編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、仁王3の長き旅路の果て、立ちはだかるラスボスの理不尽とも言える強さに心が折れかけているのではないかと思います。 第4形態まである連戦、多彩な属性攻撃、そして一瞬の隙が命取りになる即死級のコンボ。「ここまで来たのに勝てない」とコントローラーを投げ出したくなる気持ち、痛いほどわかります。私も初見時は絶望しました。
この記事を読み終える頃には、ラスボスの攻撃パターンの謎が解け、具体的な対処法と共に「これなら勝てる」という確信を持って再戦に挑めるようになっているはずです。
- 第4形態まである長期戦を見越したリソース管理
- ヒルコとクニマツの動きが混ざる複合攻撃への対処
- 第3形態以降の属性変化と即死級「光」攻撃の回避
- 焦りを捨てて「後の先」を取る徹底した迎撃戦術
それでは解説していきます。
ラスボス攻略に向けた事前準備と心構え
装備とステータスの見直しポイント
ラスボス戦において、プレイスキル以上に重要となるのが事前の準備です。 これまでのボスとは異なり、ラスボスは単純な火力押しだけでは第4形態までの長期戦を生き残ることが困難です。まずは、現在の装備構成とステータス振りを見直しましょう。
特に意識すべきは「防御力」よりも「属性耐性」と「気力管理」です。 ソース情報にもあるように、今回のボスは「炎」「氷」「風」「光」と多彩な属性を操ります。
推奨ステータス・装備の目安
| 項目 | 推奨内容 | 理由 |
|---|---|---|
| 体力 | 5000以上 | 即死攻撃を耐えるための最低ライン |
| 頑強さ | Aランク | 攻撃を受けても怯まないために必須 |
| 属性耐性 | 水・火・雷 20以上 | 複合属性攻撃のダメージを軽減 |
| 守護霊 | 幻タイプ(防御型) | 緊急時の回避とカウンター性能を重視 |
| 妖怪技 | 一本だたら / 火車 | 気力削りと体力吸収用 |
特に「頑強さ」は重要です。ラスボスの連撃は非常に激しく、ガードの上から気力を削り切られるケースが多発します。重装防具を一部混ぜてでも、頑強さはAを確保してください。
必須アイテムと忍術・陰陽術の選定
長期戦になるため、回復アイテムの枯渇が最大の敗因となります。 仙薬だけでなく、回復リソースを最大化する構成で挑みましょう。
- 変わり身の術(忍術)
- 必須です。第4形態の「光」攻撃などは事故死率が高いため、保険として常に展開しておきましょう。最低でも2枚、できれば3枚セットしてください。
- 結界符(陰陽術)
- 気力回復速度を上げると同時に、常世払いも自動で行います。ラスボスは頻繁に常世を発生させるため、気力管理において劇的な効果を発揮します。
- 護身符(陰陽術)
- 一定量のダメージを無効化します。開幕や形態変化直後の「様子見」の時間帯に使うことで、安全にパターンを観察できます。
- 遅鈍符(陰陽術)
- 効き目は短いですが、ここぞという攻撃チャンスや、回復が必要な緊急時に敵の動きを遅くするために有効です。
メンタル管理:長期戦を制する思考法
「第4形態まである」という事実は、プレイヤーに凄まじいプレッシャーを与えます。 しかし、恐れる必要はありません。形態変化は多いですが、それぞれのHP自体は通常のボスよりも低めに設定されています。
「1回ですべてを削り切ろう」とせず、「4つの異なるボスと連戦するボスラッシュ」だと捉えてください。 第1、第2形態までは、アイテムを温存してノーダメージで突破できるくらいまでパターン化することが、勝利への最短ルートです。
第1形態・第2形態:過去の強敵の影を追う
ヒルコベースの動きと対処法
