編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方はバイオハザードレクイエムの最高難易度Insanityの攻略が気になっていると思います。
特に無限武器を使用すれば簡単にクリアできるのか、また具体的な難所やプレイレビューを知りたい方が多いでしょう。
この記事を読み終える頃にはInsanityモードに関する疑問が解決しているはずです。
- 無限武器を使用しても完全な無双は不可能
- グレース操作時の地下エリアが最大の難所
- アイテム配置や謎解きの答えの変更
- 研究所エリアにおける兵士との銃撃戦
それでは解説していきます。
バイオ9 レクイエム Insanityの難易度と無限武器の有用性
Insanityモードの基本仕様と注意点
バイオハザードレクイエムにおける最高難易度「Insanity」は、 公式から「自己責任でのプレイをお願いします」と警告文が出されるほどの過酷なモードです。
過去作であるバイオハザード7の「マッドハウス」や、 バイオハザードヴィレッジの「ヴィレッジオブシャドウ」の流れを汲む、 熟練プレイヤーに向けた狂気の難易度設定となっています。
最大の特徴は、敵のステータスが大幅に強化されている点に加え、 セーブシステムが根本から変更されていることです。
通常難易度で頻繁に行われるオートセーブが、 特定のエリア(特にグレース操作時の地下など)で無効化されます。
さらに、手動セーブを行うためには、 「インクリボンケース」と「血液(血)」を合成してインクリボンを作成する必要があり、 無制限なセーブが許されていません。
敵の移動速度が異常に速く、 プレイヤーキャラクターの動作が相対的に遅く感じるほどのアドバンテージを敵側が持っています。
したがって、単に敵が硬いだけでなく、 システム面からプレイヤーのリソース管理能力と精神力を削る設計になっている点を、 あらかじめ理解しておく必要があります。
セーブアイテムの枯渇リスク
インクリボンを作成するための血液は、 敵を倒したり特定のポイントで採取したりする必要があります。
しかし、Insanityモードでは敵を倒すこと自体のリスクが高いため、 血液集めと弾薬消費のジレンマに陥ります。
無限ロケットランチャーの威力と限界
無限武器の代表格である「ロケットランチャー(RPG-7など)」は、 レオン操作時において絶大な火力を誇ります。
一般的なゾンビはもちろん、中ボス級のチェンソー男や強化個体であっても、 直撃すれば一撃、あるいは数発でダウンを奪うことが可能です。
着弾時の爆発範囲も非常に広く、密集した敵の群れを一網打尽にする爽快感は健在です。
しかし、Insanityモードにおいては、 「無限武器があれば絶対に安心」というわけではありません。
最大の欠点は、爆風が広すぎるゆえに視界が極端に悪化し、 連続して放つと周囲の状況確認が困難になる点です。
さらに、近距離で使用すると自爆ダメージを受けるリスクがあり、 狭い屋内や地下エリアでの運用には細心の注意が求められます。
また、レオンの無双状態を前提としているのか敵の配置も非常に嫌らしく、 死角からの飛びつき攻撃や、爆風を耐えて突進してくる強化個体も存在します。
ロケットランチャーは強力なツールですが、 決して万能の解決策ではないという認識が必要です。
爆発範囲と視界不良の問題
爆炎の描写が非常にリアルで広範囲に及ぶため、 撃った直後に敵が生き残っているかどうかの判断が遅れます。
このタイムラグの間に、 素早い敵が間合いを詰めてくるケースが多発します。
序盤のハンドガン没収とアイテム管理の難しさ
本モードの巧妙なトラップとして、 序盤のアイテム配置の大幅な変更が挙げられます。
通常難易度では初期から所持している、あるいはすぐに入手できるグレースのハンドガンが、 Insanityでは別の部屋(ラウンジなど)に移動されています。
つまり、ゲーム開始直後の最も不安定な状態を、 武器なし、あるいは極端に貧弱な装備で切り抜けなければなりません。
