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ポケモンカードゲーム

【ポケカ】再シュリンク・リシュリンクの見分け方|詐欺商品の見分け方を解説|ポケモンカード

編集デスク ポケモンカードゲーム攻略ライターの橋本ユアです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、近年急増している「ポケカ詐欺」や「再シュリンク品」の噂を耳にして、不安な気持ちでいっぱいになっていることと思います。「せっかく高いお金を出して買ったボックスが偽物だったらどうしよう」「子供へのプレゼントなのに、詐欺商品だったら悲しすぎる」……そんな悩みを抱えていませんか?

大切なコレクションや、ワクワクする開封の瞬間を守るためには、私たち自身が正しい知識で武装する必要があります。詐欺の手口は年々巧妙化していますが、正しい見る目を持てばリスクを大幅に減らすことができます。

この記事を読み終える頃には、怪しいボックスを見抜くための知識が身につき、安心してポケモンカードを楽しめるようになっているはずです。

この記事の要約
  1. 再シュリンク品特有の「シュリンクの質感」「繋ぎ目」「空気穴」の違いを理解する
  2. 箱の「耳」や「接着剤」の痕跡から、開封済みかどうかを判断する技術を学ぶ
  3. 製造番号(ロットナンバー)の仕組みと、改ざんされた痕跡の見抜き方を知る
  4. 万が一のリスクを避けるための、安全な購入場所と心構えを身につける

 

それでは解説していきます。

【ポケモンカード】自衛のためのサーチ方法まとめ|重量測定・光透過・手の触感などそれぞれ解説この記事を読んでいる方は、バラパックからレアカードが全く出ず、「もしかしてサーチされているのでは?」という不安や疑念が気になっていると思います。 この記事を読み終える頃には、サーチ品を見抜く眼力が養われ、安心してポケカを楽しめるようになるための疑問が解決しているはずです。...

近年のポケモンカード詐欺の現状と「再シュリンク」とは

近年、ポケモンカードゲーム(ポケカ)の人気は社会現象とも呼べるほどの過熱ぶりを見せています。人気イラストレーターが描いた女性サポートカードや、希少なポケモンが描かれたカードは、一枚で数万円、時には数十万円という高値で取引されることも珍しくありません。

私がポケカを始めた頃は、コンビニに行けば普通にパックが買えましたし、ボックスも定価で手に入るのが当たり前でした。しかし、この「ポケカブーム」に伴い、悲しいことに詐欺行為も横行するようになってしまいました。その中でも特に悪質で、多くのコレクターを苦しめているのが「再シュリンク(リシュリンク)」と呼ばれる詐欺手法です。

再シュリンク(リシュリンク)の定義

再シュリンク、またはリシュリンクとは、一度開封されたポケモンカードのボックス(箱)を、専用の機械や道具を使って再び透明なフィルム(シュリンク)で包み直し、あたかも「新品未開封」であるかのように偽装する行為のことを指します。

通常、ポケモンカードの未開封ボックスは、メーカー工場で製造された際にシュリンクという薄いビニールで密封されます。これは商品が未使用であることを証明する大切な証です。しかし、詐欺師たちはこのシュリンクを一度破り、中身のパックを取り出します。そして、高額なレアカードが入っているパックを抜き取り、代わりに価値の低いパックや、ひどい場合には全く関係のない別のカードを詰め込んで、再びシュリンクをかけ直すのです。

なぜ再シュリンクが行われるのか

理由は単純で、詐欺師たちが「儲かるから」です。例えば、人気セットである『イーブイヒーローズ』や『クレイバースト』などは、未開封ボックスの状態であれば定価の数倍、時には10倍以上のプレミア価格で取引されます。

詐欺師の手口としては、まずボックスを開封し、中のパックを「サーチ」します。サーチとは、重さを量ったり、金属探知機を使ったり、強い光を当てたりして、パックを開けずに中にレアカードが入っているかどうかを判別する行為です。高額カードが入っているパックだけを抜き取り、それをシングルカードとして高値で売却します。そして、残った「ハズレパック」を箱に戻し、再シュリンクして「新品未開封」としてさらに高値で売るのです。つまり、中身のレアカードと、箱代の両方で二重に利益を得ようとする、極めて卑劣な行為なのです。

【徹底解説】再シュリンク品を見分けるためのチェックポイント

ここからは、実際に手元にあるボックスが再シュリンク品かどうかを見分けるための具体的なチェックポイントを解説していきます。詐欺の手口は日々進化しており、「これだけ見れば100%安心」と言い切れるものは少なくなってきていますが、複数のポイントを組み合わせることで、怪しい商品を回避できる確率は格段に上がります。

