編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、広大なクリムゾンデザートの世界で、効率的な進め方や隠された仕様が気になっていると思います。
圧倒的なボリュームを誇る本作ですが、知っているだけで劇的にプレイ環境が変わる裏技や知識が数多く存在します。
この記事を読み終える頃には、強敵の倒し方から面倒な素材集めまで、様々な疑問が解決しているはずです。
- 時間スキップを利用した効率的な素材収集
- 隠しアイテムによる探索と金策の最適化
- 気力消費を抑えるアビスギアの厳選方法
- 強敵を無力化する実践的な戦闘アクション
それでは解説していきます。
紅の砂漠攻略 : プレイ効率を劇的に変える基本システム
進行効率 : 時間スキップを活用した無限素材収集術
時間スキップの圧倒的な恩恵
本作をプレイする上で、間違いなく一番役に立つ裏技が時間スキップです。 このシステムを活用できるかどうかで、中盤以降の育成効率が全く変わってきます。
通常、任務派遣や均衡の投資には現実の時間で数日間待たされることがあります。 また、畑に植えた作物が成長するのにも、ゲーム内で長い時間を経過させる必要があります。
しかし、この時間スキップという技を使えば、それらの長い待ち時間を物の数分で終わらせることが可能です。 ゲームバランスを崩壊させかねないほどの強力なテクニックとなっています。
待機コマンドと休憩のループ手順
では、具体的なやり方について解説していきます。 本作の特定のクエストには、指定の時間になるまで進行できないという制限が設けられています。
その指定時間外にクエストの開始地点へ向かうと、画面に指定時間まで待機するコマンドが出現します。 このコマンドを実行することで、ゲーム内の時間が一気にスキップされる仕組みです。
スキップさせた後、近くにあるベッドや焚き火を利用して休憩を行います。 休憩を終えると再びクエストの時間外となるため、もう一度開始地点に行けば待機コマンドが復活します。
この「待機コマンド」と「休憩」の往復作業を繰り返すだけで、ゲーム内時間を無限に進めることができます。
任務派遣との強力なシナジー
このテクニックから最も恩恵を受けられるのが、任務派遣のシステムです。 例えば、貴重なアビスアーティファクトを入手できる任務があるとします。
この任務を繰り返し派遣に設定し、30分ほど時間スキップのループ作業を行います。 それだけで、通常では考えられない数のアビスアーティファクトを一気に集めることができます。
アビスアーティファクト以外にも、任務派遣では様々な希少素材や資金が手に入ります。 時間スキップと任務派遣は、本作における最高効率の稼ぎ手段と言って間違いありません。
待機コマンドが出現するおすすめクエスト
この技を利用するための条件として、対象のクエストをクリアせずに残しておく必要があります。 クリアしてしまうと待機コマンドが出現しなくなるため、絶対に注意してください。
一つ目のおすすめは、デメニス地方の「マルセルケの真夜中のサーカスの悪夢の舞台」というクエストです。 この場所はすぐ近くにベッドが配置されているため、待機と休憩のループを最も効率よく回すことができます。
ただし、21時30分から24時の間にテントの中に入ってしまうと、ボス戦が強制的に始まってしまいます。 作業中は誤ってテントの中に侵入しないよう、動線には十分に気をつけてください。
また、待機コマンドを実行した直後はシステム上休憩できないことがあるようです。 そのため、「先に休憩をしてから待機コマンドを実行する」という順番を癖づけておくとスムーズです。
二つ目は、パイルン地方の「スティアル族の稲妻のア字の地に落ち」です。 「1つ2への古代の結界」をクリアするとタイタン出現のムービーが流れ、このクエストが開始されます。
開始後すぐにタイタンに近づくと戦闘になってしまうため、一旦その場から離脱してください。 朝方から昼頃の間に再度近づくと、待機コマンドが出現するはずです。
ただし、この場所は近くに便利な休憩ポイントが存在しません。 そのため、先ほどのデメニスクエストに比べると、ループの周回効率は少し落ちてしまいます。
