編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、仁王3のストーリーを進める中で「探索を優先すべきか」「ビルドはどう組むべきか」といった序盤の立ち回りで悩んでいる方が多いのではないでしょうか。特に、戦国時代から平安時代への移行タイミングや、解放される新要素については情報が錯綜しており、不安を感じている方もいるはずです。
この記事を読み終える頃には、効率的なストーリー進行の手順や、攻略を劇的に楽にする設定・ビルドの疑問が解決しているはずです。
- 戦国編は探索を後回しにして「平安時代」へ最速で移行する
- 操作設定を「タイプE」に変更し、高難度アクションを簡略化する
- 雑魚処理に特化した「変歴剣士×剣術無双」の侍ビルドを構築する
- 勢力戦(武家)や鍛冶屋の「改造」などエンドコンテンツを早期解放する
それでは解説していきます。
仁王3における「時代移行」の重要性|なぜ平安時代を目指すべきか
仁王3をプレイし始めて、まず多くのプレイヤーが直面するのが「探索要素の多さ」です。マップの隅々まで探索したくなる気持ちは痛いほど分かります。私自身、積みゲー消化よりもマップ踏破率を気にするタイプですから。
しかし、結論から申し上げますと、序盤の戦国時代における探索は後回しにして、メインストーリーを駆け抜けて「平安時代」へ到達することを最速の目標にしてください。
なぜそこまで急ぐ必要があるのか。それは、このゲームの本質的な機能解放(エンドコンテンツの入り口)が、平安時代へのタイムスリップと共に解禁される仕組みになっているからです。
戦国時代を「チュートリアル」と捉える視点
今作『仁王3』の構造は非常に特殊的です。1572年の戦国時代を舞台にした序盤は、いわば長大なチュートリアルとも言えます。
多くのRPGでは「取り返しのつかない要素」を恐れて丁寧なプレイをしがちですが、本作において戦国時代の探索を後回しにしてもデメリットはほとんどありません。むしろ、以下の理由からメリットの方が大きいのです。
- 上位機能の早期アンロック:武家への所属、鍛冶屋の高度な機能、新スキルの解放など、キャラクター育成の核となるシステムが平安時代移行後に集中しています。
- 装備更新のサイクル:戦国時代で時間をかけて集めた装備も、平安時代に入るとドロップ品の基礎性能が一段階跳ね上がるため、すぐに型落ちになります。
- 効率的なレベリング:敵から得られるアムリタ(経験値)の量が、時代が変わることで劇的に増加します。
「まずは平安へ」。これを合言葉に進めていきましょう。
平安時代到達で解放される「必須級」のエンドコンテンツ
具体的に、平安時代に到達することで何が変わるのか。詳細は後述しますが、主に以下の要素が関わってきます。
- 勢力戦(武家)への参加:ステータス補正や特殊効果を得られる「家紋の加護」が得られます。
- 鍛冶屋の拡張:装備の「改造」が可能になり、ステータス反映を最適化できます。
- NPCの変化:拠点機能が拡張され、より高度なアイテム売買が可能になります。
これらは、いわゆる「2周目」や「高難易度ミッション」に挑むための基礎体力となります。これらが解放されていない状態でレベル上げをしても、効率は数分の一になってしまうでしょう。
操作設定の最適化|「タイプE」が最強である理由
アクションゲームにおいて、コントローラー設定は「命」です。特に仁王シリーズのような死にゲーにおいて、操作の快適性は生存率に直結します。
デフォルトの「タイプA」でプレイしている方は、今すぐ**「タイプE」**への変更を強く推奨します。これは単なる好みの問題ではなく、特定の強力なスキルを発動できるかどうかの「物理的な難易度」に関わるからです。
デフォルト設定「タイプA」の致命的な欠点
