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ゲーム紹介

ドラクエスマッシュグローにスクエニの独自性はあるのか|短命で終わる可能性を考察

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ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、2024年9月17日に発表されたスクウェア・エニックス(以下、スクエニ)の新作スマホゲーム『ドラゴンクエスト スマッシュグロー』について、「また短命で終わるのでは?」「今までのドラクエアプリと何が違うの?」「課金する価値はあるのか?」といった点が気になっていると思います。

近年、スクエニのスマホゲームはサービス終了が相次いでおり、期待と同時に不安を抱えている方も多いでしょう。

この記事を読み終える頃には、『ドラゴンクエスト スマッシュグロー』が持つ独自性やゲームシステム、そして長く楽しめるタイトルになり得るのか、その可能性についての疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  • スマッシュグローの独自性とゲームシステム
  • 元ネタのゲームと比較した面白さの核心
  • 短命で終わる可能性と長寿への期待
  • 過去のサ終ゲームから見るスクエニの課題

 

それでは解説していきます。

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Contents
  1. ドラゴンクエスト スマッシュグローの全貌|ティザーPVから分かる情報まとめ
    1. スマッシュグローの基本情報|リリースは2026年予定
    2. ティザーPVから読み解く世界観とストーリー
    3. 主人公はオリジナル?|パーティーメンバーと登場モンスター
  2. ドラクエスマッシュグローのゲームシステムを徹底解説|Vampire Survivorsとの比較
    1. バトルシステムの核心|『Vampire Survivors』ライクな弾幕アクション
    2. 「グロー」要素|ローグライト的な成長システム
    3. 「スマッシュ」要素|本作随一の独自性と爽快感
    4. パーティー編成|3人パーティーがもたらす戦略と懸念
    5. 課金要素の予測|ガチャは武器か?キャラクターか?
  3. ドラクエスマッシュグローは短命で終わる?長寿の可能性を徹底考察
    1. 懸念点①|元ネタ『Vampire Survivors』のゲームサイクル
    2. 懸念点②|スクエニのソシャゲ運営と"課金圧"
    3. 懸念点③|ドラクエシリーズ内での"共食い"
    4. 懸念点④|「パクリ企画しか通らない」という内部事情の噂
    5. 長寿への期待①|元ネタの面白さとドラクエIPの強力な融合
    6. 長寿への期待②|「スマッシュ」という独自要素の可能性
    7. 長寿への期待③|クローズドベータテストの実施
  4. 【おまけ】スクエニのサービス終了したスマホゲーム一覧と短命の理由
    1. 近年サービス終了した主なタイトル
    2. なぜスクエニのスマホゲームは短命に終わるのか
  5. まとめ

ドラゴンクエスト スマッシュグローの全貌|ティザーPVから分かる情報まとめ

まずは、現在公開されている情報から『ドラゴンクエスト スマッシュグロー』(以下、スマッシュグロー)がどのようなゲームなのか、基本情報を整理していきましょう。

スマッシュグローの基本情報|リリースは2026年予定

スマッシュグローは、スクエニが誇る国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズの最新作として発表されたスマートフォン向けゲームです。

項目 内容
タイトル ドラゴンクエスト スマッシュグロー
ジャンル ローグライトRPG
対応機種 iOS / Android
配信日 2026年予定
料金形態 基本プレイ無料(アイテム課金制)
公式サイト (公式サイトへのリンクは規約上省略)

ジャンルは「ローグライトRPG」とされており、プレイするたびにキャラクターの成長や手に入るスキルが変化し、毎回異なるゲーム体験が楽しめるのが特徴です。 正式リリースは2026年とまだ先ですが、2025年10月14日からはクローズドベータテストが予定されており、一足先にゲームを体験できる機会が設けられています。

ティザーPVから読み解く世界観とストーリー

公開されたティザーPVでは、「それはまだ見ぬ冒険のフィールド」「そしてまだ見ぬドラゴンクエスト」というキャッチコピーと共に、広大なフィールドを冒険するキャラクターの姿が映し出されています。

