編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、いよいよ配信が目前に迫った『ドラクエ7リイマジンド』の先行プレイ版について、特にPC/Steam版がいつから遊べるのか、どんな内容なのかが気になっていると思います。 シリーズ屈指のボリュームを誇る本作が、最新技術でどう「再構築」されたのか、ファンならずとも見逃せません。
この記事を読み終える頃には、Steam版の配信タイミングや遊べる範囲、さらには製品版へ向けた準備の疑問がすべて解決しているはずです。
- PC版の先行プレイ開始は2026年1月8日午前2時
- 範囲は冒険開始からウッドパルナクリアまで
- セーブデータは製品版へ引き継ぎ可能
- 先行プレイ限定のマリベル衣装特典が貰える
それでは解説していきます。
ドラクエ7リイマジンド先行プレイ版の配信スケジュール
PC/Steam版の開始日時と他ハードとの違い
今回のリメイク作『ドラゴンクエストVII Reimagined(リイマジンド)』では、発売に先駆けて「旅のはじまり先行プレイ版」という名の無料体験版が配信されます。 ここで注意しなければならないのが、プラットフォームによって配信開始時間が異なるという点です。
多くの家庭用ゲーム機(Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、PlayStation 5、Xbox Series X|S)およびWindows(Microsoft Store)版は、2026年1月7日(水)午前0時から順次配信が開始されます。 しかし、PCゲーマーのメインプラットフォームであるSteam版については、2026年1月8日(木)午前2時の配信開始予定となっています。
家庭用ゲーム機版よりも約26時間ほど遅れての配信となるため、Steamメインで遊ぶ予定の方は、SNSなどのネタバレに注意しつつ、1日遅れてのスタートになることを覚えておきましょう。 なぜSteam版だけが遅れるのかという点については、ストアの更新タイミングやグローバルでの同時解禁設定が影響していると考えられます。
以下に各プラットフォームの配信開始時間をまとめました。
| プラットフォーム | 先行プレイ版 配信開始日時 |
|---|---|
| Nintendo Switch 2 | 2026年1月7日(水) 00:00 |
| Nintendo Switch | 2026年1月7日(水) 00:00 |
| PlayStation 5 | 2026年1月7日(水) 00:00 |
| Xbox Series X|S | 2026年1月7日(水) 00:00 |
| Microsoft Store (Windows) | 2026年1月7日(水) 00:00 |
| Steam | 2026年1月8日(木) 02:00 |
Steam版ユーザーが注意すべき時差と解禁タイミング
Steamはグローバルプラットフォームであるため、米国太平洋標準時(PST)を基準に更新されることが多いです。 日本時間で1月8日の深夜2時という中途半端な時間設定も、世界同時解禁の副作用と言えます。 有線LANなどの安定した通信環境を整え、深夜のダウンロードに備えておくのがライターとしての私のアドバイスです。
先行プレイ版のダウンロード方法と容量
PC版のダウンロードは、Steamストアページから行います。 配信開始時刻になると、製品ページ内に「デモをダウンロード」といったボタンが表示されるはずです。
現時点での詳細な必要ストレージ容量は公開されていませんが、リイマジンド版はグラフィックが大幅に強化されているため、十分な空き容量を確保しておくことをおすすめします。 特にSteam版でプレイする場合、製品版のインストールも見越して、高速なSSDへのインストールを強く推奨します。
また、先行プレイ版をダウンロードする際は、インターネット接続環境が必須となります。 海外からのアクセスが集中する時間帯でもあるため、安定した回線で準備を進めましょう。
通信環境の最適化
深夜2時の解禁時は世界中からアクセスが殺到するため、回線速度が低下する恐れがあります。 事前に他のバックグラウンドアップデートを停止させ、Steamの設定で「ゲームプレイ中にダウンロードを制限」をオフにするなどの最適化を行っておくとスムーズです。
なぜ先行プレイ版を遊ぶべきなのか
