編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、歴戦ボスの攻略、特に「歴戦の本」を入手するための「書物を極めた男」の攻略や、99999ダメージを出すための火力構成が気になっていると思います。強力な装備を入手してパーティを強化したいけれど、カウンター攻撃や高火力な魔法に苦戦しているのではないでしょうか。
この記事を読み終える頃には、歴戦ボスを安全かつ確実に攻略するためのパーティ編成と、アビリティの疑問が解決しているはずです。
- 歴戦ボス攻略に必須の「ダメージ軽減」と「バフ・デバフ」管理術
- アレクシアで99999ダメージを目指すための装備とアビリティ構成
- 歴戦の本(書物を極めた男)を完封する「フェン」と「ハドネ」の運用法
- 周回効率を劇的に上げるための必殺技回転率アップの秘訣
それでは解説していきます。
オクトラ0 歴戦ボス「書物を極めた男」攻略の重要性と現状
歴戦武器が入手できる高難易度コンテンツの魅力
オクトパストラベラーシリーズ(オクトラ0)において、エンドコンテンツの一つとしてプレイヤーの前に立ちはだかるのが「歴戦のNPC」たちです。彼らはただの街人ではなく、極めて高いステータスと強力な専用アビリティを持ち、生半可なパーティでは瞬殺されるほどの強さを誇ります。
しかし、彼らを倒すことで得られる「歴戦シリーズ」の武器は、ゲーム内でも最高峰の性能を持っています。特に「歴戦の本」は、属性攻撃力(属攻)を大幅に底上げするため、魔法アタッカーにとっては喉から手が出るほど欲しい逸品です。これを手に入れるかどうかが、今後の高難易度コンテンツの攻略難易度を大きく左右すると言っても過言ではありません。
多くのプレイヤーが陥る「カウンター」と「火力不足」の罠
私が多くのプレイヤーから相談を受ける中で最も多いのが、「敵の攻撃に耐えられない」という悩みと、「ダメージが通りにくい」という悩みです。特にシアトポリスにいる「書物を極めた男」は、魔法攻撃主体の強力な敵であり、特定のタイミングから使用してくる「インフェルノブックスロー」などのカウンター技が凶悪です。
適当に攻撃を仕掛けると、全体への強力な火属性魔法で反撃され、あっという間にパーティが壊滅します。また、敵は自身に「属攻アップ」のバフをかけるため、長期戦になればなるほど不利になります。
そこで重要になるのが、**「守りを固めつつ、一撃必殺の火力を叩き込む」**というメリハリのある戦術です。今回は、私の手持ちのデータを元に、実際に安定して攻略が可能な「鉄壁&超火力パーティ」を紹介します。
歴戦ボス討伐におすすめのキャラ5選と役割詳細
ここからは、実際に私が「歴戦の本」を入手し、周回する際に使用している最強の5人のキャラクターを紹介します。それぞれの役割(ロール)が明確に分かれており、誰か一人でも欠けると安定性が損なわれるほど重要なメンバーです。
アレクシア(メイン火力・魔法アタッカー)
役割:敵を粉砕するメインDPS
今回のアタッカーの要となるのが「アレクシア」です。彼女(彼)の最大の特徴は、強力な古代魔法による殲滅力です。
- 最大火力: 条件を整えれば99,999ダメージ(カンスト)を叩き出せるポテンシャルを持ちます。
- 運用方法: 必殺技を中心とした立ち回り。
- 強み: レベル1の必殺技でも、バフ・デバフが整っていれば20,000〜25,000ダメージを安定して出せます。ブレイク中にレベル3を叩き込めば、50,000〜99,999ダメージも現実的です。
アレクシアの火力を引き出すことが、この攻略の最大のキモとなります。装備やアビリティ構成については後述しますが、基本的には彼女のターンに合わせて全てのバフ・デバフを集中させる「王様戦法」を取ります。
ハドネ(バッファー・デバッファー・速度調整役)
役割:戦場の指揮官(盛り上げ役)
ハドネは、パーティ全体の回転率を上げるための最重要サポーターです。
- 必須行動: 「防壁のオーラ」や「盛り上げ上手」といったアビリティを駆使し、味方の必殺技ゲージを加速させます。
- 速度調整: ハドネはパーティ内で**「最も素早さ(速度)が高い」**状態にしておく必要があります。これが非常に重要です。
なぜ速度が重要なのか? 例えば、アレクシアの行動後にハドネが必殺技ゲージを上げても、アレクシアがそのターンに必殺技を撃つことはできません(次のターンになります)。ハドネが一番最初に行動し、ゲージを貯めることで、その直後に動くアレクシアが「溜まった瞬間に必殺技を撃つ」という動きが可能になります。これにより、必殺技の回転率が劇的に向上します。
フェン(タンク・ダメージ軽減役)
