ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、待望の新作「ドラゴンボール ゲキシンスクアドラ」(以下、ゲキスク)を始めたばかりで、どんな設定をすれば快適に、そして有利に戦えるのか気になっているのではないでしょうか。 ゲキスクは非常に奥深いアクションゲームですが、初期設定のままだと本来の面白さを体験できなかったり、バトルで不利になったりすることがあります。 しかし、どこをどう変えれば良いのか、項目が多くて分かりにくいですよね。

この記事を読み終える頃には、あなたがゲキスクで最初に設定すべき項目や、ライバルに差をつけるためのおすすめ設定に関する疑問がすべて解決しているはずです。
- 初心者が最初に変更すべき必須設定
- 勝率アップに直結するバトル設定のコツ
- 上級者を目指すための応用設定と考え方
- 設定変更後に確認すべきトレーニング方法
それでは解説していきます。

ゲキスクで最初にやるべき必須設定8選
ゲキスクをインストールして、チュートリアルを終えたら、まずは設定画面を開きましょう。 ここでは、バトルを有利に進めるため、そして快適にプレイするために、最初に変更しておくべき必須の設定項目を8つ厳選して解説します。 どれも簡単な変更で大きな効果が期待できるものばかりなので、必ずチェックしてください。

振動設定:集中力を削ぐ振動はオフに
まず、コントローラーの振動設定です。 これは「オフ」にすることを強く推奨します。
設定場所:[設定] > [全般] > [振動設定]
初期設定では「オン」になっており、必殺技を放ったり、ダメージを受けたりするたびにコントローラーが振動します。 一見、臨場感があって良いように思えますが、対人戦がメインのゲキスクにおいて、この振動はプレイの妨げになることが多いです。
振動をオフにするメリット
- エイムの精度向上:コンマ数秒の操作が勝敗を分ける場面で、コントローラーの振動は精密なエイムの邪魔になります。 特に、気弾の偏差撃ちや、素早く動く敵を追いかける際に、振動がない方が格段に狙いを定めやすくなります。
- 集中力の維持:不要な振動は、プレイヤーの集中力を微妙に削いでいきます。 長時間のプレイや、ランクマッチのような真剣勝負では、少しでもストレス要因を減らすことが重要です。
- バッテリーの節約:地味な点ですが、振動機能をオフにすることでコントローラーのバッテリー消費を抑えられます。 特にワイヤレスコントローラーを使用している場合は、プレイ時間を延ばすことにつながります。
多くの対戦ゲームで、上級者やプロプレイヤーは振動をオフにしています。 これは、演出よりも実利を取るという考え方に基づいています。 ゲキスクでも同様に、まずは振動をオフにして、操作に集中できる環境を整えましょう。
クロスプレイ設定:マッチングを快適にするならオン一択
次に確認すべきはクロスプレイ設定です。 ゲキスクは、PlayStation、Nintendo Switch、PC(Steam)、スマートフォンなど、様々なプラットフォームでリリースされていますが、この設定をオンにすることで、異なるプラットフォームのプレイヤーと一緒に遊べるようになります。
設定場所:[設定] > [全般] > [クロスプレイ]
結論から言うと、この設定は必ず「オン」にしてください。
クロスプレイをオンにする最大の理由
その理由は「マッチング時間の大幅な短縮」です。 設定をオフにすると、自分と同じプラットフォーム(例えばPlayStationならPlayStation同士)のプレイヤーとしかマッチングしなくなります。 これにより、マッチングの対象となるプレイヤー人口が大きく減ってしまい、試合が始まるまでにかなりの時間がかかってしまう可能性があります。
特に、プレイヤー人口が比較的少ないと予想されるプラットフォームでプレイしている方は、オンにしないと快適なプレイは難しいかもしれません。 現状、最もプレイヤーが多いのはスマートフォン版と予想されますが、どのプラットフォームであっても、世界中のプレイヤーと素早くマッチングできる「オン」の状態が基本です。
プラットフォームによる操作性の有利不利を気にする方もいるかもしれませんが、ゲキスクはどのプラットフォームでも快適に操作できるようバランス調整がされています。 まずはオンにして、快適なマッチング環境を手に入れましょう。
ラッシュ攻撃の優先条件:「HPが低い敵」に変更で勝率アップ
ここが最も重要な設定変更ポイントの一つです。 バトル設定にある「ラッシュ攻撃設定」の優先条件を必ず変更してください。
設定場所:[設定] > [コントローラー] > [ラッシュ攻撃設定] > [優先条件]
初期設定では「距離が最も近い相手」になっていますが、これを**「合計HP割合が最も低い敵」**に変更します。
なぜ「HPが低い敵」を優先するのか?
