編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、いよいよ登場する「ドラクエ7リイマジンド」をPS5で遊ぶべきか、それとも次世代機スイッチ2で遊ぶべきか、その選択に迷っていることと思います。
特に、先行プレイ版や体験版の情報を踏まえた最新の比較データは、購入の決定打になるはずです。
この記事を読み終える頃には、グラフィックやロード時間の決定的な違いから、自分に最適なハードがどちらなのか、その疑問が完全に解決しているはずです。
-
PS5とスイッチ2の画質差はほぼなく液晶向け鮮明度はスイッチ2が優勢
-
ロード時間は専用設計のスイッチ2がPS5を僅差で上回る驚愕の結果
-
職業システム刷新と2職掛け持ちにより育成の自由度が劇的に向上
-
シナリオの再編とテンポアップにより遊びやすさが大幅に改善
それでは解説していきます。
ドラクエ7リイマジンドPS5対スイッチ2の徹底比較
グラフィックと解像度の違いを徹底分析
今回の「ドラクエ7リイマジンド」において、最も注目されているのが「ドールルック」と称される新しいアートスタイルです。
鳥山明先生のキャラクターデザインを、まるで生きている人形のような温かみのある3DCGで再現したこのスタイルは、ハードの性能差をどのように反映しているのでしょうか。
実際にPS5版とスイッチ2版を並べて比較してみると、一見しただけではその差を見分けるのが難しいほど、どちらも高いクオリティで仕上げられています。
しかし、細部を注視すると興味深い違いが見えてきました。
PS5は安定した4K解像度による滑らかさが特徴ですが、スイッチ2は液晶画面でのプレイを想定してか、コントラストと鮮明度が一段階引き上げられている印象を受けます。
ソース映像のオープニングを並べて再生した際にも、スイッチ2の方が「クリアに見える」という意見が多く、これはテクスチャのシャープネス設定がハードごとに最適化されているためでしょう。
また、一部のユーザーからは「スイッチ2版の方がキャラクターの顎のラインが強調されて見える」といった、モデリングの出力に関する細かな差異も指摘されています。
これは描画エンジンが次世代スイッチのチップセットに最適化されている証拠でもあります。
据え置きの大画面で最高解像度を楽しみたいならPS5ですが、手元の画面でパキッとした鮮やかな色彩を楽しみたいならスイッチ2に軍配が上がるかもしれません。
どちらのハードを選んでも、リメイク前の3DS版やオリジナルPS版とは比較にならないほどの映像美を体験できることは間違いありません。
ロード時間の検証結果:まさかのスイッチ2優勢?
ゲーム体験において、特にRPGでは「ロード時間」がストレスの大きな要因となります。
これまでの常識では、超高速SSDを搭載したPS5が圧倒的な勝利を収めるはずでした。
しかし、今回の先行プレイデータによるロード時間比較では、ゲーマー界隈に激震が走る結果が出ています。
城下町からフィールドに出る際の暗転時間を計測したところ、PS5が「8.67秒」だったのに対し、スイッチ2はなんと「8.00秒」を記録しました。
「PS5が負けるはずがない」と考えていたファンにとっては信じがたい数値ですが、これにはソフト側の最適化が深く関わっていると推測されます。
スイッチ2は専用のゲームカードおよび内蔵ストレージの読み込み速度が劇的に進化しており、今回のドラクエ7リイマジンドにおいては、その性能がフルに発揮されているようです。
一方で、PS5版も十分に高速であり、プレイ中の没入感を削ぐような長さではありません。
場所やシーンによってはPS5が逆転する可能性も十分にありますが、少なくとも「スイッチ版だからロードが遅い」というこれまでの弱点は、スイッチ2において完全に克服されたと言えるでしょう。
特にマップ移動が多いドラクエ7において、このコンマ数秒の差が積み重なることで、長時間のプレイフィールに大きな違いが生まれます。
ロード時間の短さを最優先に考えるのであれば、現時点ではスイッチ2版を選ぶという選択肢が非常に現実的なものとなっています。
FPS(フレームレート)と動作の安定性について
アクション性の高いゲームほどではありませんが、ドラクエにおいてもフレームレートの安定性は重要です。
特にオブジェクトが多く配置されたグランエスタードの城下町などを移動する際、カクつきが発生するかどうかは、プレイヤーの快適性に直結します。
