編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は『モンスターハンターストーリーズ3 ~運命の双竜~』のナルハタタヒメに勝てず、確実な立ち回りが気になっていると思います。
非常に強力なボスとして立ちはだかるナルハタタヒメですが、実は事前準備とバフの管理を徹底することで、誰でも安定して討伐することが可能です。
今回のレビューでは、装備の選び方からおすすめオトモンの育成、そして具体的なターンの進行までを詳細に解説していきます。
この記事を読み終える頃にはナルハタタヒメ討伐への疑問が解決しているはずです。
- 2体同時にダメージを与える全体攻撃スキルが必須
- バフをひたすら延長し続ける戦術が最も安定
- スタミナ回復力に優れるガルクの運用が最適解
- 開幕の猛攻を耐え凌ぐためのアイテム準備が重要
それでは解説していきます。
ナルハタタヒメ戦で勝てない原因と基本戦略
ナルハタタヒメ戦において多くのプレイヤーが壁にぶつかるのは、これまでのボスとは異なる特殊なギミックが存在するからです。
本作のナルハタタヒメ討伐クエストでは、イブシマキヒコと2体同時に相手をしなければなりません。 2体同時の猛攻を凌ぐだけでも至難の業ですが、さらに厄介な行動パターンが組み込まれています。
まずは、なぜ勝てないのか、その根本的な原因を理解し、正しい基本戦略を構築していきましょう。
戦略の方向性を間違えたままレベルだけを上げても、ジリ貧に陥って敗北する可能性が高いのがこの戦闘の特徴です。
敗因の多くは片方集中狙いによる敵の回復ループ
最も多い敗因は、どちらか1体を先に倒そうと集中攻撃をしてしまうことです。
通常の複数ボス戦であれば、数を減らすために片方を集中狙いするのが定石です。 しかし、ナルハタタヒメとイブシマキヒコのコンビにおいては、この定石が通用しません。
片方の体力を大きく削りすぎると、もう片方が特殊な回復行動を行います。 そして、減った体力を一気に全回復、もしくは自身の体力と同等まで引き上げてしまいます。
つまり、単体攻撃スキルで必死に片方を削っても、その努力が全て無駄になる仕組みが用意されているのです。
これを防ぐための唯一の解決策は、全体攻撃スキルを用いて2体の体力を均等に削り続けることです。 両者を同時に削っていけば回復行動を誘発することなく、同時に討伐へと持ち込むことが可能になります。
デバフの維持は困難なため味方のバフ延長を優先
もう一つの勝てない原因は、敵の弱体化(デバフ)に固執しすぎてしまうことです。
防御力ダウンや攻撃力ダウンを付与して戦いを有利に進めようとするのはRPGの基本です。 しかし、ナルハタタヒメとイブシマキヒコは、頻繁に自身のデバフを解除する行動をとってきます。
せっかく貴重なターンを消費してデバフをかけても、すぐにリセットされてしまうため、行動の無駄打ちが多発します。
そこで推奨する基本戦略は、敵へのデバフを諦め、味方への強化(バフ)をひたすら維持し続けるというアプローチです。
味方に強力なバフをかけ、それを「延長」のスキルで絶やさないように立ち回る。 そうすることで、敵のデバフ解除行動に影響されずに高いステータスを保ったまま戦い抜くことができます。
確実な勝利を引き寄せる事前準備と装備構成
ナルハタタヒメ戦を安定してクリアするためには、戦闘前の準備が勝敗の8割を分けると言っても過言ではありません。
適切な装備を選び、必要なアイテムを揃えることで、理不尽に感じた敵の攻撃も十分に耐え凌ぐことができます。 ここでは、主人公が装備すべき最適な武器と防具、そして心強いパートナーの選び方について解説します。
紹介する装備は、特定の素材を集める手間はかかりますが、それに見合うだけの圧倒的な安定感をもたらしてくれます。
主人公の武器はマガイマガドの狩猟笛一択
主人公の武器は、マガイマガドの素材から作成できる狩猟笛を強く推奨します。
この武器の最大の強みは、専用スキルである「覇者の旋律」を使用できる点にあります。 覇者の旋律は、味方全体の攻撃力、防御力、回避力を同時に上昇させるという破格の性能を持っています。
ナルハタタヒメ戦では敵の火力が異常に高いため、防御力と回避力の上昇は生存に直結します。 さらに、狩猟笛共通の「延長のメロディ」を使用することで、この覇者の旋律の効果ターンを伸ばし続けることができます。
