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PS5

【MHWs】第4弾アップデート後にクラッシュ報告続出|起動不可バグを解説|モンハンワイルズ

編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、待望の第4弾アップデート(TU4)を適用した直後からゲームが起動しなくなった、あるいはプレイ中に頻繁にクラッシュしてしまい、まともに遊べずに困り果てていることだと思います。

この記事を読み終える頃には、現在の不具合の全容と原因、そして現時点で可能な対処法から今後の展望まで、モンハンワイルズが抱える問題の全てが解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 第4弾アップデート適用後に起動不可となる致命的な不具合の多発。
  2. REFramework等のMOD環境と公式パッチの競合によるエラー発生。
  3. 最適化名目でCPU負荷が逆に増大しPCパーツへ深刻なダメージ。
  4. 期待されたゴグマジオス実装もバグと処理落ちで評価が急落。

 

それでは解説していきます。

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モンハンワイルズTU4アップデート後の惨状と現状の不具合まとめ

今回の第4弾アップデート(TU4)は、ハンターたちが首を長くして待っていた大型コンテンツの追加でした。特にシリーズファンから根強い人気を誇る「ゴグマジオス」の実装は、多くのプレイヤーにとって復帰のきっかけになるはずでした。しかし、蓋を開けてみれば待っていたのは「狩猟」ではなく「エラー画面」との戦いでした。

私が運営するコミュニティやSNS、Steamの掲示板を確認しても、その惨状は目を覆うばかりです。「プログラムが応答していません」という無機質なメッセージと共に、タイトル画面にすら辿り着けないハンターが続出しています。まずは、現在確認されている主な不具合の症状を詳細に整理していきます。

アップデート直後から発生する「起動不可」の具体的症状

最も多くの報告が上がっているのが、アップデート適用後の初回起動時に発生するクラッシュです。これにはいくつかのパターンが存在します。

一つ目は、Steamランチャーからプレイボタンを押した数秒後に、何のエラーメッセージも出ずにデスクトップに戻される「サイレントクラッシュ」です。これはPCゲーム特有の現象ですが、ワイルズにおいては過去のアップデートでも散見されました。しかし今回はその頻度が桁違いです。裏でプロセスだけが動き続け、メモリを食いつぶしているケースもあり、タスクマネージャーからの強制終了を余儀なくされる場合もあります。

二つ目は、黒い画面(ブラックスクリーン)でフリーズし、その後に「Fatal Error」や「Crash Report」のウィンドウが表示されるパターンです。この際、エラーコードが表示されることもありますが、検索しても具体的な解決策が出てこない汎用的なコードであることが多く、ユーザーの混乱に拍車をかけています。特に、シェーダーのコンパイル画面で進行が止まり、CPU使用率が100%に張り付いたまま落ちる現象は、ハードウェアへの負荷という意味でも非常に危険な状態と言えます。

三つ目は、セーブデータの読み込み時に発生するクラッシュです。タイトル画面までは行けるものの、キャラクターを選択していざゲームを開始しようとすると落ちてしまう。これは「セーブデータ破損」の恐怖をプレイヤーに与える最も悪質なバグの一つです。実際にデータが破損しているわけではなく、読み込み処理の不整合で落ちているケースが大半ですが、バックアップを取っていないユーザーにとっては生きた心地がしないでしょう。

最適化不足が招いたCPU負荷の異常なスパイク現象

今回のアップデートの目玉の一つに「パフォーマンスの最適化」が含まれていました。発売当初から重い、カクつくと言われ続けてきた本作において、最適化は悲願とも言える修正項目です。しかし、皮肉なことに「最適化」の結果、PCへの負荷が劇的に増大するという本末転倒な事態が発生しています。

具体的には、CPUの使用率が異常な数値を示すようになりました。以前のバージョンでは高くても70%程度で推移していた環境でも、TU4適用後は90%〜99%に張り付く現象が確認されています。これにより、CPU温度が急上昇し、90度を超える高温になるケースも報告されています。これはPCのパーツ寿命を縮める危険な状態であり、サーマルスロットリング(熱暴走を防ぐための強制的な性能低下)が発生してFPSが極端に低下する原因にもなっています。

