編集デスク ポケモンカードゲーム攻略ライターの橋本ユアです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
最近、私のSNSやブログの問い合わせフォームに、本当に多くの相談が届くようになりました。「ポケカ投資を始めたいけれど、何から手をつければいいですか?」「高騰するカードを定価で手に入れる方法はありませんか?」といった内容です。 この記事を読んでいる方は、加熱するポケモンカード市場の熱狂を目の当たりにし、自分もその波に乗って「メルカリ転売で大儲けしたい」「億り人になりたい」と本気で考えているのではないでしょうか。あるいは、すでに始めているけれど、ライバルが多くて思うように利益が出せずに悩んでいるのかもしれませんね。
正直にお話しすると、今のポケカ市場は「ただ漫然とパックを買って売る」だけでは、大きな利益を上げることは難しくなってきています。しかし、かつて月収で数千万円、あるいは億に近い金額を動かしていた「プロ」たちは、私たちが想像もしないような独自の仕入れルートや、驚くべきテクニックを駆使していたという事実があります。
この記事を読み終える頃には、一般のコレクターには知られていない「プロの仕入れ術」の裏側や、並び屋を使った組織的な動き、さらには問屋や海外ルートとの繋がりといった、転売ビジネスの深淵なる仕組みについての疑問が解決しているはずです。
- 月収5,600万円を叩き出した伝説の転売ヤーの手法を解説
- コンビニや量販店で行われていた「サーチ行為」の具体的な手口
- 並び屋や協力者を動員する組織的な仕入れと管理の難しさ
- メルカリから中国輸出へシフトする「億」を稼ぐための販売ルート
それでは解説していきます。
メルカリ転売で月収5600万円!?伝説の仕入れ術とは
ポケカバブルが生んだ「億」の世界
ポケモンカードゲーム、通称「ポケカ」。 私が愛してやまないこのカードゲームは、今や子供たちの遊び道具という枠を大きく超え、世界的な投機商品としての側面を持つようになりました。 1枚のカードが数万円、数十万円で取引されることは当たり前。中には数百万円、数千万円という、高級車や家が買えるような値段がつくカードも存在します。
そんな中、ある情報筋から驚くべき話を聞きました。 かつてポケカ転売の最前線で活動し、最高で「月収5,600万円」を叩き出したという伝説の人物の存在です。 月収ですよ?年収ではありません。 一般的なサラリーマンの生涯年収に近い金額を、たった1ヶ月で稼ぎ出す。そんなことが本当に可能なのでしょうか?
彼の手法を紐解いていくと、そこには単なる「運」や「資金力」だけではない、極めて泥臭く、そしてある意味で職人芸とも言える「徹底した攻略」がありました。 もちろん、これから紹介する手法の中には、メーカーや店舗が対策を強化しているものや、モラル的に議論を呼ぶものも含まれています。 しかし、メルカリ転売で「億」を目指すという高い目標を持つのであれば、過去にどのような手法で利益が生み出されていたのか、その「光と闇」を知っておくことは決して無駄ではありません。
師匠「グレイさん」から学んだ人脈形成
その伝説の転売ヤー(ここでは仮に「ガンガン氏」と呼びます)も、最初はたった一人で始めたわけではありませんでした。 彼には「グレイさん」という師匠がいたそうです。 きっかけはカードショップでの出会い。「君、何してるの?」と声をかけられ、持っていたカードを売ったことから関係が始まりました。
ここで重要なのは、単にカードを売って終わりにするのではなく、「この人はこのカードを買ってどうするんだろう?」という疑問を持ち、その先にあるビジネスモデルに興味を持ったことです。 ガンガン氏は、師匠の懐に入り込み、「師匠側」の人間になることを決意しました。
ここから学べるのは、**「孤独な転売には限界がある」**ということです。 億を稼ぐレベルになるには、情報を共有し、時には商品を融通し合えるような強力なコネクションが必要不可欠です。 カードショップの大会、大型イベント(ジャンプフェスタなど)、あるいはSNS。 あらゆる場所に顔を出し、「この人は情報を知っている」「この人は太いパイプを持っている」という人物を見極め、信頼関係を築いていく。 一見遠回りに見えますが、これが「億」への最短ルートなのかもしれません。
