編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方はバイオハザードレクイエムの隠しエンディングの出現条件や手順が気になっていると思います。
この記事を読み終える頃には隠しエンディングに関するすべての疑問が解決しているはずです。
- 隠しエンディング到達のための必須フラグと手順
- グレース編とレオン編それぞれの攻略ルート
- 挑戦時に陥りやすい失敗と取り返しのつかない要素
- 歴代最高評価を獲得した本作のメタスコアと魅力
それでは解説していきます。
バイオハザードレクイエムの隠しエンディング出現条件とは
グレース編の隠しエンディング到達条件と必須アイテム
グレース編における隠しエンディング到達の絶対条件は、作中に散らばる「破れた家族写真の欠片」を全て収集することです。
この欠片は全部で5つ存在し、それぞれ特定のチャプターでしか入手できないため非常に注意が必要です。 マップの隅々まで探索する癖をつけておかないと、簡単に見落としてしまいます。
さらに、単に集めるだけではなく、チャプター8の孤児院エリアにある「古びたアルバム」に正しい順番で収める必要があります。
アルバムに収める順番は、ゲーム内で入手できるファイル「ある職員の日記」の記述を解読することで判明します。 間違った順番で収めてしまうと、その時点で通常エンディングルートが確定してしまうというシビアな仕様です。
また、グレース編はサバイバルホラーに特化しており、戦闘を極力避けるステルス行動が推奨されます。
特定のイベント戦闘以外で敵を倒しすぎると、隠しパラメーターである「恐怖度」が上昇し、アイテムの出現確率が下がる仕様があります。 恐怖度を低く保つことも、隠しエンディングルートを安定して進めるための重要な要素です。
道中では、ハンドガンの弾薬よりもハーブやキーピックの温存を優先して立ち回ることが求められます。 特に「青いアンブレラのキーカード」を入手する際のパズルは時間制限があり、焦りやすいため事前のセーブが必須です。
レオン編の隠しエンディング到達条件と分岐ポイント
レオン編の隠しエンディング到達条件は、特定のNPCの生存と、重要な選択肢での正しい決断です。
チャプター3の市街地エリアで出会う生存者「ケビン」を、最終盤のヘリポートまで生存させることが必須条件となります。 ケビンはプレイヤーに追従して行動しますが、敵の攻撃を受けるとダメージを蓄積していきます。
彼がダメージを受けすぎないよう、専用の回復アイテム「救急スプレー(支給品)」を適切に使用し、体力を維持しなければなりません。
共闘イベントでは、レオン自身のアクションスキルを駆使して、ケビンに群がる敵を迅速に排除する必要があります。 ショットガンなど、広範囲をカバーできる武器をケビン護衛のために残しておくのが攻略のコツです。
さらに、チャプター7の地下研究所において、ウイルスサンプルを「破壊する」か「持ち帰る」かの二択を迫られます。
ここで「破壊する」を選択することが、隠しエンディングへのフラグとなります。 もし「持ち帰る」を選択した場合は、どれだけケビンを生存させていても、強制的に通常エンディングへと分岐してしまいます。
レオン編はシリーズ伝統の手ごたえあるアクションが体験できるため、弾薬の管理と強力な武器の使いどころが攻略の鍵を握ります。 特にマグナムの弾薬は、後半のボス戦や終盤のケビン防衛戦のために極力温存しておく必要があります。
両主人公のクリアデータ連動による真エンディング解放
本作の隠しエンディングには、さらにその先が存在します。 それが、グレース編とレオン編の双方を特定の条件でクリアしたデータからのみアクセスできる「真エンディング」です。
真エンディングを見るためには、まず同一のアカウントで両方の主人公の隠しエンディングを一度ずつクリアする必要があります。 その後、タイトル画面に出現する「EXTRA CHAPTER」を選択することで、真エンディングへのルートが解放されます。
このエクストラチャプターは、グレースとレオンが合流し、共にラクーンシティからの脱出を図るという内容です。
道中の難易度は非常に高く、出現する敵の耐久力や攻撃力は、本編の最高難易度相当に設定されています。 ここでの進行状況はセーブすることができず、一度でもゲームオーバーになるとチャプターの最初からやり直しとなります。