三つ目は、メインクエスト9章のエールの中の魔女「黒い魔女」のクエストです。 こちらも朝方から昼頃に向かうことで、待機コマンドを発生させることができます。
夜の時間帯に行ってしまうと、そのままボスとの戦闘に突入してしまうため注意が必要です。 それぞれのクエストで待機コマンドが出現する時間帯は微妙に異なるため、ご自身の環境で試してみてください。
移動手段 : アビスギア「裂風の羽ばたき」による快適な空中移動
上昇気流を生み出す画期的なシステム
本作の広大なオープンワールドを探索する上で、移動手段の確保は非常に重要な課題です。 そこでおすすめしたいのが、「裂風の羽ばたき」というアビスギアを使った移動テクニックです。
このアビスギアを装備した状態で風の元素を使用すると、プレイヤーの足元に上昇気流が発生します。 その気流に乗ることで、通常のアクションでは届かないような高所まで一気に飛び上がることができます。
空高く舞い上がった後は、グライダーのように好きな方向へ滑空して飛んでいくことが可能です。 山を越えたり、谷を飛び越えたりと、地形を無視したショートカットができるため移動が劇的に快適になります。
元素制限を回避する暗雲スキルの活用
裂風の羽ばたきを使うための基本的な方法は、風の元素をセットして「風追い打ち」や「回転割」を使用することです。 しかし、戦闘に備えて他の属性の元素をセットしておきたい場面も多々あります。
そのような時に役立つのが、「暗雲」というスキルを活用したテクニックです。 暗雲のスキルを使えば、風以外の元素をセットしている状態でも、強制的に上昇気流を発生させることができます。
いちいちメニューを開いて元素を付け替える手間が省けるため、探索のテンポが格段に良くなります。 私自身、このテクニックを知ってからは、移動のほとんどをこの方法に頼るようになりました。
なお、この強力なアビスギア「裂風の羽ばたき」は、特定の勢力クエストの報酬として用意されています。 カイルン地方にある「カイル系団の真っ白な羽の巣」というクエストをクリアすることで入手可能です。
拠点運営 : 貢献度の使い道と最強装備の入手方法
情報修正で化けた貢献度ショップ
ゲームを進めていくと貯まっていく「貢献度」の使い道について解説します。 貢献度は最大100まで貯めることができ、主にショップでの装備交換や、任務派遣の人員確保に使用します。
以前のバージョンでは、貢献度ショップに並んでいる装備は交換する価値が薄いものばかりでした。 しかし、最新のアップデートによって大幅な情報修正が入り、非常に有用な装備がラインナップされるようになりました。
特に注目すべきなのが、ショップで交換できる「指輪」の性能です。 これまでは焼き入れによる強化が不可能でしたが、アップデートで焼き入れが可能になりました。
その結果、最大まで強化すると攻撃力が11まで上昇するようになります。 これは現状入手できる指輪の中で、トップクラスの最強攻撃力を誇る数値となっています。
実用性の高い首輪の厳選
指輪に加えて、ショップで交換できる「首輪」も非常に強力な性能を持っています。 首輪は全部で4種類用意されており、各地域によって若干性能のステータスが異なります。
しかし、どの地域の首輪を選んでも、最大攻撃力は11まで成長するという共通点があります。 指輪と同様に高い実用性を備えているため、とにかく攻撃力を底上げしたいプレイヤーには必須の装備です。
無駄に素材を消費して弱い装備を作るくらいなら、貢献度を使ってこれらのアクセサリーを揃えるべきです。 余った貢献度は積極的にショップでの交換に回し、キャラクターの火力を高めていきましょう。
剣心の印章を使った派遣人数の最大化
貢献度のもう一つの重要な使い道が、任務派遣で人員を雇うためのコストとしての利用です。 これを行うためには、まず対象の勢力クエストをクリアして「剣心の印章」というアイテムを入手する必要があります。
この印章を所持していると、貢献度を4消費するごとに、派遣用の人員を1人追加で雇うことができます。 地域ごとに貢献度は100まで上げることができるため、一つの地域につき最大25人も追加で雇える計算になります。