ゲキスクは3対3のチームバトルが基本です。 このゲームで勝つための基本戦術は「相手チームの人数をいかに早く減らすか」です。 3対2の状況を作れれば、数的有利で一気に試合を優位に進められます。
初期設定の「距離が最も近い相手」のままだと、乱戦になった際に、瀕死の敵が少し離れた場所にいるにもかかわらず、目の前にいるHP満タンの敵を自動的にターゲットしてしまいます。 これでは、せっかくのチャンスを逃してしまい、敵に回復の時間を与えてしまうことになります。
「合計HP割合が最も低い敵」に設定を変更することで、ターゲットボタンを押した際に、自動的に最も倒しやすい敵(HPが少ない敵)に照準を合わせてくれるようになります。 これにより、以下のメリットが生まれます。
- キル(撃破)の効率化:あと一撃で倒せる敵を確実に見つけ、攻撃を集中させることができます。
- 乱戦時の判断ミス減少:混戦していて誰を狙うべきか迷う場面でも、システムが最適なターゲットを示してくれます。 これにより、プレイヤーは回避や攻撃のタイミングに集中できます。
- チーム全体の貢献度アップ:味方と同じ瀕死の敵を狙いやすくなるため、連携が取りやすくなり、チーム全体の火力が向上します。
この設定は、初心者から上級者まで、全てのプレイヤーに共通する「勝つための必須設定」です。 ゲキスクを始めたら、真っ先にこの項目を変更しましょう。
オートエイムの優先条件:ラッシュ攻撃と同様に「HPが低い敵」に
ラッシュ攻撃と同様に、「オートエイム設定」の優先条件も変更しておくことをおすすめします。
設定場所:[設定] > [コントローラー] > [オートエイム設定] > [優先条件]
こちらも初期設定は「距離が最も近い相手」になっています。 これをラッシュ攻撃と同じく**「合計HP割合が最も低い敵」**に設定しましょう。
オートエイムは、気弾や必殺技を撃つ際に、自動で敵を追尾してくれる便利な機能です。 このターゲット選定の基準を「HPが低い敵」にしておくことで、牽制で撃った気弾や、遠距離からの必殺技が、自然と最も倒すべき敵に向かいやすくなります。 ラッシュ攻撃の優先条件と合わせて変更することで、近距離・遠距離問わず、常に最も効率的なターゲットを意識した立ち回りが可能になります。
画面ブレ設定:ゲーム酔いを防ぐための重要項目
アクションゲームが苦手な方や、3Dゲームで酔いやすい方は、この設定を見直してください。
設定場所:[設定] > [ビデオ] > [画面ブレ]
初期設定では「オン」になっており、ダッシュや爆発などの演出で画面が揺れます。 この揺れが、いわゆる「3D酔い」「ゲーム酔い」の原因となることがあります。 少しでもプレイ中に気分が悪くなる、画面が見づらいと感じる場合は、迷わず「オフ」にしましょう。 オフにすることで演出は少し控えめになりますが、画面が安定し、敵の動きを追いやすくなるというメリットもあります。 酔わないという方でも、一度オフにしてプレイ感を比較してみることをおすすめします。 よりクリアな視界で戦いたい場合は、オフの方が適しているかもしれません。
グラフィック設定:美麗な世界観を味わうなら「グラフィック優先」
ゲキスクはグラフィックの美しさも魅力の一つです。 設定では、画質を優先するか、フレームレート(動きの滑らかさ)を優先するかを選べます。
設定場所:[設定] > [グラフィック] > [品質]
選択肢は以下の2つです。
- グラフィック優先モード:高解像度で美麗な映像を楽しめる。
- パフォーマンス優先モード:フレームレートが安定し、滑らかな操作感になる。
これは完全に好みの問題ですが、個人的にはまず**「グラフィック優先モード」**でプレイすることをおすすめします。 原作者の鳥山明先生のタッチを再現した美しいビジュアルは、このゲームの大きな魅力だからです。 ゲキスクの世界観にどっぷり浸かりたい方は、こちらを選びましょう。
パフォーマンス優先モードはどんな時に選ぶ?