なぜこのようなことが起きているのでしょうか。推測されるのは、GPU(グラフィックボード)への負荷を減らすために、演算処理の一部をCPU側に強引に回した、あるいはシェーダーのコンパイル処理プロセスに変更が加えられ、その制御がうまくいっていない可能性です。フレームレートを安定させるための処理が、逆にPC全体のリソースを食いつぶしてしまっているのです。これは「最適化」ではなく、単なる「負荷の付け替え」に過ぎず、技術力の不足を露呈していると言わざるを得ません。

錬金術やマルチプレイで発生する進行不能バグ

起動できたとしても、ゲーム内で特定の行動を取るとクラッシュするという報告も相次いでいます。特に話題になっているのが「錬金術(マカ錬金)」の画面を開いた瞬間のクラッシュです。

装備作成や護石の生成は、ハンターにとって狩りと同じくらい重要な要素です。その画面にアクセスするだけでゲームが落ちるというのは、実質的に装備の更新が不可能になることを意味します。PS5版でも同様の報告があり、これはPC版特有の環境依存ではなく、プログラム自体のロジックミスである可能性が高いでしょう。アイテムIDの参照エラーや、UI表示の処理においてメモリリークが発生している可能性が考えられます。

また、マルチプレイの接続エラーも深刻です。救難信号を出した瞬間にセッションが切断されたり、クエスト出発時のロード画面でパーティ全員が落とされたりする現象が頻発しています。「モンスターハンター」というゲームにおいて、マルチプレイがまともに機能しないのは致命傷です。ソロでのプレイを余儀なくされているハンターも多く、ゴグマジオスのような高難易度モンスターをソロで挑まなければならない理不尽さに、多くの不満の声が上がっています。

REFrameworkとMOD環境が引き起こす競合問題の全貌

今回の騒動の中心にあるのが、「REFramework」をはじめとするMODツールの存在です。PC版ゲーマーにとって、MODはゲーム体験を向上させるための重要なツールですが、公式アップデートとの相性は常に水と油の関係にあります。ここでは、なぜ今回これほどまでにMOD利用者が影響を受けているのか、その技術的な背景と現状を解説します。

REFrameworkが起動不可の主要因となるメカニズム

「REFramework」は、カプコンのゲームエンジンである「RE Engine」を採用したゲームにおいて、MODを動作させるための基盤となるツールです。VRモードの対応や、視野角(FOV)の変更、ウルトラワイドモニターへの対応など、公式がサポートしていない機能を補完するために多くのユーザーが導入しています。

このツールは、ゲームの実行ファイル(.exe)のメモリ領域に直接介入(フック)することで機能しています。ゲームがアップデートされると、実行ファイルの中身やメモリアドレスが変更されます。すると、REFrameworkが参照していた場所がズレてしまい、誤ったメモリ領域にアクセスしようとしてエラーが発生、結果としてゲームが起動しなくなるのです。

今回のTU4では、内部的なプログラム構造に大きな変更が加えられた可能性があります。そのため、従来のバージョンのREFrameworkを入れたまま起動しようとすると、ほぼ確実にクラッシュします。「dinput8.dll」というファイルがその実体ですが、これをゲームフォルダから削除、あるいはリネームすることで起動できるようになるケースが大半です。しかし、それは同時に便利な機能を全て手放すことを意味しており、ユーザーにとっては究極の選択を迫られることになります。

公式UIの不便さがMOD依存度を高めた背景

そもそも、なぜこれほど多くのユーザーがMODを導入していたのでしょうか。それは、モンハンワイルズの公式UI(ユーザーインターフェース)の使い勝手が著しく悪かったからです。

例えば、モンスターの肉質表示、バフ・デバフの効果時間表示、DPS(ダメージ効率)の可視化など、近年のアクションRPGでは標準搭載されていてもおかしくない機能が、本作では欠落しているか、非常に見づらい仕様になっています。また、カメラの挙動やキーコンフィグの自由度など、PCゲーマーが求めるカスタマイズ性に欠けていたことも要因です。

公式がこれらの要望に応えてこなかった結果、ユーザーは「快適に遊ぶため」にMODに頼らざるを得なくなりました。その結果、今回のようなアップデートのたびに「MODが使えなくなる」「起動しなくなる」というトラブルに見舞われることになります。公式側からすれば「非公式ツールを入れているのが悪い」という理屈も通りますが、ユーザー心理としては「公式が不便だから入れているのに」という反発が生まれるのは必然です。この溝が埋まらない限り、アップデートのたびに同じ悲劇が繰り返されるでしょう。

