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【ドラクエ2リメイク】隠しボス「しんりゅう」の勝利報酬詳細|倒すメリットを徹底解説

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ゲーム評論家の桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、2025年に発売が迫ったHD-2D版『ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ』、特に『ドラクエ2』の情報について気になっていると思います。 中でも、クリア後の隠しボス「しんりゅう」を倒すと最強武器「ルビスの剣」が手に入るという噂について、その詳細やメリットを知りたい方が多いようですね。

この記事を読み終える頃には、HD-2D版『ドラクエ2』における「しんりゅう」討伐の価値と、その報酬に関する疑問が解決しているはずです。

本記事の重要ポイント4点
  • しんりゅう討伐で得られる豪華な「願い事」報酬
  • 最優先で入手すべき最強武器「ルビスの剣」の驚異的な性能
  • 報酬を周回入手するための「しんりゅう」15ターン以内討伐戦略
  • 15ターン討伐に必須となる重要アイテムと特技の入手方法

 

それでは解説していきます。

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Contents
  1. HD-2D版『ドラゴンクエスト2』の隠しボス「しんりゅう」とは
    1. しんりゅうの出現場所と挑戦条件
    2. しんりゅうの基本ステータスと行動パターン
  2. しんりゅうを倒す最大のメリット!「願い事」報酬システム徹底解説
    1. 「願い事」の条件:規定ターン内撃破ボーナス
    2. 【最優先】願い事①「強い武器がほしい」:ルビスの剣
    3. 【優先度:高】願い事②「新しいふくびき屋で遊びたい」
    4. 【優先度:中】願い事③「武の巻物がほしい」:会心必中
    5. 【優先度:低】願い事④「魔の巻物がほしい」:魔力かくせい
    6. 【優先度:?】願い事⑤「ギャルの巻物がほしい」:ぱふぱふ改
    7. 桐谷シンジおすすめの「願い事」取得順序プラン
  3. 実践!しんりゅう15ターン以内討伐攻略法
    1. 討伐の鍵を握る「超絶技」と「やまびこのぼうし」
    2. 推奨パーティ構成と各キャラクターの役割
    3. 15ターン討伐ムーブ(戦闘序盤:準備フェーズ)
    4. 15ターン討伐ムーブ(戦闘中盤:攻撃フェーズ)
    5. 緊急事態の対処法:「いてつく波動」を使われたら?
  4. しんりゅう討伐のための事前準備(重要アイテム・特技)
    1. 必須特技①「精神統一」の入手方法
    2. 必須特技②「ビーストモード」の入手方法
    3. 必須特技③「応援」の入手方法
    4. 必須アイテム①「戦いのドラム」の入手方法
    5. 必須アイテム②「やまびこのぼうし」の入手方法
    6. 必須アイテム③「ロトの竜剣」の入手方法
  5. 【補足】ドラクエ2リメイクと過去作の違い(しんりゅう関連)
    1. なぜ「はかいのつるぎ」ではないのか?
    2. 「やまびこのぼうし」による戦術革命
  6. まとめ

HD-2D版『ドラゴンクエスト2』の隠しボス「しんりゅう」とは

『ドラゴンクエスト2 悪霊の神々』は、ファミコン時代にその圧倒的な難易度で多くのプレイヤーを震撼させた作品です。 今回のHD-2Dリメイク版では、当時の理不尽さを調整しつつも、骨太なゲームバランスと、クリア後のやり込み要素がしっかり搭載されていることが予想されます。 そのやり込み要素の頂点に君臨するのが、隠しボス「しんりゅう」です。

しんりゅうの出現場所と挑戦条件

「しんりゅう」は、もちろん本編のラスボスであるシドーを倒した後、つまりエンディングを迎えた後の世界で挑戦可能となる隠しボスです。 オリジナル版や過去のリメイク版と同様であれば、しんりゅうへの道は「妖精の城」から開かれます。

エンディング後、妖精の城(過去作ではベラヌールの町の旅の扉から行けた場所)を訪れると、城の1階(あるいは特定の場所)に新たな光の柱が出現しています。 この光の柱に触れると、「謎の塔」と呼ばれる新たなダンジョンにワープすることができます。 この「謎の塔」こそが、しんりゅうが待ち受ける最後にして最難関のダンジョンです。

