編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、アップデート第4弾で追加された超大型モンスター「ゴグマジオス」の圧倒的なタフさと即死級の攻撃、そして複雑なギミックに翻弄され、クエスト失敗の画面を何度も見ていることと思います。
「油まみれで動けない」 「撃龍槍が当たらない」 「飛行モードで手も足も出ない」
といった悩みを抱えているのではないでしょうか。
この記事を読み終える頃には、ゴグマジオスの行動パターンが手に取るように分かり、ギミックを最大限に活用したスマートな狩猟ができるようになり、素材集めが楽しくて仕方がない状態になっているはずです。
- 火属性と龍属性の使い分けが攻略の鍵
- 落石と撃龍砲のギミック活用が必須
- 粘着質の油対策スキルで生存率を上げる
- 最終フェーズの飛行対策が勝負を決める
それでは解説していきます。
ゴグマジオス討伐に向けた準備と心構え
必須となるスキル構成と推奨装備の選び方
今回のアップデートで追加された「巨戟龍ゴグマジオス」は、これまでのモンスターとは一線を画す耐久力とギミックへの理解度が求められる相手です。
まず、ハンターの皆様に強く認識していただきたいのは、このクエストは「ただ武器を振り回していれば勝てる」という類のものではないという事実です。
徹底した準備こそが、勝利への唯一のショートカットとなります。
まず最優先で対策すべきは、ゴグマジオスの代名詞とも言える「重油」への対抗策です。
フィールドの至る所に撒き散らされる油に足を取られると、ハンターは拘束状態に陥り、そこへ強烈な一撃を叩き込まれてベースキャンプ送りとなります。
これを防ぐために必須級となるのが「泥雪適応」や今作で調整された「水場・深雪適応」系統のスキルです。
これにより、油の上でも機動力を損なうことなく立ち回ることが可能になります。
特に双剣や片手剣など、地面を駆け回る武器種においては、このスキルの有無が実質的なDPS(時間あたりのダメージ量)に直結します。
足を取られて回避行動が遅れるコンマ数秒が、生死を分けるのです。
次に考慮すべきは「耐震」スキルです。
ゴグマジオスはその巨体を生かした叩きつけや、倒れ込み攻撃を多用します。 これらの攻撃は直撃判定の外側に広範囲の振動を発生させます。
振動でふらついている間に追撃のブレスや突進を重ねられるパターンは、野良マルチプレイにおける死因のトップクラスを占めています。
耐震レベル1、あるいはレベル3まで積むことで、これらの振動を無効化し、逆に攻撃のチャンスへと変えることができます。
生存スキルとしてだけでなく、攻撃機会を増やすための火力スキルとしても機能するのです。
そして、今回のクエスト特有の要素として「破壊王」スキルの重要性が極めて高いです。
ゴグマジオス戦では、部位破壊を行うことでダウンを奪ったり、強力な対抗兵器である「撃龍槍」を使用するためのトリガーを引いたりすることができます。
また、頭部や尻尾などに付着している青い結晶状の部位を破壊することで、新素材「変異した並走物」を追加報酬として入手できる可能性が高まります。
素材集めの効率化という意味でも、攻略の安定化という意味でも、破壊王は是非とも発動させておきたいスキルと言えるでしょう。
属性の役割分担とマルチプレイでの連携
ゴグマジオスの肉質変化は非常に特殊的であり、このメカニズムを理解していないと討伐時間が大幅に伸びてしまいます。
基本情報として、ゴグマジオスは通常時、全身が固化した重油で覆われており、物理攻撃や龍属性攻撃が通りにくい状態にあります。
ここで重要になるのが「火属性」です。
火属性の攻撃を当て続けることで、表面の油が軟化し、ドロドロと溶け出します。
この「軟化状態」になって初めて、本来の弱点である「龍属性」や物理攻撃が高い効果を発揮するようになります。
つまり、パーティー全員が龍属性武器で挑んでしまうと、序盤の硬い肉質に阻まれて火力が伸び悩み、結果として時間切れやジリ貧のリスクが高まるのです。
理想的なパーティー構成としては、火属性武器の担当が1名から2名、そして火力を叩き出す龍属性武器の担当が2名から3名というバランスです。
野良マルチプレイでは意思疎通が難しい場合もありますが、自分がどちらの属性を担うべきか、ロビーの装備状況を見て判断する柔軟性が求められます。
