編集デスク ポケモンカードゲーム攻略ライターの橋本ユアです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、1月23日に発売される話題のポケモンカード新弾「ムニキスゼロ」を絶対に手に入れたいけれど、どう動けばいいのか不安に思っていることだと思います。 特に今回は、年始一発目の大型弾ということもあり、過去最大級の争奪戦が予想されます。「絶対に手に入れたい」「転売ヤーからは買いたくない」「定価で、できればシュリンク付きで欲しい」そう願うのは当然のことです。
この記事を読み終える頃には、ヨドバシカメラでの購入競争に勝ち抜くための具体的な立ち回りや、当日のスケジュールの疑問がすべて解決しているはずです。
- 発売日当日のヨドバシカメラにおける具体的な並び順とタイムスケジュール
- 「ゴールドポイントカード・プラス(黒カード)」の必須性と審査・発行の注意点
- 全国主要店舗(秋葉原・梅田・地方店)ごとの詳細な傾向と穴場店舗の選び方
- 1月の極寒の中で長時間待機するための、命を守る完璧な装備と体調管理テクニック
- もし買えなかった場合のリカバリープランと、今後の再販情報の掴み方
それでは解説していきます。
1. 「ムニキスゼロ」発売日!なぜヨドバシカメラが狙い目なのか
1月23日、ついに待望のポケモンカード新弾「ムニキスゼロ」が発売されます。 私たちポケカプレイヤーにとっても、コレクターにとっても、新年最初の大きな山場であり、絶対に負けられない戦いです。
SNSやYouTubeでも連日話題になっていますが、今回の「ムニキスゼロ」は、収録カードの性能やイラストのクオリティが非常に高く、過去数年のセットの中でもトップクラスの注目度を誇っています。 パッケージポケモンの性能はもちろん、今回収録されると噂の女性サポートSR(スーパーレア)や、SAR(スペシャルアートレア)のイラストアドバンテージが高く、初動からプレ値がつくと予想されています。 だからこそ、「絶対にボックスで確保したい!」と意気込んでいる方が多いのです。
そこで今回、私が購入場所として強くおすすめしたいのが**「ヨドバシカメラ」**です。 なぜ、数ある量販店(ビックカメラ、ヤマダ電機、エディオンなど)やカードショップの中でヨドバシカメラを推すのか。 まずはその理由と、ヨドバシカメラならではの大きなメリットについて、私の経験(と散財してきた1000万円の重み!)を踏まえて、より深掘りして解説していきます。
圧倒的な在庫量による安心感:桁違いの入荷数
ヨドバシカメラ最大の魅力は、なんといってもその**「在庫量」**です。 コンビニや小さなカードショップでは、入荷数が数ボックスから数カートン程度ということも珍しくありません。これでは、開店前から並んでも、前の数人で売り切れてしまうという絶望的な状況になりがちです。
しかし、ヨドバシカメラ、特に「マルチメディア」と名のつく大型店舗(秋葉原、梅田、新宿、横浜など)では、数百カートン単位での入荷が見込めます。 過去の例で言えば、超人気弾「クレイバースト」や「151」の時でも、秋葉原店や梅田店では1,000BOX〜2,000BOX以上の在庫を用意していたという情報もあります。 もちろん並ぶ人数も多いですが、分母(在庫)が大きいため、適切な時間に並びさえすれば購入できる確率が非常に高いのです。 「せっかく早起きして始発で行ったのに、入荷数が少なくて目の前で売り切れた」というリスクを最小限に抑えられるのが、ヨドバシを選ぶ最大の理由です。
シュリンク付きで購入できる可能性と最近の傾向
最近のポケカ界隈では、転売対策として「シュリンク(外装ビニール)を剥がして販売する」店舗が一般的になりました。 イオンやイトーヨーカドー、多くのカードショップ、そしてビックカメラの一部店舗では、レジでシュリンクやペリペリ(開封用の帯)を剥かれることがほとんどです。 もちろん、プレイヤーとして剥いて楽しむ分には問題ないのですが、未開封ボックスとしてコレクションしたい場合や、後日友人へのプレゼント用に考えている場合は、シュリンク付きで欲しいですよね。
