編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、「ドラクエ7リイマジンドの熟練度上げが苦行すぎて心が折れそう」「もっと効率的に最強職を作りたい」といった悩みを抱えていることと思います。
ドラクエ7といえば、シリーズ屈指のボリュームと職業システムの奥深さが魅力ですが、同時にその育成の手間は多くのプレイヤーを悩ませてきました。しかし、本作「リイマジンド」には、システムを逆手に取った驚異的な育成メソッドが存在します。
この記事を読み終える頃には、わずか15分で職業をマスターする手順を理解し、キャラクター育成の悩みが完全に解決しているはずです。
- システム設定を変更して戦闘時間を極限まで短縮する
- 「口笛」と「オート戦闘」で操作を自動化する
- 「掛け持ち」システム解禁後に着手して効率を倍増させる
- ユバール族の休息地でメタル系狩りも並行する
それでは解説していきます。
15分カンストの裏技!準備と設定の完全ガイド
まず、結論から申し上げます。この裏技を使えば、体感時間は一瞬、実測値で約15分あれば1つの職業(掛け持ちなら2つ同時)をマスターまで持っていくことが可能です。
これまでフィールドを歩き回り、強い敵と戦い、MPを消費して宿屋に戻っていた時間は何だったのかと呆然とするかもしれません。しかし、これこそが「リイマジンド」における最適解です。
具体的な手順と、なぜその設定が必要なのかを論理的に解説していきます。
コンフィグ設定で「難易度」を変更する
まず最初に行うべきは、システム設定(コンフィグ)の変更です。
- 設定項目:難易度(敵の強さ)
- 変更内容:「強い」または「普通」 → 「弱い」
普段のプレイでは、「弱い」に設定することに抵抗がある方もいるでしょう。経験値やゴールドが減ってしまうのではないか、という懸念があるからです。実際に通常プレイやレベル上げにおいては「普通」以上が推奨されます。
しかし、「熟練度上げ」に関しては話が別です。
ドラクエ7の熟練度システムは、基本的に「戦闘回数」で上昇します。敵が強かろうが弱かろうが、勝利回数を稼ぐことが最優先事項です。難易度を「弱い」にすることで、敵のHPが激減し、こちらの被ダメージもほぼゼロになります。これにより、戦闘アニメーションやコマンド入力の時間を極限まで削ぎ落とすことが可能になります。
「口笛」のショートカット設定
次に必須となる特技が「くちぶえ(口笛)」です。
- 習得職業:羊飼い など
- 効果:その場で即座に敵とエンカウントする
熟練度上げにおいて最も無駄な時間は「敵を探して歩き回る時間」です。この移動時間をゼロにするために、口笛を使用します。
重要なポイント 操作設定で、口笛をショートカット(ワンボタン)で発動できるように登録してください。メニュー画面を開いて特技を選んで…という数秒のロスも、数百回繰り返せば膨大な時間になります。ボタン一つで即戦闘開始。これが時給効率を高める鉄則です。
「ガンガンいこうぜ」でオート戦闘を固定
戦闘が始まったら、コマンド入力すらも自動化します。
- 作戦変更:全員の作戦を「ガンガンいこうぜ」に変更
- オート設定:戦闘開始時からオートで動くように設定
「リイマジンド」のAIは非常に優秀です。難易度「弱い」と組み合わせることで、戦闘開始直後にAIが最適かつ最速の攻撃を選択し、数秒で戦闘が終了します。プレイヤーがやることは、戦闘終了後のリザルト画面を送るボタン連打と、フィールドに戻った瞬間の口笛ボタン押下だけです。
これにより、YouTubeで動画を見たり、スマホでSNSをチェックしたりしながらの「ながらプレイ」が可能になります。精神的な疲労度も激減するため、長時間稼働させても苦になりません。
実践編:効率を最大化する場所とタイミング
設定が完了したら、いよいよ実践です。しかし、ただ闇雲に戦えばいいというわけではありません。「場所」と「時期」を間違えると、熟練度が全く上がらないという悲劇が起きます。
熟練度上げの聖地「ユバール族の休息地」
基本的に、自分のレベルよりも極端に弱い敵が出るエリアでは、熟練度が上がらない(限界レベル設定)という仕様がドラクエ7にはあります。しかし、後半のダンジョンであればどこでも上限には引っかかりません。
その中でも私が最もおすすめするのは、「ユバール族の休息地」周辺です。
なぜユバールなのか?
