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【レクイエム】前作「Shadow of Rose」との繋がりを徹底解説|バイオハザード9

編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、バイオハザードシリーズ最新作『バイオハザード レクイエム』が、前作『ヴィレッジ』のDLC「Shadows of Rose」の続きなのか、2038年の世界が描かれるのかが気になっていると思います。

この記事を読み終える頃には、最新作の時系列や前作との繋がり、そして注目の新要素についての疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  • 前作「Shadows of Rose」の直接的な続編ではない
  • 主人公は「アウトブレイク」のアリッサの娘グレース
  • 物語は独立した新しいストーリーラインで展開
  • 2026年2月27日に発売予定のナンバリング9作目

 

それでは解説していきます。

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ナンバリング最新作「レクイエム」の時系列と舞台設定

ナンバリング最新作「レクイエム」の時系列と舞台設定

まず、多くのファンが最も気にしている「時系列」について解説していきましょう。結論から言えば、『バイオハザード レクイエム』は前作『ヴィレッジ』のDLC「Shadows of Rose」で描かれた2038年の世界線とは異なる、あるいは直接的な続きではない可能性が非常に高いです。

「Shadows of Rose」では、イーサン・ウィンターズの娘であるローズマリーが成長した姿(16年後)が描かれました。そのため、「バイオハザード9はローズが主人公になり、2038年以降の話になるのではないか?」という予測が多くの考察班からなされていました。しかし、今回公開された情報やプレイデモの内容を精査すると、その予想は裏切られる形となっています。

本作の物語は、過去のシリーズ、特に直近の「7」や「ヴィレッジ」から独立した、新しいストーリーラインとして構築されていることが判明しています。開発者インタビューでも「ナンバリング9作目と銘打っているが、スピンオフあるいは全く独立した新しい物語の1本目のような印象」と言及されており、かつての「バイオハザード7」がそれまでのアクション路線からホラー路線へ大きく舵を切ったときのような、シリーズのリセットに近い構成になっているようです。

過去作「ヴィレッジ」およびウィンターズ家との関係性

では、ウィンターズ家の物語はどうなったのでしょうか。現段階の情報では、クリス・レッドフィールドがBSAAに殴り込みに行くという『ヴィレッジ』のエンディング後の展開や、ローズのその後が描かれるわけではないようです。

今回の『レクイエム』では、これまでとは全く異なる場所、異なる登場人物にスポットが当てられています。具体的には、「ラクーンシティ」というシリーズの原点とも言える場所が舞台の一つとして登場することが明言されていますが、物語の主軸はそこから派生した別の事件にあります。

これは、シリーズファンにとっては少し寂しいことかもしれませんが、同時に「予備知識なしで楽しめる新しいバイオハザード」としての側面を強調しているとも言えます。ウィンターズ家の物語は『ヴィレッジ』とそのDLCで一旦の完結を見たと考え、本作では新たな恐怖の幕開けを楽しむのが正解でしょう。

主人公「グレース・アッシュクロフト」と「アリッサ」の因縁

本作の主人公は「グレース・アッシュクロフト」。彼女はFBIの分析官であり、これまでのシリーズ主人公のような特殊部隊員や超人的な身体能力を持つ人物ではありません。

ここで注目すべきは、彼女の母親の存在です。母の名は「アリッサ・アッシュクロフト」。古参のファンならピンとくる名前でしょう。そう、彼女は『バイオハザード アウトブレイク』シリーズに登場した新聞記者、あのアリッサです。

物語のプロローグでは、8年前に「レウットホテル」という場所で起きた惨劇が描かれます。当時、アリッサとグレースはこのホテルに滞在していましたが、そこで謎の組織あるいは人物に襲撃されます。アリッサは常に何者かに追われているような素振りを見せており、結果としてグレースの目の前で殺害されてしまいます。

この「8年前の事件」が物語の大きな鍵を握っています。グレースは母の死の真相を探るため、そして新たな変死事件の調査のために、現在は廃墟となっているレウットホテルへ再び足を踏み入れることになるのです。この設定だけで、過去作(特にアウトブレイク)との繋がりを強く感じさせますが、それはウィンターズ家の物語とは別のベクトルでの「過去との繋がり」と言えます。

2038年説が否定される根拠と実際の時代背景

なぜ「2038年説」が否定されるのか、もう少し掘り下げてみましょう。

まず、主人公グレースの設定です。彼女は「8年前」に母を失い、その後FBI捜査官として成長しています。もし舞台が2038年だとすれば、8年前は2030年となり、現在我々が生きている時代よりも未来の話になってしまいます。しかし、公開された映像や設定を見る限り、極端な近未来ガジェットが登場するわけではなく、現代的な世界観で描かれています。