利益の源泉は「情報」と「行動量」
彼らが稼いでいた時期、最も重要だったのは「どこにカードがあるか」という情報と、それを回収しに行く「圧倒的な行動量」でした。 例えば、金曜日に新弾が発売されるとします。 彼らは木曜日の夜から動き出します。車を走らせ、入荷しそうなコンビニや深夜営業の店舗を片っ端から回り、発売と同時に商品を確保する。 時には、トラックを追いかけるような執念で、物理的に商品を抑えにかかる。
「眠い」「疲れた」などと言っている暇はありません。 ライバルが寝ている間に動く。誰も行かないような田舎の店舗まで足を伸ばす。 この泥臭いまでの行動力が、月収5,600万円という数字の土台になっています。 楽して稼げる魔法なんてない。あるのは、狂気じみた執念だけなのです。
コンビニや量販店での「サーチ行為」の実態
パックの中身が見える!?「指先」の技術
ここからは、少し踏み込んだ、そして現在は多くの店舗で禁止されている「サーチ行為」について解説します。 これは推奨するわけではありませんが、かつて転売ヤーたちがどのようにして「当たりカード」だけを効率よく引き抜いていたのかを知る上で、避けては通れない話題です。
ガンガン氏が得意としていたのは、パックを開封せずに中身のレアリティを判別する技術でした。 驚くべきことに、彼はパックの上から指で触れるだけで、中にSR(スーパーレア)以上のカードが入っているかどうかを識別できたといいます。
具体的な手順はこうです。 まず、パックの中のカードを全て下にずらします。 そして、後ろから2番目のカード(※当時のポケカは後ろから2番目にレアカードが封入されている仕様でした)だけを、器用に上にずらすのです。 この「特定のカードだけをずらす」技術だけでも、習得には相当な修練が必要だそうです。 そして、ずらしたカードの表面をパック越しに指でなぞる。 ポケカのSR以上のカードには、特有のレリーフ加工(凹凸)があります。 このわずかな「ザラつき」を指先で感じ取ることで、当たりかどうかを判別していたのです。
この技術があれば、コンビニに置いてあるバラ売りのパックの中から、高額カードが入っているパックだけを購入し、残りの「ハズレパック」を棚に戻すことができます。 結果、彼が去った後のコンビニには、ノーマルカードしか出ないパックだけが残されることになります。 これは一般の購入者からすればたまったものではありませんが、利益を追求する転売ヤーにとっては、仕入れ値を極限まで抑え、利益率を最大化する究極の手法だったのです。
暗闇で光る「LEDライト」の秘密
指先の感覚だけでなく、さらに確実性を高めるために使われていたのが「LEDライト」です。 スマホのライトや、専用の高輝度ライトを使用します。
先ほどの手順でカードをずらした後、暗い場所でパックに強力な光を当てます。 通常の紙のカードと、ホログラム加工されたレアカードでは、光の透過率が異なります。 さらに熟練すると、光の透け具合でカードのテキストや名前、イラストのシルエットまで読み取ることができたといいます。
ガンガン氏のエピソードで衝撃的だったのは、この作業を行うために「ニトリでこたつを購入し、店内でこたつの中に潜り込んでサーチを行っていた」という話です。 真っ暗な環境を作るためにそこまでする執念。 もちろん、店員さんに見つかれば即出禁ですし、警察沙汰になる可能性もあります。 しかし、「1秒でも早く中身を知りたい」「確実に利益を出したい」という欲望が、彼らをそこまで駆り立てていたのでしょう。
現代におけるサーチ対策とリスク
現在では、多くの店舗で「サーチ対策」が進んでいます。 例えば、
- レジ裏にパックを置き、店員がランダムに取って渡す
- 購入制限を厳しく設ける(お一人様1パックまで、など)
- 箱のシュリンク(ビニール包装)を剥がして販売する
- ダミーパッケージを使用する
また、メーカー側もカードの封入順を変えたり、パックの素材を変更したりと、対策を講じています。 何より、店内で長時間パックを触ったり、不審な動きをしていれば、すぐに防犯カメラで確認され、通報される時代です。 かつてのように「コンビニで無限にサーチして稼ぐ」という手法は、現在では極めてリスクが高く、効率も悪くなっていると言えるでしょう。 これから転売を始める方が、安易にこの真似をするのは絶対におすすめしません。 「昔はそんな時代があったんだな」という知識として留めておくのが賢明です。
