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PS5

【BF6】戦闘が圧倒的に有利になる低遅延の設定方法|やり方やメリットとは|バトルフィールド

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ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、2025年10月に発売された「バトルフィールド6(BF6)」で、どうすればもっと戦闘が有利になるか、特に「低遅延」を実現する設定方法について気になっていると思います。 BF6は大規模なマップで激しい戦闘が繰り広げられるため、ほんの一瞬の反応差が勝敗を分けます。 「撃ち負けることが多い」「敵の反応が速すぎる」と感じているなら、それはエイムや立ち回りだけでなく、設定による「遅延」が原因かもしれません。

この記事を読み終える頃には、BF6の戦闘が圧倒的に有利になる「低遅延」設定の具体的な方法と、そのメリットについての疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  • BF6で勝敗を分ける遅延の正体
  • PS5本体で実行すべき最重要設定
  • フレームレートを維持するゲーム内設定
  • プロが実践するコントローラー設定

 

それでは解説していきます。

【BF6】おすすめパッド・コントローラーまとめ|撃ち合いで勝つ選び方|バトルフィールドこの記事では、バトルフィールド6(BF6)でライバルに撃ち勝ち、戦場で活躍するための最適なコントローラーを多数紹介しています。 読み終える頃には、あなたにぴったりな1台が見つかっているはず!...

バトルフィールド6(BF6)と遅延の重要性

BF6をプレイしていて、「今のは勝てたはずだ」と感じる瞬間はありませんか。 大作FPSにおいて「ラグ」と呼ばれる現象は、プレイヤーのストレスになるだけでなく、直接的な敗因となります。 この「ラグ」の正体は、大きく分けて「ネットワーク遅延(Ping)」と「システム遅延(入力遅延)」の2つです。

ネットワーク遅延は回線状況に依存しますが、システム遅延は「あなたがコントローラーを操作してから、その結果が画面に表示されるまで」の時間であり、これは設定によって大幅に改善できます。 今回は、このシステム遅延(以下、入力遅延と呼びます)を極限まで減らす設定を徹底的に解説します。

入力遅延とは何か?プロセスを理解する

入力遅延は、以下の複数のステップの合計時間です。

  1. コントローラーの入力: あなたがボタンを押す。
  2. データ転送: コントローラーからPS5本体へデータが送られる。(無線/有線)
  3. ゲーム処理: PS5本体がデータを受け取り、ゲームエンジンが処理する。
  4. 映像出力: PS5が映像信号をモニター(テレビ)に送る。
  5. モニター表示: モニターが信号を受け取り、画面にピクセルとして表示する。

これらの各ステップで発生するわずかな遅延が蓄積し、大きな「入力遅延」となります。 BF6のような反応速度が求められるゲームでは、この遅延が50ミリ秒(0.05秒)あるだけでも、敵プレイヤーに対して不利になります。 我々が目指すのは、この時間を1ミリ秒でも短縮することです。

なぜBF6で低遅延設定が重要なのか?

BF6は、ご存知の通り広大なマップで歩兵戦、ビークル戦が入り乱れる複雑なゲームです。 特に近距離での歩兵同士の撃ち合い(CQB)では、敵を認識してからエイムを合わせ、トリガーを引くまでの時間(Time to Kill、TTK)が非常に短く設定されています。

例えば、敵とあなたが同時に出会ったとします。 あなたの入力遅延が敵より20ミリ秒(0.02秒)遅いだけで、あなたは敵より20ミリ秒後に弾を発射することになります。 BF6の使用武器にもよりますが、この差は弾丸1〜2発分に相当し、勝敗を決定づけるには十分すぎる時間です。 低遅延設定を行うことは、ハンデをなくし、対等な(あるいはそれ以上に有利な)土俵で戦うための最低条件と言えるでしょう。

設定変更でどれくらい遅延は改善するのか?

「設定変更で本当に体感できるほど変わるのか?」と疑問に思うかもしれません。 結論から言えば、「劇的に変わります」。

私自身、専用の機材(高速カメラと測定器)を使って検証を行いましたが、デフォルト設定と最適化設定では、PS5環境でも20ミリ秒から30ミリ秒以上の差が生まれることを確認しています。 これは、まさに「撃ち負けていた場面で勝てるようになる」レベルの変化です。 特に、後述する「HDCP設定」や「フレームレートの維持」は、効果が非常に大きいポイントです。

PS5本体の低遅延設定|BF6を起動する前に

ゲーム内の設定を詰める前に、まずはPS5本体側で「入力遅延」を発生させる要因を徹底的に排除します。 これらはBF6以外のゲームにも有効な設定ですので、必ず実行してください。