タイプAの最大の問題点は、**「複雑なスティック操作とボタン入力を同時に要求される」**点にあります。
例えば、忍び二刀の強力なスキル「霧駒(きりごま)」や「雨駆け」を使用する場合を考えてみましょう。タイプAでは以下のような操作を要求されます。
| スキル名 | タイプAの操作 | プレイヤーへの負担 |
|---|---|---|
| 霧駒 | 空中でLスティック後ろ + 強攻撃 | 移動制御と攻撃の同時入力がシビア |
| 雨駆け | 空中でLスティック前 + 強攻撃 | 連続発動時に指が追いつかない |
戦闘中の激しい攻防の中で、Lスティックを正確に弾きながら攻撃ボタンを押すのは至難の業です。誤爆して被弾し、落命した経験がある方も多いのではないでしょうか。
「タイプE」による操作革命とメリット・デメリット
これを「タイプE」に変更すると、世界が変わります。
- 霧駒:空中でLB + 強攻撃
- 雨駆け:空中でLB + 弱攻撃
スティック入力という不確定要素が排除され、「LBボタンを押しながら」というシンプルな操作に置き換わります。これにより、空中で連続して技を出すようなアクロバティックな動きも、ボタン連打に近い感覚で簡単に出せるようになります。
タイプEのデメリットと対策 唯一のデメリットとして挙げられるのが「大技返し(パリィ)」の操作変更です。
- 従来:RT(R2)ボタンのみ
- タイプE:RT(R2) + B(◯)ボタン
2ボタン同時押しになるため、最初は戸惑うかもしれません。しかし、これは慣れで解決できる範疇です。むしろ、誤ってRTを押して暴発するリスクが減るため、意図しないタイミングでの隙を晒すことがなくなります。
「複雑なコマンド入力で技が出ないストレス」よりも「同時押しに慣れるコスト」の方が圧倒的に安いです。まずはタイプEに変えて、修練場で10分ほど練習してみてください。
道中攻略を快適にする「最強侍ビルド」の構築
ボス戦に特化したビルドと、道中の雑魚敵を蹴散らすビルドは求められる性能が異なります。 以前紹介した「陰陽術・忍術ビルド」はボス戦で強力ですが、リソース管理が必要なため道中には不向きでした。
そこで今回は、**リソースを気にせず雑魚敵をサクサク倒せる「侍ビルド」**を紹介します。
装備構成:「変歴の剣士」と「剣術無双」のハイブリッド
使用する武器は「刀」です。大太刀ではなく、スタンダードな刀を使用します。 防具の組み合わせは以下のセット効果を狙います。
- ベース防具:変歴の剣士シリーズ
- アクセント:剣術無双シリーズ(最低2つ揃え)
【変歴の剣士のメリット】 このシリーズは序盤のドロップで自然と集まりやすいのが特徴です。
- 技発動時の体力回復
- 強攻撃のダメージ増加
- 気力ダメージの増加
- 攻撃範囲への「心」ステータス反映
特に「心」のステータスを伸ばすことで攻撃範囲が広がる効果は、多数の敵を相手にする道中攻略において絶大な効果を発揮します。
【剣術無双のメリット】 2つ揃え効果の「捌き(さばき)成功時に与ダメージ増加」が非常に強力です。後述するスキル「総捲り」との相性が抜群で、敵の攻撃を受け流しながらバフをかけ、カウンターで大ダメージを与えるサイクルが完成します。
必須武器「瓶割(かめわり)」の入手ルート
変歴の剣士のセット効果を最大化するために、サブ武器スロットに**大太刀「瓶割(かめわり)」**を装備する必要があります。メインで使うのは刀ですが、セット効果発動のパーツとして必須です。
入手場所へのアクセス
- 「浜松城天守」からスタート
- マップ右上方向へ移動
- 「二俣(ふたまた)」と呼ばれるエリアへ向かう
- エリア南側にいる「達人(ネームドエネミー)」を倒す
この達人がドロップします。これを入手することで「5つ揃え効果」まで発動し、ビルドの完成度が飛躍的に高まります。
