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ポケモンカードゲーム

【ロケット団の栄光】今後の再販の可能性はある?過去シリーズの実績から徹底考察|ポケカ

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編集デスク ポケモンカードゲーム攻略ライターの橋本ユアです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、話題沸騰中の新弾「ロケット団の栄光」がどこにも売っていなくて、焦りや不安、そして少しの怒りすら感じていることだと思います。「サカキ様やミュウツーのSARがどうしても欲しい」「デッキを組みたいのに、肝心のパーツが市場から枯渇している」……そんな切実な悩みをお持ちではありませんか?

心配ご無用です。この記事を読み終える頃には、再販のタイミングや入手のための具体的な行動指針が明確になり、ロケット団の栄光を手に入れるための疑問が解決しているはずです。私がこれまで1,000万円以上をポケカに投じて得た経験とデータを総動員して、あなたの「買えない」を「買えた!」に変えるお手伝いをします。

この記事の要約
  1. 人気沸騰の理由は「初代・金銀世代」への強烈なリスペクトと、環境を変える「ロケット団」カテゴリの実装にある
  2. 過去の「151」や「クレイバースト」の傾向から見て、今後「受注生産」や「大規模再販」が行われる可能性は極めて高い
  3. コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)や家電量販店ごとの細かい入荷癖・時間を把握すれば、定価購入の確率は格段に上がる
  4. フリマアプリでの購入は最終手段。「再シュリンク」や「サーチ」のリスク管理と、真贋鑑定の知識が必須である

 

それでは解説していきます。

【ポケモンカード】自衛のためのサーチ方法まとめ|重量測定・光透過・手の触感などそれぞれ解説この記事を読んでいる方は、バラパックからレアカードが全く出ず、「もしかしてサーチされているのでは?」という不安や疑念が気になっていると思います。 この記事を読み終える頃には、サーチ品を見抜く眼力が養われ、安心してポケカを楽しめるようになるための疑問が解決しているはずです。...

ロケット団の栄光が売っていない理由とは

2025年4月18日に発売された拡張パック「ロケット団の栄光」。 発売前からSNS上では「神弾確定」「絶対箱買いする」と騒がれていましたが、いざ蓋を開けてみれば、予想を遥かに超える凄まじい争奪戦となりましたね。 早朝から量販店に並んだのに整理券が貰えなかったり、抽選販売にことごとく外れてしまったりと、悔しい思いをした方も多いでしょう。 なぜここまで手に入らない状況が続いているのか、その背景をさらに深掘りしていきましょう。

圧倒的な「初代・金銀」世代への訴求力とブランド価値

今回のパックの最大の魅力は、なんといっても「ロケット団」というコンテンツそのものが持つ、圧倒的なブランド力と歴史の重みにあります。 ポケモンカードゲームの長い歴史を振り返ると、過去にも「ロケット団の逆襲(2004年)」や「ポケモンカード★web」、古くは旧裏面の「ロケット団」など、悪の組織にフォーカスした商品は例外なく爆発的な人気を博してきました。

特に今回は、初代『ポケットモンスター 赤・緑』や『金・銀』をプレイして育った、現在30代〜40代のファンの心を鷲掴みにしています。この世代は現在、経済力を持っており、趣味に投資できる層でもあります。 私自身もそうなのですが、サカキ様が率いるロケット団には、単なる「正義に倒される悪役」を超えた、独特の「美学」や「カリスマ性」、そして「組織としての結束」があるんですよね。

AR(アートレア)で描かれている、サカキの足元で寛ぐニャースのイラストや、したっぱたちが健気に活動する様子など、往年のファンなら涙なしには見られない演出がカード全体に施されています。 「昔、ゲームボーイで遊んでいた頃のワクワク感が蘇る」「あの頃の自分に戻れる」といったノスタルジー(懐古感情)が、普段は現行の対戦をしないコレクター層や復帰勢までをも巻き込み、需要が供給を数倍、数十倍にまで押し上げてしまったのです。

環境を一変させる強力なカードスペックとデッキ需要

コレクター需要だけでなく、現役プレイヤー(ガチ勢)からの需要も凄まじいのが今回の大きな特徴です。 新しく登場した「ロケット団のポケモン」というカテゴリ。これが現環境(メタゲーム)に大きな地殻変動を起こしています。