一方で、コンマ1秒の反応速度が求められるガチガチの対戦を極めたい、少しでもカクつきが気になるという方は「パフォーマンス優先モード」が良いでしょう。 フレームレートが安定することで、入力遅延が少なくなり、よりシビアな操作に対応しやすくなります。
まずは両方のモードを試してみて、自分のプレイスタイルや好み、そして使用しているデバイスのスペックと相談して決めるのが最適です。 以下にそれぞれのモードの比較をまとめました。
設定モード | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
グラフィック優先 | 映像が非常に綺麗で、キャラクターや背景のディテールを楽しめる。没入感が非常に高い。 | 激しい戦闘シーンで、ごく稀にフレームレートが低下する可能性がある。 | まずはゲキスクの美しい世界観を堪能したい人。ストーリーモードなどをじっくり楽しみたい人。 |
パフォーマンス優先 | フレームレートが安定し、常に滑らかな操作感でプレイできる。入力に対するキャラクターの反応が速く感じる。 | グラフィック優先モードに比べて、画質が若干低下する。 | ランクマッチで上位を目指すなど、対戦での勝利を最優先に考える人。わずかなカクつきも許容できない人。 |
バトルナビ設定:初心者の心強い味方
バトルナビは、戦闘中に操作方法や戦術に関するアドバイスを表示してくれる機能です。
設定場所:[設定] > [バトル] > [バトルナビ]
初期設定では「オン」になっており、ゲームを始めたばかりの頃は非常に役立ちます。 「敵が必殺技の構え!回避しよう!」といった具体的な指示を出してくれるため、何をすべきかが分かりやすくなっています。 この機能は、ある程度ゲームをプレイすると自動で「オフ」になりますが、もし操作に不安があるうちは、手動で「オン」にしておいても良いでしょう。 逆に、画面の情報量を減らしてスッキリさせたい場合は、慣れてきたタイミングで早めに「オフ」にするのも一つの手です。
オーディオ設定:好みに合わせて微調整
最後にオーディオ設定です。
設定場所:[設定] > [オーディオ]
BGM、効果音(SE)、ボイスの音量をそれぞれ個別に調整できます。 初期設定ではすべて100になっていますが、これは自分の好みに合わせて調整しましょう。
例えば、
- キャラクターのボイスをしっかり聞きたい場合 → BGMを少し下げる(80程度)
- 敵の攻撃の予備動作音などを聞き取りやすくしたい場合 → 効果音を少し上げる、またはBGMを下げる
といった調整が考えられます。 特に、相手の気弾の発射音や移動音は、戦闘において重要な情報源となります。 自分の聞きやすいバランスを見つけることで、より有利に立ち回れる可能性があります。 イヤホンやヘッドホンでプレイしている方は、より繊細な音の違いが分かるため、一度調整してみる価値は十分にあります。
【脱初心者】ゲキスクで勝つためのおすすめ設定&便利な機能
必須設定を終えたら、次はライバルに差をつけるための応用設定に進みましょう。 ここでは、より高いレベルを目指すために重要となる設定や、知っておくと便利な機能について深掘りしていきます。

オートエイム設定の真実:上級者を目指すならオフにするべき理由
先ほど、「オートエイムの優先条件」を変更することをおすすめしましたが、さらに上を目指すのであれば、オートエイム機能自体を「オフ」にすることを視野に入れましょう。
設定場所:[設定] > [コントローラー] > [オートエイム設定] > [オートエイム]