物語の詳細はまだ不明ですが、PV冒頭に登場する「モナンになりたいキラーマシン」のようなキャラクターが、何らかの物語の鍵を握るのかもしれません。 グラフィックは『ドラゴンクエストX』や『ドラゴンクエストウォーク』のような温かみのある3Dモデルが採用されており、ドラクエファンにはお馴染みのモンスターたちが多数登場することが確認できます。 全体的に、重厚なストーリーというよりは、気軽に冒険とバトルを楽しむことに主眼が置かれた世界観となりそうです。

主人公はオリジナル?|パーティーメンバーと登場モンスター

PVには、オリジナルと思われる主人公キャラクターのほか、2人の仲間と共に3人パーティーで行動する様子が描かれています。 この3人パーティーという形式が、ゲームの戦略性や後述する課金要素に大きく関わってくる可能性があります。

もちろん、ドラクエシリーズの魅力であるモンスターも健在です。 スライムやゴーレム、キングスライム、ひくいどりといったお馴染みのモンスターたちが敵として登場し、プレイヤーの前に立ちはだかります。 これらのモンスターをいかにして倒していくのかが、本作の醍醐味となるでしょう。

ドラクエスマッシュグローのゲームシステムを徹底解説|Vampire Survivorsとの比較

スマッシュグローの最大の特徴は、その独特なゲームシステムにあります。 ここでは「スマッシュ」と「グロー」という2つのキーワードを軸に、その戦闘システムを深く掘り下げていきます。

バトルシステムの核心|『Vampire Survivors』ライクな弾幕アクション

スマッシュグローのゲームプレイ映像を見て、多くのゲームファンが思い浮かべたのは、世界的に大ヒットしたインディーズゲーム『Vampire Survivors』(ヴァンパイア・サバイバーズ)でしょう。

『Vampire Survivors』は、プレイヤーを自動で攻撃するキャラクターを操作し、四方八方から無限に襲いかかってくる敵を倒し続ける、というシンプルなゲームです。 スマッシュグローもこのシステムを色濃く受け継いでおり、プレイヤーはキャラクターの移動に専念し、通常攻撃は自動で行われます。 敵を倒して経験値を集め、レベルアップするとランダムに提示される3つのスキルから1つを選んでキャラクターを強化していく、という流れも酷似しています。

この「移動だけのシンプルな操作性」と「ランダムなスキル取得による成長」の組み合わせが、中毒性の高い面白さを生み出しており、スマッシュグローもこの面白さをベースにしていることは間違いありません。

シンプルながら奥深い戦略性

操作は移動だけと聞くと、単調なゲームを想像するかもしれません。 しかし、どのスキルを取得し、どの順番で強化していくかという「ビルド構築」の要素が非常に奥深く、毎回異なる戦略が求められます。 例えば、「序盤は範囲攻撃で敵を一掃し、終盤は単体火力を高めてボスに備える」といった戦略を、ランダムに提示されるスキルの中から組み立てていく思考の楽しさが、このジャンルの本質です。

「グロー」要素|ローグライト的な成長システム

スマッシュグローのタイトルにもある「グロー(Grow)」は、まさにこのローグライト的な成長体験を指しています。 ティザーPVでは、エンジェルスライムの像に触れることでレベルアップし、「マジックボール」「奇跡のしずく」「追撃の剣」といったスキル候補が表示されるシーンが確認できます。

プレイヤーは、これらのスキルを組み合わせ、自分だけの最強ビルドを作り上げていくことになります。 『Vampire Survivors』と同様に、特定の武器やスキルを組み合わせることで、より強力な「進化武器」のようなものが生まれる可能性も十分に考えられます。 このランダム性とビルド構築の楽しさが、繰り返しプレイしたくなる原動力となるでしょう。

「スマッシュ」要素|本作随一の独自性と爽快感

では、『Vampire Survivors』の模倣で終わるのかというと、そうではありません。 本作最大の独自性が、もう一つのキーワード「スマッシュ(Smash)」です。

PVでは、攻撃を受けたスライムがピンボールのように吹き飛び、他のモンスターにぶつかって連鎖的にダメージを与えている様子が確認できます。 これは、大人気スマホゲーム『モンスターストライク』のコンボシステムを彷彿とさせます。 この「スマッシュ」要素により、単に弾幕を張って敵を殲滅するだけでなく、「どの敵を、どの方向に吹き飛ばせば最も効率的にダメージを与えられるか」という、新たな戦略性が生まれるのです。