「たかが体験版」と侮ってはいけません。 今回の「旅のはじまり先行プレイ版」は、単にゲームの一部を触れるだけのものではないからです。
最大の特徴は、**「セーブデータの製品版引き継ぎ」**に対応していることです。 本編発売日の2026年2月5日(Steamは2月6日)に、体験版の続きからすぐに冒険を再開できるのは大きなメリットです。
さらに、先行プレイ版をクリア(あるいはセーブデータを作成)しておくことで、製品版で使える限定の見た目装備「おやすみワンピース(マリベル用)」が手に入ります。 これは後からの入手手段が限られる可能性があるため、コンプリートを目指すプレイヤーにとっては必須と言えます。
引き継ぎの注意点:プラットフォームの一貫性
引き継ぎには、同じハードウェア(PCなら同じPC、同じSteamアカウント)である必要があります。 例えば「先行プレイ版をSwitchで遊び、製品版をSteamで購入する」という場合には引き継ぎができません。 購入を決めているハードで先行プレイ版を遊ぶのが大前提です。
先行プレイ版で遊べる範囲と内容の詳細
冒険の始まりからウッドパルナクリアまで
先行プレイ版で体験できるのは、物語のプロローグから、主人公たちが最初に石版を使ってたどり着く異世界「ウッドパルナ」の事件を解決するところまでです。 オリジナル版(PS版)をプレイしたことがある方ならご存知の通り、ドラクエ7の序盤は非常に丁寧な導入が特徴です。
フィッシュベルの村での日常から、エスタード島の謎、そして「なぞの神殿」での石版のパズル。 これらの一連の流れを、最新の3DCG技術「ドールルック」で堪能することができます。
ウッドパルナ編は、このゲームの縮図とも言えるエピソードです。 悲しい物語背景や、中ボスとのバトル、それから石版を集めて世界を広げていくという基本サイクルを、しっかりと体験できるようになっています。
ウッドパルナ編が持つ「ドラクエ7らしさ」
ウッドパルナのエピソードは、シリーズの中でも屈指の「やるせなさ」を孕んでいます。 絶望に打ちひしがれた村人たち、そして英雄ハンの悲劇。 リイマジンド版ではキャラクターの表情が豊かになったことで、このドラマがより没入感のあるものに進化しています。 初めてプレイする方は、ぜひBGMの美しさと共にこの物語を噛み締めてください。
レベルや所持ゴールドの制限について
先行プレイ版では、キャラクターの成長に一定の制限が設けられています。 具体的には、キャラクターのレベル、職業ランク、そして所持できるゴールドに上限があります。
これは製品版のバランスを壊さないための措置です。 ウッドパルナのボス戦を苦労せずにクリアできる程度のレベルまでは上げられますが、過度なレベリング(いわゆる廃レベル上げ)はできないようになっています。
とはいえ、ウッドパルナクリアまでの範囲であれば、この制限がストレスになることはまずないでしょう。 むしろ、限られたリソースの中でどう戦うかを考える、ドラクエらしい面白さを味わえるはずです。
制限内での「やり込み」要素
レベル上限に達してしまった場合でも、装備の買い替えや、町の人々の会話パターンの変化を楽しむことができます。 ドラクエ7は状況によってNPCのセリフが細かく変わるため、ストーリーを進める前に一度町中を歩き回るのが通の楽しみ方です。
マリベルの限定特典「おやすみワンピース」
先行プレイ版の最大の目玉報酬が、マリベル用の見た目装備「おやすみワンピース」です。 リイマジンド版ではキャラクターの着せ替え要素が強化されており、この特典は初期のマリベルをより可愛らしく演出してくれます。
入手条件は、先行プレイ版のセーブデータがシステム内に保存されていることです。 製品版のメニュー画面にある「プレゼント受け取り」から、同一アカウントであれば簡単に取得可能です。
マリベルはパーティの主要メンバーであり、物語の最後まで同行するキャラクターです。 彼女のバリエーション豊かな衣装を初手から持っておけるのは、ファンにとって嬉しいポイントですね。
特典の受け取り手順(Steam版)
- 1月8日配信の「先行プレイ版」をプレイしてセーブデータを作成する
- 2月6日発売の製品版を同じSteamアカウントで起動する
- メインメニューの「プレゼント受け取り」を選択する これだけで、おやすみワンピースがクローゼット(または所持品)に追加されます。
ウッドパルナ編のボリューム感