比較検証の結果、PS5版は終始安定した60fpsを維持しており、カメラを激しく回しても背景がブレることなくスムーズに描写されます。
一方のスイッチ2版ですが、こちらも驚くべきことに、PS5と遜色ないヌルヌルとした動きを実現しています。
スロー再生で細部を確認すると、スイッチ2版では主人公の裾や髪の揺れといった物理演算部分で、ごく僅かに描写の簡略化が見られる場面もありました。
しかし、通常のプレイ環境において、その差を認識できる一般ユーザーはまずいないでしょう。
かつてのスイッチ1で多発していた「PSマルチタイトルの大幅な劣化やカクつき」は、スイッチ2ではほぼ過去のものとなったと言っても過言ではありません。
シンボルエンカウント方式に変更された今作では、マップ上に多数のモンスターが表示されますが、エネミーが密集した状況でも両ハード共に処理落ちを感じさせる場面はほとんどありませんでした。
動作の安定性という面では、PS5に一日の長があるのは事実ですが、スイッチ2もその背中を完全にとらえています。
携帯機としての利便性を持ちながら、これほどの安定動作を実現している点は、今作のリメイクにおける大きな技術的成果です。
携帯モードと据え置きモードのプレイ体験比較
スイッチ2の最大の武器は、やはり「外に持ち出せる」という携帯性にあります。
ドラクエ7は、寄り道を含めると100時間を優に超える長大なボリュームを誇る作品です。
テレビの前に腰を据えてじっくり遊ぶPS5スタイルも魅力ですが、ベッドで寝転がりながら、あるいは移動中の隙間時間に少しずつ進められるスイッチ2のスタイルは、忙しい現代人にとって非常に強力なメリットとなります。
一方で、PS5にも「PS Portal」などのリモートプレイデバイスがありますが、これには安定した通信環境と本体の起動が必要になるため、スイッチ2のネイティブな携帯性には及びません。
また、スイッチ2の画面サイズと解像度のバランスは、今回のドールルックのグラフィックと非常に相性が良く、ドットの粗さを感じさせない密度感のある映像を楽しめます。
逆に、65インチを超えるような大型の4Kテレビでプレイする場合、PS5版の持つ圧倒的な情報量と、ジャギーの少なさが真価を発揮します。
大画面での迫力を重視するなら据え置き専用機であるPS5、生活スタイルに合わせて柔軟に遊びたいならスイッチ2、という棲み分けが明確になっています。
筆者の個人的な感想としては、レベル上げや職業の熟練度稼ぎといった「作業」になりがちなパートを携帯モードでこなし、重要なイベントシーンを大画面で楽しむという使い分けができるスイッチ2版の利便性は捨てがたいものがあります。
どちらのハードで購入すべきか?筆者の結論
ここまで両ハードの性能を比較してきましたが、結局のところどちらを買うべきなのか。
結論から申し上げますと、「自分のライフスタイル」を基準に選ぶのが正解です。
以下の表に、それぞれのハードに向いている人の特徴をまとめました。
| 特徴 | PS5版がおすすめな人 | スイッチ2版がおすすめな人 |
| 重視する点 | 4K大画面での究極の画質 | 携帯性とロード時間の短さ |
| プレイ環境 | リビングで腰を据えてプレイ | ベッドや外出先でも遊びたい |
| 過去の経験 | ロード時間に敏感な人 | スイッチの利便性が好きな人 |
| その他 | トロフィー収集が趣味 | 家族とテレビを共有している |
画質に関しては、PS5の方が理論上のスペックは高いものの、スイッチ2の最適化が素晴らしいため、体感的な差はほとんどありません。
ロード時間に至ってはスイッチ2が上回る場面すらあるため、かつてのように「スイッチ版だから我慢する」という妥協は不要です。
もしあなたがPS5とスイッチ2の両方を所有しているなら、携帯性を重視してスイッチ2版を選ぶのが、今回のドラクエ7リイマジンドにおいては最も満足度が高い選択になる可能性が高いでしょう。
逆に、物理的なディスクとしてコレクションしたい場合や、PlayStationのプラットフォームで実績を残したいというこだわりがある方は、迷わずPS5版を選んで間違いありません。
本体スペックの違いがゲームプレイに与える影響
PS5とスイッチ2のスペック差は、数値上では依然として存在します。
PS5は毎秒数ギガバイトのデータを転送できるNVMe SSDと、強力なGPUを搭載しており、複雑なライティングやパーティクル表現において優位に立ちます。