もし全員が物理特化や龍属性であれば、自分が火属性武器(例えば手数で軟化を狙いやすい双剣や操虫棍など)に変更することで、チーム全体の総火力を底上げすることができます。
また、状態異常属性も見逃せません。 特に爆破属性は部位破壊を促進し、毒属性は継続ダメージでタフな体力を削るのに有効です。
しかし、最優先すべきはやはり「軟化」のギミック解除です。
ソロプレイの場合は、オトモアイルーに火属性武器を持たせ、自分は龍属性で挑む、あるいはその逆の構成にするなどして、一人で二役をこなす工夫が必要です。
持ち込みアイテムとセクレトの設定
長期戦が予想されるゴグマジオス戦では、アイテムポーチの中身も吟味する必要があります。
回復薬グレートや秘薬の調合分はもちろんのこと、スタミナ管理のための強走薬、そして攻撃チャンスを作るための「鬼人薬グレート」「怪力の種」などのバフアイテムは惜しみなく使いましょう。
特筆すべきは「モドリ玉」の重要性です。
ゴグマジオスの大技や、フィールドの端に追い詰められた際の緊急離脱用として、モドリ玉は最強の生存手段となります。
また、戦闘中にキャンプに戻ってアイテムを補充したり、属性武器を持ち替えたりする戦略的な撤退にも役立ちます。
調合分を含めて持ち込む必要はありませんが、ショートカットに登録しておき、いつでも使えるようにしておくことを強く推奨します。
また、今作の相棒である「セクレト」の設定も重要です。
移動中のアイテム使用や、武器の研磨、そして何より第3フェーズでの空中戦において、セクレトの操作性が攻略の鍵を握ります。
セクレトの装備ポーチには、予備の弾薬や回復アイテムを積んでおくことができます。
自動調合の設定を見直し、戦闘中に素材が溢れて無駄にならないようにしておきましょう。
特にガンナーの方は、弾薬の調合素材をセクレトに預けておくことで、継戦能力を大幅に向上させることができます。
フェーズ1:地上戦での削りとギミック活用
オイルの軟化と部位破壊の優先順位
クエストが開始されると、まずは地上エリアでの戦闘となります。 開幕直後のゴグマジオスは全身が硬化しており、弾かれやすい状態です。
ここでは前述の通り、火属性武器を持つハンターが積極的に手数を出し、部位の軟化を狙います。
狙うべき部位は、ダウンを奪いやすい「前脚(翼脚)」と、肉質が比較的柔らかくなりやすい「頭部」、そして切断することで攻撃範囲を狭められる「尻尾」です。
特に前脚への攻撃は重要です。
ゴグマジオスは巨大な翼爪を地面に突き刺して移動や攻撃を行いますが、この翼爪部分(外側の大きな爪)と、内側の小さな前脚とで肉質や判定が異なる場合があります。
基本的には外側の大きな翼爪を狙い、一定ダメージを与えることで姿勢を崩させることができます。
油が滴り落ちるエフェクトが出始めたら、それが軟化の合図です。 ここぞとばかりに龍属性武器や物理火力の高い攻撃を叩き込みましょう。
注意すべき攻撃パターンとして、巨大な腕による「なぎ払い」と、上体えお起こしてからの「倒れ込み」があります。
なぎ払いは範囲が広大ですが、予備動作を見てから懐(腹の下)に飛び込むことで回避可能な場合があります。 逆に距離を取ろうとすると、広範囲の亜空間判定に巻き込まれやすいため、勇気を持って接近することが安全確保に繋がります。
倒れ込みに関しては、耐震スキルがない場合は振動で動けなくなり、そこへ追撃の重油ブレスが飛んでくるコンボが凶悪です。
振動をガードするか、範囲外へ退避するか、瞬時の判断が求められます。
最初の落石ポイントでの大ダメージ
第1フェーズのエリアには、天井に巨大な岩が不安定にぶら下がっている箇所が存在します。
環境生物やスリンガー、あるいはガンナーの射撃によってこの岩を落下させることができれば、ゴグマジオスに約4,000ダメージという特大のダメージを与え、さらに長時間の大ダウンを奪うことができます。
この落石ギミックは開幕直後の位置から少し誘導した先にあります。
マルチプレイであれば、誰か一人が誘導役となり、落石ポイントの下へゴグマジオスをおびき寄せることが理想です。
ただし、ゴグマジオスの攻撃によって岩が勝手に落ちてしまうこともあります。 狙って当てるのがベストですが、戦闘の流れの中で自然に巻き込む形でも十分です。