さらに、灰色建波で得られる貢献度は、全地域のどこでも使用できるという特殊な仕様になっています。 全ての地域の貢献度を合算して計算すると、合計でなんと150人もの人員を追加で派遣に使うことが可能です。
任務に派遣した人員に使用した貢献度は、任務が完了すればそのまま手元に返却されます。 そのため、貢献度が減ることを恐れず、常に上限まで人員を雇ってガンガン派遣を回して問題ありません。
物語が11章以降に進むと、ロボット兵を大量に量産できるようになるため、人間の雇用は不要になります。 しかし、それ以前の序盤から中盤にかけては、このシステムが素材集めの要となる非常に便利な機能です。
ちなみに、人員雇用に必要な「剣心の印章」は、デメニス地方の勢力クエストで入手できます。 「アゼリアン家の火炎の騎士団」というクエストをクリアして、早めに手に入れておくことを推奨します。
素材収集 : アビスギア稼ぎの最高効率ルート
片手剣とテットを用いた回収術
キャラクターの強化に欠かせないアビスギアですが、普通にプレイしているだけではなかなか集まりません。 様々な稼ぎ方が存在しますが、今回は私が500時間プレイして導き出した、最も効率が良い方法を紹介します。
まず事前準備として、プレイヤーの武器を「片手剣」と「小さい盾」の組み合わせに設定してください。 片手斧や両手剣など、片手剣以外の武器種ではこの後のテクニックがうまく機能しないため注意が必要です。
また、アイテムを自動で回収してくれるお供の「テット」を必ず事前に召喚しておきましょう。 準備が整ったら、デメニスのマップ上で「M」の文字の形をした地形の北上にある「氷の目祭壇」に向かいます。
もしくは、その南西に位置する「下要塞」という拠点でも同じ作業が可能です。 これらの拠点には、盾とメイスを装備した特定の敵キャラクターが複数配置されています。
ガード後の強攻撃で装備を弾き飛ばす
この敵が持っている盾とメイスには、確定でアビスギアがセットされているという特徴があります。 つまり、敵を倒すのではなく、敵の装備品だけを奪い取ることで効率よくアビスギアを稼ぐのです。
やり方は非常にシンプルです。敵が攻撃を仕掛けてきたら、まずは自身の盾でしっかりとガードします。 敵の攻撃アクションが終わり、ガードの硬直が解けた瞬間に、すかさず「強攻撃」を叩き込みます。
正しいタイミングで片手剣の強攻撃が当たると、敵が持っている盾とメイスが手から離れて遠くへ飛んでいきます。 武器を落とした敵は無力化されますが、ここでは絶対に敵にトドメを刺さないでください。
地面に落ちた盾とメイスは、事前に召喚しておいたテットが自動的に走り回って拾い集めてくれます。 これを拠点内の敵全員に行い、全ての装備を落とさせたら、その場から離脱します。
注意点として、この拠点の敵を全滅させてしまうと、リスポーン(再配置)が封鎖されてしまう可能性があります。 そのため、必ず敵の命は残したまま、装備だけを剥ぎ取るという寸止めプレイを心がけてください。
探索補助 : 探索効率が劇的に変わる特殊装備4選
海賊王の帽子の染色テクニック
本作には、ステータスだけでなく特殊な効果を持った装備品がいくつか隠されています。 一つ目に紹介するのは、フィールド探索に欠かせない「海賊王の帽子」です。
この帽子を装備した状態でフィールドを歩き回り、未発見の宝箱に近づくと反応を示します。 帽子に取り付けられている羽の飾りが淡く光り、宝箱が近くにあることをプレイヤーに教えてくれるのです。
広大なマップに隠された無数の宝箱を自力で見つけ出すのは至難の業ですが、これがあれば探索が劇的に楽になります。 ただし、デフォルトの状態では羽の色が白色であるため、昼間の明るい場所では光っているのか非常に判別しにくいです。
そこでおすすめなのが、町の染色屋を利用して帽子の羽の色を「黒色」などに変更しておくテクニックです。 ベースの色を暗くしておくことで、宝箱に近づいて光った時のコントラストが強くなり、視覚的に分かりやすくなります。
海賊王の帽子は、エルナンドの南に位置する「歌うナズ号」という座礁船の中で入手できます。 海岸付近に小舟が停泊しているため、それに乗って船まで近づくか、先述の上昇気流を使って飛んでいくことも可能です。 船内に隠されている宝箱の中に、この便利な帽子が収められています。