例えば、サポートカードの「ロケット団のアテナ」。 通常の手札補充に加え、「自分の場のポケモン全員がロケット団のポケモンなら、手札が8枚になるように引く」という破格の性能を持っています。 これまでのドローソースといえば「博士の研究(7枚ドロー・全トラッシュ)」や「ナンジャモ(手札干渉)」が主流でしたが、リソースを温存しながら大量ドローができるこのカードは、デッキ構築の常識を覆しました。展開力が段違いなのです。

また、「ロケット団のミュウツーex」のHPの高さと技の制圧力も魅力的です。 悪タイプと超タイプの複合的な戦略が取れるため、現在環境トップに君臨している「リザードンex」や「ドラパルトex」に対しても、弱点を突いたり、耐久したりと互角以上に渡り合えるポテンシャルを持っています。 プレイヤーとしては「勝つために絶対に4枚揃えたい」「大会に出るために今すぐ必要」というカードが多すぎるのです。 その結果、プレイヤーたちがシングル買いだけでなく、自引きを目指してBOXを探し回る状況が生まれ、品薄に拍車をかけています。

転売市場における商材としての価値高騰と海外需要

残念ながら、避けて通れないのが「転売(リセール)」の問題です。 今回のトップレアである「ロケット団のミュウツーex SAR」や「サカキ SAR」、そして女性キャラクターである「ムサシ SR」など。 これらの初動価格は、過去の「ナンジャモ SAR」や「エリカの招待 SAR」を彷彿とさせる、あるいはそれ以上の高値を記録しました。

特にサカキのSARは、その渋くて威厳のあるイラストから、日本国内だけでなく海外コレクターからの需要も非常に高いです。 昨今の円安の影響もあり、海外のバイヤーが日本のカードショップやフリマサイトから大量に買い付けていく現象(海外流出)が止まりません。ポケモンカード、特に日本語版のカードは、世界的に見ても「資産」として扱われる側面が強くなっています。

「パックを剥けば爆益が出るかもしれない」「寝かせておけば値上がりする」という投機的な期待値が、普段ポケカに全く興味がない層までをも購入競争に参加させてしまっているのが現状です。 本当に欲しいファンの手に渡らないのは心苦しいことですが、この市場価値の高さこそが、店頭から一瞬で姿を消した直接的な原因と言えるでしょう。

過去シリーズから見る再販スケジュールの徹底予想

「もう定価で買うのは無理なのかな…」と諦めて、プレ値(プレミア価格)での購入を検討していませんか? ちょっと待ってください。私はこれまで1,000万円以上ポケカに費やしてきましたが、その経験則から言えば「ポケカは必ず再販される」と断言できます。 焦って高値で掴んでしまい、その翌週に定価で再販されて後悔する…なんてことにならないよう、過去の人気パックの事例と照らし合わせながら、今後のスケジュールを冷静に予測していきましょう。

クレイバースト・151の事例から学ぶ「受注生産」の可能性

記憶に新しいのが、2023年に発売された「クレイバースト(ナンジャモ収録)」と「ポケモンカード151」の事例です。 これらも発売当初は「ロケット団の栄光」と同じく、異常なほどの過熱ぶりを見せ、どこに行っても買えない状況でした。 しかし、株式会社ポケモンはファンの声に応える形で、異例の対応を取りました。それが「完全受注生産」です。

特に「ポケモンカード151」は、今回と同じく初代ポケモン(カントー地方)にフィーチャーしたパックでした。 需要が供給を上回りすぎたため、公式は「欲しい人全員に行き渡るように」と、ポケモンセンターオンラインで申し込みさえすれば、数ヶ月待てば必ず定価でBOXが届くシステムを導入したのです。

「ロケット団の栄光」も、その性質(初代人気・悪の組織テーマ・社会現象化)からして、151に近い扱いを受ける可能性が極めて高いと私は見ています。 もし公式からのアナウンスがあれば、絶対に逃さないようにしましょう。受注生産は「申し込めば勝ち」ですが、受付期間が限定されている(通常1週間程度)ことが多いので、公式X(旧Twitter)の通知は必須です。

発売後2週間〜1ヶ月が勝負の「一次再販」

受注生産のような大きな動きの前にも、細かい再販の波は必ず訪れます。 過去の傾向(黒炎の支配者、ワイルドフォースなど)を見ると、発売から約10日〜2週間後(今回はゴールデンウィーク前後)に、大手量販店やコンビニでの大規模なリストック(再入荷)が行われることが多いです。