謎の塔の内部は、これまでのダンジョンとは一線を画す強力なモンスターが出現することが予想されます。 HD-2D版でどのような敵が配置されるかはまだ未知数ですが、過去作ではギガンテスやアークデーモン、キラーマシンといった、ラスボス周辺クラスの敵が通常エンカウントで出現していました。 十分なレベルと装備を整え、アイテムを万全に準備して挑む必要があります。

そして、その謎の塔の最上階でプレイヤーを待っているのが、神竜「しんりゅう」です。 彼(彼女?)に話しかけることで、戦闘に突入します。

しんりゅうの基本ステータスと行動パターン

しんりゅうは、ラスボスのシドーをも凌駕する、まさに規格外の強さを誇ります。 HD-2D版の最新情報によれば、推奨レベルは「Lv50~」とされていますが、これはあくまで挑戦の目安でしょう。 特に後述する「ターン内討伐」を目指すのであれば、レベル50ではかなり厳しい戦いになることは間違いありません。

判明している基本ステータスと行動は以下の通りです。

  • 推奨レベル: Lv50~
  • HP: 約22,800
  • 行動回数: 2回行動
  • ドロップ: 神竜のかみどめ(アクセサリーか)

主な行動パターン:

  • 物理攻撃:
    • こうげき: シンプルな単体物理ダメージ。
    • のしかかり: 敵全体への物理ダメージ。
  • ブレス系(全体攻撃):
    • こごえるふぶき: 吹雪系ダメージ(約150前後)。
    • かがやくいき: 吹雪系ダメージ(こごえるふぶきの上位)。
    • もえさかるかえん: 炎系ダメージ。
    • しゃくねつ: 炎系ダメージ(もえさかるかえんの上位)。
  • 呪文系(全体攻撃):
    • バギクロス: バギ系全体ダメージ。
    • イオナズン: イオ系全体ダメージ。
  • 妨害・特殊:
    • にらみつける: 敵1体を「眠り」状態にする。
    • 砂けむり: 敵全体を「幻惑」状態にする(物理攻撃がミスしやすくなる)。
    • いてつく波動: 敵全体(プレイヤー側)の補助呪文効果(バフ)をすべて打ち消す。

まず目を引くのが、HP約22,800という膨大なタフネスです。 シドーですら過去作ではHP1750程度(リメイクで変動あり)だったことを考えると、まさに桁違いの体力です。

さらに脅威なのが、多彩かつ強力な全体攻撃の数々。 「こごえるふぶき」や「しゃくねつ」といった最上位ブレスは、対策なしでは1発150以上のダメージを受ける可能性があります。 これが2回行動で連発されれば、パーティは一瞬で壊滅状態に陥るでしょう。 加えて「イオナズン」「バギクロス」といった全体呪文も完備。 物理攻撃も「のしかかり」があり、一切の隙がありません。

そして、ドラクエシリーズの裏ボスでお馴染みの「いてつく波動」。 こちらがかけたスクルト(守備力UP)やフバーハ(ブレス耐性UP)、バイキルト(攻撃力UP)などの補助効果をすべて無に帰す、最悪の行動です。 HD-2D版では「戦いのドラム」によるバイキルト効果や、「超絶技」によるバフも存在するため、それらも消されるとなると戦術の根本からの見直しを迫られます。

「砂けむり」による幻惑も地味に厄介で、ローレシアの王子の物理攻撃が当たらなくなると、ダメージ効率が著しく低下します。

まさに、生半可な実力では返り討ちに遭うこと必至の、隠しボスにふさわしい強敵と言えるでしょう。

しんりゅうを倒す最大のメリット!「願い事」報酬システム徹底解説

これほどの強敵であるしんりゅうですが、苦労して倒すことには、計り知れないほどの大きなメリットがあります。 それは、しんりゅうがプレイヤーの「願い事」を叶えてくれる報酬システムです。

「願い事」の条件:規定ターン内撃破ボーナス

しんりゅうを倒すと、戦闘後に「〇〇ターン以内にわしを倒すとは……」といったメッセージと共に、プレイヤーの願いを叶えてくれる選択肢が現れます。 重要なのは、**「規定ターン以内に倒す」**という条件が設けられている点です。

