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PS5

【MHWs】マスターランク(拡張DLC)の発売はある?過去作から考察|モンハンワイルズ

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編集デスク兼ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も、多くのハンターの皆様から寄せられている「ある重大な疑問」について、徹底的にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、現在『モンスターハンターワイルズ(MHWs)』を遊び尽くし、アップデートの終焉が近づく中で「次はどうなるんだ?」「拡張コンテンツ(G級・マスターランク)は本当に来るのか?」という不安や期待が入り混じった感情を抱いているのではないでしょうか。

特に、過去作の傾向と比較して発表が遅いことや、開発リソースの状況など、気になる要素は山積みです。

この記事を読み終える頃には、過去のデータと現状のロードマップ分析に基づいた、最も確度の高い「マスターランク発売日」と「今後の展開」についての疑問が解決し、これからのハンターライフをどう過ごすべきかの指針が得られているはずです。

この記事の要約
  1. マスターランク発売は2027年頃と予想
  2. 開発リソースが最適化に割かれた影響が大
  3. ゴグマジオス実装が示すエンドコンテンツの形
  4. 過去作データから見る発表のタイミングと傾向

 

それでは解説していきます。

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マスターランク(拡張DLC)の現状とアプデ終了の示唆

『モンスターハンターワイルズ』が2025年2月に発売されてから、私たちは数多くの狩猟体験を経てきました。そして今、2025年の年末を迎え、一つの区切りがつこうとしています。まずは、直近で発表されたロードマップと、そこから読み取れる「現状」について深く掘り下げていきます。

12月の最終アップデートロードマップ詳細

公式から発表されたロードマップは、我々ハンターにとって喜びと同時に、一抹の寂しさを感じさせるものでした。具体的には以下のスケジュールでコンテンツが投下されます。

  • 12月16日: 伝説の古龍「ゴグマジオス」の実装、新たなエンドコンテンツの追加
  • 12月18日: 歴戦王「アルフシュベルド」の実装、スペシャルコラボ、体験チャーム配布
  • 12月19日: 季節イベントの開催
  • 12月24日: 歴戦王「ジンオウガ(陣波)」の実装

このスケジュールを見て、歴戦のハンターであればあるほど「これで終わりか」と察したことでしょう。特に「ワイルズのアプデはこれで終了です」という事実上の宣言は、本作の無印版(マスターランク未実装段階)におけるコンテンツ供給が完結したことを意味しています。

本来であれば、秋頃に実装が予想されていたセルレギオスが夏に前倒しで実装されるなど、サプライズもありました。しかし、最後の最後で「大型モンスターの追加ラッシュ」ではなく、既存の強化個体や過去作の超大型モンスター1体に留まったことに対して、「少し物足りない」「もう一体くらいサプライズで来るのではないか」と感じた方もいるかもしれません。

しかし、冷静に現状のゲームバランスを見てみると、武器の調整やゲーム動作の軽量化など、システム面でのブラッシュアップにかなりの力が注がれていることが分かります。これは、単にコンテンツを増やすだけでなく、ゲームとしての土台を強固にすることに注力した結果とも言えるでしょう。

過去作の「終了宣言」と「次回作発表」のタイムラグ

ここで注目すべきは、「アップデート終了」が宣言されたタイミングと、「次回作(マスターランク)」の発表の有無です。

通常、モンスターハンターシリーズにおいては、現行作品の最終アップデート付近で、次なる展開(G級やマスターランク、あるいは次回作)のティザーや告知が行われるのが通例でした。しかし、今回の『ワイルズ』に関しては、最終アップデートの告知時点で、明確な「マスターランク」のアナウンスがありませんでした。

この「沈黙」が、界隈をざわつかせている最大の要因です。「もしかして、マスターランクはないのか?」「開発が難航しているのではないか?」という憶測が飛び交うのも無理はありません。しかし、過去の事例を紐解いていくと、必ずしも「即発表」が絶対のルールではないことも見えてきます。これについては後述の章で、過去作のデータを元に徹底的に検証していきます。

歴戦王の実装と「大シア」不在の謎

今回のロードマップで興味深いのは、「歴戦王」のラインナップです。パッケージモンスターであるアルフシュベルドの歴戦王化は順当と言えますが、ストーリー上のラスボスに位置する存在(ここでは便宜上「大シア」や「ゾシア」と呼びます)の歴戦王化、あるいは強化個体の情報が見当たりません。