真エンディングでは、1998年のバイオハザード事件における新たな真実が明かされ、シリーズ全体の謎に迫る重要な情報が語られます。 両主人公のシナリオを深く理解し、プレイヤースキルを極限まで高めた者だけが到達できる、本作の真の結末と言えます。
バイオハザードレクイエム隠しエンディング到達への詳細手順
序盤(チャプター1〜3)での取り返しのつかない要素
序盤のラクーン市街地から警察署にかけてのエリアには、取り返しのつかない要素が複数存在します。
グレース編の場合、チャプター1の路地裏にあるゴミ箱から「破れた家族写真の欠片①」を必ず入手してください。 このエリアはチャプター2に進むと封鎖され、二度と戻ることができなくなります。
また、警察署1階の西側オフィスにある金庫のパスワードは「04-22-19」です。 この中に入っている「強化パーツ(ハンドガン用)」を入手しておかないと、中盤以降の戦闘が非常に厳しくなります。
レオン編においては、チャプター2で発生する市街地のバリケード防衛戦が最初の関門です。 ここでバリケードの耐久度を50%以上残した状態でクリアしないと、チャプター3でのケビン救出イベントが発生しません。
防衛戦では、ドラム缶の爆発を効果的に利用し、弾薬の消費を最小限に抑えつつ敵を殲滅する必要があります。
序盤は回復アイテムの出現数が限られているため、敵の攻撃パターンを覚え、無駄なダメージを受けないプレイングが求められます。 敵の攻撃をかわしつつナイフで反撃する、カウンター攻撃のタイミングを序盤のうちにマスターしておくことを強く推奨します。
中盤(チャプター4〜6)のキーアイテム入手ルート
中盤の舞台となる下水道および孤児院跡地エリアは、複雑なマップ構造と強力なクリーチャーが特徴です。
グレース編のチャプター5、下水道の管理室では、配電盤のパズルを解いて電力を復旧させる必要があります。 パズルの正解手順は、左から「上・下・上・上・下」の順にスイッチを切り替えることです。
電力が復旧すると、隠し扉が開き「破れた家族写真の欠片③」が入手可能になります。
さらに、孤児院の地下室にあるチェスの駒を使ったギミックでは、クイーンとナイトの駒を特定の場所に配置します。 これにより、「青いアンブレラのキーカード」が入手でき、終盤の研究所エリアへのアクセスが可能となります。
レオン編では、チャプター6の下水道水処理施設で出現する中ボス「G-ミュータント変異体」との戦闘が避けられません。 この戦闘中、ケビンが有毒ガスエリアに取り残されるという突発的なイベントが発生します。
制限時間内に3つのバルブを閉めてガスを停止させないと、ケビンは死亡し、隠しエンディングルートが消滅します。 バルブを回している間は完全に無防備になるため、閃光手榴弾を使用して敵の目を眩ませる戦術が非常に有効です。
中盤エリアの探索は、常にフラグ管理とNPCの生存を意識した緊張感のあるプレイングが要求されます。
終盤(チャプター7〜9)の選択肢とフラグ管理
終盤の地下研究所エリアは、これまでの選択と行動の結果が問われる最終局面です。
グレース編のチャプター8では、これまで集めた「破れた家族写真の欠片」5つを、所長室にある「古びたアルバム」にセットします。 セットする順番は、左上から時計回りに「父親・母親・子供・犬・家」の順です。
この順番を間違えるとフラグが折れるため、ファイル「ある職員の日記」を事前に確認しておいてください。 正しくセットすると、隠し通路が開き、最終ボスの弱点属性を突ける特殊兵器「リニアランチャー(試作型)」を入手できます。
レオン編のチャプター7では、前述した通り、ウイルスサンプルを「破壊する」選択肢を選ぶことが絶対条件です。
サンプル発見時に表示される選択肢で、タイムオーバーになると強制的に「持ち帰る」扱いになるため、迅速に決断してください。 チャプター9の脱出ルート構築では、制限時間内に複数のセキュリティシステムを解除する必要があります。
ここでもケビンの協力が不可欠であり、彼に端末のハッキングを指示している間、レオンは迫り来る敵から彼を護衛します。
