編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、仁王3の序盤〜中盤の難所であるボス「馬場信春」の幻影攻撃や、不規則なタイミングの大技に苦戦し、落命を繰り返していることだと思います。
「何度やっても攻撃のタイミングが掴めない」「残像に惑わされて被弾してしまう」という悩みは、多くのプレイヤーが抱える共通の壁です。
この記事を読み終える頃には、馬場信春の攻撃パターンの見極めができ、大技返しのタイミングをマスターして、スムーズに討伐できるようになっているはずです。
- 最大の脅威である「幻影(残像)攻撃」の見極め方を徹底解説
- 上段構えを活用した効率的な気力削りの立ち回り
- 3連撃と大技(赤オーバ)への対処法とカウンターのコツ
- 安全地帯と危険なポジションの理解で被弾を減らす
それでは解説していきます。
強敵「馬場信春」の特徴と攻略の基本方針
仁王3において、プレイヤーの前に立ちはだかる猛将「馬場信春」。 彼は武田四天王の一人として知られ、史実でも「不死身の鬼美濃」と恐れられた猛者です。 本作においてもその異名に恥じない、非常に厄介な特性を持っています。
まず、攻略の全体像として押さえておくべきは、彼の攻撃が単なる物理攻撃にとどまらず、「幻影(残像)」を用いた撹乱を主軸にしている点です。
幻影攻撃への対処が勝敗を分ける
馬場信春との戦闘において、最もプレイヤーを苦しめるのが「幻影攻撃」です。 通常のボスであれば、敵が腕を振り上げれば攻撃が来ると判断できます。
しかし、馬場信春は残像を発生させ、本体の攻撃タイミングを微妙にずらしたり、残像に攻撃判定を持たせてこちらのガードや回避のタイミングを狂わせてきます。
この幻影に惑わされて回避を早まってしまうと、直後に来る本体の重い一撃を食らってしまいます。 基本方針としては、**「目で見て反応するのではなく、リズムとパターンで覚える」**ことが重要になります。 特に初見時は、無理に攻撃を差し込もうとせず、ガードを固めて相手のフェイントを見極める時間を作ることを強く推奨します。
「気力削り」を最優先する立ち回り
仁王シリーズ共通の攻略法ですが、特に馬場信春に対しては**「気力(スタミナ)」を削りきること**が攻略の鍵となります。
彼の攻撃は激しいですが、攻撃後の隙や、気力が尽きた状態(息切れ)の隙は比較的大きめに設定されています。 ここを逃さずに畳み掛けることができるかが、長期戦を避けるポイントです。
推奨される戦術は、攻撃力の高い「上段構え」を積極的に使用し、相手のガードの上からでも強引に気力を削っていくスタイルです。 下段や中段でちまちまと体力を削るよりも、一気に気力を枯渇させて「組み討ち」や連続コンボを入れる方が、結果的に安全かつ短時間で撃破できます。
装備とアイテムの準備
戦闘に入る前に、以下の準備を整えておくことで勝率がグッと上がります。
| 項目 | 推奨内容 | 理由 |
|---|---|---|
| 武器種 | 大太刀、手甲、斧 | 気力削り性能が高く、上段攻撃が強力なため。 |
| 守護霊 | 猛(赤)or 幻(紫) | 敵の攻撃パターンに合わせて特技(カウンター)を合わせやすいため。 |
| 忍術 | 変わり身の術 | 不意の即死級コンボを受けた際の保険として必須。 |
| 陰陽術 | 結界符、遅鈍符 | 常世祓いの自動化と、敵の速度低下による幻影見極めの補助。 |
特に「遅鈍符」は、高速で繰り出される幻影攻撃の本体を見極めるための練習用として非常に有効です。 動きが遅くなれば、どれが残像でどれが実体か、冷静に観察することができます。
馬場信春の主要攻撃パターン徹底解析
ここでは、馬場信春が繰り出してくる主要な攻撃パターンを一つずつ紐解き、具体的な対処法を解説します。 敵の動きを予知できるようになれば、恐怖心はなくなります。
基本となる「3連撃」の捌き方
戦闘中、最も頻繁に使用してくるのが刀(または槍などの武器)を用いた3連撃です。 これは一見すると単調な攻撃に見えますが、実はプレイヤーの回避狩りを狙った絶妙なディレイ(遅延)が含まれていることがあります。
- 1撃目: 早い振り下ろし
- 2撃目: 横薙ぎ(範囲が広い)
- 3撃目: 踏み込みながらの強力な突き、または叩きつけ
多くのプレイヤーは1撃目、2撃目を回避したあと、反撃しようとして3撃目を被弾します。 この3連撃は**「完全に養分(チャンス)」**と捉えるべきです。