「え、便利な機能をわざわざオフにするの?」と思うかもしれません。 確かに、オートエイムは初心者にとっては非常にありがたい機能です。 しかし、この機能に頼りすぎると、あるレベルから上達が頭打ちになってしまう可能性があります。
オートエイムをオフにするメリット
- 偏差撃ちが可能になる:偏差撃ちとは、動いている敵の移動先を予測して攻撃を置くテクニックです。 オートエイムがオンの状態だと、常に敵の現在位置を追尾してしまうため、高速で移動する相手には気弾や必殺技が当たりません。 オフにすることで、自分の意志で「相手が次にいそうな場所」を狙えるようになり、命中率が格段に向上します。 例えば、ヒットのように高速でトリッキーな動きをするキャラクターに対しては、この偏差撃ちが必須テクニックとなります。
- 戦略の幅が広がる:オートエイムは便利な反面、攻撃の軌道を制限してしまいます。 オフにすれば、例えば、相手の逃げ道を塞ぐように牽制の気弾を撃ったり、障害物の裏にいる敵に対して山なりの攻撃を当てたりといった、より戦略的な戦い方が可能になります。
- 純粋なプレイヤースキルが向上する:自分の手で敵を狙い、攻撃を当てるというプロセスを繰り返すことで、エイム力そのものが鍛えられます。 最初は難しく感じるかもしれませんが、この壁を乗り越えることで、真の上級者へとステップアップできるのです。
もちろん、いきなりオフにするのはハードルが高いでしょう。 まずはトレーニングモードでオフの状態に慣れ、CPU相手に偏差撃ちの練習をしてみてください。 実戦で使えるようになるまでには時間がかかりますが、挑戦する価値は十分にあります。 「今はまだ早い」と感じる方は、まずはオンのままで基本操作をマスターし、ランクマッチなどで壁を感じ始めたタイミングで、オフへの移行を検討するのが良いでしょう。
ボタン配置のカスタマイズ:操作性を格段に向上させる方法
ゲキスクの初期ボタン配置は、必ずしも全ての人にとって最適とは言えません。 もし、あなたが他のアクションゲームや対戦ゲームをやり込んでいるなら、そのゲームの操作感に近いボタン配置にカスタマイズすることで、より直感的にキャラクターを操れるようになります。
設定場所:[設定] > [コントローラー] > [操作設定]
ここでは、各アクションをどのボタンに割り当てるかを自由に変更できます。
カスタマイズの具体例
- モンハンプレイヤーの場合:『モンスターハンター』シリーズでは、×ボタン(PSコントローラーの場合)で回避を行うのが基本です。 ゲキスクの回避アクションである「バニシングステップ」を×ボタンに割り当てることで、咄嗟の回避がしやすくなるかもしれません。
- 他のドラゴンボールゲーム経験者の場合:過去の『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズや『ゼノバース』シリーズなどをプレイしていた方は、その時の操作感に合わせて、ラッシュ攻撃や気弾、必殺技のボタンを配置し直すと、スムーズに馴染めるでしょう。
カスタマイズのポイント
- よく使うアクションを押しやすいボタンに:ラッシュ攻撃、ジャンプ、バニシングステップなど、使用頻度の高いアクションは、親指が自然に届く位置にあるボタン(〇、×、△、□など)に配置するのが基本です。
- 同時押しを考慮する:例えば、「ジャンプしながら気弾を撃つ」といった行動を多用する場合、ジャンプボタンと気弾ボタンが同時に押しやすい配置になっているかを確認しましょう。
自分だけの最適なボタン配置を見つけることは、キャラクターのポテンシャルを最大限に引き出すための重要な要素です。 初期設定で違和感がある方は、ぜひカスタマイズに挑戦してみてください。
