編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、「ドラクエ7リイマジンドのクリア後はどれくらい遊べるのか」「エンドコンテンツのボリュームは十分にあるのか」という点が気になっていると思います。
ストーリークリアだけでも膨大な時間がかかる本作ですが、クリア後の世界はそれを凌駕するほどのやり込み要素が詰まっています。
この記事を読み終える頃には、クリア後のボリュームに関する疑問が解決し、これから待ち受ける「修羅の道」へのワクワクが止まらなくなっているはずです。
- クリア後のプレイ時間は本編超えの100時間以上
- 裏ボス「神さま&4精霊」など最凶難易度のバトルが実装
- 闘技場「修羅の道」や図鑑コンプなど収集要素が膨大
- 最強パーティ育成には種集めや熟練度上げが必須
それでは解説していきます。
DQ7リイマジンドのクリア後ボリュームは圧倒的
結論から申し上げますと、『ドラゴンクエストVII リイマジンド』のクリア後要素(エンドコンテンツ)は、近年のRPG作品の中でもトップクラスのボリュームを誇ります。
「このソフト1本で長時間遊べるか?」という質問に対しては、「間違いなく半年は遊べる」と断言できます。
私が実際にプレイして計測した時間は以下の通りです。
| プレイ状況 | 想定プレイ時間 | 備考 |
|---|---|---|
| ストーリークリアまで | 70〜90時間 | 石版探しや寄り道を含む |
| 裏ダンジョン・裏ボス撃破 | +30〜50時間 | レベル上げ・装備収集含む |
| やり込み要素コンプリート | +100時間以上 | 図鑑・称号・種集めなど |
このように、ストーリークリア後からが「本番」と言えるほどのコンテンツ量が用意されています。特に本作「リイマジンド」では、オリジナル版や3DS版にはなかった新規要素が追加されており、過去作をプレイ済みの方でも新鮮な気持ちで、そして絶望的な難易度を楽しむことができます。
なぜこれほどまでに時間がかかるのか。それは単に作業が多いからではなく、「攻略難易度が高い」かつ「報酬が魅力的である」ため、試行錯誤する時間が長くなるからです。
次項からは、具体的な解放要素について詳しく解説していきます。
クリア後の解放要素と追加ダンジョン
エンディングを迎え、スタッフロールを見終わった後にセーブしたデータ。そこから再開することで、DQ7の真の世界が幕を開けます。
主な解放要素は以下の6つです。
- 闘技場「修羅の道」への挑戦権
- 銀の台座による「謎の異世界」への到達
- 伝説の裏ボス「神さま」とのバトル
- 金の台座による「さらなる異世界」への到達
- 新規裏ボス「4精霊」とのバトル
- 最凶の挑戦「神さま&4精霊」とのバトル
これらは順番に攻略していく必要があります。いきなり最強のボスに挑めるわけではなく、段階を踏んでパーティを強化していかなければなりません。
闘技場「修羅の道」に挑戦できる
現代のコスタール城の地下には、カジノと併設された闘技場(コロシアム)が存在します。クリア前は通常のランクマッチしか遊べませんでしたが、クリア後には新モード「修羅の道」が解放されます。
この「修羅の道」こそが、本作のバトルコンテンツの肝の一つです。
修羅の道の特徴
- 連戦形式: 回復の機会が限られた状態で、強力なモンスターチームと連戦を行います。
- アイテム制限: 戦闘中に使用できるアイテムに制限がかけられる場合があります。
- 限定報酬: クリアすることでしか手に入らない「石版」や「最強装備の素材」が入手可能です。
特に注目すべきは、「修羅の道・序」を初回クリアすることで入手できる「ふしぎな石版」です。これは後の「さらなる異世界」へ行くために必須となります。
難易度は非常に高く、ただレベルを上げただけでは突破できません。職業の組み合わせ(ゴッドハンドと天地雷鳴士のバランスなど)や、耐性装備の完備が求められます。私はここで何度も全滅し、熟練度上げのためにフィールドへ戻ることになりました。