さらに、無限武器をあらかじめ解放して持ち込んだ場合でも、 アイテムスロットの枠を大きく圧迫するという問題が発生します。
無限武器は捨てることができない仕様のものが多く、 回復アイテムであるハーブやアンプル、謎解きに必要なキーアイテムを持つ余裕がなくなります。
結果として、強力な武器を持っているのに、 回復薬が拾えずにゲームオーバーになるといった本末転倒な事態が引き起こされます。
アイテム管理のシビアさは、過去のバイオハザードシリーズの中でもトップクラスです。
インベントリの圧迫と取捨選択
無限武器とインクリボンケースでスロットが常に埋まるため、 道中で見つけたスクラップや弾薬を泣く泣く捨てる場面が頻出します。
難易度別の敵ステータスと比較
各難易度における敵のステータスやシステムの違いを明確にするため、 以下の比較表を参照してください。
| 難易度 | 敵の体力 | 敵の移動速度 | 被ダメージ量 | セーブ方式 | オートセーブ | アイテム配置 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| カジュアル | 低い | 遅い | 少ない | 回数無制限 | 頻繁 | 基本配置 |
| スタンダード | 標準 | 標準 | 標準 | 回数無制限 | 通常 | 基本配置 |
| Insanity | 非常に高い | 非常に速い | 即死級 | インクリボン制 | 一部無効 | 大幅変更 |
表からも分かる通り、Insanityでは敵の体力や攻撃力が跳ね上がっているだけでなく、 移動速度の向上がプレイヤーへの最大の脅威となります。
標準的なゾンビでさえ、少し距離を離した程度ではすぐに間合いを詰められ、 あっという間に噛みつき攻撃を受けます。
特にグレース編では、キャラクターの移動速度に対して敵の速度が相対的に上回っているように調整されており、 逃げ切ることが極めて困難な場面が設定されています。
無限武器の入手条件とポイント稼ぎのコツ
Insanityモードを少しでも有利に進めるためには、 事前の周回プレイによる無限武器の解放が必須級となります。
無限武器はゲーム内のポイント(お金)を消費して購入するシステムが採用されています。
最高難易度に挑む前に、カジュアルやスタンダード難易度で2〜3周ほどクリアし、 しっかりとポイントを蓄積しておくのが定石です。
効率的なポイント稼ぎとしては、敵を全滅させるルートを通ることや、 換金アイテムである「アンティークコイン」を漏らさず回収することが挙げられます。
今作では、通常プレイでスルーしがちなエリアにも高額なコインが配置されているため、 マップの隅々までくまなく探索するプレイングが求められます。
また、「ディレンプション」などの特定武器の強化パーツを集めることも、 火力の底上げに直結するため非常に重要です。
アンティークコインの配置法則
Insanityではアンティークコインの配置がいやらしく変更されており、 わざと強力な敵の背後や、弾薬を消費しなければ到達できない場所に置かれていることが多いです。
セーブシステムの変化とインクリボンの運用
前述の通り、Insanityのセーブはインクリボン制です。
本作におけるインクリボンは、特定のアイテムボックス周辺に落ちているだけでなく、 自らクラフトして作成する必要があります。
クラフトには専用のケースと、 敵からドロップする、あるいは環境から採取する「血液」が必要です。
このシステムにより、「セーブをしたいが血が足りないから敵と戦わなければならない」 という極限の状況が生まれます。
しかし、敵と戦えば回復アイテムや弾薬を消費し、 最悪の場合は死亡して直前のセーブデータからやり直しになります。
どこでセーブを行うか、どの敵を倒して血液を回収するかというリソース管理の判断が、 クリアの成否を大きく分けます。
オートセーブが機能しない長丁場のエリア前に確実にセーブを残せるよう、 計画的な血液の運用が求められます。
安全地帯の減少
セーブポイント周辺にまで敵が徘徊するようになっている箇所もあり、 タイプライターに触れる直前で攻撃を受けるという不慮の事故も発生しやすくなっています。
