ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、「オラドラ(ジョジョの奇妙な冒険 オラオラオーバードライブ)のゴールドが足りなくて育成が進まない…」「もっと効率的なゴールドの稼ぎ方はないの?」といった悩みを抱えているのではないでしょうか。 キャラクターの育成には膨大なゴールドが必要不可欠であり、ゴールド不足は戦力強化の停滞に直結します。

そこで今回のレビューでは、基本的な稼ぎ方から、意外と知られていないメダル交換の裏技、さらには協力者設定を駆使した戦略的な稼ぎ方まで、ゴールド獲得のテクニックを徹底的に解説します。 私自身がやり込んでいるからこそ分かる、一歩踏み込んだ情報をお届けします。
この記事を読み終える頃には、あなたのゴールド不足に関する悩みは解決し、効率的な育成プランを立てられるようになっているはずです。
- ゴールド稼ぎの基本と重要性の再確認
- 毎日やるべきゴールド稼ぎの日課リスト
- 各種メダル交換を利用した裏技的ゴールド獲得術
- 貸し出し率を劇的に上げる協力者設定の極意
それでは解説していきます。

オラドラの基本!ゴールドの重要性と主な稼ぎ方
まずは基本の確認です。 なぜこれほどまでにゴールドが必要なのか、そしてゲーム内で推奨されている基本的な稼ぎ方にはどんなものがあるのかを再確認しましょう。 この基礎を理解することが、応用テクニックを活かす第一歩となります。
ゴールドが枯渇する理由と育成における重要性
オラドラにおいて、ゴールドはキャラクターを強化するためのあらゆる要素に関わってきます。 「気づいたらゴールドがない!」という事態に陥るプレイヤーは非常に多いですが、それもそのはず。 主な使い道は以下の通りです。
- キャラクターのレベルアップ
- キャラクタースキルの強化
- アシストカードのレベルアップ
- アシストカードのスキル強化
特にキャラクターやアシストカードのレベルが上がるにつれて、要求されるゴールドの額は跳ね上がります。 例えば、URキャラクター1人をレベル90から99まで上げるだけでも、数百万単位のゴールドが必要です。 スキルレベルを上げれば、さらに数百万ゴールドが消費されます。 パーティーメンバー4人、そしてそれぞれにセットするアシストカード全てを育成することを考えると、まさに天文学的な数字のゴールドが必要になるのです。
つまり、ゴールドの所持量はそのまま育成の進行度、ひいては戦力に直結します。 高難易度クエストの攻略やイベントでの上位入賞を目指すなら、ゴールド稼ぎは避けては通れない道と言えるでしょう。
ゴールド稼ぎの王道「インゴットを強化せよ!」
ゴールド稼ぎの最も基本的で、多くのプレイヤーがメインとしているのが、強化クエスト内にある「インゴットを強化せよ!」です。 ここでドロップする各種インゴットを売却することで、まとまったゴールドを得られます。

ベリーハードの周回が基本だが…
このクエストは難易度別に分かれていますが、AP効率を考えると**ベリーハード(消費AP40)**を周回するのが基本となります。 しかし、このクエストには大きな特徴、あるいは欠点があります。 それは、ドロップするインゴットの種類と数に著しい偏りがあるということです。

運が良ければ、金のインゴット(売却額50,000ゴールド)が複数ドロップし、1回の挑戦で100万ゴールド以上を稼げることもあります。 しかし、運が悪ければ銅のインゴゴット(売却額1,000ゴールド)ばかりで、3回挑戦しても30万ゴールドにも満たない、ということもザラに起こります。
まさにギャンブル的な要素が強く、「AP40=〇〇ゴールド」という計算が成り立ちにくいのが現状です。 とはいえ、時間さえかければ確実にゴールドを増やせるため、依然としてゴールド稼ぎの主軸であることに変わりはありません。
放置で稼ぐ「ハーベスト」の収穫を最大化するコツ
毎日コツコツとゴールドや育成素材を集められる「ハーベスト」は、見過ごせない重要な収入源です。 放置しているだけでアイテムが貯まっていくため、いかに効率よく収穫するかがポイントになります。
収穫枠の拡張は必須!プレイスタイルに合わせよう
ハーベストにはアイテムを貯めておける上限(収穫枠)があります。 この枠がいっぱいになると、それ以上アイテムは貯まりません。 つまり、収穫枠が少ないと、長時間ログインできない間にアイテムを取りこぼす「機会損失」が発生してしまうのです。
この機会損失を防ぐために、スターダイヤを使った収穫枠の拡張は最優先で行うべき投資と言えます。 では、どれくらい拡張すればいいのか。 これはあなたのプレイスタイルや睡眠時間によって変わってきます。
- 5~6時間の睡眠、こまめにログインできる人:100枠程度
- 8時間以上の睡眠、日中あまり触れない人:120~140枠以上
まずは自身の生活リズムに合わせて拡張し、収穫アイテムが溢れない状態を目指しましょう。
ユニットボーナスはドロップ数に影響する?