銀の台座から「謎の異世界」に行ける
シリーズ恒例の「隠しダンジョン」の一つ目です。なぞの神殿の地下1階、これまで沈黙していた「銀色の台座」がついに機能します。
ここに特定の石版をはめ込むことで、「謎の異世界」へと旅立つことができます。
謎の異世界へ行くための石版入手場所
この石版集め自体が最初の試練です。世界各地を巡り、条件を満たす必要があります。
| 石版の場所 | 入手条件・詳細 |
|---|---|
| 海底都市(現代) | グラコス5世を撃破した後、玉座の後ろを調べる |
| ふきだまりの町 | アントリア撃破後、南西の民家の中で拾う |
| グランエスタード城下町 | クリア後、古井戸の中で拾う |
| メダル王の城 | ちいさなメダル50枚収集の報酬として受け取る |
特に「グラコス5世」はクリア後の現代に出現する隠しボス扱いであり、油断すると痛い目を見ます。
「謎の異世界」内部は、過去のダンジョンのマップを再構成したような構造になっていますが、出現するモンスターは凶悪です。メタルキングも出現するため、ここが最終的なレベル上げの拠点の一つになります。
裏ボス「神さま」と戦える
「謎の異世界」の最奥部。そこには、ストーリー中では語られなかった真実と共に、あのお方が待っています。
そう、裏ボス「神さま」です。
見た目はコミカルなおじいさんですが、その実力は本物。ステータス異常攻撃、全体への大ダメージ攻撃、そして何より「一発ギャグ(行動不能系)」など、多彩な攻撃を仕掛けてきます。
ターン制限への挑戦
神さまとのバトルには、勝利すること以外に「指定ターン数以内で倒す」という条件が存在します。 規定ターン以内で勝利すると、ご褒美として「ふしぎな石版」や「夢のキャミソール」などのレアアイテムをもらえます。
- 1回目: さらなる異世界への石版(金)
- 2回目以降: 優秀な装備品やアイテム
この「ターン短縮」を詰める作業が非常に熱いのです。アルテマソードを連発するか、バイキルトからの正拳突きに賭けるか。プレイヤーの戦術眼が試されます。
金の台座から「さらなる異世界」に行ける
神さまを倒し、特定の石版を集めることで、なぞの神殿にある「金色の台座」が輝き出します。これが第二の隠しダンジョン「さらなる異世界」への入り口です。
ここはリイマジンド版でさらに拡張されたエリアと言われており、マップの複雑さも敵の強さも「謎の異世界」の比ではありません。
金の石版の入手は困難を極める
ここに進むためには、世界中のあらゆる場所から石版をかき集める必要があります。
- サンゴの洞くつ(過去/現代): 地下1階のNPCから入手。過去と現代を行き来するイベントをこなす必要があります。
- 大滝のほら穴: 現代の砂漠周辺にあるダンジョン最奥。
- コスタール闘技場: 前述した「修羅の道・序」のクリア報酬。
- グランエスタード地下道: さいごのカギを使って進んだ先。
- 謎の異世界: ダンジョン内の宝箱と井戸の中。
- 神さま: 撃破報酬。
これらを全て揃えて初めて、真の地獄への扉が開かれます。私はサンゴの洞くつのイベントを見落としており、数時間さまようことになりました。皆さんはNPCの会話を丁寧に拾うようにしてください。
裏ボス「4精霊」と戦える
「さらなる異世界」では、ストーリーで力を貸してくれた「4精霊(炎・地・風・水)」が、実力を試すために立ちはだかります。
彼らは個別に戦うのではなく、連携して襲いかかってくる場合があります。
- 炎の精霊: 圧倒的な火力。メラガイアー級の魔法を連発。
- 地の精霊: 高い防御力と全体攻撃。ジバリア系の最上級魔法を使用。
- 風の精霊: 素早さが高く、バギムーチョや状態異常を付与。
- 水の精霊: 回復と補助を担当。ここを崩さないとジリ貧になる。