レクイエム Insanity攻略でつまづくポイントとプレイレビュー
グレース編の地下エリア攻略法
本モードにおいて、多くのプレイヤーが最初の壁として直面し、 無限武器を持っていても突破が困難なのが「グレース編の地下エリア」です。
このエリアでは、無敵状態に近い強力な敵が徘徊する中、 同行者であるエミリーを護衛しつつ、施設の通電ギミックを解除しなければなりません。
問題は、このエリアの敵に対して火炎瓶などの攻撃アイテムが全く機能しない点です。
通常難易度であればダメージを与えてひるませる間に逃げることが可能ですが、 Insanityでは攻撃を完全に無視して執拗に追ってきます。
唯一の攻略法は、エリア内に配置された照明ギミック(光)を的確に稼働させ、 敵のヘイトを誘導して足止めすることです。
しかし、敵の移動速度が尋常ではないため、 ギミックを起動するタイミングが少しでも遅れると即座に追いつかれてしまいます。
オートセーブも無効化されているため、一度のミスが大きな時間のロスに繋がる、 非常にシビアなエリア設計となっています。
繰り返されるリトライ
パターンの構築が必須であり、敵の出現位置と巡回ルートを完全に暗記し、 コンマ数秒のタイミングで移動とギミック操作を行う必要があります。
研究所エリアの兵士との銃撃戦
ゲーム終盤、レオンが研究所エリアに突入すると、 敵の傾向がクリーチャーから「武装した兵士」へと変化します。
この銃撃戦エリアが、レオン編における最大の難所となります。
Insanityモードの兵士は、射撃の精度が極めて高く、カバーアクションを多用し、 さらにこちらが顔を出した瞬間に正確な射撃を行ってきます。
一発の被ダメージが即死級に設定されており、 アーマーを着込んでいても数発被弾するだけでゲームオーバーとなります。
ロケットランチャーを持っていれば遠距離から施設ごと吹き飛ばす戦法が有効ですが、 入り組んだ通路では自爆の危険性が常につきまといます。
また、倒したと思っても時間差で起き上がってくる、 死角からの不意打ちを狙ってくるなど、AIの挙動が非常にいやらしく調整されています。
バイオハザードというよりも、 高難易度のタクティカルシューターをプレイしているかのような立ち回りが要求されます。
カバーの重要性
少しでも身を乗り出せば蜂の巣にされるため、 壁を利用したオプション撃ち(肩越し視点での限定的な射撃)や、敵のリロードの隙を突く戦術が必須です。
謎解きの答え変更とアイテム配置の罠
高難易度モードの恒例とも言えますが、 Insanityでは金庫の暗証番号などの「謎解きの答え」が通常難易度から変更されています。
例えば、通常プレイで「10-80-30」だった暗証番号が全く別の数列になっており、 前周回の記憶だけでは扉を開けることができません。
必ずエリア内に隠されたファイルやヒントを再探索する必要がありますが、 そのヒントの配置場所自体も変更されています。
さらに悪質なのは、通常難易度であれば戦闘を避けてスルーできたエリアに、 必須アイテムが移動されている点です。
わざと弾薬を消費させる、あるいはリスクを冒して敵の群れに突っ込ませるための配置変更が随所に見られます。
「知っていれば素通りできる」というプレイヤーの経験を逆手に取った、 開発陣の意地の悪さが光る調整です。
初見殺しの配置
アイテムボックスを開けようとした瞬間に、天井から敵が降ってくる、 あるいは背後の扉がロックされるなど、安地と信じていた場所が危険地帯に変わっています。
RPナイフの活用と血液管理の重要性
Insanityモード限定、あるいは攻略の鍵となるアイテムとして「RPナイフ」が存在します。
このナイフは、敵を攻撃した際、 あるいは倒した際にドロップする血液の量を増加させる特殊な効果を持っています。
インクリボンによるセーブや、強力な回復薬(アンプルなど)のクラフトに血液が大量に必要となる本モードにおいて、 RPナイフの運用はまさに生命線と言えます。
しかし、ナイフには耐久値が設定されており、無限に使用できるわけではありません。