合わせて「治癒の歌」による毎ターンの自動回復(リジェネ)と、「闘志の歌」によるスタミナ回復量アップを付与します。 そして、それら全てを延長していくのが主人公の基本戦術となります。
他の武器種で火力を出すよりも、狩猟笛で完全なサポート役に徹する。 これが、結果的にパーティー全体の総ダメージ量と生存率を最大化させる秘訣です。
ゴシャハギ防具で龍属性と雷属性の耐性を確保
防具に関しては、ゴシャハギの素材から作成できる装備が最適解となります。
ナルハタタヒメとイブシマキヒコは、雷属性と龍属性の強力な攻撃を頻繁に使用してきます。 ゴシャハギ防具は、この両方の属性に対してマイナス耐性を持っておらず、安定してダメージを軽減できる点が優秀です。
また、スキルとして「体力増強【中】」と「破龍力強化」が備わっている点も見逃せません。 体力の最大値が上がることで、敵の大技による一撃死(ワンパン)の確率を大幅に下げることができます。
装飾品や護石でスキルを補強する際、スタミナ関連のスキルを盛るのがおすすめです。
ただし、検証の過程で「スタミナ急速回復」のスキルを付与しても、バグなのか仕様なのか数値が正常に増加しない現象が確認されています。 そのため、スタミナ管理を向上させたい場合は「スタミナ増強」のスキルを優先して装着し、最大スタミナ値を底上げしておくアプローチが有効です。
パートナーはヘイトを集めるキートを選択
本作では一緒に戦ってくれる相棒(パートナー)を選択できますが、ナルハタタヒメ戦においては「キート」を選ぶのが最も安定します。
火力の面だけを見ればオーパなどのパートナーの方が優れている場面もあります。 しかし、この戦闘において主人公はバフの管理と延長、アイテムによる回復で手一杯になります。
主人公やバフの要であるオトモンに敵の攻撃(ヘイト)が集中すると、バフの維持サイクルが崩壊して一気に全滅の危機に陥ります。
キートは敵のターゲットを引きつける能力に長けており、非常に硬い耐久力を持っているため、強固な壁として機能してくれます。 キートが敵の攻撃を吸収してくれている間に、主人公が安全に「延長のメロディ」を奏で続ける。 この役割分担が、安定討伐の鍵を握っています。
必須アイテムリストと調合素材の集め方
長期戦必至のナルハタタヒメ戦では、消費アイテムの事前準備も怠ってはいけません。
まず、パーティー全体の危機を救う「生命の粉塵」は、所持上限まで必ず持ち込んでください。 不死虫や竜の牙など、マップの特定の採取ポイントで集中的に採取するか、交易船などを活用して日頃から備蓄しておく必要があります。
次に重要なのが、主人公の耐久力を底上げする「硬化薬グレート」です。 戦闘の序盤、まだバフが揃っていない危険な時間帯を生き延びるために、開幕と同時に主人公に使用します。 また、敵のバフ消し攻撃によって防御力アップが剥がされた際の緊急補修としても役立ちます。
狩猟笛の旋律を維持するためにはスタミナの確保も重要になるため、「携帯食料」や「いにしえの秘薬」も限界まで持ち込みましょう。 ケチらずに最上級の回復アイテムを惜しみなく使うことが、勝利への近道です。
安定攻略の要となるおすすめオトモン「ガルク」の育成論
本戦術における最大のダメージソースであり、攻略の要となるのがオトモン選びです。
様々な強力な古龍種や飛竜種が存在しますが、今回のバフ延長&全体攻撃戦術に最も適しているのは「ガルク」です。 ガルクが持つ固有のステータス特性と、伝承の儀によるカスタマイズ性を活かすことで、ナルハタタヒメとイブシマキヒコを同時に圧倒するマシーンが完成します。
ここでは、ガルクを採用する理由と、覚えさせるべき必須スキル、そして絆遺伝子の構成について詳しく解説します。
ガルクの圧倒的なスタミナ回復力が戦略の核
数あるオトモンの中でガルクを推奨する最大の理由は、その驚異的な「スタミナ回復力」にあります。
通常のオトモンは、毎ターンのスタミナ回復量が10〜15程度にとどまることが多いです。 しかしガルクは、レベルアップと育成を進めることで、毎ターンのスタミナ回復力を20近くまで引き上げることが可能です。
この数値が意味するのは、消費スタミナ20の強力なスキルを「毎ターン連続で撃ち続けることができる」ということです。