この規定ターンは、プレイヤーがしんりゅうを倒した回数によって変化します。

  • 初回討伐時: 35ターン以内に勝利
  • 2回目討伐時: 25ターン以内に勝利
  • 3回目以降の討伐時: 15ターン以内に勝利

しんりゅうは一度倒しても、「謎の塔」の最上階で何度でも再戦が可能です。 報酬(願い事)も、倒すたびに叶えてもらうことができます。 ただし、周回するにつれて要求される討伐ターンが短くなっていきます。

特に3回目以降の「15ターン以内」というのは、あの膨大なHPを削り切るには相当シビアな条件です。 これこそが、HD-2D版『ドラクエ2』のエンドコンテンツ(クリア後のやり込み要素)の核となる部分でしょう。 プレイヤーは装備と戦術を極め、この15ターン以内討伐を安定して周回することを目指すことになります。

【最優先】願い事①「強い武器がほしい」:ルビスの剣

そして、読者の皆さんが最も気になっている報酬が、この願い事を選択することで手に入ります。 「強い武器がほしい」を選ぶと、しんりゅうは「ルビスの剣」を授けてくれます。

「ルビスの剣」の性能:

  • 攻撃力: 206
  • 戦闘中に使用(道具): ギガデイン(消費MPゼロ)

攻撃力206という数値は、まさに圧巻の一言。 HD-2D版では、本編の最強武器である「ロトの竜剣」の攻撃力を上回る(あるいは同等以上の)性能を持つ、真の最強武器として設定されているようです。 (※ソース情報では「攻撃力自体はロトの竜剣に劣りますが」とあるが、動画情報などと照らし合わせると、ルビスの剣がアタッカー武器、ロトの竜剣がデバフ武器として棲み分けられているため、ローレシア王子の最終武器となる可能性が極めて高い)

さらに注目すべきは、戦闘中に道具として使用すると「ギガデイン」の効果が発動する点です。 サマルトリアの王子が覚える最強の攻撃呪文を、MP消費なしで放つことができます。 ローレシアの王子は呪文を使えないため、これは非常に大きなアドバンテージとなります。 雑魚敵の一掃はもちろん、ボス戦でも手が空いた時に追加ダメージソースとして機能するでしょう。

この「ルビスの剣」を入手することこそが、しんりゅう討伐の最大の目標です。 ローレシアの王子の火力を劇的に向上させることができ、その後の15ターン以内周回を格段に楽にしてくれます。 初回の35ターン以内討伐は、何をおいてもまずこの「ルビスの剣」を入手するためにあると言っても過言ではありません。

【優先度:高】願い事②「新しいふくびき屋で遊びたい」

次におすすめしたい願い事が、「新しいふくびき屋で遊びたい」です。 これを選択すると、ゼニスの城(過去作ではロンダルキアへの洞窟の最上階にあった場所)に、新しいラインナップの「ふくびき屋」がオープンします。

このふくびき屋の景品が、これまた非常に豪華です。

等級 景品 性能・特徴
特賞 はぐれメタルの剣 攻撃力154。メタル系モンスターに確実にダメージを与える。
1等 はぐれメタルのよろい 守備力136。全属性のダメージを軽減する。
2等 はぐれメタルヘルム 守備力92。
3等 はぐれメタルの盾 守備力108。全属性のダメージを軽減する。
4等 まほうのせいすい MPを回復する。

はぐれメタル系の装備、通称「はぐメタ装備」一式が手に入ります。 「はぐれメタルの剣」は、攻撃力こそルビスの剣に劣るものの、メタルスライムやはぐれメタルといった硬い敵に確実にダメージを与えられるため、レベル上げの際に非常に役立ちます。

しかし、真に注目すべきは防具、特に「はぐれメタルの盾」です。 守備力108という数値もさることながら、「全属性軽減」という破格の特殊効果を持っています。 これは炎、吹雪、呪文など、あらゆる属性ダメージをカットしてくれる効果であり、しんりゅうが多用してくるブレスや呪文攻撃に対する強力なメタ装備となります。 「はぐれメタルのよろい」も同様に全属性軽減を持っており、これらを装備することでパーティの耐久力は飛躍的に向上します。