欺瞞者のフェドーラを用いたミニゲーム必勝法
二つ目の有用な特殊装備は、「欺瞞者のフェドーラ」という少し変わった帽子です。 本作には、町の酒場などで「花札」や「てっこちん」といったミニゲームでお金を賭けて遊ぶ要素があります。
この欺瞞者のフェドーラを装備してミニゲームに参加すると、なんと対戦相手の手札を完全に透視することができます。 相手がどのような役を狙っているのか、どれくらい強い手札を持っているのかが一目瞭然となります。
自分の手札が相手より確実に勝っていると分かれば、掛け金を最大まで引き上げて全額勝負に出ます。 逆に、相手の手札が強くて勝ち目がないと分かった場合は、すぐに勝負から降りて損失を最小限に抑えます。
この戦法を繰り返すことで、ミニゲームの勝率をほぼ100%に引き上げ、効率よく所持金を稼ぐことが可能です。 後半になれば他にも効率の良い金策は登場しますが、資金が枯渇しがちな序盤から中盤にかけては非常にお世話になります。
この帽子は、タシュカルプの都市にある闘技場付近で入手することができます。 闘技場周辺にいる特定の商人に話しかけ、プレゼントを渡すなどして好感度を最大まで上げると、購入可能になります。
生命力探知機によるダメージ検証
三つ目に紹介するのは、戦闘時の情報量を増やしてくれる「生命力探知機」です。 本作はデフォルトの設定だと、敵に攻撃を当てても相手のHPバーの減り具合が詳細には分かりません。
しかし、この生命力探知機を装備(または所持)することで、相手のHPがはっきりと可視化されるようになります。 自分の攻撃やスキルの組み合わせが、実際にどれくらいのダメージ数値を叩き出しているのかが正確に把握できます。
新しい武器を手に入れた時や、アビスギアの構成を変えた際のダメージ検証において、この装備は必須レベルで役立ちます。 どのコンボが最も効率よく体力を削れるのかを研究するためにも、早めに入手しておきたいアイテムです。
生命力探知機は、テレシアの東の山間部にある「マルニ研究所」の跡地で入手することができます。 研究所内の入り組んだ構造の奥底に、ポツンと落ちているので見逃さないように探索してください。
序盤を無双できる東方の魔女の扇子
四つ目は、少し特殊な武器である「東方の魔女の扇子」です。 この武器は一般的な剣や斧とは異なり、扇子を使った独特なモーションで攻撃を繰り出します。
最大の特徴は、攻撃のコンボの中に広範囲に雷を落とす特殊な魔法攻撃が組み込まれている点です。 この雷攻撃は、プレイヤー自身の攻撃力ステータスに関係なく、固定で高い火力を叩き出すという仕様になっています。
そのため、キャラクターが十分に育っていない序盤の段階でも、敵の群れに向かって雷を落とすだけで簡単に雑魚敵を掃討できます。 装備が整ってくる終盤の環境では火力不足になり使わなくなりますが、序盤の攻略スピードを上げるためには取っておいて損はありません。
東方の魔女の扇子は、デメニスのマップから南の海へ少し進んだところにある小さな孤島で入手できます。 ファストトラベルポイントから南へ向かい、島の中央付近に置かれている宝箱の中に封印されています。
経済活動 : 欺瞞者のフェドーラを用いた金策の裏技
前述の「欺瞞者のフェドーラ」による金策は、単なるミニゲーム攻略にとどまらず、ゲーム内の経済活動全体に影響を与えます。 本作では、装備の強化や素材の購入、さらには拠点への投資など、あらゆるところで莫大な資金を要求されます。
通常、敵を倒したりクエストをクリアしたりして得られる資金だけでは、どうしてもカツカツになりがちです。 しかし、このフェドーラを使ったミニゲーム必勝法を確立しておけば、必要な時に必要なだけ資金を引き出す「ATM」のような使い方が可能になります。
特に序盤は、高価な素材を買うお金がなくて武器の強化が滞ることがよくあります。 そのような場面に直面したら、一旦冒険をストップしてタシュカルプの酒場に向かい、数十分ほど花札で荒稼ぎをしましょう。