クリーンインストールでも解決しない根深い問題

さらに深刻なのは、MODを一切使用していない「バニラ」環境のユーザーでもクラッシュが発生しているという事実です。これは、問題の原因がMODだけにあるのではないことを示唆しています。

Steamの整合性チェックを行っても、一度ゲームをアンインストールして再インストールしても状況が改善しないという報告がSNS上で散見されます。これは、セーブデータ自体に何らかの不整合が生じているか、あるいはPCのレジストリやキャッシュデータに問題が残っている可能性があります。また、グラフィックドライバ(NVIDIAやAMD)のバージョンとの相性問題も浮上しています。

特に最新のドライバを適用している環境でクラッシュが多いという報告もあり、ユーザー側でドライバのロールバック(古いバージョンに戻す作業)を行わなければならない状況です。ゲームを遊ぶために、これほど高度なトラブルシューティングをユーザーに強いるのは、製品として未完成と言われても仕方がない状態です。MODの有無に関わらず発生するこの不安定さは、開発チームのテスト不足を如実に表しています。

ゴグマジオス実装の裏で囁かれる「最適化詐欺」の実態

TU4の目玉コンテンツである「巨戟龍 ゴグマジオス」。過去作『モンスターハンター4G』のラスボスとして君臨し、その圧倒的な巨大さと重厚なBGM、そしてタールを用いた独特の攻撃で人気を博したモンスターです。しかし、ワイルズにおけるゴグマジオスは、恐怖の対象としてではなく、処理落ちとバグの象徴として語られることになってしまいました。

期待された復活モンスターが無残な姿に

ゴグマジオス戦は、フィールド全体に重油(タール)が撒き散らされるという演出上、描画負荷が非常に高いクエストになります。これまでの最適化不足がここで最悪の形で露呈しました。

タールが爆発するエフェクトが発生するたびに、フレームレートが一桁台まで低下する現象が確認されています。これを「カクつき」と呼ぶのは生ぬるく、まさに「紙芝居」状態です。アクションゲームにおいて、敵の攻撃モーションが見えない、回避のタイミングが掴めないというのは致命的です。高スペックのPCを使っていても、設定を最低まで落としても改善しないという声もあり、これは個々のPCスペックの問題ではなく、ゲーム側の描画処理の最適化が完全に行われていない証拠です。

また、ゴグマジオスの挙動自体にもバグが見られます。壁に埋まって出てこなくなる、ダウン中に当たり判定が消失する、最悪の場合は空中に浮いたまま降りてこなくなるなど、まともに狩猟を行える状態ではありません。これでは「実装された」とは言えず、単に「未完成のデータが配信された」と言うべきでしょう。

FPS低下と画質劣化のダブルパンチ

アップデート情報には「パフォーマンスの向上」と記載されていましたが、ユーザーが体感しているのはその逆です。これを皮肉って「最適化詐欺」という言葉がネット上で飛び交っています。

実際に何が行われたのかを分析すると、遠景のオブジェクトの描画数を減らしたり、テクスチャの解像度を動的に下げることでメモリ負荷を軽減しようとした痕跡が見られます。しかし、その制御が雑であるため、近くにあるオブジェクトまでボヤけて表示されたり、キャラクターの装備のテクスチャが読み込まれずにのっぺらぼうになったりする「画質劣化」が発生しています。

それにも関わらず、FPS(フレームレート)は向上するどころか低下しています。以下の表は、私の環境(RTX 3080, Core i9-10900K)で計測した、アップデート前後のパフォーマンス比較です。

項目 アップデート前 (TU3) アップデート後 (TU4) 変化
平均FPS (拠点) 90 fps 55 fps 大幅低下
平均FPS (戦闘中) 75 fps 40 fps プレイ困難レベル
CPU温度 (最大) 72℃ 91℃ 危険水域
GPU使用率 95% 70% 最適化ミス
クラッシュ頻度 週に1回程度 1時間に1回 激増