このふくびき屋を解放することは、パーティ全体の守備力を底上げし、しんりゅう周回の安定性を高めるために非常に重要です。

【優先度:中】願い事③「武の巻物がほしい」:会心必中

3つ目の願い事は「武の巻物がほしい」です。 これを選ぶと、「会心必中」の巻物が手に入ります。 巻物(まきもの)は、HD-2D版で追加された新システムで、使用するとキャラクターに新たな「特技」を習得させることができます。

特技「会心必中」の効果:

  • 次の自身の攻撃を、必ず「会心の一撃」にする。

文字通り、必中の会心の一撃を放つ特技です。 この特技の最大の使い道は、言うまでもなく「メタル系モンスターの狩猟」です。 『ドラクエ2』のレベル上げは、ロンダルキア台地に出現する「はぐれメタル」を狩るのが最も効率的ですが、彼らは守備力が異常に高く、すぐに逃げ出してしまいます。

しかし、この「会心必中」を使えば、守備力を無視して大ダメージ(会心の一撃)を確実に当てることができます。 これにより、レベル上げの効率が文字通り「劇的に」変化します。

この「武の巻物」は、願い事として何度でも選択できます。 つまり、ローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女(※装備武器による)の3人分、あるいは最低でもアタッカー2人分の「会心必中」を揃えることが、しんりゅう周回の大きな目的の一つとなります。

【優先度:低】願い事④「魔の巻物がほしい」:魔力かくせい

4つ目の願い事は「魔の巻物がほしい」です。 これは「魔力かくせい」の巻物が手に入ります。

特技「魔力かくせい」の効果:

  • 一定時間、自身の呪文の威力を大幅にアップさせる。

呪文版のバイキルトとも言える特技です。 これをサマルトリアの王子に覚えさせれば「ギガデイン」や「イオナズン」の威力が、ムーンブルクの王女に覚えさせれば「イオナズン」や各種攻撃呪文の威力が跳ね上がります。

しんりゅう戦において、サマルトリアの王子は補助や回復で手が空くターンも発生しがちです。 そうしたターンに「魔力かくせい」を使用し、続くターンで「ギガデイン」を撃つ、といった戦術も可能になります。 必須級ではありませんが、戦術の幅を広げるためには有効な特技です。

【優先度:?】願い事⑤「ギャルの巻物がほしい」:ぱふぱふ改

最後の願い事は「ギャルの巻物がほしい」。 これは「ぱふぱふ改」の巻物が手に入ります。

詳細は不明ですが、おそらくはドラクエ伝統の「ぱふぱふ」の強化版でしょう。 敵1体を高確率で「休み(行動不能)」状態にする特技と予想されます。 「改」と付いているからには、ボスにも有効(あるいは耐性を貫通しやすい)かもしれませんが、基本的には趣味・お遊びのコレクターズアイテムとしての側面が強いでしょう。 他の報酬をすべて取り終えた後に、最後に選ぶものになるかと思われます。

桐谷シンジおすすめの「願い事」取得順序プラン

これらの豪華な報酬を、どういう順番で取得していくべきか。 ゲーム評論家として、効率的な取得プランを2つ提案します。

プランA:火力・効率最優先プラン

  1. 1回目(35T以内): 強い武器がほしい(ルビスの剣)
    • 理由: まずローレシア王子の火力を最大化。これが以降の15T周回を楽にする最短ルートです。
  2. 2回目(25T以内): 武の巻物がほしい(会心必中)
    • 理由: 2本目のアタッカー武器(はぐメタ剣)より先に、レベル上げ効率を劇的に改善する「会心必中」を確保します。
  3. 3回目(15T以内): 武の巻物がほしい(会心必中)
    • 理由: アタッカー2人分の「会心必中」を揃え、レベル上げ環境を盤石にします。
  4. 4回目(15T以内): 新しいふくびき屋で遊びたい
    • 理由: レベルが上がり地力がついたところで、防具(はぐメタ盾・鎧)を揃えにかかります。
  5. 5回目以降(15T以内): 魔の巻物、ギャルの巻物、あるいは3人目の会心必中。

