編集デスク 家電製品紹介ライターの浜辺渚です。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、話題の「BALMUDA The Brew」の中でも、特にスターバックス限定モデルが気になっているものの、通常モデルとの違いや、本当に価格に見合う価値があるのか迷われていることと思います。
引用 : スターバックスHP
この記事を読み終える頃には、あなたがどちらのモデルを選ぶべきか、そしてスターバックス限定モデルがあなたの生活にどのような彩りを与えてくれるのか、その疑問が解決しているはずです。
- 通常モデルと限定モデルの決定的な違い
- 実際に飲んで分かった「お店の味」の再現度
- 購入前に知っておくべきメリットとデメリット
- あなたにとって「買い」なのはどっち?
それでは解説していきます。
バルミューダ The Brew スターバックス限定モデルとは
自宅にいながら、まるでスターバックスの店舗にいるかのような体験ができる。
そんな夢のような時間を叶えてくれるのが、「BALMUDA The Brew STARBUCKS RESERVE LIMITED EDITION」です。
引用 : スターバックスHP
私自身、二児の母として毎日バタバタと過ごしていますが、子供たちを送り出した後のほんのひととき、美味しいコーヒーがあるとそれだけで「今日も頑張ろう」と思えるんですよね。
バルミューダのコーヒーメーカーは、その抽出過程の美しさと計算された味わいで人気ですが、この限定モデルはさらに特別です。
スターバックスのコーヒー豆、特に「スターバックス リザーブ」のような高品質な豆のポテンシャルを最大限に引き出すために、バルミューダとスターバックスが共同で開発した特別な一台なのです。
スターバックス リザーブの世界観を凝縮したデザイン
まず目を奪われるのが、その洗練されたデザインです。
通常モデルもブラックとステンレスの組み合わせが素敵ですが、この限定モデルは一味違います。
鮮やかな「カッパー(銅色)」と「ダーククローム」の輝き。
これは、スターバックスの店舗デザイン、特に「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」のような特別な空間をイメージさせるカラーリングです。
キッチンに置くだけで、そこがまるでカフェの一角になったかのような存在感を放ちます。
マットなブラックとのコントラストが美しく、リビングやコーヒーコーナーなど、あえて目立つ場所に置きたくなる。
そんな所有欲を満たしてくれるデザインに仕上がっています。
お店の味わいを再現する独自の抽出モード
見た目だけではありません。中身、つまり「コーヒーを淹れるプログラム」そのものが特別仕様になっています。
スターバックスの豆は、しっかりとしたコクや苦味を持つ「深煎り」のものが多くあります。
この限定モデルは、そうしたスターバックスの豆に合わせて、お湯の温度や注ぐ量、感覚、そして独自の「バイパス注湯」に至るまで、すべてが専用にチューニングされています。
通常モデルとは異なる制御を行うことで、お店で飲むあの一杯、つまり「ガツンとくるけれど、後味はスッキリしている」という絶妙なバランスを自宅で再現してくれるのです。
通常モデルとスターバックス限定モデルの徹底比較
「結局、通常モデルと何が違うの?」 「高いお金を出して限定モデルを買う意味はあるの?」
ここが一番気になるところですよね。
私も主婦ですから、家電選びにはシビアになります。価格差に見合うだけの違いがあるのか、詳細に比較していきましょう。
引用 : スターバックスHP
機能と仕様の違いを比較表でチェック
まずは、分かりやすく表でスペックの違いを見てみましょう。
| 項目 | 通常モデル (BALMUDA The Brew) | スターバックス限定モデル |
|---|---|---|
| カラー | ブラック × シルバー | ブラック × カッパー × ダーククローム |
| 抽出モード | Regular / Strong / Iced | Hot / Iced |
| 抽出サイズ | 1杯 / 2杯 / 3杯 | Short / Tall |
| ロゴ | BALMUDA | STARBUCKS RESERVE |
| 価格(目安) | 約59,400円 | 約64,900円 |
| 味わいの方向性 | 雑味のないクリアな味わい(万能型) | 凝縮されたコクとキレ(深煎り特化型) |
一番大きな違いは「モード」と「サイズ」の表記です。
通常モデルが「レギュラー・ストロング・アイス」という濃さの調整ができるのに対し、限定モデルは「ホット・アイス」というシンプルな構成。