これだけで、金銭的なストレスから完全に解放され、純粋にストーリーや探索を楽しむことに集中できるようになります。 ゲームの進行をスムーズにするための、ある種の「合法的なチート」と言えるかもしれません。
紅の砂漠攻略 : 戦闘を有利に進める実践的テクニック
ステータス管理 : プレイスタイル別のおすすめアビスギア構成
料理のポテンシャルを引き出す美食家
キャラクターの能力をカスタマイズするアビスギアの中で、特に有用なものを厳選して紹介します。 一つ目は、食事アイテムの効果を大幅に引き上げる「美食家」のアビスギアです。
美食家は、装備しているレベルに応じて、料理を食べた際の回復量に固定のボーナス数値を上乗せしてくれます。 レベル1の段階でも生命力が20、精神力が2も追加で回復するようになります。
最大レベルの5まで強化すると、生命力が100、精神力が10もベースの回復量に上乗せされます。 料理ごとの割合計算(%)ではなく固定値での加算となるため、元々の回復量が少ない安価な料理を大量に食べる序盤において、非常に大きな恩恵を受けられます。
終盤になると元から回復量が多い高級料理しか口にしなくなるため、回復量アップの恩恵は相対的に薄れていきます。 しかし、美食家の本当の強みは、料理が持つ「バフの持続時間」も延長してくれる点にあります。
| 状態 | 攻撃力上昇効果 | 気力固定効果 |
|---|---|---|
| 通常時 | 20秒間 25アップ | 8秒間固定 |
| 美食家Lv5装備時 | 59秒間 50アップ | 17秒間固定 |
上記の表は、「腹持ちの良い宴会定食」を食べた際の効果を比較したものです。 通常時は攻撃力アップが20秒間しか続きませんが、美食家Lv5の状態だと約3倍の59秒間も効果が持続します。
さらに、気力が減らなくなる固定効果の持続時間も、8秒から17秒へと2倍以上に延長されています。 終盤のボス戦などでは、このバフの延長効果が勝敗を分けることもあるため、最後まで腐らない優秀なアビスギアです。
絶え間ない連撃を可能にする気力回復系
二つ目のおすすめは、スタミナ管理を劇的に楽にする「星の循環」と「気力の循環」です。 本作の戦闘では、攻撃や回避などあらゆるアクションで気力(スタミナ)を消費します。
これらのアビスギアは、敵に攻撃を当てるたびに自身の気力が少しずつ回復するという強力な効果を持っています。 星の循環はレベルが2、気力の循環はレベルが1ずつ上がっていきますが、複数個スロットに積むことでその回復量は跳ね上がります。
| 状態 | 気力最大値 | 攻撃後の気力 | 消費気力 |
|---|---|---|---|
| アビスギア未装備 | 440 | 305 | 135 |
| アビスギア装備時 | 440 | 401 | 39 |
実際にアビスギアを装備した状態と、していない状態で、同じ1セット分の連続攻撃を行った際の気力消費量を比較しました。 未装備の状態では、マックス440の気力が攻撃後に305まで減少し、トータルで135の気力を消費しています。
一方、気力回復のアビスギアを積んだ状態では、攻撃後も気力が401までしか減っておらず、消費量はわずか39に抑えられています。 実に通常時の4分の1以下しかスタミナを消費していない計算になります。
追撃系の重いアビスギアを付けていると気力の枯渇が激しくなりますが、これらを併用すれば通常時の数倍の長さで攻撃を継続できます。 手数が多いほど回復の判定が多くなるため、特に攻撃スピードの速い「二刀流」のプレイスタイルと抜群の相性を誇ります。
ちなみに、派生として生命力や精神力を回復できる「生命の循環」「精神の循環」というアビスギアも存在します。 しかし、これらは一発あたりの回復量がスズメの涙ほどしかなく、実戦での実用性はほとんど感じられませんでした。
雑魚処理の最適解となる華麗爆発
三つ目は、フィールドの探索や経験値稼ぎの効率を極限まで高める「華麗爆発」です。 このアビスギアは、氷結属性の元素攻撃を使用した際に特殊な効果を発揮します。
氷結攻撃を食らった敵は一度凍りつき、その後時間差で氷ごと粉々に砕け散る爆発を起こします。 この砕け散る際の爆発ダメージは、プレイヤー自身の攻撃力ステータスに全く依存しないという凶悪な仕様を持っています。