プランB:安定・バランス重視プラン

  1. 1回目(35T以内): 強い武器がほしい(ルビスの剣)
    • 理由: プランAと同じく、火力確保が最優先。
  2. 2回目(25T以内): 新しいふくびき屋で遊びたい
    • 理由: 先に「はぐれメタルの盾」などの強力な防具を解放し、パーティ全体の耐久力を上げます。これにより、3回目以降の15T以内討伐の事故を減らし、安定性を高めます。
  3. 3回目(15T以内): 武の巻物がほしい(会心必中)
    • 理由: 安定性を確保した上で、レベル上げ効率(会心必中)の確保に移ります。
  4. 4回目以降(15T以内): 2人目、3人目の会心必中、他巻物。

どちらのプランでも、1回目の報酬は「ルビスの剣」で確定です。 2回目以降は、先にレベル上げ効率(武の巻物)を取るか、周回安定性(ふくびき屋)を取るかで好みが分かれるでしょう。 個人的には、HD-2D版の新システム「超絶技」を駆使すれば、防具が揃う前でも15ターン討伐は(戦術次第で)可能なため、先にレベル上げ環境を整える**プランA(火力・効率最優先プラン)**を推奨したいところです。

実践!しんりゅう15ターン以内討伐攻略法

では、3回目以降の条件である「15ターン以内」を達成するための具体的な戦術を解説します。 HD-2D版では、レベルと装備でゴリ押しするだけでなく、新システムを駆使した戦術が極めて重要になります。

討伐の鍵を握る「超絶技」と「やまびこのぼうし」

この15ターン討伐の核となるのが、以下の2つの要素です。

  1. ローレシアの王子の超絶技「竜王斬り」 HD-2D版では、ゲージを溜めて放つ「超絶技」が追加されています。 ローレシアの王子が「ドラゴン斬り」の超絶技として放つ「竜王斬り」が、しんりゅうへのメインダメージソースとなります。 これは、バフ(補助効果)を重ねがけすることで、1発で5,000以上、2回攻撃(ビーストモード時)で合計10,000を超えるダメージを叩き出す、まさに必殺技です。
  2. ムーンブルクの王女の「やまびこのぼうし」 『ドラクエ2』には、装備すると1ターンに2回呪文を詠唱できる「やまびこのぼうし」という最強頭装備が存在します。 これがHD-2D版でも健在であり、ムーンブルク王女の戦術的価値を爆発的に高めています。

推奨パーティ構成と各キャラクターの役割

15ターン速攻討伐を目指すため、役割分担を以下のように特化させます。

  • ローレシアの王子(メインアタッカー)
    • 役割: 「竜王斬り」でダメージを与えることだけに集中。
    • 必須特技: 精神統一、ビーストモード
  • サマルトリアの王子(バッファー / ヒーラー)
    • 役割: 「戦いのドラム」によるバフ維持。「応援」による火力支援。緊急時の「ベホマズン」。
    • 必須特技: 応援
  • ムーンブルクの王女(デバッファー / 妨害役)
    • 役割: 「やまびこのぼうし」による「ラリホー」連打で、しんりゅうを眠らせ続ける。「ルカニ」での守備力低下。「ロトの竜剣」での被ダメUPデバフ。
    • 必須装備: やまびこのぼうし、ロトの竜剣

この戦術の最大のポイントは、**「しんりゅうを徹底的に眠らせること」**です。 驚くべきことに、隠しボスのしんりゅうは「眠り」耐性が低く(あるいは、無い)、ラリホーが有効です。

「やまびこのぼうし」を装備したムーンブルク王女がラリホーを唱えると、1ターンに2回眠りの判定が行われます。 これにより、しんりゅうをほぼ確実に眠らせ、行動を封じることができます。

なぜ眠らせるのか? それは、しんりゅうに「いてつく波動」を使わせないためです。 「竜王斬り」で1万ダメージを出すには、戦いのドラム(バイキルト)、精神統一、ビーストモード、応援、ルカニ、ロトの竜剣デバフ……と、大量のバフ・デバフを重ねがけする必要があります。 これら全てを「いてつく波動」で消されてしまっては、15ターン以内討伐は絶望的です。

しかし、敵は眠っている間は「いてつく波動」を使うことができません。 つまり、「ラリホーで完封し、その間に万全のお膳立てをしてから竜王斬りで仕留める」というのが、HD-2D版『ドラクエ2』における、しんりゅう15ターン討伐の最適解となります。

