編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、高難易度化する「仁王3」の攻略において、火力と耐久の両立に悩み、特に「属性付与を維持し続けるビルド」や「即死しないタフさ」が気になっていると思います。
この記事を読み終える頃には、属性を操りながら敵を圧倒し、かつ決して倒れない不沈艦のような立ち回りの全ての疑問が解決しているはずです。
- 忍び二刀の「幻術」連携で常時属性エンチャントが可能
- 「稲荷の恩寵」と「鳶加藤」の組み合わせで火力最大化
- 「藤堂」の武家加護で体力6000オーバーを実現
- 混沌やられと妖怪技をループさせる完全制圧スタイル
それでは解説していきます。
仁王3における「無限属性付与ビルド」の概念と強み
本作「仁王3」において、最強ビルドの一角として注目されているのが、今回紹介する「無限属性付与・高耐久忍び二刀ビルド」です。
このビルドの核心は、単に攻撃力が高いだけではありません。「リソースが尽きない」こと、そして「死なない」こと。この2点を極限まで突き詰めた結果、周回プレイや高難易度ミッション(エンドコンテンツ級)であっても、安定してクリアできる性能を誇ります。
通常、属性を武器に付与(エンチャント)するには、アイテムの「お札」や陰陽術の「符」を使用します。しかし、これらは使用回数に制限があり、効果時間も有限です。ボス戦の途中で効果が切れ、かけ直している隙に落命する。そんな経験は誰にでもあるでしょう。
本ビルドでは、忍術の奥義と特定のスキル、そして守護霊の特性を組み合わせることで、**「攻撃アクションの中にエンチャントを組み込み、リソースを消費せずに属性を纏い続ける」**というシステムを構築しています。これにより、実質的な「無限」を実現しているのです。
なぜ「忍び二刀」なのか
武器種として「忍び二刀」を採用する理由は明確です。それは、ヒット数の多さと機動力、そして何よりも「幻術」とのシナジー(相性)が全武器中で最も高いからです。
忍び二刀は、通常攻撃の出が早く、隙が少ないのが特徴です。属性ダメージや状態異常の蓄積は、一撃の重さよりも「手数(ヒット数)」に依存します。短時間に大量の斬撃を浴びせる忍び二刀は、瞬時に敵を「属性やられ」状態にするのに適しています。
さらに、空中殺法や回避を兼ねた攻撃スキルが豊富であり、敵の攻撃を「避けながら殴る」ことが可能です。ここに後述する高耐久が加わることで、多少の被弾を恐れずに攻め続けるインファイターが完成します。
ビルド構築の要:装備構成と揃え効果
このビルドを成立させるためには、特定の装備の組み合わせ(ビルドパーツ)が必須となります。適当な装備では火力も耐久も中途半端になるため、まずは以下の構成を目指して装備集めを行ってください。
「稲荷の恩寵」7つ揃えの絶対性
まず最優先で集めるべきは、「稲荷の恩寵(いなりのオンライン)」が付与された装備です。これを7つ揃え(7部位、または「かに玉」効果込みで6部位)まで発動させます。
稲荷の恩寵のスペック
| 揃え効果数 | 発動効果 | 解説 |
|---|---|---|
| 2つ揃え | 体力 +350 | 基礎耐久の底上げ |
| 3つ揃え | 陰陽術 術力 +30 | バフ・デバフの効果上昇 |
| 4つ揃え | 被ダメージ軽減 -4% | 硬さに直結する重要ステータス |
| 5つ揃え | 属性を纏わせた武器のダメージ +10% | 本ビルドの火力源① |
| 6つ揃え | 陰陽術使用で気力回復速度増強 | 息切れ防止のスタミナ管理 |
| 7つ揃え | 属性を纏わせた武器のダメージ +18% | 本ビルドの火力源② |
特筆すべきは、5つ揃えと7つ揃えで重複発動する「属性を纏わせた武器のダメージ増加」です。合計で**約28%**もの物理ダメージ上昇が見込めます。
通常の攻撃力アップ系オプションと異なり、これは「属性を纏っている間」という条件付きですが、本ビルドは「常時属性を纏う」ため、実質的に常時全ダメージ28%アップという破格の性能を発揮します。この倍率は他の恩寵と比較してもトップクラスです。