そしてサイズ表記も、通常モデルが「カップ数」であるのに対し、限定モデルはスターバックスらしく「Short(ショート)・Tall(トール)」となっています。
味わいの方向性の違い
通常モデルは、浅煎りから深煎りまで、どんな豆でも「雑味なくクリアに」淹れることを得意としています。
一方、限定モデルは明確に「スターバックスの豆(特に深煎り)」を美味しく飲むことに特化しています。
実際に飲み比べてみると分かるのですが、限定モデルで淹れたコーヒーは、口に含んだ瞬間のインパクトが違います。
「ガツンとしっかりとした濃厚な味わい」
それなのに、喉を通ると不思議とスッと消えていく。あの独特の「コクがあるのにしつこくない」感覚。
まさに、クラシックな喫茶店のマスターが丁寧に淹れてくれたような、あるいはスターバックスの店舗でバリスタが淹れてくれたような、力強い味わいが特徴です。
操作性の違いとシンプルさ
操作面でも違いがあります。
限定モデルは、ボタンの配置や機能がよりシンプルになっています。
「ホットかアイスか」「ショートかトールか」を選ぶだけ。
「今日はどのモードで淹れようかな?」と悩む必要がありません。
スターバックスのお店で「ホットのトールサイズで」と注文するのと同じ感覚で、ボタンを押すだけ。
この潔いシンプルさは、忙しい朝や、何も考えずに美味しいコーヒーが飲みたい時には、むしろメリットに感じられるかもしれません。
実際に使用して感じた「The Brew」の魅力
ここからは、実際に「BALMUDA The Brew スターバックス限定モデル」を使用して感じた、リアルな使用感をお伝えします。
スペック表だけでは分からない、五感で感じる魅力について深掘りしていきましょう。
引用 : スターバックスHP
五感を刺激する抽出体験
バルミューダの製品全般に言えることですが、このコーヒーメーカーも「体験」そのものをデザインしています。
スイッチを入れると、心地よい電子音が鳴り、抽出が始まります。
ポタポタとお湯が注がれる音、蒸気とともに立ち上るコーヒーの芳醇な香り。
そして何より特徴的なのが、抽出中に刻まれる「古時計の振り子」のような音です。
カチ、カチ、カチ……。
この音が、コーヒーが出来上がるまでの待ち時間を、ただの「待機時間」から「豊かな時間」へと変えてくれます。
温かいオレンジ色のライトが手元を照らし、まるで小さなステージを見ているかのよう。
家事の合間にこの音を聞いていると、不思議と心が落ち着いていくのを感じます。
圧倒的なアイスコーヒーの美味しさ
特筆すべきは「アイスコーヒー」の美味しさです。
これからの季節、自宅で美味しいアイスコーヒーが飲めるかどうかは死活問題ですよね。
この限定モデルの「Iced」モードで淹れたコーヒーは、本当に驚くほど美味しいです。
氷をたっぷりと入れたグラスに、濃厚に抽出されたコーヒーが注がれる瞬間。
急冷されることで香りが閉じ込められ、キリッとした苦味と透明感のある後味が生まれます。
水っぽさは一切なく、カフェで飲むような本格的なアイスコーヒーが、ボタン一つで完成します。
個人的には、少し深煎りの豆を使って、トールサイズでたっぷりと作るのがおすすめです。
メンテナンスのしやすさ
毎日使う家電だからこそ、お手入れのしやすさは重要です。
この機種はミル(豆を挽く機能)がついていないタイプです。
「えっ、ミルなしでこの値段?」と思われるかもしれませんが、実はこれがメンテナンスのしやすさに繋がっています。
全自動のコーヒーメーカーは便利ですが、ミルの掃除が面倒だったり、内部に粉が残ってカビの原因になったりすることがあります。
The Brewは粉から淹れるタイプなので、使い終わったらドリッパーとサーバーを洗うだけ。
本体の内部洗浄モード(クリーニングモード)も搭載されているので、定期的なお手入れも簡単です。
忙しい主婦にとって、洗い物が少なくて済むというのは、何よりの正義ですよね。
購入前に知っておきたいデメリット・注意点
良い点ばかりをお伝えしてきましたが、決して安い買い物ではありません。
購入してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、デメリットや注意点についても正直にお話しします。
引用 : スターバックスHP
価格が高い
やはり一番のネックは価格でしょう。
コーヒーメーカーに約6万5千円。これは勇気のいる金額です。
通常モデルよりもさらに5千円ほど高くなっています。
機能的には(モード数だけで見れば)通常モデルの方が多いことを考えると、この価格差は「デザイン代」と「スターバックス専用チューニング代」と言えます。
ただ、毎日スターバックスで400円〜500円のコーヒーを買っていると考えれば、長い目で見れば元は取れるかもしれません。
自宅でこのクオリティが飲めるなら、カフェに行く回数は確実に減るはずです。