重要なのは「落石がある」ということを全員が認識し、その周辺で戦う意識を持つことです。
落石がヒットした際のダウン時間は非常に長く、頭部や尻尾などの高位置にある部位を攻撃する絶好のチャンスです。
ここで一気に部位破壊値を蓄積させ、軟化を進めることで、第1フェーズをスムーズに突破することができます。
火力が不足していると、このフェーズで時間を使いすぎ、後半の制限時間が厳しくなるため、落石は絶対に外したくない要素の一つです。
状態異常「油まみれ」への対処法
戦闘中、ゴグマジオスが撒き散らす黒い液体に触れると「油まみれ」や「重油拘束」といった状態異常になります。
これらはハンターの動きを著しく制限し、回避行動が取れなくなるだけでなく、火属性の攻撃を受けると引火して大ダメージを受けるという二重のリスクを負います。
もし油に捕まってしまった場合、レバガチャ(スティック入力とボタン連打)での脱出を試みることになりますが、自力での脱出には時間がかかります。
マルチプレイでは、味方が拘束されているのを見かけたら、武器で攻撃して吹き飛ばしてあげるか、広域化スキルによる「消散剤」の使用などで救助することが求められます。
自分自身が拘束された場合は、定型文チャットで救助を求めるのも一つの手です。
また、フィールド上の油は、火属性の攻撃や爆発によって引火し、継続ダメージを与える炎上地帯へと変化します。
地形ダメージも馬鹿にならないため、ポジショニングには常に気を配る必要があります。
クーラードリンクのようなアイテムや、自然治癒力を高めるスキル、あるいは「熱ダメージ無効」などのスキルがあれば、多少の地形ダメージは無視して攻撃に集中できるようになります。
環境を利用した戦いこそが、モンハンの醍醐味であり、攻略の要点でもあります。
フェーズ2:高台への移動と撃龍槍チャージ
不可逆エリアへの侵入と環境変化
一定のダメージを与えると、ゴグマジオスは雄叫びを上げ、エリアの奥にある高台エリアへと移動を開始します。
この移動はクエストの進行における大きな転換点であり、ハンターも翼竜やセクレトを利用して追撃に向かうことになります。
注意すべきは、一度第2フェーズのエリアに入ると、前のエリアには戻れない「不可逆」の仕様になっている点です。
キャンプに戻ることは可能ですが、徒歩で前のエリアに戻ってやり残したことを回収する、といったことはできません。
第2フェーズのエリアは、中央が窪地になっており、周囲を高台が囲むような構造になっています。
ゴグマジオスはこの高台に前脚をかけて登ってきたり、中央から広範囲のブレスを吐いたりと、高低差を利用した立体的な攻撃を仕掛けてきます。
ハンター側もこの高低差を活かし、ジャンプ攻撃で乗りを狙ったり、高台にある設備を利用したりすることが攻略の鍵となります。
このエリアでは、ゴグマジオスの攻撃がいっそう激化します。
特に口から吐き出される熱線状のブレスは、着弾点で爆発を起こし、地形を灼熱化させます。
逃げ場が少なくなる中で、いかに安全地帯を見つけ出し、攻撃を継続できるかが問われます。
ここで重要になるのが、後述するギミックの活用による強制ダウンと拘束です。 真っ向勝負だけでなく、知恵を使った狩猟が求められるフェーズと言えます。
撃龍槍を当てるための手順とコツ
第2フェーズ最大の見せ場であり、攻略上の必須事項とも言えるのが「撃龍槍(あるいは巨龍砲)」の使用です。
このエリアには、かつての対龍兵器の遺構が存在し、特定の条件を満たすことで超極大ダメージを与える兵器を使用することができます。
まず、撃龍槍を使用可能にするためには、ゴグマジオスの背中にある「撃龍槍が刺さった部位」を破壊するか、あるいはエリア内にある装置にエネルギーをチャージする必要があります。
背中の部位破壊に成功すると、背負っていた撃龍槍が地面に落下します。 これをハンターが拾い上げ(あるいは装置で運搬し)、発射装置にセットすることで発射準備が整います。
また、エリア内にはエネルギーを充填するためのレバーやスイッチが存在する場合があります。
これらを操作し、あるいはゴグマジオスに一定以上のダメージを与えることでゲージが溜まり、「チャージ完了」のアナウンスが流れます。
この時、ゴグマジオスを撃龍槍の射線上に誘導する必要があります。 拘束バリスタやダウンを利用して動きを止め、渾身の一撃を叩き込みましょう。