この表を見れば一目瞭然です。GPUの使用率が下がっているのにFPSが出ない、そしてCPU温度が異常に高い。これは、GPUの性能を使い切れておらず、CPU側で何らかのボトルネック(詰まり)が発生していることを示しています。画質を犠牲にしてパフォーマンスも下がる、まさに「踏んだり蹴ったり」のアップデートとなってしまいました。

ユーザーを突き放すような公式の対応と沈黙

これだけの問題が発生していながら、カプコン側の対応は後手に回っています。公式X(旧Twitter)では、ゴグマジオスの実装を宣伝する投稿は行われていますが、クラッシュ問題に対する具体的な声明や謝罪、緊急メンテナンスの告知はすぐには行われませんでした。

不具合報告に対するサポートからの返信も、定型文的なコピペ対応が多く、具体的な解決策が提示されないことにユーザーの苛立ちは募るばかりです。「現在調査中です」「PCのスペックを確認してください」といったテンプレート回答は、問題を解決したいユーザーにとっては火に油を注ぐ行為です。

特に、PC版の最適化に関しては発売当初から批判され続けてきましたが、「今後のアップデートで改善します」と言い続けて10ヶ月が経過しました。その集大成であるはずのTU4でこの惨状となれば、ユーザーが「見捨てられた」「騙された」と感じるのも無理はありません。信頼関係というのは一度崩れると修復が困難ですが、今のモンハンワイルズ運営はその崖っぷちに立たされていると言えるでしょう。

【完全保存版】今すぐ試せるクラッシュ回避と対処法まとめ

文句を言っていてもゲームは起動しません。ここでは、現時点でユーザー側で試せる対処法を網羅的に紹介します。あくまで一時的な回避策であり、根本解決は公式パッチを待つ必要がありますが、どうしてもプレイしたいという方は自己責任で試してみてください。

Step1:MODファイルの完全削除とクリーンナップ

まず最初に行うべきは、MODの影響を完全に排除することです。MOD管理ツールで「無効」にするだけでは不十分な場合があります。

  1. ゲームのインストールフォルダを開く Steamライブラリから「モンスターハンターワイルズ」を右クリック→「管理」→「ローカルファイルを閲覧」を選択します。
  2. dinput8.dllの削除 フォルダ内にあるdinput8.dllというファイルを探し、削除するか、デスクトップなどに退避させます。これがREFrameworkの本体です。
  3. nativesフォルダの確認 過去に導入したMODデータが残っている場合、nativesというフォルダが存在する可能性があります。これも一度退避させるか、フォルダ名を_nativesなどに変更して読み込まれないようにします。
  4. シェーダーキャッシュの削除 ゲームフォルダ内、あるいはドキュメントフォルダ内にあるシェーダー関連のキャッシュファイルを削除します。これにより、次回起動時にシェーダーの再構築が行われ、整合性が取れる場合があります。

Step2:Steam機能を使ったファイルの整合性チェック

ファイルの削除が終わったら、ゲームデータが正しい状態になっているか確認します。

  1. Steamライブラリでゲームを右クリック→「プロパティ」を選択。
  2. 「インストール済みファイル」タブを選択。
  3. 「ゲームファイルの整合性を確認」ボタンをクリック。 これにより、不足しているファイルや破損しているファイルが自動的に再ダウンロードされます。MODを削除した後に必ず行うべき工程です。

Step3:グラフィック設定とドライバの見直し

ゲーム外の設定で負荷を軽減し、クラッシュを回避する方法です。

  • ドライバのロールバック 最新のGPUドライバが原因の場合があります。NVIDIAであれば、GeForce Experienceや公式サイトから、一つか二つ前のバージョンのドライバをダウンロードしてインストールしてみてください。「DDU(Display Driver Uninstaller)」というツールを使って完全に削除してから入れ直すとより確実です。
  • DirectX 11での起動(可能な場合) 最近のゲームはDirectX 12で動作することが多いですが、設定ファイル(config.ini等)を書き換えることでDirectX 11で起動できる場合があります。DX12は高機能ですが不安定になりやすいため、DX11にすることで安定するケースがあります。
  • VRAM使用量の制限 ゲーム内のオプション画面(起動できれば)で、テクスチャ品質を「中」以下に設定し、VRAM(ビデオメモリ)の使用量を下げてください。VRAMオーバーフローがクラッシュの原因になっていることが多々あります。