対処法: 1撃目と2撃目はガードで凌ぐのが最も安定します。無理に回避して気力を消費するより、ガードで耐えて3撃目の終わりを待ちます。 3撃目をガード、あるいは前ステップで懐に潜り込むように回避した後が、こちらの攻撃チャンスです。 ここで上段攻撃を一発叩き込み、すぐに残心で気力を回復しましょう。
脅威の「幻影突進」とタイミング
距離が離れていると使用してくることが多いのが、幻影を纏った突進攻撃です。 姿がブレた瞬間に突っ込んでくるため、反応が遅れると大ダメージを受けます。
対処法: この攻撃は、横方向への回避判定がシビアです。 タイミングを合わせて「前方向」に回避することで、すれ違いざまに背後を取れる場合があります。 もしタイミングに自信がない場合は、ガードを固めたまま横移動し、ガードの上から受け止める覚悟でいる方が安全です。 直撃するよりは、気力が削られるだけで済みます。
尻尾攻撃の警戒エリア
馬場信春が妖怪化、あるいは異形化した形態で戦う場合、背後に回ると「尻尾」によるなぎ払い攻撃を行ってくることがあります。 「背後が安全だ」と思い込んで攻撃を続けていると、予備動作の少ないこの攻撃で吹き飛ばされます。
対処法: 敵の背後(バックアタック)を取ること自体は有効ですが、**「深追いは禁物」**です。 2〜3発攻撃を入れたら、すぐに側面に移動するか、ガードをして様子を見ましょう。 尻尾が見えたら、即座にガード、もしくはバックステップで距離を取ります。 この攻撃は発生が早いため、見てから回避するのは困難です。「背後にいる時は来るかもしれない」と予測しておくことが重要です。
ガード不能の「掴み攻撃」
ボスの手が白黒のモヤ(常世の気配)を纏い、予備動作として大きく身を引いたり、構えを変えたりした時は「掴み攻撃」の合図です。 これはガード不能攻撃であり、食らうと大ダメージと共に強制ダウン、あるいは体力を吸収される演出が入ります。 高難易度ミッションでは、これ一発で落命することもあります。
対処法: ガードは無意味なので、**「後ろ回避(バックステップ)」**一択です。 横回避だと、掴みの誘導性能に引っかかって吸い込まれてしまうことがあります。 距離を大きく離すことで回避し、敵が空振りした硬直に遠距離攻撃やダッシュ攻撃を叩き込みましょう。
攻略の要!「大技(赤オーバ)」のカウンタータイミング
仁王シリーズの醍醐味である「特技(大技返し)」。 馬場信春戦において、これを決められるかどうかが難易度を劇的に変えます。 彼の大技は威力が高い反面、予備動作が大きく、カウンターのタイミングさえ覚えれば最大の攻撃チャンスに変わります。
足を上げた瞬間を見逃すな
馬場信春の代表的な大技の一つに、片足を高く上げ、そこから強力な衝撃波や踏みつけを行うモーションがあります。 全身が赤く光り、「ブォン」という独特の効果音が鳴った時が合図です。
カウンター(特技)のタイミング:
- 猛(ブルート)タイプ: 赤く光ったのを確認したら、即座にR2+〇ボタンで殴りかかります。敵の攻撃が出る前に強引に潰すことができます。馬場信春のこの技は発生がやや遅いため、猛タイプが最も安定してカウンターを取れます。
- 迅(フェラル)タイプ: 足を上げ、振り下ろしてくる瞬間に向かって突進するように発動します。残像を残して回避しつつカウンターを取ります。
- 幻(ファントム)タイプ: 攻撃が当たる直前に発動し、ジャストガードの要領で弾きます。タイミングがシビアですが、成功すれば隙も小さいです。
初心者の方には、タイミングを合わせやすい**「猛」タイプ**の守護霊をセットしておくことを強くおすすめします。 「光ったら殴る」というシンプルな思考で対処できるため、パニックになりにくいです。
武器を振りかぶった時の対処
もう一つの大技パターンとして、武器を大きく上段に振りかぶり、溜めてから叩きつける攻撃があります。 これも同様に赤く光りますが、こちらは「溜め」の時間が長いため、焦ってカウンターを早く出しすぎると空振りするリスクがあります。
タイミングのコツ: 敵が武器を頂点まで振り上げ、**「動きが一瞬止まった」**と感じた直後に特技を発動しましょう。 ここでも、やはり攻撃判定が出る前に潰せる「猛」タイプが有利ですが、距離が離れている場合は「迅」タイプで懐に飛び込むのも有効です。
この大技返しに成功すると、敵の気力上限を大きく削ることができ、ダウン状態や組み討ち可能な状態に持ち込めます。 まさに「ピンチはチャンス」の瞬間です。 失敗を恐れずに積極的に狙っていきましょう。
実践的立ち回り:上段構えで気力を削り切れ