それぞれの属性耐性を完璧にした装備で挑まなければ、1ターンで壊滅することも珍しくありません。フバーハやマジックバリアは必須。職業「勇者」や「プラチナキング」の耐性が重要になってきます。
裏ボス「神さま&4精霊」と戦える
そして、本作「リイマジンド」における最大のエンドコンテンツ。それが「神さま&4精霊」との同時バトルです。
これは「さらなる異世界」の最深部、4精霊を倒したさらに奥で待ち受けています。
画面を埋め尽くすほどのボスたちが、1ターンに何回行動するのか分からないほどの猛攻を仕掛けてきます。これはもはやRPGの戦闘というより、パズルのような緻密な計算と、運の要素が絡み合う死闘です。
- 対策: 全員レベル99は当たり前。HP999、MP999を目指して種を集め、最強装備を揃え、仁王立ちなどの特技を駆使する。
このバトルに勝利した時こそ、真に「ドラクエ7リイマジンドを完全攻略した」と胸を張れる瞬間でしょう。
終わりのない「やり込み要素」の数々
ボスを倒すだけがドラクエ7ではありません。コレクター魂を揺さぶる収集要素や、自己満足を極める育成要素も豊富に用意されています。
サブストーリーをクリアする
本編クリア後に入手できる「灰色のふしぎな石版」。これを集めることで、過去の世界の「語られなかった物語」を体験できるサブストーリーが解放されます。
これらはメインストーリーほどの長さはありませんが、本編で悲劇的な結末を迎えた街のその後や、脇役たちの意外なエピソードが描かれています。 クリアすることで現代に新たな島が出現し、そこでしか手に入らないアイテムも存在するため、世界観を深く知りたい方にはたまらないコンテンツです。
ちいさなメダルを100枚集める
ドラクエシリーズおなじみの「ちいさなメダル」。本作では100枚以上のメダルが世界中に散らばっています。
クリア後に行けるダンジョンや、移民の町を最終段階まで発展させることで入手できるメダルもあります。
- メダル王の褒美: 強力な武器(グリンガムのムチなど)や、神秘の鎧などのレア防具。
100枚集めるには、壺やタル、タンスの中はもちろん、地面に落ちているキラキラまで見逃さずに探索する必要があります。「レミラーマ」の呪文や「とうぞくのはな」の特技が手放せません。
せんれきのリストをすべて埋める
メニュー画面から確認できる「せんれき」。ここには以下のリストが存在し、それぞれコンプリートを目指すことができます。
1. 石版リスト(全71種類)
ストーリー進行で手に入るものから、隠しダンジョン、カジノ景品、サブイベントまで。一枚でも欠けると行けない世界があるため、攻略サイトとにらめっこしながらの収集になります。
2. 討伐モンスターリスト(全333種類)
「333種類」という数字が、このゲームのボリュームを物語っています。 単に倒すだけでなく、図鑑説明文を埋める楽しみもあります。中には特定のダンジョンの、特定のフロアにしか出現しないレアモンスターや、転生モンスターも含まれているため、遭遇するだけで一苦労です。
3. 収集アイテムリスト(全476種類)
武器、防具、装飾品、道具、大事なもの。 これらを全て一度は入手しなければなりません。「期間限定イベント」でしか手に入らないアイテムがないか常にヒヤヒヤしますが、リイマジンド版では救済措置がある場合が多いです。それでも、カジノの景品や高額な武具を全て揃えるには、莫大なゴールドとカジノコインが必要になります。
闘技場の記念品を全て入手する
前述した闘技場「修羅の道」だけでなく、通常のランクバトルにもクリア後に追加される高難易度ランクがあります。
これらのバトルを「規定手数以内」でクリアすることで、記念品(トロフィー的なアイテムや実用的な装備)が授与されます。
この「規定手数」が非常にシビアです。 「ガンガンいこうぜ」でAIに任せていては絶対に達成できません。全員の行動を手動で入力し、会心の一撃が出ることを祈るような場面も出てきます。ここで手に入る装備は、裏ボス攻略の助けになる強力なものばかりです。
最強パーティーを作成する(育成の沼)