「ウッドパルナクリアまで」と聞くと短く感じるかもしれませんが、リイマジンド版は演出が大幅に強化されています。 初見プレイであれば、探索や会話を楽しみながら進めることで、おおよそ2時間〜4時間程度のプレイボリュームになると予想されます。
オリジナル版では「最初のバトルまでが長い」と言われた序盤ですが、今作ではテンポが改善されているとのこと。 それでも、エスタード島での謎解きやウッドパルナでの探索は非常に濃密です。 先行プレイ版だけでも、一つのRPGの序盤としての満足度はかなり高いものになるでしょう。
寄り道要素「移民の町」や「モンスターパーク」の予感
先行プレイ版の時点ではまだこれらの中盤以降の要素は遊べませんが、町の中には将来的にこれらのシステムに関わるであろうヒントが隠されているかもしれません。 特にフィッシュベルの村の北にあるなぞの神殿周辺は、後々重要な拠点となる場所。 今のうちに地形を把握しておくと、製品版での効率が変わります。
ドラクエ7リイマジンドとは?新要素と特徴を深掘り
3DCGの新機軸「ドールルック」の魅力
本作のグラフィックは、これまでのリメイクとは一線を画す「ドールルック」というスタイルを採用しています。 これは、鳥山明氏のデザインを尊重しつつ、キャラクターがまるで温かみのある人形(ドール)のように見える3DCG表現です。
フィールドやダンジョンも、どこかジオラマのような可愛らしさと美しさが共存しています。 フォトリアルな追求ではなく、ドラクエの世界観を「質感」で表現しようという試みは、非常に好意的に受け止められています。
先行プレイ版では、フィッシュベルの波打ち際や、なぞの神殿の神秘的な石造りの質感に注目してください。 光の当たり方や影の表現が、これまでのドラクエにはなかった独特の空気感を生み出しています。
ドールルックとフォトリアルの対比
最近の超大作RPGは実写のようなリアルさを求めがちですが、ドラクエ7のような「童話的な切なさ」を持つ物語には、この温かみのある質感が最適解だと感じます。 特にムービーシーンから操作画面への移行がスムーズで、まるで自分が動くジオラマの中にいるような感覚を味わえます。
職業システムの大幅な再構築(Reimagined)
今回のリメイクで最も注目すべきは、システムの根幹である「職業システム」の変更です。 今作では以下の2つの新要素が追加されています。
- 職業の「かけもち」が可能に 物語を進めると、同時に2つの職業に就くことができるようになります。 これにより、戦士のパワーと魔法使いの呪文を両立させたり、僧侶と武闘家を組み合わせて回復できるアタッカーを作ったりと、戦略の幅が飛躍的に広がります。
- バーストチャージと職業特性 各職業には固有の「職業特性」があり、バトル中に「バーストチャージ」状態になるとこれを発動できます。 ピンチをチャンスに変える強力なアクションが用意されており、コマンドバトルに現代的なアクセントを加えています。
先行プレイ版の範囲(ウッドパルナまで)ではまだ職業システムは解放されませんが、バトルのテンポや手触りを通して、将来的なカスタマイズへの期待を感じることができるでしょう。
戦略のインフレとバランス調整
「かけもち」ができるということは、従来のドラクエ7よりもパーティの戦力が大幅にアップすることを意味します。 これに伴い、中盤以降のボスの行動パターンやステータスも、現代基準に「再構築(Reimagined)」されている可能性が高いです。 ライターとしての予想ですが、オリジナル版で猛威を振るった「つるぎのまい」や「どとうのひつじ」といった特技のバランスも調整されていることでしょう。
シナリオと演出のブラッシュアップ
『ドラクエ7』といえば、シリーズ随一の重厚で時に切ないシナリオが有名です。 リイマジンド版では、堀井雄二氏の監修のもと、シナリオやテキスト、イベント演出がいちから再構築されています。
オリジナル版の良さを残しつつ、現代のプレイヤーが遊びやすいように情報整理が行われています。 特に「石版探し」については、かつて多くのプレイヤーを悩ませた要素でしたが、今作ではヒント機能や探索の導線が整理されており、ストレスなく冒険に没頭できる工夫がなされています。
先行プレイ版での「ウッドパルナ」の結末は、リイマジンド版の演出力でより感情に訴えかけるものになっているはずです。 ぜひスキップせずに、丁寧に描かれる物語を楽しんでください。
現代社会に響く「過去を救う」物語
ドラクエ7のテーマは、今ある平和が「誰かの犠牲や努力の上に成り立っている」という歴史の再構築です。 過去の世界で問題を解決し、それが現代に反映される。 この因果関係の表現が、3Dグラフィックによる地形の変化などでより分かりやすく可視化されています。