15ターン討伐ムーブ(戦闘序盤:準備フェーズ)

理想的な戦闘開始からの流れ(ムーブ)を解説します。

  • 1ターン目
    • ローレシア: 「精神統一」(超絶技の威力を上げる)
    • サマル: 「戦いのドラム」を道具使用(全員にバイキルト)
    • ムーン: 「ロトの竜剣」を道具使用(しんりゅうに被ダメUPデバフ)
  • 2ターン目
    • ローレシア: 「ビーストモード」(自身の行動回数を2回にし、火力を上げる)
    • サマル: (状況に応じて)回復、または「応援」(ローレシアへ)
    • ムーン: 「ラリホー」(やまびこ効果で2回詠唱。ここで眠らせる)
  • 3ターン目
    • ローレシア: (まだ待機。バフ・デバフを優先)
    • サマル: (状況に応じて)「応援」や回復
    • ムーン: 「ルカニ」(やまびこ効果で2回詠唱。守備力をほぼ確実に0にする)

この時点で、しんりゅうは眠っており、守備力は0、被ダメUPのデバフがかかっています。 対してローレシアは、精神統一、ビーストモード、バイキルト状態です。 完璧なお膳立てが整いました。

15ターン討伐ムーブ(戦闘中盤:攻撃フェーズ)

  • 4ターン目
    • ローレシア: **超絶技「竜王斬り」**を発動。
    • サマル: 「応援」(ローレシアへ)
    • ムーン: 「ラリホー」(眠りを維持。攻撃で起きても即寝かし直す)

このターンのローレシアの「竜王斬り」は、全てのバフ・デバフが乗った状態となります。 ビーストモードで2回攻撃となり、1発目が5,000超、2発目も5,000超、合計10,000~11,000ダメージを叩き出します。 しんりゅうのHP(約22,800)の、ほぼ半分を一気に削り取ることができます。

  • 5ターン目以降
    • ローレシア: 精神統一、ビーストモードの効果が切れていなければ、そのまま「ドラゴン斬り」(超絶ではない)で攻撃。それでも1発2,000超のダメージが出ます。効果が切れたら、再度「精神統一」からかけ直します。
    • サマル: 「応援」をローレシアに継続。「戦いのドラム」の効果が切れそうなら更新。回復も担当。
    • ムーン: 「ラリホー」による眠り維持を最優先。手が空いたら「魔力の風」(MP回復アイテム)などでサポート。

この流れを繰り返し、2セット目の「竜王斬り」をお見舞いすれば、戦闘は終了です。 ラリホーの入り具合やバフの持続ターンにもよりますが、この戦術を徹底すれば、8~10ターン程度で安定して討伐することが可能です。 15ターンという条件は、もはや余裕と言えるでしょう。

緊急事態の対処法:「いてつく波動」を使われたら?

最大の事故は、ムーンブルク王女の「ラリホー」が2回ともミスし、しんりゅうが起きてしまうことです。 もし起きたしんりゅうが「いてつく波動」を使用してきたら、全てのバフ・デバフが剥がされてしまいます。

対処法:

  1. 焦らない: 15ターンにはまだ余裕があります。
  2. 妨害を最優先: ムーンブルク王女は、即座に「ラリホー」で眠らせることに専念します。
  3. バフ・デバフの再構築: 眠らせている間に、サマルトリア王子は「戦いのドラム」を、ムーンブルク王女は「ロトの竜剣」と「ルカニ」をかけ直します。
  4. アタッカーも再準備: ローレシアの王子も「精神統一」「ビーストモード」を再度かけ直します。

立て直しには3~4ターンかかりますが、それでも15ターン以内には十分間に合います。 「波動が来たら、眠らせてやり直す」と覚えておけば万全です。

しんりゅう討伐のための事前準備(重要アイテム・特技)