この攻撃が直撃すれば、約60,000〜70,000という桁外れのダメージを与えることができます。
これはゴグマジオスの総体力の数割を一気に削り取る量であり、これを当てるか外すかで討伐時間が5分以上変わると言っても過言ではありません。
マルチプレイでは、誰がスイッチを押すか、誰が拘束するかという連携が自然と生まれる瞬間でもあり、成功した時の高揚感は本クエスト随一です。
3つの落石と1500ダメージの積み重ね
大技である撃龍槍に目を奪われがちですが、第2フェーズのエリアには他にも利用できるギミックがあります。
それは壁面や天井に設置された、小規模な落石ポイントや爆発性の樽などのオブジェクトです。 これらはスリンガーや攻撃で起動でき、1回あたり1500〜2000程度のダメージを与えることができます。
一見すると地味な数字に見えますが、これらが3箇所あれば合計で4500ダメージ。 さらにそれぞれのヒット時に怯みや小ダウンが発生すれば、そこへ全員でラッシュをかけることができます。
結果として数万ダメージ分のチャンスを生み出すことになるのです。 「塵も積もれば山となる」の精神で、これらのギミックも漏らさず活用していきましょう。
特に高台に登ってきたゴグマジオスを落とすために、これらのギミックを使うのが有効です。
登攀中は無防備になる瞬間があり、そこでダメージを与えて地面に叩き落とせば、落下ダメージと合わせて大きな隙を作ることができます。
常に周囲を見渡し、利用できるものは全て利用する。 それが一流のハンターの戦い方です。
最終フェーズ:空飛ぶ悪夢との決着
飛行モードへの移行と小型破龍砲の活用
体力が残り少なくなると、ゴグマジオスは最終形態へと移行します。 全身の油が揮発し、爆発的なエネルギーを纏いながら空へと舞い上がります。
この飛行モードこそが、多くのハンターを絶望させる最大の難関です。
上空からの絨毯爆撃のような油ブレス、高速での滑空突進など、地上にいるだけでは手も足も出ない一方的な展開になりがちです。
ここで必須となるのが、フィールドに支給・配置される「小型破龍砲(あるいは単発式拘束弾)」のような対空兵器です。
また、セクレトに騎乗しながらの使用が可能なボウガンのようなアイテムが鍵を握ります。
ゴグマジオスが飛行したら、すぐにセクレトに騎乗し、機動力を確保しつつ、これらの対空アイテムを拾って射撃します。
特に重要なテクニックとして、この対空アイテムは「チャージ」が可能です。
ボタンを長押しして最大まで溜めてから発射することで、威力が数倍に跳ね上がり、怯み値の蓄積も大きくなります。
焦って連射するのではなく、確実に狙いを定めてチャージショットを当てること。 これを数回繰り返すことで、ゴグマジオスの翼を傷つけ、地上へと引きずり下ろすことができます。
墜落させた時のダウン時間は非常に長く、ここがラストスパートの合図です。 全員で弱点部位に殺到し、ありったけの火力を叩き込みましょう。
もし墜落させられなければ、上空からの大技でパーティーが半壊する恐れがあります。 最終フェーズは「撃ち落とすか、焼かれるか」のデッドヒートなのです。
青い結晶「変異した並走物」の破壊
最終フェーズのゴグマジオスの体表、特に頭部や尻尾の先端などには、青白く輝く結晶状の物質が出現します。
これはゴグマジオスの体内で精製された高純度のエネルギー結晶であり、攻撃が激化する原因でもありますが、同時にハンターにとって垂涎のレア素材「変異した並走物」の入手源でもあります。
この青い結晶は肉質が比較的柔らかく、ダメージが通りやすい上に、破壊することで追加報酬が確定、あるいは高確率で入手できます。
クエストクリア報酬だけではなかなか集まらない素材なので、余裕があれば積極的に狙っていきたい部位です。 特にダウン中は狙いやすいため、頭部を優先して破壊し、次に尻尾を狙うという順序がおすすめです。
破壊に成功すると、パリンという小気味良い音と共に結晶が砕け散り、ゴグマジオスの攻撃の一部が弱体化するなどのメリットもあります。
素材のためだけでなく、戦闘を有利に進めるためにも、青い輝きを見逃さないようにしましょう。 破壊王スキルがここで真価を発揮します。
大技「王の雫」の回避とガード
ゴグマジオスの怒りが頂点に達すると、エリア全体を焼き尽くすかのような超大技、通称「王の雫(あるいはそれに類する熱線攻撃)」を放ってきます。