ハーベストには特定のキャラクターを配置することで「ユニットボーナス」が発生します。 例えば、承太郎と仗助を配置すると「レアドロップ率特大アップ」などの効果が得られます。 しかし、現状ではこれらのボーナスが収穫できるアイテムの「数」に直接影響を与えているかは不明です。 あくまでドロップするアイテムの「質(レアリティ)」に影響するものと考えられています。 今後の検証やアップデートで仕様が明らかになる可能性もありますが、現時点では「数を増やしたければ収穫枠を広げる」のが最も確実な方法です。
意外と見落としがち?チーム加入とイベントミッション
基本的な稼ぎ方として、最後に見落としがちな2つのポイントを紹介します。
チーム加入はメリットのみ!
まだチームに所属していないなら、今すぐどこでもいいので加入しましょう。 チームに所属しているだけで、デイリー報酬としてAPやゴールドを受け取ることができます。 特にデメリットはないため、入らない理由がありません。 アクティブなチームであれば、情報交換などもできて一石二鳥です。
イベントミッションのデコード機能
現在開催されているようなイベントでは、クエストのクリア回数に応じてゴールドやアイテムがもらえるミッションが設定されていることがあります。 もし時間に余裕があるなら、ゲーム内機能の「デコード(バックグラウンド周回)」に任せるだけでなく、自分で操作してイベントを周回し、ミッション達成を目指すのも有効です。
ただし、この方法は端末への負荷が大きく、長時間スマートフンを占有するというデメリットもあります。 特に古い機種を使っている場合は、端末の発熱などに注意が必要です。 ゴールド稼ぎの観点ではおすすめですが、ご自身の環境に合わせて判断するのが良いでしょう。
【裏技レベル】各種メダルをゴールドに変える最大効率テクニック
ここからは、多くのプレイヤーが気づいていない、あるいは躊躇しているであろう「裏技」的なゴールド稼ぎの方法を紹介します。 それは、各種交換所で手に入る「メダル」を、あえてゴールドに変換するという考え方です。
フレンドメダル交換:本当にURサポートを優先すべきか?
フレンドポイントで交換できるフレンドメダル。 このメダルの最大の目玉商品は、URサポートカード「受け継がれる黄金の精神」です。 しかし、ゴールドが枯渇している状況で、本当にこのカードを最優先で交換すべきなのでしょうか。
URサポートカードの現状と将来性
このURサポートカードは非常に強力ですが、大きな制約があります。 それは、パーティー効果が特定のキャラクターにしか適用されないという点です。 現状、このカードの効果が適用されるのは「空条承太郎」と「東方仗助」のみ。 さらに、カードの真価を発揮するには、複数枚交換して限界突破を進める必要があります。
もちろん、将来的には対象キャラクターが増え、必須級のカードになる可能性は十分にあります。 しかし、「今」ゴールドが足りずに育成が止まっているプレイヤーにとっては、宝の持ち腐れになりかねません。
短期的な育成を優先するならインゴット交換もアリ
そこで提案したいのが、インゴットとの交換です。 フレンドメダル交換所では、各種インゴットもラインナップされています。 ゴールドに困っている場合、将来への投資(URサポート)よりも、現在の育成(インゴット)を優先する方が、結果的にゲームをスムーズに進められる場合があります。 これは「どちらが正解」という話ではなく、「あなたのプレイスタイルと現状に合わせた選択」が重要だということです。
アシストメダル交換:被りやすいRキャラのメダルを有効活用
ガチャでキャラクターが被った際に手に入るアシストメダル。 特にRキャラクターは被りやすく、メダルが貯まりがちです。 このメダルの使い道にも、ゴールド稼ぎのヒントが隠されています。
交換所のラインナップには「アシストカード確定チケット」がありますが、これは100枚と高レートです。 一方で、「インゴット銀(売却額10,000ゴールド)」は比較的少ないメダルで交換できます。
もちろん、チケットで未所持のSRやURのアシストカードを狙うのも一つの戦略です。 しかし、ユニット(キャラクター)は限界突破によるステータス上昇量が大きいため、SR以下のキャラクターであっても被りは重要です。 そのため、貴重なメダルをユニットの限界突破素材(記憶の結晶)に使わず、チケット交換に回すのは慎重になるべきです。
