編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、いよいよ発売が迫る『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち リイマジンド』の転職システム、特に序盤の要となる「初級職」の性能やおすすめの育成ルートが気になっていると思います。
かつての名作がどのように「再構築(リイマジンド)」されたのか、先行情報を踏まえて徹底的に分析しました。
この記事を読み終える頃には、どのキャラをどの職に就かせるべきか、迷いがすべて解決しているはずです。
- 先行プレイで判明した全10種類の初級職性能とランク評価
- リイマジンド版独自の要素である職業の掛け持ちによる相乗効果
- キャラクターの特性を最大限に活かす理想的な転職ルート
- 序盤から中盤を効率的に進めるための熟練度稼ぎと特技の活用術
それでは解説していきます。
ドラクエ7リイマジンドの転職システム
転職システムの基本と新要素「職の掛け持ち」
『ドラゴンクエストVII』といえば、シリーズ随一のボリュームを誇る転職システムが最大の特徴です。 今回のリイマジンド版では、その根幹は維持しつつも、現代のプレイヤーに合わせて劇的な進化を遂げています。
特に注目すべきは「職業の掛け持ち」システムの導入です。 従来の作品では一つの職業を極めるのが基本でしたが、今作では他の職業の特性を維持したまま、別の職の技を習得しやすくなっているようです。 これにより、「戦士の耐久力を持った魔法使い」や「盗賊の素早さを活かした僧侶」といった、プレイヤー独自のカスタマイズ性が格段に向上しました。
また、転職場所の制限が緩和され、特定の条件下であればフィールドやキャンプ地でも転職が可能になるという情報もあります。 ダンジョン攻略中に「ここは物理より魔法が効くから構成を変えよう」といった戦略的な判断が、その場で行えるのは非常に大きな変更点と言えるでしょう。
初級職全10種のランク付けと評価基準
本記事では、先行公開された映像やスペックを元に、各初級職をSからCの4段階でランク付けしました。 評価のポイントは以下の3点です。
- 単体性能: その職業単体でどれだけ戦闘に貢献できるか
- 習得特技の将来性: 上級職へ繋がる技や、クリア後まで使える有用な技があるか
- ステータス補正: 転職した際にキャラクターの弱点を補えるか、あるいは長所を伸ばせるか
| ランク | 該当する職業 | 評価の理由 |
|---|---|---|
| Sランク | 魔法使い、僧侶、船乗り | 戦闘の根幹を成す呪文・特技が強力。中盤までの攻略難易度を劇的に下げる。 |
| Aランク | 戦士、銀遊詩人 | 特定の条件下で無類の強さを誇り、上級職へのアクセスも良好。 |
| Bランク | 武闘家、盗賊、踊り子、羊飼い | 搦め手や特定コンボで輝く。単体ではやや器用貧乏な面もあるが、組み合わせ次第。 |
| Cランク | 笑わせ師 | いわゆる「ネタ職」。ただし、将来の上級職のために避けては通れない道。 |
各初級職の性能徹底解説と最新評価
ここでは、先行情報で判明した全10種類の初級職について、一つずつ詳細に解説していきます。 従来のDQ7との違いにも触れながら、なぜその評価になったのかを深掘りします。
魔法使い(ランクS)今作最強候補の火力職
今作の魔法使いは、間違いなく「リイマジンド」の恩恵を最も受けている職業の一つです。 物理攻撃が強化されがちなリメイク作品において、魔法使いがこれほどまでに攻撃的に調整されたのは驚きです。
圧倒的な習得呪文のラインナップ