終盤は弾薬の消費が極端に激しいため、ガンパウダーを用いた弾薬の調合を計画的に行い、火力を維持し続けることが重要です。
最終ボス戦での特殊行動とタイムリミット
グレース編とレオン編、それぞれの最終ボス戦には、隠しエンディングに直結する特殊な条件が設定されています。
グレース編の最終ボス「タイラント・プロトタイプ」戦では、ボスを倒すこと自体は目的ではありません。 研究所の自爆シークエンスが起動しているため、制限時間5分以内にボスを特定のエリアに誘導し、隔離シャッターを閉める必要があります。
リニアランチャー(試作型)でボスの脚部を撃ち抜いて膝をつかせ、その隙にシャッターの操作パネルを起動します。 誘導に失敗し、自らの手でボスを完全に討伐してしまうと、通常エンディング扱いとなってしまいます。
レオン編の最終ボス「巨大G生物」戦では、ケビンがロケットランチャーを調達してくるまでの間、レオン単独でボスの猛攻を凌ぎます。
ケビンが到着するまでの時間は約3分間ですが、この間にレオンの体力が一度でもレッドゾーンに入ると、ケビンの到着が遅れます。 到着が遅れると、施設からの脱出に間に合わなくなり、ゲームオーバーまたはバッドエンディングとなります。
ボスとの距離を一定に保ち、地形の障害物を利用して突進攻撃を回避し続ける高度なアクション操作が求められます。 ケビンからロケットランチャーを受け取った後は、ボスの胸部にある巨大な眼球を正確に狙い撃ち、一撃で仕留めてください。
バイオハザードレクイエム隠しエンディング挑戦時の注意点
セーブデータの分け方と推奨タイミング
本作はオートセーブ機能が実装されていますが、隠しエンディングを狙う場合は手動セーブの活用が不可欠です。
特に重要なフラグが立つ直前や、取り返しのつかない要素があるエリアの入り口では、必ずスロットを分けてセーブを作成してください。
グレース編では、チャプター1の路地裏に入る前、チャプター5の配電盤パズルの前、チャプター8のアルバム操作の前が推奨タイミングです。 レオン編では、チャプター2のバリケード防衛戦の前、チャプター6の有毒ガスエリアの前、チャプター7の選択肢の直前でセーブを残します。
一つのセーブデータに上書きし続けると、フラグを逃したことに気づいた際、ゲームの最初からやり直す羽目になります。 最低でもチャプターごとに1つ、重要な分岐点ごとに1つ、合計10個程度のセーブデータを使い分けることを推奨します。
また、アイテムボックスの整理を行った直後にもセーブしておくことで、ボス戦前の準備時間を短縮することができます。
弾薬管理と回復アイテムの温存テクニック
隠しエンディングルート、特にレオン編のケビン護衛や真エンディングでは、物資の枯渇が最大の死因となります。
無駄な戦闘を避けることは基本中の基本ですが、どうしても倒さなければならない敵に対しては、弱点を正確に狙い撃つ技術が必要です。 ゾンビの場合は脚を撃って転倒させ、ナイフで追撃することで弾薬を大幅に節約できます。
回復アイテムについては、グリーンハーブ単体での使用は避け、必ずレッドハーブと組み合わせて回復量を最大化してから使用してください。
グレース編では、恐怖度の上昇を抑える「ブルーハーブ」の価値が非常に高くなります。 ブルーハーブは単体で使用せず、グリーン・レッド・ブルーの3種混合ハーブを作成し、ボス戦などの被ダメージが避けられない場面まで温存します。
また、ガンパウダーの調合は、その時点で最も不足している弾薬を補充するために行います。 無計画にハンドガンの弾ばかり作成していると、後半のボス戦で高火力武器の弾薬が不足し、詰んでしまう可能性があります。
難易度設定による出現条件の差異について
本作の隠しエンディング出現条件は、選択した難易度によって一部変化する点に注意が必要です。
難易度「ASSISTED」および「STANDARD」では、これまでに解説した条件を満たすことで問題なく隠しエンディングに到達できます。 しかし、高難易度である「HARDCORE」以上の難易度では、フラグの達成条件がより厳格になります。
例えば、レオン編のケビンの体力が自然回復しなくなり、常に回復アイテムでケアし続ける必要があります。 グレース編では、アルバムにセットする写真の欠片の配置場所がノーマル時とは異なり、より見つけにくい場所に隠されています。