ヨドバシカメラは店舗やその時の状況によりますが、シュリンク付きのまま販売してくれるケースが過去に最も多い量販店です。 ただし、これには注意が必要です。最近は転売対策がさらに強化されているため、以下のような独自ルールが適用されることもあります。
- 「黒カード(ゴールドポイントカード・プラス)」提示ならシュリンク付き
- 通常のアプリ会員や白カードならシュリンクカット
- 転売ヤーと疑わしい挙動(複数回の並び直し等)が見られた場合はカット
このように、会員ランクによって対応を変えることで、優良顧客を優遇する措置を取っている店舗もあります。 それでも、他の量販店に比べれば、箱のまま綺麗に持ち帰れる可能性が最も高い店舗の一つであることは間違いありません。
ポイント還元でお得に買える:実質価格の安さ
ヨドバシカメラといえば、一律10%のポイント還元です。 ポケモンカードのボックスは約5,400円(税込)ですが、これに10%のポイント(540ポイント)がつきます。 実質4,860円で購入できる計算になります。
これを積み重ねていくとどうなるでしょうか。 例えば、年間で10ボックス購入した場合、54,000円の出費に対し、5,400ポイントが戻ってきます。 この5,400ポイントがあれば、公式のデッキシールド(スリーブ)やデッキケース、あるいは汎用カードをシングル買いする資金にも充てられます。 私たちのように毎回カートン単位を目指して大量に購入する層や、長くポケカを続けるプレイヤーにとって、この10%還元は非常に大きいです。 現金値引きの店を探すよりも、在庫が確実でポイントもつくヨドバシで買うのが、長期的に見て一番賢い選択肢と言えるでしょう。
2. 1月23日決戦!ヨドバシカメラで購入するための必須条件
さて、ここからが本題です。 「よし、じゃあヨドバシに行こう!」と思い立って手ぶらで行っても、実は買えない可能性が高いことをご存知でしょうか? ヨドバシカメラでのポケカ購入は、もはや「会員制クラブ」のような様相を呈しています。
ヨドバシカメラで発売日にポケカを買うためには、ある「資格」が必要になることがほとんどです。 ここを落とすと、何時間並んでも、凍えるような寒さの中で待ったとしても、開店と同時に門前払いされてしまいます。 詳しく見ていきましょう。
「黒いカード」ゴールドポイントカード・プラスの重要性
ヨドバシカメラで人気商品(ポケカやゲーム機本体、限定ガンプラなど)を購入する際、ほぼ間違いなく提示を求められるのが**「ゴールドポイントカード・プラス」です。 通称「黒カード」**と呼ばれています。
ここで注意してほしいのが、以下のカードではダメな場合が非常に多いということです。
- × スマホアプリのポイントカード画面(バーコード)
- × 通常の「白い」ポイントカード(クレジット機能なし)
- × ゴールドポイントカード・プラスの「仮カード」(即日発行の紙のカード)
「黒カード」はクレジット機能付きのポイントカードであり、これを持っていることが「転売ヤーではない、身元のしっかりした優良な顧客である」という一つの証明のように扱われています。 当日、整理券配布の列に並んでいると、店員さんが拡声器で「ゴールドポイントカード・プラスをお持ちの方のみ並んでください!お持ちでない方は購入できません!」とアナウンスすることがあります。この時、カードを持っていない人は列から離脱せざるを得ません。
なぜクレジット機能付きが必要なのか
店舗側としては、転売目的の買い占めを防ぎたいという強い意図があります。 クレジット機能付きカードの発行には審査が必要であり、住所や身元がはっきりしています。 また、一人で複数枚作ることが難しいため、「お一人様1BOX」などの購入制限を厳格に管理しやすいというメリットがあるのです。 過去にはアプリ会員でも購入できた時期がありましたが、現在は人気商品の発売日に関しては、この「黒カード必須」の流れが完全に定着しています。