役割:パーティの守護神
「書物を極めた男」の強力な魔法攻撃、特にカウンター技である「インフェルノブックスロー」を耐え抜くために必須のキャラクターです。
- キーアビリティ: 「希望の盾」
- 効果: 物理・魔法問わず、敵から受ける全てのダメージを減少させます。
- 重要性: 通常の防御バフだけでは耐えきれない4桁ダメージも、フェンの「希望の盾」があれば大幅にカットできます。前衛・後衛関係なくパーティ全体を守れるため、彼がいるだけで全滅のリスクがほぼゼロになります。
敵がカウンター態勢に入ったら、攻撃の手を止めてでもフェンの盾を展開することが勝利への近道です。
スティア(ヒーラー・全体回復役)
役割:安定の生命線
高火力の全体魔法を連発してくる敵に対して、単体回復では追いつきません。スティアは全体回復のエキスパートとして採用します。
- 運用: 「全体治癒」や「回復魔法の極意」を使用。
- 強み: 一度の行動でパーティ全員のHPを安全圏まで戻す回復量を確保します。
- シナジー: 必殺技ゲージ上昇やHP回復量アップのアクセサリーを持たせることで、いざという時の立て直し力が格段に上がります。
シアシャ(バックダンサー・パッシブ支援)
役割:縁の下の力持ち
シアシャは戦闘に直接参加して殴るというよりは、後衛に控えているだけで効果を発揮する特殊な役割を持ちます。
- キーアビリティ: 「バックダンサー」
- 効果: 後衛にいるだけで、前衛の必殺技ゲージを毎ターン少しずつ上昇させます。
- 運用: 基本的には後衛に配置しっぱなしでOKです。速度調整も不要です。
ハドネの「盛り上げ」と、シアシャの「バックダンサー」を組み合わせることで、本来なら数ターンかかる必殺技のチャージを2ターンに1回という驚異的な頻度で回すことが可能になります。
アビリティ編成と装備構成の徹底解説
キャラクターを選んだだけでは勝てません。適切な「準備」こそが、歴戦ボス攻略の9割を占めます。ここでは、特に重要なアレクシアの火力特化構成と、ハドネの耐久構成について深掘りします。
アレクシア:99999ダメージを目指す「魔王」ビルド
アレクシアの火力を最大化するための構成例です。
ステータス目標
- 属攻:999(カンスト付近を目指す)
- レベル:65〜70以上推奨
推奨装備
| 装備部位 | 装備名 | 理由・効果 |
|---|---|---|
| 武器(本) | 歴戦の本 | 属攻を極限まで上げるための必須装備。これがない場合は「絶対零度の杖」などで代用。 |
| 防具(体) | エレメントヘビーアーマー | 属攻ステータスを底上げするため。 |
| 防具(頭) | エレメントハット | 同上。魔法攻撃力を重視。 |
| アクセ1 | エレメントブースター | 属攻の大幅アップ。 |
| アクセ2 | エレメントブースター | 2個持ちでさらに火力を特化。 |
必須アビリティ&極意
- 古代魔法(火属性など): メインウェポン。レベル1〜3を使い分けます。
- 属性熟練化: パッシブで属性ダメージを底上げします。
- ダメージ限界突破の極意(オルベリク): これが最も重要です。通常は9,999で止まってしまうダメージの上限を突破させます。オルベリクを仲間にしている場合は必ず継承・セットしましょう。
- 必殺上昇量アップの極意: もし枠に余裕があれば採用。レベル2以上の必殺技を撃ちやすくします。
ハドネ:最速で場を整える「先導者」ビルド
ハドネは生き残ることと、誰よりも早く動くことが求められます。
推奨装備
| 装備部位 | 装備名 | 理由・効果 |
|---|---|---|
| アクセサリー | 火のアミュレット | 敵の強力な火属性魔法対策。即死を防ぐために必須級。 |
| アクセサリー | 速度アップ系 | アレクシアより早く動くために速度を盛る。 |
必須アビリティ
- 防壁のオーラ(極意): 味方の防御を上げつつ、必殺ゲージに関与する場合に使用。
- オフェンスダウン: 敵の攻撃力を下げる。生存率に直結。
- ディフェンスダウン: 敵の防御を下げ、アレクシアのダメージを通しやすくする。
実践!歴戦の本「書物を極めた男」完全攻略チャート
それでは、実際の戦闘の流れを解説します。この手順を守れば、事故率は大幅に下がります。基本戦術は「防御(亀)戦法」からの「カウンター魔法」です。
序盤:デバフとゲージ溜めの準備フェーズ
戦闘開始直後は、焦って攻撃してはいけません。まずは場を整えます。
- ハドネの初手:
- 最速で動き、敵に**「オフェンスダウン」**を入れます。これが切れると敵の火力が跳ね上がるので、常に維持することを意識してください。
