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Nintendo Switch

【メトプラ4】ラスボスの物語まとめ|エンディングの話の流れを徹底解説|メトロイドプライム

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、メトロイドプライム4のクライマックス、特にラスボス戦の展開やエンディングの解釈について気になっていると思います。「100%クリアの特典は何?」「あの伏線はどう回収されたの?」といった疑問を持つプレイヤーも多いことでしょう。

この記事を読み終える頃には、ラスボス「サイラックス」との因縁の結末や、エンディング後に隠された真実についての疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. ラスボス「サイラックス」の正体と過去の因縁が全て判明する
  2. 収集率100%と200%で変化するエンディング分岐の詳細
  3. 最終決戦の全フェーズ攻略と脱出パートの注意点
  4. ハードモードで解禁されるシークレットムービーの謎

 

それでは解説していきます。

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ラスボス直前の緊張感と収集率の壁

99%で止まる恐怖と最後の1%の行方

メトロイドヴァニアにおいて、最もプレイヤーを悩ませるのが「アイテム収集率」の壁です。今回の『メトロイドプライム4』においても、多くのプレイヤーがラスボス突入前に98%、あるいは99%という数字の前で立ち尽くすことになります。

私のプレイデータでも、グリーンクリスタルは200%(完全回収)を達成しているにもかかわらず、アイテム収集率が99%で止まるという事態が発生しました。

  • ミサイルタンクの取りこぼし
  • エネルギータンクの欠落
  • スキャン率の不足

これらが主な要因ですが、特に「最後のステージで手に入るアイテムがあるのか?」「それとも道中で見落としたのか?」という疑心暗鬼は、クリア直前の精神を大いに削ります。

実際には、ラストダンジョン突入直後の「マイヤー」エリアの背後など、視覚的な死角に配置されたアイテムが最後の1%であるケースが多いようです。この「振り返ればそこにある」という配置は、シリーズ特有の意地悪さであり、同時に探索の醍醐味でもあります。

グリーンクリスタル200%の意味とは

今作の大きな特徴として「グリーンクリスタル」という収集要素があります。通常のアイテムとは別にカウントされ、最大で200%まで収集可能という異例のボリュームです。

収集要素 最大値 特徴
アイテム収集率 100% ミサイル、タンク、シップ強化素材など
グリーンクリスタル 200% ギャラリー解放、真エンディングへの鍵
スキャン率 100% 敵、ログ、オブジェクトの解析データ

このグリーンクリスタルは、物語の根幹に関わる重要な資源です。元々は惑星のマグマから抽出された「成長を促すエネルギー」でしたが、抽出過程で有害物質が混入し、現住生物の凶暴化や暴走を招いたという悲劇的な背景が、スキャンデータから読み取れます。

200%集めることは、単なるやり込みではなく、この惑星で起きた悲劇の痕跡を全て拾い集める行為とも言えるでしょう。

ファストトラベル不在がもたらす探索の重み

近年のオープンワールドゲームでは当たり前の「ファストトラベル」ですが、本作では制限されています。サムスのスターシップでの移動は可能ですが、特定のポイントに限られるため、基本的には徒歩やバイクでの移動がメインとなります。

「ボルトホジ」や「フレアプール」といった広大なエリアを、取りこぼした1つのアイテムのために往復する時間は、一見するとストレスに感じるかもしれません。しかし、この移動時間こそが、惑星の広大さと孤独感を演出する重要なスパイスとなっています。

「バイクで移動する時間が一番嫌」と感じるプレイヤーもいる一方で、その不便さが探索の達成感を高めている側面も否定できません。プライム3のシップ機能と比較しても、本作の移動システムは「自らの足で歩く」ことに重きを置いている印象を受けます。

因縁の敵「サイラックス」との対峙

20年の時を超えた決着

ラスボスとして立ちはだかるのは、DS作品『メトロイドプライム ハンターズ』で初登場し、長きにわたりシリーズの裏で暗躍してきたバウンティハンター「サイラックス(Sylux)」です。

彼との因縁は、リアルタイムで約20年にも及びます。

  • メトロイドプライム ハンターズ(2006年):初登場
  • メトロイドプライム3 コラプション(2007年):エンディングで彼のシップらしき影が登場
  • メトロイドプライム フェデレーションフォース(2016年):ラストでメトロイドを盗み出す描写