無駄振りを避け、確実にトドメを刺す場面や、 反撃のチャンスにのみ使用するといった繊細な耐久値管理が求められます。
無限武器で遠距離から殲滅するだけでは血液が不足し、セーブができずに詰む可能性があるため、 リスクを承知で近接戦闘を挑む場面も出てきます。
この絶妙なバランス調整が、ゲームに深い戦略性をもたらしています。
血液のドロップ仕様
特定の部位を破壊する、あるいはクリティカルヒットで倒すことで血液のドロップ率が変化する仕様があるため、 ただ倒すだけでなく倒し方にもこだわる必要があります。
ボス戦の立ち回りとロケットランチャーの相性
各エリアの最後を締めくくるボス戦において、無限武器、 特にロケットランチャーの存在は絶大です。
通常武器では何分もかけて弱点を狙い撃ちし、回避を繰り返さなければならない強敵も、 ロケットランチャーであれば開幕から数発撃ち込むだけで沈黙させることが可能です。
タイラントのような巨大で耐久力の高い追跡者タイプの敵であっても、 確実にダウンを奪うことができます。
ただし、Insanityのボスはダウンからの復帰速度が異常に速く設定されています。
倒したと油断してアイテムを回収しようと近づいた瞬間に、 即座に起き上がり反撃を受けるという事態が起こり得ます。
また、一部のボス戦では、特定のギミックを作動させなければダメージが通らない、 あるいは同行者を守りながら戦う必要があるため、単純な火力押しだけでは突破できない局面も存在します。
高火力武器に依存しすぎず、敵の行動パターンを見極める冷静さが必要です。
誤爆のリスク
同行キャラクターがいるボス戦では、ロケットランチャーの爆発範囲が広すぎるため、 フレンドリーファイアで味方を巻き込んでゲームオーバーになるリスクが非常に高くなります。
総合的なプレイレビューと過去作との比較
バイオハザードレクイエムのInsanityモードを総括すると、 「過去作の理不尽さを現代のシステムで洗練させたサバイバルホラーの極致」と評価できます。
ボリュームとしては『バイオハザード RE:2』や『RE:4』に匹敵する充実度がありながら、 ゲームスピードと敵の殺意はそれらを確実に凌駕しています。
特筆すべきは、本作には「S+」などのクリアタイムや、 セーブ回数に基づくランク評価システムが存在しない点です。
これは、開発陣が「タイムアタック(RTA)のような駆け抜けるプレイではなく、 じっくりとリソースを管理し、恐怖と向き合いながら生き残ること自体を楽しんでほしい」 という意図を持っていると考えられます。
無限武器という強力な救済措置を用意しつつも、 それだけでは突破できないギミックや配置の妙を用意することで、ゲームバランスを見事に成立させています。
アクションの爽快感よりも、一歩進むことへの重圧と、 それを乗り越えた時の達成感を強く求めるプレイヤーにとって、これ以上ない挑戦状となるでしょう。
ホラー体験の回帰
弾薬の枯渇への恐怖、セーブできない焦燥感、暗闇から迫る足音など、 初期バイオハザードが持っていた根源的な恐怖体験が、最新のグラフィックとシステムで見事に蘇っています。
まとめ
バイオハザードレクイエムの最高難易度Insanityは、 無限武器を持ち込んでも決して簡単にクリアできるモードではありません。
敵の驚異的なステータス向上、セーブシステムの制限、 そしてプレイヤーの経験を逆手に取るアイテム・謎解きの配置変更が、常にギリギリのサバイバルを要求してきます。
特にグレース編の地下エリアや終盤の銃撃戦は、 的確な立ち回りとパターン構築が必須です。
しかし、その理不尽とも思える難易度を乗り越えた時の達成感は、 過去作と比較しても最高クラスの体験となるでしょう。
準備を怠らず、冷静な判断で狂気の世界に挑んでみてください。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。 最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。