戦闘開始直後、および第2形態への移行期において、ボスは「ヒルコ」に似た挙動を見せます。 ヒルコタイプの特徴は、変則的な動きとリーチの長さ、そして氷属性の攻撃です。
主な危険攻撃と対策
- 氷柱飛ばし
- 遠距離から複数の氷柱を飛ばしてきます。
- 対策: ガードしても属性ダメージが入るため、横方向へのダッシュまたはステップで回避推奨。
- 回転攻撃
- 予備動作が短く、全周囲への判定があります。
- 対策: 深追いしすぎないことが全てです。2〜3発攻撃を入れたら、すぐにバックステップで距離を取りましょう。
ソース情報にも「ヒルコと隙はほぼ変わんねえな」という発言がある通り、過去に戦ったヒルコの攻略法がそのまま通用します。 焦らず、ヒルコ戦での経験を思い出してください。相手の大振りな攻撃の後にある硬直時間を狙い、着実にダメージを蓄積させましょう。
クニマツの技が混ざる第2形態の脅威
体力をある程度削ると、モーションが変化します。 ここで注意すべきは「クニマツ」の要素が混ざってくる点です。クニマツは敏捷性が高く、トリッキーな動きが特徴でした。
注意すべき複合モーション
- 素早いステップからの突き
- ヒルコの重量感ある動きから一転、クニマツ特有の高速ステップで距離を詰めてきます。
- 対策: 相手が姿を消すようなステップを見せたら、即座にガードを固めてください。反応速度での回避は困難です。
- 空中からの強襲
- 上空へ飛び上がり、落下攻撃を仕掛けてきます。
- 対策: カメラのロックオンを維持し、落下地点から離れるように回避。着地後は大きな隙ができるため、ここが最大の攻撃チャンスです。
「第2形態か。うわあ、ちょっときくいな」と感じるプレイヤーが多いのは、この重量級(ヒルコ)と軽量級(クニマツ)の緩急によるリズム崩しが原因です。 相手の動きをよく見て、「今はどっちのモードか?」を判断しながら立ち回りましょう。
第3形態:属性の激化と熾烈な連撃
炎と氷の複合攻撃を凌ぐ
第3形態に入ると、ボスはさらに攻撃を激化させます。 特筆すべきは「炎」属性の追加です。これまでの氷属性に加え、炎によるスリップダメージや爆発範囲攻撃を行ってきます。
攻略のポイント
- 属性やられを即座に治す
- 炎やられになると体力が徐々に減り、氷やられになると気力回復速度が低下します。どちらも致命的です。
- 「大陰神の酒」を使用するか、ガードしながらのステップで素早く状態異常を解除してください。
- 範囲攻撃の予兆を見逃さない
- 地面が赤く光ったり、冷気が漂ったりしたら範囲攻撃の合図です。
- 攻撃欲を出さず、範囲外へ全力で退避してください。
針攻撃と風飛ばしのメカニズム
ソース情報にある「針技。この針やばいから」という部分、これは第3形態以降の要注意攻撃です。 無数の針のようなエネルギー弾を全方位、あるいはプレイヤーめがけて発射してきます。
- 針攻撃の対処
- ガードで受けると気力を一気に削られ、崩されたところに追撃を受けます。
- 可能な限り、障害物(あれば)を利用するか、タイミングを合わせたローリング回避が必要です。
- もしくは、妖怪技「ぬりかべ」などの無敵時間を利用してやり過ごすのも有効な戦術です。
また、「風飛ばし」によるノックバックからのコンボも強力です。 風属性の攻撃を受けると、ガード不能時間が生まれることがあるため、風を纏う予備動作が見えたら、攻撃の手を止めて距離を取るのが正解です。
第4形態(最終形態):神速の光と理不尽への挑戦
「光」属性攻撃の正体と回避タイミング
いよいよ最終形態、第4形態です。 ここでボスは「光」を纏い、神々しくも恐ろしい姿に変貌します。 「光飲み込め。砕き輝きろ」というセリフと共に放たれる極太のレーザーや広範囲爆発は、当たれば即死級の威力を持っています。
光攻撃の特徴
- 発生の速さ: 予兆から着弾までが非常に高速です。