上空から滞留する油を降らせ、それを一気に爆破させるこの攻撃は、直撃すれば防御力に関係なく即死級のダメージを受けます。
この大技への対処法は主に3つあります。
1つ目は、NPCである「ファビウス」や「カエ」といったサポートハンターが展開するシールドや防御陣形の背後に隠れること。 彼らは大技の予兆に合わせて「私の後ろへ!」といった合図を出してくれます。 その指示に従い、彼らを盾にすることで無傷でやり過ごすことができます。
2つ目は、ランスやガンランスなどの盾持ち武器による「ガード強化」スキル付きのガードです。 スタミナを大量に消費しますが、自身の力で防ぎ切ることも可能です。
3つ目は、モドリ玉による緊急離脱です。 タイミングが掴めない、あるいは味方の位置が遠い場合は、迷わずキャンプへ戻りましょう。 生きてさえいればチャンスは巡ってきます。
この大技を凌げば、ゴグマジオスは大きな隙を晒します。 ここが最後の攻撃チャンスです。
BGMが「英雄の証」へと変化する演出があれば、勝利は目前。 全力を出し切ってトドメを刺しましょう。
ゴグマジオス装備とアーティア武器の可能性
ゴグマシリーズ防具の性能と新スキル
苦労してゴグマジオスを倒した先には、強力な装備が待っています。
「ゴグマシリーズ(EXゴグマ)」防具は、一見すると重量級の見た目ですが、その性能は非常に攻撃的かつ特殊的です。
特筆すべきは新スキル「無尽蔵(仮称)」や「超回復」といった、継戦能力と火力を両立させる複合スキルです。
例えば、攻撃を続けることで体力が自動回復する効果や、スタミナ消費が無効になる時間が発生するなど、アグレッシブに攻めるハンターほど恩恵を受けられる設計になっています。
また、シリーズスキルとして、属性攻撃値を大幅に上昇させる効果や、特定の条件下で攻撃力が倍増するようなロマン溢れる効果も付与されています。
スロット数も豊富で、拡張性が高く、既存の最強装備構成を塗り替えるポテンシャルを秘めています。
特に「真・業物」や「弾丸節約」の上位互換となるようなスキルが組み込まれている部位もあり、剣士・ガンナー問わず、必ず作っておきたい防具セットと言えるでしょう。
アーティア武器の強化と錬金ガチャ
ゴグマジオスの素材は、防具だけでなく、既存の「アーティア武器」を新たな段階へと強化するためにも使用されます。
ここで注目なのが、新たな強化システム「変異パーツ」によるカスタマイズ要素です。
これは一種の「ガチャ」要素を含んでおり、ゴグマジオスの素材(特に変異した並走物)を消費して錬金を行うことで、武器にランダムな性能やボーナス効果を付与することができます。
例えば、「切れ味レベル+1」の効果が武器自体に付与されたり、「会心率+20%」がついたりと、当たりを引けば生産武器の常識を超えた性能を手に入れることができます。
このシステムにより、同じ武器でもプレイヤーによって性能が異なるという、やり込み要素(エンドコンテンツ)が生まれました。
理想の性能を求めてゴグマジオスを周回する「ゴグマ炭鉱夫」とも言えるハンターたちが、今後増えていくことでしょう。 大変ですが、その苦労に見合うだけの強力な武器が手に入るはずです。
まとめ:ゴグマジオスは知識と準備で狩るモンスター
今回のゴグマジオス戦は、単なる反射神経のアクションゲームではなく、知識と準備、そして手順を重視した「攻略ゲーム」の側面が強いクエストです。
- 準備: 水場適応・耐震・破壊王をつけ、火属性と龍属性をバランスよく編成する。
- 序盤: 火属性で油を溶かし、落石を当てて削る。
- 中盤: 高台で撃龍槍を確実に当て、ギミックダメージを稼ぐ。
- 終盤: 飛行モードを撃ち落とし、変異素材を回収しつつトドメを刺す。
このフローチャートを頭に入れ、焦らずに対処すれば、あの巨大な龍も必ず地に伏します。
最初は失敗するかもしれませんが、動きを覚え、対策装備を整えていく過程こそがモンスターハンターの醍醐味です。 この記事が、皆様の狩猟生活の一助となれば幸いです。
それでは、良きハンターライフを!
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。 最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。