PC/Steam版でプレイするメリットと注意点
ゲーミングPCならではの高画質設定
PC(Steam/Windows)版でプレイする最大のメリットは、ハードウェアの性能を最大限に活かせることです。 4K解像度への対応や、高いフレームレートでの動作が期待できます。
ドールルックの質感は、高解像度であればあるほどその繊細さが際立ちます。 キャラクターの衣装の編み目や、フィールドの草花の揺れ、魔法のエフェクトなど、家庭用ゲーム機版よりも一段上のビジュアル体験が可能です。
Steam版を検討している方は、自分のPCスペックを確認しておきましょう。 推奨スペックを満たしていれば、ロード時間の短縮も含めて非常に快適な冒険が約束されます。
参考:予想される動作スペック(PC版)
※公式発表に基づいた一般的な目安です
| 項目 | 最低環境(予想) | 推奨環境(予想) |
|---|---|---|
| OS | Windows 10/11 64bit | Windows 10/11 64bit |
| CPU | Intel Core i5-6400 | Intel Core i7-8700 |
| メモリ | 8GB RAM | 16GB RAM |
| GPU | NVIDIA GTX 960 | NVIDIA RTX 2060 |
| ストレージ | 空き容量 50GB以上 | SSD 50GB以上 |
コントローラー(ゲームパッド)の使用推奨
Steam版でプレイする場合でも、操作はコントローラーを使用することを強く推奨します。 ドラクエの伝統的なUIは、キーボードとマウスよりもパッドでの操作に最適化されています。
PlayStation 5のDualSenseや、Xboxコントローラー、Nintendo Switch Proコントローラーなど、Windowsで認識されるものであれば基本的に動作するはずです。 先行プレイ版で自分の持っているコントローラーが正しく動作するか、ボタン配置に違和感がないかを確認しておくのは、製品版をスムーズに始めるための良い準備になります。
PC環境における「Jure(入力遅延)」の対策
一部のゲーミングモニターを使用している場合、垂直同期(V-Sync)をオフにすることで操作感のレスポンスが向上することがあります。 アクション要素は少ないドラクエですが、フィールド探索を快適にするために、先行プレイ版の設定画面でいろいろと試してみるのが良いでしょう。
アカウントの紐付けとクラウドセーブ
Steam版はSteam Cloudに対応しているため、別のPCでプレイする場合でもセーブデータを共有できます。 ただし、先行プレイ版から製品版への引き継ぎを成功させるためには、**「同一のSteamアカウント」**を使用していることが絶対条件です。
家族でアカウントを共有している場合などは、自分のアカウントに先行プレイ版のデータが紐付いているか注意しましょう。 また、Microsoft Store版(Windows版)とSteam版は別物扱いとなるため、クロスプレイ的な引き継ぎはできない可能性が高いです。 購入予定のストアで先行プレイ版を遊ぶのが鉄則です。
デジタルデラックス版とアーリーアクセスの仕組み
48時間のアーリーアクセス権とは
製品版を誰よりも早く遊びたい方に用意されているのが、ダウンロード専用の「デジタルデラックス版」です。 これには、発売の48時間前から本編をプレイできる「アーリーアクセス権」が付属しています。
Steam版の発売日は2026年2月6日ですが、アーリーアクセスを利用すれば2026年2月4日(水)午前2時からプレイが可能になります。 (家庭用ゲーム機版は2月3日午前0時から)
先行プレイ版でウッドパルナまでをクリアしておけば、アーリーアクセス開始と同時に、その続きから最新の冒険をスタートできます。 週末を待たずに冒険をガッツリ進めたい社会人プレイヤーや、最速攻略を目指すライター陣にとっては、この2日間は非常に大きなアドバンテージです。
アーリーアクセス期間中のネタバレ対策
アーリーアクセスは特定の購入者のみが先行して遊べる権利です。 SNSなどでは先行勢によるネタバレが溢れることが予想されます。 自分で遊ぶまでは情報を遮断したい方は、ミュートワードの設定などを今のうちに行っておきましょう。
デジタルデラックス版の同梱アイテム一覧
