編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、第4弾アップデートで追加された「巨戟龍 ゴグマジオス」の圧倒的なタフネスと火力、そして後半の発狂モードに手を焼き、安定した攻略の糸口が見つからずに悩んでいることと思います。特に、愛用している片手剣でどう立ち向かえば良いのか、装備の最適解や立ち回りの正解が分からず、クエスト失敗の画面を何度も見ているのではないでしょうか。
この記事を読み終える頃には、ゴグマジオスのあらゆる攻撃パターンを見切り、最適な装備と片手剣特有の機動力を活かした「負けない立ち回り」の全てが理解でき、自信を持って討伐に向かえる疑問が解決しているはずです。
- 火属性と龍属性の2本持ちが攻略の鍵
- 火耐性25以上と「攻めの守勢」が生存と火力を両立する
- 巨大な腕とギミック活用で効率的にダメージを稼ぐ
- ガード可能な片手剣こそが対ゴグマジオスの最適解
それでは解説していきます。
ゴグマジオス攻略の前提知識と片手剣の優位性
第4弾アップデートの目玉「巨戟龍」の脅威
「モンスターハンターワイルズ」の大型アップデート第4弾にて、満を持して復活を果たした「巨戟龍 ゴグマジオス」。かつて多くのハンターを絶望の淵に叩き落としたその巨体は、今作の美麗なグラフィックと進化した物理演算によって、より生々しく、より恐ろしい存在として再臨しました。
ゴグマジオスの最大の特徴は、その圧倒的な体力と、全身を覆う重油による状態異常、そして広範囲を焼き尽くす熱線ブレスにあります。特に今作では、フィールドの環境変化やギミック、さらには共闘するNPCとの連携までもが攻略の要素として組み込まれており、単に武器を振り回すだけでは時間切れ、あるいは3乙の憂き目を見ることになります。
多くのプレイヤーが苦戦する要因は、後半フェーズにおける劇的な攻撃パターンの変化と、肉質の変化に対応しきれない点にあります。前半は鈍重ながらも重い一撃を放ち、後半は空を飛び回りながら爆発的な範囲攻撃を繰り返す。この二面性こそが、ゴグマジオス攻略の最大の障壁となっているのです。
なぜ片手剣が最適解なのか?機動力とガード性能
今回、私がゴグマジオス攻略において「片手剣」を強く推奨するのには、明確な理由があります。それは、「機動力」と「ガード性能」、そして今作特有の「ジャストガード」の仕様が、ゴグマジオスの攻撃特性に対して極めて有効に機能するからです。
ゴグマジオスの攻撃は、一撃が重く範囲も広いものの、予備動作が大きく分かりやすいものが多く含まれています。大剣やランスのようなガード武器も有効ですが、片手剣には「納刀速度の速さ」という圧倒的なアドバンテージがあります。これにより、緊急時のアイテム使用や、フィールドギミックへのアクセス、広大なフィールドでの位置取り直しが極めてスムーズに行えます。
さらに、今作の片手剣はガード性能が強化されており、タイミングよくガードを行う「ジャストガード」を成功させることで、スタミナ消費を抑えつつ、即座に強力な反撃(◯ボタン派生)に転じることが可能です。ゴグマジオスの巨大な判定を持つ攻撃をジャストガードでいなし、その懐に飛び込んで斬りつける。この「攻防一体」の動きこそが、片手剣における対ゴグマジオス戦の真骨頂と言えるでしょう。
必須となる属性の考え方:火と龍のスイッチ運用
ゴグマジオス攻略において最も重要かつ特殊な要素が、「属性の使い分け」です。ゴグマジオスは、戦闘の進行状況や部位の状態によって、有効な属性が変化するという厄介な性質を持っています。
具体的には、重油が固着している状態や前半戦においては「火属性」が有効です。火属性攻撃によって重油を軟化させ、肉質を柔らかくすることで物理ダメージを通しやすくする効果も期待できます。一方、重油が揮発し、あるいは剥がれ落ちた後半戦や特定の部位に対しては、「龍属性」が最大の弱点となります。
そのため、一本の武器で通すのではなく、キャンプでの装備変更を前提とした「火属性武器」と「龍属性武器」の2本運用、あるいはボウガンなどであれば属性弾の使い分けが攻略の鍵を握ります。片手剣は手数が多い武器種であるため、属性ダメージの恩恵を大きく受けやすく、このスイッチ運用による火力向上の恩恵を最大限に享受できるのです。