これは、発売日に間に合わなかった問屋の在庫や、生産ラインから上がってきた追加分が市場に流れるタイミングです。 具体的には、4月末から5月上旬にかけて。 この時期は、XなどのSNSで「買えた!」「コンビニに普通に置いてあった」という報告が急増するはずです。 情報をただ待つのではなく、自分から店舗に足を運び、取りに行く姿勢が重要になります。

定期的な「蔵出し」再販パターンと年末商戦

発売から半年以上が経過しても、忘れた頃に再販されるのがポケカの面白いところであり、希望でもあります。 例えば、「VSTARユニバース」や「シャイニートレジャーex」などのハイクラスパックは、年末商戦に合わせて大量に再販されました。

また、決算期である2月や8月、あるいは大型連休(お盆・正月)に合わせて、メーカーや問屋が在庫を放出する「蔵出し再販」が行われることがあります。 「ロケット団の栄光」も、2025年の年末、あるいは2026年の年始の福袋シーズンに向けて、メーカーが在庫を温存、あるいは追加生産する可能性が高いです。 「今すぐ欲しい」という気持ちを少し抑えて、「定価で買えるチャンスをじっくり待つ」という長期的な視点も、ポケカライフを長く楽しむためのコツですよ。

ロケット団の栄光はいつ再販される?具体的な時期と店舗別攻略法

では、より具体的に「どこで」「いつ」狙えばいいのか。 私の足で稼いだ情報と、長年のデータをもとに、店舗ごとの攻略法を詳細に伝授します。 これを知っているかどうかで、パックへの遭遇率は天と地ほどの差が出ます。

ポケモンセンターオンラインのゲリラ販売対策

まず基本となるのが公式通販「ポケモンセンターオンライン(ポケセンオンライン)」です。 ここは予告なく、平日の昼間に在庫が復活することがあります。

  • 狙い目の時間帯: 平日の15時〜17時頃が最も多いです。また、メンテナンス明けのタイミングも要チェック。
  • キャンセル分の放出: 発売日直後の深夜(2時〜4時)や早朝に、決済エラーなどでキャンセルになった分がひっそりと在庫に戻ることがあります。
  • 予約販売の復活: 最近の傾向として、一度売り切れても数日後に「予約販売(お届けは数ヶ月後)」という形でカートが開くパターンも見られます。

攻略のコツ: スマホのブラウザで商品ページを開きっぱなしにしておき、隙間時間にリロードする癖をつけましょう。 また、ログイン状態が切れていると、いざカートに入っても購入手続き中に売り切れてしまうので、定期的にログインし直すことも重要です。

コンビニ各社の入荷・陳列の癖を読み解く

身近なコンビニエンスストアですが、チェーンによって、また店舗のオーナーの方針によって入荷時間が大きく異なります。 ここを理解していないと、無駄足を踏むことになります。

セブンイレブン

  • 入荷傾向: ポケカの取り扱い店舗数は最も多い印象です。
  • 時間帯: 深夜の納品ルートに乗って入荷することが多いです。具体的には、夜中の1時〜3時頃にトラックが来て、検品後すぐに並べる店舗と、オーナーの方針で「朝7時から販売」「夕方17時から販売」など時間を決めている店舗に分かれます。
  • 攻略法: フランチャイズ店が多いため、店舗ごとのルールが異なります。オーナーや店長がいる昼間の時間帯に、お菓子などを買ったついでに「入荷予定はありますか?何時頃並びますか?」と丁寧に聞いてみるのが一番です。「あそこのセブンは日曜の夜に入荷するらしい」といったローカル情報は、ネットには出回らない最強の武器になります。

ローソン

  • 入荷傾向: 本部の方針が徹底されており、最もルールが明確です。
  • 時間帯: 基本的に「発売日および再販日の朝7時販売開始」を徹底している店舗が大半です。ですので、深夜に徘徊する必要はありません。
  • 攻略法: 発売日翌週以降の火曜日や金曜日など、タバコや新商品の入荷タイミングに合わせてポケカが入ってくることが多いです。朝の通勤・通学前の「6時50分」くらいに店舗に到着し、レジ前で待機するのが最も確実です。「Loppi」での予約などは最近行われていないため、店頭販売一本狙いです。