ナルハタタヒメ戦では、2体を同時に削り続けるために毎ターン全体攻撃を撃つことが求められます。 息切れせずに全体攻撃を連発できるガルクは、まさにこの戦闘のために存在しているかのような適性を持っています。
ガノトトスから全体攻撃「亜空間タックル」を遺伝
ガルクを最強の全体攻撃アタッカーにするために不可欠なのが、「亜空間タックル」というスキルの遺伝です。
このスキルは、ガノトトスが所持している無属性の全体攻撃スキルです。 消費スタミナが20と比較的軽めでありながら、全体に対して高い威力を誇り、破格の性能を持っています。
伝承の儀を利用して、ガノトトスからガルクへこの亜空間タックルの絆遺伝子を受け継がせましょう。 可能であれば、遺伝子を強化して「亜空間タックル+」や「亜空間タックル【大】」といった上位互換にしておくことで、討伐にかかるターン数を劇的に短縮できます。
毎ターンガルクがこの亜空間タックルを連発することが、敵の回復ループを阻止し、均等に体力を削り切るためのメイン火力となります。
ワンパン対策の「全属性防御力強化」を付与
攻撃面だけでなく、ガルクの生存能力を高めるためのスキルも必須です。
敵の大技を耐え凌ぐために、「全属性防御力強化」の絆遺伝子を必ず組み込んでください。 ナルハタタヒメたちは雷属性だけでなく、様々な属性の攻撃を織り交ぜてきます。
特定の属性耐性だけを上げても別の属性攻撃で大ダメージを受けてしまうため、全属性に対する防御力を底上げすることが重要です。
このスキルを組み込んでおくことで、主人公の狩猟笛による防御バフと合わさり、敵の苛烈な攻撃を受けてもHPが半分以上残るような硬さを手に入れることができます。 オトモンが倒されてしまうと絆ゲージが失われ、戦術が根底から崩壊してしまうため、防御系スキルの遺伝は妥協せずに準備してください。
敵の強化を打ち消す「古龍の威圧」を用意
もう一つ、戦況をコントロールするために重要なのが「古龍の威圧」というスキルです。
これは一部の古龍種が持っているスキルで、敵のステータス上昇効果を打ち消し、さらに攻撃力や防御力を下げる効果があります。 ナルハタタヒメやイブシマキヒコは、戦闘中に「攻撃力アップ【大】」という非常に危険な自己強化を行ってきます。
このバフがかかった状態の敵の攻撃をまともに受けると、どれだけ防御力を上げていてもパーティーが壊滅する恐れがあります。 そのため、敵が攻撃力アップを使用した直後のターンに、すかさず「古龍の威圧」を撃ち込んでバフを消し去る役割が必要になります。
ガルク自身にこのスキルを遺伝させても良いですし、控えのオトモン(古龍種など)にこの役割を担わせ、必要な時だけ入れ替えて使うという運用でも構いません。
控えオトモンの活用と立ち回り
控えのオトモンとして、古龍の威圧をデフォルトで持っているモンスターを2体ほど編成しておくのがおすすめです。
バフ消しが必要な場面で即座に交代し、威圧を撃った後は再びガルクに戻して全体攻撃を再開するというローテーションを組みます。 交代先のオトモンにも「全属性防御力強化」を付与しておかないと、出てきたターンに出合い頭でワンパンされる危険があるため注意が必要です。
無属性ビンゴを成立させる絆遺伝子の配置例
ガルクの火力をさらに底上げするために、絆遺伝子の配置(ビンゴボーナス)にもこだわりましょう。
亜空間タックルが無属性のスキルであるため、盤面を無属性の遺伝子で埋め尽くし、「無属性ビンゴ」を複数成立させるのが理想です。 ビンゴが成立するごとに無属性攻撃の威力が乗算されていくため、最終的なダメージ出力に天と地ほどの差が生まれます。
中央に「亜空間タックル」、周囲に「全属性防御力強化」や各種ステータスアップ(無属性)の遺伝子を配置し、縦・横・斜めのラインを繋げていきます。
無属性のオトモンは遺伝子の自由度が高く、優秀なパッシブスキルを組み込みやすいため、時間をかけてでも理想のビンゴ盤面を完成させる価値は十分にあります。
ナルハタタヒメ戦の具体的な立ち回り解説
装備とオトモンの準備が整ったら、いよいよ実戦での立ち回りです。
この戦闘は、アドリブで動くよりも、あらかじめ決められた手順(ルーティン)を正確に実行していくことが勝利への近道となります。 開幕から討伐までの約30ターンを、いくつかのフェーズに分けて詳細に解説していきます。