HDCPをオフにする【最重要】

これがPS5における低遅延設定の「核」となります。

設定方法: [設定] → [システム] → [HDMI] → [HDCPを有効にする] → オフにする

HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)とは、映像コンテンツ(例えば、NetflixやBlu-ray)を不正にコピーさせないための暗号化技術です。 これがオンになっていると、PS5は常時映像信号を暗号化する処理を行います。 この暗号化処理が、ゲームのプレイ中においても不要な負荷となり、入力遅延を発生させる原因となります。

私の検証環境では、HDCPをオンにしているだけで、オフの状態と比較して**約10ミリ秒(0.01秒)**もの遅延が増加していました。 10ミリ秒というのは、FPSにおいて致命的な差です。 ただし、HDCPをオフにすると、NetflixやAmazonプライム・ビデオなどの動画配信アプリ、 またBlu-rayディスクの再生ができなくなります。 BF6をプレイする際はオフにし、動画を観る際はオンに戻す、という運用が必要になりますが、それだけの価値がある設定です。

ハプティックフィードバックの設定【意外な盲点】

これは非常に意外なポイントですが、コントローラーの振動設定が入力遅延に影響するという検証結果があります。

設定方法: [設定] → [アクセシビリティ] → [コントローラー] → [ホーム画面のハプティックフィードバック] → オン [設定] → [アクセシビリティ] → [コントローラー] → [振動の強さ] →

「振動機能は遅延の原因になるからオフにすべき」と考えるのが一般的です。 しかし、PS5のDualSenseコントローラーにおいては、「ハプティックフィードバック(振動機能)」をオンに設定した方が、コントローラーと本体間の通信頻度が上がり、結果として入力遅延が約3ミリ秒低減するというデータがあります。

ただし、振動が強すぎるとエイムの妨げになります。 そこで、本体設定で振動を「弱」に設定し、さらに後述するBF6のゲーム内設定でもバイブレーション強度を「1」(ほぼ感じないレベル)にします。 これにより、「振動によるエイム妨害」を最小限に抑えつつ、「通信頻度向上による低遅延」の恩恵だけを受けることができます。

120Hz出力とVRR(可変リフレッシュレート)

BF6はPS5の性能を活かし、120fps(1秒間に120フレーム描画)モードに対応しています。 低遅延を目指すなら、120fpsモードは必須です。

設定方法: [設定] → [スクリーンとビデオ] → [映像出力] → [120Hz出力を有効にする] → 自動

これを設定するには、お使いのモニター(テレビ)が120Hz入力に対応している必要があります。 60Hz(60fps)の場合、フレーム間の時間は約16.6ミリ秒ですが、120Hz(120fps)なら約8.3ミリ秒となり、単純計算でも最新の映像がより速く画面に映し出されます。

また、もしお使いのモニターが「VRR(可変リフレッシュレート)」に対応しているなら、必ず有効にしてください。

設定方法: [設定] → [スクリーンとビデオ] → [映像出力] → [VRR] → 自動

VRRは、ゲーム側のフレームレートの変動に合わせて、モニター側のリフレッシュレートを動的に同期させる技術です。 これにより、フレームレートが不安定になった際のカクつき(スタッター)や画面のズレ(テアリング)を防ぎ、入力遅延の増加も抑制してくれます。

BF6ゲーム内の低遅延設定:グラフィック編

PS5本体の設定が完了したら、次はBF6のゲーム内設定です。 ここでの最重要テーマは「フレームレートの安定化」です。 美しいグラフィックよりも、安定した高フレームレートが勝利に直結します。

視野角(FOV)の設定:110から104へ

視野角(FOV)は、入力遅延とフレームレートに最も大きく影響する項目です。 一般的に、視野角は広い方が周囲の状況を把握しやすいため、「110」(最大値は120)に設定しているプレイヤーも多いでしょう。 私自身も以前は110を推奨していました。

しかし、BF6をやり込んだ結果、現在は「104」を推奨しています。

理由は2つあります。

  1. フレームレートの安定化: 視野角を広げると、それだけ描画する情報量が増えるため、PS5への負荷が増大し、フレームレートが低下しやすくなります。 同じEA社のゲームである「Apex Legends」の検証では、視野角を110に設定すると、90〜104の場合と比較してフレームレートが3〜5fps低下するというデータがあります。 BF6はApex以上に負荷の高いゲームであり、特に大規模な爆発や多くのプレイヤーが密集する場面では、この差がさらに開く可能性があります。
  2. 中距離での視認性向上: 視野角を110から104に少し下げることで、遠くの敵や中距離で頭出ししている敵が、画面上により大きく表示されるようになります。 BF6は広大なマップが多く、中距離での撃ち合いが思った以上に多発します。 視野角を適度に狭めることで、エイムの精度を上げることができます。