ファミリーマート

  • 入荷傾向: 店舗による差が激しく、少し難易度が高いです。
  • 時間帯: 朝10時に入荷・販売開始する店舗が比較的多い印象ですが、深夜に入荷するところもあります。
  • 攻略法: ファミマの特徴として、「レジ裏に置いてあり、聞かないと出してくれない」パターンが非常に多いです。棚になくても諦めず、店員さんに「ポケモンカードのロケット団のやつ、在庫ありませんか?」と、勇気を出して聞いてみましょう。また、常連になって顔を覚えてもらうと、「あ、入ってますよ」と教えてくれる確率が上がります。

ミニストップ・デイリーヤマザキ

  • 入荷傾向: 大手3社に比べて競争率が低い「穴場」です。
  • 攻略法: 特にデイリーヤマザキは、パンやお弁当の納品に合わせてひっそりと入荷していることがあります。店舗数が少ない分、ライバルもチェックしていないことが多いので、見つけたらラッキーです。

家電量販店(ヨドバシ・ビック・Joshin)の週末

ヨドバシカメラやビックカメラなどの大型家電量販店は、大量に入荷しますが、その分ライバルも多いです。

  • ヨドバシカメラ:
    • 特徴: 転売対策として「黒カード(ゴールドポイントカード・プラス/クレジットカード機能付き)」会員限定での販売を行うことが多いです。
    • 攻略法: 週末(金曜夕方〜土日)にゲリラ的にレジで販売されます。Xで「ヨドバシ 再販」と検索し、他店舗での目撃情報が出たら、自分の近くの店舗でも販売が始まる可能性があります。黒カードを持っていないと購入権すらない場合が多いので、本気でポケカをやるなら作っておくことを強く推奨します。
  • Joshin(ジョーシン):
    • 特徴: アプリ会員限定の抽選販売が主ですが、キャンセル分や追加入荷分を店頭販売することもあります。
    • 攻略法: 「キッズランド」が入っている店舗が狙い目。購入時に「ジョーシンのカード」や「アプリの提示」に加え、「購入履歴」が必要になるケースもあり、転売ヤーを排除しようという企業努力が見られます。

しまむら・バースデイ・TSUTAYA・古本市場の穴場

意外と見落としがちなのが、これらのお店です。

  • しまむら・バースデイ:
    • 特徴: レジ横のおもちゃコーナーに、ひっそりとパックが吊るされていることがあります。
    • 攻略法: 「お一人様○パックまで」という制限が緩いこともあり、穴場中の穴場です。広告の品としてチラシに載ることは稀なので、定期巡回ルートに入れる価値があります。
  • TSUTAYA:
    • 特徴: トレカの取り扱いが強い店舗とそうでない店舗の差が激しいです。
    • 攻略法: 最近は抽選販売キャンセル分を店頭に並べることがあります。各店舗がXアカウントを持っていることが多いので、近隣店舗をフォローし、通知をオンにしておくのが鉄則です。「先着販売開始します」というツイートから30分以内に駆けつけられる範囲の店舗は、すべてマークしておきましょう。
  • 古本市場(フルイチ):
    • 特徴: 「ふるいち」アプリ会員限定での抽選販売が多いですが、中古カード取扱店として、パックの入荷頻度も比較的高いです。

再販が待てない!フリマアプリで購入する際のリスクと注意点

「再販まで待てない!」「今すぐデッキを組みたい!」「友達との対戦に間に合わせたい!」 その気持ち、痛いほど分かります。 そうなると選択肢に入るのが、メルカリやラクマ、スニーカーダンク(スニダン)、magiなどのフリマアプリや二次流通サイトですよね。 しかし、ここには定価購入にはない「恐ろしい罠」が無数に潜んでいます。 大切なお金をドブに捨てないために、絶対に知っておくべきリスクと回避術を解説します。

悪夢の「サーチ行為」とは何か

最も警戒すべきは「サーチ済みパック」の存在です。 ポケカのレアカード(R、RR、AR、SARなど)は、ノーマルカードとは異なるホログラム加工やレリーフ加工が施されており、微妙に重さが違ったり、金属探知機に反応したりします。

悪質な出品者は、高精度のデジタルスケール(0.01g単位)を使ってパックの重さを量り、重いパック(=レアが入っている可能性が高いパック)だけを抜き取ります。そして、残った軽いパック(=ハズレパック・ノーマルのみ)を集めて、「未開封パック」として出品するのです。