カメラ感度設定:索敵とエイム精度を上げるための調整術
見落とされがちですが、カメラ感度の設定も非常に重要です。 自分に合った感度を見つけることで、索敵能力とエイム精度が劇的に向上します。
設定場所:[設定] > [コントローラー] > [カメラ感度]
カメラ感度は、右スティックを倒した際に視点がどれくらいの速さで動くかを調整する項目です。
- 感度を高くする(ハイセンシ)
- メリット:素早く周囲を見渡せるため、背後からの奇襲などに反応しやすくなる。 高速で動く敵を追いかけるのが楽になる。
- デメリット:少しスティックを倒しただけで視点が大きく動くため、精密なエイムが難しくなる。
- 感度を低くする(ローセンシ)
- メリット:視点の動きが緩やかになるため、遠距離の敵や小さな的にも正確にエイムを合わせやすくなる。
- デメリット:180度の振り向きなどに時間がかかり、近距離での乱戦や奇襲への対応が遅れがちになる。
最適な感度の見つけ方
最適な感度は人それぞれです。 トレーニングモードで、静止しているCPUや動いているCPUを相手に、以下の練習を試してみてください。
- ある程度離れた位置から、CPUの頭に素早く照準を合わせる練習。 (照準が行き過ぎるなら感度が高すぎ、届かないなら低すぎ)
- CPUの周りを回りながら、常に照準を合わせ続ける練習。 (追いつけないなら感度が低すぎ、照準がブレるなら高すぎ)
これを繰り返し、自分が最もストレスなく直感的に操作できる感度を見つけましょう。 一般的に、最初は中程度の感度から始め、少しずつ上下させて調整していくのがおすすめです。
ミニマップ設定:戦況把握を有利にする表示方法
ゲキスクの画面には、戦場の状況を示すミニマップが表示されます。 このミニマップの表示方法もカスタマイズが可能です。
設定場所:[設定] > [ビデオ] > [ミニマップ設定]
主な設定項目は「回転」と「拡大率」です。
- 回転:「回転する」に設定すると、常に自分のキャラクターが向いている方向がマップの上側になります。 「固定」にすると、マップ全体の向きが固定されます(北が上など)。 これは好みが分かれますが、方向感覚に自信がない方は「回転する」の方が、自分と敵の位置関係を直感的に把握しやすいかもしれません。 逆に、マップ全体の位置関係を常に把握したい上級者は「固定」を好む傾向にあります。
- 拡大率:マップの表示範囲を調整できます。 拡大率を低く(広く表示)すれば、より遠くの敵の位置を把握できますが、マップ自体が小さくなり見づらくなる可能性があります。 高く(狭く表示)すれば、近くの敵の位置関係が分かりやすくなります。 基本的には、敵の位置が把握できる範囲で、できるだけ広く表示しておくのがおすすめです。
ミニマップは、視界に入っていない敵の位置を知るための唯一の情報源です。 常にチラ見する癖をつけ、自分が見やすいように設定を最適化しましょう。
ダメージ数値表示設定:コンボ練習や火力計算に必須
戦闘中、相手に与えたダメージは数値として表示されます。 この表示のオン・オフや表示方法も設定可能です。
設定場所:[設定] > [バトル] > [ダメージ数値表示]
対戦に勝ちたいなら、この設定は必ず「オン」にしましょう。 ダメージ数値を表示することで、以下のメリットがあります。
- コンボのダメージ効率が分かる:自分が使っているコンボが、どれくらいのダメージを与えているのかを正確に把握できます。 これにより、よりダメージ効率の高いコンボを研究・練習するモチベーションにつながります。