特に最初の3ターンをいかに無傷で乗り切るかが、その後のバフ管理の成否を分けます。
開幕から3ターン目までの生存を最優先した動き
戦闘が開始された直後の1ターン目は、パーティーの防御バフが全くかかっていない最も危険な状態です。
ここで敵の攻撃が主人公に集中すると、一瞬でゲームオーバーになる可能性があります。 そのため、初手は控えに用意した古龍種などを場に出し、「古龍の威圧」を使用して敵の攻撃力を下げにいきます。
同時に、主人公は自身に「硬化薬グレート」を使用し、素の防御力を極限まで高めて敵の初撃に備えます。 運悪く敵の攻撃が主人公に4連続で集中するような極端な偏り(ヘイトの偏り)が発生した場合は耐えきれないこともありますが、確率的には低いため割り切るしかありません。
2ターン目は、敵の攻撃力が下がっている間に、主人公が狩猟笛で「治癒の歌」などのメロディを吹き始めます。 これにより、毎ターンの自動回復効果(リジェネ)をパーティー全体に付与し、回復の負担を軽減します。
3ターン目に入ったら、いよいよ主役であるガルクを場に出し、「亜空間タックル」による全体攻撃を開始します。
中盤以降は延長のメロディでバフを恒久的に維持
3ターン目以降、主人公は狩猟笛の真骨頂である「覇者の旋律」を発動させます。 これにより、パーティー全体の攻撃力、防御力、回避力が大幅に上昇します。
ここからが中盤戦のルーティンとなり、主人公の行動はほぼ固定化されます。 主人公は毎ターン、もしくはバフが切れる数ターン前に、狩猟笛の「延長のメロディ」を吹き続けます。
延長のメロディを使うことで、「治癒の歌」のリジェネ効果、「覇者の旋律」のステータス上昇効果、「闘志の歌」のスタミナ回復量アップ効果の全てが延長されます。 バフの残りターン数を常に画面上で確認し、絶対に途切れさせないように細心の注意を払ってください。
一方、ガルクは毎ターン自動で回復する豊富なスタミナを利用し、ひたすら「亜空間タックル」で2体を同時に削り続けます。
パートナーのキートが敵のヘイトを集めてくれているため、主人公とガルクは比較的安全な位置から自分の役割を全うできるはずです。
敵の攻撃力アップ大を確認したら即座に打ち消す
順調にターンを進めていても、敵が「攻撃力アップ【大】」というスキルを使用してきた時だけは、ルーティンを中断して緊急対応に当たる必要があります。
この強化状態のまま全体攻撃や連続攻撃を食らうと、覇者の旋律による防御力アップの上からでも致命傷を受けてしまいます。 敵が攻撃力アップのバフを使用したログを見たら、次のターンはガルクから控えの古龍種オトモンに即座に交代します。
そして「古龍の威圧」を放ち、敵の強化バフを強制的に解除します。 バフを解除したことを確認したら、再びガルクに戻して亜空間タックルを再開します。
この時、オトモンを交代したことでガルクにかかっていたバフのターン数がどうなっているか、再度確認する癖をつけておきましょう。
ブレイクによる大ダウンで一気に体力を削る
ダメージを与え続けていると、敵の部位が破壊されたり、特定の条件を満たすことで「ブレイク」状態が発生します。
本作の大型古龍戦の法則として、3回ブレイクを発生させると、敵が「大ダウン」して無防備な状態になります。 この大ダウン中は敵が行動しないため、回復やバフの延長を気にせずに最大の火力を叩き込む大チャンスとなります。
大ダウンが発生したら、主人公も狩猟笛のメロディを一時中断し、持っている中で最も威力の高い攻撃スキルや、ハンマーなどに持ち替えて竜気ゲージを一気に削りにいきましょう。
大体の場合、1回目の大ダウンを奪う頃には敵の体力が半分近くまで減っているはずです。 順調にいけば、2回目の大ダウンを奪う前後で討伐完了となるペースです。
終盤の息切れを防ぐためのアイテム活用術
戦闘が20ターンを超えて終盤に差し掛かると、主人公のスタミナが枯渇しやすくなります。
狩猟笛の旋律を奏でるにもスタミナを消費するため、息切れを起こすとバフの延長ができなくなり、パーティーが一気に崩壊します。 スタミナの低下を感じたら、バフの残りターン数に余裕があるタイミングを見計らって、「携帯食料」や「いにしえの秘薬」を使用してスタミナを一気に全回復させましょう。
