編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、『仁王3』の難所である平安時代の攻略に行き詰まりを感じていたり、もっと効率よくキャラを強化したいと考えていると思います。
この記事を読み終える頃には、平安エリアの最適なルート取りから、最強ビルド構築に欠かせない武家の選び方まで、全ての疑問が解決しているはずです。
- 平安初期の最適ルートと優先すべきミッション
- 必須級の秘伝スキルと名刀の入手場所
- 装備整理を劇的に楽にするフィルタリング術
- 生存率を底上げする武家と最強防具
それでは解説していきます。
平安時代編の効率的な歩き方とルート構築
『仁王3』の追加コンテンツや後半戦として登場する「平安時代」エリア。 ここは敵の強さが跳ね上がるため、闇雲に進めると返り討ちに遭います。 効率よく進めるためには、明確な「攻略順序」が存在します。
まずは、このエリアに入ってすぐに直面する強敵「大嶽丸(おおたけまる)」を倒した後の動き方です。 ここから自由度が増すのですが、同時に迷いやすくなります。
結界用を貼るための「3つのミッション」攻略順
ストーリーを進めると、「3箇所の結界を貼ってくれ」という依頼を受けます。 マップ上に複数のミッションアイコンが出現しますが、推奨レベルや得られる報酬の重要度から、以下の順番で回ることを強くおすすめします。
【推奨攻略ルート】
- 松尾大社(まつおたいしゃ)
- まずはマップ左側に位置するこのエリアから攻めましょう。
- 敵の配置がいやらしいですが、レベル的にはここが適正です。
- 夜叉神の社(六波羅エリア)
- 次はマップ右側、六波羅(ろくはら)にあるミッションです。
- 実は推奨レベルだけで見るとここが一番高いのですが、ボスの強さやマップギミックを考慮すると、2番目に行くのが精神衛生上良いです。
- ここには重要な「遺髪(スキルポイント獲得アイテム)」が隠されているため、早めの回収が吉です。
- 羅城門(らじょうもん)周辺
- 最後に中央付近のエリアを攻略します。
- ここに出現する敵は、上記2つをクリアして装備が整った状態で挑むのがベストです。
特に「夜叉神の社」をクリアすることで、「用意の座」にセットできる忍術・陰陽術の容量(コスト上限)が増えるアイテムが手に入ります。 ビルドの幅を一気に広げるためにも、このルート順守は鉄則と言えます。
難所「六波羅」を安全に抜けるためのポイント
六波羅エリアは、狭い路地と屋根上の探索がメインとなります。 ここでの死因の多くは「落下死」か「狭い場所での乱戦」です。
- 遠距離武器の活用
- 屋根の上にいる敷次郎や外道兵は、感知される前に大筒や鉄砲でヘッドショットを狙いましょう。
- 透っ波の術(スッパの術)
- 戦闘を回避したい場合は、忍術の「透っ波の術」と「猫歩きの術」を併用して、強敵をスルーして社(チェックポイント)まで走るのも立派な戦術です。
重要なサブクエスト「追憶の刃文」と名刀収集
平安編を進める上で絶対に外せないサブクエストがあります。 それが**「追憶の刃文」**です。
このクエストをクリアすることのメリットは計り知れません。 なんと、鍛冶屋での機能が拡張されるのです。
- 「焼き直し」の解禁:装備の特殊効果を任意のもの(テーブル内から抽選)に付け替え可能になる。
