編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年11月14日に発売された待望の新作「Call of Duty: Black Ops 7(BO7)」の製品版の評判や、ベータ版からどう変わったのかが気になっていると思います。
前作BO6が後半のボリューム不足で賛否両論だっただけに、今作こそはと期待と不安が入り混じっていた方も多いでしょう。
ご安心ください。 私自身、発売日から睡眠時間を削ってやり込んでいますが、結論から言うと**「BO7は近年のCoDで最高のスタートを切った傑作」**だと断言できます。
今回のレビューでは、BO7がなぜ「神仕様」とまで言われるのか、その圧倒的なボリュームと革新的なシステムについて、ベータ版との違いも交えながら徹底的に解説していきます。
この記事を読み終える頃には、BO7の魅力と、今すぐ戦場へ飛び込みたくなる理由が明確に解決しているはずです。
- 圧倒的ボリュームで前作の不満を完全払拭
- SBMM(スキルベースマッチメイキング)の大幅緩和
- 「武器プレステージ」による革新的なガンスミス
- 地上戦と空中機動が融合した新ムーブメント
それでは解説していきます。
Call of Duty: Black Ops 7 (BO7) とは?BO6の反省を活かした「原点回帰」と「未来」の融合
まずはBO7がどのような作品なのか、基本情報と最大の注目点からおさらいしていきましょう。
BO7は、Treyarch(トレイアーク)開発による「ブラックオプス」シリーズの最新作です。 前作BO6は現代戦に近い設定でしたが、今作はBO2やBO3を彷彿とさせる、しかしそれらとは異なる「近未来」が舞台となっています。
待望の「未来戦」!BO7の世界観と設定
BO7の舞台は、BO6の数十年後、2070年代のサイバーパンクと荒廃が混じり合う世界です。 BO3のような完全なサイボーグ兵士やウォールラン(壁走り)が主流ではなく、身体能力を強化する「エグゾスケルトン」の初期型や、光学迷彩、ドローン技術が戦場の中心となっています。
この「やりすぎない未来感」が、BO3やBO4で確立されたスピーディーな戦闘と、BOシリーズ伝統の地上戦の駆け引きを見事に両立させています。
ベータ版の時点で、この独特な世界観とスピード感は高く評価されていましたが、製品版ではさらにマップの多様性が増し、未来設定の魅力が深まっています。
前作BO6の課題だった「ボリューム不足」を徹底改善
前作BO6は、ゲームプレイの根幹は良かったものの、特にシーズン中盤以降のコンテンツ不足(マップや武器の追加ペースの遅さ)が大きな不満点でした。
運営もこの点を重く受け止めており、BO7は**「発売時点での圧倒的ボリューム」**を最優先事項として開発されたと公言しています。
実際に製品版をプレイして、その言葉が嘘ではないことを痛感しました。
| コンテンツ種別 | 前作 BO6 (発売時) | 今作 BO7 (発売時) | 備考 |
|---|---|---|---|
| マルチプレイヤーマップ (6v6) | 12マップ | 18マップ | 完全新規マップ14 + リメイク4 |
| キャンペーン | 約6時間 | 約10時間 | 複数の分岐エンディングあり |
| ゾンビモード | 1マップ | 2マップ | 新規ストーリー + 伝統的なラウンドベース |
| 武器総数 | 30種 | 45種 | 各カテゴリにバランス良く配置 |
ご覧の通り、すべての主要モードでコンテンツ量が前作を大幅に上回っています。 特にマルチプレイヤーのマップ数は、近年のCoDでは異例の多さであり、開発の本気度が伺えます。 これだけでも、BO6で感じた「物足りなさ」は完全に解消されたと言えるでしょう。
最大の英断!SBMM(スキルベースマッチメイキング)の仕様変更
そして、BO7最大の注目点がSBMM(スキルベースマッチメイキング)の大幅な緩和です。
MW2019以降、CoDのカジュアルマッチ(クイックプレイ)には非常に強力なSBMMが導入されていました。 これは、プレイヤーの直近の成績(K/Dなど)に基づいて、常に自分と同じレベルの強敵とマッチングさせられるシステムです。
このため、「カジュアルに遊びたいのに、毎試合がプロリーグの決勝戦のように疲れる」「少し活躍すると次の試合は一方的に蹂躙される」といった不満がコミュニティに蔓延していました。
BO7では、このシステムに大きなメスが入りました。
- クイックプレイ(デフォルト): SBMMが大幅に緩和(あるいは撤廃)されました。マッチングは主に「回線品質(Ping)」が優先されます。これにより、BO2やBO3の頃のような、強い人も弱い人も入り混じる、良い意味で「カオス」な戦場が戻ってきました。
- スタンダードモッシュピット(ランクプレイの練習用): こちらは従来通りのSBMMが適用されます。常に真剣勝負がしたい競技志向のプレイヤーは、こちらを選択することが推奨されています。