それならば、特に被りやすく枚数が多くなりがちなRキャラクターのメダルをインゴット銀に交換し、確実なゴールド収入に変える方が、育成計画が立てやすくなるケースも多いのです。
サポートメダル交換:チケットの価値を再考する
アシストカードが被った際にもらえるサポートメダル。 こちらの交換所にも「サポート確定チケット」がありますが、ここが重要なポイントです。 このチケットは**「SR以上確定」ではありません**。 つまり、多くのメダルを払って交換しても、Rのカードが出る可能性があるのです。
一方で、交換所には「インゴット虹(売却額100,000ゴールド)」があります。 例えば、価値の高いサポーターが被った場合、そのメダルで100万ゴールド以上を即座に手に入れることができます。
「チケット1枚に2,000万ゴールド以上の価値があるか?」と問われれば、個人的には疑問です。 もちろん、無課金・微課金でURサポートの入手チャンスを少しでも増やしたい方はチケット一択でしょう。 しかし、確実な戦力アップを狙うのであれば、インゴット虹に交換して主要キャラクターの育成を一気に進める方が、はるかに費用対効果が高いと言えます。
激闘メダル交換:運に頼らない確実なゴールド源
毎日挑戦できる激闘クエストで手に入る激闘メダル。 この交換所では、毎日20個まで「インゴット銀」と交換できます。 つまり、毎日確定で20万ゴールドを稼ぐことができるのです。
これは、「インゴットを強化せよ!」ベリーハードを周回するのと比較すると、非常に興味深い選択肢となります。
ゴールド稼ぎ比較 | 消費AP (目安) | 獲得ゴールド | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
インゴット強化(VH) | 40 | 約30万~100万以上 | 運が良ければ最高効率 | 運が悪いとAP効率が最悪 |
激闘メダル交換 | (激闘クエスト分) | 200,000 (確定) | 毎日確実に稼げる、運に左右されない | 1日の上限がある |
上記の表の通り、「インゴットを強化せよ!」で金のインゴットが出なければ、激闘メダルで稼いだ方が効率が良い、という状況は十分にあり得ます。 自分の運に自信がない日や、安定してゴールドを稼ぎたい場合は、毎日忘れずに激闘メダルをインゴットに交換することをおすすめします。
協力者設定の極意!ゴールドを稼ぐための貸し出し戦略
ゴールド稼ぎにおいて、最後にして最大の「裏技」とも言えるのが、この協力者設定です。 他のプレイヤーに自分の設定したキャラクターが「協力者」としてクエストに連れて行ってもらうと、報酬としてゴールドがもらえます。 リリース初期には、このシステムだけで1日に数百万ゴールドを稼ぐ猛者もいました。 現在は当時ほどの爆発力はありませんが、それでも依然として重要な収入源です。 ここでは、どうすれば自分のキャラクターが他のプレイヤーに選ばれやすくなるのか、その戦略を徹底解説します。
貸し出されやすいキャラクターの3大特徴
やみくもにキャラクターを設定しても、なかなか借りてはもらえません。 他のプレイヤーが「借りたい!」と思うキャラクターには、明確な特徴があります。
① とにかく高レベル!レベル99を目指す価値
最も分かりやすく、最も重要な要素がキャラクターのレベルです。 他のプレイヤーが協力者を選ぶ際、ずらりと並んだ候補の中から、まず間違いなくレベルの高いキャラクターに目が留まります。
中途半半端なレベル79などで止めていると、他の多くのプレイヤーに埋もれてしまいます。 理想はレベル99です。 そこまで育成しているプレイヤーはまだ少ないため、設定しているだけで非常に目立ち、借りられる確率が格段に上がります。
「でも、URを99にするには虹の結晶が必要でハードルが高い…」 そう思う方もいるでしょう。 その場合の次善策として、SRキャラクターのレベル100を目指すのも非常に有効な戦略です。 SRキャラクターは育成に虹の結晶を要求されないため、URよりも格段にレベルを上げやすいという大きなメリットがあります。 完凸したレベル100のSRは、中途半端なURよりも遥かに魅力的です。
