編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、ドラクエ7リイマジンドにおける「物理職の火力が伸び悩んでいる」「最強の武器がどこにあるのか知りたい」「エンドコンテンツに向けて準備をしたい」といったポイントが気になっていると思います。
特に今作は、従来のドラクエとは異なり、装備の組み合わせや属性のシナジーが非常に重要視されるバランスになっています。単に攻撃力が高い武器を装備すれば良いというわけではないのが奥深いところです。
この記事を読み終える頃には、物理職で最大ダメージを叩き出すための装備構成と、その入手ルート、そして戦闘での運用方法の疑問が解決しているはずです。
- 物理最強は攻撃力だけでなく「雷属性」と「素早さ調整」が鍵
- 無課金でも入手可能な「雷鳴の剣」が最強の一角を担う理由
- まさかの「鉄の鍋」が最終装備?行動順調整の重要性を解説
- 圧倒的火力を実現するコンボと立ち回りを徹底レクチャー
それでは解説していきます。
DQ7リイマジンドにおける「物理最強」の定義とは
ドラクエ7リイマジンド(以下、DQ7R)において、物理アタッカーの最強装備を語る上で避けては通れない前提知識があります。それは、「単発の攻撃力数値=最強ではない」という点です。
従来のシリーズであれば、単純に「攻撃力+○○」の数値が最も高い「オチェアーノの剣」や「メタルキングの剣」を装備し、バイキルトをかけて殴るのが正義でした。しかし、本作のリバランス(再構築)された戦闘システムにおいては、以下の要素が絡み合うことで、桁違いのダメージを叩き出すことが可能になっています。
属性シナジーと耐性ダウンの重要性
今作のダメージ計算式において、最も影響力が大きいのが「属性耐性ダウン」と「属性攻撃」の掛け合わせです。
特に注目すべきは「雷属性(デイン系・電撃系)」です。本作には、敵の全属性耐性を下げる特技「フォースブレイク」に加え、勇者のみが扱える覇者の特技「勇者の光」が存在します。これらを組み合わせることで、敵の耐性を極限まで下げ、そこに弱点属性を叩き込むことで、通常の数倍〜数十倍のダメージを実現できます。
行動順(素早さ)のコントロール
もう一つの重要な要素が「行動順」です。最大ダメージを出すためには、以下の手順を1ターン、あるいは連携したターン内で完結させる必要があります。
- バッファー/デバッファーの行動:ルカニ(守備ダウン)、バイキルト(攻撃アップ)、フォースブレイク(耐性ダウン)、勇者の光(行動停止&耐性ダウン)
- アタッカーの行動:全ての準備が整った状態で、最後に高火力のスキル(爆裂拳や天下無双など)を放つ
つまり、メインとなる物理アタッカーは、**「パーティ内で最も素早さが低い(最後に行動する)」**必要があります。どんなに攻撃力が高くても、バフやデバッファーが動く前に攻撃してしまっては、そのターンの最大火力は出せません。
この「あえて素早さを下げる」という玄人好みの調整こそが、DQ7Rにおける最強ビルドの肝となります。
圧倒的火力を生む「武器」の選択と入手場所
それでは具体的に、どの武器を装備すべきか解説していきます。結論から言うと、DLC(ダウンロードコンテンツ)の有無で選択肢が変わりますが、基本的には「雷属性」が付与された武器一択となります。
【DLCあり】ロトのつるぎ
もしあなたがDLCコンテンツを購入済みであれば、迷わず「ロトのつるぎ」を選択してください。
| 項目 | スペック詳細 |
|---|---|
| 攻撃力 | +200(作中最強クラス) |
| 属性 | 雷属性(デイン系) |
| 追加効果 | 戦闘中使用で「ロトの印」付与、HP100回復 |
| 入手方法 | DLC購入特典 / 特定イベント |
攻撃力が高いだけでなく、デフォルトで雷属性が付与されている点が非常に優秀です。また、戦闘中に道具として使用することで「ロトの印」が付与される点も見逃せません。