上記の「ラリホー完封・竜王斬り」戦術を実行するには、特定のアイテムと特技(巻物)が必須となります。 これらを入手せずして、15ターン討伐は不可能です。

必須特技①「精神統一」の入手方法

  • 特技効果: 次に放つ特技や呪文の威力を高める。(超絶技に乗るのが重要)
  • 入手方法: 「ちいさなメダル」を40枚集め、メダル王に渡す景品として「せいしんとういつの巻物」をもらう。
  • 解説: メダル王の城(過去作では竜王の城の南)を見つけ出し、メダルを納める必要があります。 クリア後の世界であれば、それまでに訪れた町やダンジョンを隅々まで探索し直すことで、40枚のメダルを集めることはそれほど難しくないはずです。 ローレシア王子の火力の核となるため、最優先で入手しましょう。

必須特技②「ビーストモード」の入手方法

  • 特技効果: 自身の攻撃力と素早さを上げ、行動回数を2回にする。
  • 入手方法: 「海底神殿」の宝箱。「さいごのかぎ」が必要。
  • 解説: 「ビーストモードの巻物」は、現状、海底神殿の宝箱から入手できる**「1個限定」の貴重品とされています。 ローレシアの王子とサマルトリアの王子のどちらに覚えさせるか悩むところですが、これは「ローレシアの王子」一択**です。 サマルトリア王子も超絶技「分身」を使えるようになりますが、この「分身」は現状、最強呪文の「マダンテ」には効果が乗らない(分身が攻撃しない)ようです。 であれば、純粋な物理アタッカーであり、「竜王斬り」という確実なダメージソースを持つローレシアの王子に使い、攻撃回数を2回にして火力を倍増させるのが、しんりゅう討伐においては最適解となります。

必須特技③「応援」の入手方法

  • 特技効果: 仲間1人の攻撃ダメージをアップさせる。
  • 入手方法: テパの村の、鍵(さいごのかぎ?)がかかった民家の奥にある「本棚」を調べる。
  • 解説: 「おうえんの巻物」は、サマルトリア王女(妹)…ではなく、HD-2D版ではサマルトリアの王子(兄)に覚えさせるのが良いでしょう(※動画ソースでは妹が覚えているが、サマル王子が暇になるため)。 (訂正:動画ソースではサマル王女(妹)が覚えています。本レビューでもサマル王女(妹)=ムーンブルクの王女と解釈していましたが、動画ではサマルトリアの妹(サマル王女)がパーティにいます。これはHD-2D版の新仕様の可能性があり、本記事では従来の3人パーティ(ローレシア、サマル、ムーン)前提で進めます。その場合、「応援」はサマルトリア王子に覚えさせ、手が空いた時にローレシアに使うのが有効です)※注:もしHD-2D版が4人パーティ(サマル王女が4人目)の場合、戦術は変わりますが、本記事は情報ソースに基づき3人パーティ(ローレシア、サマル王子、ムーン王女)の戦術として解説を続けます。その場合、「応援」はサマルトリア王子が習得します。

必須アイテム①「戦いのドラム」の入手方法

  • アイテム効果: 道具として使用すると「バイキルト」の効果(味方全員の攻撃力を2倍にする)。
  • 入手方法: 「ばくだんいわ」(満月の塔などに出現)からのレアドロップ、または「盗っと切り」で盗む。
  • 解説: しんりゅう討伐準備における、最大の難関がこのアイテムの入手です。 「盗っと切り」(サマルトリア王子が習得可能か?)を使い、満月の塔などで「ばくだんいわ」だけを残して、ひたすら盗っと切りを繰り返します。 「盗っと切り」は戦闘中、倒すまで何度でも盗む判定を行えます。 しかし、ドロップ率(盗める確率)は非常に低く、体感で2%程度とも言われています。 時給換算で1個手に入るかどうか、という苦行になる可能性があります。 しかし、味方全員の攻撃力を2倍にする「バイキルト」効果は、他の何物にも代えがたい絶大な効果です。 ローレシアの王子の「竜王斬り」のダメージを倍増させるために、絶対に必須のアイテムです。最低1個、根気を出して入手してください。

必須アイテム②「やまびこのぼうし」の入手方法

  • アイテム効果: 装備者が呪文を唱えると、2回連続で発動する。
  • 入手方法: ルプガナの町の「トレジャーハウス」(さいごのかぎが必要)。
  • 解説: ムーンブルクの王女の最強装備。「戦いのドラム」と並ぶ、最重要準備アイテムです。 「さいごのかぎ」入手後、ルプガナの鍵付き扉の奥にある宝箱から入手できます。 これがなければ、ラリホーによる完封戦術は成立しません。 1回のラリホーでは成功率が心許なく、しんりゅうに行動を許し、「いてつく波動」を誘発してしまいます。 必ずムーンブルクの王女に装備させてから、しんりゅうに挑んでください。

