編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、中盤のレベル上げやリーフ稼ぎに苦戦しており、効率的な「ブルジョワキャットリン」の狩り方が気になっていると思います。特に、日替わりの討伐依頼や、期間限定のオクトリンを倒してしまった後でも、安定して経験値と資金を稼げる手段を探しているのではないでしょうか。
この記事を読み終える頃には、ブルジョワキャットリンを確実に仕留めるための編成、装備、そして立ち回りの疑問が解決しているはずです。
- アトラスダム平原でのブルジョワキャットリン出現ポイントと周回方法
- 商人と盗賊を組み合わせた経験値とリーフの二重取り戦略
- 逃走される前に確実に仕留めるための速度調整と装備選び
- バルジェロや支援者を活用した上級者向け確殺テクニック
それでは解説していきます。
ブルジョワキャットリンの基本情報と狩るべき理由
オクトパストラベラーシリーズにおいて、冒険者たちの心を掴んで離さない存在、それが「キャットリン」種です。中でも今回ターゲットにする「ブルジョワキャットリン」は、その名の通り、倒した際に得られる恩恵が並外れています。まずは、なぜ今このモンスターを狙うべきなのか、その数値的なメリットと、他の稼ぎ手段との比較から紐解いていきましょう。
圧倒的な経験値とリーフ効率の解説
多くのプレイヤーがこの狩り場に集まる最大の理由は、やはりその報酬の大きさにあります。通常のフィールドエネミーを何十体倒しても得られないような数値が、たった1体の討伐で手に入るのです。
具体的に、ブルジョワキャットリン1体から得られる基本報酬は以下の通りです。
| 項目 | 獲得量(基本値) | ボーナス込み(目安) |
|---|---|---|
| 経験値 (EXP) | 3,500 | 3,850 |
| ジョブポイント (JP) | 1,000 | 1,100 |
| リーフ (Leaf) | 105,000 | 集金・商談でさらに増加 |
この数値がいかに破格か、通常の雑魚敵と比較してみましょう。例えば、同じエリアに出現する一般的な敵から得られる経験値は100〜120程度、JPは30〜40程度です。つまり、ブルジョワキャットリン1体は、雑魚敵30戦分以上の価値があると言えます。
特に注目すべきは「JP(ジョブポイント)」です。キャラクターの育成において、アビリティボードの解放は戦闘力に直結します。中盤以降、強力なパッシブスキルや必殺技を習得するために大量のJPが必要になりますが、通常の戦闘だけでは枯渇しがちです。ここで一気に1000ポイント単位で稼げるのは、育成スピードを劇的に加速させる要因となります。
また、リーフ(お金)に関しても10万越えというのは破格です。本作では、強力な装備を揃えるために鍛冶屋での購入や強化費用が嵩みます。さらに、影響力を上げるためのNPCからのアイテム購入や、支援者の雇用など、リーフの使い道は多岐に渡ります。金策手段としても、この狩りは非常に優秀な部類に入ります。
オクトリン系モンスターとの比較と使い分け
「金策ならオクトリンの方が良いのでは?」という声もよく聞きます。確かに、期間限定イベントなどで出現する「キングオクトリン」などは、リーフ効率において他の追随を許さない最高率を誇ります。しかし、オクトリン系には大きな欠点があります。それは「シンボルエネミーとして出現数が限られている(または日替わり討伐などで回数制限がある)」という点です。
オクトリンを倒しきってしまった後、あるいは次の更新を待つ間の時間、指をくわえて待っているわけにはいきません。その点、ブルジョワキャットリンは「通常エンカウント」で出現する可能性があるため、時間さえかければ無制限に狩り続けることが可能です。
- オクトリン系:瞬間的な金策効率は最強だが、回数制限や出現条件が厳しい。
- ブルジョワキャットリン:経験値とJPのバランスが良く、常設フィールドで周回が可能。
このように、目的と状況に応じて使い分けるのが賢い冒険者のスタイルです。特に、キャラクターのレベル上げ(レベリング)を主目的とするならば、経験値効率に優れるブルジョワキャットリン周回に軍配が上がります。
出現場所:アトラスダム平原へのアクセス