また、真エンディングへの挑戦権を得るためには、最低でも難易度「STANDARD」以上で両主人公をクリアしている必要があります。 「ASSISTED」でクリアしたデータからは、真エンディングのエクストラチャプターを解放することができません。
初見プレイ時は「STANDARD」でシステムを理解しつつ隠しエンディングを目指し、周回プレイで「HARDCORE」に挑むという手順が最も効率的です。
フラグ折れの原因となるNG行動まとめ
これまでの解説の総括として、隠しエンディングのフラグが完全に折れてしまうNG行動を明確にしておきます。 以下の行動を一つでも行ってしまった場合、その周回での隠しエンディング到達は不可能となります。
- グレース編:チャプター8で「古びたアルバム」に写真を間違った順番でセットする。
- グレース編:最終ボスを自らの手で完全に討伐してしまう(隔離シャッターに誘導しない)。
- レオン編:チャプター3以降でNPC「ケビン」の体力がゼロになり、死亡させてしまう。
- レオン編:チャプター7の地下研究所で、ウイルスサンプルを「持ち帰る」を選択する。
- 共通:特定のチャプターでしか入手できないキーアイテム(写真の欠片など)を取り逃したまま次のエリアに進む。
これらのNG行動は、直前のセーブデータからやり直す以外にリカバリーの方法がありません。 攻略中は常に現在のフラグ状況を意識し、不審な点があればすぐに手動セーブからリトライする慎重さが求められます。
バイオハザードレクイエムの攻略を有利に進めるデータ集
隠しエンディングルートで重宝する武器性能比較
隠しエンディングへの道程は険しいため、各武器の特性を理解し、状況に応じて使い分けることが不可欠です。
以下は、ゲーム内で入手可能な主要武器の性能を比較した表です。 それぞれの強みを活かした立ち回りが、生存率を大きく引き上げます。
| 武器名称 | 威力 | 連射速度 | 装弾数 | リロード | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| M19 ハンドガン | C | B | 15 | B | 初期装備。強化パーツでクリティカル率上昇。 |
| W870 ショットガン | A | D | 4 | C | 近距離での威力絶大。ゾンビの頭部破壊に最適。 |
| MQ11 サブマシンガン | D | A | 30 | A | 敵の足止めや、群れの制圧に有効。弾薬消費が激しい。 |
| ライトニングホーク | S | C | 7 | D | マグナム。ボス戦用の切り札。弾薬は極めて希少。 |
| リニアランチャー(試作) | SS | E | 1 | E | グレース編専用。最終ボス戦のギミック解除に使用。 |
| 閃光手榴弾 | – | – | – | – | 周囲の敵の目を眩ませる。ケビン護衛時に必須。 |
特にレオン編のケビン護衛においては、敵の動きを止める「閃光手榴弾」と、広範囲を制圧できる「ショットガン」の運用が重要です。 ボスクラスの敵に対しては、弱点を露出させたところに「ライトニングホーク」を撃ち込む戦術が基本となります。
クリーチャー別の弱点と推奨ウェポン
ラクーンシティを徘徊するクリーチャーは、それぞれ明確な弱点を持っています。
弱点を的確に突くことで、弾薬の消費を抑え、安全に探索を進めることができます。 無駄撃ちを避けるためにも、敵に遭遇した際はまず落ち着いて弱点を狙いましょう。
| クリーチャー名 | 弱点部位 | 推奨ウェポン | 対処のポイント |
|---|---|---|---|
| ゾンビ | 頭部、脚部 | ハンドガン、ナイフ | 脚を撃って転倒させ、ナイフでトドメを刺す。 |
| リッカー変異体 | 露出した脳 | ショットガン | 視覚がないため、歩いて移動すれば気付かれない。 |
| ゾンビ犬 | なし | サブマシンガン | 動きが素早いため、連射兵器で足止めを狙う。 |
| G-ミュータント変異体 | 右肩の巨大な眼球 | マグナム、火炎放射器 | 毒液攻撃に注意。眼球が開いた瞬間を狙う。 |
| タイラント・プロトタイプ | 胸部の心臓 | – (逃走推奨) | 通常武器では倒せない。閃光手榴弾で怯ませて逃げる。 |