この仕様変更により、「仕事(学校)終わりにリラックスして遊びたい」「色々な武器や戦術を試したい」という大多数のプレイヤーのニーズが満たされました。 ベータ版でもこの傾向はありましたが、製品版ではさらに顕著になっており、SNS上でも「昔のCoDが帰ってきた!」と歓喜の声が上がっています。
BO7の「神仕様」たる所以!革新的なゲームシステムを徹底解剖
BO7の魅力は、ボリュームやSBMMの改善だけではありません。 ゲームプレイの核となる部分に、プレイヤーを夢中にさせる「神仕様」がいくつも導入されています。
ムーブメント革命:「壁キックジャンプ」と「360°オムニムーブメント」の融合
今作のムーブメントシステムは、CoDの新たなスタンダードとなり得る完成度です。
BO6で導入された「360°オムニムーブメント」(どの方向にもスライディングやダイブが可能)は引き継ぎつつ、BO3のようなブーストジャンプやウォールランは廃止されました。
その代わりに追加されたのが**「壁キックジャンプ」**です。
これは、壁に向かってジャンプすると、その壁を一度だけ蹴って、さらに高く、あるいは異なる方向へジャンプできる新アクションです。 ブーストジャンプのように無限に空中を飛び回ることはできませんが、一瞬の機動で敵の射線を切ったり、予想外の高所を取ったりすることが可能です。
地上戦と空中戦の絶妙なバランス
この「壁キックジャンプ」は、あくまで「地上戦の駆け引きを拡張する」ためのスパイスとして機能しています。 BO3やAW(アドバンスド・ウォーフェア)のように、戦闘のほとんどが空中で行われることはありません。
しかし、要所要所でこのアクションを使いこなせるかどうかで、生存率やキルレートが大きく変わってきます。 例えば、角待ちしている敵に対し、普通に曲がるのではなく、壁キックで頭上を飛び越えて奇襲するといった戦術が可能になりました。
ベータ版ではやや挙動が不安定な部分もありましたが、製品版では入力感度が最適化され、非常に直感的でスムーズな操作が可能です。 この新しいキャラコン(キャラクターコントロール)を習得するプロセスが、今作の大きな楽しみの一つとなっています。
やり込みの「沼」!武器プレステージとオリジナルアタッチメント
私がBO7を「神仕様」と呼ぶ最大の理由が、この新しいガンスミスシステムです。
BO6やMWシリーズのガンスミスは、アタッチメントが豊富に見えても、実際には「反動制御」や「エイム速度」を上げるためのテンプレカスタムが固定化しがちでした。 武器レベルを最大にしても、特に達成感がなかったのです。
BO7は、この「武器レベル上げのダルさ」を根本から解決しました。
武器レベルMAXからが本番
今作では、武器レベルが最大(例えばレベル50)に達すると、**「武器プレステージ」に突入できます。 これは、武器レベルをリセットする代わりに、その武器専用の「オリジナルアタッチメント」**を解放できるシステムです。
このオリジナルアタッチメントは、通常のどのアタッチメントとも異なる、強力でユニークな効果を持っています。 これこそが、ベータ版にはなかった製品版の最大のサプライズでした。
注目オリジナルアタッチメントの例
- AK-27 (AR): 「ハイパーラピッドファイア」 レートが大幅に上昇する代わりに、水平反動もわずかに増加する。これを解放すると、AK-27はARでありながらSMGクラスのキルタイムを発揮する近距離のモンスターへと変貌します。
- MXR-17 (スカー風AR): 「ヘビーキャリバー弾」 フルオート射撃が「セミオート」に固定される代わりに、威力が劇的に上昇。ヘッドショット1発、胴体2発で敵をキルできる、マークスマンライフルに近い運用が可能になります。
- ライデン-45K (SMG): 「ステルス・インテグレーター」 サプレッサー効果に加え、敵のミニマップに一切映らなくなる(ゴーストパークと同様の効果)特殊バレル。隠密行動に特化したカスタムが可能です。
このように、武器プレステージを回すことで、一つの武器が全く異なる性能(別銃化)になるのです。 「あの武器のオリジナルアタッチメントはどんな効果だろう?」という好奇心が、レベル上げの強力なモチベーションとなり、ガンスミスの奥深さを何倍にも高めています。 全武器のオリジナルアタッチメント解放を目指すだけで、この1年間は余裕で遊べると感じています。
戦略が加速するパークシステムと「コンバットボーナス」
パークシステムはBO6のシステムを踏襲しており、「赤(機動・隠密)」「青(防衛・情報)」「緑(支援・ユーティリティ)」の3カテゴリから1つずつ選択します。
今作のキモは、このパークの組み合わせによって発動する**「スペシャル(コンバットボーナス)」**です。 特定の組み合わせを選ぶと、パッシブ(常時発動)の追加効果が得られます。