また、敵の攻撃によって稀に味方単体のバフが消されてしまうことがあります。 ガルクの防御力アップが消されていることに気づいたら、すぐさまガルクに対して「硬化薬グレート」や通常の「硬化薬」を使用し、防御力を補填してください。
バフの残りターン数と、各キャラクターのバフアイコンの有無を常に監視し、アイテムによる的確なフォローを行うことが、最後まで安定を保つ秘訣です。
さらに勝率を高めるための補足情報とテクニック
ここまで解説した基本戦術を徹底すれば、ナルハタタヒメ討伐の勝率は飛躍的に高まります。
しかし、ゲームシステムをさらに深く理解し、いくつかのテクニックを併用することで、より安全に、より早く討伐を完了させることが可能になります。 ここでは、レベル上げの目安や、戦闘中の細かい仕様を利用した被ダメージ軽減のコツなど、知っておくと得をする補足情報を紹介します。
どれも少しの意識で実践できるものばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。
推奨レベル90以上を満たす効率的なレベリング
ナルハタタヒメ戦において、プレイヤースキルや戦術以前に絶対的な条件となるのがキャラクターの「レベル」です。
敵の攻撃力の基礎値が非常に高く設定されているため、レベルが低い状態ではどんなに防御バフを盛っても初手のワンパンを防ぐことができません。 安定して耐久戦に持ち込むためには、最低でもレベル90、できればレベル95以上まで育成しておくことを強く推奨します。
レベル95付近になればステータスの基礎値が十分に高まり、敵の攻撃が数発偏っても耐えられる余裕が生まれます。
効率的なレベリング方法としては、隠しダンジョンの深層など、経験値効率の良いエリアで「経験値アップのお札」や料理によるバフを併用して戦闘を繰り返すのが定番です。 また、掃討(クイックフィニッシュ)を活用できる格下の大型モンスターを乱獲することで、短時間で莫大な経験値を稼ぐことも可能です。
焦ってボスに挑む前に、まずはしっかりとレベル上げの時間を確保しましょう。
敵の3すくみ傾向を把握して被ダメージを軽減
モンハンストーリーズシリーズの根幹システムである「3すくみ(パワー・スピード・テクニック)」の相性関係は、このボス戦でも有効に機能します。
相手の攻撃傾向を読み切り、有利な攻撃をぶつけて「真っ向勝負」に勝利することで、被ダメージを大幅に軽減し、絆ゲージを効率よく溜めることができます。 ナルハタタヒメとイブシマキヒコの行動パターンは完全なランダムではなく、ある程度の周期を持った傾向が存在します。
例えば、イブシマキヒコが「パワー」主体で行動してきた次のフェーズでは「スピード」に変化する、といった具合です。 ナルハタタヒメは逆に「スピード」から「テクニック」へ変化する傾向が見られます。
常に全体攻撃を撃つガルクの戦術において、毎ターン3すくみを狙うのは難しいですが、主人公が攻撃に参加する余裕があるタイミングでは、この傾向を思い出して有利な手を選択してみてください。 2周期ほど傾向を凌げば、敵の体力は残りわずかとなっているはずです。
防御力アップバフが消された際の緊急対処法
戦闘中、敵の特定の攻撃を受けると、せっかく延長し続けていた防御力アップのバフが強制的に解除されてしまうことがあります。
この状態異常に気づかずに次のターンを迎えると、紙装甲の状態で敵の大技を被弾することになります。 画面のステータスアイコンを注視し、主人公やガルクの盾マーク(防御力アップ)が消滅しているのを発見したら、最優先でリカバリーに動きましょう。
リカバリーの手段としては、前述した通り「硬化薬グレート」を使用するのが最も手っ取り早いです。
アイテムによるバフ付与は、狩猟笛の旋律と違って効果ターンが3〜4ターンと短く設定されています。 そのため、アイテムで防御力を補強した後は、「もう十分に延長してあるから大丈夫」と油断してはいけません。
すぐに再び狩猟笛の「延長のメロディ」を使用して、アイテムによるバフのターン数も恒久的な長さに引き伸ばすことを忘れないでください。 この「バフの消滅確認」と「アイテム使用後の再延長」という一連の動作が、耐久戦における最大の肝となります。
装備や相棒の性能比較データ検証
なぜ今回紹介した装備や相棒が最適解と言えるのか、具体的な数字の比較を交えて検証結果を提示します。