安定攻略のための装備構成とスキル詳細
武器選びの基準:アーティア武器の可能性
今回の攻略で使用する武器について解説します。結論から言えば、私が推奨するのは「アーティアシリーズ」の片手剣です。
もちろん、徹底的に素材を厳選し、カスタム強化を施した最高級の武器があればそれに越したことはありませんが、多くのプレイヤーにとってそこまでの準備はハードルが高いでしょう。アーティア武器は、比較的作成難易度が抑えられているにもかかわらず、高い基礎性能とスロット優秀さを兼ね備えています。
厳選不要のリアリティ
今回私が検証に使用したアーティア武器は、いわゆる「神おま」や「理論値」と呼ばれるような極限の厳選を行ったものではありません。斬れ味ゲージも白や紫が混在し、会心率も特筆するほど高くはない個体です。それでも十分に安定してクリアできるという事実は、この攻略法の再現性の高さを示しています。
重要なのは、以下の2点を満たしていることです。
- 火属性の高い個体(前半用)
- 龍属性の高い個体(後半用)
会心率よりも、まずは属性値を重視してください。片手剣の手数で属性ダメージを蓄積させることが、ゴグマジオスの巨体を削り取るための最短ルートとなります。
防具構成:ヌエグドラとレダウの黄金比
防具に関しては、生存率を最優先に考えた構成を提案します。ゴグマジオスの攻撃は、物理ダメージだけでなく、火属性を伴うものが多いため、火耐性の確保が急務となります。
推奨防具セット
- 頭:ヌエグドラ(歴戦王)
- 胴:レダウ(歴戦王)
- 腕:レダウ(歴戦王)
- 腰:レダウ(歴戦王)
- 脚:レダウ(歴戦王)
この構成の意図は明確です。「レダウ」シリーズは、基本の火耐性が高く設定されており、火属性攻撃を多用するゴグマジオスに対してアドバンテージがあります。一方で、人気の高い「ゴアガラ」シリーズなどは、火力スキルは優秀なものの火耐性がマイナスに設定されていることが多く、ゴグマジオスのブレス一発で致命傷を負うリスクがあります。
頭装備に「ヌエグドラ」を採用しているのは、スキルポイントの効率と、マイナス耐性を消しつつ必要なスロットを確保するための調整です。ヌエグドラもまた、火耐性において優秀な数値(あるいはプラス補正)を持っており、全身を通して火耐性を高く保つことができます。
スキル解説:火耐性25の壁と攻めの守勢
今回のビルドで核となるスキルについて、その採用理由と効果を深く掘り下げて解説します。
火耐性 Lv3(必須)
最優先で発動させるべきスキルです。目標はステータス画面での火耐性値を「25以上」にすること。モンハンワイルズの仕様において、属性耐性値が25を超えると、その属性の「やられ状態」を無効化できます。 ゴグマジオス戦において「火属性やられ」は、体力が徐々に削られるだけでなく、根性スキルの発動を阻害したり、回避行動による火消しを強要されることで攻撃チャンスを失うなど、多大なデメリットをもたらします。これを無効化するだけで、回復薬の消費を抑え、攻撃に転じる時間が大幅に増えます。さらに、被ダメージそのものも大きく軽減されるため、即死のリスクが激減します。
攻めの守勢(ジャストガード運用)
通常、ランスなどのガード特化武器で採用されるスキルですが、今作の片手剣においては必須級の火力スキルとなります。 ゴグマジオスの攻撃に合わせてタイミングよくガード(ジャストガード)を成功させると、一定時間攻撃力が上昇します。片手剣は抜刀状態ですぐにガードに移れるため、このスキルの発動機会が非常に多いのです。特にゴグマジオスの格闘攻撃や予備動作の大きいプレス攻撃は、ジャストガードのカモです。守りながら火力を上げる、このサイクルの確立が討伐時間短縮の鍵です。
その他の推奨スキル
- 体力増強 / 根性: 言わずもがなの生存スキル。
- ガード性能: ジャストガードに失敗した際のリスクヘッジとして、ある程度積んでおくと削りダメージを抑えられます。
- 属性攻撃強化(火/龍): 武器に合わせて入れ替えます。
装飾品と護石の選び方