今回、狩りの舞台となるのは「アトラスダム平原」です。ここは王立学院などが存在する知的な都市アトラスダムの周辺地域ですが、出現する敵の危険度レベルは「39」と設定されています。
アクセス方法は以下の通りです。
- ワールドマップから「シアトポリス」へファストトラベル。
- シアトポリスから左(西)へ進み、「西シアトポリス平原」へ出る。
- さらに道なりに進み、エリアチェンジを行うことで「アトラスダム平原」に到着。
このエリアは、メインストーリーの中盤に差し掛かるあたりで訪れる場所ですが、装備さえ整っていれば、もう少し早い段階から挑戦することも可能です。特に「グランポート」などの高レベルエリアで強力な装備を先行入手しているプレイヤーであれば、危険度レベル39という数字に恐れる必要はありません。
このエリアでのエンカウント率は、体感として決して「高い」とは言えません。「ガンガン出現する」というよりは、「粘り強く戦っているとポロッと出る」という感覚に近いです。しかし、1時間も周回していれば複数体の遭遇は期待できますし、30分程度でも運が良ければ数体狩れることもあります。その数体で得られるリターンが莫大であるため、周回する価値が十分にあるのです。
効率的な周回のための準備と装備編成
ブルジョワキャットリンは、「HPは低いが、回避率と防御力が極めて高く、すぐに逃走する」という特徴を持っています。そのため、漫然と攻撃しているだけでは、ダメージが通らず、次のターンには逃げられて終わってしまいます。これを防ぎ、確実なリターンを得るための準備について深掘りしていきます。
必須ジョブ:商人の「会心の槍」と「商談」
この攻略における要となるジョブは「商人」です。なぜ商人が最適解なのか、それには2つの明確な理由があります。
1. 確定クリティカル攻撃「会心の槍」 商人が習得するアビリティ「会心の槍」は、ブルジョワキャットリン狩りにおける最強の武器の一つです。キャットリン種は防御力が高く、通常攻撃ではダメージが1になってしまうことが多いですが、クリティカル攻撃であれば有効なダメージを通すことができます。このアビリティは必ずクリティカルが発生するため、安定してシールドを削り、HPを減らすことが可能です。 主人公を商人に設定するか、トレサなどの強力な商人キャラクターを編成に加えることはほぼ必須条件と言えます。
2. 逃げられても報酬を得る「商談」 これが商人を使う最大のメリットかもしれません。アビリティ「商談」を使用すると、敵からリーフや経験値を交渉して引き出すことができます。特筆すべきは、「商談を行った後に敵に逃げられても、商談で得た分の報酬は手に入る」という点です。 最悪、倒しきれずに逃走されたとしても、商談さえ成功させておけば、手ぶらで帰るという悲劇を回避できます。これは精神衛生上も非常に重要です。
BPパッシブスキルの重要性
戦闘開始直後から最大火力、あるいは最大効率で動くためには、「BP(ブーストポイント)」の管理が不可欠です。
- BPプラスの極意:戦闘開始時のBPを+1する。
- BP回復の極意:ターン経過時のBP回復量を増やす。
これらのパッシブスキル(極意)をセットしておくことで、1ターン目からブーストをかけた「会心の槍」や「集金」、「商談」を放つことができます。特に踊り子のキャラが習得するアビリティボードの奥にある「開始時BP+1」系のスキルは、継承や極意化を通じてアタッカーや商人に装備させておきましょう。これがあるかないかで、1ターンキルができるかどうかの分かれ目になります。
速度調整と装備選びの妙
キャットリン狩りにおいて、攻撃力以上に重要なステータスが「速度」です。相手にターンを回してしまえば、即座に「逃げる」を選択される可能性があります。相手が動く前に、こちらのパーティー全員が行動を完了させるのが理想です。
推奨装備:
- 武器:禁断の槍などの高火力武器。ただし、マイナス補正に注意。
- アクセサリー:獣返しの首輪など、速度ステータスを大幅に上昇させるもの。
特に注意したいのが、装備による速度のマイナス補正です。強力な武器の中には速度が下がるものがありますが、これを相殺し、さらにプラスに持っていくためにアクセサリー枠は速度アップに割くのが鉄則です。 また、パーティー内での行動順序(タイムライン)の調整も重要です。