さらに、特定のボス(ゾーマなど)に対して特攻効果を持つ「闇の衣」を剥がす効果なども期待できるため、持っているならこれ以外の選択肢はないと言っても過言ではないでしょう。
【DLCなし】雷鳴の剣(らいめいのけん)
DLCを導入していない、あるいはゲーム内アイテムだけで最強を目指したい方にとっての最適解は「雷鳴の剣」です。
「え?オチェアーノの剣じゃないの?」と思われる方も多いでしょう。しかし、前述した通り、本作は「フォースブレイク」と「勇者の光」による雷耐性ダウンの恩恵を受けることがダメージ最大化への近道です。
なぜ雷鳴の剣なのか
- 基本効果:武器攻撃が「雷属性」になる。
- シナジー:フォースブレイク(全属性耐性ダウン)+勇者の光(雷属性耐性ダウン)の両方の恩恵をフルに受けられる。
無属性の最強剣で攻撃するよりも、耐性を下げきった状態での雷鳴の剣の方が、トータルダメージは遥かに上回ります。
雷鳴の剣の入手場所詳細
雷鳴の剣は、ラストダンジョン手前やクリア後ダンジョンなどの深部で入手可能です。
- 場所:魔空間の神殿 3階
- 詳細:複雑な迷路エリアを抜けた先にある宝箱から入手可能。
- 補足:魔空間は敵の強さも相当なものですが、この武器があるとないとではボス戦の難易度が変わります。必ず回収しておきましょう。また、リイマジンド版では特定の「石版」世界でのドロップ報告もありますが、確実なのは魔空間の宝箱です。
補足:属性武器の考え方
「属性武器だと、雷耐性持ちの敵に弱いのでは?」という疑問があるかもしれません。しかし、本作の「フォースブレイク」は非常に強力で、耐性持ちの敵であっても無理やり弱点〜等倍近くまで耐性を引き下げることが可能です。
さらに「勇者の光」が重なることで、雷が無効に近い敵以外には、ほぼ確実に大ダメージを通せるようになります。汎用性の面でも、このビルドは完成されています。
守備力よりも「遅さ」を重視!頭防具の常識崩壊
ここからが本記事のハイライトの一つ、頭装備(カブト)の紹介です。最強装備の紹介でこのアイテム名を見るとは、誰も予想しなかったでしょう。
鉄のナベ(まさかの採用)
はい、見間違いではありません。「鉄のナベ」です。あるいは同等の性能を持つ重量級の兜です。
通常、RPGにおける最強装備といえば「メタルキングヘルム」や「黄金のティアラ」などが挙がります。しかし、今回のコンセプトは**「アタッカーの素早さを極限まで下げること」**です。
なぜ鉄のナベなのか
- 守備力:そこそこ(実用範囲内)
- 素早さ:大幅ダウン
- 入手難易度:極めて低い
戦士やゴッドハンドなどの物理職は、元々素早さがそこまで高くない職業ですが、レベル99や種によるドーピングを行うと、どうしても敵や味方のバッファーより先に動いてしまう事故が発生します。
それを防ぐための「重り」として、鉄のナベが最適なのです。かっこよさは二の次です。圧倒的な火力を出すためには、見た目を捨てて鍋を被る覚悟が必要です。
入手場所
- 場所:吹き溜まりの町、または移民の町の特定の段階
- 詳細:宝箱やタンス、あるいは石版世界のパネル報酬など。
- 備考:通常プレイでは「守備力が低いから」と即売却してしまいがちなアイテムですが、捨てずに取っておくことを強く推奨します。もし売ってしまった場合は、石版ダンジョンのパネルめくり(神経衰弱のようなミニゲーム)で再入手を狙うのが近道です。
その他の選択肢
もちろん、鉄のナベ以外にも素早さを下げる装備があれば代用可能です。重要なのは「守備力を確保しつつ、素早さにマイナス補正がかかる装備」であることです。
装備画面でステータスの増減をよく確認し、「素早さが下がる(青字ではなく赤字になる)」装備を探してみてください。それが、このビルドにおける「最強装備」となります。
鎧選びの結論:呪い装備が最強になる逆転現象