大量のモンスターを一気に巻き込んで吹き飛ばす爽快感は、スマッシュグローならではの体験となるでしょう。 この独自要素が、『Vampire Survivors』系のゲームに食傷気味のプレイヤーにとっても、新鮮な魅力として映る可能性があります。

パーティー編成|3人パーティーがもたらす戦略と懸念

スマッシュグローでは、3人のキャラクターでパーティーを組んで戦闘に臨みます。 これは、基本的に単独で戦う『Vampire Survivors』との大きな違いです。

3人パーティーになることで、キャラクターごとに役割分担(攻撃役、補助役など)が生まれるなど、戦略の幅が広がる可能性があります。 しかし、多くのユーザーが懸念しているのは、このシステムが課金圧の高さに直結するのではないか、という点です。 1人分の装備を揃えるだけなら無課金・微課金でも楽しめますが、3人分の最強装備を揃えるとなると、多額の課金が必要になるかもしれません。 この点は、スクエニのさじ加減が問われる部分であり、ユーザーが離れる原因にもなりかねない、諸刃の剣と言えるでしょう。

課金要素の予測|ガチャは武器か?キャラクターか?

基本プレイ無料のスマホゲームである以上、課金要素、特にガチャは避けられません。 スマッシュグローの課金対象として考えられるのは、主に以下の2つです。

  1. 武器・防具ガチャ: キャラクターが装備する武器や防具が主な排出対象。強力な武器には派手な必殺技が付属し、それが攻略の鍵を握る。ドラクエのスマホゲームでは最も一般的な形式。
  2. キャラクターガチャ: 冒険に連れていく仲間キャラクターそのものが排出対象。『ドラクエタクト』のような形式。

PVでは、キャラクターが派手な必殺技を放つシーンがあるため、強力な必殺技を持つ「武器」がガチャの目玉になる可能性が高いと私は予測しています。 3人パーティー制と組み合わせることで、「3キャラクター分の最強武器を揃えさせる」という収益モデルを描いているのかもしれません。 この課金バランスが、本作の寿命を左右する重要な要素となるでしょう。

ドラクエスマッシュグローは短命で終わる?長寿の可能性を徹底考察

さて、ここからが本題です。 多くのプレイヤーが最も気にしている「スマッシュグローは長く続くのか?」という疑問について、ゲーム評論家としての視点から、懸念点と期待できる点を多角的に分析・考察していきます。

懸念点①|元ネタ『Vampire Survivors』のゲームサイクル

最大の懸念点は、元となった『Vampire Survivors』が、非常に熱中しやすい反面、コンテンツを遊び尽くすと急速に飽きが訪れやすいゲームであるという事実です。

このジャンルのゲームは、新しいキャラクターや武器、ステージを解放していく過程が最も楽しい時間です。 しかし、一度全ての要素をアンロックしてしまうと、プレイするモチベーションを維持するのが難しくなります。 買い切り型のゲームであればそれで問題ありませんが、継続的な運営が必要なスマホゲームとしては、致命的な弱点になり得ます。 運営側が、ユーザーを飽きさせないために、どれだけ速いペースで、どれだけ魅力的な新コンテンツ(新ステージ、新スキル、新キャラクター、イベントなど)を追加し続けられるかが、長寿の鍵を握ります。 この「こまめなアップデート」は、スクエニのスマホゲーム運営において、しばしば課題として指摘される点でもあります。

懸念点②|スクエニのソシャゲ運営と”課金圧”

近年のスクエニのスマホゲームに共通する懸念が、課金圧の高さとインフレの速さです。 『Vampire Survivors』の魅力の一つに、課金要素がなく、自分の力だけでキャラクターがどんどんインフレしていく爽快感があります。 しかし、スマッシュグローでは、このインフレの上限が課金によって設定される可能性があります。