並び屋「軍団」を組織化する鉄の掟
一人では限界がある「購入制限」の壁
どれだけ資金があっても、どれだけ目利きができても、今のポケカには「購入制限」という大きな壁が立ちはだかります。 「お一人様1BOXまで」「10パックまで」 この制限の中で、どうやって何百箱、何千箱という在庫を確保するのか。 そこで登場するのが「並び屋」や「打ち子」と呼ばれる協力者たちです。
億を稼ぐ転売ヤーは、自分一人で動くことはほとんどありません。 SNSや掲示板、あるいは知人のツテを使って、大量のアルバイトを雇います。 彼らに資金を渡し、指定した店舗に並ばせ、商品を購入させる。 いわゆる「人海戦術」です。
例えば、ポケモンセンターでの新弾発売日。 100人の並び屋を雇えば、単純計算で100BOX確保できます。 1BOXあたりの利益が5,000円だとしても、それだけで50万円の利益。 これを複数の店舗、複数の地域で同時に展開することで、桁違いの利益を生み出していくのです。
「ゲンガー一味」と呼ばれた悲劇
しかし、人を雇うということは、人間関係のトラブルリスクを抱え込むことでもあります。 ガンガン氏の失敗談として、非常に興味深い話があります。 彼はある時、ポケモン好きの可愛らしい女性を並び屋として雇いました。 彼女は全身をポケモングッズでコーディネートし、純粋なファンのふりをして列に並んでくれました。 これなら転売ヤーだとバレずに買えるだろう、という作戦です。
しかし、商品の受け渡しの際、ガンガン氏がうっかり店舗の近くで彼女に声をかけ、現金のやり取りをしてしまったのです。 それを店員に目撃されてしまいました。 ガンガン氏はすでにその店で「要注意人物」としてマークされていたため、彼と接触した彼女もまた「仲間」だと認定されてしまったのです。 店員からは「お前もゲンガー(悪役)の一味か!」というような目で見られ、彼女も出禁になってしまったとか。
このように、組織化には「バレるリスク」や「持ち逃げされるリスク」、「ドタキャンされるリスク」が常につきまといます。 ただ人を集めればいいというわけではありません。 徹底したマニュアル作り、受け渡し場所の工夫、そして信頼できるリーダー格の配置。 組織マネジメントの能力がなければ、大規模な仕入れは成立しないのです。
店舗との攻防戦とブラックリスト
プロの転売ヤーと店舗側は、常にいたちごっこの関係にあります。 ガンガン氏のように、顔や特徴を覚えられ、ブラックリスト入りしているケースも少なくありません。 「あいつが来たら売るな」 そんな情報が店員間で共有されています。
だからこそ、彼らは自分の代わりに動いてくれる「手足」を欲するのです。 しかし、その手足となるアルバイトたちも、何度も同じ店に行けば顔を覚えられます。 常に新しい人員を補充し続けなければならない。 この「人材確保のコスト」と「管理コスト」をいかに抑えるかが、利益を最大化する鍵となります。
最近では、外国人留学生などを組織的に動員するケースも目立ちます。 言葉の壁や文化の違いを利用し、淡々と作業をこなす部隊を作り上げる。 そこには、私たちが普段楽しんでいるカードゲームの裏側で、冷徹なビジネスの論理が働いていることを忘れてはいけません。
メルカリ転売から海外輸出への華麗なる転身
「箱買い」こそが王道にして至高
初心者のうちは、パック単位で買って一喜一憂しがちですが、億を目指すなら「箱(BOX)」、さらには「カートン(段ボール単位)」での取引が基本になります。 なぜなら、開封済みのパックやシングルカードは、検品や梱包の手間がかかる割に、利益率が安定しないからです。
一方で、未開封のBOX(シュリンク付き)は、それ自体が資産価値を持ちます。 「中に何が入っているかわからない」という期待値そのものが商品価値になるからです。 特に、絶版になったBOXは、時間が経てば経つほど価値が上がります。 ワインやウイスキーの投資に近い感覚ですね。
ガンガン氏も、最終的には「何百ボックス」という単位で取引をしていたそうです。 こうなると、もう自宅のクローゼットで管理できるレベルではありません。 専用の倉庫を借り、在庫を管理し、相場を見極めて売り抜ける。 完全に「商社」のような動きが必要になってきます。
中国・海外富裕層という太客