注目すべきは、熟練度8で「メラゾーマ」を習得する点です。 初級職の段階で単体極大ダメージ呪文を扱えるのは破格と言わざるを得ません。 さらに、熟練度3で「メラミ」、中盤に「イオラ」と、常にパーティーのメイン火力を担える構成になっています。
ステータスと特性のシナジー
今作から追加された「攻撃魔力」のパラメーターにより、レベルアップに伴って呪文威力が目に見えて上昇します。 職業特性の「魔力暴走」が発動すれば、ボス戦の削り役としてこれ以上ない信頼感を発揮するでしょう。
運用のアドバイス
耐久面(HP・みのまもり)には大きなマイナス補正がかかるため、後列配置は必須です。 また、MP消費が激しいため、後述する船乗りや銀遊詩人との掛け持ちで、燃費をカバーする運用が理想的です。
僧侶(ランクS)パーティーに必須の守護神
ドラクエシリーズにおいて回復役は生命線ですが、今作の僧侶は単なる「回復マシン」に留まりません。
全体回復「ベホマラー」の早期習得
リイマジンド版の僧侶は、初級職ながら「ベホマラー」を習得可能です。 これにより、複数の敵から全体攻撃を受けた際の立て直しが非常にスムーズになります。 また、バギ系に加えてヒャド系やザキ系も習得するため、攻撃参加の機会も増えています。
職業特性「聖母の奇跡」
バーストチャージ後に発動できるこの特性は、味方全体の蘇生と状態異常解除を同時に行います。 全滅の危機を一気に回避できるこの能力は、強敵との戦いにおいて唯一無二の価値を持ちます。
運用のアドバイス
マリベルやメルビンなど、元々MPの高いキャラを僧侶にするのが定石です。 しかし、今作の掛け持ちシステムを使い、前衛キャラに「ベホイミ」程度まで覚えさせておくことで、サブヒーラーとしての役割を持たせるのも有効な戦略になります。
船乗り(ランクS)燃費最強の万能職
地味な印象を持たれがちな船乗りですが、リイマジンド版では「道中の快適さ」においてトップクラスの性能を誇ります。
MP無消費の範囲攻撃が優秀
熟練度8で習得する「いなずま」は、MPを一切消費せずに敵全体へ安定したダメージを与えます。 DQ7はダンジョンが長く戦闘回数が多いため、このような燃費の良い特技は非常に重宝します。 他にも「キアリク」や「かぶとわり」といった、搦め手と物理サポートも充実しています。
物理職として理想的なステータス補正
HP、身の守り、力にプラス補正がかかる一方で、素早さも犠牲になりません。 戦士ほどの爆発力はありませんが、死ににくく、着実に敵を削る安定感はSランク評価に値します。
運用のアドバイス
ガボや主人公など、手数で勝負するキャラに最適です。 戦士と組み合わせることで、単体火力と範囲火力を両立した「物理のエキスパート」が完成します。
戦士(ランクA)物理攻撃のスペシャリスト
伝統的な物理アタッカーである戦士は、今作でもその強さをいかんなく発揮します。
攻守に優れた特技
「刃砕き」による相手の攻撃力ダウンは、物理主体のボス戦で非常に強力なデバフとなります。 さらに、最終的には「天下無双」という強力な多段ヒット技を習得するため、中盤以降の単体火力としての期待値は非常に高いです。
職業特性「かばうの極意」
最もHPの低いキャラをかばいつつカウンターを行う特性ですが、これはやや限定的な状況での活躍になります。 戦士自身の耐久力が高いことが前提となるため、装備品による補強が欠かせません。
運用のアドバイス
キーファ(離脱まで)やアイラに持たせたい職業です。 特に武闘家と組み合わせて「バトルマスター」を目指すルートは、今作でも王道かつ最強の一角でしょう。
銀遊詩人(ランクA)呪文特化のサポーター
補助に特化した職業ですが、今作の「呪文強化環境」においてその価値が急上昇しています。
「覚醒のアリア」による魔法ブースト