これらの伏線が、本作でついに回収されることになります。スキャンデータから明らかになる彼の経歴は衝撃的です。

彼は「銀河連邦」と「サムス・アラン」に対し、異常なまでの憎悪を抱いています。彼が装着しているスーツは、銀河連邦製のバトルスーツの改造版であり、最新のテクノロジーによって構築されています。

スキャンで判明する驚愕の真実

ラスボス戦直前にスキャンできるデータログには、彼の行動原理と過去の悪行が詳細に記されています。

  • コスモ歴200X6年の事件:銀河連邦基地からメトロイドを盗み出すことに成功。
  • クローン培養と融合:盗み出したメトロイドを培養し、他の生命体と融合させる実験を行っていた。
  • 精神支配能力の付加:融合生命体を意のままに操る能力を持たせ、私兵団を結成しようとしていた。

特に衝撃的なのは、彼が「スペースパイレーツ」すらも利用していた点です。上層部をメトロイドを使って掌握し、自らの手足として使役していた事実が判明します。これまでスペースパイレーツと協力関係にあると思われていた彼ですが、実際には彼らを「道具」として利用し、銀河連邦の施設を次々と襲撃していたのです。

「惑星マールのUTO研究所」への襲撃も、単なる破壊活動ではなく、自身のスーツや武器をアップグレードするための技術奪取が目的だったことが示唆されています。

メックスーツと「デルタ・ホー」の関連性

サイラックスが搭乗する巨大な「メックスーツ(Mech Suit)」のデザインにも注目が集まります。

スキャン情報や外伝作品(おそらく『フェデレーションフォース』等を指すと思われますが、ログでは「デルタ・ホー」という名称で言及)との関連性が指摘されています。元々はサムスのパワードスーツを参考に設計された機体であり、それを巨大化・重武装化させたものが今回のラスボス形態の一つとなっています。

「人間が入っていたら即死しているレベル」のダメージを受けても稼働し続けるこのメカは、サイラックスの執念の塊とも言えるでしょう。

ラスボス戦:多段変形する死闘

第1形態:巨大メカとの攻防

戦闘は、サイラックスが操る巨大メカとの戦いから幕を開けます。

このフェーズでは、味方NPC(銀河連邦兵士など)が共闘してくれるシーンが見られます。普段は孤独な戦いを強いられるサムスですが、ここでは仲間たちが援護射撃を行い、敵の注意を引きつけてくれます。

  • 攻撃パターン:巨大なアームによる物理攻撃、広範囲へのエネルギー波。
  • 攻略の鍵:味方が引きつけている隙に、弱点であるコアや関節部へミサイルを叩き込む。

特に印象的なのは、敵が「ドラゴンヘッド」のような形状に変形するギミックです。メカニカルな動きから生物的な動きへと変化し、攻撃の予測を困難にさせます。

第2形態:バリア展開と属性攻撃

メカを破壊した後、サイラックスは自身のスーツ能力を解放し、第2形態へと移行します。ここでは「バリア」の使い分けが重要になります。

  • 属性バリア:炎、氷、電気など、特定の属性攻撃を無効化、あるいは反射するバリアを展開。
  • こちらの対抗策:相手のバリア属性と相反するビーム(アイスビーム等)や、高火力のミサイル連射でのゴリ押し。

ログにもある通り、バリアを展開した瞬間の防御力は凄まじく、生半可な攻撃ではダメージが通りません。しかし、バリア解除の瞬間や、大技を放った直後のクールタイムが明確な隙となります。

「炎属性の攻撃だけ異様に強力」という特徴もあり、回避行動(スペースジャンプやドッジ)の精度が問われるフェーズです。

最終形態:宇宙空間での一騎打ち

地上戦を制すると、舞台は重力制御が不安定な宇宙空間(あるいは異次元空間)へと移行します。ここからが本当の戦いです。

  • フレームレートの解放:演出上の表現か、動きが高速化し、まるで別ゲーのようなスピード感のあるバトルになります。
  • サシの勝負:味方の援護はなく、サムスとサイラックス、1対1の決闘です。

サイラックスは『ハンターズ』時代を彷彿とさせる変形攻撃(ロックジョー形態)や、地形を利用した体当たり攻撃を仕掛けてきます。エネルギーボールを落下させたり、空間を歪ませて攻撃判定をずらしたりと、多彩な攻撃パターンでプレイヤーを翻弄します。