まだ持っていない場合の対処法と発行手順
もし、あなたがまだこの「黒カード」を持っていないなら、1月23日までに必ず作成しておくことを強くおすすめします。
- Web申し込み: ヨドバシ・ドット・コムから申し込み可能です。通常、申し込みからカードが手元に届くまでには、1週間から2週間程度かかります。発売日が迫っている場合は間に合わないリスクがあります。
- 店頭での即日発行(仮カード): 店舗にある「カード発行カウンター」で申し込むと、その場で「仮カード」が発行されます。
- メリット: その日からポイント還元率アップなどの恩恵を受けられる。
- デメリット: 「仮カード」ではポケカの優先販売に参加できない店舗が多い。また、本カードが届くまでにはやはり時間がかかる。
- 注意点: 発売日当日の朝に作ろうとしても、カウンターが開いていない(通常9:30開店)ため、整理券配布(8:00〜)には間に合いません。必ず**「発売日の前日までに」**作っておく必要があります。
【重要】 もし、今から申し込んでも本カードの到着が間に合わない場合でも、諦めずに「仮カード」を発行しておき、さらに「ヨドバシ・ドット・コム」の会員情報と紐付けておくことをお勧めします。店舗によっては「仮カード+身分証明書」や「アプリ画面+購入履歴」などで温情対応してくれるケースが稀にあります(あくまで稀です)。 しかし、基本は「本カード必須」なので、次回以降のためにも早めに作っておきましょう。
提携駐車場の確認とアクセスの確保
大量に購入する場合や、始発前から動く場合、車で向かう方もいるかもしれません。 しかし、都心のヨドバシカメラの駐車場は非常に混雑しますし、入庫できる時間が決まっています。 また、深夜や早朝の待機列に並ぶ場合、車をどこに停めるかは死活問題です。
公共交通機関(始発)を利用するのが一般的ですが、もし車で行く場合は、店舗提携の駐車場ではなく、少し離れた24時間入出庫可能なコインパーキングを確保しておくのが賢い選択です。 特に秋葉原(UDX駐車場など)や梅田周辺の駐車場は高額になりがちなので、最大料金設定のある駐車場を事前にリサーチしておきましょう。 少し離れた場所に停めて、そこからタクシーや徒歩で店舗に向かう方が、結果的に安く、かつスムーズに行動できることが多いです。
3. 何時から並ぶのが正解?「ムニキスゼロ」待機列のリアル
皆さんが一番知りたいのは、「結局、何時に行けば買えるの?」という点だと思います。 「ムニキスゼロ」の注目度を考えると、生半可な時間では整理券をもらえない可能性があります。 過去の「ナンジャモ」収録弾(クレイバースト)や「ポケモンカード151」などの人気セット発売時のデータを元に、1月23日の推奨されるタイムスケジュールをシミュレーションしてみましょう。
「始発」が基本にして最強の選択
結論から言いますと、**「始発で到着して並ぶ」**が最も確実かつ、推奨されるラインです。
都内の主要店舗(Akiba、新宿、吉祥寺など)では、始発組が到着する午前4時半〜5時頃から列が一気に伸び始めます。 この「始発組」に入ることができれば、在庫数が豊富なヨドバシカメラであれば、ほぼ間違いなく整理券を確保できます。 始発で行くことのメリットは、「買えるかどうか分からない不安」と戦う時間を最小限にできることです。 「この位置なら絶対に買える」という確信を持って待機できるのは、精神衛生上とても良いことです。
午前6時〜7時の壁
始発を逃し、午前6時から7時の間に到着した場合、ここは「ボーダーライン」になります。 人気店舗では、この時間帯ですでに300人〜500人の列ができていることが珍しくありません。 在庫数が多い店舗ならまだ間に合いますが、入荷数が少なめの店舗だと、この時間帯に並んでも「整理券終了」のアナウンスを聞くことになるかもしれません。 特に今回は注目度が高い「ムニキスゼロ」なので、普段よりも出足が早いことが予想されます。 7時着では遅い、という覚悟を持っておいた方が良いでしょう。
午前8時以降は厳しい戦いに