シュリンク(外装フィルム)の状態を確認する

まず最初に確認すべきなのは、やはりシュリンクそのものの状態です。公式の工場で施されるシュリンクと、個人が手作業や簡易的な機械で行う再シュリンクには、どうしても質感や仕上がりに差が出ます。

1. シュリンクの「質感」と「硬さ」

公式のシュリンクは、適度な硬さと張りがあります。指で触った時に、ツルツルとしすぎず、かといってカサカサもしすぎない、独特の質感があります。一方で、再シュリンクに使われるフィルムは、市販の安価な素材が使われることが多く、手触りが違います。

具体的には、再シュリンク品は「ビニールが薄すぎる」「触るとペラペラしている」「逆に厚すぎてゴワゴワしている」といった特徴が見られることがあります。また、指で押した時の弾力感がなく、すぐに破れそうだったり、逆に妙に伸びたりする場合も要注意です。

2. シュリンクの「繋ぎ目(溶着部分)」

これが最も分かりやすいポイントの一つです。公式のシュリンクは、製造ラインによって多少の差異はありますが、基本的には綺麗に処理されています。しかし、再シュリンク品はここの処理が雑なことが多いのです。

  • 繋ぎ目の位置: 正規品の多くは、箱の側面や底面に繋ぎ目が来ますが、再シュリンク品は変な位置に繋ぎ目があったり、繋ぎ目が歪んでいたりします。
  • 溶着の粗さ: 詐欺師が使うヒートガンやシーラーの扱いが下手だと、繋ぎ目がデコボコしていたり、溶けすぎて固まっていたり、逆に接着が甘くて隙間が空いていたりします。特に、箱の角の部分でシュリンクが「尖っている(とんがっている)」状態になっているものは非常に怪しいです。正規品は角も綺麗にフィットしていますが、下手な再シュリンクは角の処理ができず、ビニールが余ってツノのように飛び出してしまうのです。

3. 「空気穴」の有無

以前のポケモンカードのボックス(特に『イーブイヒーローズ』あたりの時期)には、シュリンクに小さな空気抜きの穴が開いているのが一般的でした。これは製造過程でシュリンクを密着させるために必要なもので、正規品には等間隔に小さな穴が見られます。

しかし、再シュリンク品にはこの「空気穴」がない場合が多いです。市販のシュリンクフィルムには元々穴が開いていないため、そのまま包むと密閉されすぎてしまいます。最近の精巧な偽造品では、わざわざ針などで穴を開けているケースもありますが、穴の大きさが不揃いだったり、位置がバラバラだったりする場合は疑ってかかるべきです。

4. 箱への「密着度」

正規品のシュリンクは、箱に対してピシッと綺麗に密着しています。シワやヨレは最小限です。しかし、再シュリンク品は、加熱処理が不十分だったり均一でなかったりするため、全体的に「ヨレヨレ」していたり、大きなシワが寄っていたりします。特に箱の裏面や側面を見て、ビニールがだるだるに余っているようなら、かなり危険な信号です。

箱(ボックス)本体のダメージと痕跡

シュリンクを剥がして中を確認できれば一番ですが、購入前や開封前でも、シュリンク越しに箱の状態を観察することで違和感に気づけることがあります。

1. 箱の「耳」の状態

ポケモンカードのボックスを開ける際、側面の半円状の切り取り線(通称「耳」)から開けるのが一般的です。一度開封されたボックスは、ここの耳が立っていたり、折れ目がついていたり、破れていたりします。

再シュリンク品の中には、ここから開けずに、箱の側面をカッターで綺麗に切って開封し、また糊付けして戻すという手の込んだものもあります。しかし、それでも何度も開け閉めされた箱は、紙のコシがなくなっていたり、耳の周辺が白く毛羽立っていたりします。新品の箱はパリッとしていますが、使い回された箱は全体的に「くたびれた」印象を受けます。

2. 側面の接着剤痕

詐欺師が側面から開封した場合、元に戻すために接着剤や糊を使います。箱の側面(特に製造番号が記載されている面やその反対側)をよく見てください。

  • 不自然なテカリがある
  • 接着剤がはみ出している
  • 紙が剥がれたような跡がある
  • 本来接着されていない部分がくっついている

これらは全て、一度開封されて再接着された可能性を示す証拠です。特に、強力なボンドでガチガチに固められている場合は、中のパックを守るためではなく、開封した痕跡を隠すための工作である可能性が高いです。

製造番号(ロットナンバー)の整合性と改ざん

ポケモンカードのボックスと、中に入っているパックには、それぞれ「製造番号(ロットナンバー)」が印字されています。これは、いつ、どの工場のどのラインで製造されたかを管理するための番号です。この番号が、詐欺を見抜くための重要な手がかりになります。