「鳶加藤(とびかとう)」5つ揃えのシナジー
防具(主に軽装部分)には「鳶加藤」シリーズを採用し、5つ揃えまで発動させます。これは伝説の忍者「加藤段蔵」の装束であり、忍術に特化した性能を持っています。
鳶加藤のスペック
| 揃え効果数 | 発動効果 | 解説 |
|---|---|---|
| 2つ揃え | 忍術 術力 +20 | 幻術のダメージアップ |
| 3つ揃え | 忍術発揚 A | 忍術使用でアイテム消費無効化など |
| 4つ揃え | 近接攻撃ダメージ +5% | 純粋な火力底上げ |
| 5つ揃え | 忍術アイテム消費無効 +15% | 継戦能力の大幅向上 |
ここで重要なのは、「忍術発揚」と「忍術アイテム消費無効」です。後述する「幻術」を連発する際、これらの効果が発動することで、術の使用回数が減らず、弾切れを起こさずに戦い続けることが可能になります。
必須小物:「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」
ビルド構築の前提として、小物枠の片方は必ず「八尺瓊勾玉(通称:カニ玉)」、または特殊効果「揃え効果の必要装備品数 -1」が付いたものを装備してください。
これがないと、稲荷7つ揃えと鳶加藤5つ揃えを同時に発動させることは装備枠の物理的制約上、不可能です。仁王シリーズのお約束ですが、まずはこれを掘ることがスタートラインとなります。
武器「忍び二刀」の選定と必須スキル
武器種は「忍び二刀」であれば何でも構いませんが、理想を言えば、最初から「敵を倒すと移動速度アップ」や「気力消費軽減」などが固定オプションで付いているものが好ましいです。しかし、最も重要なのは武器そのものの性能よりも、習得する**武技(スキル)**です。
主力武技①:甘掛け(あまがけ)
このビルドの機動力を支える最重要スキルです。 攻撃中に空中へ飛び上がり、敵の背後に回り込むような軌道を描きます。
- メリット: 敵の攻撃判定を「高さ」でかわすことができる。
- 用途: 敵が大技を振ってきた瞬間に発動し、背後を取る。
- 特性: 人型の敵には背後を取りにくい場合があるが、大型の妖怪相手には絶大な効果を発揮する。
主力武技②:斬り独楽(きりごま)
「甘掛け」からの派生、あるいは単独で使用する高火力スキルです。体を独楽(コマ)のように回転させながら連続斬りを行います。
- メリット: ヒット数が異常に多く、属性蓄積値が高い。
- シナジー: 「甘掛け」で背後を取った直後に発動することで、全段が「背後ダメージボーナス」の対象となり、敵の体力をゴリゴリ削り取ります。
- 操作: エネミーステップ(踏みつけ)の後に即座に出すなどのテクニックを駆使することで、敵に反撃の隙を与えずに刻み続けることが可能です。
主力武技③:突進ガード(仮称:金剛突)
ガード判定を持ったまま突進攻撃を行う攻防一体の技です。 敵の攻撃が激しい乱戦時や、様子見から攻めに転じる際の初動として使用します。出が早く、ガードしながら間合いを詰められるため、被弾リスクを最小限に抑えられます。
「幻術」による属性付与のメカニズム
このビルドが「無限属性」と呼ばれる所以は、忍術スキルツリーにある「幻術」の使い方にあります。
使用する幻術
- 雷電化(らいでんか): 雷属性の範囲攻撃。敵の動作を遅くする。
- 猛炎化(もうえんか): 火属性の範囲攻撃。継続ダメージを与える。
- 幻術・五位の火など: 状況に応じて使い分ける。
必須パッシブスキル:幻術・纏い(まとい)
忍術スキルツリーにある**「幻術を使用した際、その属性を武器に付与する」**という効果を持つパッシブスキル(名称は作品により微調整が入りますが、同等の効果のもの)を必ずセットします。
運用のループ
- 敵の攻撃を回避、またはカウンターで「幻術(雷)」を使用。
- 敵に大ダメージ+雷やられを与える。
- 同時に、武器に「雷属性」がエンチャントされる。
- 効果が切れる前に、次は「幻術(火)」を使用。
- 武器が「火属性」に上書きエンチャントされる。