「最強の武器を手に入れないと、このステージはクリアできない」 「3人分の装備を揃えないと、イベントで上位に入れない」

このような状況が生まれれば、元々のゲームが持っていた「無限に強くなる楽しさ」は失われ、ユーザーは窮屈さを感じて離れていってしまうでしょう。 特に3人パーティー制は、この課金圧を増大させる危険性をはらんでいます。 スクエニが短期的な利益を追うのか、それとも長期的な視点でユーザー体験を重視するのか、その運営方針が厳しく問われます。

懸念点③|ドラクエシリーズ内での”共食い”

スクエニは、既に『ドラゴンクエストウォーク』や『ドラゴンクエストタクト』といった人気スマホゲームを運営しています。 ここにスマッシュグローが加わることで、限られたドラクエファンのパイを奪い合う、いわゆる「共食い」が発生する可能性があります。

過去にリリースされた『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』は、リリース当初こそ高い売上を記録したものの、その影響でウォークやタクトの売上が減少し、最終的にチャンピオンズ自体の人気も低迷してしまいました。 これは、新しいゲームが新規ユーザーを獲得するのではなく、既存のドラクエユーザーが移動しただけだったことを示唆しています。

スマッシュグローが、既存のドラクエファンだけでなく、これまでドラクエに触れてこなかった『Vampire Survivors』系のゲームが好きな層を取り込めるかどうかが、この問題を克服する上で重要になります。

懸念点④|「パクリ企画しか通らない」という内部事情の噂

これは少し踏み込んだ話になりますが、元『星のドラゴンクエスト』のプロデューサーが退社後に「スクエニはパクリ企画しか通らない」といった趣旨の発言をしたことが、一部で話題になりました。 この発言の真偽はともかく、スマッシュグローが『Vampire Survivors』のヒットを受けて企画されたであろうことは想像に難くありません。

問題なのは、元ネタの面白さの本質を理解せず、表面的な部分だけを模倣してしまうことです。 『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』も、人気ジャンルであるバトルロイヤルを題材にしましたが、ゲーム性そのものが薄いと評価され、ユーザー離れを招きました。 スマッシュグローが、単なる「ドラクエの皮を被ったVampire Survivors」で終わるのではなく、ドラクエならではの味付けと独自要素「スマッシュ」を深く融合させ、元ネタを超える面白さを生み出せるかが試されています。

長寿への期待①|元ネタの面白さとドラクエIPの強力な融合

ここまで懸念点を多く挙げてきましたが、もちろん期待できる点も数多く存在します。 最大の期待は、やはり「元となるゲームが圧倒的に面白い」という事実です。

『Vampire Survivors』が世界中のプレイヤーを虜にした中毒性の高いゲームシステムは、いわば面白さの”お墨付き”です。 これに、「ドラゴンクエスト」という日本で最も強力なゲームIPが組み合わさるのですから、面白くないはずがない、という期待感は非常に大きいものがあります。 お馴染みのモンスター、呪文、アイテムがローグライトシステムに落とし込まれた時、どのような化学反応が起きるのか。 例えば、「メラ系の呪文を進化させるとメラゾーマになる」「ロトのつるぎと不思議なボレロを組み合わせるとギガデインが撃てる」といった、ドラクエファンなら誰もが夢見るようなビルドが実現するかもしれません。 このIPの力は、他の模倣ゲームにはない、スマッシュグローだけの強力な武器です。

長寿への期待②|「スマッシュ」という独自要素の可能性

先述した独自要素「スマッシュ」も、大きな期待点です。 この要素が単なるオマケではなく、ゲームの核となる戦略として機能すれば、スマッシュグローは「Vampire Survivorsライク」というジャンルから一歩抜け出し、唯一無二の存在になることができます。

例えば、

  • 特定の角度でスマッシュさせるとクリティカルヒットになる
  • 吹き飛ばした敵の種類によって追加効果が発動する
  • ボスモンスターはスマッシュで壁にぶつけないと大ダメージを与えられない

といったギミックが盛り込まれれば、ゲームの奥深さは格段に増すでしょう。 このスマッシュを極めることが、プレイヤーのやり込み要素となり、ゲームの寿命を延ばすことに繋がります。