- 余裕があれば**「ディフェンスダウン」**も入れます。
- フェンの役割:
- **「希望の盾」**を展開。これで序盤の魔法攻撃を軽減します。
- アレクシアと他メンバー:
- ハドネとシアシャの効果で必殺ゲージが溜まるのを待ちつつ、防御や通常攻撃でシールドを削ります(ブレイク狙いの場合)。
中盤:必殺技のループとバフ消し対策
必殺技ゲージが溜まり始めたら攻撃に転じます。
攻撃のサイクル
- ターン開始時: ハドネが「盛り上げ」や「防壁のオーラ」でゲージをプッシュ。
- アレクシアの行動: 必殺技(古代魔法・レベル1)を発動。
- デバフが入っていれば、この時点で約20,000ダメージが出ます。
- これを2ターンに1回程度のペースで回します。
注意点:敵のバフについて 敵は途中で「属性攻撃アップ」のバフを自身にかけます。これは非常に危険です。 しかし、こちらが「オフェンスダウン」をかけ直すことで、このバフを**相殺(打ち消し)**できます。 「ぷよぷよ」の相殺システムのようなイメージです。敵がバフをかけたら、即座にハドネでデバフをかけ直し、強化状態を解除してください。
終盤:カウンター対策とトドメ
敵のHPが減ると、行動パターンが変化し、カウンター技「インフェルノブックスロー」を構えるようになります。ここが一番の全滅ポイントです。
カウンター対策
- 手を出さない: 不用意な攻撃は全てカウンターの餌食になります。
- フェンの盾を維持: 「希望の盾」が効いている間だけ行動するようにします。
- ブレイクを狙う: シールドを削りきり、ブレイク状態(気絶)にすればカウンターは来ません。
- 最大火力で押し切る: ブレイク中にアレクシアの必殺技(レベル3推奨)を叩き込みます。ここで一気に50,000〜90,000ダメージを出してトドメを刺します。
もしHPが危なくなったら スティアの「全体治癒」を使います。一度で回復しきれない場合は、ブーストをかけるか、2ターン連続で回復を行ってください。生存優先です。
攻略のポイントと注意点まとめ
ここまでの攻略情報を整理します。これらを意識するだけで勝率はグッと上がります。
パーティ編成の再確認
- アレクシア(火力): 古代魔法でダメージを稼ぐ。
- ハドネ(支援): 最速行動でデバフ維持&ゲージ加速。火耐性必須。
- フェン(盾): 「希望の盾」で全体攻撃・カウンターを軽減。
- スティア(回復): 全体回復で立て直し。
- シアシャ(後衛): 置物として必殺ゲージを底上げ。
- オルベリク(継承元): 「ダメージ限界突破」の極意を提供。
戦闘中の立ち回り鉄則
- オフェンスダウンは切らさない: 敵の属攻アップを打ち消すために最重要。
- フェンの盾を過信しないが必須: カウンターフェーズでは盾がないと即死級。
- 無理にレベル3必殺を狙わない: レベル1必殺を数回撃つ方が、回転率が良く安定する場合が多い。
- 防御こそ最大の攻撃: 歴戦の本相手には、全員で防御してターンを経過させ、必殺ゲージを待つのも立派な戦術。
ペルソナの関心に合わせた補足:他の歴戦装備について
今回紹介したパーティ編成は、基本的に他の歴戦NPC攻略にも応用が効きます。
- 歴戦の剣・槍・斧など: 物理攻撃主体の敵であれば、フェンの「希望の盾」が同様に輝きます。物理耐性装備に変えるだけで流用可能です。
- 汎用性: ハドネのデバフとシアシャのゲージ加速システムは、どのボス相手でも腐りません。一度このシステムを構築してしまえば、今後の追加コンテンツでも長く使い続けられるでしょう。
特に「ダメージ限界突破」の極意は、早めに人数分確保しておくことを強くおすすめします。これがあるだけで、バトルの爽快感が別次元になります。
まとめ
今回は「オクトパストラベラー0」における歴戦ボス、特に「歴戦の本」を入手するための攻略法とおすすめキャラ5選を紹介しました。
- アレクシアの火力: 古代魔法と限界突破で万単位のダメージを連発する。
- ハドネの速度とデバフ: 最速行動で敵を弱体化させ、味方を加速させる。
- フェンの鉄壁: 「希望の盾」で凶悪なカウンター魔法を無力化する。
- 守りの徹底: オフェンスダウン維持と防御主体で隙を伺う。
この構成と立ち回りを実践すれば、今まで手も足も出なかった歴戦ボスが、単なる「アイテム供給源」に変わるはずです。最初は手順が多く感じるかもしれませんが、慣れれば数分で周回可能になります。
ぜひ、最強の「歴戦装備」を手に入れて、オクトパストラベラーの世界をさらに深く楽しんでください。もしこの記事が参考になったなら、同様の悩みを持つフレンドにも教えてあげてくださいね。それでは、良き旅を!