メルカリは手軽で利用者が多い素晴らしいプラットフォームですが、億を稼ぐレベルになると、メルカリだけでは捌ききれなくなります。 そこで彼らが目を向けるのが「海外」です。 特に中国やアメリカの富裕層は、日本のポケカに対して異常なほどの熱量を持っています。
例えば、日本で1BOX 5,000円で売られているものが、海外では数倍の値段で取引されることも珍しくありません。 また、特定のキャラクター(リーリエやマリィなどの女性キャラ)のレアカードは、日本の相場を遥かに超える高値で買い取られます。
ガンガン氏も、最終的には業者を通じたり、中国のコネクションを使って海外に流していたと語っています。 「大口」の取引先を見つけること。 これこそが、転売ビジネスのゴールの一つと言えるでしょう。 メルカリでちまちま売るのではなく、コンテナ単位で海外へ。 スケールの違いに圧倒されますが、これが現実です。
メルカリでの販売テクニック:価格設定と写真
とはいえ、まずはメルカリで実績を作りたいという方も多いでしょう。 メルカリで高く売るためのコツをいくつか紹介します。
- 写真は「四隅」を鮮明に 高額カードの場合、購入者が最も気にするのは「白欠け」や「傷」の状態です。表面、裏面の四隅をアップで撮影し、状態に自信があることをアピールしましょう。
- 説明文は誠実に、しかし魅力的に 「パック開封後、即スリーブに入れました」「防湿庫で保管しています」といった文言は必須です。コレクターは保管環境を重視します。
- 相場より「少しだけ」高く設定する 最安値で売る必要はありません。状態が良いこと、梱包が丁寧であることをアピールすれば、相場より高くても売れます。「安心感」を売るのです。
- 「PSA鑑定」を利用する 最近のトレンドとして、鑑定機関(PSAやBGS)に出して「10点(満点)」を取ったカードは、素体の数倍の値段で売れます。手間と時間はかかりますが、利益を最大化するには必須のルートです。
転売の闇:再シュリンクと確率機パック
絶対に手を出してはいけない「再シュリンク」
ここで、絶対にやってはいけない、犯罪になる可能性が高い手法についても触れておきます。 それが「再シュリンク」です。 一度開封してレアカードを抜いた後、専用の機械を使って再びビニール包装(シュリンク)をかけ、新品未開封として販売する詐欺行為です。
ガンガン氏の話によれば、この再シュリンク技術もプロ級になると、見分けがつかないレベルで復元できるそうです。 しかし、これは明確な詐欺です。 メルカリでも厳しく取り締まられており、発覚すればアカウント停止はもちろん、警察に逮捕されるリスクもあります。 「バレなければいい」という甘い考えは捨ててください。 一度でも信用を失えば、この業界で生きていくことはできません。
「激アツパック」の正体
メルカリやオリパショップでよく見かける「SR以上確定パック」や「激アツパック」。 これも、サーチ技術を悪用した商品であるケースが多いです。 ガンガン氏は、自身がこの「パック売り」をメルカリに広めた張本人だと語っています。
中身が分かっているパックを、「確率はわからないけど期待値が高いよ」と偽って、定価の何倍もの値段で売る。 あるいは、絶対に高額カードが入っていない「ハズレパック」を集めて、「運試し」として販売する。 これらも、限りなくグレー、あるいはブラックに近い手法です。 購入者を欺くような商売は、長期的には続きません。
健全な投資家としてのスタンス
私がこの記事で皆さんに伝えたいのは、こうした「闇の手法」を真似してほしいということではありません。 むしろ、市場にはこうしたプレイヤーが存在するということを理解した上で、**「騙されないための知識」**として持っておいてほしいのです。
未開封BOXを買うときは、信頼できる店舗や出品者から買うこと。 怪しい「高確率パック」には手を出さないこと。 そして、自分自身が売る側になったときは、誠実な取引を心がけること。 それが、長く安定して稼ぎ続けるための唯一の道です。
まとめ
今回は、伝説の転売ヤーのエピソードを元に、ポケカ転売の裏側にある仕入れ術について解説してきました。 華やかな利益の裏には、泥臭い努力、緻密な計算、そして時にはリスクを冒す度胸があったことがお分かりいただけたでしょうか。
最後に、改めてポイントを整理します。