護石に関しては、手持ちの中で最もスロット数が多いものや、有用なスキル(弱点特効や超会心など)がついているものを採用してください。今回の攻略では「店売りの護石」レベルのものでもクリア可能であることを確認していますが、より良いものがあれば当然タイムは縮まります。
装飾品は、まず「火耐性珠」を最優先で埋め込み、耐性値25を確保します。その上で、空いたスロットに「攻撃珠」や「達人珠」、あるいは「守勢珠」を組み込んでいきましょう。もし操作に不安がある場合は、「早食い」や「精霊の加護」などを入れることで、さらに盤石な体制となります。
推奨ステータス比較
| 項目 | 推奨値 / 内容 | 理由 |
|---|---|---|
| 火耐性 | 25以上 | 火属性やられ無効、被ダメージ大幅軽減 |
| 防御力 | 強化限界まで | 歴戦王防具の最大強化推奨 |
| 武器属性 | 火(前半)/ 龍(後半) | 肉質変化に対応し最大効率を出すため |
| 必須スキル | 攻めの守勢、火耐性 | ジャストガードによる火力バフと生存確保 |
| 推奨アイテム | 秘薬、モドリ玉 | 緊急回復と装備変更・補充のため |
実戦ガイド:地上フェーズ(前半戦)の完全攻略
開幕の儀式とジャストガードのタイミング
クエストが開始されたら、まずはバフアイテムを使用し、ゴグマジオスの元へ向かいます。 接敵時の最初の行動はほぼ「咆哮」で確定しています。ここで耳栓スキルがない場合でも、片手剣なら問題ありません。ゴグマジオスが頭を振り上げ、叫ぶ瞬間に合わせてガードボタンを押してください。ジャストガードが成功すれば、「攻めの守勢」が発動し、開幕から攻撃力アップ状態で戦闘を開始できます。
ジャストガードからの反撃ルート
片手剣の強みはここからです。ジャストガード成功直後に「◯ボタン」を押すことで、強力な飛び込み斬りや回転斬りへの派生が可能です。ゴグマジオスの咆哮の硬直中に、すでに数発の攻撃を叩き込むことができます。 通常のガードではノックバックが発生して反撃が間に合わない場面でも、ジャストガードならその場に踏みとどまり、即座に攻撃に転じることができる。このアドバンテージを常に意識してください。
狙うべき部位と硬い部位の識別
ゴグマジオスは巨大ですが、闇雲に攻撃してもダメージは通りません。有効な部位を正確に狙う必要があります。
弱点部位(狙うべき場所)
- 頭: 最もダメージが通りますが、位置が高く危険度も高いです。ダウン時やブレスの隙を狙います。
- 巨大な腕(翼脚): 翼から伸びる巨大な爪のある腕。ここがメインの攻撃対象です。特に「翼の膜」のような部分ではなく、腕そのものを狙いましょう。
- 破壊後の青い金属部分: 部位破壊が進むと、重油の下から青白い金属のような組織が露出します。ここは肉質が非常に柔らかくなっており、大ダメージを与えるチャンスです。
硬い部位(避けるべき場所)
- 前脚・後脚: 体を支えている4本の脚。ここは非常に硬く、斬れ味が悪いと弾かれることもあります。ダメージ効率が悪いため、ここに張り付くのは避けましょう。
- 尻尾(前半): 前半の重油が固着している状態では、尻尾も硬いです。無理に狙う必要はありません。
格闘攻撃への対処法:ガードからの反撃ルート
ゴグマジオスの攻撃の中で、片手剣にとって「美味しい」のが格闘系の物理攻撃です。 例えば、巨大な腕によるなぎ払いや、叩きつけ攻撃。これらは予備動作が大きく、判定も一瞬であるため、ジャストガードの成功率が非常に高いです。
- なぎ払い: 腕を引く動作を見たらガード待機。インパクトの瞬間に合わせてガード→◯ボタン反撃。
- お手(叩きつけ): 上体を起こして腕を振り上げたら注意。振り下ろしに合わせてガード。
これらの攻撃をガードでいなし、その後の隙に腕や頭に斬撃を浴びせる。この「受け流し」のスタイルこそが、今回の攻略の核心です。ガード削りが発生しても、片手剣の手数と回復の容易さで十分にリカバーできます。
紛らわしいモーションの見極め方
ゴグマジオスの攻撃には、いくつか紛らわしい予備動作が存在します。これを見極めることが被弾を減らすコツです。
「のしかかり」と「ブレス」の違い
どちらも上体を起こし、大きく仰け反るような動作を取りますが、その後の展開が異なります。