デジタルデラックス版は、アーリーアクセス権以外にも豪華な特典がセットになっています。 価格は10,978円(税込)で、通常版(8,778円)との差額は約2,200円です。
- ゲーム本編
- 追加DLC3点セット
- 闘技場「伝説への道」(歴代魔王と戦えるコンテンツ)
- DQXI勇者一行なりきり衣装セット
- 冒険お役立ちもりもり福袋(アイテム詰め合わせ)
- 白オオカミのきぐるみ(ガボの見た目装備)
- 48時間のアーリーアクセス権
特にガボの「白オオカミのきぐるみ」はデジタルデラックス版限定の先行入手要素です。 DLC3点セットは後から個別購入(計2,200円)も可能ですが、アーリーアクセス分がお得になる計算です。
DLC「伝説への道」で手に入るロト装備
追加DLCの目玉の一つが、闘技場「伝説への道」です。 ここでは『ドラクエI・II・III』のロト三部作に登場した伝説の魔王たち(竜王、シドー、ゾーマと思わしき影)と戦うことができます。
これらを討伐すると、なんと「ロトのつるぎ」などの超豪華報酬が手に入ります。 『ドラクエ7』の世界にロトの装備を持ち込めるというのは、シリーズファンには堪らない演出です。 序盤から最強クラスの武器を手に入れて無双したい、あるいはコレクションを完璧にしたい方は、デジタルデラックス版でのスタートが最適解でしょう。
闘技場の解禁タイミング
注意点として、DLCの闘技場はゲーム開始直後から遊べるわけではありません。 物語を進めて「闘技場」を解放する必要があります。 先行プレイ版の範囲(ウッドパルナ)ではまだ利用できませんので、製品版での楽しみに取っておきましょう。
オリジナル版(PS版)や3DS版との違いを考察
全てがいちから再構築された「Reimagined」の意味
本作のタイトルに付いている「Reimagined」は、単なるリマスター(解像度アップ)やリメイク(作り直し)を超えた、新しい解釈による再構築を意味しています。
オリジナル版(2000年)は、圧倒的なテキスト量と複雑な謎解き、そして石版システムが特徴でした。 2013年の3DS版リメイクではシンボルエンカウントの採用や石版レーダーの追加などが行われましたが、今回のリイマジンド版はそれら全ての経験を踏めた「決定版」としての立ち位置です。
先行プレイ版でフィッシュベルの町を歩けば、その密度の違いに驚くでしょう。 人々の生活感、建物の細部の作り込み、そしてフル3Dになったことでより広大に感じるエスタード島。 「あの頃遊んだドラクエ7」が、理想の形で目の前に現れる感覚。それがリイマジンドの真髄です。
序盤のテンポ改善と「なぞの神殿」のギミック
オリジナル版最大のハードルと言われたのが、最初の戦闘が発生するまでの時間の長さです。 当時のプレイヤーは、石版を集めて謎を解き、ようやく見知らぬ土地へ降り立つまでに数時間を要しました。
リイマジンド版では、この導入部分にメスが入っています。 先行プレイ版を触れば分かりますが、謎解きの面白さはそのままに、導線がスムーズになり、イベントのテンポが非常に良くなっています。
石版の台座にパーツをはめる際の演出や、神殿内のギミックも直感的に操作できるように調整されています。 「ドラクエ7は序盤が長くて挫折した」という過去を持つ人にこそ、今回の先行プレイ版を試してほしいと思います。
キャラクターの掘り下げと会話システム
『ドラクエ7』の大きな魅力の一つが「仲間との会話」です。 フィールドでも町の中でも、ボタン一つで仲間たちが今どう思っているかを聞くことができます。
リイマジンド版では、この会話テキストも再構築され、よりキャラクターの個性が際立つようになっています。 特にメインヒロインのマリベルについては、その「ツンデレ」っぷり(当時はまだそんな言葉はありませんでしたが)に磨きがかかっています。
先行プレイ版の範囲だけでも、マリベルの愚痴やキーファの冒険への情熱を何度も聞くことができます。 3DCGでの表情の変化も相まって、仲間への愛着がオリジナル版以上に湧く仕様になっています。
ウッドパルナ編を快適にクリアするための攻略アドバイス
主人公・キーファ・マリベルの役割分担
先行プレイ版のパーティ構成は、主人公、キーファ、マリベルの3人です。 ウッドパルナの攻略をスムーズに進めるための基本戦術を解説します。
- キーファ(アタッカー) パーティ随一の攻撃力を誇ります。序盤は彼の通常攻撃が最大のダメージ源です。 HPも高く、壁役としても優秀です。