  • 「未開封パック 30パックセット」: このように書かれていても、箱から出されている時点で99%サーチ済みであると疑ってください。
  • 「バラでコンビニで買い集めました」: この説明文も、嘘であるケースが後を絶ちません。本当に善意で集めた人もいるかもしれませんが、見分ける術はありません。
  • リスク: バラパックを購入して、SARやURが出る確率は、宝くじを当てるよりも低いと考えてください。定価以下で売られているパックは、中身がないゴミ同然の可能性があります。

巧妙化する「再シュリンク」詐欺

「それなら、箱(BOX)ごと買えば安心でしょ?」 実は、そうとも言い切れないのが今の怖いところです。 「再シュリンク」という手口をご存知でしょうか。

一度BOXを開封し、中のレアカードを抜き取る、あるいはパックごとすり替えた後、業務用のシュリンク包装機を使って、まるで新品未開封のようにビニール(シュリンク)をかけ直す詐欺手法です。 以前はシュリンクが緩かったり、つなぎ目が雑だったりと見分けがつきましたが、最近の再シュリンク技術は非常に巧妙で、プロの査定員でも見抜くのが難しいレベルになっています。

特にメルカリなどの個人間取引では、写真だけでこれを見抜くのは不可能です。 相場よりも明らかに安いBOXや、評価数が少ない(あるいは悪い評価がある)出品者からは、絶対に購入してはいけません。

安全に買うためのチェックリスト(鉄の掟)

それでもフリマアプリで買わなければならない時は、以下の基準を絶対に守ってください。

  1. 出品者の評価数を徹底チェック: 取引実績が数百件以上あり、「悪い」評価がない出品者を選びましょう。特にトレカの取引履歴が多い人が望ましいです。「評価0」の新規アカウントは、詐欺のために作られた捨て垢の可能性があります。
  2. 実物の写真を細部まで確認する: 公式画像しか載せていない出品は論外です。手元にある実物の写真、特にシュリンクのつなぎ目、空気穴の有無、BOXの側面・底面の写真を細かくリクエストしましょう。嫌がる出品者は黒です。
  3. 「鑑定付きサービス」を使う: メルカリより手数料はかかりますが、「スニーカーダンク(スニダン)」や「Clove」など、プロの鑑定士が間に入って真贋鑑定(シュリンクが正規かどうかのチェック)を行ってくれるサービスを経由するのが最も安全です。万が一、再シュリンク品だった場合は全額返金される保証がついていることが多いです。私も高額なBOXを買う時は必ずここを通しています。

収録カードの魅力と高騰理由

ここでは、なぜ「ロケット団の栄光」がここまで高騰し、人を惹きつけるのか、主要なカード個別に焦点を当てて解説します。 カードの強さと美しさを知れば、このパックの価値がより深く理解できるはずです。

悪のカリスマ「サカキ」SARの魔力

今回のパックの顔とも言えるのが「サカキ」です。 SAR(スペシャルアートレア)のイラストは、薄暗いロケット団本部の部屋で、重厚な椅子に深く腰掛けたサカキが、静かにこちらを見据えている構図。 その足元にはペルシアン…ではなく、今回のARで描かれたニャースとの対比も感じさせるような、張り詰めた空気が漂っています。

サカキのカードは過去にも登場していますが、今回のSARはイラストの書き込み量、陰影のつけ方、そして何より「悪の組織のボス」としての風格が段違いです。 キャラクター人気に加え、イラストレーターの技術が融合した芸術品。 プレイヤー需要が落ち着いても、コレクション需要で値下がりしにくい筆頭カードです。「男キャラは値上がりしにくい」というポケカのジンクスを打ち破る一枚です。

環境破壊兵器「ロケット団のミュウツーex」

プレイヤー目線で見た時、このカードの存在は脅威そのものです。 技「パージパニック」は、自分の場の「ロケット団」の数に応じてダメージが青天井に伸びていきます。 これまでの青天井系の技はエネルギーをトラッシュするなどのデメリットがありましたが、このミュウツーexは展開するだけで火力を出せる点が凶悪です。

また、悪タイプテラスタルではなく、純粋な超タイプや悪タイプとしての収録(※ここは実際のカードテキストに準拠しますが、ロケット団といえば悪・超のイメージ)など、タイプの相性補完も優秀。 HPも高く、一撃で倒すのが困難なため、対戦環境(ティア1)に食い込む実力を持っています。 「強いカードは高い」。これはTCGの鉄則です。