1. ロットナンバーの読み方

通常、ロットナンバーは英数字の羅列で構成されています。例えば「23013401」のような番号です。この番号には意味があります。 (※あくまで一般的な解読法の一例であり、時期や工場により異なる場合があります)

  • 最初の2桁(例:23): 西暦の下2桁を表します。「23」なら2023年製造という意味です。
  • 次の3桁(例:013): その年の1月1日からの通算日数を表します。「013」なら、1月13日に製造されたということです。
  • 次の2桁(例:40): 工場のライン番号やロット番号を表します。
  • 最後の数字: 管理用番号など、あまり重要でない場合が多いです。

この法則を知っていると、「2023年発売のパックなのに、ロット番号が21から始まっている(2021年製造)」といった矛盾に気づける場合があります。

2. ボックスとパックの番号一致

原則として、同じボックスに入っているパックは、同じタイミングで製造されているため、ボックスに印字された番号と、中のパック裏面に印字された番号は一致します。 もし、ボックスの番号とパックの番号が全く違っていたり、パックごとに番号がバラバラだったりする場合は、複数のボックスからハズレパックを寄せ集めて詰め直した「寄せ集めボックス」である可能性が極めて高いです。

ただし、最近の詐欺師はこのことも知っているため、ロット番号を揃えようとします。しかし、完全に揃えるのは難しいため、次のような工作を行うことがあります。

3. ロットナンバーの「消去」と「改ざん」

ここが最も悪質なポイントです。詐欺師は、ロット番号の不一致を隠すために、ボックスやパックの番号を消してしまうことがあります。 ロット番号の印字は、アルコールや除光液、あるいは強い摩擦で消えてしまうことがあります。

  • 番号が消えている: ボックスの底面やパック裏面の番号が、不自然に削れていたり、薄くなっていたりする場合。
  • 番号が印字されていない: そもそも番号がない場合(エラー品の可能性もゼロではありませんが、詐欺の可能性が高い)。
  • 番号のフォントやサイズがおかしい: 詐欺師が自分でスタンプを押して番号を偽装する場合、公式のフォントと微妙に違ったり、数字のサイズ(特に全角・半角のような幅の違い)が不揃いだったりします。「2」の形が変だったり、文字間隔が不自然だったりしたら要注意です。

実際に確認された「悪質な中身」の事例

私が独自に調査した情報や、実際に被害に遭われた方の報告、そして今回参照した情報ソースによると、再シュリンク品の中身は想像を絶する状態になっていることがあります。ここでは、その戦慄の事例をいくつか紹介します。

事例1:『クレイバースト』から謎のUR出現と「抜き忘れ」?

ある検証では、再シュリンクが疑われる『クレイバースト』のボックスを開封したところ、シュリンクは明らかに雑で、箱も一度開けられた形跡がありました。 しかし、開封を進めていくと、最高レアリティではないものの、UR(ウルトラレア)のカードが出現しました。

「あれ?詐欺ならレアカードは全部抜かれているはずでは?」と思うかもしれません。しかし、これにはいくつかの可能性が考えられます。 一つは、詐欺師が「SR(スーパーレア)以上」を狙ってサーチをした際、URを見落とした、あるいはSRのみを抜いてURは価値が低いと判断して残した(または単なるミス)というパターン。 もう一つは、別のボックスから抜いた「ハズレパックの山」の中に、たまたまサーチ漏れのパックが混ざっていたパターンです。

このように、「光り物が出たから安心」とは言い切れないのが恐ろしいところです。特に最近は、2枚箱(SR以上が2枚入っている箱)の可能性もあるため、1枚出たからといって、本来入っていたはずのトップレア(例えばナンジャモSARなど)が抜かれていないという証明にはなりません。

事例2:『イーブイヒーローズ』の中に『遊戯王』!?

これが最も衝撃的かつ悪質な事例です。超高額ボックスとして知られる『イーブイヒーローズ』の再シュリンク品を開封したところ、中から出てきたのはポケモンカードですらなく、なんと遊戯王カードのパック(『POWER OF THE ELEMENTS』など)だったという報告があります。

なぜこんなことが起きるのでしょうか? 理由は「コスト削減」です。『イーブイヒーローズ』は絶版状態で非常に高価なため、詐欺師が「中身を詰め替えるためのハズレのイーブイヒーローズのパック」を入手するのにもお金がかかります。 そこで、パックのサイズが似ている、比較的安価で手に入る他社製のカードゲーム(遊戯王など)のパックを詰め込んでしまうのです。重ささえ調整すれば、開けるまでは気づかれません。