グレース編では、リッカー変異体との戦闘は極力避け、ステルスでやり過ごすことが恐怖度管理の観点からも重要です。
タイラント・プロトタイプに遭遇した場合は、攻撃を加えるのではなく、いかに早くそのエリアから離脱するかを最優先に考えてください。 逃げることも立派なサバイバル戦術の一つです。
バイオハザードレクイエムのメタスコア評価と海外レビュー
ナンバリング最高傑作と呼ばれる理由と評価点
本作『バイオハザード レクイエム』は、海外レビュー集積サイト「Metacritic」にて平均レビュースコア「88点」という超高得点を獲得しました。
このスコアは、2005年に発売され世界的な絶賛を受けた『バイオハザード4』以来、オリジナルのナンバリングタイトルとしては最高評価となります。 レビューを寄せたメディアのうち、18ものメディアが100点満点をつけている事実が、本作の圧倒的な完成度を物語っています。
高く評価されている主な理由は、グレース編の「息詰まるサバイバルホラー」とレオン編の「手ごたえあるアクション」という、相反する2つの要素を完璧なバランスで一つの作品にまとめ上げた点にあります。
IGNは「シリーズのレジェンドの復活と好感のある新主人公の2つのゲームプレイが、最後の瞬間まで完全に夢中にさせてくれた」と評しています。
また、最新のグラフィックエンジンによって描画される1998年のラクーンシティの緻密な描写や、光と影を巧みに利用した恐怖演出も、多くのレビュアーから絶賛されています。
プレイヤーの選択がシナリオに影響を与える分岐システムや、複雑に絡み合う隠しエンディングの存在も、リプレイ性を高める要因として高く評価されています。 一度クリアしても、別ルートや隠し要素を探したくなる魔力が本作にはあります。
歴代バイオハザードシリーズとのメタスコア比較表
本作の評価の高さを示すため、歴代の主要なバイオハザードシリーズのメタスコアを比較表にまとめました。
過去の名作と比較しても、本作がいかに世界的に評価されているかが一目でわかります。
| タイトル名 | 発売年 | メタスコア | 備考 |
|---|---|---|---|
| バイオハザード4 | 2005年 | 96点 | シリーズ最高傑作との呼び声高い金字塔。 |
| バイオハザード CODE:Veronica | 2000年 | 94点 | ドリームキャストで発売された名作。 |
| バイオハザード RE:4 | 2023年 | 93点 | 『4』のフルリメイク作品。 |
| バイオハザード レクイエム | 2026年 | 88点 | 本作。オリジナルナンバリングで久々の高得点。 |
| バイオハザード RE:2 | 2019年 | 91点 | 『2』のリメイク。サバイバルホラーの再構築。 |
| バイオハザード ヴィレッジ (8) | 2021年 | 84点 | 一人称視点ホラーアクション。 |
| バイオハザード7 レジデント イービル | 2017年 | 86点 | 原点回帰を目指した一人称視点作品。 |
この表からも分かる通り、本作の88点というスコアは、近年のオリジナル新作の中では群を抜いて高い評価です。 リメイク作品である『RE:2』や『RE:4』に匹敵、あるいは肉薄する評価を得ていることは、カプコンの開発力が遺憾なく発揮された結果と言えます。
サバイバルホラーとアクションの融合に関する評価
Game Informerが「本作はバイオハザードの最高傑作だ。恐ろしいサバイバルホラーとアクションが見事に融合している」と98点の評価とともにコメントしている通り、本作最大の魅力はこの「融合」にあります。
初期シリーズの持ち味であった、弾薬の枯渇や謎解きに怯えながら進む「サバイバルホラー」の要素。 そして、『4』以降に確立された、迫り来る敵を多彩なアクションでなぎ倒す「爽快な戦闘」の要素。
これまでは作品ごとにどちらかの要素に比重が置かれる傾向がありましたが、本作では2人の主人公を用意することで、両方の体験を高い純度で提供することに成功しています。
グレース編で極限の恐怖と緊張感を味わった後、レオン編でそのフラストレーションをアクションで解放する、というゲームサイクルがプレイヤーを没頭させます。