ドラクエ7の育成システムは「職業(熟練度)」と「レベル」、そして「種(ステータスアップアイテム)」の3軸で構成されています。
職業の極み
基本職、上級職、そして最上級職(勇者、ゴッドハンド、天地雷鳴士など)。さらにモンスター職も存在します。 全てのキャラクターですべての職業をマスターしようとすれば、それだけで数百時間は吹き飛びます。
しかし、全ての職を極めることで、状況に応じた完璧なスキル構成を作ることができます。
- 例: 「におうだち」を覚えたプラチナキング職のキャラクターを作ることで、ほぼ全ての攻撃を無効化する盾役を作成する。
種狩り(ドーピング)
レベル99になってもステータスがカンスト(999)するわけではありません。 最強の「神さま&4精霊」に安定して勝つためには、「ちからのたね」や「まもりのたね」をモンスターからドロップさせ、ひたすらキャラクターに投与する必要があります。 盗賊職を並べてオートバトルを繰り返す日々。これぞドラクエのやり込みの真骨頂と言えるでしょう。
トロフィーをコンプリートする
PS5版やSteam版でプレイしている方にとって、プラチナトロフィーの獲得は最終目標の一つです。
- すべての石版を集めた
- すべての職業をマスターした
- 裏ボスを〇〇ターン以内で撃破した
- カジノでジャックポットを出した
などの条件が設定されています。特に「カジノ関連」や「全職業マスター」は根気が必要です。しかし、これらを全て達成した時の画面に表示される通知は、何物にも代えがたい達成感を与えてくれます。
長時間遊ぶためのコツと心構え
ここまで読んで「ボリュームがありすぎて遊びきれるか不安」になった方もいるかもしれません。 しかし、焦る必要はありません。以下の点を意識して進めることで、ストレスなく長時間楽しむことができます。
1. 移民の町をこまめに発展させる
クリア後の攻略をスムーズにするためには、移民の町の発展が不可欠です。最終形態でしか買えない装備や、カジノの景品が攻略の鍵を握ります。すれ違い通信(または擬似的なネット通信機能)を利用して、早めに住人を集めておきましょう。
2. 熟練度上げのスポットを確保する
効率的に熟練度を上げる場所を知っておくことが重要です。 「クレージュ周辺」や「魔王像周辺」など、敵が弱く出現数が多い場所、あるいは「謎の異世界」のように経験値も同時に稼げる場所。目的によって狩場を使い分けましょう。
3. モンスターの心を大切に
モンスター職になるための「モンスターの心」は、ドロップ率が低い貴重品です。手に入れたらすぐに使わず、どのキャラクターをどのモンスター職にするか計画を立ててから使用することをおすすめします。特に「エビルエスタークの心」などは超レアです。
まとめ:DQ7リイマジンドは「一生遊べる」RPGだ
ここまで『ドラゴンクエストVII リイマジンド』のクリア後要素について解説してきました。
改めて要点を整理します。
- プレイ時間は青天井: 裏ダンジョン、裏ボス、図鑑埋めを含めれば100〜200時間は余裕で遊べます。
- 歯ごたえのある戦闘: 「修羅の道」や「神さま&4精霊」は、シリーズ屈指の難易度を誇り、ガチ勢も唸る完成度です。
- 収集癖を刺激する: 石版、メダル、図鑑と、集めるものが尽きません。
「このソフト1本で長く遊びたい」と考えている方にとって、本作はこれ以上ない選択肢です。コストパフォーマンスという観点で見れば、最強の部類に入るでしょう。
クリア後の世界は、平和になったはずの世界に潜む「さらなる脅威」と「未知の冒険」に満ちています。 ぜひ、あなたの手で石版を完成させ、全ての謎を解き明かしてください。
私も今夜は「まもりのたね」を集めるために、謎の異世界に潜る予定です。 それでは、良きドラクエライフを!
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。




