| メリット | 解説 |
|---|---|
| はぐれメタル出現 | 低確率ですが「はぐれメタル」が出現します。難易度「弱い」であっても、倒せば莫大な経験値が入ります。 |
| 敵の弱さ | 後半エリアにしては敵の構成が比較的弱く、回転率が良いです。 |
| アクセス | ルーラポイントから近く、宿屋などの施設も利用しやすいです。 |
単に熟練度を上げるだけでなく、同時並行でキャラクターのレベル上げも行いたい場合、はぐれメタルの存在は大きいです。難易度「弱い」設定だと逃げられる前に倒せる確率も上がります。
【最重要】「掛け持ち」システム解禁を待て
ここが今回の記事で最も伝えたいポイントです。
本格的な熟練度上げは、「掛け持ち」機能が解放されてから行ってください。
ダーマ神殿復活後、すぐに熟練度上げをしたくなる気持ちは痛いほど分かります。しかし、ストーリーを少し進めると「職業の掛け持ち(ダブルジョブ)」という新システムが解放されます。
掛け持ちシステムの恩恵
- 効果:メイン職業とサブ職業、2つの熟練度を同時に獲得できる
- 効率:単純計算で2倍
掛け持ち解禁前に必死に稼いでいた時間は、解禁後のプレイヤーからすれば「半分の効率で作業していた」ことになります。これほど勿体無いことはありません。
まずはストーリーを進め、掛け持ちが解禁された瞬間に、この記事のメソッドを実行してください。15分で2つの職業をマスターできる快感は、このタイミングでこそ味わえます。
キャラクター別:最強への最短転職ルート
熟練度を爆速で上げられる環境が整っても、「どの職業から育てればいいのか?」という戦略がなければ宝の持ち腐れです。
ここでは、各キャラクターの特性を活かしつつ、最短で強力な上級職・最上級職へ到達するための「黄金ルート」を紹介します。
主人公:万能アタッカーへの道
主人公はHP、ちから共に高く、前衛職が適しています。しかし、回復役が不足しがちな序盤を支えるため、あえて僧侶を経由するルートを推奨します。
推奨ルート
- 初期:僧侶(回復魔法の確保)
- 掛け持ち解禁後:戦士 + 武闘家
- 上級職:パラディン
- 最終目標:バトルマスター → ゴッドハンド → 勇者
解説 まず僧侶でベホイミなどを確保し、生存率を上げます。掛け持ち解禁後は、戦士と武闘家を同時に上げ、一気に「バトルマスター」の要件を満たしつつ、僧侶と武闘家の組み合わせで「パラディン」も視野に入れます。
パラディンになれば、全体回復の「ベホマラー」と、防御強化の「スクルト」を習得できます。主人公がこれを使えるようになると、ボス戦の安定感が劇的に向上します。その後、戦士を極めてバトルマスターになり、超火力を手に入れましょう。
マリベル:魔法のエキスパートからサポートへ
マリベルはMPと素早さが高い反面、HPと身の守りが低いです。彼女の生存率を上げつつ、強力な呪文で敵を殲滅するルート構築が必要です。
推奨ルート
- 初期:魔法使い
- 掛け持ち解禁後:僧侶 + 笑わせ師(または吟遊詩人)
- 上級職:賢者
- 最終目標:スーパースター → 天地雷鳴士
解説 魔法使いと僧侶をマスターし、早期に「賢者」を目指します。賢者は消費MP軽減の特性があり、イオナズンやメラゾーマを連発するマリベルに最適です。 賢者ルートが完了したら、スーパースターを目指します。スーパースターに必要な「踊り子」「吟遊詩人」「笑わせ師」は、熟練度上昇に必要な戦闘回数が少ないため、15分メソッドを使えば一瞬で終わります。これにより、最強の魔法職「天地雷鳴士」への道が開かれます。
ガボ:物理特化のスピードスター
ガボはMPが低いですが、ちからと素早さはトップクラスです。小細工なしの物理アタッカーとして育てるのが正解です。
推奨ルート
- 初期:戦士(または盗賊)
- 掛け持ち解禁後:武闘家 + 僧侶(パラディン狙い)
- 上級職:バトルマスター
- 最終目標:ゴッドハンド
解説 ガボには「バトルマスター」を最優先で目指させます。戦士と武闘家をマスターすることでなれるこの職業は、物理ダメージ補正が高く、ガボの火力を最大限に引き出します。 「渾身斬り」「さみだれ剣(※武器依存の場合あり)」「ばくれつけん」といった特技は、MP消費なし、あるいは低燃費で高火力を出せるため、ガボの低いMPを気にする必要がありません。余裕があればパラディンを経由し、「真空波」などの全体攻撃を習得させておくと、雑魚散らし役としても活躍します。