頭装備に続き、体装備(鎧)に関しても、常識を覆す装備がランクインしています。「ガイアーラの鎧」や「メタルキングの鎧」ではありません。
魔神の鎧(まじんのよろい)
最強の物理職用鎧は「魔神の鎧」です。これには明確な理由が2つあります。
① 素早さが-100される(決定的理由)
魔神の鎧の最大の特徴、それは装備すると素早さが即座に0になる、あるいは大幅に減少(-100程度)するという特性です。
前述した「鉄のナベ」と組み合わせる、あるいはこれ単体でも、確実にパーティ内で最後に行動する権利を得ることができます。 主人公やガボ、マリベルといった素早いキャラがバフを撒き終わった後、敵が行動し、ターンの一番最後にドカンと一撃を入れる。この「後攻確定」のステータスこそが、何よりも代えがたい性能なのです。
② 会心率が+10%上昇する
素早さダウンだけでなく、攻撃面での恩恵も凄まじいものがあります。魔神の鎧には「会心の一撃の発生率が上がる」という隠し効果(あるいは明記された効果)があります。
物理アタッカーにとって、会心率はダメージの期待値を底上げする重要な要素。「ばくれつけん」や「つるぎのまい」などの多段攻撃を使用する場合、その一発一発に会心判定が乗るため、10%の上昇はトータル火力に大きな影響を与えます。
入手場所:ギガントドラゴンからのドロップ
魔神の鎧は店売りしていません。モンスターからのドロップを狙う必要があります。
- ターゲット:ギガントドラゴン
- 出現場所:フォロット地方(過去・現在)、メモリアリーフ周辺、またはクリア後の隠しダンジョンなど。
- 狩り方:盗賊職(盗賊、海賊、魔人ブドゥなど)をパーティに入れて、ドロップ率を上げながら狩り続けましょう。確率は決して高くありませんが、粘る価値は十分にあります。
盾の選択:耐性と入手難易度のバランス
盾に関しては、武器や防具ほど「攻撃性能」に直結するギミックはありませんが、生存率を高めるために適切なものを選ぶ必要があります。
【DLCあり】ロトの盾
最強の盾はやはりDLCの「ロトの盾」です。
- 性能:炎、氷、ブレス系ダメージを大幅カット。
- 特殊効果:道具として使用すると、ダメージ50%カット+状態異常無効化(まもりのたて効果)。
攻めに転じる前のターンでこれを使用して盤石の体制を整えることができるため、持っていれば最強です。
【DLCなし】水鏡の盾(みかがみのたて)
DLCなしの場合は、「水鏡の盾」がベストチョイスとなります。
- 性能:高い守備力に加え、炎系・ギラ系などの呪文・ブレスダメージを軽減。
- シナジー:特にラスボスや裏ボスは強力な炎ブレスや雷属性攻撃(ジゴスパーク等)を多用してくるため、それらのダメージを抑えることは、ヒーラーの負担を減らし、攻撃に転じるチャンスを増やすことに繋がります。
入手場所
- 場所:マール・デ・ドラゴーン(終盤のショップ)など
- 価格:高額ですが、終盤はお金も余ってくるはずなので、物理職の人数分揃えておきましょう。
アクセサリー(心)で火力を底上げする
DQ7リイマジンドの特徴的なシステムである「モンスターの心」やアクセサリー枠。ここで最終的なダメージ倍率を調整します。
① ダンビラムーチョの心(背水装備)
- 効果:HPが25%以下の時、物理攻撃の威力が50%アップ。
- 運用法:上級者向けです。あえてHPを減らした状態で戦う「火事場」スタイル。リスクは高いですが、ハマった時の爆発力は全装備中トップです。蘇生手段が豊富なパーティなら採用の余地あり。
② キラーパンサーの心(渾身装備)
- 効果:HPが満タンの時、物理攻撃の威力が30%アップ。
- 運用法:こちらは安定志向。「ロトの剣」やヒーラーの回復で常にHPMAXを維持できるなら、ノーリスクで火力を1.3倍にできます。雑魚戦からボス戦まで幅広く使える汎用性が魅力です。
③ 骸骨剣士の心(コンボ装備)★おすすめ
- 効果:攻撃が連続ヒットするほど威力が上昇する。