また、開発インタビューにおいて「ラクーンシティを出したいというのが最初に来ている」という発言があります。ラクーンシティの事件(1998年)との関連性を深く描くのであれば、あまりに未来すぎる設定は物語のリンクを弱めてしまう可能性があります。

これらの要素から、本作の時代設定は「現代(2025年〜2026年付近)」である可能性が高いと推測されます。つまり、「ヴィレッジ」本編の数年後、あるいは同時間軸に近い設定であり、ローズが活躍する遥か未来の話ではないのです。

新たな恐怖の舞台「療養所」と「レウットホテル」

今作の主な探索舞台として判明しているのが「レウットホテル」と「療養所」です。これらはラクーンシティとは別の場所にあるとされています。

特にゲームプレイデモで公開された「療養所」は、本作の恐怖の象徴となる場所です。建物内には病室が点在し、医療器具や薬品が散乱しています。ここでグレースは何らかの実験の被験体として拘束され、「デキサフィル」という謎の薬品を投与された状態から脱出を図ることになります。

「バイオハザード」といえば洋館や警察署、村といった閉鎖空間での恐怖が特徴ですが、今回は「療養所」という、生と死が隣り合わせの場所が選ばれました。精神的な圧迫感を与えるロケーション選びは、本作が「原点回帰」や「純粋なホラー」を目指していることを示唆しています。

敵クリーチャーの正体と「光」のギミック

敵の存在も本作の独自性を際立たせています。今回確認されているのは、開発コードネーム「ビッグママ」と呼ばれる巨大な女性のクリーチャーです。

このクリーチャーには「光に弱い」という明確な弱点があります。強い光を浴びると表皮が溶け出す描写があり、プレイヤーは「明かり」を頼りに逃げ回ることになります。しかし、本作の意地悪なところは「安全地帯が絶対ではない」という点です。

これまでのシリーズでは、セーブ部屋や明るい場所は絶対的な安全地帯(アンチ)であることが多かったのですが、本作では電気が突然遮断され、安全だと思っていた場所が瞬時に死地へと変わる演出が盛り込まれています。

また、療養所の職員や研究員らしき死体も発見されており、それらは皮膚が腐敗したような状態になっています。これらがゾンビ化して襲ってくるのか、あるいは別の変異を遂げるのかはまだ不明ですが、「感染」というキーワードは健在のようです。

ナンバリング最新作「レクイエム」のゲームシステムと新要素

一人称視点と三人称視点の切り替えシステム

『バイオハザード7』で導入され、恐怖への没入感を高めた「一人称視点(FPS)」。そして『RE:2』以降のスタンダードとなった「三人称視点(TPS)」。本作では、なんとこの両方をプレイヤーが自由に切り替えて遊ぶことができるようです。

これは非常に画期的な仕様です。 「恐怖をダイレクトに感じたい」というプレイヤーは一人称視点を、「キャラクターのアクションや周囲の状況を把握したい」「画面酔いしやすい」というプレイヤーは三人称視点を選択できます。

私個人の見解としては、三人称視点でのプレイをおすすめしたい理由があります。それは、主人公グレースの「モーション」に本作の魅力が詰まっているからです。彼女は訓練された兵士ではありません。恐怖のあまり足がもつれたり、逃げる際に転びそうになったりと、人間味あふれる弱々しいリアクションを見せます。これこそが、本作の恐怖演出の肝であり、三人称視点だからこそ味わえる没入感と言えるでしょう。

主人公「グレース」の能力と「弱さ」の演出

先ほども触れましたが、グレースは「弱い主人公」として描かれています。FBI分析官としての知性や洞察力は優れていますが、戦闘能力に関しては素人同然です。

初期状態では「ガード」すらできない可能性が示唆されています。『7』や『ヴィレッジ』において、ガードは生存のための必須テクニックでしたが、それが使えないとなると、プレイヤーは「逃げる」か「隠れる」か、あるいは限られた資源で「抵抗する」かのシビアな判断を迫られます。

しかし、開発インタビューによれば、彼女は物語を通じて成長していくとのこと。最初は恐怖に震え、逃げ惑うだけの存在だった彼女が、母の死の真相に近づくにつれてどのように強く変化していくのか。プレイヤー自身のスキル向上と、キャラクターの精神的な成長がリンクするようなゲーム体験が期待できます。

アイテム管理とサバイバル要素の回帰

バイオハザードの醍醐味である「アイテム管理」も健在です。おなじみの「グリーンハーブ」が登場し、調合システムも継承されています。また、完全回復アイテムとして「回復アンプル」というアイテムも確認されています。