自分と味方の攻撃呪文威力を上げるこの特技は、前述したSランクの魔法使いと組み合わせることで真価を発揮します。 メラゾーマを覚醒状態で連打する戦術は、今作のボス攻略における最短ルートの一つになる可能性があります。
属性耐性の管理
「戦慄」系の特技により、敵のブレス攻撃や属性攻撃を軽減できます。 終盤の激しい属性攻撃を耐え抜くためには、銀遊詩人のサポートが不可欠になる場面も多いはずです。
盗賊(ランクB/S)状態異常からのコンボが強力
盗賊は、単体での評価こそBですが、特定の戦術を組み合わせた瞬間にSランクへ化けるポテンシャルを秘めています。
「タナトスハント」の爆発力
毒や麻痺状態の敵に対して数倍のダメージを与える「タナトスハント」は、今作でも健在。 後述する踊り子の「ポイズンキス」や、自身の「毒牙のダガー」などと組み合わせれば、初級職とは思えないダメージを叩き出します。
職業特性「わるぢえ」
状態異常を付与した際にもう一度行動できる特性は、まさにコンボのためにあります。 1ターン目に毒を入れ、特性で追加された2回行動目で即座にタナトスハントを打ち込む。 この自己完結したコンボが成立すれば、アタッカーとして唯一無二の存在になります。
踊り子(ランクB)物理パーティーの要
サポート性能は高いものの、自身で火力を出すのが苦手なためBランク評価としました。
全体攻撃バフ「戦いの舞」
味方全体の攻撃力を一段階上げるこの技は、物理主体のパーティー構成では必須級です。 リイマジンド版では補助魔法の重ねがけの重要性が増しているため、1ターンで全体を強化できる手段は貴重です。
武闘家(ランクB)安定した単体アタッカー
かつての最強職の一つですが、今作では他の職業の強化により、相対的にBランクに落ち着きました。
「せいけんづき」の安定感
MPを消費せずに高いダメージを与えるこの技は、中盤の要です。 ただし、今作では回避率の高い敵も増えているため、必中ではない点が懸念材料となります。 職業特性の「会心必中の構え」はメタル狩りにおいて有用ですが、バースト時限定という制約が使い勝手を少し下げています。
羊飼い(ランクB)搦め手と伝統の最強技
個性的で強力な技を持ちますが、ステータス面の不安が残ります。
「どとうのひつじ」の再調整
かつてのPS1版で猛威を振るったこの技が、今作でどのような倍率になっているかが焦点です。 もし3DS版のような弱体化状態のままであれば評価は下がりますが、先行情報では「追撃」の特性が追加されており、物理手数を増やす役割としての期待が高まっています。
笑わせ師(ランクC)将来性を見据えたネタ職
単体では弱体化の塊ですが、上級職「スーパースター」や、その先の「天地雷鳴士」を目指すためには避けて通れません。 職業特性の回避能力を活かし、安全な場所で熟練度だけを稼ぐのが賢い運用法です。
キャラクター別おすすめ転職ルート完全ガイド
ここからは、各キャラクターの初期ステータスや習得する固有技を考慮した、理想的な転職プランを提案します。 リイマジンド版では「誰をどの役割にするか」の自由度が上がっていますが、やはり適材適所は存在します。
主人公(アルス):物理アタッカー兼万能ルート
主人公はすべてのステータスが平均以上に伸びるため、基本的には物理アタッカーを軸にしつつ、補助もこなせる構成が安定します。
- 船乗り(熟練度8まで): まずは「いなずま」を習得し、道中の雑魚戦を快適にします。
- 戦士(熟練度8まで): ボス戦用の単体火力と耐久力を確保。
- 上級職:パラディン or 海賊: 耐久と火力を両立。
- 最終目標:ゴッドハンド: パーティーのメインアタッカーへ。
ポイント
主人公に回復呪文を覚えさせすぎるのは禁物です。 攻撃の手を休めるのはもったいないため、あくまで「いざという時のサブ」程度に留めましょう。
マリベル:最速魔法マスターへの道
