るかもしれない。 それほどまでに、この「金のリザードン」は高嶺の花なのです。

もし、数個買っただけでこのカードを引けた方がいれば、それは今年の運をすべて使い果たしたと言っても過言ではないでしょう。 それくらいの奇跡です。

数字で見る全デッキ・レアリティ徹底分析

ここでは、1000個開封データを表にまとめ、より視覚的に分かりやすく解説していきます。 数字は嘘をつきません。 このデータを見ることで、どのカードが狙い目で、どのカードが「沼」なのかが見えてくるはずです。

レアリティ別出現数まとめ(1020個中)

まずは全体像を把握するために、主要なレアリティの総出現数を見てみましょう。

カテゴリ 出現数 確率(%) 目安
フルホイルパック 129個 12.6% 1箱に1個強
AR(アートレア) 約153枚 15.0% 1箱に1.5枚
SR(スーパーレア) 約34枚 3.3% 3箱に1枚
No.101(シークレット) 4個 0.4% 25箱に1個
No.057(隠れレア) 4個 0.4% 25箱に1個
金リザードン(UR) 0個 0.0% 測定不能(激低)

こうして見ると、SR以上のカードを自引きすることの難しさが際立ちますね。 「1ボックス買えば何か良いのが出るかも」という淡い期待は、3.3%という現実の前に脆くも崩れ去ります。 しかし、だからこそ引けた時の喜びが大きいとも言えます。

狙い目カード:リーリエのピッピの偏り

データを見ていて面白い傾向がありました。 特定のSRカードの出現数に偏りがあるのです。 特に注目したいのが、コレクター人気も高い「リーリエのピッピ(No.032)」です。

今回の129個のフルホイルパックの内訳を確認したところ、このリーリエのピッピが含まれるデッキがなんと「14個」も出現しました。 これは他のSRデッキと比べても頭一つ抜けて多い数字です。 「SRは出にくい」とお伝えしましたが、このカードに関しては、フルホイルパックさえ引ければ、そこから出現する確率は比較的高めに設定されている可能性があります。

イラストレーターがあの「さいとうなおき」先生ということもあり、非常に人気が高いカードですが、市場流通量は意外と多くなるかもしれません。 シングルカードでの購入を検討している方にとっては、朗報と言えるデータですね。

フルホイルとSRの関係性

「フルホイルパック=SR確定」ではない、という点は先ほど触れましたが、もう少し深掘りします。 フルホイルパックの中には、単にノーマルカードが光っているだけのパターンも多数存在します。 比率としては、フルホイルパック全体のうち、SRやSARが入っている「当たり」の割合は、体感で3割〜4割程度。

つまり、

  1. まず12.6%の壁を越えてフルホイルパックを引く
  2. その中からさらに30〜40%の壁を越えてSR入りを引く
  3. さらにその中からお目当てのキャラを引く

という3段階の抽選を突破しなければならないのです。 「No.001」のメガリザードンY(通常版)もフルホイルパックから出現しますが、これもまたSR枠を争うライバルの一つ。 道のりは険しいですが、開封の楽しさはここに詰まっています。

収録カードの魅力と環境への影響

確率の話ばかりしてしまいましたが、カードゲーマーとしては収録されているカードの強さも気になるところです。 今回の「バトルコレクション」には、対戦環境に影響を与えそうなカードも多数収録されています。

復活のメガシンカポケモンたち

今回の目玉である「メガシンカ」ポケモンたち。 「メガタブンネEX」や「メガクチートEX」など、懐かしい顔ぶれが新規テキストで登場しています。

例えば「メガタブンネEX」。 ワザ「カレイドワルツ」は、コイントス次第でエネルギーを加速できる面白い性能を持っています。 最大で6枚ものエネルギーを一気につけられる可能性があり、ロマン砲としての資質は十分。 現環境のトップティアに入るかは未知数ですが、専用デッキを組んで遊ぶには十分なスペックを持っています。

また、SR枠で登場した「マギアナEX」も注目です。 相手を逃げられなくするワザや、条件付きで大ダメージを出せるワザを持っており、テクニカルな戦いが好きなプレイヤーにはたまらない1枚となるでしょう。

汎用トレーナーズの再録状況

スタートデッキの魅力は、デッキ構築に必須となる「汎用トレーナーズ」が手に入ることにもあります。 今回も「ハイパーボール」や「ボスの指令」といった必須カードが多数収録されています。

特に注目なのは「ボスの指令(アカギ)」。 SR仕様のアカギは非常にクールで、悪の組織のボスらしい威圧感があります。 プレイヤーとしては、デッキのレアリティを上げる「レアリティ上げ(レア上げ)」の需要も見込めますね。 また、入手難易度が高かった「ACE SPEC(エーススペック)」のカードも一部再録されており、これからポケカを始める人にとっても、既存プレイヤーにとっても、パーツ取りとして優秀な商品と言えます。

No.001 メガリザードンYの性能

パッケージモンスターである「メガリザードンY」。 No.001のデッキに収録されています。 炎タイプのエースとして期待されますが、テキスト自体はオーソドックスな高火力アタッカーという印象です。 しかし、「リザードン」というネームバリューだけでデッキを組む価値はあります。 特にフルホイル版やUR版は、プレイ用としてだけでなく、コレクション用としての需要が今後も長く続くでしょう。

まとめ:結局、どれくらい買うのが正解?

ここまで、1000個開封という膨大なデータを基に、スタートデッキ100 バトルコレクションの封入率を徹底解剖してきました。 最後に、この検証結果を踏まえた上で、皆さんがどう立ち回るべきかをまとめます。

まず、「金のリザードン」を狙って自引きしようとするのは、正直おすすめしません。 確率は1/1000レベル。 予算にして数十万円が吹き飛ぶ覚悟が必要です。 もしどうしても欲しい場合は、素直にシングルカードショップで購入するのが、精神的にもお財布的にも賢明でしょう。

次に、「No.101」や特定のSRを狙う場合。 これも1カートン(60個)買った程度では引けない可能性が高いです。 「運試し」として数個〜1ボックス程度買って、開封のスリルを楽しむのが最も健康的な楽しみ方だと言えます。 その中でARやフルホイルが出ればラッキー、もしNo.57やNo.101が出れば奇跡、というスタンスで臨みましょう。

記事のポイント

  • フルホイルパックの出現率は約8個に1個で過度な期待は禁物
  • シークレットNo.101の確率は約0.4%で4カートンに1つの激レア
  • 金のリザードンは1000個開けても出ない都市伝説級の確率
  • No.57など特定の番号にもシークレット級の偏りが存在する

今回の「スタートデッキ100 バトルコレクション」は、開封の楽しさを極限まで高めた素晴らしい商品であることは間違いありません。 ただ、その「闇」もまた深いものです。 この記事のデータが、皆様の賢いポケカライフの一助となれば幸いです。

無理のない範囲で、最高の開封体験を楽しんでくださいね。 もし奇跡的に金のリザードンを引いた方がいれば、ぜひこっそり教えてください。 心からの「おめでとう」

フォローよろしくお願いします。

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