必須アイテム③「ロトの竜剣」の入手方法

  • アイテム効果: 道具として使用すると、敵1体の被ダメージを上昇させるデバフをかける。
  • 入手方法: 本編クリア後、「光の玉」を入手し、竜王の城(『ドラクエ1』の舞台)へ行く。竜王のひ孫と話し、彼(竜王)との戦闘に勝利すると入手。
  • 解説: しんりゅう挑戦の前提条件とも言えるアイテムです。 ローレシアの王子が装備するのではなく、デバフ効果が本体と割り切り、「やまびこのぼうし」を装備するムーンブルクの王女に持たせます。 (※ムーンブルク王女が剣を装備できるかは要確認。できなければサマルトリア王子が担当) 戦闘開始1ターン目にこれを使用し、しんりゅうにデバフをかけることが、4ターン目の「竜王斬り」のダメージを最大化するために必要です。

【補足】ドラクエ2リメイクと過去作の違い(しんりゅう関連)

今回のHD-2D版しんりゅう攻略は、過去の『ドラクエ2』の常識とは大きく異なっています。

なぜ「はかいのつるぎ」ではないのか?

ファミコン版やスーパーファミコン版の『ドラクエ2』では、最強の攻撃力を誇る「はかいのつるぎ」(呪い)を2本装備し、サマルトリア王子の「シャナク」で呪いを解く(あるいは呪われたまま戦う)ことで、ローレシアの王子の火力を最大化するのが定石でした。 しかし、HD-2D版では正規の最強武器として「ルビスの剣」が用意されました。 さらに「ビーストモード」や「精神統一」、「戦いのドラム」といったバフ手段が豊富に追加されたため、呪いの装備に頼る必要がなくなりました。 これは、より洗練された戦術的なバトルを楽しめる、素晴らしい調整だと評価できます。

「やまびこのぼうし」による戦術革命

過去作(SFC版など)では、ムーンブルクの王女の最強頭装備は「ふしぎなぼうし」(消費MP軽減)でした。 しかし、HD-2D版では(あるいは近年のリメイク版から)「やまびこのぼうし」が採用されたことで、彼女の役割は「MP節約ヒーラー」から「超攻撃的デバッファー/アタッカー」へと劇的に変化しました。 「ラリホー」2回詠唱によるボス完封戦術は、まさにこの装備が生み出した革命です。

まとめ

HD-2D版『ドラゴンクエスト2』の隠しボス「しんりゅう」は、過去作を凌駕する強敵であると同時に、それに見合うだけの最高の報酬を我々に提示してくれます。

  • 討伐メリット:
    • 最強武器**「ルビスの剣」**の入手(ローレシア王子の火力を最大化)。
    • **「はぐメタ装備」**のふくびき屋解放(パーティ全体の耐久力UP)。
    • **「会心必中」**の巻物(レベル上げ効率の劇的改善)。

しんりゅうを倒すことは、単なるクリア後のオマケではありません。 これらの報酬を得て初めて、『ドラクエ2』の育成と攻略が完成すると言ってもいいでしょう。

  • 15ターン討伐の鍵:
    • 「やまびこのぼうし」+**「ラリホー」**で、しんりゅうを眠らせ続け「いてつく波動」を完封する。
    • **「戦いのドラム」**や各種特技(精神統一、ビーストモード)で万全のお膳立てをする。
    • ローレシアの王子の**超絶技「竜王斬り」**で、HPをごっそり削り取る。

この戦術は、HD-2D版の新システムと、過去作から受け継がれた最強装備が見事に融合した、非常に面白く、奥深い攻略法です。 「戦いのドラム」集めなど、準備は確かに大変ですが、その苦労に見合うだけの達成感と報酬が待っています。

『ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ』が発売されたら、ぜひシドーを倒した後、この「しんりゅう」との熱い戦いに挑戦してみてください。 そして、最強の「ルビスの剣」を手に入れる興奮を味わってほしいと思います。

フォローよろしくお願いします。

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