しかも、その詰め込まれた遊戯王パックですら、事前にサーチされ、レアカードが抜かれているという徹底ぶりです。「ゴミを入れて高額で売りつける」という、まさに詐欺の極みと言える手口です。

事例3:パックの「切込み」と「上下なし」

中に入っているパック自体にも細工がされていることがあります。 パックの上部にあるギザギザの部分(通称「ピリピリ」)がなく、直線的にカットされていたり、逆に上下の圧着部分が甘くなっていたりすることがあります。 これは、パックを一度開封して中身を入れ替え、再度熱で圧着して閉じた痕跡です。 また、箱を振った時に「ガサガサ」と異常に大きな音がする場合、中身のパックが少なかったり、パックの上部が切り取られていて箱の中で暴れていたりする可能性があります。

再シュリンク詐欺に遭わないための購入戦略

ここまで見分け方を解説してきましたが、最近の再シュリンク技術は非常に高く、プロでも見分けがつかない「スーパーコピー」のようなものまで存在すると言われています。 では、私たちはどうすれば安全にポケモンカードを購入できるのでしょうか?

1. 公式ルート・正規販売店で購入する(最も安全)

これが唯一にして絶対の安全策です。

  • ポケモンセンターオンライン: 公式通販です。抽選販売が主ですが、当選すれば100%正規品が届きます。
  • ポケモンセンター実店舗: 目の前でシュリンクを剥がされることが多いですが、中身は間違いなく本物です。
  • 家電量販店・コンビニ・玩具店: ヨドバシカメラ、ビックカメラ、セブンイレブン、ローソンなどの正規取扱店。これらのお店が再シュリンク品を仕入れることはまずありません(返品詐欺にあった商品を誤って再販してしまう事故が極稀にある程度ですが、ほぼゼロに近いです)。

2. 信頼できるカードショップを選ぶ(比較的安全)

大手のカードショップ(晴れる屋、ドラゴンスター、カードラボなど)や、地域で長く営業している評判の良い個人店は、買取の際に厳しい査定基準を設けています。怪しいシュリンクのボックスは買取拒否するか、開封済みとして扱います。 ただし、ショップ側も騙されて買い取ってしまうリスクがゼロではないため、「100%」とは言い切れませんが、信頼度は高いです。

3. フリマアプリ・ネットオークションは「超高リスク」(危険)

メルカリ、ラクマ、ヤフオク、スニーカーダンク(スニダン)などの個人間取引は、詐欺の温床となっています。 「シュリンク付き」「完全未開封」と書かれていても、出品者が嘘をついている可能性があります。また、写真では正規品を載せておいて、発送時に偽物を送るという手口もあります。

フリマアプリで購入する場合の注意点:

  • 評価数と内容: 評価が0の新規アカウントや、悪い評価(特に「詐欺だった」「再シュリンクだった」というコメント)がある出品者からは絶対に買わない。
  • 相場より安すぎる: 相場より明らかに安い商品は、何か裏があると思った方が良いです。
  • 商品説明の罠: 「シュリンクなしでの発送になります」「送料削減のため箱から出して送ります」という記述がある場合、それは「中身をサーチして入れ替えました」と言っているのと同じです。絶対に買ってはいけません。
  • 「ペリペリ(ミシン目)」付き: 最近のボックスには開封用のミシン目がついていますが、これも偽装可能です。「ペリペリ付きだから安心」という考えは捨ててください。

4. Amazon・楽天などのECモールも注意が必要

Amazonや楽天市場でも、公式(Amazon.co.jpなど)が販売・発送するものは安全ですが、「マーケットプレイス(一般の出品者)」が販売している商品は、フリマアプリ同様にリスクがあります。 「Amazonで買ったのに再シュリンク品だった」という報告は後を絶ちません。販売元の情報を必ず確認しましょう。

もし怪しいボックスを買ってしまったら?

運悪く再シュリンク疑惑のあるボックスを手にしてしまった場合、どうすれば良いのでしょうか。

開封動画を撮る

これが最強の自衛手段です。商品が届いた瞬間から、梱包を開け、ボックスの状態を確認し、シュリンクを剥がし、パックを開封して中身を確認するまでを、ノーカットで動画撮影してください。 もし中身が違っていたり(遊戯王が入っていたり)、明らかにサーチ痕があったりした場合、この動画が動かぬ証拠となります。フリマアプリの運営や警察に相談する際に、動画があるのとないのとでは対応が全く違います。

受け取り評価をしない(フリマアプリの場合)