- 最上大名物の鍛造:非常に強力な固有効果を持つ武器が作れるようになる。
ただし、このクエストを受注・クリアするには前提条件があります。 事前に「強き火を求めて」というミッションをクリアしている必要があります。
3本の名刀の隠し場所完全ガイド
「追憶の刃文」のクリア条件は、マップ各地に散らばる「3本の名刀」を集めることです。 これらは通常のドロップ品ではなく、特定の場所の宝箱や特定の敵から入手するイベントアイテム扱いとなっています。
見落としがちな場所にあるため、詳細な位置を解説します。
1. 童子切安綱(どうじきりやすつな)
- 入手エリア:八条の西
- 詳細ルート:
- スタート地点から進み、最初の分岐を左へ進みます。
- 少し進むとハシゴが見えてくるので、それを登ります。
- 登った先の広場にある死体やアムリタの光を調べると入手できます。
- 近くに強敵が潜んでいることが多いので、周囲を警戒してから拾いましょう。
2. 三日月宗近(みかづきむねちか)
- 入手エリア:松尾大社
- 詳細ルート:
- ミッションで初めて訪れた際は、正門が閉ざされているため、裏手の竹林ルートから侵入することになります。
- 竹林を抜け、民家の屋根の上を伝って進んでいきます。
- 屋根から降りられる、ある一軒の民家の中に大きな宝箱があります。
- その中から入手可能です。屋根からの落下攻撃で室内の敵を奇襲してから開けましょう。
3. 大包平(おおかねひら)
- 入手エリア:大内裏(だいだいり)・春華門
- 詳細ルート:
- 地獄のような形相をしたエリアにある社からスタートします。
- 坂道を登っていき、左手に見える立派な屋敷(民家)を目指します。
- 注意点:この屋敷の中には非常に強力な「禍ツ武者(まがつむしゃ)」が配置されています。スーパーアーマー持ちで火力も高いため、妖怪技を惜しみなく使って倒しましょう。
- 敵を倒した後、奥の宝箱から入手できます。
これらは平安編の終盤にならないと全て揃いませんが、クリア後即座に報告できるよう、進行中に回収しておくのが効率的です。
スキル構成の革命「係水の法」と「返し奪写」
平安編では、プレイヤーの立ち回りを劇的に変える「秘伝書(スキル)」が入手できます。 特に以下の2つは、プレイスタイルによっては必須級の性能を誇ります。
回避性能を向上させる「返し奪写(かえしだっしゃ)」
- 効果:構え変更(天・地・人)による「流転」や回避行動の成立猶予時間が延長される。
- 入手方法:「追憶の刃文」を進める過程や、特定のサブミッションの宝箱から入手。
- 解説:
- 『仁王』シリーズは「残心」と「流転」が生命線です。
- このスキルがあるだけで、敵の激しいラッシュの合間に気力回復を挟みやすくなり、生存率が段違いに上がります。アクションが苦手な人ほど早めに習得すべきです。
忍術ビルドの救世主「係水の法(けいすいのほう)」
- 効果:攻撃を当てることで忍術アイテムのストックが回復する。ただし、発動中は徐々に体力が減少する(または忍術ゲージの自然減少などのデメリット)。
- 入手場所:夜叉神の社(六波羅エリア)
- 詳細ルート:
- 夜叉神の社の第3の社周辺。
- 通常ルートでは行けない、屋根の上を伝った先にある建物の2階。
- 道中に「朧車(おぼろぐるま)」などの厄介な妖怪がいるため注意。
なぜ「係水の法」が最強なのか?