しかし、今回のドラクエ7リイマジンドは、ゲームの基幹部分が「スイッチ2の性能をベース」に設計されている節が見受けられます。
そのため、PS5のパワーをフルに使い切るようなフォトリアルな表現ではなく、あくまでドールルックというアートスタイルを完璧に表現することに注力されています。
この「ハード側の性能の余裕」が、PS5版においては非常に安定した挙動をもたらしています。
ファンの回転音や発熱についても、PS5版は非常に静かに動作しており、長時間のプレイでもハードへの負荷を気にすることなく没入できます。
一方でスイッチ2は、そのコンパクトな筐体の中にPS4並み、あるいはそれ以上の性能を詰め込んでいるため、長時間のプレイでは多少の熱を持つことが予想されます。
しかし、それでも旧型のスイッチのように、解像度を極端に落としてボケボケの画面でプレイするといった悲劇は起きていません。
技術の進歩により、ハードウェアの壁がゲームの面白さを邪魔しないレベルまで到達したことを、今回のリメイク作品は証明しています。
先行プレイ・体験版で判明した操作性の違い
操作感についても、ハードによる細かな違いが存在します。
PS5のDualSenseコントローラーは、アダプティブトリガーやハプティックフィードバックといった機能がありますが、今作でそれらがどのように活用されているかが注目されました。
先行プレイの範囲内では、それらの機能がゲーム性を変えるほど劇的に使われている様子はありませんでしたが、メニュー操作時のクリック感や、特定の魔法を唱えた際の振動の細やかさなどは、PS5ならではの高級感があります。
一方、スイッチ2のJoy-ConやProコントローラーでの操作は、非常にスタンダードで馴染みやすいものです。
特に、携帯モード時の操作性はスイッチ2が圧倒的に優れており、ボタン配置や重量バランスもドラクエのようなコマンドRPGを遊ぶのに最適化されています。
操作設定の中には「ダッシュの切り替え」や「カメラ距離」の調整項目があり、これらはどちらのハードでも共通して設定可能です。
しかし、画面が小さい携帯モードでは「カメラ距離を近め」に設定してキャラクターの表情を楽しむのが良く、大画面のPS5では「カメラ距離を遠め」にして広大なフィールドを俯瞰するのが快適であるなど、遊び方に合わせた設定の最適解はハードごとに異なります。
どちらのコントローラーもレスポンスは良好で、コマンド入力に遅延を感じることは一切ありませんでした。
最終的には、手に持った時のフィット感や、長時間のプレイで疲れにくいと感じる方のハードを選ぶのが良いでしょう。
ドラクエ7リイマジンドの魅力とおすすめ設定
新システム「ドールルック」がもたらす温かみのある世界観
今回のリメイクで最も称賛されるべき点は、グラフィックの方向性です。
リアルさを追求するのではなく、鳥山明氏のキャラクターを「ガチの人形」として3DCG化するという手法は、ドラクエの世界観にこれ以上ないほどマッチしています。
ワールドマップを移動していると、まるで精密なジオラマの中を冒険しているような錯覚に陥ります。
キャラクターの肌の質感や、服の布地の表現、さらにはモンスターたちの愛くるしい動きまで、すべてが「温かみのある3DCG」として再構成されています。
特に主人公の隣にいるキーファやマリベルのモデリングは、ドールルックの恩恵を最大限に受けており、表情の変化が非常に豊かになりました。
オリジナル版を知るプレイヤーにとっては懐かしく、新規プレイヤーにとっては新鮮なこのビジュアルは、ドラクエの新しいスタンダードになり得る完成度です。
背景グラフィックについても、ただ綺麗になっただけでなく、光の表現や影の落ち方が計算されており、ファンタジーとしての情緒が格段に深まっています。
このドールルックは、ハードの性能を誇示するためではなく、プレイヤーをドラクエの世界に優しく引き込むための、非常に優れたアート選択だと言えるでしょう。
難易度調整とおすすめのゲームバランス設定
今作では、多様なプレイヤーのニーズに応えるため、細かな難易度設定が導入されています。
設定項目は「楽チン」「ばっちり」「いばらの道」といったプリセットのほか、各項目を個別に調整できる「自由設定」が存在します。
筆者がおすすめする設定は、以下の通りです。
-
モンスターの強さ: 「普通」がおすすめ。
-
与えるダメージ: 「普通」がおすすめ。
-
経験値・ゴールド: 「たくさん」がおすすめ。
ドラクエ7は本来、レベル上げや職業の熟練度稼ぎに膨大な時間を要するゲームです。