Eurogamerが「カプコンはシリーズの30周年を、息が詰まるほどの見事な演出と、ノスタルジックな表現で見事に祝った」と100点満点をつけたのも納得の仕上がりです。 新旧のファン、プレイスタイルの異なる様々なゲーマー層を満足させる、懐の深いゲームデザインが高評価の根底にあります。
バイオハザードレクイエムの世界観と隠し要素の考察
1998年のラクーンシティが再び舞台となった意味
本作の舞台は、シリーズの原点とも言える1998年の「ラクーンシティ」に設定されています。 すでに『バイオハザード2』や『3』で崩壊の過程が描かれたこの都市を、なぜ今作で再び舞台に選んだのでしょうか。
真エンディングの描写から推察するに、それは「語られなかった歴史の空白」を埋めるためです。 本作では、レオンやクレアが警察署で奮闘していた裏側で、アンブレラ社の暗部に関わる別の事件が進行していたことが明かされます。
グレースの視点を通して、市民たちがどのようにパニックに陥り、そして変異していったのかという、よりミクロな視点での恐怖が描かれています。
ラクーンシティというお馴染みの舞台でありながら、未踏のエリア(孤児院の地下施設や、新たな研究区画)を追加することで、ノスタルジーと新鮮さを同時に提供する狙いがあります。 プレイヤーは既知の場所を探索している安心感と、未知の恐怖に直面する緊張感の狭間で揺れ動くことになります。
新主人公グレースの正体と既存キャラクターとの関係性
本作で新たに登場した主人公「グレース」は、ラクーンシティの孤児院で働く一般市民という設定です。
しかし、彼女が隠しエンディングルートで集める「破れた家族写真」や、彼女の過去に関するファイルからは、彼女が単なる一般人ではない可能性が示唆されています。
考察の域を出ませんが、彼女は過去にアンブレラ社の実験に関与していた人物の血縁者、あるいは実験体そのものであった可能性が高いです。 レオン編で救出するNPC「ケビン」も、実はグレースの過去を知る重要人物として描かれています。
真エンディングにおいて、グレースとレオンが合流した際の会話には、今後のシリーズ展開を予感させる意味深なセリフがいくつか存在します。 彼女がなぜ特定のウイルスに対して耐性を持っているかのような描写があるのか、その謎は次回作以降で明らかになると思われます。
新キャラクターと既存キャラクターを巧妙に絡み合わせるシナリオ構成は、世界観の深みを一層増しています。
エンディング後に示唆される次回作への伏線
両主人公の真エンディングをクリアした後に流れるエピローグムービーには、明確な次回作への伏線が張られています。
崩壊するラクーンシティからヘリで脱出するレオンとグレースの足元、炎に包まれる市街地を静かに見下ろす「ある人物」のシルエットが一瞬だけ映し出されます。 このシルエットの特徴や、その後に表示される「青いアンブレラ」のロゴマークの演出から、ファンの間ではシリーズ初期の重要人物の再登場が予想されています。
また、レオンが持ち帰らなかった(破壊した)はずのウイルスサンプルのデータが、すでに外部の組織に送信されていたことを示唆するモニターの描写もあります。
ラクーンシティの悲劇は終わったものの、バイオテロの脅威は新たな形で世界に拡散していくという、絶望的な未来を暗示する結末です。 本作『レクイエム(鎮魂歌)』というタイトルは、ラクーンシティという都市そのものへの鎮魂であると同時に、新たな戦いの幕開けを告げる前奏曲でもあったと解釈できます。
まとめ
本レビューでは、バイオハザードレクイエムの隠しエンディング出現条件、詳細な手順、そしてプレイ時の注意点について解説しました。
隠しエンディングへの道程は決して平坦ではありませんが、本記事の手順とデータ表を参考に、セーブデータをこまめに分けて挑戦してみてください。
条件が厳しい分、真エンディングに到達した際の達成感と、明かされる衝撃の真実は、プレイヤーの期待を裏切らないものとなっています。 シリーズ最高評価を獲得した本作の奥深さを、ぜひその手で隅々まで味わい尽くしてください。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。