この術の真価は、「リソース切れ」を無くせる点にあります。
- 幻術(火車剣など)の連発:
- 通常、強力な術は使用回数制限(ストック数)が少ないのがネックです。
- しかし、この術を使えば、敵を近接攻撃で殴るたびにストックが「もりもり」回復します。
- 「術を撃つ」→「殴って回復」→「また術を撃つ」という無限ループが可能になります。
- 注意点:
- 「変わり身の術」や「影縫い」のような、ストック上限が「1」や「2」しかない極端に少ない術には不向きです。回復してもすぐに上限に達してしまい、回復分が無駄になるからです。
- ストック数が「5〜6」ある攻撃系の術と組み合わせるのが最も輝きます。
装備整理のストレスをゼロにするフィルタリング術
平安編に入ると、ドロップする装備品の数が膨大になります。 「所持品がいっぱいです」というメッセージにうんざりしていませんか? 実は、多くのプレイヤーが知らない**「蔵(くら)」の仕様と「フィルタリング機能」**があります。
意外と知らない「蔵」の収納力
所持品画面でL3ボタン(スティック押し込み)を押すと、表示が「所持品」から「蔵」に切り替わります。
| 収納場所 | 上限数 | 解説 |
|---|---|---|
| 所持品 | 600 | 常に持ち歩くインベントリ。すぐ一杯になる。 |
| 蔵 | 4000 | 拠点でのみアクセス可能。自動で送る設定も可能。 |
まずは、ミッションが終わるたびに不要なものを蔵に送るか、これから紹介する分解処理を行いましょう。
「分解」効率を最大化するフィルタリング設定
鍛冶屋での「分解」は、装備作成や焼き直しに必要な素材(霊木、霊鉄の欠片など)を得るための最重要プロセスです。 以下の手順でフィルタリングを設定すると、必要な装備を誤って売ることなく、不要なゴミだけを一瞬で処理できます。
手順1:継承マーク(ハンマーアイコン)付きを抽出
鍛冶屋の分解画面で、フィルタリング(絞り込み)機能を開きます。
- 特殊効果1&2:それぞれ「指定なし」にする。
- 継承アイコン(移植アイコン):「あり」にチェックを入れる。
- 重要:「以下のどちらも満たすアイテム」を選択する。
- ここを「どちらかを満たす」にしてしまうと、継承マークが無いゴミ装備も混ざってしまいます。必ず「AND条件(どちらも)」にしてください。
これで表示された装備は、「素材として価値がある(継承効果持ち)」装備です。 これらは分解せず、**「愛用度をMAXにして継承素材にする」か「蔵に保管」**しましょう。
手順2:不要な装備を一括分解
次に、先ほどのフィルタリングを解除し、今度は逆に「継承マークなし」や「レア度(紫以下)」でフィルタリングします。 これらを「一括チェック」して全て分解します。 これで、貴重な継承素材を残しつつ、素材を大量に確保できます。
「魂合わせ」用の素材確保術
装備の「+値(プラス値)」を上げるためには、大量のゴールドと素材が必要です。 特に**「青色の鉱石(ラピスラズリ等の希少素材)」**は、後半枯渇します。
- フィルタリング設定:「+値が1以上」の装備のみを表示。
- 処理:これらを分解することで、稀に希少な強化素材が手に入ります。
1周目ではあまり気にしなくて良いですが、2周目以降(あやかしの夢、仁王の夢)を見据えるなら、今のうちから集めておくのが賢い攻略法です。
自分のプレイスタイルに合った「武家の加護」
「隠世の茶室」が解禁されたら、すぐに武家に所属しましょう。 所属するだけで得られるパッシブ効果(加護)は、装備1つ分以上の価値があります。
平安編の攻略において、特におすすめな武家をピックアップしました。
初心者から上級者までおすすめの武家ランキング
| 武家名 | 主な効果 | おすすめ理由 |
|---|---|---|
| 豊臣(とよとみ) | アムリタ吸収で体力回復 | 【生存率No.1】 敵を倒したり攻撃してアムリタが出るたびに回復。仙薬の節約になり、攻略が劇的に安定します。 |
| 藤堂(とうどう) | 装備の重さに応じて体力増 | 【重装ビルド必須】 体力が1.5〜2倍近く跳ね上がります。「剛」ステータスを上げる重装スタイルなら一択レベルの強さ。 |
| 本多(ほんだ) | 武技ダメージアップ | 【火力特化】 攻撃こそ最大の防御。特定の武技を多用するなら最強の火力補正を得られます。 |