ここからは、実際の戦闘の流れに沿った具体的な立ち回りを解説します。 「守り」だけでなく、どのタイミングで「攻め」に転じるべきかを理解しましょう。
序盤:様子見とパターンの把握
戦闘開始直後は、まず相手との距離を中距離に保ちます。 いきなり突っ込むと、開幕の幻影攻撃の餌食になりやすいです。 常にガードボタン(L1)を押したまま移動し、不意の遠距離攻撃や突進に備えます。
相手が3連撃を空振りしたり、こちらがガードしきった直後に、上段構えの速い攻撃(□ボタン)を一発入れます。 欲張ってコンボを繋げようとせず、「一発当てて離れる」ヒット&アウェイを徹底してください。
中盤:気力を削ってラッシュをかける
徐々に相手の行動パターンが見えてきたら、攻撃の頻度を上げます。 特に有効なのが、以下の流れです。
- 敵のコンボ終わりを狙う。
- 上段構えの武技(例:大太刀の「雪月花」や手甲の連撃など)を叩き込む。
- 妖怪技(一本だたら、夜刀神など気力削りが強いもの)をキャンセルで発動し、さらに気力を削る。
相手の気力ゲージ(紫色のバー)が点滅し始めたら、あと一押しです。 ここで手を緩めず、手裏剣やクナイなどの飛び道具も交えて気力回復を阻害しましょう。
終盤:常闇(とこやみ)状態の攻略
ボスの体力が減るか、気力が尽きて回復行動をとると、周囲がモノクロになる「常闇」状態を展開します。 この状態ではこちらの気力回復速度が激減し、逆に敵は強化されます。 ここで焦って攻めると、あっという間に気力切れ(喘ぎ状態)になり、落命します。
常闇対策:
- 無理に攻めない: 常闇は時間経過、またはボスの気力を再度削り切ることで解除されます。自信がない場合は、逃げに徹して時間切れを待つのも立派な戦術です。
- 御神水を使う: 気力回復速度を上げるアイテムを使用して、デメリットを相殺します。
- 妖怪化する: こちらも妖怪化(〇+△)すれば、常闇の影響を受けずに一方的に攻撃できます。ボスの残り体力が3割以下なら、ここで妖怪化して勝負を決めるのがベストです。
武器種別攻略アドバイス
使用している武器によって、馬場信春に対する相性や立ち回りが若干異なります。 主要な武器種ごとのワンポイントアドバイスをまとめました。
刀・二刀の場合
機動力を活かし、背後を取りやすい武器種です。 しかし、一撃が軽いため、気力削りに時間がかかります。 「蹴り」や「剣気」などの気力ダメージが高い武技をコンボに組み込むことが必須です。 また、二刀の「心眼」スキルがあれば、幻影攻撃の回避が成功した際に攻撃力バフがかかるため、非常に相性が良いと言えます。
槍・大太刀の場合
リーチの長さを活かし、相手の攻撃範囲外からチクチクと攻撃できます。 特に大太刀は、上段攻撃がガードの上からでも相手を崩しやすい特性があるため、馬場信春戦では特におすすめです。 「巴吹雪」などの広範囲技で、幻影ごと本体を巻き込む戦法も有効です。
手甲・旋棍の場合
インファイト(超近距離)を得意とする武器です。 密着することで、逆に相手の長柄武器の判定内側に潜り込める場合があります。 手甲の「連綿」を繋げて攻撃力を上げ続け、息つく暇を与えずに殴り続けることができれば、何もさせずに勝つことも可能です。 ただし、掴み攻撃には細心の注意が必要です。密着している分、反応が遅れると確実に捕まります。
まとめ
馬場信春は、一見すると不規則で理不尽な攻撃をしてくる強敵ですが、その行動には明確な「法則」があります。 幻影はあくまで目くらましであり、本体の動きを冷静に見れば必ず隙が存在します。
最後に、今回の攻略ポイントを再確認しましょう。
- 3連撃はガードで耐え、終わりの隙を狙う。
- 幻影攻撃はリズムで覚え、早すぎる回避をしない。
- 大技(赤オーバ)は「猛」タイプの特技で強引に潰すのが安定。
- 上段構えを活用し、体力よりも気力を削ることを優先する。
「死にゲー」と呼ばれるジャンルにおいて、強敵に勝てない時間は苦しいものですが、相手の動きを見切り、完封して倒した瞬間の達成感は何物にも代えがたい体験です。 もし一度で勝てなくても、諦めずに「今の死因は何だったか?」を分析してみてください。 必ず突破口は見つかります。
この記事が、あなたの仁王3攻略の一助となれば幸いです。 武運を祈ります!
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。特に「死にゲー」ジャンルへの造詣が深く、フレーム単位での検証を行うことも。




