忙しい現代人にとって、作業時間を短縮できる「経験値たくさん」の設定は、ゲームのテンポを崩さずにストーリーを楽しむための必須設定と言えるでしょう。
ただし、バトルのヒリヒリ感を味わいたい方は、敵の強さを上げることで、かつての「キラーマシン」戦のような絶望的な難易度を再現することも可能です。
また、今作の大きな変更点として「戦闘終了時のHP回復」のオンオフが設定できます。
これは最近のRPGでは主流となっている仕様で、ザコ敵との一戦一戦にリソースを割く必要がなくなり、ダンジョン攻略が劇的に快適になります。
特に「ロマサガ2リメイク」のような快適さを求めるのであれば、この設定はオンにすることをお勧めします。
難易度はゲーム中にいつでも変更可能なので、最初は標準的な設定で始め、物足りなくなったら「いばらの道」へ、忙しくなったら「楽チン」へと柔軟に変更すると良いでしょう。
職業システムの一新:モンスター職廃止と2職同時育成
ドラクエ7の代名詞とも言える「職業システム」が、今作では大胆にメスを入れられました。
最も大きな変化は、従来の「モンスター職」が廃止されたことです。
モンスターの心を集めて育成する楽しさはありましたが、その手間の割に性能が微妙だったり、やり込みが苦行になりやすかったりと賛否両論あった部分です。
今作ではその分、人間職の深掘りが行われており、「2つの職業を掛け持ちできる」という画期的なシステムが導入されました。
例えば、マリベルに「魔法使い」と「船乗り」を同時に担当させることで、両方の熟練度を同時に上げることが可能です。
これにより、キャラクター育成の幅が飛躍的に広がりました。
また、職業ごとに「バースト」という新しい必殺技コマンドが追加されており、戦闘中にゲージが溜まると発動できます。
メルビンが「アルテマソード」を放つ演出などは圧巻で、これまでの単調なコマンド入力に戦略的なアクセントを加えています。
モンスター職の廃止に寂しさを感じるファンもいるかもしれませんが、それ以上に「育成のテンポ」と「戦略の自由度」が向上しているため、全体的なプレイフィールは格段に良くなっています。
効率よく最強のパーティーを目指す楽しみは、今作でも健在、どころかさらに熱いものになっています。
キャラクターボイス(CV)の豪華キャスティングと印象
リイマジンド化に伴い、ついにメインキャラクターたちにボイスが追加されました。
そのキャスティングが非常に豪華で、発表時は大きな話題となりました。
-
主人公: 大鈴功起さん(若々しく純粋な声が、少年の成長物語にぴったりです)
-
キーファ: 宮野真守さん(王子の気品と奔放さを兼ね備えた、非の打ち所がない演技です)
-
マリベル: 悠木碧さん(わがままだけど憎めない、あの絶妙なキャラクター性を見事に表現しています)
-
ガボ: 田村睦心さん(狼と育った少年の無邪気さと野性味が溢れています)
-
アイラ: 今井麻美さん(踊り手としての華やかさと、芯の強さを感じさせる声です)
-
メルビン: 千葉しげるさん(伝説の英雄としての威厳と、時折見せるユーモアが最高です)
特に千葉しげるさんのメルビンは、往年のファンならずともニヤリとしてしまうこと請け合いです。
イベントシーンでのフルボイス化は、ドラクエ7の持つ「陰鬱だけど感動的なストーリー」の没入感を何倍にも高めています。
声が入ることで、石板を巡る一つひとつのエピソードが、より一層記憶に残るドラマチックなものへと進化しました。
設定からボイスのオンオフも切り替え可能ですが、まずはこの素晴らしい演技を堪能しながらプレイすることをお勧めします。
店舗別特典と早期購入特典の賢い選び方
購入を検討する際、頭を悩ませるのが「特典」の種類です。
今作はプラットフォームも多岐にわたり、デジタル版とパッケージ版で内容が細かく異なります。
まず、全ユーザー共通の早期購入特典として、ドラクエ8の主人公になりきれる「トロデンの服」と「熟練度の種」が付属します。
これは見た目装備としても優秀なので、予約して手に入れる価値は十分にあります。
さらに、DL版限定の特典として「スライムトレイ(盾)」がありますが、これはストアごとに色が異なります(PS Storeは青、eショップは赤、など)。
性能は控えめですが、序盤のちょっとした助けになります。
そして、パッケージ版のみの店舗別特典が非常にユニークです。
-
Amazon: 「ばっちり冒険セット」リリパットの心が付属。回心率や威力が上がる装備として優秀です。