このサイクルを回すことで、お札や符を消費することなく、常に武器が光り輝いている状態を維持できます。さらに、雷と火という異なる属性を交互に叩き込むことで、最強の状態異常**「混沌(こんとん)やられ」**を敵に付与しやすくなります。
混沌やられの強さ 2種類以上の属性やられを同時に受けている状態。
- 被ダメージが1.5倍に増加。
- 気力回復速度が激減(妖怪は気力回復停止)。
このビルドは、息をするように敵を混沌状態に陥れることができるため、カタログスペック以上の殲滅力を発揮します。
体力6000以上を実現する「高耐久」の秘密
「忍び」や「軽装」と聞くと、紙装甲(防御力が低い)イメージを持つかもしれません。しかし、このビルドは重装兵並み、あるいはそれ以上のタフネスを誇ります。その秘密を解き明かします。
武家「藤堂(とうどう)」への所属
これだけは譲れない条件です。武家(クラン)は必ず「藤堂」を選択してください。
藤堂の加護
- 体力反映(剛): ステータスの「剛」の数値に応じて体力が上昇する。
- 装備の重さに応じてダメージボーナス: (今回は軽装メインなので恩恵は薄いが、一部重装を混ぜるなら有効)。
この「体力反映(剛)」の効果が凄まじく、ステータスを適切に振るだけで、体力が一気に3000近く跳ね上がります。基礎体力と合わせて6000オーバーを実現するには、藤堂への所属がマストです。
さらに、藤堂の家紋の加護を最大ランクまで上げると、剛1ポイントあたりのHP上昇量がさらに増え、最終的にはHP7000〜8000台も視野に入ります。
「剛」へのステータス振り
通常、忍び二刀や忍術ビルドでは「技」や「忍」を優先しますが、このビルドでは耐久確保のために「剛」にも厚く振ります。
- 技: 99(カンスト)。武器火力の確保。
- 忍: 99(カンスト)。忍術術力の確保。
- 呪: 30〜40。陰陽術の容量確保。
- 剛: 装備重量の調整+HP確保のため、余ったポイントを全て注ぎ込む。
この配分により、火力ステータスを妥協することなく、タンク役並みのHPを手に入れることができます。
陰陽術「護身符(ごしんふ)」の採用
物理的なHPだけでなく、魔法的なバリアも張ります。「護身符」は、一定量のダメージを完全に無効化するバリアを張る術です。 HP6000に加え、数千ダメージ分のバリアがある状態なので、高周回ボスの即死級攻撃を受けても「バリアが割れてHPが少し減る」程度で済みます。これにより、事故死率が劇的に低下します。
守護霊と妖怪技(魂代)の選定
戦術の幅を広げ、さらに「無限」の要素を補強するのが守護霊と魂代です。
メイン守護霊:天眼孔雀(てんげんくじゃく)
織田信長ゆかりの守護霊。このビルドにおいて天眼孔雀が最強とされる理由は2点あります。
- 変幻越頂(へんげんえっちょう): この独自能力により、構え(上・中・下)に応じてアムリタ吸収時に強力なバフがかかります。
- 上段:攻撃力アップ(非常に倍率が高い)
- 中段:防御力アップ
- 下段:気力回復速度アップ これらを維持することで、基礎スペックが段違いに強化されます。
- 属性攻撃で妖力加算: 幻術やエンチャント攻撃で属性ダメージを与えると、妖怪技の使用に必要な「妖力(アニマ)」がガンガン溜まります。
さらに、天眼孔雀には「守護霊技を使用した際、ランダムな属性を武器に付与する」という隠し効果に近い挙動があります。これも無限エンチャントの一助となります。
必須の魂代(妖怪技)
妖怪技は、攻撃のキャンセル、緊急回避、コンボのつなぎとして重要です。
| 魂代(妖怪名) | 効果・役割 |
|---|---|
| 砂かけ婆 | 必須枠。 陰陽術や忍術を当てるだけで敵を「目潰し」状態にする。敵の攻撃が当たらなくなり、一方的に殴れるようになる。 |
| 子泣き爺 | 使用すると防御力が極大アップ。「護身符」と合わせると要塞化する。被ダメージを気にせずゴリ押ししたい時に使用。 |
| 鎌鼬(かまいたち) | 巨大な竜巻を発生させる。ヒット数が多く、属性蓄積に優れる。発動時の無敵時間を利用した回避にも使える。 |