例えば、
- 赤「ライトウェイト」 + 青「スカベンジャー」 + 緑「ストラテジスト」 = スペシャル**「オペレーター」**が発動。 効果: 武器の切り替え速度が上昇し、タグ(キルコンファームド)回収時のスコアストリークポイントが2倍になる。
この「オペレーター」ボーナスが非常に強力です。 実際に私がキルコンファームドをプレイした際、この組み合わせでタグを積極的に回収したところ、UAVやケアパッケージが面白いように溜まっていきました。
このように、自分のプレイスタイルやルールに合わせてパークの組み合わせを試行錯誤する楽しみが追加されています。
ケアパケが熱い!スコアストリークのバランスと魅力
BO7のスコアストリークは、BOシリーズの集大成とも言えるラインナップです。 RCXD、ヘルストーム、攻撃ヘリといったお馴染みのものから、今作最強の呼び声高い**「Dion(ディオン)」**まで、戦場を派手にするストリークが揃っています。
「Dion」は、BO2の「スウォーム」枠に相当し、無数の小型ドローンを放出して敵を自動で殲滅する、まさに戦場の支配者です。
ケアパッケージのロマン
今作、特に注目したいのが「ケアパッケージ」です。 前述の「ストラテジスト」パークのおかげで非常に出しやすく、その中身も豪華です。
私も初日のプレイで、なんとケアパッケージからこの「Dion」を引き当てることに成功しました。 低コストで高コストストリークを狙えるロマンは、CoDの醍醐味の一つです。
また、スコアストリーク自体にも「オーバークロック」という強化要素(例:ハンドキャノンをデュアル化する)があり、やり込み要素となっています。
フィールドアップグレードとタクティカルの進化
フィールドアップグレード(時間でリチャージされる特殊装備)とタクティカル(フラッシュバンなど)も進化しています。
特にフィールドアップグレードは、レベルを上げることで「オーバークロック」が可能になり、2種類の強化効果から1つを選んで付与できます。
例えば「アサルトパック」(弾薬補給)なら、
- リチャージ速度を速める
- 弾薬補給時にボーナスポイントを獲得する といった選択が可能です。
タクティカルも同様に2つの効果を選択できるものがあり(例:範囲が広がるスタン or 効果時間が延びるスタン)、カスタマイズの幅が広がっています。
圧巻のコンテンツ量!BO7の全モードレビュー
BO7の凄さは、ゲームシステムの革新性だけではありません。 前述の通り、すべてのモードが発売時点とは思えないほどの物量でプレイヤーを圧倒します。
息をのむ展開!キャンペーンモードのストーリーと評価
今作のキャンペーンは、BO6のストーリーから数十年後、ブラックオプスシリーズの核心に迫る重厚な物語が展開されます。 プレイ時間は約10時間と、近年のCoDキャンペーンとしてはかなりの長尺です。
ネタバレは避けますが、BO7のキャンペーンは「サイバーパンク・スリラー」と呼ぶにふさわしい内容でした。 プレイヤーは、記憶を失ったエリート兵士として、世界規模の陰謀を阻止するために戦います。
特筆すべきは、BO2で好評だった「分岐ミッション」と「マルチエンディング」が復活している点です。 ミッション中のプレイヤーの選択や行動によって、ストーリーの展開や結末が変化します。 ただの一本道シューターではなく、リプレイ性の高い濃厚な体験が可能です。
グラフィックは実写と見紛うクオリティに達しており、特に近未来の都市描写やサイバー空間の表現は圧巻の一言。 CoDのキャンペーン史上、最高傑作の一つと評価されることは間違いないでしょう。
シリーズ最高傑作か?ゾンビモードの新要素とマップ
Treyarch開発と言えば「ゾンビモード」です。 前作BO6のゾンビは、従来のラウンドベースとオープンワールド型(Outbreak)の融合を目指しましたが、やや中途半端な印象も否めませんでした。
BO7のゾンビは、ファンの声を完璧に反映しています。 発売時点で2つの全く異なるマップが用意されています。
- 「シャドウ・オブ・アサイラム」(新規ストーリー) 今作のメインストーリーとなるマップ。舞台は放棄されたサイバーパンク精神病院。 広大なマップに散りばめられた謎解き(イースターエッグ)は、過去最高難易度との呼び声も高く、攻略しがいがあります。 新システムの「サイバー・コア」(一時的に特殊能力を発動)が戦略の鍵を握ります。
- 「リバース・ラボ」(クラシック・ラウンドベース) BO1やBO2を彷彿とさせる、純粋なラウンドベースのサバイバルマップ。 複雑な謎解きは控えめで、「いかに高ラウンドまで生き残るか」というゾンビモードの原点を楽しみたいプレイヤー向けです。
この2つのマップが最初から遊べることで、コアな謎解きファンからカジュアルなサバイバルファンまで、すべてのゾンビプレイヤーが満足できる布陣となっています。
新たな大規模戦闘「ウォーゾーン・ネクサス」とは?