ここでのBGMは、シリーズのファンであれば鳥肌が立つような壮大なアレンジが施されており、20年の因縁に終止符を打つに相応しい盛り上がりを見せます。

脱出シークエンスと「100%」の明暗

テレポーター起動の罠

サイラックスを撃破しても、戦いは終わりではありません。崩壊する空間からの脱出シークエンスが始まります。

ここで重要になるのが「マサ・テレポーター」の起動です。 通常のゲームであれば、ボスを倒せば自動的にエンディングへ移行しますが、本作ではプレイヤー自身が手動でテレポーターを起動し、脱出操作を行わなければゲームオーバーになるという初見殺しのギミックが存在します。

「フォールアウトで核シェルターに入り損ねた時のような絶望感」と形容されるように、勝利の余韻に浸っていると、突如として死が訪れます。サムスが崩壊に巻き込まれて死亡するバッドエンド直行となるため、最後の最後まで気が抜けません。

敗者への慈悲とサムスの行動

非常に興味深いのは、脱出の直前、サムスが倒れたサイラックスに対して手を差し伸べるような、あるいは助けようとする素振りを見せる点です。

憎むべき敵であり、銀河の脅威であったサイラックス。しかし、彼もまた銀河連邦という巨大な組織に翻弄された被害者の一人であったのかもしれません。サムスのこの行動は、彼女の持つ人間性や、バウンティハンターとしての複雑な心情を表現している名シーンです。

しかし、結果としてサイラックスは崩壊の中に消え、サムス一人が生還することになります。

エンディングとクリア後の世界

消えた基地と残された謎

無事に脱出したサムスですが、戻ってきた世界には違和感が残ります。 元々あったはずの基地や施設が、跡形もなく消滅しているのです。

「基地が丸ごと消えている」 「誰も残っていない」

これは、サイラックスとの戦いが引き起こした次元干渉の影響なのか、それとも銀河連邦による隠蔽工作なのか。明確な答えは語られませんが、ハッピーエンドとは言い難い、一抹の不安を残すビターな結末となっています。

レガシースーツとゼロスーツ

クリア特典として、新たなスーツスキンが解放されます。

  • レガシースーツ:過去作のデザインを踏襲した、懐かしさを感じるパワードスーツ。
  • ゼロスーツ:おなじみのサムスの素顔が見られるスーツ。

グラフィックの進化により、サムスの表情や質感は非常にリアルになっています。『Other M』の頃と比較すると、歴戦の戦士としての深みや、年齢相応の落ち着きを感じさせるモデリングになっており、ファンの間でも評価が分かれるポイントかもしれません。

ハードモードとシークレットムービー

エンディングロール後、アイテム収集率100%を達成していると、ハードモードが解放されます。そして、このハードモードクリア後にこそ、真の「シークレットムービー」が隠されていることが判明します。

通常のクリアでは、コンセプトアートの一部が見られる程度ですが、ハードモードをクリアすることで、次回作への伏線や、物語の核心に迫る映像が解禁される仕組みです。

コンセプトアートの中には、サイラックスの素顔を示唆するものや、今回の舞台となった惑星の初期設定画などが含まれており、世界観をより深く知ることができます。

まとめ:メトロイドプライム4の結末が示すもの

今回のラスボス戦とエンディングを通して、メトロイドプライム4は「サーガの完結」と「新たな始まり」の両方を提示しました。

  1. サイラックスとの決着:20年越しの因縁は、彼の死(推定)とサムスの勝利によって幕を閉じたが、その背景には悲しい過去があった。
  2. 収集要素の重要性:グリーンクリスタルやアイテム収集率は、単なる実績解除ではなく、物語の背景を知るための鍵となっていた。
  3. 脱出の緊迫感:最後までプレイヤーを殺しにかかるゲームデザインは、往年のメトロイドらしさを継承している。
  4. 次なる戦いへ:消えた基地やハードモードの特典映像は、サムスの戦いがまだ終わらないことを示唆している。

個人的には、グリーンクリスタル200%達成の労力に見合うだけの「明確な救い」が欲しかったところですが、この少しのモヤモヤ感こそが、考察を加速させる『プライム』シリーズの魅力なのかもしれません。

まだハードモードをクリアしていない方は、ぜひ2周目に挑戦し、その目で真実を確かめてみてください。

編集デスク:桐谷シンジ ゲーム攻略ライター。FPSからRPGまで幅広くプレイ。特にメトロイドシリーズは初代から全作コンプリート済みの熱狂的ファン。

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