- プロは「指先」と「光」でパックの中身を見極めていたが、現在は対策が進み困難である。
- 大量仕入れには「並び屋」などの組織力が必要だが、管理コストとバレるリスクが伴う。
- メルカリだけでなく、海外輸出や業者間取引を目指すことが「億」への近道である。
- 再シュリンクや詐欺まがいの販売は絶対にNG。誠実な取引こそが最大の資産となる。
私、橋本ユアとしては、やはり純粋にポケモンカードを楽しんでもらいたいという気持ちが一番です。 大好きなリーリエのカードが、投機の対象としてだけでなく、そのイラストの美しさやキャラクターの魅力で愛されることを願っています。 (私も「がんばリーリエ」を手に入れた時は、その可愛さに震えました…!一瞬で売却せずに、ネックレスにして身につけたいと思ったガンガン氏の気持ち、少しだけわかります。笑)
これからポケカビジネスに参入する方は、ぜひ「カードへの愛」を忘れずに、健全な市場の発展に貢献できるような活動を目指してくださいね。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
筆者情報
橋本ユア フリーランスのトレカ攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いトレカに携わるが、主にポケカ、遊戯王、ワンピ、デュエマを得意とする。特にポケカが好きで、総課金額は1,000万円以上。自称リーリエの旦那。
補足:ポケカ市場の現状と未来予測(2025年版)
※ここからは、さらに深く知りたい方のために、最新の市場動向を踏まえた補足情報をお届けします。
定価割れと高騰の二極化
最近のポケカ市場は、以前のような「何でも買えば儲かる」というボーナスステージは終了しました。 メーカーの増産体制が整い、新弾でも定価割れ(BOX価格が定価を下回る現象)が起きるようになっています。 しかし、一方で「SAR(スペシャルアートレア)」などの特定のイラストアド(イラストの人気が高いカード)が高いカードや、過去の絶版カードは、依然として高値を維持、あるいは上昇し続けています。
つまり、これからの仕入れには**「目利き」**がより一層重要になるということです。 「とりあえず新弾を確保する」のではなく、「どのカードが将来的に跳ねるか」を予測する相場観が求められます。 例えば、ゲーム本編での人気キャラ、アニメでの活躍、イラストレーターの人気度など、あらゆる情報を総合して判断する必要があります。
PSA鑑定品の飽和と選別
一時期、PSA10であれば何でも高値がつきましたが、現在はPSA鑑定品の流通量が増えすぎたため、一部のカードでは暴落が起きています。 「PSA10だから安心」ではなく、「PSA10の中でも、本当に需要があるカードはどれか」を見極めるフェーズに入っています。 特に、大量に発行されたカードのPSA10は、供給過多で値崩れしやすいです。 逆に、配布枚数が限られているプロモカードや、初期のカードの美品は、今後も価値が落ちにくいでしょう。
プレイヤー需要とコレクター需要の乖離
転売で稼ぐためには、この2つの需要の違いを理解することが不可欠です。
- プレイヤー需要: デッキに採用される強力なカード。大会シーズンや新環境のメタゲームによって価格が乱高下する。売り時が短い。
- コレクター需要: 可愛い女の子キャラ、かっこいいポケモン、希少性の高いレアリティ。長期的に価値が維持されやすい。
億稼ぐようなプロたちは、この両方を扱いますが、大きく資産を増やすのはやはり「コレクター需要」のカードです。 プレイヤー需要のカードは、回転率重視で薄利多売。 コレクター需要のカードは、じっくり寝かせて高値で売る。 このポートフォリオのバランス感覚を養うことが、成功への第一歩です。
最後に一言
「億を稼ぐ」というのは、並大抵のことではありません。 しかし、ポケモンカードという巨大な市場には、まだそれだけのポテンシャルが眠っていることも事実です。 リスクを正しく理解し、常に最新の情報を学び続ける姿勢があれば、あなたもこの激動の波に乗りこなせるかもしれません。 ただし、道を踏み外して「闇の住人」にならないようにだけは、くれぐれも気をつけてくださいね。 あなたのポケカライフが、経済的にも精神的にも豊かになることを応援しています!






