中身を確認して、少しでも怪しいと思ったら、絶対に「受け取り評価」をしてはいけません。評価をしてしまうと取引が完了し、運営が介入できなくなります。 出品者に「商品に不備があるため確認中です」と連絡し、運営にトラブル報告を行いましょう。

消費者センターや警察への相談

悪質な詐欺だと確信が持てる場合は、最寄りの消費生活センター(局番なしの188)や、警察の相談専用電話(#9110)に相談することをお勧めします。一人で悩まず、公的な機関を頼ることも大切です。

まとめ:楽しいポケカライフを守るために

今回は、ポケモンカードの再シュリンク・リシュリンク詐欺の見分け方について徹底的に解説してきました。 長くなってしまいましたが、重要なポイントをおさらいしましょう。

  • シュリンクの違和感: 質感、繋ぎ目の位置、角の処理(とんがり)、空気穴の有無をチェック。
  • 箱のダメージ: 側面の接着痕、耳の折れ、紙の劣化、不自然な白欠けを見る。
  • 製造番号(ロットナンバー): 箱とパックの一致、印字の消去・改ざん、フォントの違和感を確認。
  • 購入場所の選定: 正規ルート以外での購入は常にリスクが伴うことを理解する。
  • 自衛策: 怪しいと思ったら開封動画を撮り、受け取り評価を保留する。

「ポケカ詐欺」という言葉を聞くと、怖くて買えなくなってしまうかもしれません。しかし、敵の手口を知っていれば、恐れる必要はありません。 私自身、1000万円以上ポケカに使ってきましたが、信頼できるお店との付き合いを大切にし、怪しい商品には手を出さないというルールを守ることで、楽しくコレクションを続けています。

ポケモンカードは本来、パックを開ける時のドキドキ感や、好きなポケモンが出た時の喜びを共有するための素晴らしいツールです。一部の心ない人たちのせいで、その楽しさが奪われてしまうのは本当に悲しいことです。 この記事が、皆さんの大切な資産と、何より「ポケカを楽しむ心」を守る一助になれば、これほど嬉しいことはありません。

これからも、皆さんが安心してポケカライフを送れるよう、有益な情報を発信し続けていきます。 リーリエの旦那こと、橋本ユアでした。また次回の記事でお会いしましょう!

【補足】記事内で触れた用語・アイテム解説

記事の理解を深めるために、文中で使用した専門用語やアイテムについて補足説明を加えます。

シュリンク

商品を密封するためにかけられる透明なフィルムのこと。熱を加えると収縮する性質を持つプラスチックフィルムが使われます。正規品は工場で均一に熱処理されるため綺麗ですが、個人が行うとムラができやすいのが特徴です。

サーチ行為

パックを開封せずに、中に入っているカードのレアリティを判別する行為。

  • 重さサーチ: 0.01g単位で測れる精密な秤を使い、レアカード(キラカード)の重さの違いで判別する方法。
  • 金属探知機サーチ: レアカードに使われるホログラム加工(金属成分)に反応する機械を使う方法。
  • 光サーチ: 強力なライトを当てて、パックの中身を透かして見る方法(最近のパックは対策されています)。

2枚箱

1つのボックスから、SR(スーパーレア)以上のカードが2枚出るボックスのこと。基本は1箱にSR以上は1枚確定ですが、稀に2枚入っているラッキーな箱が存在します。詐欺師が「SRを1枚抜いたつもり」でも、実は2枚箱で、もう1枚が残っていたというケース(今回の記事の事例1のようなパターン)があり得ます。

クレイバースト

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』シリーズの拡張パック。大人気キャラクター「ナンジャモ」のカードが収録されており、発売当初から極めて高い人気とプレ値を記録しました。詐欺のターゲットになりやすい筆頭のボックスです。

イーブイヒーローズ

『ポケットモンスター ソード・シールド』シリーズの強化拡張パック。ブイズ(イーブイの進化系)の人気と、スペシャルアート(SA)の美しさから、ポケカ史上屈指の人気を誇る伝説のボックス。現在でも未開封ボックスは数十万円で取引されることがあり、再シュリンク詐欺が最も多い商品の一つと言われています。

ロットナンバー(製造番号)

商品のトレーサビリティ(追跡可能性)を確保するための番号。万が一商品に不具合があった場合、メーカーはこの番号を見て、いつどこのラインで作られたものかを特定し、原因究明や回収などの対応を行います。私たち消費者にとっては、真贋鑑定の重要な手がかりとなります。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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bananamoon
サブカルチャー情報を総合的に発信しています。主にポケモンGOの攻略情報、おすすめゲームソフトの紹介、雑誌・漫画のサブスクリプションの情報を取り扱います。

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