- 敵の残りHPの予測:敵のHPバーとダメージ数値を照らし合わせることで、「あとどれくらいの攻撃を当てれば倒せるか」をより正確に判断できます。 これにより、無理な攻めを減らしたり、逆に一気に勝負を決めに行ったりといった、的確な状況判断が可能になります。
特に、新しいキャラクターの練習や、コンボの研究をする際には、ダメージ数値が非常に重要な指標となります。
トレーニングモードの活用法:設定を試す最適な場所
ここまで様々な設定項目を紹介してきましたが、これらの設定を変更したら、必ずトレーニングモードでその使用感を確かめましょう。
場所:[メインメニュー] > [トレーニング]
トレーニングモードでは、敵の動きを「静止」「移動」「攻撃してくる」など、細かく設定できます。 新しいボタン配置やカメラ感度、オートエイムオフの操作などを、誰にも邪魔されずに心ゆくまで練習できます。 設定を変更して、いきなりランクマッチに挑むのは無謀です。 まずはトレーニングモードで新しい設定を体に馴染ませ、違和感なく操作できることを確認してから実戦に臨むようにしましょう。
サウンド設定の応用:足音や気弾の方向を掴む
オーディオ設定の応用編として、サウンドを使った索敵についても触れておきます。 ゲキスクでは、キャラクターの移動音や気弾の発射音、必殺技を溜める音などが、方向性を持って聞こえるように設計されています。
良いヘッドホンやイヤホンを使っていると、「右後方から敵が近づいてくる足音」や「左側の障害物裏からの気弾の発射音」などを聞き分けることが可能です。 これにより、視覚情報だけでは得られない敵の位置情報を得ることができ、戦闘を非常に有利に進められます。
サウンドを最大限に活用したい場合は、
- BGMの音量を少し下げる(70~80程度)
- 効果音(SE)の音量を維持、または少し上げる(100~110程度) という設定を試してみてください。 これにより、戦闘に関わる重要な音を聞き取りやすくなります。 特に、壁が多くて視界が悪いステージなどで、サウンドプレイは絶大な効果を発揮します。
まとめ
今回は、ゲキスクを始めたばかりの初心者の方に向けて、最初にやるべきおすすめ設定を徹底的に解説しました。
▼最初にやるべき必須設定
- 振動:オフ(集中力とエイム向上のため)
- クロスプレイ:オン(マッチング時間短縮のため)
- ラッシュ攻撃/オートエイムの優先条件:「合計HP割合が最も低い敵」(キル効率アップのため)
- 画面ブレ:オフ推奨(ゲーム酔い対策)
- グラフィック:「グラフィック優先」で美しい世界を堪能
- バトルナビ:慣れるまではオンでOK
- オーディオ:自分の好みに合わせてバランス調整
▼勝つための応用設定
- オートエイム:将来的にはオフを目指す(偏差撃ちとスキル向上のため)
- ボタン配置:自分のやりやすいようにカスタマイズ
- カメラ感度:トレーニングモードで最適な感度を見つける
- その他:ミニマップやダメージ表示、サウンドなども最適化する
これらの設定を見直すだけで、あなたのゲキスクライフは間違いなく快適になり、そして勝率も大きく向上するはずです。 特に「ラッシュ攻撃の優先条件」の変更は、勝敗に直結する最重要項目なので、まだ変更していない方は今すぐ設定を見直してください。
設定は一度決めたら終わりではなく、プレイしていく中で「もう少しこうしたい」と感じたら、その都度トレーニングモードで微調整していくことが上達への近道です。 自分だけの最強の設定を見つけ出し、ゲキスクの激しいバトルを存分に楽しんでください。