マリベルは高いMPと攻撃魔力、素早さを活かした魔法スペシャリストとしてのルートが最強です。
- 魔法使い: メラゾーマ早期習得を目指します。
- 銀遊詩人: 「覚醒のアリア」を習得し、自己バフを可能にします。
- 上級職:賢者: 攻撃と回復の両立。
- 最終目標:天地雷鳴士: 今作最強と名高い召喚や究極魔法へ。
ポイント
マリベルは打たれ弱いため、船乗りの熟練度を少し上げてHP補正を得るか、装備を最優先で買い与えてください。
キーファ:序盤の火力最大化ルート
序盤のみの参戦となるキーファですが、その間の貢献度は絶大です。
- 戦士: 持ち前の力の強さをさらに伸ばします。
- 武闘家: 「せいけんづき」を習得し、ボス戦のエースに。
ポイント
キーファは離脱してしまうため、補助職に就かせるのは非効率です。 常に全力で殴れる職を選択しましょう。
ガボ:野生の素早さを活かした変則ルート
ガボは圧倒的な素早さを活かし、先制しての状態異常付与や範囲攻撃が得意です。
- 盗賊: 素早さをさらに伸ばし、状態異常コンボの準備をします。
- 羊飼い: 状態異常(眠り)の付与と、多段攻撃の習得。
- 踊り子: 盗賊とのコンボパーツを揃えます。
- 最終目標:モンスター職: ガボの真価はモンスター職での耐性獲得にあります。
ポイント
ガボは手数が多いため、追撃が発生する羊飼いの職業特性との相性が非常に良いです。
メルビン:高ステータスを活かした賢者ルート
加入が遅いメルビンは、初期状態で高いステータスを持っているため、すぐに中級・上級職へ繋げるプランが有効です。
- 僧侶: ベホマラーを習得させ、パーティーの安定感を高めます。
- 魔法使い: 攻撃呪文の補完。
- 最終目標:パラディン or 賢者: 物理も魔法もこなせる「動く城壁」を目指します。
アイラ:踊り子と戦士のハイブリッド
アイラは最初から踊り子を極めているため、それを活かした上級職への最短ルートがおすすめです。
- 戦士: 踊り子+戦士で「上級職」へのフラグを立てます。
- 上級職:スーパースター: ハッスルダンスを早期に習得。
効率的な熟練度上げと育成のコツ
リイマジンド版では、熟練度稼ぎのストレスが大幅に緩和されています。 しかし、適当に戦っているだけでは上級職への道は遠いです。
リイマジンド版での熟練度稼ぎの変更点
今作では、以下の要素により育成スピードがアップしています。
- レベル制限の緩和: 各エリアの「レベルキャップ」が従来より緩やかになり、序盤のエリアでも熟練度が入りやすくなっています。
- シンボルエンカウントの活用: 弱い敵を避けて、効率よく熟練度が稼げる特定の敵を選んで戦えます。
- どこでも転職: 熟練度がマックスになった瞬間にその場で転職できるため、無駄な戦闘が発生しません。
序盤のおすすめスポット
過去の世界の「旅の宿」周辺は、敵が比較的弱く、かつ熟練度が入りやすい設定になっているようです。 新しい大陸に渡る前に、最低限「船乗り」や「僧侶」の重要特技だけでも習得しておくと、その後の攻略が劇的に楽になります。
まとめ
今回のレビューでは、『ドラゴンクエストVII リイマジンド』における初級職の最新情報とおすすめルートを解説しました。
今作の転職システムは、単なるリメイクの枠を超え、プレイヤーの創意工夫が試される奥深いものになっています。 特に「魔法使い」と「僧侶」のSランク職は、早めに触れておくことを強くおすすめします。
あなたが選んだ職業の組み合わせが、エデンを救う鍵となります。 発売後も引き続き、詳細なデータに基づいた攻略情報をお届けしていきますので、ぜひチェックしてください。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。





