- 運用法:主力スキルの「ばくれつけん(4回攻撃)」や「つるぎのまい」と相性抜群です。1発目より2発目、2発目より3発目とダメージが上がっていくため、多段ヒット技を主力とする今回のビルドでは、これが最も推奨されるアクセサリーとなります。
骸骨剣士の心の入手場所
- 場所:地底のピラミッド
- 詳細:ダンジョン内の探索、または戦闘でのドロップ。必ず人数分確保しておきたい逸品です。
実践編:1ターンで数万ダメージを出す立ち回り
装備が揃ったところで、実際の戦闘での運用方法(ローテーション)を解説します。 前提として、アタッカー(主人公または戦士役)は「雷鳴の剣」「鉄のナベ」「魔神の鎧」を装備し、素早さがパーティ内で最低になっている状態とします。
パーティ構成例
- 主人公(勇者/ゴッドハンド):メインアタッカー。今回の装備セット。
- ガボ(モンスター職/素早い職):バッファー兼サブアタッカー。
- メルビン/アイラ(パラディン/魔法戦士):補助役。
- マリベル(賢者/天地雷鳴士):ヒーラー兼魔法攻撃。
理想的な行動パターン(ボス戦)
ターン1:準備フェーズ
- アイラ(先制):「フォースブレイク」を使用。敵の全属性耐性を下げる。
- ガボ/マリベル(先制):「ルカニ」で守備力を下げる。「バイキルト」を主人公にかける。
- 主人公(後攻):「気合いため」を使用。次のターンの攻撃力を2倍にする準備。
※このターン、主人公は「魔神の鎧」のおかげで敵の攻撃を受けた後に動くため、安全に気合いためを行えます。
ターン2:バースト(解放)フェーズ
- 主人公:バースト発動。「勇者の光」を使用(このターン、敵の行動を停止させ、雷耐性をさらに下げる)。※勇者の光は発動と同時に効果が出るタイプの場合と、特技として使用する場合がありますが、ここでは特技として使用し、さらに耐性を下げます。
- 他メンバー:主人公に「バイキルト」の重ねがけ、あるいは自身の攻撃。
- 主人公(追撃):もし「分身(ブンシン)」などが使える場合、このターンで使用しておきます。
ターン3:処刑フェーズ
ここですべての倍率が乗ります。
- 攻撃力:バイキルト状態(攻撃力2倍)
- 倍率:気合いため(次の一撃2倍〜2.5倍)
- 属性:雷属性(雷鳴の剣)
- 敵の状態:守備力ダウン + 全属性耐性ダウン + 雷属性耐性ダウン
- 心効果:骸骨剣士の心(多段ヒット威力増)
この状態で放つ**「ばくれつけん」や「アルテマソード」、あるいは「超はやぶさ斬り」**は、1発あたり数千ダメージ、合計で数万ダメージを叩き出します。
ラスボスのオルゴ・デミーラや、隠しボスの神様であっても、このコンボが決まれば2〜3ターンで沈めることが可能です。HPゲージが溶けていく様は圧巻の一言です。
まとめ:最強装備は「知識」と「工夫」で作られる
ここまで、DQ7リイマジンドにおける物理職の最強装備について解説してきました。
- 武器:「ロトのつるぎ」か「雷鳴の剣」。雷属性シナジーを最大活用する。
- 盾:「ロトの盾」か「水鏡の盾」。生存率を高める。
- 兜:「鉄のナベ」。素早さを下げて行動順を制御するキーアイテム。
- 鎧:「魔神の鎧」。素早さダウン+会心率アップの神装備。
- 心:「骸骨剣士の心」。多段攻撃の火力を最大化する。
一見すると「ネタ装備」に見える鉄のナベや、デメリットがある魔神の鎧を使いこなすことこそが、本作を極めるための鍵です。ただ強い武器を振るうだけでなく、システムを理解し、パズルのように装備を組み合わせる楽しさ。これこそがリイマジンド版の醍醐味と言えるでしょう。
まだこれらの装備を集めていない方は、ぜひ各地を巡って(時には鉄のナベを探してタンスを漁って)、最強の物理アタッカーを作り上げてください。その圧倒的な火力を見たとき、今までの苦労が報われるはずです。
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。




