- のしかかり: 上体を大きく起こし、さらに後ろ脚で立ち上がるほど伸び上がってから、全身で倒れ込んできます。振動も発生するため、ガードが安定です。
- ブレス: 上体を起こしますが、途中で動作が止まり、口元に熱線が溜まるエフェクトが発生します。あるいは、のしかかりほど高く伸び上がりません。
ブレスの場合は、正面に立っていると危険ですが、側面や懐に入り込めば攻撃のチャンスとなります。しかし、判断に迷った場合は「とりあえずガード」が正解です。片手剣のガードは展開が速いため、誤判断のフォローも効きやすいのが強みです。
ギミック活用:高台と爆弾投擲のセオリー
フィールドには、ゴグマジオス戦を有利に進めるためのギミックが用意されています。 特に前半戦で有効なのが、フィールド端にある高台です。ゴグマジオスが暴れまわり、手がつけられない状態になったら、無理に追わずに高台へ避難しましょう。
高台には「爆弾」のようなオブジェクトが設置されています。これを拾い、ゴグマジオスに向かって投擲することで、固定で約1,500ダメージを与えることができます。 投げる際は、しっかりと照準(ロックオン)を合わせてから投げてください。外すと大きなロスになります。また、高台にいる間はゴグマジオスの突進などが届きにくい安置となる場合も多いですが、ブレスや一部の広範囲攻撃は届くため、油断は禁物です。
実戦ガイド:空中・灼熱フェーズ(後半戦)の完全攻略
形態変化の合図と武器持ち替えの判断
体力をある程度削ると、ゴグマジオスが咆哮とともに形態を変化させます。体表の重油が揮発して爆発的な炎を纏い、空を飛ぶ頻度が増え始めます。また、BGMが変化したり、NPCのセリフが入るのが合図です。
このタイミングで、一度「モドリ玉」を使ってキャンプに戻ることを強く推奨します。 ここで武器を「火属性」から「龍属性」に変更します。後半のゴグマジオス、特に熱を帯びた部位や破壊済みの部位には、龍属性が劇的に通るようになります。また、消耗した回復アイテムの補充や、斬れ味の回復も兼ねられるため、この一時撤退はタイムロスどころか、その後の戦闘効率を飛躍的に高める戦術的判断です。
小型破龍砲とセクレートの連携運用
後半戦、ゴグマジオスが空を飛び回ると、近接武器である片手剣では手が出しにくくなります。ここで活躍するのが、フィールドギミックの「小型破龍砲」です。 これはスリンガーやボウガンのように構えて発射する設置型兵器のようなアイテムですが、持ち運びが可能です。
セクレート騎乗射撃のすすめ
小型破龍砲を使用する際は、相棒である乗用動物「セクレート」に騎乗した状態で撃つことを強くおすすめします。 徒歩状態で構えると、移動速度が極端に遅くなり、ゴグマジオスの爆撃や設置されたマグマ溜まりを避けるのが困難になります。セクレートに乗っていれば、高速で移動しながら射撃が可能で、敵の攻撃を避けつつ、的確に狙いを定めることができます。
狙うべきは「翼」や「頭」です。一定ダメージを与えると、ゴグマジオスを撃墜(ダウン)させることができます。地面に落ちれば、再び龍属性片手剣でラッシュをかけるチャンスです。
レールガンギミックの最大火力運用法
戦闘中、特定の条件(背中の部位破壊など)を満たすと、ゴグマジオスが背負っている巨大な「撃龍槍(通称:レールガン)」の一部がフィールドに脱落することがあります。これを見逃してはいけません。
使用手順
- 接続: 脱落したレールガンに近づき、インタラクトして起動させます。
- チャージ: そのままでは発射できません。フィールドに散らばる「燃料セル(青いカプセルのようなもの)」を拾い集め、レールガンに装填します。3本挿すことでチャージ速度が最大になります。
- 発射: チャージが完了したら、タイミングを見計らって発射します。
このレールガン攻撃は、なんと一撃で「60,000ダメージ」以上という桁外れの威力を叩き出します。これは通常の攻撃数百回分に相当します。 注意点として、チャージ中は無防備になりがちですし、ゴグマジオスが移動してしまうと外れるリスクがあります。ダウン中や、こちらに向かってくる直線的な動きに合わせて発射するのがコツです。
尻尾切断のタイミングとメリット