- ガード貫通: 多くの光攻撃はガードを貫通、あるいはガードしても大幅に体力を削られます。
- 視界妨害: エフェクトが派手で、ボスの次の動作が見えにくくなります。
回避の極意
この形態での回避は「目視してから」では遅い場合があります。 「光り輝きろ」などのセリフや、特有の効果音が聞こえた瞬間に横方向へ回避行動を取り続ける「予測回避」が重要になります。 特にレーザー系の攻撃は直線的な軌道を描くことが多いため、ボスの正面に立たない立ち回りを徹底してください。
最後の猛攻を耐え抜くリソース配分
第4形態は、ボスの攻撃力が跳ね上がる反面、防御力はそこまで高くないケースが多いです(あるいはプレイヤーの火力が乗っているため)。 ここで重要なのは「妖怪化」の使いどころです。
妖怪化によるゴリ押し戦術
これまでに温存してきたアムリタゲージを解放し、妖怪化を使いましょう。 妖怪化中は体力が尽きても変身が解けるだけで即死はしません。この「第2の体力ゲージ」を利用して、相手の強烈な攻撃を受け流しつつ、最大火力を叩き込みます。
- 相手の大技(光攻撃など)の後隙に妖怪化発動。
- スーパーアーマーを利用して強攻撃を連打。
- 妖怪技を惜しみなく使用し、気力上限を削る。
- 組み討ちで大ダメージを与える。
この一連の流れで、体力の3割〜4割を一気に奪うことができます。 「あと1割、2割」という状況で焦って突っ込み、カウンターをもらって敗北するのが最も多いパターンです。 妖怪化が切れた後は、再び冷静な立ち回りに戻り、確実な隙だけを狙ってください。
実践!死なないための立ち回りQ&A
Q. 回復の隙が全くありません。どうすればいいですか?
A. 敵の攻撃の「終わり際」ではなく、「大技の回避後」を狙ってください。 ラスボスの連撃は非常に長く、途中で回復しようとすると狩られます。 大きく距離を取るか、妖怪技(遠距離攻撃系)を当てて怯ませた瞬間に回復するのがセオリーです。また、仙薬を飲む動作を短縮するスキルや、「武の道」の奥義をセットしているかも確認しましょう。
Q. 気力がすぐに尽きてしまいます。
A. 「残心」と「流転」をサボっていませんか? 仁王シリーズの基本ですが、このラスボス戦では特に重要です。 攻撃を一発入れたら必ず残心。可能なら流転で気力を回復。これを無意識レベルで行えるようになるまで指に馴染ませてください。 また、装備の重さが重量オーバー(70%以上・Cランク)になっていないかも確認してください。敏捷さがB以上でないと、このボスのスピードにはついていけません。
Q. 第3形態の「炎」攻撃でジリ貧になります。
A. 「禁火符」を使うか、属性ダメージ軽減のオプションを積みましょう。 アクセサリーの焼き直しで「属性ダメージ軽減」をつけるだけでも、生存率は大きく変わります。 また、炎やられ状態は回避行動(ステップ連打)で素早く消火できます。パニックにならず、冷静に対処してください。
まとめ
ラスボス戦は、まさに仁王3の集大成とも言える難易度ですが、理不尽に見える攻撃にも必ず「解」が用意されています。
- 準備8割: 属性耐性、変わり身の術、結界符を完備する。
- 形態把握: ヒルコ・クニマツ・属性・光、それぞれのモードに応じた距離感を保つ。
- 後の先: こちらから攻めすぎず、相手の大技を回避した後の確定反撃を狙う。
- 妖怪化: 第4形態のここぞという場面で切り札を切る。
「勝てるよ」「あと少し」と自分を鼓舞しながら、相手の動きを学習し続けることが勝利への鍵です。 何度も挑戦するうちに、あんなに速く見えた攻撃が、止まって見える瞬間が必ず訪れます。 この記事を参考に、ぜひ「将軍」との因縁に終止符を打ってください。ご武運を!
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。




