『モンスターハンターワールド:アイスボーン』などの過去作では、ラスボス級モンスターの強化個体は、事実上の裏ボスとしてイベントクエストなどで猛威を振るいました。今回、そのポジションが不在であることは、二つの可能性を示唆しています。

  1. マスターランクへの温存: マスターランクのストーリーラインで、より成長した姿、あるいは真の姿として登場させるために、現段階での強化を控えている可能性。
  2. 隠しクエストとしての実装: ロードマップには記載されていないものの、サプライズで配信される可能性。

現状の情報網や解析、プレイヤー間の噂を総合すると、前者の「マスターランクへの温存」である可能性が高いと考えられます。ラスボスが「生まれたての赤ちゃん」という設定である以上、それが「歴戦王」になることへの生態学的な違和感も指摘されており、物語の続きとして描く方が自然だからです。

発売日と開発期間から予測するマスターランクの可能性

では、最も気になる「マスターランク(拡張DLC)はいつ発売されるのか?」という点について、具体的な数字と過去のデータを元に考察していきます。結論から申し上げますと、私の予想は**「2027年初頭〜春」**です。なぜその結論に至ったのか、論理的に解説します。

過去シリーズとの発売スパン比較表

まずは、直近のメインシリーズである『モンスターハンター:ワールド(MHW)』および『モンスターハンターライズ(MHRise)』と、それぞれの拡張コンテンツの発売間隔を比較してみましょう。

タイトル 本編発売日 拡張(MR)発表日 拡張(MR)発売日 本編から拡張までの期間
ワールド (MHW) 2018年1月26日 2018年12月10日 2019年9月6日 約1年8ヶ月
ライズ (MHRise) 2021年3月26日 2021年9月24日 2022年6月30日 約1年3ヶ月
ワイルズ (MHWs) 2025年2月 未定(予想:2026年初頭) 未定(予想:2027年) 予想:約2年

この表を見ると、これまでの作品は概ね1年3ヶ月〜1年8ヶ月程度でマスターランクが発売されてきたことが分かります。しかし、『ワイルズ』に関しては、このサイクルよりも長くなる「約2年」というスパンを予想しています。

ワールド(MHW)の事例分析

『ワールド』の場合、2018年1月の発売から、同年12月のスペシャルプログラムで『アイスボーン』のタイトルが発表されました。しかし、そこから実際の発売日(2019年9月)が確定するまでには、約半年近い「待機期間」がありました。

具体的には、2018年12月に「アイスボーンというタイトルが出ます」という発表があり、詳細な発売日が決定したのは2019年5月10日。そして、無印版の最終アップデート(歴戦王ネルギガンテ)が配信されたのが、その翌日の5月11日でした。

この「最終アプデと同時に次回の発売日が明確になる」という流れが、今回は踏襲されていません。これが意味するのは、開発スケジュールが『ワールド』当時よりも後ろ倒しになっている、あるいは、発表のタイミングを戦略的にずらしているということです。

ライズ(MHRise)の事例分析

一方、『ライズ』の場合は展開が非常にスピーディーでした。発売からわずか半年後の2021年9月に『サンブレイク』が発表され、その翌年6月には発売されています。

これは、『ライズ』が携帯機向け(Switch)のタイトルであったこと、そしてコロナ禍の影響で初期コンテンツボリュームに課題があったため、素早い展開でユーザーを繋ぎ止める必要があったことなどが要因と考えられます。

また、ハンター側の性能が非常に高く、快適な狩りが提供されていたため、コンテンツの消費速度も早かったという背景があります。『ワイルズ』は『ワールド』の系譜を継ぐ重厚な据え置き機(PC/PS5)向けのタイトルであるため、『ライズ』のような短期決戦型のスケジュールにはならないと考えるのが妥当でしょう。

ワイルズ独自のリソース配分と「2027年説」の根拠

私が『ワイルズ』のマスターランク発売を2027年と予想する最大の理由は、**「開発リソースが最適化と不具合修正に割かれた」**という点にあります。

『ワイルズ』は発売当初、動作の不安定さやバグ、フレームレートの問題など、技術的な課題を多く抱えていました。近年のゲーム開発、特にAAA級タイトルにおいては、発売後の最適化作業(パッチ修正、軽量化対応)に膨大な人的リソースと時間を要します。

『ワールド』や『ライズ』の時と比較しても、武器バランスの調整頻度や、細かなバグ修正のパッチノートの量は桁違いです。これは、開発チームが「まずは現行のワイルズを完璧な状態にする」ことに全力を注いでいた証拠でもあります。

本来であればマスターランクの開発に回せるはずだったリソースの一部が、これら土台の修復と強化に充てられたと仮定すれば、開発期間が半年〜1年程度伸びるのは必然です。2025年2月発売から丸2年後の2027年2月、あるいはその近辺が、現実的なマスターランクの着地点となるでしょう。

マスターランク(拡張DLC)は本当に出るのか?

