編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、仁王3の高難易度ミッションや周回において、「もっと爽快に敵をなぎ倒したい」「九十九(ツクモ)武器を維持して無双したい」と考えているのではないでしょうか。 特に今作では、ビルドの組み方一つで攻略難易度が劇的に変化するため、最適解を知りたいという声が非常に多いです。
この記事を読み終える頃には、アムリタを爆速で回収し、九十九武器を連発して敵を圧倒する「最速九十九ビルド」の全貌を理解し、自身のキャラクターに実装できているはずです。
- 仕込棍の多段ヒット特性を活かしたアムリタ回収理論
- 「京・稲荷」揃え効果による火力と属性の最大化
- 新選組の加護と豊臣の恩恵によるリスク管理と回復
- 推奨魂代「獄卒鬼」「針山」の厳選と運用方法
それでは解説していきます。
最速九十九ビルドの全体像とコンセプト
本記事で紹介するのは、仕込棍(しこみこん)の手数とアムリタ獲得能力を極限まで高め、九十九武器(ツクモ)の発動回転率を最大化したビルドです。 一般的に「忍者ビルド」や「軽装ビルド」は打たれ弱いという欠点がありますが、このビルドは攻撃すること自体が最大の防御になります。
敵を攻撃するたびに大量のアムリタが発生し、それが九十九ゲージの蓄積と体力回復の両方を担います。 「やられる前にやる」を地で行くスタイルであり、ボス戦ですら開幕から終了まで圧倒的なテンポで進めることが可能です。
仕込棍が選ばれる理由と強み
なぜ数ある武器種の中で「仕込棍」なのか。 その理由は明確です。
- 圧倒的なヒット数:特に上段構えの強攻撃(三角長押し)は、全武器種の中でもトップクラスのヒット数を誇ります。
- アムリタ発生頻度:本作の仕様上、アムリタは攻撃がヒットするたびに発生判定があります。多段ヒットする仕込棍は、一振りで回収できるアムリタ量が他武器の比ではありません。
- 九十九維持性能:アムリタを吸収することで九十九ゲージが維持・回復するため、攻撃し続ける限り強化状態が解けません。
旋棍との違いと優位性
よく比較対象に挙がる「旋棍(せんこん)」も手数は多いですが、以下の点で今回のビルドには仕込棍が適しています。
| 比較項目 | 仕込棍 | 旋棍 |
|---|---|---|
| リーチ | 長い(広範囲をカバー) | 非常に短い |
| アムリタ発生量 | Sランク(三角長押し時) | Aランク |
| 気力削り | 高い | 非常に高い |
| ビルド適合性 | 九十九回転率特化 | 気力切れ追い打ち特化 |
今回は「ツクモ化を最速でする」ことに特化しているため、仕込棍の三角長押しモーションが最適解となります。
装備構成と揃え効果の解説
このビルドの核となるのは、「京」と「稲荷」の組み合わせです。 前作からの流れを汲みつつ、仁王3で調整された新しいオプションをガチガチに詰め込むことで真価を発揮します。
武器:仕込棍のオプション厳選
メイン武器には、以下の特殊効果(OP)を焼き直しや継承ですべて付与することを目指してください。
- 近接攻撃のダメージ反映(心or呪)
- アムリタ獲得で妖力加算
- 強い攻撃でアムリタ獲得
- 属性付与(水がおすすめ)
特に重要なのが「強い攻撃でアムリタ獲得」です。 これを武器だけでなく、防具や小物にも付与し、全身で数値を盛ることで、数値が72以上(%換算ではなく固定値加算の蓄積)になり、一振りでゲージが目に見えて増えるようになります。
防具構成:「京7・稲荷5」の黄金比
防具は軽装ベースで組みます。 「京」の揃え効果を7つ、「稲荷」の揃え効果を5つ発動させる構成です。
- 頭防具:近接攻撃の気力マイナス効果がついたもの推奨。
- 腕防具:攻撃力反映や背後ダメージボーナス。
- 胴・腰・足:アムリタ獲得系OPと、アムリタ吸収で体力回復。
防具の各部位にも「強い攻撃でアムリタ獲得」を継承させることが、このビルドの完成度を左右します。 妥協せずに全身につけることで、三角長押し時の回収効率が劇的に変わります。
小物選び:カニ玉と効果時間延長
必須となる小物は以下の通りです。
- 八尺瓊勾玉(カニ玉):揃え効果の必要装備品数-1の効果。これがないと京7稲荷5は成立しません。
- 矢立て等の小物:有利効果の持続時間延長がついているものがベストです。
特に「有利効果の持続時間延長」は、奪霊符(だつりょうふ)や昂霊符(こうれいふ)の効果時間を伸ばし、戦闘中の掛け直し頻度を下げるために重要です。 また、「アムリタ吸収で体力回復」の数値をここでも稼ぎます。
ステータス振り分けと育成方針
レベルキャップや個人の進行度によりますが、理想的なステータス配分の一例を紹介します。 このビルドは気力管理と術容量が重要になるため、「心」と「知(または呪)」に重きを置きます。
心99:気力こそが攻撃の源
「心」には極振りで99(またはカンスト)まで振ります。 理由は単純で、仕込棍の強攻撃長押し(ラッシュ)を継続するための気力(スタミナ)確保です。 また、気力回復速度も向上するため、残心や流転をミスした際のリカバリーも早くなります。
知90・呪25〜40:術支度と属性ダメージ
次に優先するのが「知(または呪)」です。 陰陽術の容量確保はもちろんですが、後述する「属性ダメージを与えると妖力加算」の効果を底上げするために必要です。 最低でも術容量が確保できる30〜40は振り、残りは火力に直結するステータスへ回します。
剛・武・技の調整