| 野晒し(のざらし) | 遠距離から強力な斬撃を飛ばす。近づけない敵への牽制用。 |
特に「砂かけ婆」の目潰し効果は強力です。高難易度のボスは攻撃力が高く危険ですが、目潰しが入れば攻撃の方向がデタラメになり、背後から「斬り独楽」を叩き込むチャンスが生まれます。
実践:立ち回りの完全フローチャート
装備とスキルが整ったら、実際の戦闘での立ち回りを確認しましょう。基本的には以下のフローをループさせます。
開幕~接敵
- バフがけ: 「護身符」「金剛符(防御アップ)」を使用。
- 接敵: 遠距離からクナイや手裏剣で敵を釣る、または「突進ガード」で間合いを詰める。
戦闘中(ループ)
- 初撃: 「幻術・雷電化」を発動。敵を感電(鈍足)させつつ、武器に雷属性を付与。
- ラッシュ: 鈍足になった敵に対し、「甘掛け」で背後に回り込み、「斬り独楽」や通常攻撃コンボを叩き込む。
- 属性変更: 敵の気力が切れそう、または雷やられになったら、即座に「幻術・猛炎化」または妖怪技を発動。
- 混沌付与: 火属性が付与され、敵が「混沌やられ」になる。ダメージが1.5倍に跳ね上がる。
- 追撃: 混沌中の敵に、さらに高火力の武技を連打。妖力が溜まったら「鎌鼬」などでさらに追撃&回避。
- 維持: 武器のエンチャントが切れそうになったら、再び幻術を使って更新。
ピンチの時
- 被弾: HP6000と護身符があるので即死はしません。落ち着いて回復薬を飲むか、妖怪技(変身タイプ)を使って無敵時間でやり過ごします。
- 気力切れ: 「一本だたら」や「真神」などの妖怪技を使えば、気力が回復するまでの時間を稼げます。
よくある質問と補足(Q&A)
Q1. 装備集め(厳選)はどこでやるのが効率的?
A. 「絵巻ミッション」または「奈落獄(深部)」がおすすめです。 特に「恩寵」付きの装備は、特定の階層やドロップルールが存在する場合があります。まずはドロップ率アップのオプションを積んで、敵を倒しまくるのが近道です。「優先ドロップ(装備中の防具)」のオプションを小物につけておくと、鳶加藤シリーズが集まりやすくなります。
Q2. 忍び二刀以外の武器でもこのビルドは使える?
A. 可能ですが、効率は落ちます。 鎖鎌や手甲なども手数が多く相性は良いですが、「忍術発揚」の効果や、特定の武技(斬り独楽など)の属性蓄積効率を考えると、忍び二刀が頭一つ抜けています。ただし、幻術メインで立ち回るなら、武器はあくまで「幻術発動のトリガー&妖力回収用」と割り切って、好きな武器を持つのも楽しみ方の一つです。
Q3. 操作が忙しそうで不安です。
A. 最初は「幻術」→「殴る」の繰り返しだけで十分です。 「甘掛け」や「背後取り」は慣れてきてからで構いません。HPが高く死ににくいため、練習する時間は十分にあります。まずは「幻術を使うと剣が光る!強い!」という感覚を楽しんでください。
Q4. 陰陽術(魔法)ビルドとの違いは?
A. 「即効性」と「物理火力」です。 陰陽術ビルドは強力ですが、詠唱時間が必要だったり、術力依存のダメージがメインになりがちです。このビルドはあくまで「近接物理攻撃」が主体であり、幻術はあくまでサポーター(兼ダメージソース)です。刀で敵を斬り刻む爽快感はこちらの方が上でしょう。
まとめ
今回紹介した「無限属性付与・高耐久忍び二刀ビルド」は、仁王3における攻防の完成形の一つと言えます。
- 幻術ループによる無限エンチャントで、常に最大火力を維持。
- 稲荷7+鳶加藤5のセット効果で、ダメージ倍率を底上げ。
- 藤堂の加護と護身符で、HP6000オーバーの不沈艦を実現。
- 天眼孔雀と妖怪技で、リソースを循環させ続ける。
この4点が噛み合った時、あなたは戦場を支配する「嵐」となります。高難易度ミッションで詰まっている方、ワンパン死に疲れた方は、ぜひこのビルドを試してみてください。世界が変わるはずです。
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。




