午前8時を過ぎてからの到着は、正直なところかなり厳しい戦いになります。 多くの店舗では9時30分開店ですが、その前に整理券の配布が終了しているケースが大半です。 もし8時以降にしか動けないのであれば、ヨドバシカメラのような激戦区ではなく、駅から離れた穴場の量販店(例えば駅から遠いヤマダ電機や、ショッピングモール内のジョーシンなど)や、開店時間の遅いショップを狙う方が賢明かもしれません。 ヨドバシに来てみて、列の長さに絶望して他の店への移動時間を失うのが一番の失敗パターンです。
徹夜行為(深夜待機)は絶対にNG
「絶対に欲しいから」といって、前日の夜から店舗前に座り込む「徹夜行為」を考える方もいるかもしれません。 しかし、これは絶対にやってはいけません。
ヨドバシカメラ側も、近隣住民への配慮や警察からの指導により、徹夜行為を厳しく禁止しています。 最近の傾向として、深夜から並んでいるグループに対して「ペナルティ」を与える店舗が増えています。 具体的には、以下のような対応が取られることがあります。
- 列の解散: 警察に通報され、強制的に解散させられる。
- 最後尾への移動: 始発組が並んだ後に、列の最後尾に強制的に移動させられる(実質購入不可)。
- 販売拒否: 特定のグループに対して販売をお断りする。
何より、1月の深夜は命に関わる寒さです。 ルールを守って、始発から並ぶのが、自分にとっても周りにとっても一番良い選択です。 「徹夜組が買えて、正直者が馬鹿を見る」という状況をなくすためにも、私たちユーザー側もルールを遵守しましょう。 もし徹夜組を見かけても、直接注意するのはトラブルの元なので避け、店員さんや警備員さんの対応に任せましょう。
整理券配布のタイミングを見極める
例年の傾向を見ると、行列がある程度の人数に達した段階、あるいは開店の1時間〜30分前くらいに「整理券(購入引換券)」が配布されます。 1月23日の「ムニキスゼロ」発売日も、おそらく午前8時00分〜午前9時00分頃に整理券配布が開始されると予想されます。
この整理券配布の流れは以下のようになります。
- 列の圧縮: 店員さんが列を詰めさせ、人数確認を始める。
- カード確認: 先頭から順に「ゴールドポイントカード・プラス」の提示を求められる。ここで持っていない人は弾かれます。
- 整理券配布: カードの確認が取れたら、整理券(リストバンド型や紙の券)が渡される。
- リストバンド型: その場で手首に巻かれる。切ったり外したりすると無効になる。
- 紙の券: 当日限りの有効期限付き。
- 再集合: 整理券を受け取ったら、開店時間までは列を離れても良い場合と、そのまま開店まで待機する場合がある(店舗による)。
この整理券さえ手に入れてしまえば、あとは開店時間内にレジに行くだけで確実に購入できます。 逆に言えば、この整理券配布のタイミングで列にいなければ(トイレなどで抜けてしまっていたら)、アウトです。 単独で並ぶ場合は、列が動くタイミングや店員さんの動きには常に注意を払ってください。
4. おすすめの店舗はどこ?地域別攻略ガイド
「ヨドバシカメラ」と一口に言っても、店舗によって規模や入荷数、並ぶ場所の環境が全く異なります。 ここでは、主要なエリアごとの特徴と、狙い目の店舗、そして地方店舗の傾向についても詳しく解説します。
ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba(秋葉原)
- 在庫数: ★★★★★(国内最大級)
- 競争率: ★★★★★(超激戦区)
- 並び場所: 昭和通り口側の外周、またはつくばエクスプレス側の広場、第2エントランス付近
聖地・秋葉原にある旗艦店です。在庫数は間違いなく日本一レベルですが、集まる人数も桁違いです。 始発で到着しても、すでに数百人が並んでいる光景は圧巻です。 外国人観光客や転売目的の集団も多く、独特の殺伐とした雰囲気があります。 ただし、回転率も良く、レジの台数も多いため、整理券さえ取れればスムーズに購入できます。 「お祭り感」を味わいたいならここですが、絶対に買いたいなら覚悟を持って始発ダッシュが必要です。 【注意点】 待機場所はビルの谷間になり、強烈なビル風が吹き荒れるため、体感温度は氷点下を軽く下回ります。防寒対策は最強装備で臨んでください。過去には寒さで体調を崩して救急車が来たこともあります。