そのため、難易度を「ハード」に設定して敵の体力が跳ね上がっている状態でも、雑魚敵であれば文字通り瞬殺することが可能です。 フィールド上に敵が密集している場所を見つけたら、中心に飛び込んで氷結範囲攻撃を放つだけで、一瞬にして敵の群れが消し飛びます。
この性質を利用して敵の群れを狩り続ければ、一気に莫大な経験値を稼ぐことができます。 また、敵からのドロップアイテムであるアビスアーティファクトも大量かつ最高効率でかき集めることが可能です。
遠距離戦の常識を変える無限の矢
四つ目は、弓を使うプレイヤーには絶対必須となる「無限の矢」のアビスギアです。 名前の通り、弓で矢を射った際に、一定の確率でインベントリの矢を消費せずに済むという効果があります。
アビスギアのレベルや品質によって矢を消費しない確率が変動しますが、複数装備して合計確率を100%に調整します。 そうすることで、どれだけ弓を撃っても手持ちの矢が一本も減らない、完全な無限射撃が可能となります。
通常の矢だけでなく、爆発の矢や睡眠の矢といった、高価で作成が面倒な特殊な矢にもこの効果はしっかりと適用されます。 強力な特殊矢をリソースの心配なく乱れ撃ちできるため、戦闘の難易度が大きく下がります。 弓をサブウェポンとして持ち歩く場合でも、絶対に作っておくべき非常に有用なアビスギアです。
プレイスタイルで選ぶ祝福系素材アップ
五つ目は、素材集めの効率を底上げする「祝福」のアビスギアシリーズです。 このシリーズは全部で4種類存在し、それぞれ特定のアクションを行った際に、確率で追加の素材を入手できる効果があります。
「大地の祝福」は鉱脈を採掘した際に鉱物を、「自然の祝福」はフィールドで草花を採取した際に採取物を追加取得します。 「野獣の祝福」は倒した動物から剥ぎ取りをした際に解体素材を、「森の祝福」は木を伐採した際に木材を追加で手に入れます。
様々な種類の武器を使いこなし、頻繁に焼き入れ(強化)を行うプレイヤーにとっては、これらの素材はいくらあっても足りません。 特に武器強化の核となる鉱物を増やせる大地の祝福と、革や骨などの防具素材を増やせる野獣の祝福は、優先して装備スロットに入れておきたいアビスギアです。
消費アイテム : 冒険を支える有用な料理と秘薬のレシピ
コストパフォーマンス最強の野菜のお粥
広大な世界を生き抜くために、バフアイテムの自給自足は避けて通れません。 私が500時間のプレイを通して、最終的に行き着いたおすすめの料理レシピを紹介します。
序盤から中盤にかけてメインで食べていたのが、「野菜のお粥」です。 自由制作で大成功して「豪華な野菜のお粥」になると、生命力が440、精神力が36も回復します。 ゲームの折り返し地点までは、この回復量だけで十分に生存可能です。
野菜のお粥の最大のメリットは、作成に必要な素材の中に「水」が1つしか要求されないという点です。 本作では、肉や野菜などの食材は任務派遣のシステムを利用することで、勝手に倉庫に大量に貯まっていきます。
しかし、水だけは派遣で集めにくく、最終的に水をフィールドで汲んで回る作業が一番面倒になってきます。 そのため、貴重な水を1つ消費するだけで作れる野菜のお粥は、作成の手間と回復量のコストパフォーマンスが圧倒的に優れています。
自由制作のメニューを開き、野菜枠の食材を1つ、穀物枠の食材を1つ、そして水を1つ鍋に入れます。 この組み合わせで野菜のお粥を3回連続で作成すれば、キャラクターが正式なレシピとして記憶し、以降はワンボタンで自動作成できるようになります。
終盤を支える回復の要となる蒸し豚
敵の攻撃が激化し、キャラクターの最大HPも大きく伸びる終盤戦では、お粥の回復量では追いつかなくなります。 そこで後半のメイン食料として重宝するのが、「蒸し豚」です。
大成功して「豪華な蒸し豚」が完成すると、生命力が840、精神力が76と、お粥の約2倍の数値を回復してくれます。 レベルが上がりきった終盤のステータスでも、体力の半分近くを一気に回復できる頼もしい料理です。
回復量が多い分、要求される素材の種類と数も跳ね上がります。 柔らかい肉か油の多い肉を3つ、野菜を3つ、ミルクを3つ、塩を1つ、水を3つという、かなり豪勢な材料が必要です。