前半は硬かった尻尾ですが、後半の熱を帯びた状態になると肉質が軟化し、切断が可能になります。 片手剣はリーチが短いですが、ダウン中や、他のプレイヤー(またはNPC)を狙っている隙に尻尾を攻撃しましょう。
尻尾を切断することで、以下のメリットがあります。
- 攻撃範囲の縮小: 尻尾によるなぎ払い攻撃の範囲が狭くなり、安全地帯が増えます。
- 報酬: 貴重な素材が剥ぎ取れます。
- ダウン: 切断成立時に大きな怯みやダウンが取れることがあります。
特にソロプレイの場合、NPCがターゲットを取っている間は背後に回りやすいので、積極的に尻尾切断を狙ってみてください。
大技「巨戟の審判(仮称)」のガード耐久法
後半戦の最大に警戒すべき技、それが上空から大量の重油をばら撒き、一気に着火させて大爆発を起こす大技です。 NPCのファビウスが「来るぞ!」と警告したり、特定のエフェクトが発生します。
本来の回避方法は、ファビウスが展開するシールドの後ろに隠れたり、エリア端へ退避することですが、片手剣には「ガード」があります。 実はこの大技、スタミナさえ十分にあれば、片手剣のガードでも耐えきることが可能です(削りダメージは受けますが、即死はしません)。 もし退避が間に合わないと判断したら、迷わずその場でガードを固めてください。火耐性を25以上積んでいれば、削りダメージも最小限に抑えられます。これが「ガード可能武器」の最大の強みであり、事故死を防ぐ最後の砦となります。
よくある事故パターンとリカバリー
マグマ地帯での立ち位置管理
ゴグマジオスがブレスを吐いたり、特定の攻撃を行った後、地面に「マグマ溜まり」が生成されます。 このマグマ溜まりは、踏み込むだけでスリップダメージを受け、さらに一定時間後に爆発したり、ゴグマジオスの追加攻撃で誘爆したりします。
戦闘に夢中になっていると、足元がマグマだらけになっていることに気づかず、いつの間にか体力が削られていることがよくあります。 カメラ操作を頻繁に行い、常に足場の安全を確認してください。特にセクレートでの移動中や、ダウン中のラッシュ時こそ、周囲の状況確認を怠らないようにしましょう。「攻撃よりも位置取り優先」が、クリアへの近道です。
重油拘束からの脱出と生存戦略
ゴグマジオスの重油攻撃を受けると、「拘束状態」になることがあります。身動きが取れなくなり、追撃のブレスでキャンプ送りにされる最悪のパターンです。 もし拘束されてしまった場合、レバガチャやボタン連打で脱出を試みるのと同時に、オトモやNPCが助けてくれるのを祈るしかありません。
しかし、事前に対策は可能です。
- 「こやし玉」の準備: 拘束攻撃の予備動作(粘着質な重油を吐き出す動作など)が見えたら、即座に回避。
- 「泥/雪無効」スキル: 重油拘束を無効化、あるいは軽減できるスキルがあれば採用の余地ありですが、火耐性を優先した方が汎用性は高いです。
何より、「正面に立たない」ことが重要です。拘束攻撃の多くは正面への判定が強いため、常に斜め前、あるいは側面に位置取ることを意識してください。
まとめ
ゴグマジオスは、その巨体と派手なエフェクトに圧倒されがちですが、一つ一つの行動を冷静に分析すれば、片手剣にとって非常に戦いやすい相手であることが分かります。
今回解説したポイントを振り返りましょう。
- 装備準備: 火耐性25以上、攻めの守勢を発動させ、火と龍の武器を用意する。
- 基本戦術: 攻撃はジャストガードで受け流し、即座に反撃を入れる。
- ギミック: 高台、小型破龍砲、レールガンをフル活用して大ダメージを稼ぐ。
- 意識: 常に足元と予備動作を警戒し、深追いはしない。
片手剣の軽快なフットワークと、鉄壁のガード性能を駆使すれば、あの巨戟龍も恐れるに足りません。最初は20分以上かかるかもしれませんが、慣れれば20分切り、15分切りも見えてきます。 この記事が、あなたのハンターライフの一助となり、ゴグマジオス討伐の吉報につながることを心から願っています。
次回も、皆さんの狩りに役立つ情報をお届けします。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。