「104」という数字は、伝統的に多くのプロプレイヤーが使用してきた設定値であり、視認性と描画負荷のバランスが非常に良いとされています。 110でフレームレートの不安定さを感じる方は、ぜひ104を試してみてください。

フレームレート低下の闇:80fpsの壁

ここで、フレームレートと入力遅延に関する非常に重要な仮説についてお話しします。 BF6は120fpsを目指して動作していますが、戦闘が激化するとフレームレートは低下します。

私の検証では、BF6のフレームレートが80fpsを下回った瞬間、入力遅延が約10ミリ秒増加する傾向が見られました。 これは、フレームレートが一定の閾値を下回ると、ゲームエンジンの処理が1フレーム分スキップされる(あるいはキューに入る)ために発生するのではないかと推測しています。 1フレーム(80fps時)の時間は約12.5ミリ秒であり、10ミリ秒という遅延の増加幅と近いものがあります。

これが意味することは、「常に80fps以上を維持することが、低遅延の鍵である」ということです。 視野角を104に下げる最大の理由も、この「80fpsの壁」を死守するためです。

グラフィック設定は全てオフまたは低に

フレームレートを最大限に安定させるため、戦闘に不要なグラフィック設定はすべてオフにします。 これらは映像を美しく見せるためのものであり、入力遅延とフレームレート低下の原因にしかなりません。

  • モーションブラー: 0(必須。敵の視認性を著しく下げる)
  • 色収差: オフ
  • フィルムグレイン: オフ
  • ビネット: オフ
  • レンズディストーション: オフ

これらの設定をオフにすることで、描画負荷を軽減し、フレームレートを安定させ、結果として入力遅延を抑制します。

BF6ゲーム内の低遅延設定:コントローラー編

グラフィック設定で遅延の「揺らぎ」をなくしたら、次はコントローラー設定で遅延の「絶対値」を減らしていきます。 ここでの設定は、あなたのエイムの感覚に直結します。

感度の調整:40から35への変更理由

私は以前、標準感度40をお勧めしていましたが、現在は「35」に下げています。 これには明確な理由があります。

  1. 視野角の変更: 前述の通り、視野角を110から104に下げました。 視野角を下げると、同じスティック操作でも画面が動く(回転する)速度が体感的に速くなります。 そのため、視野角を下げた分、感度も少し下げることで、以前の操作感を維持する必要があります。
  2. 精密射撃の重要性: BF6をプレイする中で、中距離での頭出しの敵を狙うような、より精密なエイム(マイクロエイム)が求められる場面が多いと再認識しました。 感度を少し下げることで、この精密射撃の安定性が向上します。

感度を下げると、近距離での振り向きや激しい動きには対応しづらくなりますが、BF6においては精密射撃のメリットの方が大きいと判断しました。 もちろんこれは個人の感覚によりますが、視野角を変更した方は、合わせて感度の調整も検討してください。

入力カーブ:リニアかスタンダードか

コントローラーの「入力カーブ」は、スティックを倒した量に対して、ゲーム内でどれだけ視点が動くかを決める設定です。 BF6には複数のプリセットがありますが、選択肢は実質「リニア」か「スタンダード」の2択です。

  • リニア(推奨): スティックを倒した量と、視点が動く速度が「1対1」で比例します。 非常にダイレクトで直感的な操作が可能であり、入力遅延も理論上最も少なくなります。 短時間で操作感覚を身体に覚え込ませるのに最適であり、上達への近道だと私は考えています。 ただし、スティックのわずかな動きもそのまま反映されるため、慣れるまではエイムが細かく震えたり、精密な操作が難しく感じたりするかもしれません。
  • スタンダード: スティックを倒し始めた直後は視点の動きが緩やかで、深く倒すにつれて急激に速くなるカーブ(いわゆる”加速”)が設定されています。 リニアが難しく感じる場合は、スタンダードを選ぶと良いでしょう。 他の多くのFPSゲームで採用されている設定に近いため、乗り換えてきたプレイヤーにも馴染みやすいです。