長寿への期待③|クローズドベータテストの実施

スクエニが、リリースから1年以上も前にクローズドベータテストを実施することも、ポジティブな兆候と捉えられます。 これは、ユーザーからのフィードバックを早期に収集し、ゲームバランスの調整や問題点の改善に時間をかけるという意思の表れです。 『チャンピオンズ』の失敗から学び、今回はユーザーの声に耳を傾け、より完成度の高い状態でリリースしようという姿勢が感じられます。 このベータテストで寄せられた意見が、製品版にどれだけ反映されるか、注目していきたいところです。

【おまけ】スクエニのサービス終了したスマホゲーム一覧と短命の理由

スマッシュグローへの不安を語る上で、やはり過去の事例は無視できません。 参考として、近年サービスを終了したスクエニの主なスマートフォン向けゲームを一覧にまとめました。

近年サービス終了した主なタイトル

タイトル 配信開始日 サービス終了日 サービス期間
ドラゴンクエストけしケシ! 2021年12月1日 2024年5月31日 約2年6ヶ月
ドラゴンクエスト チャンピオンズ 2023年6月13日 2024年7月30日 約1年1ヶ月
鋼の錬金術師 MOBILE 2022年8月4日 2024年3月29日 約1年7ヶ月
ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ 2022年1月27日 2023年2月28日 約1年1ヶ月
Gate of Nightmares 2021年10月26日 2022年11月30日 約1年1ヶ月
ディープインサニティ アサイラム 2021年10月14日 2022年10月31日 約1年
NieR Re[in]carnation 2021年2月18日 2024年4月30日 約3年2ヶ月
ファイナルファンタジーVII ザ ファーストソルジャー 2021年11月17日 2023年1月11日 約1年2ヶ月

※上記は一部です。

こうして見ると、1年~2年程度でサービスを終了するタイトルが非常に多いことが分かります。 もちろん、3年以上続いた『NieR Re[in]carnation』のような例もありますが、「スクエニのソシャゲは短命」というイメージが定着してしまうのも無理はありません。

なぜスクエニのスマホゲームは短命に終わるのか

短命に終わる理由は、タイトルごとに様々ですが、共通して見られる傾向として以下の点が挙げられます。

  • 短期的な収益への偏重: リリース直後から強い課金圧をかけ、ユーザーが疲弊して離れてしまうケース。
  • ゲームデザインの問題: そもそもゲームとして面白くない、または操作性が悪く、継続してプレイする意欲が湧かない。
  • 運営の力不足: バグの多発や、ユーザーを飽きさせないためのコンテンツ追加の遅れ。
  • 過剰なタイトル乱立: 自社内で似たようなジャンルのゲームを乱発し、ユーザーが分散してしまう(共食い)。

スマッシュグローがこれらの轍を踏まず、長期的な視点に立った運営を行えるかどうかが、その運命を分けることになるでしょう。

まとめ

今回は、スクエニの新作『ドラゴンクエスト スマッシュグロー』について、その独自性と短命で終わる可能性を多角的に考察しました。

結論として、スマッシュグローは『Vampire Survivors』という強力なゲームシステムを土台に、「スマッシュ」という独自要素と「ドラゴンクエスト」という最強のIPを掛け合わせた、非常にポテンシャルの高い作品であると言えます。 元ネタの面白さは保証されているため、『チャンピオンズ』のようにゲーム性そのものが破綻する可能性は低いでしょう。

しかしその一方で、スマホゲームとして長期的に成功するためには、「ユーザーを飽きさせない継続的なアップデート」と「過度な課金圧にならない絶妙なバランス調整」という、スクエニが最も苦手とする課題を克服する必要があります。 特に3人パーティー制がもたらすであろう課金圧は、最大の懸念点です。

課金をするかどうか迷っている方は、まず2025年10月のクローズドベータテストの評判を待つか、あるいはリリース後しばらくは無課金でプレイし、運営の方針やゲームの将来性を見極めてから判断するのが賢明でしょう。

私自身、一人のゲームファンとして、スマッシュグローが過去の失敗から学び、ドラクエの名に恥じない、長く愛されるタイトルになることを心から期待しています。

フォローよろしくお願いします。

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