理想的な行動順序:
- サポート役(商人・盗賊):「商談」や「集金/盗む」を行い、報酬を確定させる。
- アタッカー役(商人など):ブーストした「会心の槍」でトドメを刺す。
このように、トドメを刺すキャラが最後に動くように速度を微調整することで、ドロップ報酬を最大化しつつ確実に撃破するフローが完成します。ステータス画面で各キャラクターの速度数値を1単位で確認し、装備の付け替えで微調整を行ってください。
盗賊テリオンの活用法
パーティーに一枠、盗賊(特にテリオン)を入れることを強く推奨します。彼の役割は「盗む」と「集金」のスペシャリストとしての運用です。
- もっと盗む:パッシブスキルにより、盗む成功時のアイテムやリーフが倍増することがあります。
- 猫の髭:ブルジョワキャットリンに対して「盗む」を行うと、「猫の髭」というレアアイテムを入手できることがあります。
また、テリオンにBP系の極意を持たせておけば、開幕からMAXブーストでの「集金」が可能です。これにより、敵を倒して得られる10万リーフに加え、集金スキルによる数万リーフを追加で巻き上げることができます。合計で15万〜20万リーフ近くを1戦で稼ぎ出すことも夢ではありません。
実践!ブルジョワキャットリン討伐フロー
準備が整ったら、いよいよアトラスダム平原での実践です。ここでは具体的な戦闘の流れと、不測の事態への対処法をシミュレーションします。
エンカウントまでの立ち回り
基本的には平原を走り回り、エンカウントを繰り返します。ここでストレスになるのが通常の雑魚敵との戦闘です。これをいかに短時間で処理するかが、時給(時間あたりの効率)を高める鍵になります。
おすすめは、狩人の「全体攻撃アビリティ」や、学者の「全体魔法」です。特に「神秘の矢」のような全体複数回攻撃を持つキャラクターがいれば、雑魚敵を1ターン、数秒で処理できます。 「たたかう」連打ではなく、全体アビリティで一掃することで、ブルジョワキャットリンが出るまでの試行回数を稼ぎましょう。SPが枯渇する場合は、後衛にSP自動回復持ちを置くか、こまめに宿屋に戻る(近くのシアトポリスなど)ルーティンを組みます。
遭遇時の戦闘コマンド入力手順
画面にあのふくよかな猫の姿、「ブルジョワキャットリン」が現れたら、以下の手順でコマンドを入力します。焦って「たたかう」を押してはいけません。
ターン1:
- 最速キャラクター(テリオンなど)
- アクション:「集金」または「盗む」
- ブースト:MAX(BPパッシブで開幕から使用可能にしておく)
- 目的:まずはリーフとアイテムを確保。これで逃げられても利益は出ます。
- 次鋒キャラクター(商人A/主人公など)
- アクション:「商談」
- ブースト:可能な限り
- 目的:経験値とリーフの上乗せ。ここでさらに保険をかけます。
- 注釈:もし火力が不安で、倒しきれない可能性がある場合は、商談をスキップして攻撃に回る判断も必要です。しかし、装備が整っていれば商談を挟む余裕があります。
- アタッカー(トレサ/商人Bなど)
- アクション:「会心の槍」
- ブースト:MAX
- 目的:メイン火力。シールドを削りつつ、HPを一気に減らします。多段ヒットであればシールドブレイクも狙えます。
- トドメ役
- アクション:高火力アビリティ
- 目的:確実に息の根を止めます。
この連携が決まれば、経験値約3800、JP1100、リーフ10万+集金分という莫大な報酬画面を拝むことができるでしょう。
逃げられた場合の考え方
どんなに準備しても、相手が先制して逃げてしまうことはあります。あるいは、こちらの攻撃が外れることもあるでしょう。 しかし、上記のフローで「商談」や「集金」さえ成功していれば、逃走されたとしても以下の報酬が手元に残ります。
- 経験値:約1,000(商談効果)
- リーフ:約30,000(商談+集金効果)
これだけでも、雑魚敵を数戦するより遥かに美味しい結果です。「倒せなきゃ意味がない」ではなく、「会えた時点で利益確定」というマインドセットで挑むことが、長時間の周回を続けるコツです。
上級編:バルジェロと支援者を活用した確殺戦術
ここまでは基本的な攻略でしたが、さらに効率を高めたい、絶対に逃がしたくないという上級者に向けたテクニックを紹介します。これには特定のキャラクター「バルジェロ」や、特定の支援スキルの習得が必要になります。