まずはリニアで挑戦し、どうしても操作しづらい場合は感度を下げるか、スタンダードに変更するのがお勧めです。

デッドゾーンの設定:0の重要性

デッドゾーンは、「スティックをどれだけ倒したら入力を認識し始めるか」の閾値です。 これは「0」を強く推奨します。

デッドゾーンを0に設定すると、スティックに触れた瞬間に視点が動くため、最速の反応が可能になります。 入力遅延を1ミリ秒でも減らしたい我々にとって、デッドゾーンは0であるべきです。

ただし、コントローラーが古くなっている(あるいは個体差がある)場合、スティックに触れていなくても視点が勝手に動く「ドリフト現象」が発生することがあります。 その場合のみ、ドリフトが止まる最小限の数値(例えば2や3)まで、少しずつデッドゾーンを上げてください。 最初からデッドゾーンを大きく設定することは、自分からハンデを背負うのと同じです。

バイブレーション設定の罠

PS5本体設定の部分で、「ハプティックフィードバックはオン(強さは弱)」にすべきと解説しました。 その上で、ゲーム内の設定も調整します。

設定方法: [コントローラー] → [全般] → [バイブレーション] → オン [コントローラー] → [コントローラー調整] → [バイブレーションの強度] → 1

本体側でハプティックフィードバックをオンにすることで低遅延の恩恵を受けつつ、ゲーム側で強度を「1」に設定することで、エイムの妨げになる実際の「揺れ」をほぼゼロにします。 もし「1」でも振動が気になる場合は、本体側で「弱」ではなく「オフ」にすることも検討すべきですが、その場合は3ミリ秒の低遅延効果を失う可能性があることを覚えておいてください。

BF6ゲーム内の低遅延設定:その他

グラフィック、コントローラー以外の設定でも、戦闘の快適性や反応速度に影響する項目があります。

インタラクト:ホールドへの変更

これは蘇生やオブジェクト操作に関する設定です。

設定方法: [アクセシビリティ] → [全般] → [インタラクト] → ホールド

デフォルトの「切り替え」では、蘇生ボタンを1回押すと蘇生モーションに入り、キャンセルするためにもう一度ボタンを押す必要があります。 「ホールド」に変更すると、ボタンを「長押し」している間だけ蘇生を行い、ボタンを離した瞬間に即座に蘇生をキャンセルできます。

BF6では、特に衛生兵以外で蘇生を行うと無防備な時間が長く、敵が来た瞬間にキャンセルする必要があります。 この「離した瞬間にキャンセル」できる反応速度は、生存率に直結します。 必須の変更項目です。

オーディオ:ナイトモードの利点

オーディオ設定も、間接的にあなたの反応速度を助けます。

設定方法: [サウンド] → [オーディオミックス] → ナイトモード

「ナイトモード」は、大きな音(爆発音や銃声)を抑え、小さな音(足音やリロード音)を大きくする設定です。 いわゆるダイナミックレンジの圧縮であり、音量の差が少なくなります。 これにより、耳への負担を減らしつつ、戦闘において重要な「足音」を聞き取りやすくする効果があります。 敵の接近を音で速く察知できれば、それは入力遅延を短縮するのと同じ価値があります。

クロスヘアとミニマップの設定

  • クロスヘア: 色は背景に埋もれない「グリーン」または「」を推奨します。 また、クロスヘアの「濃度」は「薄い」がお勧めです。 クロスヘアはあくまで「画面の中央」を示す目印であり、戦闘中はクロスヘアそのものではなく、ターゲット(敵)に集中すべきです。 クロスヘアが濃すぎると、意識がそちらに引っ張られてしまい、かえってエイムの妨げになります。
  • ミニマップ: [表示] → [ミニマップ] → [戦闘ズーム範囲(歩兵)] → 250 マップは小さいよりも大きい方が、戦全体の状況を把握しやすくなります。 デフォルト設定では近すぎますが、250程度まで引くことで、広範囲の敵の位置や戦線の状況を把握しやすくなります。

クロスプレイ:オフのメリット

これは低遅延設定とは少し異なりますが、撃ち合いの勝率に大きく関わります。 BF6はPC版とコンソール版でのクロスプレイに対応していますが、PC版プレイヤーとの戦闘は多くのコンソールプレイヤーにとって不利になります。

理由は、PC版ではマウス操作によるエイムの優位性があるだけでなく、ハードウェアの制限がないため、PS5の120fpsを遥かに超える高フレームレート(例:240fps)でプレイしている猛者が存在するからです。

設定方法: [全般] → [クロスプレイ] → オフ

クロスプレイをオフにすることで、マッチングする相手がPS5やXboxといった同じコンソールプレイヤーのみになります。 マッチングに時間がかかるようになる可能性はありますが、特に夜のゴールデンタイムなど、プレイヤーが多い時間帯であれば問題なくマッチングします。 対等な条件で戦いたいプレイヤーには、オフ設定を強く推奨します。