一部の悲観的な意見の中には、「そもそもマスターランクが出ないのではないか?」という説も存在します。しかし、私はゲーム評論家としての立場から断言します。マスターランクは間違いなく出ます。

「出ない説」の論拠とその反証

「出ない説」を唱える人々の主な根拠は以下の通りです。

  1. 開発費の高騰と回収の難しさ: 現代のゲーム開発費は高騰しており、DLCで十分な利益が出るか不明瞭。
  2. 海外市場(特にアジア圏)の情勢不安: 『モンスターハンター』はアジア圏で絶大な人気を誇りますが、特定の国や地域の経済・社会情勢の変化により、売上が見込めないのではないかという懸念。
  3. 発表の遅さ: 通常なら発表されている時期に音沙汰がないことへの不安。

しかし、これらは決定的な理由にはなりません。なぜなら、『モンスターハンター』というIP(知的財産)は、カプコンにとって最大の柱の一つであり、「出さない」ことによるブランド毀損のリスクの方が遥かに大きいからです。

「出る説」を裏付けるビジネス的観点

逆に「出る」と確信できる理由は強固です。

  • IPの維持と拡大: 現在進行形で行われている細かな武器調整や軽量化アップデートは、単なる「延命」ではなく「次への布石」です。使い捨てのタイトルであれば、ここまでコストをかけて調整を行いません。次に繋げる土台が必要だからこそ、今の『ワイルズ』を磨き上げているのです。
  • 株主への責任: カプコンのような上場企業において、ドル箱タイトルの拡張版を出さないという選択肢は、株主への説明がつかない事態を招きます。
  • 過去のパターン: 『MHP3rd』のようにG級が出なかった作品も稀にありますが、それはハードウェアの移行期や特殊な事情があったケースに限られます。『ワイルズ』のようなナンバリング相当の大型タイトルで、拡張なしで終わることは考えにくいです。

発表のタイミング予想:2026年2月有力説

では、いつ発表されるのか。最も可能性が高いのは、2026年2月です。

2026年2月には「モンスターハンターフェスタ」のような大規模イベントが開催される可能性が高いです(あるいは、ワイルズ発売1周年記念のタイミング)。過去の『アイスボーン』も、発売から約1年後のタイミングで大きな動きがありました。

今の「沈黙」は、開発が遅れているというネガティブなものではなく、「発売から1周年」という大きな節目で、ド派手に発表するための「溜め」の期間であると捉えるべきでしょう。

ゴグマジオス実装が示唆する「難易度」と「エンドコンテンツ」

12月16日のアップデートで追加される「ゴグマジオス」。この選出は、今後のマスターランクの難易度や方向性を占う上で非常に重要な意味を持っています。

過去作(MH4G)におけるゴグマジオスの脅威

かつて『モンスターハンター4G』で登場したゴグマジオスは、多くのハンターを絶望の淵に追いやりました。「ゴグマ難民」という言葉が生まれたほど、その難易度は高く、ソロ討伐は至難の業でした。

巨大な体躯、重油による拘束とスリップダメージ、そして即死級の熱線攻撃。これらは当時のハンターにとってトラウマ級の強さでした。今回『ワイルズ』に実装されるにあたり、当然ながら現代のハンターの性能に合わせて調整されているはずですが、「生半可な装備では太刀打ちできない」というコンセプトは継承されているでしょう。

プレイヤーの進化と相対的な難易度変化

「昔のゴグマジオスと今のゴグマジオス、どっちが強いのか?」という疑問に対しては、「モンスター単体のスペックは今の方が高いが、ハンターが強くなりすぎたため、体感難易度は変わらないか、あるいはマイルドに感じるかもしれない」と予想します。