感覚だけでなく、データに基づいた選択であることを理解していただければ、戦術への納得感もより深まるはずです。 他の装備で挑んで失敗した経験がある方は、以下の表を見て、どこに差があったのかを確認してみてください。
主人公防具の耐性とスキルの数字比較
ナルハタタヒメ戦で受ける主要な属性攻撃(雷・龍)に対する、終盤の有力な防具の耐性値と付属スキルを比較した表です。
| 防具名 | 雷耐性 | 龍耐性 | 付属スキル1 | 付属スキル2 | 総合評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| ゴシャハギ装備 | 0 | 0 | 体力増強【中】 | 破龍力強化 | 最適解。弱点がなくワンパンを防ぐ体力増強が優秀。 |
| ジンオウガ装備 | +5 | -3 | 雷属性攻撃強化 | 回避性能【小】 | 雷には強いが龍属性攻撃で大ダメージを受けるリスクあり。 |
| ナルガクルガ装備 | -2 | 0 | 回避性能【大】 | 会心【中】 | 回避頼みになり、被弾時のリスクが高く安定性に欠ける。 |
| マガイマガド装備 | 0 | +5 | 爆破やられ無効 | 逆恨み | 龍耐性は優秀だが、体力増強がない分ワンパンのリスクが残る。 |
表から分かる通り、ゴシャハギ装備は雷と龍の両方に対してマイナス耐性を持たない点が非常に優秀です。
それに加えて「体力増強【中】」によるHPの底上げが、ステータスの暴力で押し切ってくる今回のボス戦において最も信頼できる防御手段となります。
パートナーのヘイト値と火力の数字比較
一緒に戦ってくれるパートナー(相棒)の性能比較です。 今回の戦術において、なぜ火力の高いキャラクターではなくキートを選んだのかが分かります。
| パートナー名 | ヘイト集中的度 | 総合耐久力 | メイン火力 | 特殊行動 | 役割適性 |
|---|---|---|---|---|---|
| キート | 極めて高い | S | 爆弾(固定ダメージ低) | スチームバースト(ダウン付与) | 壁役として最適。主人公の安全を確保できる。 |
| オーパ | 普通 | A | 属性武器攻撃(高) | 状態異常回復 | 火力は高いが、主人公に攻撃が向く確率が上がり事故死のリスク増。 |
| リリア | 低い | B | サポートアイテム | 味方全体バフ | バフは主人公の狩猟笛で間に合っており、耐久力の低さがネック。 |
キートは後半になるにつれて自身の火力(爆弾ダメージ)が相対的に不足してくるという欠点はあります。 (ガルクが1500ダメージ以上出している横で、キートの爆弾は200ダメージ程度しか出ないこともあります)
しかし、それ以上に「主人公とオトモンに敵の攻撃を向けさせない」というヘイト管理能力がずば抜けています。
キートが攻撃を引き受けているからこそ、30ターンもの間、バフの延長という地味で無防備な作業を安全に継続できるのです。
まとめ
ナルハタタヒメとイブシマキヒコの同時討伐は、力任せの戦法では絶対に勝てないようにデザインされた秀逸な難易度を誇ります。 しかし、以下のポイントを遵守することで、誰でも確実に討伐への道を切り開くことができます。
- 2体の体力を均等に削るために、ガルクの「亜空間タックル」による全体攻撃を徹底する。
- 敵へのデバフは諦め、主人公はマガイマガドの狩猟笛で「覇者の旋律」などの味方バフをひたすら延長し続ける。
- 初手のワンパンを防ぐために、推奨レベル90以上まで育成し、ゴシャハギ防具と硬化薬グレートを準備する。
- 敵のヘイトは壁役として優秀なパートナー「キート」に全て任せる。
- 敵の「攻撃力アップ【大】」だけは見逃さず、控えオトモンの「古龍の威圧」で即座に打ち消す。
これらのルーティンを構築し、焦らずに30ターン前後を戦い抜いてください。 慣れてくれば10分〜15分程度で安定して周回できるようになるはずです。
無事に討伐を果たし、英雄の証を手に入れられることを応援しています。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。 最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。