「先駆け」と「粘着糸」のコンボ
バルジェロが習得するパッシブスキル、あるいは彼から継承できる能力に「先駆け(さきがけ)」というものがあります。これは、ターンの最初に強制的に割り込んで行動できるという強力なスキルです。 これと、狩人が持つデバフスキル「粘着糸」を組み合わせることで、凶悪なコンボが成立します。
- 「先駆け」発動:通常の速度計算を無視して、こちらのキャラが最初に行動権を得ます。
- 「粘着糸」使用:キャットリンに対して粘着糸を使用します。このスキルの効果は「対象の行動順を最後にする」というものです。
これにより、本来なら素早いキャットリンが、そのターンにおいて強制的に「最後尾」に行動順が回されます。 つまり、パーティー全員がゆっくりと準備し、集金し、商談し、最後に総攻撃を仕掛けるまでの間、キャットリンは指をくわえて待つしかなくなるのです。
このコンボが完成すれば、速度調整のために攻撃力を犠牲にした装備をつける必要もなくなり、火力特化の装備で確実にオーバーキルを狙えるようになります。バルジェロを所持している、あるいはアビリティボードが進んでいるプレイヤーは、ぜひこの戦術を導入してください。
支援者(NPC)の活用
フィールドコマンド「雇う」や「導く」で連れている支援者(NPC)も活用しましょう。特に「敵の速度を下げる」効果や、「槍攻撃(3連撃など)」を行うNPCは有用です。 戦闘開始時に支援者を呼び出し、シールドを削らせたり、デバフをかけたりすることで、メインパーティーのBPを温存しつつ有利な状況を作れます。アトラスダムやグランポートの街には、有能な支援者が多数存在しますので、周回前にスカウトしておくことをお忘れなく。
獲得したリソースの最適な使い道
大量の経験値、JP、リーフを手に入れた後、それをどう使うかが今後の攻略を左右します。ただ貯め込むのではなく、次なる強敵に備えて投資を行いましょう。
JP(ジョブポイント)の投資優先度
ブルジョワキャットリン狩りで溢れるほど手に入るJPですが、使い道には優先順位があります。
- 上限突破(限界突破): レベルキャップを解放するためにJPを使用します。ステータスの底上げに直結するため、主力メンバーは最優先で解放しましょう。
- パッシブスキルの習得: 「獲得経験値アップ」や「物理攻撃力アップ」などの永続効果のあるスキルは、早めに取っておくことでその後の効率が変わります。
- 高威力アビリティの習得: 消費SPは重いが威力の高い技を習得します。ただし、SP管理が難しくなるため、SP自動回復装備などとのセット運用を前提に考えましょう。
リーフを使った装備強化
10万リーフ単位でお金が増えていくと、今まで高嶺の花だった店売り装備も大人買いできるようになります。 まずは、アタッカー全員分の「歴戦シリーズ」や、その時点で最強の武器防具を揃えましょう。防御力が上がれば、高難易度エリアへの探索も安全になり、さらに効率の良い狩り場へとステップアップできます。
また、意外と見落としがちなのが「回復アイテムの大量購入」です。SP回復のプラムなどは、周回効率を維持するために惜しみなく使えるよう、99個買っておいても損はありません。
まとめ
アトラスダム平原におけるブルジョワキャットリン狩りは、中盤から終盤にかけての攻略を劇的に楽にする最良の手段の一つです。 単なる運任せの遭遇戦ではなく、商人や盗賊のスキルを駆使し、速度を計算し尽くした「狩り」を行うことで、その効率は何倍にも跳ね上がります。
- 場所:アトラスダム平原(危険度Lv39)で粘り強くエンカウントを狙う。
- 編成:商人(会心の槍・商談)、盗賊(集金・盗む)を軸にする。
- 装備:速度重視で調整し、相手にターンを渡さない。
- 心構え:逃げられても商談・集金で利益を確保する「負けない戦い」をする。
このメソッドを確立すれば、レベル上げの苦痛は「成長の喜び」へと変わります。貯まったリーフで強力な装備を整え、育て上げたキャラクターで、オルステラの強敵たちをなぎ倒していく快感をぜひ味わってください。 さあ、今すぐ装備を整え、アトラスダム平原へ向かいましょう。富と名声、そして力があなたを待っています。


