主力スキル:「総捲り」と「無双剣」のコンボ
このビルドの核心は、2つのスキルにあります。
- 総捲り(そうまくり)
- 操作(タイプE):ガード中に強攻撃
- 効果:敵の攻撃を受け流しながら斬りつけるカウンター技。
- 強み:判定が優秀で、適当に出しても勝手に捌いてくれます。成功すれば「剣術無双」の効果で攻撃力が上がります。
- 無双剣(むそうけん)
- 発動条件:上段構え専用、強攻撃長押し
- 効果:足を止めて高速で連続斬りを繰り出す。
- 強み:DPS(時間あたりのダメージ)が異常に高い。スーパーアーマーが付与されるため、多少の被弾を無視してゴリ押しが可能。
黄金の立ち回りパターン
- 敵の攻撃に合わせて**「総捲り」**でカウンター&バフ発動。
- 敵が怯んだ隙に、上段に切り替えて**「無双剣」**をチャージ。
- 超火力の連撃を浴びせて瞬殺する。
このループだけで、人型の敵や硬い妖怪も豆腐のように切り刻めます。
鍛冶屋の機能を拡張する「強き火を求めて」
装備を強化するためには、鍛冶屋の機能拡張が不可欠です。サイドクエスト**「強き火を求めて」**は、発生次第すぐにクリアすべき最優先クエストです。
「魂合わせ」による装備レベルの底上げ
このクエストをクリアし「久遠の狭間」の鍛冶屋へ行くと、**「魂合わせ」**が解放されます。
これは、愛用している装備のレベルを、よりレベルの高い装備を素材にすることで引き上げる機能です。 「オプション効果は優秀だけどレベルが低くて火力不足になってきた」という武器を、最新の適正レベルまで引き上げることができます。
ただし、費用と素材(代香など)が必要です。無闇に行うと金欠になるため、「長く使う確定装備」に絞って行いましょう。
火力を跳ね上げる「改造」と「+値」の仕組み
さらに重要なのが**「改造」**です。 これは武器の「ステータス反映能力」を変更できるシステムです。
改造の具体例
- 通常:刀は「心」のステータスで攻撃力が上がる。
- 改造後:「技」や「呪」のステータスで攻撃力が上がるように変更する。
これにより、自分のステータス振りに合わせて武器の性能を最適化できます。「技」特化のキャラなら、刀の反映を「技」に変えるだけで攻撃力が激増します。
注意点:プラス値の必要性 改造を行うには、武器に「+値(+1、+2など)」が付いている必要があります。 +値のついていない武器は改造できません。
+値を移植するテクニック 「魂合わせ」には「+値の継承」という機能もあります。
- ベース武器(+なし)
- 素材武器(+付き) で魂合わせを行うと、ベース武器に+値を移すことができます。 これを行うには、**「魂抜き」**によって得られる青色の専用素材が必要になります。ドロップ品に+付きを見つけたら、売らずに素材として確保しておきましょう。
勢力(武家)システムでパッシブ効果を獲得する
平安時代に移行すると、拠点に新たなNPCが登場し、**「勢力(武家)」**に所属できるようになります。 これはオンライン要素も絡むシステムですが、ソロプレイでも恩恵が絶大です。
プレイスタイル別のおすすめ勢力
所属する勢力によって、得られる「加護(パッシブスキル)」が異なります。自分のビルドに合った勢力を選びましょう。
| おすすめ勢力 | 向いているプレイヤー | 主な効果 |
|---|---|---|
| 豊臣(とよとみ) | 全員(育成優先) | 獲得アムリタ+5%、アムリタ吸収で体力回復 |
| 足利(あしかが) | 侍・近接特化 | 捌き(パリィ)成功時に与ダメージ増加 |
| ◯◯(忍者系) | 忍者・軽装ビルド | 見切り成功時に与ダメージ増、回避気力軽減 |
| 織田(おだ) | スキル多用型 | 守護霊技ダメージ+10%、状態異常持続延長 |