アイラ:バイキルト要員兼アタッカー
加入時期が遅いアイラですが、初期ステータスが高く、装備できる武具も優秀です。彼女にはパーティの火力を底上げするバッファー兼アタッカーの役割を持たせます。
推奨ルート
- 初期:踊り子・戦士(加入時にある程度習得済み)
- 育成開始:スーパースターを目指す
- 上級職:スーパースター → バトルマスター
- 最終目標:ゴッドハンド
解説 アイラは「戦いの歌」や「ハッスルダンス」といった特技と相性が良いです。まずはスーパースターを目指し、これらのサポート技を習得。その後、バトルマスター経由でゴッドハンドを目指します。 特に「バイキルト(または戦いの歌)」を使える物理アタッカーというのは非常に貴重です。ボス戦では初手で味方を強化し、2ターン目以降は自らも高火力で殴りに行くというムーブが強力です。
メルビン:即戦力の老騎士
メルビンは加入時点で上級職へのアクセスが良い状態です。彼の強みは、最初からパラディンやバトルマスターへの足がかりができている点です。
推奨ルート
- 初期:すでに戦士や僧侶などの基礎がある
- 育成開始:パラディン + バトルマスターを同時並行(掛け持ち)
- 上級職:ゴッドハンド
- 最終目標:勇者
解説 メルビンは加入直後から、パラディンとバトルマスターを掛け持ち設定し、最短最速で「ゴッドハンド」を目指します。ゴッドハンドで習得する「アルテマソード」は、レベルやステータスに依存しない固定高ダメージ(あるいは高倍率)を与える最強クラスの技です。 これを覚えるだけで、メルビンは一気にパーティの主砲になります。今回の15分メソッドを使えば、加入から1時間足らずでアルテマソードを習得することも夢ではありません。
職業データバンク:知っておくべき熟練度仕様
ここからは、より深く効率を追求したい方のために、ドラクエ7リイマジンドの職業システムに関する詳細データを解説します。
熟練度上昇の仕組み
熟練度は「戦闘回数」によってのみ蓄積されます。経験値とは別の隠しパラメータです。
- 基本職:1戦闘につき1ポイント
- 上級職:1戦闘につき1ポイント(必要回数が多い)
- 掛け持ち:設定した2つの職業にそれぞれ1ポイント
注意点: 一度の戦闘で得られる熟練度ポイントには上限があります。また、「強い」設定にしても熟練度ポイントが2倍になるわけではありません。だからこそ「弱い」設定で回数を回すのが正義なのです。
エリアレベル制限(熟練度限界レベル)
各エリアには「ここまでレベルが上がると熟練度が入らなくなる」という上限レベルが設定されています。
| エリア名 | 限界レベル目安 |
|---|---|
| スライムの森(序盤) | Lv10 |
| エンゴウ周辺 | Lv14 |
| オルフィー周辺 | Lv16 |
| ダーマ周辺 | Lv19 |
| トバック~ユバール周辺 | Lv30~99(一部変動あり) |
| ディスク2以降のエリア | Lv99(制限なし) |
「ユバール族の休息地」を推奨する理由は、この限界レベルが高く設定されている(あるいは実質撤廃されている)ため、レベル30〜40台の中盤において詰まることがないからです。もしレベルが上がりすぎて熟練度が上がらなくなった場合は、よりストーリー後半のエリアへ移動してください。
職業ごとの必要戦闘回数一覧(概算)
15分で終わると言われても、具体的に何回戦えばいいのか? 目安を知っておくとモチベーション管理に役立ちます。
| 職業ランク | 必要戦闘回数(累計) | 15分メソッドでの所要時間 |
|---|---|---|
| 基本職(戦士・魔法使い等) | 約130回~160回 | 約8分~10分 |
| 中級職(船乗り・羊飼い等) | 約150回~180回 | 約10分~12分 |
| 上級職(バトマス・賢者等) | 約200回~250回 | 約15分~20分 |
| 最上級(勇者・ゴッドハンド) | 約300回以上 | 約25分~30分 |
※「リイマジンド」での調整により、オリジナル版より緩和されている傾向にありますが、それでも数百回の戦闘が必要です。「弱い」設定のオート戦闘なら、1戦あたり平均5秒前後で終了します。 1分間で約10戦〜12戦。15分あれば150戦〜180戦可能です。 基本職なら1セット(15分)でお釣りが来ます。上級職でも2セットあれば確実にマスターできます。
効率をさらに高めるための小技集