ヨドバシカメラ マルチメディア梅田(大阪)
- 在庫数: ★★★★★
- 競争率: ★★★★★
- 並び場所: 北側の駐車場入り口付近やリンクス梅田側の通路、地下鉄御堂筋線連絡口付近
西日本最大の店舗。こちらも秋葉原同様、在庫量は凄まじいです。 梅田店は敷地が広く、待機列の形成場所が分かりやすいのが特徴ですが、列が長くなりすぎると建物の裏側まで伸びていきます。 関西圏のポケカプレイヤーがこぞって集結するため、6時台には長蛇の列になります。 地下通路など、ある程度風を凌げる場所にならべる場合もありますが、基本は屋外待機と考えた方が良いでしょう。 梅田店はスタッフの誘導が慣れており、整理券配布の手際が良いことでも知られています。地下鉄の始発で到着し、御堂筋線の改札を出てすぐの地下入り口前が第一の待機ポイントになることが多いです。
ヨドバシカメラ 新宿西口本店
- 在庫数: ★★★★☆
- 競争率: ★★★★☆
- 並び場所: ポケカ専門館(旧ゲーム館)の前や、本館周辺の路上、11号館前
新宿には東口と西口がありますが、ポケカの聖地は「西口本店」です。 ポケカ館やホビー館が分かれている構造ですが、発売日の列形成は指定された場所になります。 秋葉原に比べると、外国人観光客などの「なんとなく並ぶ層」が少し少ない傾向があり、純粋なプレイヤーが多い印象です。 意外と穴場になることがあり、始発組であればかなり高い確率で購入できます。 ただし、新宿は駅構造が複雑なので、迷わないように出口を事前に確認しておきましょう(京王線や小田急線の出口から近いですが、地下道で迷うとタイムロスになります)。
ヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺
- 在庫数: ★★★★☆
- 競争率: ★★★☆☆
- 並び場所: 近鉄百貨店跡地の建物周辺
都心から少し離れた吉祥寺店は、個人的におすすめの穴場です。 在庫数は十分にありながら、秋葉原や新宿ほどの殺人的な混雑はありません。 地元住民が中心のため、列の雰囲気も比較的穏やかです。 始発で行けばほぼ確実、6時台でもチャンスがあることが多いです。 ただし、待機列が商店街の通りに面しているため、通行人の邪魔にならないよう配慮が必要です。 また、吉祥寺は周辺におしゃれなカフェや他のカードショップも多いため、購入後の時間潰しや「おかわり(他店での購入)」もしやすい立地です。
地方主要都市の傾向(札幌・仙台・名古屋・京都・博多)
- 札幌・仙台: 寒さが桁違いです。防寒対策が生死を分けます。特に札幌は地下直結部分での待機になる場合もありますが、基本は極寒を想定してください。在庫は潤沢ですが、地域一番店に集中するため競争率は高いです。
- 名古屋松坂屋: 売り場が百貨店の中にあるため、並び場所が指定されています(久屋大通側の入り口など)。東海地方のプレイヤーが集結するため、梅田並みの激戦になることもあります。
- 京都: 京都駅直結でアクセス抜群。観光客も多いですが、地元プレイヤーも熱心です。在庫は多めですが、売り切れのスピードは早いです。京都タワー側の入り口付近に並ぶことが多いです。
- 博多: 九州最大のヨドバシ。在庫は圧倒的ですが、福岡県内だけでなく近隣県からも人が集まるため、競争率は非常に高いです。博多駅筑紫口側の並びになります。音ゲーマーやアーケードゲーマーも多く集まる店舗なので、情報交換が活発です。
狙い目は「郊外型」や「中規模店舗」
都心の超大型店は在庫も多いですがライバルも多いです。 そこで個人的におすすめしたいのが、少し都心から外れた店舗です。