- 剛:装備重量が敏捷さAになるラインまで振ります。軽装なのでそこまで多くは必要ありませんが、目安は20〜52程度。重量比率30%以下(敏捷A)を維持してください。
- 武・技:装備の要求ステータスを満たす最低限でOKです。
必須スキルと武技カスタマイズ
仕込棍のポテンシャルを引き出すための武技設定と、パッシブスキルの取得順について解説します。
上段構え:三角長押しの強化
このビルドの攻撃の9割は「上段構えの強攻撃(三角長押し)」です。 したがって、武技カスタマイズではこのモーションを強化するスキルをセットします。
- 練磨:使い込むほどダメージアップ。
- 神なぎ:気力消費を抑える系。
双竜乱舞(そうりゅうらんぶ)の活用
敵の気力が切れた際や、大きな隙ができた時には奥義級の武技「双竜乱舞」を叩き込みます。 これも多段ヒット技であり、アムリタ回収とダメージソースの両方として優秀です。
忍術スキル「背水」の採用
今回、特におすすめしたいのが忍術ツリーにある「背水」です。 効果:残りの気力が少ないほど、攻撃の気力消費が減少する。
仕込棍でラッシュをかけていると、気力がカツカツになる場面が多々あります。 このスキルがあることで、気力が尽きかけの状態からでも「あと一回」の強攻撃や双竜乱舞をねじ込むことが可能になります。 DPS(秒間ダメージ)を極限まで高めるための隠し味と言えるでしょう。
守護霊と魂代(たましろ)の選び方
最速で九十九化するためには、守護霊と魂代のシナジーが不可欠です。
守護霊:うさぎ(水属性)
メイン守護霊には、水属性の「うさぎ(薄氷蝶などの名称の場合もあり)」を採用します。 理由は以下の通りです。
- 水属性やられ効果:敵の防御力を下げる効果があり、火力アップに直結。
- アムリタゲージ加算量アップ:守護霊自体の補正でゲージが溜まりやすい。
- 敏捷さAでのダメージボーナス:軽装ビルドとの相性が抜群。
魂代1:獄卒鬼(ごくそつき)
仁王3(またはDLCエリア)で登場する「獄卒鬼」の魂代は、このビルドの要です。
- 水ダメージを与えると妖力加算AA:この効果が非常に強力です。
- 頑強さアップ:軽装のデメリットである怯みやすさをカバーします。
入手方法は、2周目の「地獄突き」ミッション等の特定ボスからドロップします。初回確定ドロップを利用して厳選しましょう。
魂代2:針山(はりやま)
もう一つの枠には「針山」を採用します。 こちらは「雷ダメージを与えると妖力加算」などの別属性サポートや、アムリタ獲得系のOPがついているものを選びます。
守護霊と魂代の組み合わせで、「水ダメージで妖力加算」「アムリタ獲得で体力回復」の数値をトリプルAクラスまで引き上げることが目標です。
陰陽術と忍術の運用ルーティン
戦闘前のバフ(強化)と、戦闘中のデバフ(弱体化)の手順を固定化することで、安定した強さを発揮します。
必須の陰陽術
- 奪霊符(だつりょうふ):攻撃ヒット時にアムリタを強制発生させる。最重要。これがないとビルドが機能しません。
- 昂霊符(こうれいふ):アムリタゲージの蓄積量を増やす。開幕の立ち上がりに必須。
- 従水符・従雷符:周囲に属性弾を浮遊させ、接近するだけで属性やられにする。混乱(2属性やられ)を狙うために使います。
- 護身符:被ダメージを無効化する。軽装の事故死を防ぐ命綱です。
戦闘の流れ
- ボス部屋の前で、奪霊符、昂霊符、護身符、従水符を使用。
- 開幕、敵に接近して属性を蓄積させる。
- 上段構えで三角長押し攻撃を開始。
- 数回ヒットした時点で九十九ゲージが満タンになる。
- 即座に九十九発動(妖怪化)。
- 九十九状態での強攻撃連打で敵を粉砕する。
所属武家と加護の選択
最後に、所属する武家(クラン)の選び方です。 このビルドでは、リスクを背負って火力を取るか、安定を取るかの2択になります。
おすすめ1:新選組(火力特化)
「新選組」の加護には以下の効果があります。
- 背後から受けるダメージが増加
- 近接攻撃ダメージが大幅増加(約1.4倍)
一見、デメリットが大きく見えますが、ボスとのタイマン(1対1)においては背後を取られることは稀です。 実質ノーリスクで攻撃力を4割増しにできるため、タイムアタックや周回効率を求めるならこちら一択です。
おすすめ2:豊臣(安定回復)
安定性を求めるなら「豊臣」です。
- アムリタ獲得で体力回復
この効果は、装備についている回復効果と重複します。 奪霊符を使った仕込棍のラッシュ中は、秒間凄まじい回数のアムリタ判定があるため、敵と殴り合いをしても体力が減らない「ゾンビ状態」になれます。 攻略に不安がある場合や、被弾が多い場合はこちらから始めると良いでしょう。
まとめ:爽快感を追求するならこれ一択
今回の「最速九十九ビルド」は、仁王シリーズ特有のハクスラ要素と、爽快なアクションを最高レベルで融合させた構成です。
- 仕込棍の三角長押しでアムリタを大量生産する。
- 奪霊符と昂霊符でゲージ回収効率を最大化する。
- 京・稲荷セットと新選組の加護で火力を底上げする。
- 水属性の守護霊と魂代で妖力と状態異常を管理する。
これらを組み合わせることで、高難易度の敵も「ただのサンドバッグ」と化します。 装備の厳選難易度は少し高いですが、完成した時の全能感は他のビルドでは味わえません。 ぜひ、このビルドを作成して、仁王3の世界を無双してください。
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。




