ただ回数をこなすだけでなく、細かな工夫でさらに時間を短縮できます。
1. 武器は「全体攻撃」か「グループ攻撃」を優先
オート戦闘時のAIは、敵を最も効率よく倒せる攻撃を選びます。 この時、単体攻撃武器しか持っていないと、敵が5体現れた時に5回攻撃モーションが発生します。 しかし、ブーメランやムチ、あるいは「イオナズン」「真空波」などの全体攻撃手段があれば、1回のモーションで戦闘が終了します。
おすすめ装備・特技
- 武器:炎のブーメラン、グリンガムの鞭、破壊の鉄球
- 特技:しんくうは、イオラ、イオナズン、しゃくねつ
これらをAIが優先的に使うよう、作戦は「ガンガンいこうぜ」一択です。
2. メッセージ送り速度を「最速」に
コンフィグ設定で、メッセージスピードを最大にしてください。 「〇〇が現れた!」「〇〇をやっつけた!」「熟練度が上がった!」 このテキスト表示時間が積み重なると大きなロスになります。
3. MP自動回復装備の活用
特技や呪文を連発していると、宿屋に戻るタイムロスが発生します。 「しあわせのぼう」や「女神の指輪」など、歩行時やターンごとにMPが回復する装備をつけさせておけば、無限機関が完成します。 MPを使わない「しんくうは」などの特技を覚えているキャラを主力にするのも手です。
よくある質問(FAQ)
読者の皆様から寄せられる、熟練度稼ぎに関する疑問にお答えします。
Q1. 熟練度が全く上がりません。バグですか?
A. おそらくレベルが高すぎます。 前述した「エリアレベル制限」に引っかかっています。現在の場所よりもストーリーが進んだ先のエリア、もしくは異世界(クリア後ダンジョン)などに移動してください。レベル99でも熟練度が上がる場所は必ず存在します。
Q2. 職歴技(ハイブリッドスキル)はありますか?
A. リイマジンドでは一部復活しています。 PS版にあった職歴技は、3DS版で廃止されましたが、今作では特定の組み合わせで習得できるパッシブスキルや特殊技として形を変えて存在します。 例えば「戦士」マスター後に「武闘家」を上げると、その過程でカウンター系のスキルを閃くことがあります。色々な組み合わせを試すのも楽しみの一つです。
Q3. モンスター職の熟練度も同じ方法で上がりますか?
A. 上がります。 モンスターの心を使って転職する「モンスター職」も、人間職と同様に戦闘回数でランクが上がります。モンスター職はマスターすることで、そのモンスターの耐性(炎軽減やザキ無効など)を身につけられるため、最終的なやり込みにおいては人間職以上に重要になります。 特に「プラチナキング」や「エビルエスターク」などの強力なモンスター職も、この15分メソッドを使えばサクサク育成可能です。
Q4. ゲームバランスが崩壊しませんか?
A. 正直、崩壊します。 上級職や最上級職の特技は強力すぎるため、ストーリーのボスが瞬殺されてしまう可能性があります。「ギリギリの戦いを楽しみたい」という方は、ボス戦だけ職業をあえて弱いものに戻すか、この裏技の使用をクリア後まで控えることをお勧めします。 しかし、「俺TUEEE」を楽しみたい方や、時間がない社会人プレイヤーにとっては、このバランス崩壊こそが救済措置となるでしょう。
まとめ
最後に、今回紹介した「15分で全職業をカンストさせる裏技」のポイントを振り返りましょう。
- 難易度設定を**「弱い」**に変更し、敵を瞬殺できる環境を作る。
- 特技**「口笛」と作戦「ガンガンいこうぜ」**で、索敵と戦闘を自動化・高速化する。
- **「掛け持ち」**システム解禁後に実行し、効率を倍増させる。
- 場所は**「ユバール族の休息地」**がおすすめ(はぐれメタル狙い)。
ドラクエ7リイマジンドは、職業を極めることで戦略の幅が無限に広がるゲームです。これまで「熟練度上げが面倒で、ずっと同じ職業のまま進めていた」という方も、ぜひこのメソッドを試してみてください。
様々な職業の強力な特技を組み合わせ、自分だけの最強パーティを作り上げる楽しさは、ドラクエ7ならではの醍醐味です。15分という短い投資で、あなたの冒険は劇的に快適に、そしてエキサイティングなものに変わるはずです。
それでは、良きドラクエライフを!
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。特にドラクエシリーズへの愛は深く、ナンバリングタイトルは全てRTAレベルでやり込んでいる。




