しかし、終盤になれば任務派遣のシステムも十分に育っているため、これらの素材は意識せずとも数百個単位で余っているはずです。 唯一ネックになる水も、まとめて汲んでおけばしばらくは困りません。
作り方は、指定の分量の肉、野菜、ミルク、塩、水を自由制作で組み合わせるだけです。 これもお粥と同様に、手動で3回作成に成功すればレシピを覚えることができます。
精神力消費を無視する平穏の上級秘薬
料理と合わせて活用したいのが、戦闘能力を一時的に強化する秘薬系のアイテムです。 中でも特におすすめしたいのが、「平穏の上級秘薬」です。
この秘薬を使用すると、12秒間という短い時間ですが、プレイヤーの「精神力」を一切消費しなくなるという強烈な効果が発動します。 本作の強力なスキル、例えば大剣の「回転割」に追撃のアビスギアを重ね掛けすると、一瞬で精神力が枯渇してしまいます。
しかし、この秘薬を飲んだ直後であれば、12秒間はどれだけ重いスキルを連発しても精神力が減りません。 風属性の元素を纏った「風追い打ち」なども、威力が高い分精神力を持っていかれますが、秘薬中なら打ち放題の無双状態となります。
使い所が限定されるロマン技のように思えますが、どうしても勝てないボスに対して、開幕で秘薬を飲んで最大火力のスキルを叩き込む「ゴリ押し戦法」には最適です。
作成のレシピは、松葉のホカケムシを5つ、水銀を2つ、空き瓶を1つの組み合わせです。 これも3回作成してレシピを記憶させましょう。 材料となる水銀はフィールドで大量に入手でき、空き瓶も魔女のショップで安価に大量購入できるため、出し惜しみせずにガンガン使えるのがこの秘薬の素晴らしいところです。
アクション技 : 強敵を完封する実践的な戦闘アクション技
集中状態を利用した連続パリー(看破)
本作の戦闘は、ただボタンを連打しているだけでは中盤以降の敵にすぐ倒されてしまいます。 敵の動きを見極め、適切な防御行動を取ることが求められます。 そこで絶対に習得しておきたいのが、「看破(パリー)」のテクニックです。
看破は、敵の攻撃が当たる直前にガードを入力することで、攻撃を弾き返して隙を作る強力なアクションです。 しかし、敵の攻撃モーションは速く、通常の状態で見切ってタイミングよくガードするのは至難の業です。
そこで活用するのが、画面の時間の流れが遅くなる「集中状態」です。 集中状態を発動させて敵の動きをスローモーションにすると、攻撃の判定時間が間延びします。
この状態であれば、難しいタイミングを図る必要はありません。 敵が攻撃モーションに入ったのを見たら、とりあえずガードボタンを連続でカチャカチャと連打しているだけで、面白いように看破が成功します。 ボスクラスの連続攻撃など、まともに付き合うと危険な激しいラッシュに対しては、このスローモーション連打パリーが最も安全かつ確実な対処法となります。
人型ボスを封殺する衝破のコンボ
もう一つ、戦闘を圧倒的に有利に進めるためのアクション技が「衝破」です。 衝破は、自身の気を前方に放って敵を吹き飛ばすような技ですが、ダメージそのものよりも付随する効果が本命です。
まず、衝破を当てると敵の「体幹ゲージ」をがっつりと削り取ることができます。 体幹が崩れた敵は致命の一撃を受ける隙を晒すため、一気に大ダメージを与えるチャンスが生まれます。
さらに、衝破を受けた敵は一定時間「防御力低下」のデバフ状態になります。 この隙に最大火力のコンボを叩き込むのが、本作におけるボス戦の基本戦術となります。
そして最も凶悪なのが、相手が攻撃モーションに入っている最中にカウンター気味に衝破を当てると、相手の攻撃を強制的に中断(キャンセル)させられるという点です。 特に、プレイヤーと同じようなサイズ感の「人型のボス」に対してはこの中断効果が非常に刺さります。
敵が剣を振り上げたら衝破で怯ませ、防御力が下がったところに斬りかかり、再び敵が反撃しようとしたらまた衝破で潰す。 このループを繰り返すことで、ボスの行動を完封し、ほぼ一方的に攻撃し続けることが可能になります。 私自身、このハメ技とも言える強力な戦法を知ってからは、人型ボスへの苦手意識が完全に消え去り、常に衝破をコンボに組み込むようになりました。