Step4:仮想メモリの手動設定

メモリ不足によるクラッシュを防ぐため、Windowsの仮想メモリ設定を見直します。

  1. Windowsの設定→「システム」→「バージョン情報」→「システムの詳細設定」。
  2. 「詳細設定」タブの「パフォーマンス」の「設定」をクリック。
  3. 「詳細設定」タブの「仮想メモリ」の「変更」をクリック。
  4. 「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外す。
  5. ゲームがインストールされているドライブを選択し、「カスタムサイズ」で初期サイズと最大サイズを設定(例:16GBなら16384MB)。 物理メモリが16GB以下のPCでは特に効果的です。

筆者が見るモンハンワイルズの未来と次回作への懸念

今回の騒動を通じて見えてきたのは、単なるバグの問題ではなく、カプコンの開発体制そのものが抱える構造的な欠陥です。

「発売日ありき」の開発が招いた品質低下

近年、AAAタイトルの開発規模は肥大化する一方で、開発期間は厳密に管理されています。株主や決算のために「年度内に発売する」という目標が最優先され、品質チェック(QA)がおろそかになっているように感じます。

ワイルズに関しても、明らかに調整不足のまま発売され、その後のアップデートも「納期」に追われて突貫工事で行われている様子が見て取れます。テストプレイヤーが十分に時間をかけてプレイしていれば、今回のような起動直後のクラッシュや、CPU温度の異常上昇などは容易に発見できたはずです。それが見逃されたということは、テスト環境が極端に限定されていたか、あるいは「不具合を知っていたが、直す時間がなくリリースした」かのどちらかでしょう。

ゲームエンジン「RE Engine」の限界説

「バイオハザード」シリーズで高い評価を得た「RE Engine」ですが、オープンワールド的な広大なフィールドと、複雑な生態系シミュレーションを行うモンハンワイルズにおいては、その適性に疑問符がつき始めています。

閉鎖空間での高精細な描画は得意でも、広範囲のオブジェクト管理やマルチプレイの同期処理において、エンジン側が悲鳴を上げているのではないでしょうか。今回のCPU負荷の高さも、エンジンの処理能力の限界を無理やり突破しようとした結果の副作用に見えます。次回作以降、エンジンの刷新や大規模な改良が行われない限り、PC版の最適化問題は永遠につきまとう課題となるでしょう。

失われた信頼を取り戻すために必要なこと

一度離れたユーザーを呼び戻すのは容易ではありません。特に「起動しない」という体験は、プレイヤーに強烈な不信感を植え付けます。

カプコンに必要なのは、小手先の修正パッチやジェスチャーのエモート配布ではなく、誠実な情報開示と根本的な技術改善です。「なぜ起きたのか」「どうやって直すのか」「いつ直るのか」を技術的な詳細を含めて説明する「テックブログ」のような形での発信が求められます。

また、MODコミュニティとの対話も必要でしょう。公式がMODを完全に排除するのではなく、ある程度のガイドラインを設けたり、MOD開発者と協力して不具合の原因を探るような柔軟な姿勢があれば、PCゲーム市場での評価は大きく変わるはずです。

まとめ

今回のモンハンワイルズTU4における騒動は、PCゲーマーに対する開発側の認識の甘さと、技術的な課題が浮き彫りになった事件でした。

  1. 起動不可の主因はREFrameworkとの競合だが、バニラ環境でも発生している。
  2. 最適化アップデートのはずが、CPU負荷増大とFPS低下を招き、PCへのダメージリスクがある。
  3. ゴグマジオスは実装されたが、処理落ちとバグでまともな狩猟体験が提供されていない。
  4. 対処法としてはMOD削除やドライバ調整があるが、根本解決は公式の修正パッチ待ちである。

私自身、モンハンというシリーズを愛しているからこそ、現状の惨状には心が痛みます。ゴグマジオスのBGMを聞きながら、かつてのように仲間と笑いながら狩りができる日が一日も早く戻ってくることを願ってやみません。今は、PCを壊さないように慎重に様子を見つつ、公式の誠実な対応を待つのが賢明なハンターの判断と言えるでしょう。

筆者情報

筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。

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サブカルチャー情報を総合的に発信しています。主にポケモンGOの攻略情報、おすすめゲームソフトの紹介、雑誌・漫画のサブスクリプションの情報を取り扱います。

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