周辺機器による低遅延化:設定の先にある領域

ここまではPS5とBF6の設定で遅延を減らす方法を解説してきました。 しかし、本気で遅延を突き詰めるなら、設定だけでは限界があり、使用する「機器(デバイス)」そのものが重要になります。

コントローラー:DualSense Edgeの優位性

標準のDualSenseコントローラーと、プロ向けの「DualSense Edge」には、入力遅延において明確な差が存在します。 その秘密は「ポーリングレート」にあります。

ポーリングレートとは、コントローラーがPS5本体に1秒間に何回入力情報を送信するか、という頻度です。

  • 標準 DualSense(無線): 250Hz(1秒間に250回) → 約4ミリ秒に1回、情報を送信します。
  • DualSense Edge(無線): 1000Hz(1秒間に1000回) → 約1ミリ秒に1回、情報を送信します。

標準コントローラーでは、入力してから本体に届くまで最大4ミリ秒の遅延が発生する可能性がありますが、Edgeなら最大でも1ミリ秒です。 平均しても2〜3ミリ秒の差が生まれることになり、これは無視できない数値です。 さらに背面ボタンによる操作性の向上もあり、本気で勝ちを目指すならDualSense Edgeへの投資は大きな価値があります。

有線 vs 無線:Bluetoothの真実

「遅延を気にするなら有線接続が最強」と考えるのは、少し古い常識かもしれません。 PS4の時代は、確かに有線接続の方がBluetooth(無線)接続よりも遅延が少ない傾向にありました。

しかし、PS5のDualSenseコントローラー(標準・Edge共に)に搭載されているBluetooth技術は非常に優秀であり、検証データによれば、有線接続よりも無線接続の方がわずかに入力遅延が少ない、あるいは同等であるという結果が多数報告されています。

有線接続はケーブルの煩わしさがあるだけでなく、遅延の面でもメリットがない(むしろデメリットになる)可能性があるため、PS5においては高品質な「無線接続」でのプレイを推奨します。

低遅延モニター(テレビ)の選び方

あなたがどれだけ本体とコントローラーの設定を突き詰めて、1ミリ秒の遅延を削り取っても、最後の「出口」であるモニター(テレビ)の遅延が大きければ、全てが無駄になります。

一般の家庭用テレビ、特にリビングに置かれている大型テレビの多くは、「映像美」を優先するあまり、内部で高度な映像処理を行っています。 この処理が、ゲームにおいては数十ミリ秒(時には100ミリ秒以上)という致命的な「表示遅延」を生み出します。

必ず「ゲームモード」が搭載されているテレビを使用してください。 ゲームモードは、これらの不要な映像処理をバイパスし、遅延を最小限にするモードです。

そして、本気でBF6をプレイするなら、「ゲーミングモニター」の導入を検討してください。 選ぶ基準は以下の通りです。

  • リフレッシュレート: 120Hz以上(PS5の120fpsモードに対応するため)
  • 応答速度(GtoGまたはMPRT): 1ms以下(映像の残像感をなくすため)
  • 入力遅延: 公表されている数値が限りなく0に近いもの

これらの機器(Edgeコントローラーやゲーミングモニター)への投資は、エイム練習や立ち回りの研究と同じ、あるいはそれ以上に勝率へ直結する要素です。

まとめ

今回は、バトルフィールド6(BF6)で戦闘を圧倒的に有利にするための「低遅延設定」について、PS5本体からゲーム内、さらには周辺機器に至るまで徹底的に解説しました。

重要なポイントを最後にもう一度おさらいします。

  1. PS5本体: 「HDCPをオフ」が最重要。ハプティックフィードバックは「オン(弱)」が推奨。
  2. グラフィック: フレームレート80fpsの維持を目標に、不要な設定は全オフ。視野角は「104」推奨。
  3. コントローラー: 入力カーブは「リニア(またはスタンダード)」、デッドゾーンは「0」。感度は視野角に合わせて調整(例:35)。
  4. 周辺機器: DualSense Edge(1000Hz)とゲーミングモニター(120Hz/1ms)は、設定以上の効果をもたらす。

これらの設定は、あなたのBF6のパフォーマンスを確実に向上させます。 設定を変更した直後は違和感があるかもしれませんが、それは身体が「より速い反応」に慣れようとしている証拠です。 ぜひ訓練場で操作感を確かめながら、あなたにとっての「最強の設定」を見つけ出してください。

フォローよろしくお願いします。

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