序盤の鉄板は「豊臣」 迷ったらまずは「豊臣」をおすすめします。経験値アップの効果は腐りませんし、敵を倒した時に出るアムリタを吸うだけで回復できるため、仙薬の節約になり生存率が上がります。
貢献度(武功)と昇進システム
勢力に所属したら、不要な装備を「献上」することで「武功」というポイントが得られます。 武功を稼ぐと以下のメリットがあります。
- 役職が上がる:「足軽」から「組頭」などへ昇進し、加護の効果値が強化されます(例:回避気力消費減 -1.7% → -2.7%)。
- アイテム交換:武功ポイントを使って、レアな素材や身振り、掛け軸などと交換できます。
勢力戦の勝敗 一定期間ごとに、対立する勢力との勝敗が決まります。勝利すれば報酬がもらえますが、個人の貢献度が高ければ高いほど報酬も豪華になります。
修行ミッション「中伝」の攻略と裏技
ストーリーが進むと、修行場で「中伝」のミッションが解放されます。「武の道・中伝」「忍の道・中伝」「陰陽の道・中伝」などがあります。
これらをクリアすることで、スキルツリーのロックが解除され、より強力な奥義やパッシブスキルを習得できるようになります。必ずクリアしておきましょう。
しかし、この修行ミッションは装備が固定されるため、ガチンコのプレイヤースキルが試されます。特に「柳生」や「服部」との一騎打ちは苦戦する人が多いでしょう。
ここで、先ほど紹介したビルド知識を活用した**「ハメ技(必勝法)」**を伝授します。
武の道・中伝(対 柳生):総捲りループ
相手は剣聖・柳生ですが、やることは一つです。
- 待つ:相手の攻撃を待ちます。
- 総捲り:攻撃に合わせてガード+強攻撃(タイプEならLB+Bなど設定による)。
- 追撃:カウンターが決まったら追撃。
- 離脱:気力が減ったら大きく距離を取って回復。
これの繰り返しです。正面から斬り合う必要はありません。 相手の気力が切れたり、大きな隙ができたら上段「無双剣」を叩き込みましょう。ただし、無双剣後の硬直には注意してください。
忍の道・中伝(対 服部):旋突の突きハメ
忍者の師匠・服部との戦いでは、二刀スキル**「旋突(せんとつ)」**を使用します。 これはガード判定を持ちながら攻撃できる技です。
- 旋突連打:ひたすら旋突を擦ります。
- 気力管理:旋突はガード判定がある分、気力消費が激しいです。気力が半分を切ったら一度バックステップで距離を取り、全回復するまで逃げます。
- 苦無に注意:遠距離から投げてくる苦無や手裏剣はしっかりガードか回避してください。
相手が攻撃してこようが、こちらの旋突のガード判定で弾きつつダメージを与えられます。文字通りの「作業」で完封可能です。
まとめ:効率的な進行で仁王3を遊び尽くせ
今回は、仁王3の2週目序盤、あるいは初周の中盤における「やるべきこと」を解説しました。
記事のポイント
- 平安時代へ急げ:全ての重要機能はここで解放される。
- 操作はタイプE:複雑な操作を簡略化し、ミスを減らす。
- 侍ビルドで無双:変歴×剣術無双、そして「総捲り」で道中を快適に。
- 鍛冶屋と勢力を活用:+値の移植と改造、勢力加護で基礎スペックを底上げする。
これらの要素を理解しているかどうかで、この先の難易度は劇的に変わります。「敵が硬すぎる」「すぐに死ぬ」と感じたら、まずはこれらの基本設定やビルドを見直してみてください。
仁王シリーズは「知識が力になる」ゲームです。理不尽な難易度も、適切な準備とビルドがあれば必ず突破できます。 それでは、良きサムライライフを!
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。仁王シリーズはα体験版からプレイし続ける愛好家。




