例えば、「ヨドバシカメラ マルチメディア錦糸町」や「ヨドバシカメラ マルチメディア町田」、**「ヨドバシカメラ マルチメディア川崎」**などです。 これらの店舗も十分な在庫を持っていますが、秋葉原や新宿に比べると並びのスタートが少し遅い傾向があります。 また、地域密着型なので、殺伐とした雰囲気が少し薄く、店員さんの対応も丁寧なことが多いです。 自宅からのアクセスが良いなら、あえて旗艦店を避けてこれらの中規模店舗を攻めるのも立派な戦略です。
5. 1月の行列は過酷!これだけは持っていけ
1月23日。この時期の早朝は、氷点下近くまで気温が下がります。 ポケモンカードを買うためとはいえ、体調を崩してしまっては元も子もありません。 また、寒さは思考力を奪い、トイレを近くさせ、列を離脱させる原因になります。 私が過去の並びで「これがあって助かった!」「なくて死ぬかと思った」と感じたアイテムを具体的に紹介します。
防寒具は「やりすぎ」くらいで丁度いい:三層構造の理論
「ちょっと厚着すればいいや」という考えは捨ててください。 動かずにじっとしていると、寒さは足元から容赦なく体力を奪っていきます。 登山に行くような装備をイメージしてください。おすすめは「レイヤリング(重ね着)」です。
- ベースレイヤー(肌着): 汗冷えを防ぎつつ保温する。ユニクロの「ヒートテック(超極暖)」や、モンベルの「ジオライン」がおすすめ。上下ともに着用しましょう。
- ミドルレイヤー(中間着): 空気の層を作って保温する。フリースや薄手のダウンベストなど。
- アウターレイヤー(上着): 風を防ぐ。風を通さない素材のダウンジャケットが必須です。ユニクロの「シームレスダウン」や、ノースフェイスなどのアウトドアブランドのものが望ましいです。
- マフラー・手袋・ニット帽: 「3つの首(首、手首、足首)」を温めるのが基本です。特に耳と首を温めると体感温度が全然違います。スマホ操作対応の手袋があると便利です。
- 足元対策(最重要): コンクリートの冷たさは靴底を貫通してきます。
- 靴下用カイロ(つま先用): これを貼るだけで、快適さが段違いです。
- 中敷き用カイロ: 靴の中に敷くタイプ。
- 厚手の靴下: 登山用やスキー用のものがベスト。
- ムートンブーツやスノーブーツ: スニーカーよりも圧倒的に温かいです。
時間を潰すためのアイテム
並んでいる時間は2時間〜4時間にも及びます。 ただ立っているだけだと、寒さと退屈で精神が削られていきます。
- モバイルバッテリー: 必須中の必須。寒さでバッテリーの減りが異常に早くなります(リチウムイオン電池の特性)。10000mAh以上の大容量のものを用意しましょう。充電ケーブルも忘れずに。
- ワイヤレスイヤホン: 音楽や動画で気を紛らわせます。ノイズキャンセリング機能があれば、周囲の雑音を遮断して自分の世界に入れます。ポッドキャストやオーディオブックを聞くのもおすすめです。
- 折りたたみ椅子: ヨドバシの列は立って待つことが多いですが、列が固定された時や、場所によっては座れることもあります。百均で売っているような小さなもので良いので、あると腰への負担が減ります。地べたに座るとお尻から冷えるので、椅子の効果は絶大です。(※混雑状況や店舗ルールで使用禁止の場合はすぐにしまいましょう)
- 温かい飲み物: 魔法瓶に入れた温かいお茶やコーヒーを持参すると、内側から体を温められます。自販機で買ったものはすぐに冷えてしまうので、魔法瓶がおすすめです。
トイレ対策と水分補給
一人で並ぶ場合、最大の敵は「トイレ」です。 列を離れると、最悪の場合、元の場所に戻れないトラブルになります。 基本的には、並ぶ前に駅やコンビニで済ませておくこと。 そして、利尿作用のあるコーヒー(カフェイン)やお茶の飲み過ぎには注意してください。 もしどうしても行きたくなった場合は、前後の人に「すみません、トイレに行ってすぐ戻ります。この荷物を置いておきます」と声をかけて、お互いに顔を覚えておくコミュニケーションが重要です。 ポケカプレイヤー同士、その辺りは助け合いの精神を持っている方が多いので、勇気を出して声をかけましょう。 戻ってきた時にお礼としてカイロや飴を渡すと、その後も良好な関係で並ぶことができます。