| 加藤(かとう) | 攻撃動作中の被ダメ減 | 【ゴリ押し向け】 攻撃中に被弾してもダメージが減るため、相打ち覚悟で攻めるスタイルに最適。 |
| 蒲生(がもう) | 幸運アップ | 【ハクスラ用】 良い装備、製法書、秘伝書を狙うならこれ。戦闘力は上がりませんが、最終的な強さに直結します。 |
役職を上げて「家紋」の恩恵を増やす
武家に所属した直後は「足軽」のような低い役職ですが、武功(マルチプレイや血刀塚の屍狂い討伐で入手)を稼ぐと役職が上がります。
- 役職アップのメリット:
- 加護の効果量が上昇する。
- 社で「武家の加護」を付け替える機能が拡張される(第2の加護セットなど)。
まずは「宿老」クラスを目指して、こまめに血刀塚を掘り起こしていきましょう。
守護霊の強化と魂代(たましろ)の整理
意外と見落としがちなのが「守護霊のレベル上げ」です。 守護霊のステータスは、プレイヤーの攻撃力や防御力に直結します。
「御霊の残滓」の入手と活用
守護霊を強化するには「御霊の残滓(みたまのざんし)」というアイテムが必要です。
- 魂代の供養:
- 社で「魂代供養」を選びます。
- 不要な妖怪の魂代(白い文字のやつや、レベルが低いもの)を供養します。
- 残滓の獲得:
- 供養すると、妖怪のランクやレベルに応じて「御霊の残滓」が手に入ります。
- 強化:
- これを使ってメインで使っている守護霊のレベルを上げましょう。
特に「猛・迅・幻」のタイプによって伸びるステータスが違うので、自分の武器に合わせて強化する守護霊を選ぶのもポイントです。
平安編の救済措置「楯無(たてなし)」装備
「敵の攻撃が痛すぎる…」「2発で死ぬ…」 そんな悩みを持つプレイヤーへの最強の回答が、「楯無(たてなし)」シリーズです。
なぜ「楯無」が最強なのか?
この鎧は、古来より「盾がいらないほど硬い」と言われる伝説の防具です。 ゲーム内でもその性能は遺憾なく発揮されています。
- 圧倒的な物理カット率:単純な防御力が他の軽装・中装とは桁違いです。
- 「装備の重さに応じてダメージA」:重ければ重いほど攻撃力が上がる揃え効果を持っています。
- 藤堂武家とのシナジー:
- 先ほど紹介した「藤堂」武家と組み合わせると、**「防御カチカチ」かつ「体力4000超え(通常は2000程度)」**という不沈艦が完成します。
ステータスの「剛」を高く振る必要がありますが、平安編の難易度を劇的に下げたいなら、迷わずこの装備を一式揃えましょう。 大太刀や斧といった大型武器との相性も抜群です。
詰まった時の最終手段「マルチプレイ」の活用
どうしても勝てないボスがいる、装備が良いのが出ない…。 そんな時は、恥ずかしがらずに**「一期一会(マルチプレイ)」**を活用しましょう。
「稀人(まれびと)」になるメリット
助けを呼ぶだけでなく、自分が助ける側(稀人)になることもおすすめです。
- デスペナルティなし:死んでもアムリタを失いません。
- 高レベル装備のドロップ:
- ホスト(募集主)のミッションレベルに同期するため、自分の進行度以上の装備がポロポロ落ちます。
- 特に平安編で詰まっている人が、先のステージの稀人に入れば、そこで手に入れた強力な装備を持ち帰って自分の攻略に使えます。
- 武功稼ぎ:武家の役職を上げるための武功も大量に手に入ります。
ソロ攻略にこだわるのも『仁王』の醍醐味ですが、効率を求めるならマルチプレイは最高の「狩り場」です。
まとめ
平安編は『仁王3』の中でも屈指の難易度と面白さを兼ね備えたエリアです。 今回紹介した8つのコツを実践すれば、理不尽な死は減り、サクサクと敵をなぎ倒す爽快感を得られるはずです。
- ルート選定:松尾大社→六波羅→羅城門の順で進める。
- 名刀収集:サブクエ「追憶の刃文」で鍛冶屋機能を拡張する。
- スキル習得:「係水の法」と「返し奪写」で立ち回りを強化。
- 整理整頓:フィルタリングで分解と継承素材を管理。
- 武家選び:豊臣で回復、藤堂で体力増強。
- 守護霊:不要な魂代は供養して守護霊を強化。
- 装備更新:困ったら「楯無」で防御を固める。
- 共闘:マルチプレイで装備と武功を稼ぐ。
これらを駆使して、平安の世にはびこる妖怪たちを討ち払ってください!
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。『仁王』シリーズはαテストからプレイし続けている死にゲー愛好家。




