-
スクエニ e-STORE: 「ピンズ(スライム)」が付属。物理的なアイテムが欲しいならここ一択です。
-
ローソン/HMV: 「ホイミスライムの心」が付属。毎ターンHPが回復する、序盤の超強力な生存アイテムです。
個人的なおすすめは、実用性重視なら「ローソンのホイミスライムの心」、将来的な希少性を考えるなら「スクエニ e-STOREのピンズ」です。
ただし、特典にこだわりがない場合は、次に紹介する「最安値」での購入を検討するのが賢明です。
最安値で購入する方法:Amazon対楽天の価格比較
少しでも安く手に入れたいという方のために、現在の市場価格を調査しました。
結論から言うと、店舗特典を「なし」に設定することで、価格を大幅に抑えることができます。
| ショップ | PS5版(特典なし) | スイッチ2版(特典なし) |
| Amazon | 約7,469円 | 約8,778円(定価に近い) |
| 楽天市場 | 約7,461円(最安値) | 約7,900円 |
| 定価 | 8,778円 | 8,778円 |
PS5版に関しては、Amazonや楽天ブックスでの値引きが非常に大きく、定価より1,300円ほど安く購入できるケースがあります。
一方でスイッチ2版は、新作ハード向けということもあり、PS5版ほどの大幅な値引きは今のところ見られません。
それでも楽天市場の一部店舗(上新電機など)では、8,000円を切る価格で販売されていることもあります。
DL版は基本的に定価(8,778円)での販売となりますが、2日前から先行プレイができる「アーリーアクセス権」が含まれたデラックス版(10,978円)はDL版限定の特典です。
「1円でも安く」なら楽天やAmazonの特典なしパッケージ版、「1分でも早く遊びたい」ならDLデラックス版、という選択がベストです。
シナリオ再編とテンポアップ:100時間ボリュームの行方
ドラクエ7といえば、かつては「最初の戦闘までが異常に長い」「ダーマ神殿が遠すぎる」といったテンポの悪さが課題として挙げられていました。
今作「リイマジンド」では、開発陣もこの点を重く受け止めており、シナリオの「主捨選択」と「構成の再編」が行われたことが明言されています。
これにより、全体のテンポが飛躍的に向上しています。
具体的には、石板集めのヒントをくれる「石板案内人」の設置や、ダッシュ機能の追加、さらには冗長だった一部の会話やギミックの整理が行われています。
これを聞くと「ボリュームが減ってしまったのでは?」と心配になるファンもいるでしょうが、ご安心ください。
開発陣によれば、テンポアップを図る一方で、新規エピソードの追加も行われており、ドラクエ7特有の「重厚なプレイ体験」は損なわれていないとのことです。
無駄な移動や作業時間が削ぎ落とされたことで、より純粋にストーリーの核心に触れる時間が増えたと言えます。
現代のゲーミングシーンにおいて、100時間という時間は非常に貴重です。
その時間を「ストレス」ではなく「充実した体験」に変えるための今回のシナリオ再編は、まさに理想のリメイクの姿だと言えるでしょう。
まとめ
今回のレビューでは、ドラクエ7リイマジンドのPS5版とスイッチ2版の徹底比較を行ってきました。
グラフィックにおいては、両ハード共に「ドールルック」を美しく再現しており、甲乙つけがたい完成度を誇っています。
ロード時間という意外な項目でスイッチ2が僅かにPS5を上回るなど、次世代機としてのポテンシャルも十分に発揮されています。
職業システムの一新やCVの追加、さらにはシナリオの再編など、遊びやすさという面では歴代のドラクエ7の中で間違いなく最高傑作と言えるでしょう。
据え置きの大画面で最高峰の安定性を求めるならPS5。
場所を選ばず、隙間時間で効率よく冒険を進めたいならスイッチ2。
どちらの道を選んでも、エデンを巡るあの壮大な冒険が、かつてない感動と共にあなたを待っています。
この記事が、皆さんのハード選びと購入の参考になれば幸いです。
素晴らしい冒険の旅を楽しんでください!
筆者情報
筆者:桐谷シンジ
フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。ドラクエ7はPS版を発売日に購入し、フリーズに怯えながら石板を探し回ったのが今では良い思い出です。今回のリメイクの出来には、一ファンとして非常に興奮しています。






