6. 「ムニキスゼロ」注目カードと環境考察
そもそも、なぜ私たちはここまでして「ムニキスゼロ」を手に入れたいのでしょうか。 ここで少し、今回の新弾の魅力について触れておきましょう。 発売日当日のモチベーションを高めるためにも重要です。
環境を変える強力なカードたち
今回の目玉は何と言っても、パッケージポケモンである「ムニキス」のカード化でしょう。 事前情報によれば、これまでのVSTARやexポケモンを一撃で葬り去るような強力なワザを持っていると噂されています。 また、トレーナーズ(サポートカード)にも、過去の強力カードのリメイクと思われる効果のものが収録されており、デッキ構築の幅が大きく広がります。 プレイヤーとしては、環境トップのデッキ(例えばリザードンexやドラパルトexなど)に対するメタカードが含まれているかどうかも注目ポイントです。
コレクション価値の高いSAR(スペシャルアートレア)
最近のポケカ人気の主役であるSAR。 「ムニキスゼロ」にも、人気イラストレーターによる描き下ろしのSARが収録されています。 特に女性サポートSRや、人気ポケモンのSARは、初動価格が数万円を超えることも珍しくありません。 自分で引き当てた時の脳汁が出る感覚は、パック開封の醍醐味です。 今回は「ムニキス」だけでなく、「リーリエ」関連のサプライズがあるのではないかとも噂されており、もしそれが本当なら争奪戦はさらに激化するでしょう。 1BOX買えば、SR以上が1枚確定で封入されています。その1枚が何であるか、そのドキドキ感こそがポケカの醍醐味です。
7. もし買えなかったら?当日のリカバリープラン
万全の準備をしても、予想以上の混雑やトラブルで買えないことはあり得ます。 そんな時に絶望して帰宅するのではなく、すぐに「プランB」に移行できるかが勝負の分かれ目です。 転売ヤーから高額で買う前に、できることはまだあります。
ヨドバシドットコム(オンライン)の再販をチェック
店頭販売と同時に、あるいは少し時間をずらして、ヨドバシカメラの公式通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」で在庫が復活することがあります。 店頭の列に並びながら、スマホでサイトをリロードしてチェックするのも有効な手段です。 特に発売日の午後(13時〜15時頃)などは、キャンセル分などが不定期に放出されることがあります。 「店頭在庫あり」の表示が出れば、Webで注文して店舗受け取りにするという裏技も使える場合があります。
近くのカードショップやコンビニを回る
ヨドバシカメラの整理券配布が終わってしまった時間が、まだ9時前ならチャンスはあります。 10時開店のカードショップや、イトーヨーカドー、イオンなどのおもちゃ売り場へ急行しましょう。 特に、大型家電量販店の近くにはカードショップが密集していることが多いです(秋葉原や日本橋など)。 ヨドバシがダメでも、あきらめずに足を使うことで、当日販売分をゲットできた経験は私にも何度もあります。
コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)も狙い目ですが、最近は「深夜販売禁止」や「常連のみ」という店舗も増えています。 闇雲に回るよりは、あらかじめ「〇〇店は発売日の〇時から販売」という情報をリサーチしておき、ピンポイントで回るのが効率的です。
ポケモンセンターオンラインやAmazonの招待販売
これは当日すぐには手に入りませんが、ポケモンセンターオンラインやAmazonでの「招待リクエスト(抽選)」には必ず応募しておきましょう。 発売日以降に当選通知が来ることも珍しくありません。 「ムニキスゼロ」は人気商品なので、長期間にわたって分納(追加入荷)があるはずです。 焦って高額な転売品に手を出さず、定価で買えるチャンスを待ち構えるのも賢い消費者のあり方です。 また、**「TSUTAYA」や「GEO」**などのアプリ抽選も、発売日以降に再抽選が行われることがあるので、通知をオンにしておくことを忘れないでください。