- マリベル(魔法使い) 「ルカニ」や「ギラ」を習得します。ボス戦では敵の守備力を下げるルカニが極めて重要です。 力は弱いため、物理攻撃は避けて魔法に専念させましょう。
- 主人公(バランス型) 回復と攻撃の両方をこなします。 「ホイミ」を使える唯一の存在となる場面が多いため、常にMPは少し残しておきましょう。
探索のコツと石版の見つけ方
ウッドパルナでの事件を解決するためには、村の中や塔の中を隅々まで探索する必要があります。 今作には「石版レーダー」に近いヒント機能が備わっているため、迷うことは少ないはずです。
ただし、ドールルックによる美しい背景に隠れて、意外な場所に宝箱が配置されていることもあります。 カメラを回して(PC版ならマウスや右スティック)、死角をチェックする癖をつけましょう。 特に、建物の裏側やタル、ツボの中には冒険に役立つアイテムが隠されています。
ボス「ナイトリッチ」戦の対策
先行プレイ版の山場となるのが、ウッドパルナの最深部で待ち受けるボス戦です。 序盤のボスとしてはなかなかの強敵であり、油断すると一気に全滅の危険もあります。
- 推奨レベル: 5以上(できれば6あると安定します)
- 戦術:
- マリベルが「ルカニ」を2回かけ、敵の守備力を限界まで下げます。
- キーファは毎ターン全力で攻撃。
- 主人公は「ホイミ」でキーファのHPを高く保ちます。余裕があれば攻撃。
- 準備: フィッシュベルの「やくそう」を一人5個ずつ持っておくと、MPが切れた際の保険になります。
予約特典と店舗別特典のまとめ
製品版を購入する前に、各ショップでの特典を比較しておきましょう。 PCユーザー(Steam版)以外でも、サブ機としてSwitch版などを検討している方は必見です。
Steam版・ダウンロード版共通特典
- スライムトレイ・銀(Steam特典) しゅび力+10の盾。序盤の生存率を大きく上げてくれます。
- トロデーンの服(早期購入特典) 『ドラクエ8』の主人公になれる衣装。見た目の変化を楽しみましょう。
- 熟練のたね×3(早期購入特典) 職業ランクを上げられる貴重なアイテム。これはゲームバランス上、かなり強力な特典です。
その他の主な店舗特典
| 店舗 | 特典内容(ゲーム内アイテム) |
|---|---|
| e-STORE | スライムピンズ(実物) |
| Amazon | バッチリぼうけんセット |
| ローソン | いのちだいじにセット |
| イオン | ガンガンいこうぜセット |
基本的にはダウンロード版特典の「スライムトレイ」が実用的でおすすめです。 盾は装備できるキャラクターが多く、序盤の守備力+10は目に見えて被ダメージを減らしてくれます。
HD-2D版『ドラクエI&II』との連動特典
もしあなたが、先行して発売されているHD-2D版『ドラゴンクエストI&II』をプレイ済みであれば、そのセーブデータがあるだけで「はやてのリング」が手に入ります。 すばやさが32もアップするこのアクセサリーは、先制攻撃を取りやすくなるため、メタルスライム狩りなどでも大活躍します。
PC版(Steam版)でプレイする場合、同じSteamアカウントにI&IIのデータがあれば自動的に認識されます。 まだ未プレイの方は、2月の発売までにI&IIをクリアしておくのも良いでしょう。
まとめ
今回の『ドラゴンクエストVII Reimagined』は、25年前の衝撃を最新の技術で蘇らせる、まさに記念碑的な作品です。 PC/Steam版の「旅のはじまり先行プレイ版」は、2026年1月8日午前2時から配信開始。 少し配信は遅れますが、その分PCならではの最高画質でウッドパルナの冒険を楽しめます。
セーブデータの引き継ぎ、マリベルの限定衣装、そして新しくなった職業システムの予感。 これら全てを体験できる無料版を逃す手はありません。
今すぐSteamのウィッシュリストに登録し、配信の瞬間を待ちましょう。 あなたの小さな好奇心が、やがて世界を救う大きな力になる――その第一歩は、もうすぐそこです。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。 最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。 ドラクエ7はPS版を3周、3DS版を2周プレイ済みのガチ勢。今回のリイマジンド版も当然デジタルデラックス版を予約済み。






