従来の「ウォーゾーン」とは別に、BO7には「ウォーゾーン・ネクサス」という新しい大規模モードが搭載されています。 これは、BF(バトルフィールド)シリーズの「コンクエスト」や「ラッシュ」にインスパイアされた、64人対64人(合計128人)の目標ベースの大規模戦闘モードです。
広大なマップでビークル(乗り物)を駆使し、拠点を奪い合うダイナミックな戦闘が楽しめます。 CoD伝統のキルストリークも使用可能で、BFの戦略性とCoDのスピード感が融合した、全く新しい体験を提供してくれます。
このモードだけでも一つのゲームとして成立するほどのクオリティであり、今後のアップデートでさらにマップやルールが追加されることが期待されます。
マルチプレイヤー徹底レビュー!注目武器とマップ評価
とはいえ、多くのプレイヤーが最も時間を費やすのは、やはり6v6のマルチプレイヤーでしょう。 ここでは、私がやり込んだ上で感じた注目武器やマップについてレビューします。
初期武器から強武器まで!注目アサルトライフル(AR)とカスタム例
ARは今作も激戦区であり、バランスの取れた武器が揃っています。
- M-15 MOD (初期武器) 初期武器と侮ってはいけません。反動が素直で扱いやすく、中距離での安定性は抜群です。 まずはこの武器でBO7の基礎を学ぶのが良いでしょう。 武器プレステージのオリジナルアタッチメント「高速リロードマガジン」を解放すると、継戦能力が飛躍的に向上します。
- AK-27 前述の通り、武器プレステージでの「ハイパーラピッドファイア」解放が前提ですが、解放後は最強のAR候補筆頭です。 解放まではやや反動が強いですが、使いこなす価値は十分にあります。
- ピースキーパー Mark I (リメイク武器) BO2で人気を博したピースキーパーが、BO7の世界観に合わせてリファインされて登場。 ARとSMGの中間のような性能で、機動性と火力を両立したいプレイヤーにおすすめです。
乱戦の主役!注目サブマシンガン(SMG)とカスタム例
壁キックジャンプなどの新ムーブメントとSMGの相性は抜群です。
- ライデン-45K 高いレートと機動性を誇る、典型的な突撃型SMG。 武器プレステージの「ステルス・インテグレーター」による隠密性能は、敵の背後を取り続ける立ち回りを強力にサポートします。
- MPC-25 (MP7風) BO2のMP7を彷彿とさせる、低反動・高レート・長射程の万能SMG。 反動制御が非常に容易なため、SMG初心者から上級者まで幅広く愛用されています。 遠距離の敵にも対応しやすいため、腐る場面がありません。
唯一の懸念点?LMGとその他武器カテゴリの現状
製品版で唯一「ボリューム不足」を指摘するとすれば、LMG(ライトマシンガン)のカテゴリです。 発売時点では「MK-78」と「XM-325」の2種類しか存在しません。
どちらも性能は悪くないのですが、選択肢が少ないのは事実です。 この点は、今後のシーズンアップデートでの早期追加を期待したいところです。
一方で、マークスマンライフルやスナイパーライフルは、BOシリーズらしい「ロマン」のある武器が揃っています。 特に3点バーストSRの「クリオ・イオン」は、使いこなせば圧倒的な制圧力を発揮します。
発売初期マップの構成と評価
発売時の18マップ(6v6用)は、質・量ともに完璧です。 Treyarch伝統の「3レーン構成」を基本としつつも、壁キックジャンプを活かせる高低差や裏取りルートが巧妙に設計されています。
- インプリント(雪山マップ): ベータ版でもプレイできたマップ。中央の開けたエリアと、左右の室内戦エリアが明確に分かれています。高低差が激しく、壁キックジャンプの練習に最適です。
- ネオン・シティ(サイバーパンク都市): BO7の世界観を最も象徴するマップ。入り組んだ路地とネオンが輝く広場での戦闘が特徴です。