8. よくある質問(Q&A)
最後に、これまで私が受けた質問の中から、特にヨドバシカメラでの購入に関するものをピックアップして回答します。
Q. 友人の分の黒カードを借りて行ってもいいですか? A. 絶対にNGです。 カードの名義人と本人が一致しているか、厳しくチェックされることがあります。また、クレジットカードの貸し借りはカード会社の規約違反でもあります。必ず自分名義のカードを用意しましょう。
Q. 子供と一緒に並べば2BOX買えますか? A. 店舗によりますが、基本は「黒カードを持っている人数分」です。 お子様が自分の黒カード(家族カード等ではなく本人名義)を持っていれば可能ですが、小学生以下などは作れないため、実質親御さんの分1BOXのみとなることが多いです。ただし、店舗によっては「中学生以下はポイントカードなしでもOK」などの特別ルールがある場合もありますが、期待しない方が無難です。
Q. 整理券をもらった後、列を離れてカフェに行ってもいいですか? A. 基本的にはNGの場合が多いです。整理券配布後も、そのまま列を維持して開店を待つパターンと、一度解散して再集合時間指定があるパターンがあります。勝手に離れると、整理券が無効になる(戻ってきた時には列に入れてもらえない)リスクがあります。店員さんの指示をよく聞いてください。
Q. トイレに行きたいけど一人です。どうすれば? A. 前後の人に声をかけましょう。 これに尽きます。荷物を置いて「すぐ戻ります」と伝えれば、大抵の人は場所を空けておいてくれます。無言で消えると、列詰めされた時に入り直せなくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 1月23日の「ムニキスゼロ」発売日に向けて、心の準備と物理的な準備は整いましたか?
最後に、今回の記事のポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
- 基本は「始発」狙い。 6時〜7時到着がギリギリのラインと心得る。
- 「ゴールドポイントカード・プラス(黒カード)」はパスポート。 絶対に事前に用意しておく。これがなければ戦いのリングにも上がれない。
- 店舗選びは戦略的に。 お祭り感なら秋葉原、確実性なら郊外の中規模店。
- 防寒対策は命を守る。 足元まで完璧に温めて、モバイルバッテリーを忘れない。トイレ対策はコミュニケーションで乗り切る。
ポケモンカードの人気はまだまだ衰えを知りません。 だからこそ、こうして情報を集め、しっかりと準備をした人だけが、欲しいカードを適正価格で手にすることができます。 寒空の下での行列は大変ですが、無事に「ムニキスゼロ」をゲットして開封する瞬間の喜びは、何物にも代えがたいものです。 その1BOXの中に、あなたの運命の1枚が入っているかもしれません。
私も当日は、防寒対策を万全にして、いつものヨドバシカメラに並んでいる予定です。 もし列の中で、分厚いダウンを着てスマホで必死にデッキレシピを考えている女性を見かけたら、それは私かもしれません(笑)。 その時は、心の中で「お互い頑張りましょう」とエールを送ってください。
皆さんが無事に「ムニキスゼロ」をゲットし、素晴らしいカードに出会えることを心から祈っています。 それでは、良いポケカライフを!
筆者情報
橋本ユア フリーランスのトレカ攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いトレカに携わるが、主にポケカ、遊戯王、ワンピ、デュエマを得意とする。特にポケカが好きで、総課金額は1,000万円以上。自称リーリエの旦那。最近は対戦環境の考察だけでなく、コレクション投資の側面からの分析も行っている。好きなポケモンはニンフィア。休日は秋葉原のカードショップを巡回するのが日課。





