ダメージ検証 : 生命力探知機を用いた火力の可視化
前述のアイテム紹介でも触れましたが、「生命力探知機」の存在は本作の戦闘システムを深く理解する上で欠かせません。 オープンワールドRPGにおいて、敵の体力が数値や明確なバーで表示されないシステムは、没入感を高める一方で「自分の攻撃が効いているのか」という不安を生み出します。
生命力探知機を装備し、敵のHPを可視化することで、初めて「このコンボはDPS(秒間ダメージ)が低い」「この属性攻撃は想像以上に有効だ」という明確な答え合わせができるようになります。
例えば、攻撃力は高いがモーションが遅い大剣と、攻撃力は低いが手数の多い双剣。 どちらが実際の時間帯ダメージで勝っているのかは、感覚だけではなかなかわかりません。 生命力探知機を見ながら同じ敵を相手に検証することで、自分のプレイスタイルに合った最適解を導き出すことができます。
序盤の救済 : 東方の魔女の扇子による範囲雷攻撃
ゲーム序盤は、スキルの種類も少なく、アビスギアの恩恵も受けられないため、複数の敵に囲まれると非常に苦しい戦いを強いられます。 そんな序盤のストレスを解消してくれるのが、先ほど紹介した「東方の魔女の扇子」です。
この武器の特殊な雷範囲攻撃は、装備のステータスに依存しない固定ダメージである点が最大の魅力です。 つまり、ゲーム開始直後に無理をしてこのアイテムだけを取りに行けば、序盤のエリアの敵はすべて紙くずのように一掃できるようになります。
アクションゲームが苦手な方でも、とりあえずこの扇子を手に入れてボタンを押しているだけで、物語をスムーズに進めることができます。 開発者が意図して用意した、一種の「初心者救済アイテム」とも言える絶妙なバランス調整を感じます。
経験値稼ぎ : 華麗爆発を使った雑魚敵の瞬殺レベリング
キャラクターのレベルアップや、スキルの習得に必要なポイントを稼ぐ作業(レベリング)は、RPGの宿命です。 しかし、本作において「華麗爆発」のアビスギアを用いた氷結狩りの効率は、他の追随を許しません。
敵を凍らせて砕くという固定ダメージの仕様は、難易度や敵のレベル差を完全に無視します。 通常であれば、経験値効率の良い高レベルエリアの敵は硬くて倒すのに時間がかかりますが、この方法なら低レベルエリアの雑魚と同じ速度で処理できます。
フィールド上で敵のリスポーン(再出現)が早いポイントを見つけ、氷結の範囲攻撃を連発する。 これだけで、わずか数十分でレベルが上がり、貴重なアイテムが山のように手に入ります。 500時間という長いプレイ時間の中で、無駄な作業時間を極限まで削ってくれた、最も感謝しているシステムの一つです。
総評 : 500時間プレイして感じたオープンワールドの奥深さ
最後に、これだけ長い時間をクリムゾンデザートの世界で過ごして感じたことを少しだけお話しします。
本作は、表面上は非常に美麗なグラフィックと広大なマップを売りにしたオープンワールドアクションです。 しかし、その真髄は、今回紹介した「アビスギアの組み合わせ」や「料理と秘薬のバフ管理」、「特定アイテムによるシステムの拡張」といった、目に見えないパラメータや仕様の複雑な絡み合いにあります。
一見すると不便に思える「リアルタイムの待ち時間」も、時間スキップという裏技(システム)を発見させるためのスパイスとなっています。 強い敵に勝てないという壁も、パリーの仕様や強靭削りのシステムを理解することで、一転して爽快なアクションへと変化します。
プレイヤーの工夫次第で、移動も戦闘も素材集めも、劇的に効率化し、全く別のゲーム体験へと変貌していく。 この「試行錯誤と発見の連続」こそが、私が本作を500時間以上プレイし続けても飽きない最大の理由です。
今回紹介した8つのテクニックは、そんな奥深いシステムのほんの氷山の一角に過ぎません。 ぜひご自身の足で世界を歩き、自分だけの最強の組み合わせや、誰も知らない裏技を見つけ出してみてください。
まとめ
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。

