往年のファン感涙「ロケット団参上!」のリメイク的要素

今回のパックには、かつての「ロケット団参上!」を彷彿とさせるような、サポートカードやグッズが多数収録されています。 例えば「ロケット団のミッション」や「ロケットアジトの跡地」など。 これらのカード効果が、かつての「わるいポケモン」たちの動きを現代版にアップデートしたような挙動を見せるため、古参プレイヤーにとっては回しているだけで楽しいデッキになります。 「懐かしいけど、新しい」。この絶妙なバランス感覚が、今回のパックの評価を底上げしているのです。

よくある質問(FAQ)

ここで、初心者の方からよく寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。

Q. 再販されたら何パック買うべきですか? A. 可能であれば「1BOX(30パック)」単位での購入をおすすめします。BOXで買うと、SR以上のカードが最低1枚封入されていることが保証されるためです(※製造ロットによりますが、基本仕様として)。バラで買う場合は、10パック程度を目安にすると良いでしょう。

Q. 開封せずに寝かせておいた方がいいですか? A. 投資目的であれば未開封BOXのまま保管するのも一つの手ですが、私は「開けて楽しむ」ことを強くおすすめします。カードは遊んでこそ価値がありますし、何よりパックを開ける瞬間のドキドキ感は何物にも代えがたい体験です。ただし、保管する場合は直射日光と湿気を避けた暗所で管理してください。

Q. ロケット団のデッキを作りたいけど、高くて買えません。代用カードはありますか? A. 「ロケット団の栄光」に収録されている主要パーツ以外でも、汎用のトレーナーズ(ネストボール、ボスの指令など)は過去のパックや構築済みデッキ(スターターセット)に収録されています。まずは安価なカードでデッキの骨組みを作り、少しずつ「ロケット団」のカードを買い足していくのが良いでしょう。無理のない範囲で楽しむのが一番です。

まとめ

ここまで「ロケット団の栄光」の再販情報や入手方法、そしてリスク管理について、かなりディープにお話ししてきました。 長くなってしまったので、最後に重要なポイントを整理しましょう。

  • 現状は品薄だが、過去の傾向から「再販」は確実にくる。 諦めて高値で転売品を買う必要はありません。
  • 「受注生産」のアナウンスには常にアンテナを張っておくこと。 公式の情報を逃さないことが勝利への第一歩です。
  • 店舗ごとの入荷の癖(曜日・時間)を把握すれば、定価購入は十分に可能。 自分だけの「マイ・ルート」を開拓しましょう。
  • フリマアプリでの「バラパック」「格安BOX」は詐欺の温床。 どんなに安くても、絶対に手を出さないのが賢明です。
  • どうしても買うなら鑑定付きサービスを利用するか、信頼できるカードショップの店頭販売(オリパ含む)を利用する。 安心をお金で買う意識を持ちましょう。

ポケカは「情報戦」であり、そして何より「根気戦」です。 私も最初は全く買えなくて、悔しい思いをしてプレ値で買ってしまい、その翌週に再販が来て涙目…なんて失敗を何度も繰り返してきました。 でも、正しい知識を持って行動すれば、必ず定価で手に入れるチャンスは巡ってきます。

ロケット団がどんなに失敗しても何度でも立ち上がり、ピカチュウを狙い続けるように(笑)、私たちも諦めずにパックを追い求めましょう! この記事が、あなたが「ロケット団の栄光」を定価で手に入れ、最高の開封体験を味わうための一助となれば幸いです。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。 良きポケカライフを!

筆者情報

橋本ユア フリーランスのトレカ攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いトレカに携わるが、主にポケカ、遊戯王、ワンピ、デュエマを得意とする。 特にポケカが好きで、総課金額は1,000万円以上。 自宅の一室をカード保管庫にしており、湿度管理と防犯対策は美術館並み。 最近の悩みは、増えすぎたストレージボックスで寝る場所が狭くなってきたこと。 自称リーリエの旦那(異論は認めるが譲らない)。

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サブカルチャー情報を総合的に発信しています。主にポケモンGOの攻略情報、おすすめゲームソフトの紹介、雑誌・漫画のサブスクリプションの情報を取り扱います。
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