タンクの容量と給水の手間
実際に使っていて少し手間に感じるのが、水タンクの容量と給水方法です。
このマシーンは、毎回使用する分だけの水をタンクに入れる必要があります。
例えば、トールサイズを淹れるなら、トールサイズに必要な量のお水を毎回計って入れなければなりません。
「水をたっぷり入れておいて、ボタンを押すだけで何杯も飲める」というタイプではないのです。
また、一度に抽出できる量は最大でもトールサイズ(マグカップ約1.5杯分〜2杯分程度)まで。
大家族みんなの分を一度に淹れたい、という時には、何度かに分けて抽出する必要があります。
1回の抽出に約6分ほどかかるので、来客時に3人分、4人分と用意するのは少し大変かもしれません。
味の調整幅が狭い
限定モデルの最大の特徴であり、同時にデメリットにもなり得るのが「味の調整幅の狭さ」です。
通常モデルにあった「Regular」「Strong」という濃さの選択肢がありません。
また、抽出温度の変更などもできません。
「今日は浅煎りの豆をあっさりと淹れたいな」 「気分によって濃さを変えたいな」
そう思っても、この機械は常に「スターバックスの豆を最高に美味しく淹れる」という一つの正解に向かって抽出を行います。
色々な豆を色々な淹れ方で実験したい、というコーヒーマニアの方には、少し物足りなさを感じる可能性があります。
あなたはどっち?通常モデル vs 限定モデル 選び方の結論
ここまで、スターバックス限定モデルの特徴を詳しく見てきました。
では、最終的にあなたはどちらを選ぶべきなのでしょうか。
私なりの結論をまとめました。
スターバックス限定モデルがおすすめな人
- スターバックスが大好きで、自宅でもあの味を再現したい人 これが一番の理由です。スタバの豆、特に「ダークロースト」や「スターバックス リザーブ」の豆をよく買うなら、間違いなくこちらがおすすめです。
- インテリアにこだわりがある人 カッパーとダーククロームのデザインは、他にはない高級感があります。お部屋のアクセントとして、デザイン重視で選ぶならこちらです。
- 難しいことを考えずに美味しいコーヒーが飲みたい人 モード選択がシンプルなので、迷うことなく常に安定した美味しいコーヒーが淹れられます。
- 特別なギフトを探している人 コーヒー好きの方へのプレゼントや、新築祝いなどにも最適です。箱を開けた瞬間の感動はひとしおでしょう。
通常モデルがおすすめな人
- 色々な産地や焙煎度の豆を楽しみたい人 浅煎りから深煎りまで、豆に合わせて「Regular」や「Strong」を使い分けたいなら、通常モデルの方が汎用性が高いです。
- コスパを重視したい人 機能(モード数)が多く、価格も少し抑えられているため、コストパフォーマンスで選ぶなら通常モデルです。
- 自分好みの味を探求したい人 その日の気分や合わせるスイーツによって濃さを調整できる楽しさは、通常モデルならではの魅力です。
まとめ
バルミューダ The Brew スターバックス限定モデルは、単なる調理家電ではありません。
それは、自宅に「スターバックスのある暮らし」を運んできてくれる、特別なプロダクトです。
確かに価格は安くありませんし、機能面での制約もあります。
しかし、毎朝のキッチンに漂う香り、美しいデザイン、そして一口飲んだ時の幸福感。
それらは、忙しい日常の中で私たちに「ホッとする瞬間」を与えてくれます。
私自身、子育てや仕事に追われる中で、このコーヒーメーカーが淹れてくれる一杯のコーヒーに何度も救われました。
もしあなたが、自宅でのコーヒータイムをもっと豊かで特別なものにしたいと願っているなら、この限定モデルは間違いなくその願いを叶えてくれる相棒になるはずです。
記事のポイント
- デザインとプログラムが特別仕様 カッパー色の美しいデザインと、スターバックスの豆(特に深煎り)に最適化された専用の抽出プログラムを搭載しています。
- 操作はシンプル、味は濃厚 モードは「Hot/Iced」と「Short/Tall」のみ。迷わず使えるシンプルさで、お店のようなガツンとしたコクのあるコーヒーが楽しめます。
- アイスコーヒーが絶品 これからの季節に嬉しい、急冷して楽しむアイスコーヒーモードの完成度が非常に高く、カフェレベルの味が自宅で再現できます。
- 選ぶ基準は「スタバ愛」と「豆の好み」 スタバの味や深煎りが好きなら限定モデル、色々な豆を自由に楽しみたいなら通常モデルを選ぶのが正解です。
筆者情報
浜辺 渚(はまべ なぎさ)
フリーランスの子供用グッズ・家電紹介ライター。 慶應義塾大学卒業後、大手出版社での編集経験を経て、独立。現在は二児の母として、日々の子育てに奮闘しながらライター活動を行っている。 「日々の生活を少しだけ豊かに、便利にする」をモットーに



