『MH4G』時代は3DSでの操作であり、現在のような高フレームレート、精密な操作性、多彩なアクションはありませんでした。しかし、現代のハンターはPCやPS5のハイスペック環境で、最適化されたスキル構成と洗練された立ち回りを駆使します。

開発陣もそれを理解しており、単に体力を増やすだけでなく、モーションの高速化や隙のなさ、状態異常の厄介さでバランスを取ってくるはずです。特に、今回追加される「歴戦王」クラスになると、過去作の「極限状態」や「傀儡化」に匹敵する、あるいはそれ以上の理不尽さを孕んだ強さが予想されます。

ソロ攻略と「サポハン」7人体制の衝撃

『ワイルズ』の特徴であるNPCハンター(サポートハンター)システム。今回のアップデートにより、新たなサポートハンター(体験・ライトボウガン使いなど)が追加され、最大で7人のNPCを連れてクエストに行けるようになる可能性があります。

ゴグマジオスのような超大型モンスター戦において、ターゲットが分散することはメリットでもありデメリットでもあります。

  • メリット: 回復の隙ができる、弾除けになってくれる、拘束時の救出。
  • デメリット: モンスターが頻繁に向きを変え(シャトルラン)、弱点を狙いにくくなる。

しかし、ソロプレイヤーにとって「7人の仲間と共に巨悪に立ち向かう」というシチュエーションは、まさにお祭り感満載のエンドコンテンツに相応しいものです。ファビウスをはじめとするNPCたちが、ゴグマジオスの即死攻撃をどう防ぐのか(あるいは防げずに散っていくのか)、そのAIの挙動にも注目が集まります。

現在の装備は「ゴミ」になるのか?装備更新のモチベーション論

マスターランク実装の話になると必ず出るのが、「今必死に集めた最強装備や護石も、どうせマスターランク序盤の装備より弱くなる(ゴミになる)」という虚無感の問題です。

「ゴミになる」ことへのメンタルセット

確かに、数値の上では間違いなく「ゴミ」になります。マスターランクの初期装備は、上位の最終装備の防御力を軽々と超えていきます。これはモンハンの宿命であり、伝統です。

しかし、「だから今はやらなくていい」と考えるのは、非常にもったいないことです。

「思い出」としての装備価値

私が提唱したいのは、**「その時、その瞬間を楽しむ」**というプレイスタイルです。「あの時、この護石が出なくて苦労したよな」「この装備、当時は最強だったんだぜ」と、数年後に笑って話せる「思い出」を作ることこそが、オンラインゲームやライブサービス型ゲームの醍醐味だからです。

また、マスターランクの序盤をスムーズに進めるためには、やはり上位の完成された装備が必要です。マスターランクの敵は体力も攻撃力も段違いです。そこで「ゴミになるから」とサボった装備で挑めば、序盤のドスジャグラス級のモンスターにすら苦戦することになりかねません。

今のうちに強力な護石や装飾品を集めておくことは、マスターランクへの「スタートダッシュチケット」を手に入れることと同義なのです。

まとめ:ワイルズの未来は明るいが、忍耐は必要

これまでの考察をまとめます。

  1. アップデート終了後の空白期間: 12月のアプデ終了後、しばらくは大きな動きがない「凪」の期間が訪れます。
  2. マスターランク発売時期: 過去作の傾向と『ワイルズ』特有の開発事情(最適化への注力)を鑑みると、2027年頃の発売が濃厚です。
  3. 拡張DLCの確実性: ビジネス的観点、IPの重要性から見て、マスターランクが出ない可能性は限りなく低いです。
  4. 今やるべきこと: ゴグマジオスや歴戦王への挑戦を通じてプレイスキルを磨き、来るべきG級へ備えて資産(アイテム・装飾品・思い出)を蓄えること。

『ワイルズ』は発売当初こそ躓きがありましたが、運営の真摯なアップデートにより、着実に完成度を高めてきました。変に急いで未完成のマスターランクを出されるより、じっくりと時間をかけて、我々の想像を超える最高傑作を届けてくれることを信じて待ちましょう。

2027年、雪山か、はたまた未知の領域か。新しいフィールドで皆様と共に狩りができる日を心待ちにしています。それまでは、現大陸での生態系調査を存分に楽しみ尽くしましょう。

筆者情報

筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。特に『モンハン』シリーズは初代から全作プレイ済みで、総プレイ時間は1万時間を超える。

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