② 火力が正義!アタッカーが圧倒的に有利
協力者に求められる役割は、なんといっても「火力」です。 クエストを素早く、楽に周回するために、プレイヤーは火力の高いアタッカーを借りたいと考えています。 そのため、貸し出しに設定するのは、育成が最も進んでいる高火力のURアタッカーが基本となります。 また、開催中のイベントで特効効果を持つキャラクターも需要が急増するため、イベントごとに設定を見直すのも重要です。
③ 見た目も重要!アシストカードの選定術
意外と見落とされがちなのが、アシストカードの構成です。 協力者選択画面では、キャラクターだけでなく、装備しているアシストカードも表示されます。 いくらキャラクター本体のレベルが高くても、アシストカードがRだったり、レベルが低かったりすると、「このプレイヤーはあまり育成に力を入れていないな」と判断され、敬遠される可能性があります。
たとえ育成途中であっても、レアリティの高いURのアシストカードを設定しておくだけで、見た目の印象は大きく変わります。 さらに、そのキャラクターの性能を伸ばすような(例:アタッカーに攻撃力アップのカードなど)適切なカードを設定しておけば、「このプレイヤーはゲームをよく理解している」と思われ、信頼性が増し、より選ばれやすくなるでしょう。
【極秘】フレンド戦略で貸し出し率を劇的に上げる方法
現在のオラドラの仕様(あるいはバグかもしれません)として、フレンド以外のプレイヤー(野良)が協力者候補として表示されにくいという現象が報告されています。 つまり、協力者として選ばれるのは、ほとんどがフレンドの中から、という状況になっている可能性が高いのです。 この仕様を逆手に取った、戦略的なフレンド管理術こそが、協力者ゴールドを最大化する鍵となります。
どんなフレンドを作ればいいのか?
答えは「自分より強いフレンド」ではありません。 むしろ逆です。 目指すべきは**「自分より少しだけ戦力が低く、かつ活発にプレイしているプレイヤー」**をフレンドにすることです。
なぜなら、自分より強いプレイヤーは、あなたのキャラクターを借りる必要がないからです。 しかし、自分より少し弱いプレイヤーにとっては、あなたの育てた高レベルキャラクターは非常に魅力的で、クエスト攻略の頼れる助っ人になります。 結果として、あなたのキャラクターが協力者として選ばれる回数が劇的に増えるのです。
プレイヤーランクが自分より少し低く、毎日ログインしているようなアクティブなプレイヤーを見つけたら、積極的にフレンド申請を送ってみましょう。
定期的なフレンド整理のススメ
フレンドリストは定期的に見直しましょう。 何日もログインしていないフレンドは、残念ながらあなたのキャラクターを借りてくれることはありません。 そうした非アクティブなフレンドは整理し、常に新しいアクティブなプレイヤーをフレンドに加えることで、協力者として選ばれる機会を維持することができます。
このフレンド戦略は、相手にとっても強いキャラクターを借りられるというメリットがあり、まさにWin-Winの関係を築くことができます。 面倒くさがらずにフレンド管理を行うことが、安定したゴールド収入に繋がるのです。
まとめ
今回のレビューでは、「オラドラ」におけるゴールド稼ぎのテクニックを、基本的なものから裏技レベルのものまで幅広く解説しました。
- 基本は「インゴットクエスト」「ハーベスト」「チーム加入」の3本柱。
- クエスト周回は運が絡むため、日々の積み重ねが重要。
- 各種メダルは、将来への投資と現在の育成を天秤にかけ、時にはインゴットに交換する勇気も必要。
- 協力者設定は、レベル・火力・見た目を意識し、戦略的なフレンド管理を行うことで収入を最大化できる。
ゴールド稼ぎに近道はありませんが、正しい知識と戦略があれば、効率を飛躍的に高めることが可能です。 ゴールド不足は多くのプレイヤーが通る道ですが、今回紹介したテクニックを一つでも実践すれば、あなたのキャラクター育成は間違いなく加速するでしょう。
ぜひ、これらの情報を活用して、快適なオラドラライフを送ってください。