興味深いのは「空のインクリボン」の存在です。近年の作品ではオートセーブが主流となり、インクリボンによるセーブ回数の制限は廃止されていました。しかし、アイテムとして存在するということは、高難易度モードや特定の条件下でのセーブ制限、あるいは『アウトブレイク』のように何らかの別の用途があるのかもしれません。

弾薬や回復薬が枯渇する恐怖、アイテムスロットの管理、そして「いつセーブするか」という葛藤。これらサバイバルホラーの基本要素が、最新のグラフィックとシステムでどのようにブラッシュアップされているのか、非常に楽しみなポイントです。

今作の期待値とシリーズにおける位置づけ

「アウトブレイク」ファンへのサプライズ

今回、最も衝撃的だったのはやはり「アリッサ・アッシュクロフト」の登場でしょう。『アウトブレイク』は外伝的作品でありながら、その高い難易度と協力プレイの面白さで根強いファンを持つ作品です。

これまでナンバリングタイトルとの接点はあまり描かれてきませんでしたが、ここに来てまさかのアリッサの娘が主人公になるとは、誰も予想していなかったのではないでしょうか。これは、カプコンが過去の派生作品も含めた「バイオハザード・ユニバース」全体を大切にしている証拠であり、長年のファンに対する大きなサプライズと言えます。

アリッサがなぜ追われていたのか、ラクーン事件の真相にどこまで迫っていたのか。これらが紐解かれることは、シリーズ全体のミッシングリンクを埋める重要なピースになるはずです。

「恐怖」への原点回帰と新たな挑戦

『レクイエム』は、アクション重視になりがちだった近年のバイオハザードに対し、再び「恐怖」に重きを置いた作品になりそうです。

  • 戦えない主人公
  • 閉鎖された療養所
  • 光と闇のギミック
  • 精神的に追い詰められるシナリオ

これらの要素は、初代バイオハザードが持っていた「得体の知れないものへの恐怖」を現代の技術で再構築しようという試みに見えます。特に、電気が消えた瞬間の絶望感や、光に焼かれる敵のグロテスクな描写は、REエンジンの表現力も相まって、トラウマ級の恐怖を提供してくれるでしょう。

発売に向けたスケジュールと心構え

発売日は2026年2月27日。まだ少し先ですが、これから徐々に情報が解禁されていくはずです。

現段階では、謎のフードの男や、車椅子に乗った眼鏡の人物など、正体不明のキャラクターも多く存在します。彼らが敵なのか味方なのか、そして「レクイエム(鎮魂歌)」というタイトルが誰に向けられたものなのか。

私たちは、ウィンターズ家の物語から離れ、新たな恐怖の深淵へと足を踏み入れる準備をしておく必要があります。前作未プレイの方も、ここから新しいバイオハザードに入門するには絶好の機会かもしれません。

これまでの情報と異なる点(数字比較)

最後に、前作『ヴィレッジ』と今作『レクイエム』の主な違いを表にまとめました。

項目 バイオハザード ヴィレッジ バイオハザード レクイエム
主人公 イーサン・ウィンターズ グレース・アッシュクロフト
視点 一人称(FPS)※DLCでTPS追加 一人称/三人称 切り替え可能
舞台 東欧の村 レウットホテル / 療養所
時系列 2021年 現代(2025-26年頃)
ガード 可能 初期不可(成長要素?)
テーマ 家族愛・ゴシックホラー 心理的恐怖・分析・脱出

まとめ

今回の記事では、『バイオハザード レクイエム』が前作「Shadows of Rose」の続きなのか、そしてどのようなゲームになるのかについて解説してきました。

結論として、本作は2038年を描いたローズの物語の続きではなく、グレース・アッシュクロフトを主人公とした全く新しいストーリーラインで展開されます。しかし、その背景には『アウトブレイク』のアリッサの存在や、ラクーンシティの因縁が深く関わっており、シリーズファンにとっても見逃せない内容となっています。

  • 発売日は2026年2月27日
  • 「Shadows of Rose」とは異なる独自の時系列
  • 主人公は分析官グレース、母はあのアリッサ
  • 光と闇を駆使した新しい恐怖体験

発売までまだ時間はありますが、過去作(特に『アウトブレイク』や『ヴィレッジ』)をプレイし直して、バイオハザードの世界観に浸りながら待つのも良いでしょう。新たな情報が入り次第、また詳しく解説していきます。

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サブカルチャー情報を総合的に発信しています。主にポケモンGOの攻略情報、おすすめゲームソフトの紹介、雑誌・漫画のサブスクリプションの情報を取り扱います。

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