- Nuketown 2075 (リメイク): もはや説明不要の、ブラックオプスシリーズの「顔」。未来風にアレンジされていますが、カオスな近距離戦の楽しさは健在です。
リメイクマップもファンサービスに留まらず、新ムーブメントに合わせてしっかりと再設計されており、新鮮な気持ちでプレイできます。
BO7は「買い」か?初心者・復帰者へのアドバイス
ここまでBO7の魅力を語ってきましたが、最後に「結局、BO7は買いなのか?」という疑問にお答えします。
ベータ版からの改善点まとめ
ベータ版をプレイして「製品版を買うか迷っている」という方もいるでしょう。 製品版は、ベータ版のフィードバックを見事に反映しています。
- 武器プレステージ(オリジナルアタッチメント)の実装: ベータ版最大の懸念点だった「やり込み要素の薄さ」を完全に克服しました。
- ムーブメントの最適化: 壁キックジャンプやスライディングの操作性が向上し、より直感的になりました。
- 武器バランスの調整: ベータ版で強すぎた武器は適切に弱体化され、初期武器でも戦える良好なバランスです。
- 圧倒的なコンテンツ量: ベータ版では触れられなかったキャンペーン、ゾンビ、新マップが期待を遥かに上回るクオリティです。
ベータ版で少しでも「面白いかも」と感じたなら、製品版はその面白さが10倍になっていると保証します。
SBMM緩和環境での立ち回り方
SBMMが緩和されたことで、CoDに復帰したいと考えている方にも絶好の機会です。 ただし、SBMMがないということは、「とんでもなく強い猛者」と同じマッチに放り込まれる可能性もあるということです。
復帰者や初心者が楽しむコツは、「K/D(キルデス比)を気にしすぎないこと」です。 時には一方的にやられることもあるでしょう。 しかし、次の試合では自分が無双できるチャンスも必ずあります。
まずはデスを恐れずに、壁キックジャンプなどの新ムーブメントを練習し、UAVやスカウトパルスで敵の位置を把握する癖をつけましょう。
まず何から始めるべき?おすすめのゲームモードと武器解放
BO7はコンテンツが非常に多いため、何から手をつけるか迷うかもしれません。
- キャンペーン: まずはキャンペーンをクリアすることをおすすめします。BO7の世界観を深く知れるだけでなく、マルチプレイヤーの基本的な操作や武器の感覚を掴むのに最適です。
- マルチプレイヤー (キルコンファームド): 操作に慣れたら、マルチプレイヤーの「キルコンファームド」に参加しましょう。 このルールは、キルだけでなく「タグの回収」でもスコアが稼げるため、初心者でもチームに貢献しやすいです。 パーク「ストラテジスト」を装備してタグを回収し、スコアストリークを出す楽しさを体験してください。
- 武器レベル上げ: 初期武器の「M-15 MOD」を使い込み、まずはこの武器のレベルを最大にして「武器プレステージ」を体験してみるのが良いでしょう。
まとめ
Call of Duty: Black Ops 7は、前作BO6の反省を完璧に活かし、シリーズの伝統と革新的な新要素を見事に融合させた「傑作」です。
SBMMの大幅緩和によって「カジュアルに楽しむCoD」が帰ってきたこと。 「武器プレステージ」という、無限に遊べる「やり込みの沼」が用意されたこと。 そして、キャンペーン、マルチ、ゾンビの全モードが、発売時点とは思えない圧倒的なボリュームで提供されたこと。
これらはすべて、開発が本気でプレイヤーの声に耳を傾けた結果に他なりません。 BO6で一度はCoDから離れてしまった人も、シリーズに初めて触れる人も、BO7は自信を持っておすすめできる作品です。
この1年間、我々ゲーマーを熱狂させてくれる最高の戦場が、ここにあります。 ぜひ、あなたもBO7の世界に飛び込み、この「神仕様」を体験してみてください。







